JP5561110B2 - 多層配線体の構造および製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、層間接続を有する多層配線体の構造とその製造方法に関する。
半導体パッケージなどに用いられる多層高密度配線は、様々な方法により配線間接続が行われていた。代表的な構造としては、図20に示すような、特許文献1に記載の配線構造とその製造構造などがある。
特許文献1に記載の回路基板は、図20に示すように、表面に複数の導電パッド105が設けられるコア回路板101を備えており、コア回路板101の表面には第一誘電層102が形成されている。第一誘電層102の表面には、さらに導電回路106を内包する第二誘電層103が形成されている。そして導電回路106は、導電ビア103を介して導電パッド105と電気的に接続している。
一方、特許文献2には、導電性フィラーが含んだ樹脂である導電性ペーストを用いた配線基板が記載されている。上記の配線基板は、少なくとも樹脂を含有する絶縁基板と配線層とが積層されている。そして配線層間を電気的に接続するために絶縁基板内に導電性ペーストを充填して形成したビアにより接続を行う。
特開2007−324559号公報 特開2005−71825号公報
特許文献1及び特許文献2に記載されている多層配線は、多層化を行う際に配線層を覆う絶縁層を形成した後に、絶縁層に対して所望の位置に上下層間をつなぐためのビアをレーザ等で穿ち、導電部を形成する必要があった。
しかし基板に設けられた穴に導電性樹脂などを充填してビアを形成する際に、空気が入り込むのを防止するためにビア中の空気を抜く必要がある。その結果、真空中での印刷が必要になるなど、工程増、コスト高につながるという問題があった。
本発明の目的は、上述した課題を解決する多層配線基板を提供することにある。
本発明に関する多層配線体は、基材上に形成された第1配線と、第1配線と、第1配線の上層に形成された第2配線とを接続する層間接続部と、基材上に形成され層間接続部を中心として開口を設けた第1絶縁層と、層間接続部を中心として周囲に1つあるいは複数のパターンとして形成され、少なくとも一部を開口内に設けている第2絶縁層とを備え、第2配線は前記層間接続部と第1絶縁層上に形成されていることを特徴とする多層配線体。
本発明による多層配線体は、多層配線における層間導電路を、簡便な印刷工程により作製することができる。
第1の実施形態における多層配線体を示す平面図および断面図である。 特許文献2の基板を示す平面図および断面図である、 第2の実施形態における多層配線体を示す平面図および断面図である。 第2の実施形態における多層配線体を示す平面および断面図である。 第2の実施形態における多層配線体を示す平面および断面図である。 第2の実施形態における多層配線体の変形例を示す平面図および断面図である。 第2の実施形態における多層配線体の変形例を示す平面図および断面図である。 第3の実施形態における多層線体を示す平面図および断面図である。 第4の実施形態における製造方法の工程を示す平面図および断面図である。 第4の実施形態における製造方法の工程を示す平面図および断面図である。 第4の実施形態における製造方法の工程を示す平面図および断面図である。 第4の実施形態における製造方法の工程を示す平面図および断面図である。 第5の実施形態における製造方法の工程を示す平面図および断面図である。 第5の実施形態における製造方法の工程を示す平面図および断面図である。 第5の実施形態における製造方法の工程を示す平面図および断面図である。 第6の実施形態における製造方法の工程を示す平面図および断面図である。 第6の実施形態における製造方法の工程を示す平面図および断面図である。 第6の実施形態における製造方法の工程を示す平面図および断面図である。 第6の実施形態における製造方法の工程を示す平面図および断面図である。 特許文献1に関する回路版の断面図である。
〔第1の実施形態〕以下に、本発明を実施するための好ましい形態について図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい限定がされているが、発明の範囲を以下に限定するものではない。
〔構造の説明〕本実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本実施形態における多層配線体10の平面図および断面図である。本実施形態における多層配線体10は、基材1と第1配線2と第2配線3と、第1絶縁層4と、第2絶縁層5とを備えている。
第1配線2は、基材1上に形成されている。また第1絶縁層4は、第1配線2の少なくとも一部を覆い、基材1上に形成されている。そして第1絶縁層4は、基材1と第1配線2とに接着している。
第1絶縁層4は、基材1上に開口4aを有している。第1配線2の一部は、開口4a内に露出しており、層間接続部6となっている。第1配線2は、開口4a内部の層間接続部6において、上層の第2配線3と電気的に接続している。
開口4aは、第1配線2と第2配線3とが接続する層間接続部6を中心とした形状である。第2絶縁層5の少なくとも一部は開口4a内に設けられており、層間接続部6を中心として周囲に1つ、あるいは独立した複数のパターンとして、基材1上に形成されている。なお第2絶縁層5は、第1配線2の一部を覆うように形成されていてもよい。第2配線3は、層間接続部6と電気的に接続し、第1絶縁層上に形成されている。なお開口4aの、形状は特に限定されず、楕円形、半円形などとしても良い。
〔作用・効果の説明〕絶縁層を介して積層された2つの配線の層間接続を行う場合、図2に示すようにレーザなどで開けた穴に、マスク12を介して導電性樹脂を充填し、ビアを形成する方法がある。しかし、特許文献1または2などで行われている図2に示す方法では、マスク12の開口面積と第1絶縁層4の開口面積が同径で、かつ、マスク上のペースト量が第1絶縁層4の開口面積と比較して非常に大きいため、印刷時にビア表面が一気に塞がれ、所定の印刷方向(ペースト充填方向)から導電性樹脂を充填する際に空気20の逃げ場がない。そのため、導電性樹脂を底まで充填できずビア中に空気が残ってしまうという問題があり、ビアの導電性樹脂の充填性を上げるためには、導電性樹脂の充填を真空中で行う必要があった。
しかし本実施形態は、図3に示すように第2絶縁層5が層間接続部6を中心として周囲に1つ、あるいは独立した複数のパターンで形成している。そのため、マスク12の開口面積と比較して、第1絶縁層4の開口面積が十分に大きく、空気の逃げ場を確保できる。加えて、マスク12と第1絶縁層4との間にわずかに隙間が生じる。その結果、マスク12を介して層間接続部6を導電性樹脂の印刷により形成した場合、導電樹脂中の空気20は矢印で示すように第2絶縁層5のパターンと基材1とマスク12との隙間から、マスク12と第1絶縁層4の隙間へと抜ける。従って、導電性樹脂の充填を真空中で行う必要がなくなる。また本実施形態における多層配線体10は、レーザでビアホール形成して層間接続を行う必要もなく、導電性樹脂の印刷という簡便な方法で作製することができる。
〔第2の実施形態〕本実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図4から図6は、それぞれ本実施形態における多層配線体10の平面図および断面図である。
〔構造の説明〕本実施形態は、第1の実施形態における第2絶縁層5が、第1絶縁層4における開口4aの端部に跨って形成されている。それ以外の構造、接続関係は、第1の実施形態と同様であり、基材1と第1配線2と第2配線3と、第1絶縁層4と、第2絶縁層5とを備えている。
第1配線2は、基材1上に形成されている。また第1絶縁層4は、第1配線2の少なくとも一部を覆い、基材1上に形成されている。そして第1絶縁層4は、基材1と第1配線2とに接着している。
第1絶縁層4は、基板1上に開口4aを有している。第1配線2の一部は、開口4a内に露出しており、層間接続部6となっている。第1配線2は、開口4aの内部の層間接続部6において、上層の第2配線3と電気的に接続している。
開口4aは、第1配線2と第2配線3とが接続する層間接続部6を中心とした形状である。開口4aの内部には、第1配線2の層間接続部6だけではなく、第2配線3とは接続しない他の第1配線2b(第1配線と電気的に独立する配線)の一部が露出していてもよい。なお図4では、第1絶縁層の開口4aを円形としているが、形状は特に限定されず、楕円形、半円形などとしても良い。
第2絶縁層5は、第1絶縁層4の開口4aの端部を跨ぎ、第1絶縁層4と基材1に接着して形成されている。なお、第1配線2が形成されている部分に設けられた第2絶縁層5は、開口4aと第1配線2とを跨ぎ、第1絶縁層4、第1配線2、基材1上に接着して形成される。第2絶縁層5は、開口4a内に露出している第1配線2b(第1配線と電気的に独立する配線)を覆うように形成している。そして第2配線3の少なくとも一部は、第2絶縁層5上に形成されている。
また第2絶縁層の膜厚は、第1絶縁層の膜厚より大きいことが望ましいが、膜厚が小さくても図5のように、第1絶縁層4上に少なくとも一部がかかるように形成されていればよい。なお第2絶縁層5は、複数形成されており、第1配線2aの層間接続部を中心として四方に独立したパターンとして形成されている。
図4において、第2絶縁層5の形状は矩形で記載されているが、特に限定されない。例えば図6に示すように、第2絶縁層5は独立したパターンではなく、コの字型の形状としても良い。この時、開放する辺は第1配線2のパターンに合わせて第1配線2b(第1配線と電気的に独立する配線)の少ない位置に持ってくることが望ましい。なお開放する辺から閉じた辺の方向に向けて印刷を行ったとしても、空気は開放する辺の側から抜けていく。
また第2絶縁層5は、第1配線2のパターンによっては、層間接続部6の四方に配置する必要はない。つまり第2絶縁層5は、図7に示すように2箇所や、1箇所或いは3箇所としても良い。第2絶縁層5が、層間接続部6を挟んで対向する間隔は、層間接続部6のサイズに合わせてできる限り小さくすることが望ましく、100μm以下が望ましい。
次に、多層配線体10を構成する部材について述べる。
基材1の材質は特に限定はされず、ガラスエポキシ、紙フェノールなどの基板材料や、またポリイミド、PET、PEN等の樹脂フィルム、ガラス、紙なども用いることができる。配線や絶縁層に熱硬化性の材料を用いる場合には、これら材料のキュア条件に対する耐熱性をもつ材料を選定する必要がある。
第1配線2および第2配線3は、導電性ペーストにより構成され、少なくとも樹脂と導電性フィラーを含み、印刷により形成可能である。導電性ペーストに用いる樹脂は、特に限定はされないが、エポキシ、フェノール、アクリル、ポリエステル、ポリウレタン、シリコーンなどを用いることができる。
また導電性フィラーの材質も特に限定されないが、銀、金、銅、ニッケル、パラジウム、白金いずれかの単一金属或いは合金、もしくは銅、銅合金、ニッケル、ニッケル合金などを銀で被覆したものを用いるのが好ましく、これらのうちのいずれか1つ或いは複数の組合せからなることが望ましい。
フィラー形状も特に限定されないが、球状、燐片状、針状のいずれか1つ或いは複数の組合せからなることが望ましい。また、金属粒子の粒子径は、サイズが大きすぎると印刷性の悪化を招くため5μm以下が望ましい。
また、粒度分布のピークは1つである必要は無く、例えばミクロンオーダの金属粒子と100nm以下の金属微粒子をともに含有しても良い。ナノサイズの金属は低温で融着する性質があり、これにより導電性粒子間の接触を金属結合とすることで低抵抗化を実現できる。なお、導電性粒子として、金属以外に導電性カーボン粒子、カーボンファイバー、カーボンナノチューブを含むこともできる。
第1絶縁層4、第2絶縁層5の樹脂の材質は特に限定されないが、印刷により形成可能なエポキシ、アクリル、フェノール、シリコーン、ポリエステル、ポリウレタン、ポリイミド、ポリアミドのいずれか1つ或いは複数の組合せからなることが望ましい。この時、樹脂にはシリカ、アルミナ等の絶縁性微粒子を含有させることが望ましい。このような微粒子を用いて粘度を適正に調製することで、印刷時のダレを抑制することができる。
〔作用・効果の説明〕絶縁層を介して積層された2つの配線の層間接続を行う場合、図2に示すようにレーザなどで開けた穴に、マスク12を介して導電性樹脂を充填し、ビアを形成する方法がある。しかし、特許文献1または2などで行われている図2に示す方法は、所定の印刷方向から導電性樹脂を充填する際に空気の逃げ場がないため、底まで充填できずビア中に空気が入ってしまう問題があった。そのため、ビアの導電性樹脂の充填性を上げるためには、導電性樹脂の充填を真空中で行う必要があった。
しかし本実施形態は、図3に示すように第2絶縁層が層間接続部6を中心として周囲に1つ、あるいは独立した複数のパターンで形成している。そのためマスク12を介して層間接続部6を導電性樹脂の印刷により形成した場合、導電樹脂中の空気は第2絶縁層のパターン同士の隙間から抜けるため、真空中での充填を行う必要がない。そのため本実施形態における多層配線体10は、レーザでビアホール形成して層間接続を行う必要もなく、導電性樹脂の印刷という簡便な方法で作製することができる。
一般的に導電性樹脂の印刷を行う際、層間接続部以外を絶縁層で覆うベタ印刷が必要であった。ベタ印刷では、導電性樹脂の吐出面積が大きいことから、被刷体と版との版離れを著しく損ねてしまう。また、導電性樹脂の吐出量が多いために、版への裏周りが起きやすく、直径100μm以下のビア状の微細な抜きパターンを形成するのが不可能であった。
しかしながら、本実施形態における第2絶縁層5は、矩形や円形もしくは線などの形状であり、層間接続部6を介して対向する第2絶縁層5の間隔は、100μm以下で形成されている。
第2絶縁層5は、層間接続部6を挟んだ対向して配置される間隔を100μm以下とすることで、実質の絶縁層の開口径を100μm以下とすることができる。その結果、層間接続部6は、レーザやフォトリソグラフィによるビア明け工程によらず、印刷のみで微細な層間接続部6が形成可能となる。上記構造により、第1配線2の層間接続部6から、第2絶縁層5の表面を通る第2配線3が形成される。
また本実施形態における多層配線体10は、第2絶縁層5を第1絶縁層4の開口端を跨いで基材1上に形成することで、第2絶縁層5と基材1、また第2絶縁層5と第1絶縁層4との接触面積が増加し、強固に接着することができ信頼性が向上する。また図6において、第2絶縁層5は第1配線2の層間接続部表面6に掛かっていないが、一部を被せて形成することも可能である。
本実施形態の2層配線構造体を積層することで、2層以上のより多層な配線構造体を得ることが可能である。また、通常の両面或いは多層基板の表層配線を第1配線2として、第1絶縁層4、第2絶縁層5、第2配線3を形成し、所望の層数で積層して、多層配線構造体を得ることも可能である。
また、第2絶縁層5は、開口4a内に露出している第1配線2b(第1配線と電気的に独立する配線)を覆うように設けられており、第2配線3の少なくとも一部は、第2絶縁層5上に形成されている。上記構成により、第1配線2bを第2配線3の近傍に配置したとしても、両者が短絡することを防ぐことができ、高密度な配線を形成することができる。
以上述べた構造により、絶縁層を印刷工程のみで作製した場合にも、比較的微細な層間接続部6の作成が可能になるともに、第1配線2bと第2配線3との短絡を防止することができる。これらの効果により、安価で高信頼性な多層配線体10の提供が可能となる。なお、製造方法の詳細については、後述する。
〔第3の実施形態〕次に、本実施形態について図面を用いて説明する。図8は、本実施形態における多層配線体構造の平面図と断面図である。
〔構造の説明〕第2の実施形態に示した構造では、第1絶縁層4の上に複数の第2絶縁層5が形成されているが、本実施形態では第2絶縁層5上に第1絶縁層4が形成された構造である。それ以外の構造、接続関係は、第1の実施形態と同様であり、基材1と第1配線2と第2配線3とを備えている。
第1配線2は、基材1上に形成されている。そして第1配線2の少なくとも一部は、第2絶縁層5に覆われている。つまり、第2絶縁層5の少なくとも一部は、第1配線2上に形成している。また第1絶縁層4は、基材1、第1配線2、および第2絶縁層5上に跨って形成されている。
第1絶縁層4は、基材1上に開口4aを有している。第1配線2の一部は、開口4a内に露出しており、層間接続部6となっている。第1配線2は、開口4aの内部の層間接続部6において、上層の第2配線3と電気的に接続している。
開口4aは、第1配線2と第2配線3とが接続する層間接続部6を中心とした形状である。開口4aの内部には、第1配線2の層間接続部6だけではなく、第2配線3とは接続しない他の第1配線2b(第1配線と電気的に独立する配線)の一部が露出していてもよい。なお図4では、第1絶縁層の開口4aを円形としているが、形状は特に限定されず、楕円形、半円形などとしても良い。
開口4a端部の少なくとも一部は、第2絶縁層5上に形成している。つまり、第2絶縁層の膜厚は、第1絶縁層の膜厚より小さく、第2絶縁層5は、第1絶縁層4の開口4aの端部を跨ぐように、基材1上もしくは、基材1上と第1配線2に跨って形成している。また第2絶縁層5は、複数形成されており、第1配線2aの層間接続部6を中心として四方に独立したパターンとして形成されている。
また第2絶縁層5は、図6に示すように、独立したパターンではなく、コの字型の形状としても良い。この時、開放する辺は第1配線2のパターンに合わせて第1配線2bの少ない位置に持ってくるのが望ましい。
〔作用・効果の説明〕本実施形態は、層間接続部6を導電性樹脂の印刷により形成した場合、導電樹脂中の空気20は、マスク12(図示しない)と基材1の隙間と、第2絶縁層5のパターンの隙間とへ逃げる。従って、真空中で充填を行う必要がなくなる。また本実施形態における多層配線体10は、レーザでビアホール形成して層間接続を行う必要もなく、導電性樹脂の印刷という簡便な方法で作製することができる。
第2絶縁層5は、層間接続部6を挟んだ対向して配置される間隔を100μm以下とすることで、実質の絶縁層の開口径を100μm以下とすることができる。その結果、層間接続部6は、レーザやフォトリソグラフィによるビア明け工程によらず、印刷のみで多層配線形成が可能となる。上記構造により、第1配線2の層間接続部6から、第2絶縁層5の表面を通る第2配線3が形成される。
また本実施形態における第1絶縁層4の開口端は、第2絶縁層5上に形成されている。上記構造により、第2絶縁層5と基材1、また第2絶縁層5と第1絶縁層4との接触面積が増加し、強固に接着することができ信頼性が向上する。また図6において、第2絶縁層5は第1配線2の層間接続部表面6に掛かっていないが、一部を被せて形成することも可能である。
第1絶縁層4の開口や第2絶縁層5の形状が限定されないのは、第1の実施形態と同様である。また、基材、配線、絶縁層の材質が特に限定されないのも第1の実施形態と同様である。さらに、図には示さないが、表層の配線を保護するため、最表層の所望の部分を絶縁層で覆うことで信頼性が向上するのも同様である。
また第2絶縁層5は、開口4a内に露出している第1配線2b(第1配線と電気的に独立する配線)を覆うように設け、第2配線3の少なくとも一部は、第2絶縁層5上に形成されている。上記構成により、第1配線2bを第2配線の近傍に配置したとしても、両者が短絡することを防ぐことができ、高密度な配線を形成することができる。
以上述べた構造により、絶縁層を印刷工程のみで作製した場合にも、比較的微細な層間接続部6の作成が可能になるともに、第1配線2bと第2配線3との短絡を防止することができる。これらの効果により、安価で高信頼性な多層配線体10の提供が可能となる。
〔第4の実施形態〕本実施形態における多層配線体10の製造方法について、図9から図12を用いて説明する。
まず図9に示すように、配線および絶縁層が印刷可能な基材1を用意する。この基材1上に導電性ペーストを用いた印刷工法にて第1配線2を形成する。
印刷工法は特に限定されないが、厚膜可能で比較的微細印刷が可能な、孔版を用いたスクリーン印刷が望ましい。この他、凸版印刷、凹版印刷、これらのオフセット印刷やインクジェット法を用いることができる。
次に、図10に示すように、第1配線2を覆うように第1絶縁層4を基材1上に、同様の印刷法を用いて形成する。次に第1絶縁層4に、第1配線2が第2配線3と接続する層間接続部6を中心とした開口4aを形成する。
開口4a内には、第1配線2の層間接続部6だけはなく、第2配線3と接続しない第1配線2b(第1配線と電気的に独立する配線)の一部も露出していてもよい。開口4aのサイズは、層間接続部6のサイズに合わせて決定すればよいが、スクリーン印刷法を用いて第1絶縁層4を形成する場合には、少なくとも直径100μm以上、より好ましくは直径200μm以上の開口であることが好ましい。
なお図10では、第1絶縁層4の開口4aは円形としているが、形状は特に限定されない。印刷法は配線と同じく特に限定はされないが、前記下層配線の形成方法と同一の工法とすることで設備投資を抑制することができる。
次に、図11に示すように、第1絶縁層4の開口4aを跨ぐように第2絶縁層5を印刷により形成する。第2絶縁層5は、第1配線2の層間接続部6を中心として四方に独立したパターンとして形成される。基材1上における第2絶縁層5の膜厚は、第1絶縁層4より大きい。
第2絶縁層5は、第1絶縁層の開口4aを跨ぐとともに、第2配線3と接続する第1配線2の少なくとも一部を覆って形成する。一方、第2絶縁層5は、第2配線3と接続しない第1配線2bの表面を全て覆って形成してもよい。また第2絶縁層5は、層間接続部6を介して対向する第2絶縁層5との距離を100μm以下とする。
次に、図12に示すように、第1配線2の層間接続部6から、第2絶縁層5の表面を通るように第2配線3を印刷により形成する。この時、印刷法が限定されないのは下層配線と同様である。なお第2配線3の少なくとも一部は、第2絶縁層5上に形成を行う。
〔効果の説明〕以上の工程により、図4にて示した多層配線体10の基本構造が作製される。レーザビアを用いて第1配線2と第2配線3との層間接続6を導電性樹脂等により形成する場合、図2に示すようにビアへの導電性樹脂の充填性を上げるためにビア中の空気を抜く必要があり、真空中での充填が必要であった。
本実施形態における製造方法では、第2絶縁層5が層間接続部6を中心として四方に独立したパターン、もしくはコの字状のパターンとなっているため、図3のように導電性樹脂印刷時にはパターン同士の隙間から空気が抜け、真空中での充填が必要なくなる。また、第2絶縁層5は、層間接続部を介して対向する距離が100μm以下であるため、導電性樹脂の印刷という簡便な方法で微細な層間接続部6を形成することができる。
第2絶縁層5、第1絶縁層4の開口4aを跨ぐことで、第2絶縁層5の下地(基材1、第1絶縁層4)との接触面積が増加し、強固に接着することができ、信頼性が向上する。印刷法は第1絶縁層4と同じく特に限定はされないが、第1配線2や第1絶縁層4の形成方法と同一の工法とすることで設備投資を抑制することができる。
本実施例の2層配線構造体を積層することで、2層以上のより多層な配線構造体を得ることが可能である。また、通常の両面或いは多層基板の表層配線を図4で示した下層配線として、絶縁層、上層配線を形成し、所望の層数を積層して、多層配線構造体を得ることも可能である。具体的な製造方法については、第5の実施形態において詳細に説明する。
以上に記載した製造方法により、第1絶縁層4、第2絶縁層5を印刷工程のみで作製した場合にも、比較的微細な層間接続部6が得られるとともに、第1配線2bと第2配線3との短絡を防止することが可能となる。これらの効果により、安価で高信頼性な多層配線体10の提供が可能となる。
〔第5の実施形態〕本実施形態における多層配線体10の製造方法について、図12から図15を用いて説明する。
本実施形態では、第4の実施形態で述べた工程に、更に同様の絶縁層および配線を積層して、2層以上の多層配線体10を形成するものである。そのため、本実施形態では、第3の実施形態における図12を用いて説明を始める。
まず、図13に示すように、図12の多層配線体10の基本構造に対して、第2配線3を覆うように第3の絶縁層7を印刷にて形成する。
第3絶縁層7は、第2配線3(2層目)と第3配線11とが接続する第2層間接続部9を中心とした開口7aを形成している。開口7aは、第2配線3(2層目)と第3配線11との第2層間接続部9だけではなく、第3配線11とは電気的に接続しない上層配線3bの一部が露出していてもよい。
次に、図14に示すように、第3絶縁層の開口7aを跨ぐように第4絶縁層8を印刷により形成する。第4絶縁層8は、第2の絶縁層5と同様に形成すればよく、第2層間接続部9を中心として四方に独立したパターンとして形成され、第3絶縁層7の開口7aを跨いで形成される。
なお第4絶縁層8は、第3配線11とは接続されない第3配線11bの表面を全て覆うように形成してもよい。また第4絶縁層8の膜厚や、第4絶縁層8の印刷法が特に限定されないのも第2絶縁層と同様である。
また、絶縁層の形状が特に限定されないのも同様であり、円形や楕円形、半円形などとしても良いし、独立したパターンではなくコの字状としても良い。下層配線パターンによっては層間接続部の四方に配置する必要はなく、図7に示すように2箇所や、或いは3箇所としても良い。
第2層間接続部9を介して、対向する第4絶縁層8の間隔は、第2層間接続部9のサイズに合わせてできる限り小さくすることが望ましく、100μm以下が望ましいのも同様である。
次に、図15に示すように、第2配線(2層目)3の第2層間接続部9から、第4絶縁層8表面を通るように第3配線11を印刷により形成することにより、3層構造の配線体が完成することができる。
〔効果の説明〕以上の工程のように、図13乃至15の工程を所望の回数繰り返し行えば、3層以上の配線構造体10を形成することができる。なお、図には示さないが、表層の配線を保護するため、最表層の所望の部分を絶縁層で覆うことで信頼性が向上する。
〔第6の実施形態〕本実施形態における多層配線体10の製造方法について、図16から図19を用いて説明する。
図16〜図19は、多層配線体製造方法における1つの実施例である。第4の実施形態に示した製造方法では、第1絶縁層4を印刷後、第2絶縁層5を印刷形成している。本実施形態では、第2絶縁層5を印刷後に、第1絶縁層を印刷形成する。詳細な工程については、以下に記載する。
まず図16に示すように、配線および絶縁層が印刷可能な基材1を用意する。この基材1上に導電性ペーストを用いた印刷工法にて第1配線2を形成する。
次に、図17に示すように、第1配線2の少なくとも一部を覆うように第2絶縁層5を基材1上に、同じく印刷法を用いて形成する。
次に、図18に示すように、第1絶縁層4は開口4aを有しており、開口部の縁は、第2絶縁層5の表面の一部を覆うように印刷し、硬化する。開口4aは、第1配線2が第2配線3と接続する層間接続部6を中心として形成されている。なお基材1上における第2絶縁層5の膜厚は、第1絶縁層4よりも小さい。
開口4a内には、第1配線2の層間接続部6だけでなく、第2配線3と接続しない第1配線2bを覆う第2絶縁層5の一部も露出していてもよい。開口4aのサイズは、層間接続部6のサイズに合わせて決定すればよいが、スクリーン印刷法を用いて第1絶縁層4を形成する場合には、少なくとも直径100μm以上、より好ましくは直径200μm以上の開口であることがこのましい。
次に、図19に示すように、第1配線2の相関接続部6から第2絶縁層5の表面を通るように第2配線3を印刷により形成する。この時、印刷法が限定されないのは下層配線と同様である。なお第2配線3の少なくとも一部は、第2絶縁層5上に形成を行う。
〔効果の説明〕以上の工程により、第5の実施形態における製造方法と同様に、実質の絶縁層の開口径を100μm以下とすることができ、レーザやフォトリソグラフィグラフィーによるビア開け工程によらず、導電性樹脂の印刷という簡便な方法で多層配線形成が可能となる。
第1の絶縁層の開口や第2の絶縁層の形状が限定されないのは、第1の実施形態と同様である。また、基材、配線、絶縁層の材質が特に限定されないのも第1の実施形態と同様である。
図には示さないが、表層の配線を保護するため、最表層の所望の部分を絶縁層で覆うことで信頼性が向上するのも同様である。これらの効果により、安価で高信頼性な多層配線体10の提供が可能となる。
1 基材
2 第1配線
3 第2配線
4 第1絶縁層
5 第2絶縁層
6 層間接続部
7 第3絶縁層
8 第4絶縁層
9 第2層間接続部
10 多層配線体
11 第3配線
12 マスク
20 空気

Claims (10)

  1. 基材上に形成された第1配線と、
    前記第1配線と、前記第1配線の上層に形成された第2配線とを接続する層間接続部と、
    前記基材上に形成され、前記層間接続部を中心として開口を設けた第1絶縁層と、
    前記層間接続部を中心として周囲に1つあるいは複数のパターンとして形成され、少なくとも一部を前記開口内に設けている第2絶縁層とを備え、
    前記第2配線は、前記層間接続部と前記第1絶縁層上に形成されていることを特徴とする多層配線体。
  2. 前記第2絶縁層の少なくとも一部は、前記第1絶縁層上に形成し、さらに前記開口の端部を跨いで前記基材にも形成していることを特徴とする請求項1に記載の配線体。
  3. 前記第2絶縁層の膜厚は、前記第1絶縁層の膜厚より大きいことを特徴とする請求項2に記載の多層配線体。
  4. 前記第2絶縁層は、前記基材上に形成され、
    前記第1絶縁層における開口の端部の少なくも一部は、前記第2絶縁層上に形成され、
    前記第1絶縁層の膜厚は、前記第2絶縁層の膜厚より大きいことを特徴とする請求項1に記載の多層配線体。
  5. 前記第1配線と前記第2配線は、導電性樹脂で形成されたことを特徴とする請求項2または3に記載の多層配線体。
  6. 前記第1配線と電気的に独立する配線が前記開口内に形成されており、
    前記第2絶縁層は、前記第1配線と電気的に独立する配線上に覆って形成されており、
    前記第2配線の少なくとも一部は、前記第2絶縁層上に形成されていることを特徴とする請求項2または3に記載の多層配線体。
  7. 前記層間接続部を中心として周囲に独立して形成された複数の前記第2絶縁層は、前記層間接続部を挟んで対向する距離が100μm以下であることを特徴とする請求項1乃至6に記載の多層配線体。
  8. 基材上に第1配線を形成する第1工程と、
    前記第1配線と、前記第1配線の上層に形成されている第2配線とを接続する層間接続部を中心とした開口を設けた第1絶縁層を前記基材上に形成する第2工程と、
    前記層間接続部を中心として周囲に1つ、あるいは独立した複数のパターンとして、前記第1絶縁層の開口端を跨ぐように前記第1絶縁層と前記基材上とに第2絶縁層を形成する第3工程と、
    前記層間接続部と接続し前記第1絶縁層上に前記第2配線を形成する第4工程とを備える多層配線体の製造方法。
  9. 基材上に第1配線を形成する第1工程と、
    前記第1配線と第2配線とを接続する層間接続部を中心として周囲に1つ或いは独立した複数のパターンとして第2絶縁層を形成する第2工程と、
    前記層間接続部を中心として開口部の端部が、前記第2絶縁層の一部を覆うように第1絶縁層を形成する第3工程と
    前記層間接続部と接続し前記第1絶縁層上に前記第2配線を形成する第4工程とを備える多層配線体の製造方法。
  10. 前記第2絶縁層は、前記第1配線と電気的に独立し、前記開口内に設けられた第1配線と電気的に独立する配線を覆うように形成する工程を備える請求項8または9に記載の多層配線体の製造方法。
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