JP5560376B2 - 通帳発行装置および方法 - Google Patents
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Description
本発明は、現金自動預け払い機や通帳記帳機において通帳の自動繰越を行うための通帳発行装置および方法に関する。
通帳の自動繰越機能を備えた現金自動預け払い機や通帳記帳機が普及している。このような機械においては、挿入した通帳における記帳が通帳の末尾に達すると、旧通帳から新規通帳への自動繰越しが行われ、新規通帳が自動的に発行される。これを実現するために、現金自動預け払い機や通帳記帳機は、通帳発行装置を内蔵している。
通帳発行装置は少なくとも、新規通帳を保持するカセットと、通帳の交換時にカセットから新規通帳を挿入するインサータを備える。カセットは、1つ以上、例えばフロントおよびリアの2つから構成され、それぞれに対してインサータが設置される。
ここで、インサータは、カセットからの新規通帳の挿入時に、新規通帳の天地および表裏の方向が新規通帳への印字を行う印字ヘッドとの関係で正しい方向になるように、挿入される必要がある。このため、従来は、銀行員等がカセットに新規通帳をセットするときに、天地および表裏の方向を正しくセットする必要があり、誤った方向にセットされた場合、例えば表紙に印字すべき文字が裏表紙に印字されてしまったりするという問題点を有していた。
従来技術として、通帳の表紙、裏表紙や各頁を印字するために通帳をめくる手段を備えた技術が知られている(例えば特許文献1、2、3に記載の技術)。
また、他の従来技術として、装置内に通帳の方向が誤って挿入された場合に通帳の方向が正しくなるように回転または反転させる手段を備えた技術が知られている(例えば特許文献1、2に記載の技術)。
しかし、これらの従来技術はいずれも外部から装置内に挿入される既存の通帳を処理するための技術であり、カセットにセットされた新規通帳の方向を矯正させるような手段は備えていなかった。
本発明は、収納部から挿入された新規通帳の天地または表裏の方向を矯正可能とすることを目的とする。
態様の一例は、新規通帳を保持する一つ以上の収納部と、通帳の交換時に収納部から新規通帳を挿入する新規通帳挿入部と、通帳の表紙側または裏表紙側の少なくとも一方の側に貼付されている磁気情報を読み取る磁気読取部と、通帳を互いに180度異なる第1の方向および第2の方向にそれぞれめくる第1および第2のめくり部と、天地が逆になるように通帳紙面を含む平面内で通帳を回転させる天地ターン部とを含む通帳発行装置であって、新規通帳挿入部が一冊の新規通帳を挿入したときに、挿入された新規通帳の磁気読取部による磁気情報の読取り状態および第1または第2のめくり部の少なくとも一方でのめくり状態を判定することにより、挿入された新規通帳の天地の方向および表裏の方向が正しい方向か否かを判定する挿入方向判定部と、判定の結果に基づいて、挿入された新規通帳の天地の方向および表裏の方向が正しい方向に揃うように、第1および第2のめくり部ならびに天地ターン部を制御する挿入方向制御部とを備える。
以上の構成により、収納部から挿入された新規通帳の天地または表裏の方向を矯正することが可能となる。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、通帳発行装置の一般的なハードウェア構成図である。
図1は、通帳発行装置の一般的なハードウェア構成図である。
カセットF(1番/2番カセット)101およびカセットR(3番/4番カセット)102はそれぞれ、新規通帳103を保持する収納部である。カセットF(1番/2番カセット)101は、1番および2番のカセットボックスを備え、正しい方向としては新規通帳103の天地の方向が閉じ側116が下向きになるように、また表裏の方向が表紙側が印字・めくり機構部107側になるようにセットされる。カセットR(3番/4番カセット)102は、3番および4番のカセットボックスを備え、正しい方向としては新規通帳103の天地の方向が閉じ側116が上向きになるように、また表裏の方向が表紙側が印字・めくり機構部107側になるようにセットされる。
インサータF 104およびインサータR 105はそれぞれ、カセットF(1番/2番カセット)101およびカセットR(3番/4番カセット)102にセットされている新規通帳103を取り出して、印字・めくり機構部107に挿入する新規通帳挿入部である。インサータF 104およびインサータR 105は、各カセットF(1番/2番カセット)101およびカセットR(3番/4番カセット)102内で押え板115と中央のローラを使って、各カセット内の新規通帳103を印字・めくり機構部107側に押し出す。通帳挿入部114から挿入されている通帳における記帳が通帳の末尾に達すると、旧通帳から新規通帳への自動繰越しが行われる。このとき、インサータF 104またはインサータR 105のいずれかが動作して、一冊の新規通帳103が印字・めくり機構部107に挿入される。
インサータF 104内に設けられるMSユニット106は、既存の通帳または新規通帳103の表紙側または裏表紙側の少なくとも一方の側に貼付されている磁気情報を読み取る磁気読取部である。
インサータR 105内に設けられる天地ターン部110は、天地が逆になるように通帳紙面を含む平面内で通帳を例えば180度回転させる機構である。この天地ターン部110は、もともとは通帳挿入部114より挿入された既存の通帳の向きが正しくないときに、その向きを矯正する目的で備えられる機構であるが、本実施形態では、新規通帳103の向きを矯正する機能も備える。
印字・めくり機構部107は、正側めくりローラ108、逆側めくりローラ109、印字ヘッド112、およびスキャナ113を備える。正側めくりローラ108および逆側めくりローラ109はそれぞれ、通帳を互いに180度異なる第1の方向および第2の方向にめくる第1および第2のめくり部である。正側めくりローラ108および逆側めくりローラ109は、もともとは既存の通帳または新規通帳103の表紙、裏表紙や各頁を印字するための機構であるが、本実施形態では、新規通帳103の向きを矯正する機能も備える。
印字ヘッド112は、正側めくりローラ108または逆側めくりローラ109によって開かれた通帳の頁に、必要な情報を印字する。
スキャナ113は、外部からの命令に基づいて、通帳の必要な頁をスキャンして画像データとして外部に出力する。このスキャナ113は、印字済み行の検知、頁マークの検知、印字後の印字確認等の目的で動作する。
退避部111は、通帳挿入部114から挿入されている旧通帳から新規通帳103への自動繰越しが行われるときに、印字・めくり機構部107から旧通帳を退避させる。そして、退避部111は、新規通帳103が発行されて通帳挿入部114から送出された後に、退避させていた旧通帳を、通帳挿入部114から外部の利用者に返却させる。
図1のハードウェア構成を有する通帳発行装置において、新規通帳103が発行される処理の概略は、以下の通りである。まず、特には図示しない上位機能ブロックより、各コマンドが送信されて、図1の装置が動作する。通帳挿入部114より旧通帳が挿入されると、MSユニット106を使って旧通帳上の例えば裏表紙に貼付されている磁気情報がリードされ、旧通帳内の頁への印字が印字ヘッド112を使って行われる。そして、旧通帳において全頁の印字が完了したことがスキャナ113等を介して検出されると、新規通帳103の発行処理に移行する。まず、旧通帳の表紙が閉じられ、表紙にボイド(使用済み)が印字される。次に、旧通帳が、退避部111へ移動させられる。そして、インサータF 104またはインサータR 105が動作し、カセットF(1番/2番カセット)101またはカセットR(3番/4番カセット)102のいずれかより、新規通帳103が印字・めくり機構部107に挿入される。次に、MSユニット106によって新規通帳103の例えば裏表紙に貼付されている磁気情報がリードされ、または正側めくりローラ108によって新規通帳103の表紙がめくられて表紙見返り頁の通帳種別がスキャナ113によって読み取られる。種別でOKの場合、逆側めくりローラ109によって新規通帳103の表紙が閉じられ、印字ヘッド112によって新規通帳103の表紙への印字が行われる。以降、各頁が正側めくりローラ108によってめくられながら各頁への印字が実行され、最後に、例えば裏表紙に貼付されている磁気情報がMSユニット106によって更新される。そして、新規通帳103が通帳挿入部114より外部の利用者に提供される。その後、退避部111に退避させられていた旧通帳の例えば裏表紙に貼付されている磁気情報がMSユニット106によって消去された後、その旧通帳が通帳挿入部114より外部の利用者に返却される。
図2は、図1の正側めくりローラ108および逆側めくりローラ109の動作説明図である。通帳201は、正側めくりローラ108と逆側めくりローラ109に挟まれるようにセットされる。そして、(a)に示されるように、通帳201の閉じ側(天側)202が逆側めくりローラ109側にくるように正しい方向でセットされた場合には、通帳201の開き側(地側)203は正側めくりローラ108側にくる。この場合、正側めくりローラ108の上側ローラが反時計回りに回転することにより、図2の破線204として示されるように通帳201の一頁がめくりあげられる。一方、(b)に示されるように、通帳201の閉じ側(天側)202が正側めくりローラ108側にくるように誤った方向でセットされた場合には、開き側(地側)203は逆側めくりローラ109にくる。この場合、逆側めくりローラ109の上側ローラが時計回りに回転することにより、図2の破線205として示されるように通帳201の一頁がめくりあげられる。正側めくりローラ108および逆側めくりローラ109の本来の機能は、図1の通帳挿入部114から挿入された既存の通帳の向きを矯正して上述のめくり動作を行うものである。本実施形態では、これに加え、図1の新規通帳103が、印字・めくり機構部107内の正側めくりローラ108と逆側めくりローラ109に図2(b)の通帳201として示されるように誤った方向でセットされた場合でも、その方向の矯正を可能にするものである。このような状態は、後述するように、新規通帳103がカセットF(1番/2番カセット)101またはセットR(3番/4番カセット)102に天地が誤ってセットされることにより発生する。
図3は、図1の天地ターン部110の動作説明図である。この動作は、通帳201が、例えば図3(b)に示されるように閉じ側(天側)201が誤った方向すなわち天地が誤った方向でセットされた場合に、通帳201の天地が逆になるように通帳紙面を含む平面内で通帳201を回転させる機能である。この結果、図3(a)に示されるように、閉じ側(天側)201が、正しい方向すなわち天地が正しい方向に矯正される。天地ターン部11の本来の機能は、図1の通帳挿入部114から挿入された既存の通帳の誤った天地の向きを矯正するものである。本実施形態では、これに加え、図1のインサータF 104またはインサータR 105によって挿入された新規通帳103の天地および/または表裏の方向が誤っている場合に、新規通帳103の向きを矯正することを可能にするものである。
図4は、新規通帳の正しい挿入方向の説明図である。カセットF(1番/2番カセット)101から新規通帳103が印字・めくり機構部107に挿入されるとき、図4(a)に示されるように、閉じ側116が図4の紙面の例えば右側(印字・めくり機構部107の側)に向くようにして挿入される必要がある。また、カセットR(3番/4番カセット)102から新規通帳103が印字・めくり機構部107に挿入されるとき、図4(b)に示されるように、開き側(地側)401が図4の例えば紙面の左側(印字・めくり機構部107の側)に向くようにして挿入される必要がある。つまり、新規通帳103が印字・めくり機構部107に挿入されるときには、新規通帳103の閉じ側(天側)116(または開き側(地側)401)は、印字ヘッド112に対して常に同じ方向を向くように制御がされる必要がある。図4(a)および(b)のいずれの場合でも、新規通帳103の例えば裏表紙に貼付されている磁気情報は、破線402として示されるように図4の紙面に対して裏側の上部に配置されている状態となり、この状態においてのみ、図1のMSユニット106は正常に磁気情報をリードできる。
ここで、図1に示されるように、カセットF(1番/2番カセット)101で、新規通帳103が、天地の方向が閉じ側116が下向きになるように、また表裏の方向が表紙側が印字・めくり機構部107側になるようにセットされれば、図4(a)の状態が実現される。また、カセットR(3番/4番カセット)102で、新規通帳103が、天地の方向が閉じ側117が上向きになるように、また表裏の方向が表紙側が印字・めくり機構部107側になるようにセットされれば、図4(b)の状態が実現される。しかしながら、実際の銀行業務の中では、銀行員が新規通帳103をカセットF(1番/2番カセット)101またはカセットR(3番/4番カセット)102に正しい方向でセットしない可能性がある。
図5は、新規通帳103の誤った挿入方向の説明図である。
図5(a)は、カセットF(1番/2番カセット)101およびカセットR(3番/4番カセット)102のいずれから挿入された新規通帳103とも、天地の方向が逆になり、また表裏の方向も逆になっている状態を示している。この状態を、以降、「天地逆セット(裏面セット)の状態」と呼ぶ。この天地逆セット(裏面セット)の状態では、新規通帳103の閉じ側116は紙面の左側にきてしまい、図1の正側めくりローラ108がめくり動作を行えない状態となる。また、新規通帳103の磁気情報402は、図4の紙面に対して表側の上部に配置されている状態となってしまって、図1のMSユニット106が正常に磁気情報402をリードできない状態となる。
図5(a)は、カセットF(1番/2番カセット)101およびカセットR(3番/4番カセット)102のいずれから挿入された新規通帳103とも、天地の方向が逆になり、また表裏の方向も逆になっている状態を示している。この状態を、以降、「天地逆セット(裏面セット)の状態」と呼ぶ。この天地逆セット(裏面セット)の状態では、新規通帳103の閉じ側116は紙面の左側にきてしまい、図1の正側めくりローラ108がめくり動作を行えない状態となる。また、新規通帳103の磁気情報402は、図4の紙面に対して表側の上部に配置されている状態となってしまって、図1のMSユニット106が正常に磁気情報402をリードできない状態となる。
図5(b)は、カセットF(1番/2番カセット)101およびカセットR(3番/4番カセット)102のいずれから挿入された新規通帳103とも、天地の方向のみが逆になっている状態を示している。表裏の方向は正しい。この状態を、以降、「天地逆セット(表面セット)の状態」と呼ぶ。この天地逆セット(表面セット)の状態では、新規通帳103の閉じ側116は紙面の左側にきてしまい、図1の正側めくりローラ108がめくり動作を行えない状態となる。また、新規通帳103の磁気情報402は、図4の紙面に対して裏側ではあるが下部に配置されている状態となってしまって、図1のMSユニット106が正常に磁気情報402をリードできない状態となる。
図5(c)は、カセットF(1番/2番カセット)101およびカセットR(3番/4番カセット)102のいずれから挿入された新規通帳103とも、表裏の方向のみが逆になっている状態を示している。天地の方向は正しい。この状態を、以降、「裏面セットの状態」と呼ぶ。この裏面セットの状態では、新規通帳103の閉じ側116は紙面の右側にきて正しいため、図1の正側めくりローラ108がめくり動作を行える状態となる。しかし、新規通帳103の磁気情報402は、図4の紙面に対して表側の下部に配置されている状態となってしまって、図1のMSユニット106が正常に磁気情報402をリードできない状態となる。
以上の考察に従えば、新規通帳103が印字・めくり機構部107に挿入されたときに、MSユニット106が正常に磁気情報402をリードできない状態であれば、図5(a)の天地逆セット(裏面セット)の状態、図5(b)の天地逆セット(表面セット)の状態、または図5(c)の裏面セットの状態のいずれかの誤ったセット状態が発生していると判定できる。
また、新規通帳103が印字・めくり機構部107に挿入されたときに、MSユニット106が正常に磁気情報402をリードできない状態であって、かつ正側めくりローラ108がめくり動作を行えない状態であれば、図5(a)の天地逆セット(裏面セット)の状態または図5(b)の天地逆セット(表面セット)の状態のいずれかの誤ったセット状態が発生していると判定できる。
さらに、新規通帳103が印字・めくり機構部107に挿入されたときに、MSユニット106が正常に磁気情報402をリードできない状態であって、かつ正側めくりローラ108がめくり動作を行える状態であれば、図5(c)の裏面セットの状態が発生していると判定できる。
以上の知見に基づく通帳発行装置の実施形態は、以下のブロック構成を有する。図6は、通帳発行装置の実施形態のブロック図である。
収納部601は、新規通帳602を保持する。この収納部601は例えば、図1のカセットF(1番/2番カセット)101および/またはカセットR(3番/4番カセット)102に対応する。
新規通帳挿入部603は、通帳の交換時に収納部601から新規通帳602を挿入する。この新規通帳挿入部603は例えば、図1のインサータF 104および/またはインサータR 105に対応する。
磁気読取部604は、通帳の表紙側または裏表紙側の少なくとも一方の側に貼付されている磁気情報を読み取る。この磁気読取部604は例えば、図1のMSユニット106に対応する。
第1および第2のめくり部605、606は、通帳を互いに180度異なる第1の方向および第2の方向にそれぞれめくる。この第1および第2のめくり部605、606は例えば、図1の正側めくりローラ108および逆側めくりローラ109に対応する。
天地ターン部607は、天地が逆になるように通帳紙面を含む平面内で通帳を回転させる。この天地ターン部607は例えば、図1の天地ターン部110に対応する。
挿入方向判定部608は、新規通帳挿入部603が一冊の新規通帳602を挿入したときに、挿入された新規通帳602の磁気読取部604による磁気情報の読取り状態および第1または第2のめくり部605、606の少なくとも一方でのめくり状態を判定する。これにより、挿入方向判定部608は、挿入された新規通帳602の天地の方向および表裏の方向が正しい方向か否かを判定する。この挿入方向判定部608は例えば、図1のハードウェアに接続されるファームウェア(例えば後述する図7の703)の機能として実現される。
挿入方向制御部609は、挿入方向判定部608での判定の結果に基づいて、挿入された新規通帳602の天地の方向および表裏の方向が正しい方向に揃うように、第1および第2のめくり部605、606ならびに天地ターン部607を制御する。この挿入方向制御部は例えば、図1のハードウェアに接続されるファームウェア(例えば後述する図7の703)の機能として実現される。
上述の構成において、収納部601は、新規通帳602が任意の天地の方向または表裏の方向で挿入されることを許容してよい。
そして、挿入方向判定部608は例えば、磁気読取部604が挿入された新規通帳602の第1の側に貼付されている磁気情報を読み取れないことを判定する。これにより、挿入方向判定部608は、挿入された新規通帳602の天地の方向および表裏の方向の少なくとも一つが正しい方向ではないこと(例えば図5(a)、(b)、または(c)の状態)を判定する。
また、挿入方向判定部608は例えば、上述の磁気読取部604を用いた判定の後さらに、第1のめくり部605が挿入された新規通帳602をめくれるか否かを判定する。これにより、挿入方向判定部608は、挿入された新規通帳602に関して表裏の方向のみが正しい方向ではないか(例えば図5(c)の状態)または少なくとも天地の方向が正しい方向ではないか(例えば図5(a)または(b)の状態)を判定する。
さらに挿入方向判定部608は例えば、上述の第1のめくり部605を用いた判定の後、挿入された新規通帳602に関して少なくとも天地の方向が正しい方向ではないと判定した場合に、挿入方向制御部609は、次の動作を実行する。すなわち挿入方向制御部609は、天地ターン部607を制御して挿入された新規通帳602の天地の方向を逆にさせ、その後、挿入方向判定部608は、磁気読取部604が挿入された新規通帳602の第1の側に貼付されている磁気情報を読み取れることを判定しまたは見返り頁の科目を判定する。これにより、挿入方向判定部608は、挿入された新規通帳602の天地の方向のみが正しい方向ではなかった方向が正しい方向に矯正されたと判定する。
一方、挿入方向判定部608は例えば、上述の天地ターン動作の後の磁気読取部604による磁気情報の読取りができないと判定した場合または見返し頁の科目を判定することで、挿入された新規通帳602の天地の方向および表裏の方向の両方が正しい方向ではないと判定する。この場合、挿入方向制御部609は例えば、天地ターン部607を制御して挿入された新規通帳602の天地の方向を逆にさせるとともに、第1または第2のめくり部605、606を制御して挿入された新規通帳602を表紙の頁までめくらせる。これにより、挿入方向制御部609は、挿入された新規通帳602の天地の方向および表裏の方向の両方を正しい方向に矯正する。
挿入方向判定部608は例えば、最初に磁気読取部604が挿入された新規通帳602の第1の側に貼付されている磁気情報を読み取れないことを判定した後、第1のめくり部605が挿入された新規通帳602をめくれると判定して、挿入された新規通帳602に関して表裏の方向のみが正しい方向ではないと判定した場合に、次の動作を実行する。すなわち、挿入方向制御部609は、第1または第2のめくり部605、606を制御して挿入された新規通帳602を表紙の頁までめくらせるとともに、天地ターン部607を制御して挿入された新規通帳602の天地の方向を逆にさせる。これにより、挿入方向制御部609は、挿入された新規通帳602の表裏の方向を正しい方向に矯正する。
以上の図6に示される構成において、新規通帳602の裏表紙側のみに磁気情報が貼付されてよい。
あるいは、新規通帳602の表紙側および裏表紙側のそれぞれに磁気情報が貼付されてよい。この場合、磁気読取部604は、新規通帳602の表紙側および裏表紙側のそれぞれに貼付された磁気情報を2つの読取部を使って個別に読み取ることを備えてよい。
上述の通帳発行装置の実施形態のブロック構成を具体的な通帳発行の制御処理として実現する第1および第2の実施形態の詳細について、以下に説明する。
図7は、以下に説明する第1および第2の実施形態の制御処理を実現するシステム構成図である。APL(アプリケーション)701は、ミドルウェア702に指定通帳の指示、印字電文、MS(磁気情報)ライト電文等を送信するという、概略の指示をする。本実施形態での制御では基本的に、ミドルウェア702が、各種コマンドを発行してPPR(パスブックプリンタ)ファーム703へ送信する。そして、PPRファーム703が、図1のハードウェア構成を有するPPRメカ・制御ボード(モータ、センサ、マグネット等)704を経由して機械動作を実行し、その結果をPPRファーム703からミドルウェア702にフィードバックする。
例えば、図1の正側めくりローラ108でめくりができる(裏面セットの状態)か否か(天地逆セット(裏面セット)の状態または天地逆セット(表面セット)の状態)を判定する制御処理は、下記の手順で実現される。
1.ミドルウェア702が、発行コマンドを送信する(NS1〜4)。
2.ミドルウェア702が、表紙めくりコマンドを送信する(AT表紙)。
3.PPRファーム703での処理が成功した場合は、ミドルウェア702は、レスポンスをAPL701に返信し、次の指示を待つ。PPRファーム703での処理が成功しなかった場合は、ミドルウェア702は、逆めくりコマンドを送信する(AT逆)。
4.ミドルウェア702は、見返し確認コマンドを送信する(AT逆)。ファームで膨らましが出来なかった場合は見返し頁と判断する。もし見返しでなかった場合(膨らましを検知した場合)は、ファームでめくりを繰り返す。
5.ミドルウェア702は、表紙閉じコマンドを送信する(AT表紙閉じ)。
6.通常取引に移行する。
1.ミドルウェア702が、発行コマンドを送信する(NS1〜4)。
2.ミドルウェア702が、表紙めくりコマンドを送信する(AT表紙)。
3.PPRファーム703での処理が成功した場合は、ミドルウェア702は、レスポンスをAPL701に返信し、次の指示を待つ。PPRファーム703での処理が成功しなかった場合は、ミドルウェア702は、逆めくりコマンドを送信する(AT逆)。
4.ミドルウェア702は、見返し確認コマンドを送信する(AT逆)。ファームで膨らましが出来なかった場合は見返し頁と判断する。もし見返しでなかった場合(膨らましを検知した場合)は、ファームでめくりを繰り返す。
5.ミドルウェア702は、表紙閉じコマンドを送信する(AT表紙閉じ)。
6.通常取引に移行する。
なお、各動作中に機械動作が完了できなかった場合は、ミドルウェア702はAPL701にその状態を送信し機械動作エラーとする。
上述の基本動作に基づく、通帳発行の制御処理の第1の実施形態について、以下に詳細に説明する。各制御処理においても、上述の場合と同様のコマンドおよび返信応答の授受が行われるが、以下の説明ではコマンドレベルの詳細な動作は上記例から容易に理解できるため、その詳細は省略する。
まず、図8は、第1の実施形態において、新規通帳103(図1)の天地および表裏の方向が正しい方向で図1の印字・めくり機構部107に挿入された場合に実行される、通常取引の制御処理を示すフローチャートである。このフローチャートの制御処理は例えば、特には図示しないCPU(中央演算処理装置)が特には図示しないメモリに記憶された図7のミドルウェア702を実行する動作である。以下、随時、図1および図8を参照するものとする。
まず、MSユニット106を制御して、新規通帳103の磁気情報がリードされる(ステップS101)。
正側めくりローラ108を制御して、新規通帳103の表紙がめくられる(ステップS102)。
スキャナ113を制御して、めくられた見返し頁上の見返し頁マークが確認され、通帳種別が認識される(ステップS103)。
逆側めくりローラ109を制御して、新規通帳103の表紙が閉じられる(ステップS104)。
印字ヘッド112を制御して、新規通帳103の表紙への印字が実行される(ステップS105)。
正側めくりローラ108を制御して、新規通帳103の表紙がめくられる(ステップS106)。
印字ヘッド112を制御して見返し頁が印字され、次に、正側めくりローラ108を制御して中紙が1枚めくられ、さらに、印字ヘッド112を制御して中紙への印字が繰り返される(ステップS107)。
全ての記帳印字が完了したら、MSユニット106を制御して、新規通帳103の裏表紙に磁気情報がライトされる(ステップS108)。
通帳挿入部114を制御して、新規通帳103が利用者に返却される(ステップS109)。
図9、図10、および図11は、第1の実施形態の通帳発行の制御処理を示すフローチャートである。これらのフローチャートの制御処理は例えば、特には図示しないCPUが特には図示しないメモリに記憶された図7のミドルウェア702を実行する動作である。以下、随時、図1および図9を参照するものとする。
まず図9は、第1の実施形態の制御処理(判定処理)を示すフローチャートである。
カセットF(1番/2番カセット)101またはカセットR(3番/4番カセット)102に対して新規通帳103の発行指示がなされる(ステップS201)。この結果、インサータF 104またはインサータR 105が、カセットF(1番/2番カセット)101またはカセットR(3番/4番カセット)102から新規通帳103を一冊取り出して印字・めくり機構部107に挿入する。
カセットF(1番/2番カセット)101またはカセットR(3番/4番カセット)102に対して新規通帳103の発行指示がなされる(ステップS201)。この結果、インサータF 104またはインサータR 105が、カセットF(1番/2番カセット)101またはカセットR(3番/4番カセット)102から新規通帳103を一冊取り出して印字・めくり機構部107に挿入する。
次に、MSユニット106を制御して、挿入された新規通帳103の磁気情報がリードされ、磁気情報の有無が確認される(ステップS202)。この制御処理は、図6の挿入方向判定部608が磁気読取部604が挿入された新規通帳602の第1の側に貼付されている磁気情報を読み取れるか否かを判定する機能を実現する。
ステップS202で磁気情報が有ると判定された場合には、挿入された新規通帳103の天地の方向および表裏の方向ともに正しい方向であると判定できるため、通常取引処理が実行される(ステップS203)。この処理は、図8のフローチャートで示した制御処理である。
ステップS202で磁気情報が無いと判定された場合には、挿入された新規通帳103の天地の方向および表裏の方向の少なくとも一つが正しい方向ではないこと(例えば図5(a)、(b)、または(c)の状態)が判定される。
続いて、正側めくりローラ108を制御して、挿入された新規通帳103をめくれるか否かが判定される(ステップS204)。この制御処理は、図6の挿入方向判定部608が磁気読取部604を用いた判定の後さらに第1のめくり部605が挿入された新規通帳602をめくれるか否かを判定する機能を実現する。
ステップS204でめくれないと判定された場合には、図5(a)の天地逆セット(裏面セット)の状態または図5(b)の天地逆セット(表面セット)の状態であることが判定され、図10のフローチャートで示される制御処理が実行される。
一方、ステップS204でめくれると判定された場合には、図5(c)の裏面セットの状態の可能性があることが判定される。この場合にはさらに、めくられた頁の頁マークが左側にあるか否かが判定される(ステップS205)。例えば通常、頁マーク位置は左側にある。但しユーザ仕様により表紙の見返し頁または裏表紙の見返し頁には頁マークがない場合があるので、正側めくりローラ108で中紙1枚めくりを数回行い、頁マークが左側にあることを確認する。その結果、頁マークが左側になかった場合は、図5(c)の裏面セットの状態であることが判定され、図11のフローチャートで示される制御処理が実行される。
頁マークが左側にあった場合は、新規通帳103は正常な方向の状態にあると判定され、逆側めくりローラ109を制御して表紙が閉じられた後(ステップS206)、ステップS203の通常取引処理が実行される。
図10は、図9のステップS204でめくれないと判定され、図5(a)の天地逆セット(裏面セット)の状態または図5(b)の天地逆セット(表面セット)の状態であることが判定された場合に実行される制御処理を示すフローチャートである。
まず、天地ターン部607が制御されて、新規通帳103の天地がターンされる(ステップS207)。この結果、図5(a)または(b)の各状態で、新規通帳103が、その紙面を含む平面内で180度回転される。この結果、新規通帳103が図5(a)の天地逆セット(裏面セット)の状態であったならば、閉じ側116が図5の紙面上の右側になり、磁気情報402は図5の紙面表側の下部になる。一方、新規通帳103が図5(b)の天地逆セット(表面セット)の状態であったならば、閉じ側116が図5の紙面上の右側になり、磁気情報402は図5の紙面裏側の上部になる。
続いて、MSユニット106を制御して、挿入された新規通帳103の磁気情報がリードされ、磁気情報の有無が確認される(ステップS208)。
この結果、新規通帳103が図5(b)の天地逆セット(表面セット)の状態から天地ターンされた場合には、磁気情報402が図5の紙面裏側の上部になり、図4(a)または(b)の状態と同じになるため、ステップS208で磁気情報が有ると判定される。すなわち、図10の1001の状態である。その後、図9のステップS203の通常取引処理が実行される。
以上のステップS207の天地ターン処理およびステップS208で磁気情報が有る判定さる制御処理は、次の機能を実現する。すなわち、図6の挿入方向制御部609が天地ターン部607を制御して挿入された新規通帳602の天地の方向を逆にさせ、その後、挿入方向判定部608が、新規通帳602の第1の側に貼付されている磁気情報を読み取れることを判定する機能を実現する。これにより、挿入された新規通帳602の天地の方向のみが正しい方向ではなかった方向が正しい方向に矯正されたと判定される。
一方、新規通帳103が図5(a)の天地逆セット(裏面セット)の状態から天地ターンされた場合には、磁気情報402が図5の紙面表側の下部になり、ステップS208で磁気情報が無いと判定される。
この場合には、まず天地ターン部607が制御されて、ステップS207で一度天地ターンされた状態からさらに天地ターンされて、元の状態に戻される(ステップS209)。これで、図5(b)の天地逆セット(裏面セット)の状態に戻る。
次に、逆側めくりローラ109が制御されて、表紙見返し頁が確認されるまで、裏表紙および中紙をめくる動作が繰り返し実行される(ステップS210→S211→S210のループ処理)。
見返し頁まで達したことが判定されると、最後に表紙が閉じられる(ステップS211→S212)。なお、表紙見返し頁の確認は、中紙のめくり制御で膨らまし(図2の205等の状態)ができない場合は見返し頁と判断される。この結果、図5(a)の天地逆セット(裏面セット)の状態の状態から、図4(a)または(b)の正常状態になる。すなわち、図10の1002で示される状態である。その後、図9のステップS203の通常取引処理が実行される。
以上のステップS209からS212までの制御処理は、図6の挿入方向制御部609が新規通帳602の天地の方向を逆にさせるとともに、第1または第2のめくり部605、606を制御して挿入された新規通帳602を表紙の頁までめくらせる機能を実現する。これにより、挿入された新規通帳602の天地の方向および表裏の方向の両方が正しい方向に矯正される。
図11は、図9のステップS204でめくれると判定され、さらにステップS205で頁マーク位置が左側に無いと判定されて、図5(c)の裏面セットの状態であることが判定された場合に実行される制御処理を示すフローチャートである。
まず、正側めくりローラ108が制御されて、表紙見返し頁が確認されるまで、中紙をめくる動作が繰り返し実行される(ステップS213→S214→S213のループ処理)。なお、表紙見返し頁の確認は、中紙のめくり制御で膨らまし(図2の204等の状態)ができない場合に見返し頁と判断される。
そして、見返り頁が確認されたら正側めくりローラ108が制御されて、表紙が閉じられる(ステップS215)。
続いて、天地ターン部607が制御されて、新規通帳103の天地がターンされる(ステップS216)。
そして、MSユニット106が制御されて、新規通帳103の磁気情報の有無が確認される(ステップS217)。
この結果、新規通帳103が図5(c)の裏面セットの状態から図4(a)または(b)の状態に戻ることができるため、ステップS217で磁気情報が有ると判定される。すなわち、図11の1101の状態である。その後、図9のステップS203の通常取引処理が実行される。
以上のステップS213からS217までの制御処理は、図6で挿入方向制御部609が新規通帳602を表紙の頁までめくらせるとともに、新規通帳602の天地の方向を逆にさせる機能を実現する。これにより、挿入された新規通帳602の表裏の方向が正しい方向に矯正される。
なお、ステップS217で磁気情報が確認できなかった場合には、装置異常として装置が休止される(ステップS218)。
図12は、通帳発行の制御処理の第2の実施形態における通帳の仕様例を示す図である。第2の実施形態は、新規通帳103(図1)の表紙側および裏表紙側のそれぞれに磁気情報(磁気ストライプ)1201および1202が貼付される。これにより一冊の通帳を例えば普通預金通帳と定期預金通帳の両方に使用することができる。例えば、表紙側からめくると普通預金通帳になり、裏表紙側からめくると定期預金通帳になるという如くである。第2の実施形態ではさらに、図1のMSユニット106が、図12のMS1およびMS2というように、新規通帳の表紙側および裏表紙側のそれぞれに貼付された磁気情報1201および1202を2つの読取部を使って個別に読み取る機構を備えている。
以上の機構を備えた新規通帳103に対して、第2の実施形態では、その挿入方向が正しくない場合に、その方向を第1の実施形態の場合と同様に矯正することができるものである。
図13は、第2の実施形態において、新規通帳103(図1)の天地および表裏の方向が正しい方向で図1の印字・めくり機構部107に挿入された場合に実行される、通常取引の制御処理(その1)を示すフローチャートである。このフローチャートの制御処理は例えば、特には図示しないCPUが特には図示しないメモリに記憶された図7のミドルウェア702を実行する動作である。
図13のフローチャートで示される制御処理は、第1の実施形態における図8のフローチャートで示される制御処理を拡張したものである。図13において、図8の場合と同じ処理を実行するステップには同じステップ番号を付してある。以下、随時、図1、図8、および図13を参照するものとする。
まず、ステップS101′、S102からS107、およびS108′は、図8のステップS101からS108までの処理と実質的に同じである。ただし、ステップS101′での磁気情報のリードとステップS108′での磁気情報のライトは、図13に示されるように2つある磁気読取部のうちの1つの側の磁気読取部MS1を使って行われる。これらの処理により、表紙の印字および表紙側の科目の各中紙の印字、および磁気情報のライトが実行される。すなわち、ステップS101′では、磁気読取部MS1を制御して、新規通帳103の磁気情報がリードされる。また、ステップS108′では、全ての記帳印字が完了した後、磁気読取部MS1を制御して、新規通帳103の裏表紙に磁気情報がライトされる。
次に、ステップS301からS308までの処理は、裏表紙の印字および裏表紙側の科目の各中紙の印字、および磁気情報のライトを実行するための処理で、ステップS101′、S102からS107、およびS108′の各処理と処理方向が逆なだけで、同様である。
すなわちまず、MSユニット106の第2の読取部MS2を制御して、新規通帳103の磁気情報がリードされる(ステップS301)。
逆側めくりローラ109を制御して、新規通帳103の裏表紙がめくられる(ステップS302)。
スキャナ113を制御して、めくられた裏見返し頁上の見返し頁マークが確認され、通帳種別(例えば定期預金)が認識される(ステップS303)。
正側めくりローラ108を制御して、新規通帳103の裏表紙が閉じられる(ステップS304)。
印字ヘッド112を制御して、新規通帳103の裏表紙への印字が実行される(ステップS305)。この印字は、排出方向への印字であるため、倒立印字となる。
逆側めくりローラ109を制御して、新規通帳103の裏表紙がめくられる(ステップS306)。
印字ヘッド112を制御して裏見返し頁が印字され、次に、逆側めくりローラ109を制御して中紙が1枚めくられ、さらに、印字ヘッド112を制御して中紙への印字が繰り返される(ステップS307)。この印字も、排出方向への印字であるため、倒立印字となる。
全ての記帳印字が完了したら、MSユニット106の第2の読取部MS2を制御して、新規通帳103の表紙に磁気情報がライトされる(ステップS308)。
以上の処理の後、通帳挿入部114を制御して、新規通帳103が利用者に返却される(ステップS309)。
図14は、第2の実施形態において、新規通帳103の天地および表裏の方向が正しい方向で図1の印字・めくり機構部107に挿入された場合に実行される、通常取引の制御処理(その2)を示すフローチャートである。このフローチャートの制御処理は例えば、特には図示しないCPUが特には図示しないメモリに記憶された図7のミドルウェア702を実行する動作である。
図13の通常取引の制御処理(その1)では、2つの読取部MS1とMS2が使用されて2つの科目の通帳印字および磁気情報のライトが実行された。これに対して、図14の通常取引の制御処理(その2)では、図1のMSユニット106の読取部が第1の実施形態の場合と同様にMSの1個のみの場合の実施形態である。ただし、通帳上の磁気情報は、図12の1201および1202に示されるように2つである。図14において、図8の場合と同じ処理を実行するステップには同じステップ番号を付してある。以下、随時、図1、図8、および図14を参照するものとする。
まず、ステップS101からS108は、図8のステップS101からS108までの処理と同じである。これらの処理により、表紙の印字および表紙側の科目の各中紙の印字、および磁気情報のライトが実行される。
次に、ステップS108で裏表紙が上面にある状態で、天地ターン部607が制御されて、新規通帳103の天地がターンされる。
その後、ステップS401からS408までの処理は、裏表紙の印字および裏表紙側の科目の各中紙の印字、および磁気情報のライトを実行するための処理で、ステップS101からS108の各処理と処理方向が逆なだけで、同様である。
すなわちまず、MSユニット106の読取部MSを制御して、新規通帳103の磁気情報がリードされる(ステップS401)。
正側めくりローラ109を制御して、新規通帳103の裏表紙がめくられる(ステップS402)。
スキャナ113を制御して、めくられた裏見返し頁上の見返し頁マークが確認され、通帳種別(例えば定期預金)が認識される(ステップS403)。
逆側めくりローラ109を制御して、新規通帳103の裏表紙が閉じられる(ステップS404)。
印字ヘッド112を制御して、新規通帳103の裏表紙への印字が実行される(ステップS405)。
正側めくりローラ108を制御して、新規通帳103の裏表紙がめくられる(ステップS406)。
印字ヘッド112を制御して裏見返し頁が印字され、次に、正側めくりローラ108を制御して中紙が1枚めくられ、さらに、印字ヘッド112を制御して中紙への印字が繰り返される(ステップS407)。
全ての記帳印字が完了したら、MSユニット106の読取部MSを制御して、新規通帳103の表紙に磁気情報がライトされる(ステップS408)。
以上の処理の後、通帳挿入部114を制御して、新規通帳103が利用者に返却される(ステップS409)。
図15、図16、および図17は、第2の実施形態の通帳発行の制御処理を示すフローチャートである。これらのフローチャートの制御処理は例えば、特には図示しないCPUが特には図示しないメモリに記憶された図7のミドルウェア702を実行する動作である。第2の実施形態に関する図15、図16、および図17の動作は、第1の実施形態に関する図9、図10、および図11の動作と、ほぼ同様である。図15、図16、および図17において、図9、図10、および図11の場合と同じ制御処理を示すステップには同じステップ番号を付してある。以下、随時、図1、図9、図10、図11、図15、図16、および図17を参照するものとする。
まず図15は、第2の実施形態の制御処理(判定処理)を示すフローチャートである。図15のフローチャートが図9の第1の実施形態のフローチャートと異なる点は、図9のステップS202、S203、およびS205のそれぞれが、図15のステップS501,S502、およびS503に置き換わった点である。また、ステップS504で正側めくりローラ108または逆側めくりローラ109を使って表紙または裏紙をめくって見返し頁を開き、ステップS505で開いた見返し頁の科目を確認する処理に置き換わった点が異なる。これは、複数科目を有する新規通帳103では、表紙と裏表紙の両側に磁気情報があるため、磁気情報の有無では表面セット(正常)の状態と裏面セットの状態を区別できないためである。通常表紙側(普通預金)と裏紙側(定期側)では科目が異なるため、見返し頁の科目を判別することにより、表側が参照されているのか、裏側が参照されているのかを判別することができる。
まず、第1の実施形態では、図9のステップS202で図1のMSユニット106の1つの読取部(MS)を使って磁気情報の有無が確認された。これに対して、第2の実施形態では、図15のステップS501で図1のMSユニット106を構成する図12の2つの読取部MS1、MS2のうちのMS1を使って磁気情報の有無が確認される。さらに、ステップS504で正側めくりローラ108または逆側めくりローラ109を使って表紙または裏紙をめくって見返し頁を開き、ステップS505で開いた見返し頁の科目が確認される。ステップ505での判定の結果、表紙側であると判定されたら、ステップS502が実行され、裏紙側であると判定されたら図17のフローチャートが実行される。
次に、第1の実施形態では、図9のステップS203の通常取引の制御処理の詳細は図8のフローチャートで示されたが、図15のステップS502の通常取引の制御処理の詳細は、前述した図13または図14のフローチャートの任意のいずれかで示される。
さらに、第1の実施形態では、図9のステップS204で正側めくりローラ108で新規通帳103のめくりができたことが判定された後に、ステップS205で、頁マークが左側に無いことを確認することにより、裏面セットの状態が判定された。これに対して、第2の実施形態では、図15のステップS204で正側めくりローラ108で新規通帳103のめくりができたことが判定された後に、次の判定が行われる。すなわち、ステップS503で、図1のMSユニット106の2つある磁気読取部のうちの他の1つMS2で磁気情報が有ることが確認されることにより、裏面セットの状態が判定される。これは、複数科目を有する新規通帳103では、頁マークが両側にあるため、裏面セットの状態でも頁マークが左側で検出されてしまうためである。
図16は、第2の実施形態で、図15のステップS204でめくれないと判定され、図5(a)の天地逆セット(裏面セット)の状態または図5(b)の天地逆セット(表面セット)の状態であることが判定された場合に実行される制御処理を示すフローチャートである。この第2の実施形態のフローチャートは、図10に示される第1の実施形態の場合と、ステップS208での磁気有無の確認が、ステップS504で正側めくりローラ108または逆側めくりローラ109を使って表紙または裏紙をめくって見返し頁を開き、ステップS505で開いた見返り頁の科目を確認する処理に置き換わった点が異なる。これは、複数科目を有する新規通帳103では、表紙と裏表紙の両側に磁気情報があるため、磁気情報の有無では天地逆セット(表面セット)の状態と天地逆セット(裏面セット)の状態を区別できないためである。通常表紙側(普通預金)と裏紙側(定期側)では科目が異なるため、見返し頁の科目を判別することにより、表側が参照されているのか、裏側が参照されているのかを判別することができる。その他の制御処理は、第1の実施形態の図10のフローチャートの場合と実質的に同じである。これにより、複数科目を有する新規通帳103でも、天地逆セット(表面セット)の状態および天地逆セット(裏面セット)の状態を検出することが可能となる。
図17は、図15のステップS204でめくれると判定され、さらにステップS503でMS2リードで磁気有りと判定されて、図5(c)の裏面セットの状態であることが判定された場合に実行される制御処理を示すフローチャートである。この第2の実施形態のフローチャートも、図11に示される第1の実施形態の場合と、ステップS217での磁気有無の確認が、ステップS506では、図1のMSユニット106の2つある磁気読取部のうちの1つMS1を使って行われる点が異なるだけで、実質的に同じ処理である。これにより、複数科目を有する新規通帳103でも、裏面セットの状態を検出することが可能となる。
Claims (19)
- 新規通帳を保持する一つ以上の収納部と、通帳の交換時に前記収納部から新規通帳を挿入する新規通帳挿入部と、通帳の表紙側または裏表紙側の少なくとも一方の側に貼付されている磁気情報を読み取る磁気読取部と、通帳を互いに180度異なる第1の方向および第2の方向にそれぞれめくる第1および第2のめくり部と、天地が逆になるように通帳紙面を含む平面内で通帳を回転させる天地ターン部とを含む通帳発行装置であって、
前記新規通帳挿入部が一冊の前記新規通帳を挿入したときに、前記挿入された新規通帳の前記磁気読取部による前記磁気情報の読取り状態および前記第1または第2のめくり部の少なくとも一方でのめくり状態を判定することにより、前記挿入された新規通帳の天地の方向および表裏の方向が正しい方向か否かを判定する挿入方向判定部と、
前記判定の結果に基づいて、前記挿入された新規通帳の天地の方向および表裏の方向が前記正しい方向に揃うように、前記第1および第2のめくり部ならびに前記天地ターン部を制御する挿入方向制御部と、
を備えることを特徴とする通帳発行装置。 - 前記収納部は、前記新規通帳が任意の天地の方向または表裏の方向で挿入されることを許容する、
ことを特徴とする請求項1に記載の通帳発行装置。 - 前記挿入方向判定部は、前記磁気読取部が前記挿入された新規通帳の第1の側に貼付されている磁気情報を読み取れないことを判定することにより、前記挿入された新規通帳の天地の方向および表裏の方向の少なくとも一つが前記正しい方向ではないことを判定することを特徴とする請求項1に記載の通帳発行装置。
- 前記挿入方向判定部は、請求項3に記載の判定の後さらに、前記第1のめくり部が前記挿入された新規通帳をめくれるか否かを判定することにより、前記挿入された新規通帳に関して前記表裏の方向のみが前記正しい方向ではないかまたは少なくとも前記天地の方向が前記正しい方向ではないかを判定することを特徴とする請求項3に記載の通帳発行装置。
- 前記挿入方向判定部が、請求項4に記載の判定の後、前記挿入された新規通帳に関して少なくとも前記天地の方向が前記正しい方向ではないと判定した場合に、前記挿入方向制御部は、前記天地ターン部を制御して前記挿入された新規通帳の天地の方向を逆にさせ、その後、前記挿入方向判定部は、前記磁気読取部が前記挿入された新規通帳の前記第1の側に貼付されている磁気情報を読み取れることを判定しまたは見返し頁の科目を判定することにより、前記挿入された新規通帳の前記天地の方向のみが前記正しい方向ではなかった方向が前記正しい方向に矯正されたと判定することを特徴とする請求項4に記載の通帳発行装置。
- 前記挿入方向判定部が、請求項4に記載の判定の後、前記挿入された新規通帳に関して少なくとも前記天地の方向が前記正しい方向ではないと判定した場合に、前記挿入方向制御部は、前記天地ターン部を制御して前記挿入された新規通帳の天地の方向を逆にさせ、その後、前記挿入方向判定部は、前記磁気読取部が前記挿入された新規通帳の前記第1の側に貼付されている磁気情報を読み取れないことを判定しまたは見返し頁の科目を判定することにより、前記挿入された新規通帳の前記天地の方向および前記表裏の方向の両方が前記正しい方向ではないと判定することを特徴とする請求項4に記載の通帳発行装置。
- 前記挿入状態判定部が前記挿入された新規通帳の前記天地の方向および前記表裏の方向の両方が前記正しい方向ではないと判定した場合に、前記挿入方向制御部は、前記天地ターン部を制御して前記挿入された新規通帳の天地の方向を逆にさせるとともに、前記第1または第2のめくり部を制御して前記挿入された新規通帳を表紙の頁までめくらせることにより、前記挿入された新規通帳の前記天地の方向および前記表裏の方向の両方を前記正しい方向に矯正することを特徴とする請求項6に記載の通帳発行装置。
- 前記挿入方向判定部が、請求項4に記載の判定の後、前記挿入された新規通帳に関して前記表裏の方向のみが前記正しい方向ではないと判定した場合に、前記挿入方向制御部は、前記第1または第2のめくり部を制御して前記挿入された新規通帳を表紙の頁までめくらせるとともに、前記天地ターン部を制御して前記挿入された新規通帳の天地の方向を逆にさせることにより、前記挿入された新規通帳の前記表裏の方向を前記正しい方向に矯正することを特徴とする請求項4に記載の通帳発行装置。
- 前記新規通帳の裏表紙側のみに前記磁気情報が貼付されることを特徴とする請求項1に記載の通帳発行装置。
- 前記新規通帳の表紙側および裏表紙側のそれぞれに前記磁気情報が貼付されることを特徴とする請求項1に記載の通帳発行装置。
- 前記磁気読取部は、前記新規通帳の表紙側および裏表紙側のそれぞれに貼付された前記磁気情報を2つの読取部を使って個別に読み取ることを特徴とする請求項10に記載の通帳発行装置。
- 新規通帳を保持する一つ以上の収納部と、旧通帳の交換時に前記収納部から新規通帳を挿入する新規通帳挿入部と、通帳の表紙側または裏表紙側の少なくとも一方の側に貼付されている磁気情報を読み取る磁気読取部と、通帳を互いに180度異なる第1の方向および第2の方向にそれぞれめくる第1および第2のめくり部と、天地が逆になるように通帳紙面を含む平面内で通帳を回転させる天地ターン部とを含む装置を用いた通帳発行方法であって、
前記新規通帳挿入部が一冊の前記新規通帳を挿入したときに、前記挿入された新規通帳の前記磁気読取部による前記磁気情報の読取り状態および前記第1または第2のめくり部の少なくとも一方でのめくり状態を判定することにより、前記挿入された新規通帳の天地の方向および表裏の方向が正しい方向か否かを判定し、
前記判定の結果に基づいて、前記挿入された新規通帳の天地の方向および表裏の方向が前記正しい方向に揃うように、前記第1のめくり部、前記第2のめくり部、および前記天地ターン部を制御する、
ことを備えることを特徴とする通帳発行方法。 - 前記収納部は、前記新規通帳が任意の天地の方向または表裏の方向で挿入されることを許容する、
ことを特徴とする請求項12に記載の通帳発行方法。 - 前記磁気読取部が前記挿入された新規通帳の第1の側に貼付されている磁気情報を読み取れないことを判定することにより、前記挿入された新規通帳の天地の方向および表裏の方向の少なくとも一つが前記正しい方向ではないことを判定することを特徴とする請求項12に記載の通帳発行方法。
- 請求項14に記載の判定の後さらに、前記第1のめくり部が前記挿入された新規通帳をめくれるか否かを判定することにより、前記挿入された新規通帳に関して前記表裏の方向のみが前記正しい方向ではないかまたは少なくとも前記天地の方向が前記正しい方向ではないかを判定することを特徴とする請求項14に記載の通帳発行方法。
- 請求項15に記載の判定の後、前記挿入された新規通帳に関して少なくとも前記天地の方向が前記正しい方向ではないと判定した場合に、前記天地ターン部を制御して前記挿入された新規通帳の天地の方向を逆にさせ、その後、前記挿入方向判定部は、前記磁気読取部が前記挿入された新規通帳の前記第1の側に貼付されている磁気情報を読み取れることを判定することにより、前記挿入された新規通帳の前記天地の方向のみが前記正しい方向ではなかった方向が前記正しい方向に矯正されたと判定することを特徴とする請求項15に記載の通帳発行方法。
- 請求項15に記載の判定の後、前記挿入された新規通帳に関して少なくとも前記天地の方向が前記正しい方向ではないと判定した場合に、前記天地ターン部を制御して前記挿入された新規通帳の天地の方向を逆にさせ、その後、前記磁気読取部が前記挿入された新規通帳の前記第1の側に貼付されている磁気情報を読み取れないことを判定することにより、前記挿入された新規通帳の前記天地の方向および前記表裏の方向の両方が前記正しい方
向ではないと判定することを特徴とする請求項15に記載の通帳発行方法。 - 前記挿入された新規通帳の前記天地の方向および前記表裏の方向の両方が前記正しい方向ではないと判定した場合に、前記天地ターン部を制御して前記挿入された新規通帳の天地の方向を逆にさせるとともに、前記第1または第2のめくり部を制御して前記挿入された新規通帳を表紙の頁までめくらせることにより、前記挿入された新規通帳の前記天地の方向および前記表裏の方向の両方を前記正しい方向に矯正することを特徴とする請求項17に記載の通帳発行方法。
- 請求項15に記載の判定の後、前記挿入された新規通帳に関して前記表裏の方向のみが前記正しい方向ではないと判定した場合に、前記天地ターン部を制御して前記挿入された新規通帳の天地の方向を逆にさせるとともに、前記第1または第2のめくり部を制御して前記挿入された新規通帳を表紙の頁までめくらせることにより、前記挿入された新規通帳の前記表裏の方向を前記正しい方向に矯正することを特徴とする請求項15に記載の通帳発行方法。
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