JP4967231B2 - 記録装置、記録装置の制御方法、制御プログラム及び記録媒体 - Google Patents
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このようなドットインパクトプリンタにおいて、動作制御用プログラムは、様々な改良や、仕向先の仕様変更、カスタマイズなどの要求に対応するため、不揮発性のメモリ(例えば、フラッシュROM、EEPROM、NVRAMなど)に更新可能に記憶している(例えば、特許文献2参照)。
この場合において、動作制御プログラムの更新時に、間違えて他の機種の動作制御プログラムを書き込んでしまうと、記録装置が動作不能状態となってしまうため、動作制御プログラムの書換条件を設定し、この書換条件が満たされた場合にのみ動作制御プログラムの更新を行うようにしているものがある。
例えば、機種毎のID番号を不揮発性メモリの書換不可領域に記憶しておき、入力された動作制御プログラムに対応づけられた記録装置のID番号を記憶しておいたID番号と比較して一致した場合にのみ、動作制御プログラムの更新を行うようにしていた。
そこで、本発明の目的は、動作制御プログラムの更新が可能な記録装置において、当該記録装置に対応する正しい動作制御プログラムに更新を行うことができ、ひいては、確実に動作させることが可能な記録装置、記録装置の制御方法、制御プログラム及び記録媒体を提供することにある。
また、動作制御プログラムの更新を当該記録装置に行わせようとする外部のホストコンピュータが接続されて、前記ホストコンピュータからの更新後の動作制御プログラムを前記記録装置に転送する複数種類のインターフェース部と、前記動作制御プログラムを更新可能に記憶するプログラム記憶部とを有し、前記動作制御プログラムに基づいて記録媒体に画像記録を行う記録装置の制御方法において、前記インターフェース部の種類毎に前記外部のホストコンピュータによる前記動作制御プログラムの更新可否を判別するための更新条件として動作制御プログラムの属性が満たすべき条件を自律的に切り替える更新条件設定過程と、前記更新可否を判別する更新判別過程と、更新可能であると判別された場合に、前記動作制御プログラムの更新を行う更新過程と、を備え、更新判別過程では、前記切り替えられた更新条件に基づいて前記更新可否を判別する、ことを特徴としている。
また、上記制御プログラムをコンピュータ読取可能な記録媒体に記録してもよい。
図1は、実施形態に係る記録装置としてのドットインパクトプリンタの外観を示す正面斜視図である。
ドットインパクトプリンタ10は、記録装置本体としての後述するプリンタ本体を覆う外装体としての上部カバー12、上部ハウジング13及び下部ハウジング14とを備えている。上部ハウジング13及び下部ハウジング14の前面には、手差口15が開口している。
このドットインパクトプリンタ10は、後述する記録ヘッドが備える記録ワイヤを、インクリボンを介して、記録媒体100に押し当てて、記録媒体100上にドットを形成することにより、画像(文字を含む)を記録するものである。
記録媒体100としての通帳は、複数枚の記録用紙(シート)が綴じられた一方向に延びる綴じ部を有し、記録用紙の記録面を水平に開いた場合に底面側となる面において、磁気ストライプ101が設けられている。
記録媒体100としての通帳には、縦綴じのものと、横綴じのものとがある。縦綴じとは、記録媒体100の長さ方向(記録装置の副走査方向;記録媒体搬送方向)に延びる綴じ部を有するものを指し、横綴じとは、記録媒体100の幅方向(記録装置の主走査方向)に延びる綴じ部を有するものを指している。
プリンタ本体11は、左サイドフレーム16及び右サイドフレーム17を備えた本体フレームと、記録ヘッド18及びこの記録ヘッド18を支持するキャリッジ19を備えた記録機構部20と、記録ヘッド18に対向するプラテン21と、記録媒体100として通帳が挿入された場合に、通帳に設けられた磁気ストライプ101の磁気情報の読み取り及び書き込みを行う磁気ヘッド34と、本体フレームに装着されたリボンカートリッジ39と、を備えている。
さらにプリンタ本体11は、第1搬送ローラ22及び第2搬送ローラ(搬送ローラ)23を備えた第1シート搬送機構部24と、第3搬送ローラ25及び第4搬送ローラ26を備えた第2シート搬送機構部27と、記録媒体100の搬送経路に進退自在な整列板29と、磁気情報読み書き時に記録媒体11である通帳の浮き上がりを上から押えるシート押え部30と、を有している。
キャリッジ19は、キャリッジ軸31に摺動自在に挿通されるとともに、記録ヘッド18を搭載している。キャリッジ19は、当該キャリッジ19を駆動するキャリッジ駆動モータ61(図6参照)の正転または逆転により、不図示のタイミングベルトを介しキャリッジ軸31に案内されて、このキャリッジ軸31の軸方向及びプラテン21の長手方向と一致する記録装置の主走査方向に、一対のサイドフレーム16、17で規定される範囲内で走査される。
また、記録ヘッド18には、シート幅検出センサ56(図6参照)が配設される。シート幅検出センサ56は、記録媒体100の有無を検出する非接触式のセンサ(具体的には、反射型光センサ)である。このシート幅検出センサ56によって、キャリッジ19の走査時に記録媒体100の有無を検出することにより、記録媒体100の幅方向の位置及びサイズを検出することができる。
整列板29は、図3に示すように、プラテン21と第1搬送ローラ22との間に配置される。更に、この整列板29は、キャリッジ19の主走査方向に対して平行な方向に延在され、整列モータ63(図6参照)の動作により、搬送経路Aに進退可能に構成される。
図4は、プリンタ本体11における第1シート搬送機構部24及び第2シート搬送機構部27の構成を示す要部斜視図である。図5は、第1シート搬送機構部24の構成を示す正面図である。なお、図5中の符号G1〜G3は、ローラ変位センサ57A〜57Fとこれらにそれぞれ対応する第2搬送ローラ23A〜23Fとの間の距離を示す。
第1シート搬送機構部24は、プラテン21に対してプリンタ本体11の前方側に配置され、第2シート搬送機構部27は、プラテン21に対してプリンタ本体11の後方側に配置される。更に、第1搬送ローラ22と第2搬送ローラ23が、また第3搬送ローラ25と第4搬送ローラ26が、それぞれ上下方向に配置されて対をなす。
第1搬送ローラ22は、シート搬送モータ62及び図示しない駆動輪列部によって回転駆動される駆動ローラであり、第2搬送ローラ23は、第1搬送ローラ22に所定の押圧力でばね付勢されている従動ローラである。
これによって、第1搬送ローラ22と第2搬送ローラ23とは、シート搬送モータ62の動作により互いに反対方向に回転駆動される。
本構成では、図4及び図5に示すように、記録媒体100の幅方向、すなわち、キャリッジ19の主走査方向に沿って、6個の第1搬送ローラ22と、これら6個の第1搬送ローラに各々対向する6個の第2搬送ローラ23A〜23Fとが配設され、第1搬送ローラ22と第2搬送ローラ23A〜23Fとの間に記録媒体100が挟まれて搬送される構成となっている。
そして、6個の第2搬送ローラ23A〜23Fの上方には、それぞれ、ローラ変位センサ57A〜57Fが配設される。ローラ変位センサ57A〜57Fは、非接触式の測距センサであって、具体的には反射型の光センサである。ローラ変位センサ57A〜57Fは、下方に位置する第2搬送ローラ23A〜23Fとの間の距離を測定することができる。本構成では、各ローラ変位センサ57A〜57Fは、図示しない固定部材を介して左サイドフレーム16及び右サイドフレーム17に固定され、その下方に位置する第2搬送ローラ23A〜23Fとの間の距離に基づき、第2搬送ローラ23の高さ位置(記録媒体100の記録面に対して垂直な方向における位置)を検出する。
従って、第2搬送ローラ23A〜23Fの高さ位置をローラ変位センサ57A〜57Fによって検出することにより、第2搬送ローラ23A〜23Fが当接する位置における記録媒体100の厚みを検出することができるのである。
この場合、ローラ変位センサ57A、57Bにより検出される距離G1と、ローラ変位センサ57C、57Dにより検出される距離G2とは、記録媒体100の厚みに応じて異なった値となる。また、第2搬送ローラ23E、23Fは記録媒体100を挟んでいないため、ローラ変位センサ57E、57Fにより検出される距離G3は、記録媒体100の厚みがゼロの場合の距離を示している。
また、図3及び図4に示すように、第3搬送ローラ25は、シート搬送モータ62及び図示しない駆動輪列部によって回転駆動される駆動ローラである。第4搬送ローラ26は、第3搬送ローラ25側に所定の押圧力でばね付勢されている従動ローラであって、第3搬送ローラ25と第4搬送ローラ26とは互いに反対方向に回転駆動される。
図6に示すように、ドットインパクトプリンタ10は、制御プログラムに基づいてドットインパクトプリンタ10全体を制御するCPU51を備える。CPU51には、バス54を介して制御プログラムが格納されたフラッシュROM52と、CPU51によりフラッシュROM52から読み出された制御プログラムや各種データなどを一時的に格納するRAM53と、表示する文字データを生成するためのキャラクタジェネレータ(CG)65と、が接続されている。
さらにまた、バス54には、シリアルインターフェース71、パラレルインターフェース72、USBインターフェース73及びネットワークカードインターフェース74が接続され、それぞれ対応する外部のホストコンピュータH1〜H4を接続可能にされている。
これらのホストコンピュータH1〜H4は、対応するインターフェース71〜74を介してドットインパクトプリンタ10の動作制御プログラムであるメインプログラムを更新させることが可能となっている。
CPU51は、フラッシュROM52に格納された動作制御プログラムに基づいて、記録ヘッド18やモータドライバ58を制御するとともに、シート幅検出センサ56及びローラ変位センサ57A〜57Fの検出結果を取得する。
図7は、メインファームウェアの更新処理の処理フローチャートである。
フラッシュROM52内には、ブートストラッププログラムが予め書き込まれており、この状態で、インパクトドットプリンタ10の電源を投入すると、CPU51は、フラッシュROM52からブートストラッププログラムを読み込み、図示しないスイッチ入力によって、予め記憶したメインファームウェアで動作する通常起動モードかあるいは新たにメインファームウェアをロードするプログラムモードのいずれかを判別する(ステップS1)。
続いてCPU51は、処理をロードしたイニシャルプログラムローダに移行する(ステップS3)。
これにより、CPU51は、イニシャルプログラムローダによりメインファームウェアをRAMにロードすることとなる(ステップS4)。
そして、イニシャルプログラムローダによりメインIDが確認されると、メインファームウェアをフラッシュROM52に書き込むこととなる(ステップS6)
ここで、メインIDの確認処理について詳細に説明する。
通常イニシャルプログラムローダは、ドットインパクトプリンタの一般ユーザがファームウェアを更新するために用いるイニシャルプログラムローダであり、当該通常イニシャルプログラムローダを用いてメインファームウェアの書き換えを行う場合には、シリアルインターフェース71、パラレルインターフェース72、USBインターフェース73あるいはネットワークカードインターフェース74経由で書き換えを行う構成としており、いずれのインターフェース経由であってもセキュリティレベルは同一であり、入力された開発名、基板情報、仕向先情報、カスタマイズ情報、製品情報が当該ドットインパクトプリンタ10の開発名、基板情報、仕向先情報、カスタマイズ情報および製品情報と全て同じであれば書き換えを許可し、メインファームウェアのフラッシュROM52への書き込みが行えるように構成されている。
開発名としては、開発者が任意に定めた名称(ニックネーム)が格納される。
基板情報としては、メイン基板上に実装されたドライバIC、抵抗、フラッシュROMなどのリビジョンアップ情報が記録されている。
仕向先情報としては、例えば、仕向先が国内であれば「J」、海外標準仕向けであれば「W」、中国仕向けであれば「K」、台湾仕向けであれば「C」、タイ仕向けであれば「T」、韓国仕向けであれば「H」などのように任意のアルファベットなどが記録されている。
製品情報としては、オプションの装着/未装着情報、キャラクタジェネレータ(CG)の搭載/未搭載、印刷桁数などの情報が記録されている。
図8は通常通常イニシャルプログラムローダにおけるメインIDの確認処理の処理フローチャートである。
まず、CPU51は、通常イニシャルプログラムローダの処理手順に従い、当該ドットインパクトプリンタ10のROM内に記録されている開発名(ニックネーム)を確認する(ステップS11)。
続いて確認した開発名が入力された開発名と同じであるか否かを判別する(ステップS12)。
ステップS12の判別において確認した開発名が入力された開発名と同じである場合には(ステップS12;Yes)、CPU51は、当該ドットインパクトプリンタ10のROM内に記録されている基板情報を確認する(ステップS13)。
ステップS14の判別において、確認した基板情報が入力された基板情報と異なる場合には(ステップS14;No)、処理をステップS22に移行し、メインファームウェアの書き換えを禁止し(ステップS22)、処理を終了する。
ステップS16の判別において、確認した仕向先情報が入力された仕向先情報と異なる場合には(ステップS16;No)、処理をステップS22に移行し、メインファームウェアの書き換えを禁止し(ステップS22)、処理を終了する。
ステップS16の判別において確認した仕向先情報が入力された仕向先情報と同じである場合には(ステップS16;Yes)、CPU51は、当該ドットインパクトプリンタ10のROM内に記録されているカスタマイズ情報を確認する(ステップS17)。
ステップS17の判別において確認したカスタマイズ情報が入力されたカスタマイズ情報と同じである場合には(ステップS18;Yes)、CPU51は、当該ドットインパクトプリンタ10のROM内に記録されている製品情報を確認する(ステップS19)。
ステップS20の判別において、確認した製品情報が入力された製品情報と異なる場合には(ステップS20;No)、処理をステップS22に移行し、メインファームウェアの書き換えを禁止し(ステップS22)、処理を終了する。
特殊イニシャルプログラムローダは、ドットインパクトプリンタの組み立て工程で用いるイニシャルプログラムローダであり、組み立てラインで当該特殊イニシャルプログラムローダを用いてメインファームウェアの書き換えを行う場合には、シリアルインターフェース71、パラレルインターフェース72、USBインターフェース73あるいはネットワークカードインターフェース74経由で書き換えを行うことが可能となっているが、シリアルインターフェース71あるいはパラレルインターフェース73経由であれば、セキュリティレベルを低くし、容易に書換が行えるように、入力された開発名および基板情報が当該ドットインパクトプリンタ10の開発名および基板情報と同じであれば書き換えを許可し、メインファームウェアのフラッシュROM52への書き込みが行えるように構成されている。
なお、USBインターフェース73あるいはネットワークインターフェース74経由の場合には、通常イニシャルプログラムローダの場合と同様に、シリアルインターフェース71あるいはパラレルインターフェース73経由の場合よりもセキュリティレベルを高くし、入力された開発名、基板情報、仕向先情報およびカスタマイズ情報が当該ドットインパクトプリンタ10の開発名、基板情報、仕向先情報およびカスタマイズ情報の全てが同じでなければ、書き換えが行えないようになっている。
すなわち、シリアルインターフェース71あるいはパラレルインターフェース73経由であれば、利便性を優先し、セキュリティが低い状態でメインファームウェアのフラッシュROM52への書き込みが行えるようになっているのである。
この結果、特殊イニシャルプログラムローダを一般ユーザが入手したとしても、容易に書き換えが行えないようになっている。
図9は、特殊イニシャルプログラムローダにおけるメインIDの確認処理の処理フローチャート(その1)である。図10は、特殊イニシャルプログラムローダにおけるメインIDの確認処理の処理フローチャート(その2)である。
まず、CPU51は、特殊イニシャルプログラムローダの処理手順に従い、まず、外部のホストコンピュータとUSBインターフェース73経由あるいはネットワークインターフェース74経由で接続されているか否かを判別する(ステップS31)。すなわち、一般ユーザがメインファームウェアの書き込みを行おうとしていると考えられるか否かを判別する。
ステップS31の判別において、CPU51は、外部のホストコンピュータとUSBインターフェース73およびネットワークインターフェース74のいずれとも接続されていない場合、すなわち、シリアルインターフェース71あるいはパラレルインターフェース73で接続されている場合には、組み立てラインで当該特殊イニシャルプログラムローダを用いてメインファームウェアの書き換えを行おうとしていると考えられるので、セキュリティレベルの低い状態で書き換えの可否を確認する。すなわち、まず当該ドットインパクトプリンタ10のフラッシュROM52内に記録されている開発名(ニックネーム)を確認する(ステップS44)。
ステップS45の判別において、確認した開発名が入力された開発名と異なる場合には(ステップS45;No)、処理をステップS43に移行し、メインファームウェアの書き換えを禁止し(ステップS43)、処理を終了する。
ステップS45の判別において確認した開発名が入力された開発名と同じである場合には(ステップS45;Yes)、CPU51は、当該ドットインパクトプリンタ10のフラッシュROM52内に記録されている基板情報を確認する(ステップS46)。
ステップS47の判別において、確認した基板情報が入力された基板情報と異なる場合には(ステップS47;No)、処理をステップS43に移行し、メインファームウェアの書き換えを禁止し(ステップS43)、処理を終了する。
一方、ステップS31の判別において、CPU51は、外部のホストコンピュータH1〜H4とUSBインターフェース73あるいはネットワークインターフェース74のいずれかを経由して接続されている場合、すなわち、ユーザがメインファームウェアの書き換えを行おうとしている場合には、当該ドットインパクトプリンタ10のROM内に記録されている開発名(ニックネーム)を確認する(ステップS32)。
ステップS33の判別において、確認した開発名が入力された開発名と異なる場合には(ステップS33;No)、処理をステップS43に移行し、メインファームウェアの書き換えを禁止し(ステップS43)、処理を終了する。
ステップS33の判別において確認した開発名が入力された開発名と同じである場合には(ステップS33;Yes)、CPU51は、当該ドットインパクトプリンタ10のROM内に記録されている基板情報を確認する(ステップS34)。
ステップS35の判別において、確認した基板情報が入力された基板情報と異なる場合には(ステップS35;No)、処理をステップS43に移行し、メインファームウェアの書き換えを禁止し(ステップS43)、処理を終了する。
ステップS37の判別において、確認した仕向先情報が入力された仕向先情報と異なる場合には(ステップS37;No)、処理をステップS43に移行し、メインファームウェアの書き換えを禁止し(ステップS43)、処理を終了する。
ステップS37の判別において確認した仕向先情報が入力された仕向先情報と同じである場合には(ステップS37;Yes)、CPU51は、当該ドットインパクトプリンタ10のROM内に記録されているカスタマイズ情報を確認する(ステップS38)。
ステップS39の判別において確認したカスタマイズ情報が入力されたカスタマイズ情報と同じである場合には(ステップS39;Yes)、CPU51は、当該ドットインパクトプリンタ10のROM内に記録されている製品情報を確認する(ステップS40)。
ステップS41の判別において、確認した製品情報が入力された製品情報と異なる場合には(ステップS41;No)、処理をステップS43に移行し、メインファームウェアの書き換えを禁止し(ステップS43)、処理を終了する。
ステップS41の判別において確認した製品情報が入力された製品情報と同じである場合には(ステップS41;Yes)、CPU51は、メインファームウェアの書き換えを許可することとなり(ステップS42)、メインファームウェアをフラッシュROM52に書き込むこととなる(ステップS6)
Claims (5)
- 動作制御プログラムを更新可能に記憶するプログラム記憶部を有し、前記動作制御プログラムに基づいて記録媒体に画像記録を行う記録装置において、
前記動作制御プログラムの更新を当該記録装置に行わせようとする外部のホストコンピュータが接続されて、前記ホストコンピュータからの更新後の動作制御プログラムを前記記録装置に転送する複数種類のインターフェース部と、
前記インターフェース部の種類毎に前記外部のホストコンピュータによる前記動作制御プログラムの更新可否を判別するための更新条件として動作制御プログラムの属性が満たすべき条件を自律的に切り替える更新条件設定部と、
前記更新可否を判別する更新判別部と、を備え、
前記更新判別部は、前記切り替えられた更新条件に基づいて前記更新可否を判別する、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項1記載の記録装置において、
前記更新判別部により更新可能であると判別された場合に、前記動作制御プログラムの更新を行う更新部を備えたことを特徴とする記録装置。 - 動作制御プログラムの更新を当該記録装置に行わせようとする外部のホストコンピュータが接続されて、前記ホストコンピュータからの更新後の動作制御プログラムを前記記録装置に転送する複数種類のインターフェース部と、前記動作制御プログラムを更新可能に記憶するプログラム記憶部とを有し、前記動作制御プログラムに基づいて記録媒体に画像記録を行う記録装置の制御方法において、
前記インターフェース部の種類毎に前記外部のホストコンピュータによる前記動作制御プログラムの更新可否を判別するための更新条件として動作制御プログラムの属性が満たすべき条件を自律的に切り替える更新条件設定過程と、
前記更新可否を判別する更新判別過程と、
更新可能であると判別された場合に、前記動作制御プログラムの更新を行う更新過程と、を備え、前記更新判別過程では、前記切り替えられた更新条件に基づいて前記更新可否を判別する、ことを特徴とする記録装置の制御方法。 - 動作制御プログラムの更新を当該記録装置に行わせようとする外部のホストコンピュータが接続されて、前記ホストコンピュータからの更新後の動作制御プログラムを前記記録装置に転送する複数種類のインターフェース部と、前記動作制御プログラムを更新可能に記憶するプログラム記憶部とを有し、前記動作制御プログラムに基づいて記録媒体に画像記録を行う記録装置をコンピュータにより制御するための制御プログラムにおいて、
前記インターフェース部の種類毎に前記外部のホストコンピュータによる前記動作制御プログラムの更新可否を判別するための更新条件として動作制御プログラムの属性が満たすべき条件を自律的に切り替え、
前記更新可否を判別させ、
更新可能であると判別された場合に、前記動作制御プログラムの更新を行わせ、前記更新可否を判別するときには、前記切り替えられた更新条件に基づいて前記更新可否を判別する、ことを特徴とする制御プログラム。 - 請求項4記載の制御プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読取可能な記録媒体。
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