JP2023044191A - プリンタ - Google Patents

プリンタ Download PDF

Info

Publication number
JP2023044191A
JP2023044191A JP2021152089A JP2021152089A JP2023044191A JP 2023044191 A JP2023044191 A JP 2023044191A JP 2021152089 A JP2021152089 A JP 2021152089A JP 2021152089 A JP2021152089 A JP 2021152089A JP 2023044191 A JP2023044191 A JP 2023044191A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
printer
thermal head
case
control circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021152089A
Other languages
English (en)
Inventor
雅史 千葉
Masafumi Chiba
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Component Ltd
Original Assignee
Fujitsu Component Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Component Ltd filed Critical Fujitsu Component Ltd
Priority to JP2021152089A priority Critical patent/JP2023044191A/ja
Publication of JP2023044191A publication Critical patent/JP2023044191A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

【課題】媒体に対する印刷およびデータの書き込みを容易に行うことが可能なプリンタを提供できるようにすること。【解決手段】プリンタは、ケースと、サーマルヘッドと、無線タグへの情報書き込みを行うタグライタとを備え、ケースの底面が無線タグを備えた媒体に押し当てられた状態で、サーマルヘッドが媒体に対する印刷を行い、タグライタが無線タグに対するデータの書き込みを行う。【選択図】図5

Description

本発明は、プリンタに関する。
特許文献1には、ICカードに対してサーマルヘッドによる印刷および無線通信によるデータの書き込みを行うことができるカード処理装置が開示されている。
特許文献2には、非接触IC内蔵のカードに対してヘッドによる印字および無線通信によるデータの書き込みを行うことができるカードリーダライタが開示されている。
特開2009-205339号公報 特開2000-331129号公報
しかしながら、特許文献1の技術は、ICカードを挿入口からカード処理装置内に1枚ずつ挿入する必要があるため、カードに対する印刷およびデータの書き込みを容易に行うことができない。
また、特許文献2の技術は、カードをカード挿入部から1枚ずつ挿入する必要があるため、カードに対する印刷およびデータの書き込みを容易に行うことができない。
本発明は、上述した課題を解決するため、無線タグを備えた媒体に対する印刷およびデータの書き込みを容易に行うことが可能なプリンタを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、一実施形態のプリンタは、ケースと、サーマルヘッドと、無線タグへの情報書き込みを行うタグライタとを備え、ケースの底面が無線タグを備えた媒体に押し当てられた状態で、サーマルヘッドが媒体に対する印刷を行い、タグライタが無線タグに対するデータの書き込みを行う。
一実施形態によれば、媒体に対する印刷およびデータの書き込みを容易に行うことが可能なプリンタを提供できる。
第1実施形態に係るプリンタの外観斜視図 第1実施形態に係るプリンタの側面図 第1実施形態に係るプリンタの底面図 第1実施形態に係るプリンタの機能構成を示す図 第1実施形態に係るプリンタの動作を説明する図 第1実施形態に係る制御回路による処理の手順を示す図 第1実施形態に係るプリンタの位置決め機能を説明する図 第1実施形態に係るプリンタによる通信処理のシーケンスを示す図 第2実施形態に係るプリンタの側面図 第2実施形態に係るプリンタの底面図 第2実施形態に係るプリンタの機能構成を示す図 第2実施形態に係るプリンタの動作を説明する図 第2実施形態に係る制御回路による処理の手順を示すフローチャート 第2実施形態に係る制御回路によるサーマルヘッド制御処理の手順を示すフローチャート プリンタに対するRFIDカードの位置決め方法の第1例を説明する図 プリンタに対するRFIDカードの位置決め方法の第2例を説明する図 プリンタに対するRFIDカードの位置決め方法の第3例を説明する図
〔実施形態〕
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
〔第1実施形態〕
(プリンタ100の構成)
図1は、第1実施形態に係るプリンタ100の外観斜視図である。図2は、プリンタ100の側面図である。図3は、プリンタ100の底面図である。図1~図3に示すプリンタ100は、後述するRFIDカード10(「媒体」の一例であり、以下「カード」という)に対する印刷およびカード10に設けられた無線タグへのデータの書き込みが可能な装置である。プリンタ100は、比較的小型であり、ユーザによる持ち運びおよび片手での使用が容易である。
なお、本実施形態では、便宜上、X軸方向を前後方向とし、+X方向を前とする。Y軸方向を左右方向とし、+Y方向を右とする。Z軸方向を上下方向とし、+Z方向を上とする。
図1~図3に示すように、プリンタ100は、ケース110、可動部120、サーマルヘッド130、タグライタ140(RFIDリーダライタ)、第1検出部151(第1検出手段)、および第2検出部152(第2検出手段)を備える。
ケース110は、中空の箱状(本実施形態では直方体)の部材である。ケース110の底面には、平面視にて矩形状の開口111が形成されている。例えば、ケース110は、樹脂素材により形成される。
可動部120は、ケース110内に収容可能なブロック状(本実施形態では、直方体)の部材である。可動部120は、その一部が開口111から下方に突出した状態で、ケース110に対して上下方向に移動可能に配置される。可動部120は、コイルスプリング等の付勢部材121によって下方に付勢されている。例えば、可動部120は、樹脂素材により形成される。可動部120の底面には、上方に向かって凹んだ形状の収容部122が形成されている。収容部122は、平面視においてカード10と同形状の矩形状である。収容部122内には、印刷対象のカード10を収容可能である。
サーマルヘッド130は、可動部120の前側に設けられている。サーマルヘッド130は、前後方向および左右方向にマトリクス状に並べて配置された複数の発熱体131を有する。発熱体131は、収容部122の天井面から露出している。サーマルヘッド130は、可動部120に対して上下方向に移動可能に設けられており、且つ、コイルスプリング等の付勢部材132によって下方に付勢されている。サーマルヘッド130は、発熱体131により、収容部122内に配置されたカード10の表面に画像を印刷する。また、サーマルヘッド130は、カード10の表面に印刷されている画像を消去して画像を再書き込みすることができる。
図5に示すカード10は、例えば樹脂で形成されており、無線タグ12が設けられている。カード10の表面には、各種情報が印刷される、感熱性の印刷領域11が画定されている。カード10は、サーマルヘッド130による画像の印刷、消去、再印刷が可能な、いわゆるリライタブルカードである。なお、カードは紙、その他の材質で形成されていてもよい。また、無線による情報の読み書きが可能であれば、無線タグ12の種類は問わない。
タグライタ140は、カードに設けられた無線タグ12の位置に応じてケース110内部の後側に設けられている。タグライタ140は、無線通信により、無線タグ12にデータを書き込む。なお、タグライタは無線タグ12からのデータ読み取りも可能である。
第1検出部151はケース110の内部に設けられており、ケース110に対して可動部120が上方に所定量押し込まれたことを検出する。第1検出部151には、フォトセンサ等のセンサやスイッチが用いられる。
第2検出部152は可動部120の内部に設けられており、可動部120に対してサーマルヘッド130が上方に所定量押し込まれたことを検出する。第2検出部152には、フォトセンサ等のセンサやスイッチが用いられる。
(プリンタ100の機能構成)
図4は、第1実施形態に係るプリンタ100の機能構成を示す図である。図4に示すプリンタ100は、制御回路160を備える。制御回路160は、例えば、サーマルヘッド130およびタグライタ140の動作を制御する。制御回路160は、MCU(Micro Controller Unit)161、不揮発性のメモリ162、および通信部163を有する。MCU161は、プロセッサがプログラムを実行することにより、制御回路160が有する各種機能を実現する。メモリ162は、各種データを記憶する。通信部163は、パーソナルコンピュータ等のホスト20(図8参照)との無線通信を制御する。
(プリンタ100の動作)
図5は、第1実施形態に係るプリンタ100の動作を説明する図である。
図5(a)に示すように、ユーザが、可動部120の底面とカード10の表面とが平行となるように、カード10の上側にプリンタ100を配置する。このとき、ユーザは、収容部122の枠内にカード10が収まるように、プリンタ100を配置する。
そして、図5(b)に示すように、ユーザがプリンタ100を下方に移動させてカード10を収容部122に収容する。ユーザがさらにケース110を下方に押し下げることにより、サーマルヘッド130の発熱体131がカード10の表面に押し当てられる。これにより、可動部120に対してサーマルヘッド130が上方に押し込まれ、ケース110に対して可動部120が上方に押し込まれる。
可動部120が上方に所定量押し込まれたことを第1検出部151が検出し、サーマルヘッド130が上方に所定量押し込まれたことを第2検出部152が検出すると、サーマルヘッド130が印刷領域11に印刷を行い、タグライタ140が無線タグ12に対するデータの書き込みを行う。
(制御回路160による処理の手順)
図6は、第1実施形態に係る制御回路160による処理の手順を示す図である。
制御回路160は、可動部120が上方に所定量押し込まれたことを第1検出部151が検出したか否かを判断する(S601)。
S601において、可動部120の押し込みを第1検出部151が検出していないと判断した場合(S601:No)、制御回路160は、S601を再度実行する。
S601において、第1検出部151が可動部120の押し込みを検出したと判断した場合(S601:Yes)、制御回路160は、サーマルヘッド130が上方に所定量押し込まれたことを第2検出部152が検出したか否かを判断する(S602)。
S602において、第2検出部152がサーマルヘッド130の押し込みを検出していないと判断した場合(S602:No)、制御回路160は、S602を再度実行する。
S602において、第2検出部152がサーマルヘッド130の押し込みを検出したと判断した場合(S602:Yes)、制御回路160は、タグライタ140を制御して、無線タグ12に対するデータの書き込みを行う(S603)。
また、制御回路160は、タグライタ140を制御することにより、無線タグ12からデータの読み取りを行う(S604)。
そして、制御回路160は、S603で無線タグ12に書き込んだデータと、S604で無線タグ12から読み込んだデータとを比較することにより、無線タグ12に対するデータの書き込みが正常に行われたか否かを判断する(S605)。
S605において、データの書き込みが正常に行われていないと判断した場合(S605:No)、制御回路160は、S605を再度実行する。
S605において、データの書き込みが正常に行われたと判断した場合(S605:Yes)、制御回路160は、サーマルヘッド130を制御して、印刷領域11上の古い画像を消去した後(S606)、印刷領域11に新たな画像を印刷する(S607)。その後、制御回路160は、図6に示す一連の処理を終了する。
(収容部122の位置決め機能)
図7は、第1実施形態に係る収容部122の位置決め機能を説明する図である。
図7に示すように、収容部122は、前側の内壁面122Aおよび後側の内壁面122Bが、上側に行くに連れて徐々に前後幅が狭くなるように傾斜した傾斜面となっている。また、収容部122の最上部の前後幅は、カード10の前後幅と略同寸法となっている。
これにより、図7(a)に示すように、カード10が前後方向に位置ずれした状態で収容部122に収容された場合であっても、図7(b)に示すように、ユーザがケース110を下方に押し下げるだけで、カード10の前端部または後端部が内壁面122Aまたは内壁面122Bに当接して、カード10を所定位置に位置決めすることができる。
なお、収容部122は同様に、右側および左側の内壁面が上側に行くに連れて左右の幅が狭くなるように傾斜した傾斜面となっていてもよい。これにより、カード10が左右方向に位置ずれした状態で収容部122に収容されても、ユーザがケース110を下方に押し下げるだけで、カード10の左端部または右端部が内壁面に当接して、カード10を所定位置に位置決めすることができる。
(通信処理の手順)
図8は、第1実施形態に係る通信処理のシーケンスを示す図である。
プリンタ100は、通信部163によって、ホスト20から、カード10に印刷および書き込みするIDの初期値として、「AAA001」を取得し、メモリ162に保持する。ここで、「AAA」は固定値であり、「001」は変動値である。
次に、プリンタ100は、1番目のカード10-1に対して、メモリに保持されているID「AAA001」を印刷および書き込みする。プリンタ100は、書き込み後にカード10-1からID「AAA001」を読み出したとき、1番目のカード10-1に対する印刷および書き込みが成功したと判断する。
次に、プリンタ100は、メモリに保持されているID「AAA001」の変動値をインクリメントして、IDを「AAA002」に変更する。
次に、プリンタ100は、2番目のカード10-2に対して、メモリに保持されているID「AAA002」を印刷および書き込みする。プリンタ100は、書き込み後にカード10-2からID「AAA002」を読み出したときに、2番目のカード10-2に対する印刷および書き込みが成功したと判断する。
以降、プリンタ100は、メモリに保持されているIDのインクリメントと、カード10に対するIDの印刷および書き込みを繰り返し行うことにより、複数のカード10に対して連続的なIDを印刷および書き込みすることができる。
なお、プリンタ100は、複数のカード10に対して同一のIDを印刷および書き込みすることも可能である。また、カード10に印刷する情報と無線タグに書き込む情報とは異なっていてもよい。さらに、ホスト20から供給される情報は上記のものに限らない。
〔第2実施形態〕
(プリンタ100-2の構成)
図9は、第2実施形態に係るプリンタ100-2の側面図である。図10は、プリンタ100-2の底面図である。
図9および図10に示すように、プリンタ100-2は、ローラ170、第3検出部153(第3検出手段)、および第4検出部154(第4検出手段)をさらに備える。
ローラ170は、可動部120に、左右方向に延びる回転軸171を中心として回転可能に設けられている。また、ローラ170は、可動部120に対して上下方向に移動可能に設けられ、コイルスプリング等の付勢部材172によって下方に付勢されている。ローラ170の下端部は、可動部120の底面よりも下方に僅かに突出している。これにより、ローラ170は、カード10の設置面に接し、プリンタ100-2の前後方向への移動に伴って設置面上で回転することができる。
第3検出部153は、可動部120に設けられており、可動部120に対してローラ170が上方に所定量押し込まれたことを検出する。第3検出部153には、フォトセンサなどのセンサやスイッチが用いられる。
第4検出部154は、可動部120に設けられており、ローラ170の回転量を検出する。第4検出部154は、センサが用いられる。
サーマルヘッド130は、左右方向に一列に並べて配置された1ドットライン分の複数の発熱体131を有する。
(プリンタ100-2の機能構成)
図11は、プリンタ100-2の機能構成を示す図である。図11に示すように、プリンタ100-2は、第3検出部153および第4検出部154からの出力が制御回路160にさらに入力される点で、プリンタ100-1と異なる。
(プリンタ100-2の動作)
図12は、プリンタ100-2の動作を説明する図である。
図12(a)に示すように、ユーザが、可動部120の底面とカード10の表面とが平行となるように、カード10の上側にプリンタ100-2を配置する。このとき、ユーザは、収容部122の枠内にカード10が収まるように、プリンタ100-2を配置する。
そして、図12(b)に示すように、ユーザがプリンタ100-2を下方に移動させることにより、カード10が収容部122に収容される。ユーザがさらにケース110を下方に押し下げることにより発熱体131をカード10の表面に押し当てられ、可動部120に対してサーマルヘッド130を上方に押し込むとともに、ケース110に対して可動部120を上方に押し込む。可動部120の押し込みにより、ローラ170も上方に押し込まれる。
可動部120が上方に所定量押し込まれたことを第1検出部151が検出し、サーマルヘッド130が上方に所定量押し込まれたことを第2検出部152が検出し、ローラ170が上方に所定量押し込まれたことを第3検出部153が検出すると、タグライタ140が無線タグに対するデータの書き込みを行い、サーマルヘッド130が印刷領域11に対して1ドットライン分の印刷を行う。
続けて、図12(c)に示すように、ユーザが、ケース110を下方に押し込んだ状態のままプリンタ100-2を前方に移動させる。この際、プリンタ100-2は、第4検出部154によって検出されるローラ170の回転量に基づいてプリンタ100-2の前方への1ドットライン分の移動を検出し、1ドットライン分の移動に応じてサーマルヘッド130により印刷領域11に1ドットラインずつ印刷を行う。なお、プリンタ100-2は、第4検出部154の代わりに、カード10の前後方向の移動量を検出するセンサを備えてもよい。
(制御回路160による処理の手順)
図13は、第2実施形態に係る制御回路160による処理の手順を示すフローチャートである。
制御回路160は、可動部120が上方に所定量押し込まれたことを第1検出部151が検出したか否かを判断する(S1301)。
S1301において、第1検出部151が可動部120の押し込みを検出していないと判断した場合(S1301:No)、制御回路160は、S1301を再度実行する。
S1301において、第1検出部151が可動部120の押し込みを検出したと判断した場合(S1301:Yes)、制御回路160は、サーマルヘッド130が上方に所定量押し込まれたことを第2検出部152が検出したか否かを判断する(S1302)。
S1302において、第2検出部152がサーマルヘッド130の押し込みを検出していないと判断した場合(S1302:No)、制御回路160は、S1302を再度実行する。
S1302において、第2検出部152がサーマルヘッド130の押し込みを検出したと判断した場合(S1302:Yes)、制御回路160は、ローラ170が上方に所定量押し込まれたことを第3検出部153が検出したか否かを判断する(S1303)。
S1303において、第3検出部153がローラ170の押し込みを検出していないと判断した場合(S1303:No)、制御回路160は、S1303を再度実行する。
S1303において、第3検出部153がローラ170の押し込みを検出したと判断した場合(S1303:Yes)、制御回路160は、タグライタ140を制御して、無線タグに対するデータの書き込みを行う(S1304)。
また、制御回路160は、タグライタ140を制御して、無線タグ12からデータを読み取る(S1305)。
そして、制御回路160は、S1304で無線タグ12に書き込んだデータと、S1305で無線タグ12から読み込んだデータとを比較することにより、無線タグ12に対するデータの書き込みが正常に行われたか否かを判断する(S1306)。
S1306において、データの書き込みが正常に行われていない判断した場合(S1306:No)、制御回路160は、S1306を再度実行する。
S1306において、データの書き込みが正常に行われたと判断した場合(S1306:Yes)、制御回路160は、図14に示す処理を実行する(S1307)。その後、制御回路160は、図13に示す一連の処理を終了する。
(制御回路160によるサーマルヘッド制御処理の手順)
図14は、第2実施形態に係る制御回路160によるサーマルヘッド制御処理の手順を示すフローチャートである。
制御回路160は、ドットカウンタに0を代入する(S1401)。
次に、制御回路160は、発熱体に通電する(S1402)。
次に、制御回路160は、ローラ170が上方に所定量押し込まれたか否かを第3検出部153の検出結果から判断する(S1403)。
S1403において、第3検出部153がローラ170の押し込みを検出していないと判断した場合(S1403:No)、制御回路160は、図14に示す一連の処理を終了する。
S1403において、第3検出部153がローラ170の押し込みを検出したと判断した場合(S1403:Yes)、制御回路160は、ローラ170が1ドット分移動したか否かを判断する(S1404)。
S1404において、ローラ170が1ドット分移動していないと判断した場合(S1404:No)、制御回路160は、S1403へ処理を戻す。
S1404において、ローラ170が1ドット分移動したと判断した場合(S1404:Yes)、制御回路160は、ドットカウンタに1を加算する(S1405)。
次に、制御回路160は、ドットカウンタが24であるか否かを判断する(S1406)。本実施例では、1行を24ドットとして1行分印刷するプリンタを例にしたフローであるため、判断値を「24」としている。
S1406において、ドットカウンタが24以上ではないと判断した場合(S1406:No)、制御回路160は、S1402へ処理を戻す。
S1406において、ドットカウンタが24以上であると判断した場合(S1406:Yes)、制御回路160は、図14に示す一連の処理を終了する。
(カード10の位置決め方法の一例)
以下、図15~図17を参照して、可動部120が収容部122を有しない場合の、プリンタ100,100-2に対するカード10の位置決めの一例を説明する。
<第1例>
図15は、プリンタ100,100-2に対するカード10の位置決めの第1例を説明する図である。第1例では、カード10の前側且つ左側の角部に、ケース110の前側且つ左側の角部を一致させる。これにより、プリンタ100,100-2に対してカード10を位置決めすることができる。これにより、プリンタ100,100-2は、印刷領域11の正しい位置に印刷を行うことができ、且つ、無線タグ12に対するデータの書き込みを行うことができる。なお、プリンタ100-2では、第1例によってカード10の初期位置を位置決めすることができる。
<第2例>
図16は、プリンタ100,100-2に対するカード10の位置決めの第2例を説明する図である。第2例では、カード10の表面のL字状のマーク13に、ケース110の前側且つ左側の角部を一致させる。これにより、プリンタ100,100-2に対してカード10を位置決めすることができる。これにより、印刷領域11の正しい位置に印刷を行うことができ、且つ無線タグ12に対するデータの書き込みを行うことができる。なお、プリンタ100-2では、第2例によってカード10の初期位置を位置決めすることができる。
<第3例>
図17は、プリンタ100-2に対するカード10の位置決めの第3例を説明するための図である。
図17に示すプリンタ100-2は、位置決め機構180を備える。位置決め機構180は、レバー181および突起182を備える。レバー181は、可動部120に設けられている回転軸を中心に回転可能に設けられている。突起182は、ケース110においてレバー181の後端部の上方に設けられている。
図17(b)に示すように、ケース110が下方に押し込まれると、突起182によってレバー181の後端部が押し下げられて、レバー181が回転する。
これにより、レバー181の先端部によってカード10が前方に押し出され、カード10を位置決めすることができる。
なお、図17(c)に示すように、ケース110が完全に押し込まれた状態では、レバー181の後端部が突起182によりさらに下方に押し下げられるため、レバー181はカード10よりも高い位置で略水平状態となる。これにより、図17(c)に示すように、ケース110が完全に押し込まれた状態のまま、カード10がレバー181に干渉することなく、ケース110を前方に移動させることができる。
以上説明したように、一実施形態に係るプリンタ100,100-2は、ケース110と、ケース110の内部に上下方向に移動可能に設けられ、且つ、ケース110の底面から一部が突出可能な可動部120と、可動部120に設けられたサーマルヘッド130と、ケース110の内部に設けられたタグライタ140とを備える。そして、可動部120の底面がカード10に押し当てられて可動部120がケース110の内部に押し込まれた状態で、サーマルヘッド130がカード10に対する印刷を行い、タグライタ140が無線タグ12に対するデータの書き込みを行う。
これにより、一実施形態に係るプリンタ100,100-2は、ケース110を押し込むことにより、カード10に対する印刷およびデータの書き込みを行うことができる。したがって、一実施形態に係るプリンタ100によれば、カード10に対する印刷およびデータの書き込みを容易に行うことができる。
また、一実施形態に係るプリンタ100,100-2は、壁面等に貼り付けられているカード10に対しても、印刷およびデータの書き込みを行うことができる。
また、一実施形態に係るプリンタ100,100-2において、可動部120は、上方に向かって凹んだ形状を有し、且つカード10を収容可能な収容部122を有する。
これにより、一実施形態に係るプリンタ100,100-2は、カード10を収容部122に収容することで、カード10を容易に位置決めすることができる。
また、一実施形態に係るプリンタ100,100-2において、サーマルヘッド130は可動部120に対して上下方向に移動可能に設けられており、サーマルヘッド130が上方に押し込まれた状態で、サーマルヘッド130による印刷およびタグライタによる140によるデータの書き込みを行う。
これにより、一実施形態に係るプリンタ100,100-2は、サーマルヘッド130がカード10の表面に適切に押し当てられている状態で、カード10への印刷を行うことができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形又は変更が可能である。
例えば、可動部120は、収容部122を有しなくともよい。この場合、可動部120の底面をカード10の表面に押し当てることによりカード10に印刷を行うことができる。また、この場合、可動部120の底面よりも大きなカード10に対しても印刷を行うことができる。
なお、上記の実施形態で説明した収容部122を有するプリンタでも、ケース110を押し込んだ時に印刷領域11にサーマルヘッドを押し当てることができれば、収容部122よりも大きなカードに印刷することも可能である。
また、プリンタは、可動部120を有さずに、ケース110にサーマルヘッド130が設けられている構成としてもよい。この場合、ケース110の底面をカード10に押し当てることにより、カード10に対する印刷およびデータの書き込みを行うことができる。
10,10-1,10-2 RFIDカード、11 印刷領域、12 無線タグ、
13 マーク、20 ホスト、100,100-2 プリンタ、110 ケース、
111 開口、120 可動部、121 付勢部材、122 収容部、
122A,122B 内壁面、130 サーマルヘッド、131 発熱体、
132 付勢部材、140 タグライタ、151 第1検出部、152 第2検出部、
153 第3検出部、154 第4検出部、160 制御回路、161 MCU、
163 通信部、170 ローラ、172 付勢部材、180 位置決め機構、
181 レバー、182 突起

Claims (7)

  1. ケースと、
    サーマルヘッドと、
    無線タグへの情報書き込みを行うタグライタと
    を備え、
    前記ケースの底面が無線タグを備えた媒体に押し当てられた状態で、前記サーマルヘッドが前記媒体に対する印刷を行い、前記タグライタが前記無線タグに対するデータの書き込みを行う
    ことを特徴とするプリンタ。
  2. 前記ケースに上下方向に移動可能に設けられ、且つ、前記ケースの底面から一部が突出可能な可動部をさらに備え、
    前記サーマルヘッドは、前記可動部に設けられており、
    前記可動部が前記媒体に押し当てられ、前記可動部が前記ケースの内部に押し込まれた状態で、前記サーマルヘッドが前記媒体に対する印刷を行い、前記タグライタが前記無線タグに対するデータの書き込みを行う
    ことを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
  3. 前記可動部は、その下部に、上方に向かって凹んだ形状を有し、且つ、前記媒体を収容可能な収容部を有する
    ことを特徴とする請求項2に記載のプリンタ。
  4. 前記サーマルヘッドは、
    前記可動部に対して上下方向に移動可能に設けられており、
    前記媒体によって前記サーマルヘッドが上方に押し込まれた状態で、前記サーマルヘッドによる前記印刷および前記タグライタによる前記書き込みを行う
    ことを特徴とする請求項2または3に記載のプリンタ。
  5. 前記タグライタによる前記無線タグへの書き込みに成功した場合、前記サーマルヘッドによる前記印刷を行う
    ことを特徴とする請求項2から4のいずれか一項に記載のプリンタ。
  6. 前記可動部は、回転可能なローラと、前記ローラの回転量を検出する検出器と、を有し、
    前記ローラの回転量に応じて前記媒体に印刷する
    ことを特徴とする請求項2から5のいずれか一項に記載のプリンタ。
  7. 前記可動部は回転可能なレバーを有し、
    前記ケースには、前記レバーと接触する突起が設けられ、
    前記可動部が前記ケースの内部に押し込まれた状態で、前記レバーが回動する
    ことを特徴とする請求項6に記載のプリンタ。
JP2021152089A 2021-09-17 2021-09-17 プリンタ Pending JP2023044191A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021152089A JP2023044191A (ja) 2021-09-17 2021-09-17 プリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021152089A JP2023044191A (ja) 2021-09-17 2021-09-17 プリンタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023044191A true JP2023044191A (ja) 2023-03-30

Family

ID=85725958

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021152089A Pending JP2023044191A (ja) 2021-09-17 2021-09-17 プリンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2023044191A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8272795B2 (en) Cartridge and printer
US5423619A (en) Card printing apparatus
JP7380774B2 (ja) 描画装置、描画方法及びプログラム
JP2006116886A (ja) プリンタ
JPH06505818A (ja) Icカードのカスタム化機械
JP2013228911A (ja) 表示装置及びこれを備えた画像形成装置
US8094341B2 (en) Image forming apparatus, image forming method, and recording sheet
JP2023044191A (ja) プリンタ
JP2002137499A (ja) 画像形成装置、画像形成方法、印刷装置、印刷方法、及び記憶媒体
JP2000318271A (ja) プリンタ
US20060097052A1 (en) Method and apparatus for acquiring printing medium information using barcode sensors
JP5921817B2 (ja) リライトカードの発行方法
JP6873899B2 (ja) カードリーダ
JP4967231B2 (ja) 記録装置、記録装置の制御方法、制御プログラム及び記録媒体
JP2020197890A (ja) カードリーダ
JP7275960B2 (ja) カードプリンタ
CN100355578C (zh) 记录装置
JP4075943B2 (ja) プリンタ、プリンタシステム及びプリンタにおけるエラー検出方法
CN107800911B (zh) 图像读取装置及图像形成装置
JP7460471B2 (ja) カードリーダ
JP7017186B2 (ja) 印刷装置
US20230302821A1 (en) Printing system
JP2000211168A (ja) 画像記録装置
JP4165743B2 (ja) カードリードライタ装置およびその動作制御方法
JP4193002B2 (ja) プリンタ、及びプリンタにおけるエラーチェック方法