JP7460471B2 - カードリーダ - Google Patents

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Description

本発明は、カードリーダに関する。
従来、ATM(Automated Teller Machine)等の取引端末装置に設けられるカードリーダが知られている。特許文献1,2には、IC(Integrated Circuit)チップや磁気ストライプが設けられたカードのデータの読み取り等を行うカードリーダが記載されている。
特開2019-035588号公報 特開2017-041051号公報
従来の構成において、カードのICチップと通信を行うためのIC通信部や、カードの磁気ストライプの読み取り等を行う磁気ヘッドは、カードリーダに内部に設けられている。したがって、カードリーダは、挿入されたカードを内部に取り込んでから、ICチップとの通信や磁気ストライプの読み取りを行う。このため、例えばカードのICチップと通信を行う場合に、カードリーダ内へのカードの取り込みや、カードリーダ内からのカードの排出に時間がかかり、取引の処理に要する時間が長くなる。
また、カードの一部のみを差し込むことでカードのICチップとの通信が可能なカードリーダもあるが、このようなカードリーダでは、カードの磁気ストライプの読み取り等を行う磁気ヘッドを設けることが困難であり、ICチップがなく磁気ストライプを有するカードに対応できない。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、磁気ストライプ及びICチップに対応しつつ処理時間の短縮を図ることができるカードリーダを提供することを目的としている。
本発明のカードリーダは、カードを挿入可能な挿入口と、前記カードが磁気ストライプを有する場合、前記磁気ストライプの情報を読み取り可能な磁気読み取り部と、前記挿入口から挿入されるカードを、当該カードの一部が前記挿入口から操作者側に露出する所定位置で止める位置に設けられたシャッタと、前記シャッタが開いた状態において、前記挿入口から挿入されるカードを前記磁気読み取り部へ搬送する搬送路と、前記シャッタによって前記所定位置に保持されたカードのIC接点を介して当該カードと通信可能なIC通信部と、前記挿入口から挿入されるカードに、前記IC通信部と通信可能なIC接点があるか否かを判定する判定部と、前記判定部による判定結果に基づいて、前記挿入口から挿入されるカードにIC接点がない場合に、前記シャッタを開けて前記搬送路により当該カードを前記磁気読み取り部に搬送し、前記挿入口から挿入されるカードにIC接点がある場合に、前記シャッタを閉じた状態で前記IC通信部により当該カードと通信を行う制御部と、を備えるものである。
本発明によれば、磁気ストライプ及びICチップに対応しつつ処理時間の短縮を図ることができるカードリーダを提供することができる。
実施の形態の一例であるカードリーダ100を示す側面図である。 カードリーダ100におけるカード挿入部50の側面図である。 カードリーダ100におけるカード挿入部50の正面図である。 カードリーダ100による読み取り対象の一例であるカード2を示す図である。 シャッタ53によるカード2の所定位置での保持の一例を示す図である。 カードリーダ100の制御構成の一例を示す図である。 カード挿入時における制御部11による処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
<実施の形態であるカードリーダ100>
図1は、実施の形態の一例であるカードリーダ100を示す側面図である。図2は、カードリーダ100におけるカード挿入部50の側面図である。図3は、カードリーダ100におけるカード挿入部50の正面図である。図4は、カードリーダ100による読み取り対象の一例であるカード2を示す図である。
カードリーダ100は、カード2に記録されたデータの読み取り及びカード2へのデータの書き込みの少なくとも一方を行う装置であり、ATMやPOS(Point Of Sale)などの取引端末装置(上位装置)に搭載されて使用される。
図4に示すように、カード2は、例えば厚さが0.7~0.8[mm]程度の矩形状のカードである。カード2は、用途に応じて各種のカード基材により形成される。カード基材には、プラスチック(例えば、塩化ビニール)、金属、紙などがある。カード2にはICチップ(図示省略)が搭載され、カード2の表面(図4の手前側の面)にはICチップとの通信用のIC接点2aが設けられる。
また、カード2の裏面(図4の奥側の面)には磁気ストライプ3が設けられている。磁気ストライプ3は、磁性体の帯であり、磁性を変化させることでデータを格納する。また、カード2の表面には指紋センサ4が設けられてもよい。指紋センサ4は、表面の保護膜下に多数の画素電極を有し、指紋センサ4に指を接触させた際の画素電極における電荷の変化によって指紋データを生成し、生成した指紋データをICチップへ出力する。
図1に示すように、カードリーダ100は、カードリーダ本体60と、カードリーダ本体60の前端に設けられるカード挿入部50を備える。カードリーダ本体60の内部には、カード挿入部50から挿入されたカード2が搬送されるカード搬送路61が形成されている。カードリーダ本体60は、カード2のIC接点2aと接触してカード2のICチップと通信を行うIC接点ブロック62を備える。IC接点ブロック62は、本発明の第2のIC通信部を構成する。また、カードリーダ本体60は、磁気ストライプ3を備えるカード2から磁気データの読み取り及び書き込みの少なくとも一方を行う磁気ヘッド63を備える。磁気ヘッド63は、本発明の磁気読み取り部を構成する。IC接点ブロック62及び磁気ヘッド63は、カード搬送路61における所定の位置に配置される。
カードリーダ本体60は、カード搬送路61においてカード2の搬送位置を検出するセンサ(図示省略)と、カード搬送機構64を備える。カード搬送機構64は、搬送ローラ641と、モータ642と、モータ642の回転を搬送ローラ641に伝達する駆動力伝達機構643を備える。
図1,図2に示すように、カード挿入部50は、カード挿入口51と、カード挿入口51からカード2が挿入されるカード挿入路52を備える。カード挿入路52は、カードリーダ本体60のカード搬送路61と繋がっている。カード挿入口51は、装置幅方向に直線状に延在するスリット状のカード挿入路52を中心として、装置前方に向かうに従って開口高さが増大する形状である。
また、カード挿入部50は、カード挿入路52を開閉するシャッタ53と、シャッタ53に対してカード挿入口51側に配置されるプリヘッド54及び磁気センサ1と、カード挿入口51へのカード2の挿入を検知する挿入検知センサと、IC接点ブロック65と、を備える。挿入検知センサは、後述の図6に示す挿入検知センサ55であり、図1,図2では図示を省略している。プリヘッド54は、カード2が磁気ストライプ3を備えている場合に、磁気ストライプ3に記録される磁気データを検出する。
磁気センサ1は、カード2にICチップが搭載されているか否かを判別するため、カード2のIC接点2aを検知する。磁気センサ1は、本発明の判定部を構成する。磁気センサ1は、カード挿入口51とプリヘッド54の間に配置され、カード挿入路52を間に挟んでプリヘッド54と反対側に配置されている。この配置は、カード2において、磁気ストライプ3はカードの一方の面(裏面)に設けられ、ICチップのIC接点2aはカードの他方の面(表面)に設けられることを前提としている。
IC接点ブロック65は、IC接点ブロック62と同様に、カード2のIC接点2aと接触してカード2のICチップと通信を行う。ただし、IC接点ブロック65は、IC接点ブロック62と異なり、カードリーダ本体60ではなくカード挿入部50に設けられている。IC接点ブロック65は、本発明のIC通信部を構成する。
図3に示すように、磁気センサ1は、カード挿入部50を装置正面側から見た場合にカード挿入路52の幅方向の一方側寄りの位置に配置される。カード2の正しい挿入姿勢は、図2に示すように、IC接点2aが設けられた面を上側に向けるとともに、IC接点2aがカード2の挿入方向前方側に位置する姿勢である。
<シャッタ53によるカード2の所定位置での保持>
図5は、シャッタ53によるカード2の所定位置での保持の一例を示す図である。図5において、図2に示した部分と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。シャッタ53が閉じた状態でカード挿入口51からカード2を挿入すると、カード2の先端がシャッタ53に当たり、カード2がカード挿入路52内の所定位置で保持される。IC接点ブロック65は、カード2が図5に示す所定位置で保持されている状態において、カード2のIC接点2aと接する位置に設けられている。
また、カード2が図5に示す所定位置で保持されている状態において、カード2の一部(挿入方向とは反対側の部分)がカード挿入口51から操作者側に露出するように、シャッタ53とカード挿入口51との間の距離が設計される。これにより、操作者が、カード2の先端がシャッタ53に当たるまでカード2をカード挿入口51に挿入することで、カード搬送機構64を動作させなくても、IC接点ブロック65とカード2のICチップとの間で通信が可能な所定位置にカード2を導くことができる。なお、操作者とは、カード2のユーザであり、カード2を用いて取引端末装置による取引を行う者である。
また、カード2が図5に示す所定位置で保持されている状態において、カード2の指紋センサ4が操作者側に露出するように、シャッタ53とカード挿入口51との間の距離が設計される。これにより、IC接点ブロック65とカード2のICチップとの間で通信が可能な所定位置において、指紋センサ4を用いた指紋認証が可能になる。したがって、カードリーダ100の内部へのカード2の取り込みを要する磁気ストライプに対応しつつ、指紋センサ4を有するカード2による指紋認証にも対応することができる。
<カードリーダ100の制御構成>
図6は、カードリーダ100の制御構成の一例を示す図である。図6に示すように、カードリーダ100は、制御構成として、制御部11と、IC接点ブロック62,65と、磁気ヘッド63と、カード搬送機構64と、プリヘッド54と、磁気センサ1と、挿入検知センサ55と、シャッタ駆動機構56と、記憶部12と、インタフェース13と、を備える。これらのカードリーダ100の制御構成のうち制御部11以外の各部は、例えば専用のバスや接続線等で制御部11に接続される。
制御部11は、カードリーダ100の各部の制御を行うCPU(Central Processing Unit)等の制御演算手段、各部を制御するための周辺回路等から構成される。具体的には、制御部11には、磁気センサ1、プリヘッド54、及び挿入検知センサ55を含む各種のセンサの信号が入力される。制御部11は、これらのセンサの信号に基づいてカードリーダ100の各部の制御を行う。制御部11による制御の処理については後述する(例えば図7参照)。
記憶部12は、制御部11により実行される制御プログラムを含む各種プログラム及びデータが格納されるROM(Read Only Memory)や、制御部11のワーキングエリア等となるRAM(Random Access Memory)等を含む記録媒体である。このうち、ROMは、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)やフラッシュメモリ等であってもよい。
また、制御部11は、インタフェース13を介して上位装置14と通信を行う。上位装置14は、ATMやPOSなどの取引端末装置に設けられた制御装置である。インタフェース13は、上位装置14との間で各種通信を行うインタフェース(interface)である。インタフェース13は、例えば、USB(Universal Serial Bus)やRS-232Cインタフェースなどである。
<制御部11による処理>
図7は、カード挿入時における制御部11による処理の一例を示すフローチャートである。図6に示した制御部11は、例えば図7に示す処理を実行する。なお、図7に示す処理の開始時において、シャッタ53は閉じている。
まず、制御部11は、挿入検知センサ55からの入力に基づいて、カード挿入口51へのカード2の挿入を検知したか否かを判断し(ステップS1)、カード2の挿入を検知するまで待つ(ステップS1:Noのループ)。ステップS1において、カード2の挿入を検知すると(ステップS1:Yes)、制御部11は、磁気センサ1からの入力に基づいて、カード2にIC接点2aがあるか否かを判定する(ステップS2)。この時点ではシャッタ53が閉じているため、カード挿入口51から挿入されたカード2は、シャッタ53によって止まり、図5に示した所定位置に保持される。
ステップS2において、カード2にIC接点2aがある場合(ステップS2:Yes)、制御部11は、カード2のIC接点2aにIC接点ブロック65を接触させ、カード2のICチップとの間で指紋認証のための通信を行う(ステップS3)。
ステップS3において、例えば、制御部11は、インタフェース13によって上位装置14を制御することにより、操作者に対して指紋センサ4を指で触れるように案内する画面を上位装置14に表示させる。操作者が指紋センサ4を指で触れると、カード2のICチップは、指紋センサ4によって得られた指紋データを、IC接点2aを介して制御部11へ送信する。制御部11は、カード2のICチップから受信した指紋データを、インタフェース13を介して上位装置14へ送信する。上位装置14は、制御部11から受信した指紋データに基づく認証を行い、認証結果を制御部11へ送信する。又は、上位装置14は、制御部11から受信した指紋データをネットワーク経由で外部サーバへ送信することにより、外部サーバに認証を実行させ、外部サーバから受信した認証結果を制御部11へ送信してもよい。
ステップS3における指紋認証は、カード2のICチップ内で行われてもよい。例えば、カード2のICチップには、カード2のユーザの指紋データが記録されており、カード2のICチップは、この記録された指紋データと、指紋センサ4により得られた指紋データと、を照合することにより認証を行い、認証結果を制御部11へ送信する。
ステップS3において、カード2に指紋センサ4がない場合、制御部11は、指紋認証のための通信に代えて、操作者から上位装置14に暗証番号を入力させる等の他の認証処理のための通信を行ってもよい。カード2における指紋センサ4の有無は、例えば制御部11がIC接点ブロック65によりカード2のICチップとデータ通信を行うことにより判別することができる。又は、制御部11は、指紋センサ4の有無を操作者から上位装置14に入力させることにより、指紋センサ4の有無を判別してもよい。
制御部11は、ステップS3において受信した認証結果に基づいて、認証が成功した場合、IC接点ブロック65により、カード2のICチップとの間で取引処理のための通信を行う(ステップS4)。取引処理とは、操作者がカード2をカードリーダ100に挿入した目的である取引(一例としては銀行口座からの預金の引き出し)を行うための、上位装置14による処理である。
取引処理のための制御部11による通信は、例えば、取引処理を行うために行われる上位装置14とカード2のICチップとの間の通信の中継である。取引処理が終了すると、例えば、カード2を引き抜くように案内される画面が上位装置14に表示され、操作者によってカード2がカードリーダ100から引き抜かれ、制御部11による一連の処理が終了する。
なお、ステップS3における認証が成功しなかった場合、制御部11は、インタフェース13によって上位装置14を制御することにより、操作者に対してエラーを通知し、取引処理のための通信を行わずに一連の処理を終了する。
ステップS2において、カード2にIC接点2aがない場合(ステップS2:No)、制御部11は、シャッタ駆動機構56を制御してシャッタ53を開ける(ステップS5)。次に、制御部11は、カード搬送機構64を制御してカード2を磁気ヘッド63の位置まで取り込む(ステップS6)。
次に、制御部11は、取引処理のための、カード2の磁気ストライプ3からの磁気読み取りを行う(ステップS7)。例えば、制御部11は、上位装置14における取引処理のために、磁気ストライプ3からの磁気読み取りによって取得したデータを上位装置14へ送信する。また、取引処理の結果、カード2の磁気ストライプ3に書き込むべきデータが生じた場合、制御部11は、上位装置14からの制御に従って、カード2の磁気ストライプ3に磁気的にデータを書き込む。ステップS7によって行われる取引処理においても、例えば操作者から上位装置14に暗証番号を入力させる等の認証処理が行われてもよい。
ステップS7によって行われる取引処理の後に、制御部11は、カード搬送機構64を制御してカード2をカード挿入部50から排出し、シャッタ駆動機構56を制御してシャッタを閉じる制御を行ってもよい。
なお、ステップS4において、制御部11は、ステップS5,S6と同様にシャッタ53を開けてカード2を取り込み、IC接点ブロック62により、カード2のICチップとの間で取引処理のための通信を行ってもよい。
<本形態の主な効果>
カードリーダ100によれば、IC接点2aがないカード2については内部に取り込んで磁気ストライプ3の情報を読み取り、IC接点2aがあるカード2については内部に取り込まずに通信が可能である。このため、磁気ストライプ3及びICチップに対応しつつ、ICチップを有するカード2を用いた処理の時間を短縮することができる。また、IC接点2aがあるカード2については内部に取り込まないことにより、カード2を取り込むための搬送によるカード2の摩耗等を抑制することができる。
また、IC接点があるカード2についてはシャッタ53により所定位置で止めることで、IC接点ブロック65がIC接点を介してカード2と通信可能な所定位置にカード2を容易に位置決めすることができる。
また、カード挿入口51から挿入されるカード2が指紋センサ4を有する場合、指紋センサ4がカード挿入口51から操作者側に露出する所定位置で止める位置にシャッタ53が設けられる。そして、制御部11は、カード挿入口51から挿入されるカード2にIC接点2a及び指紋センサ4がある場合に、シャッタ53を閉じた状態で、カード挿入部50のIC接点ブロック65により、カード2との間で、指紋センサ4を用いた指紋認証のための通信を行う制御を行う。これにより、指紋センサ4を有するカード2が挿入された場合は、指紋センサ4を操作者側に露出させた状態で指紋認証のための通信を行い、操作者が指を指紋センサ4に置いて指紋認証を行うことが可能になる。
なお、指紋認証の後において、制御部11は、そのままカード2を取り込まずにIC接点ブロック65によって取引処理のための通信を行ってもよいし、カード2を取り込んでIC接点ブロック62によって取引処理のための通信を行ってもよい。カード2を取り込まずにIC接点ブロック65によって取引処理のための通信を行う構成によれば、カード2が操作者に見える状態で取引処理を行うことができるため、操作者が安心して取引を行うことができる。
<変形例>
図7に示したように、ステップS4においてカード挿入部50のIC接点ブロック65により通信を行う場合、図1に示した構成において、カードリーダ本体60のIC接点ブロック62を省いた構成としてもよい。
以上説明してきたように、本明細書には以下の事項が開示されている。
(1)
カードを挿入可能な挿入口と、
前記カードが磁気ストライプを有する場合、前記磁気ストライプの情報を読み取り可能な磁気読み取り部と、
前記挿入口から挿入されるカードを、当該カードの一部が前記挿入口から操作者側に露出する所定位置で止める位置に設けられたシャッタと、
前記シャッタが開いた状態において、前記挿入口から挿入されるカードを前記磁気読み取り部へ搬送する搬送路と、
前記シャッタによって前記所定位置に保持されたカードのIC接点を介して当該カードと通信可能なIC通信部と、
前記挿入口から挿入されるカードに、前記IC通信部と通信可能なIC接点があるか否かを判定する判定部と、
前記判定部による判定結果に基づいて、前記挿入口から挿入されるカードにIC接点がない場合に、前記シャッタを開けて前記搬送路により当該カードを前記磁気読み取り部に搬送し、前記挿入口から挿入されるカードにIC接点がある場合に、前記シャッタを閉じた状態で前記IC通信部により当該カードと通信を行う制御部と、
を備えるカードリーダ。
(1)のように構成すると、磁気ストライプを有しICチップがないカードの読み取り等にも対応しつつ、ICチップを有するカードを用いた処理の時間を短縮することができる。
(2)
(1)記載のカードリーダであって、
前記シャッタは、前記挿入口から挿入されるカードが指紋センサを有する場合、当該指紋センサが前記挿入口から操作者側に露出する前記所定位置で止める位置に設けられ、
前記制御部は、前記挿入口から挿入されるカードにIC接点及び指紋センサがある場合に、前記シャッタを閉じた状態で、前記IC通信部により、当該カードとの間で、前記指紋センサを用いた指紋認証のための前記通信を行う制御を行う、
カードリーダ。
(2)のように構成すると、指紋センサを有するカード2が挿入された場合は、指紋センサを操作者側に露出させた状態で指紋認証のための通信を行うため、操作者が指を指紋センサに置いて指紋認証を行うことが可能になる。
(3)
(2)記載のカードリーダであって、
前記制御部は、前記指紋認証の後に、前記IC通信部により、前記挿入口から挿入されたカードとの間で取引処理のための通信を行う、
カードリーダ。
(3)のように構成すると、指紋認証の後に、カードを取り込まずにそのままIC通信部により取引処理のための通信を行うことができる。
(4)
(2)記載のカードリーダであって、
前記IC通信部と異なる第2のIC通信部を備え、
前記制御部は、前記指紋認証の後に、前記シャッタを開いて、前記挿入口から挿入されたカードを前記搬送路により前記第2のIC通信部に搬送し、前記第2のIC通信部により、当該カードとの間で取引処理のための通信を行う、
カードリーダ。
(4)のように構成すると、指紋認証の後に、カードを取り込んで第2のIC通信部により取引処理のための通信を行うことができる。
1 磁気センサ
2 カード
2a IC接点
3 磁気ストライプ
4 指紋センサ
11 制御部
12 記憶部
13 インタフェース
14 上位装置
50 カード挿入部
51 カード挿入口
52 カード挿入路
53 シャッタ
54 プリヘッド
55 挿入検知センサ
56 シャッタ駆動機構
60 カードリーダ本体
61 カード搬送路
62,65 IC接点ブロック
63 磁気ヘッド
64 カード搬送機構
100 カードリーダ
641 搬送ローラ
642 モータ
643 駆動力伝達機構

Claims (4)

  1. カードを挿入可能な挿入口と、
    前記カードが磁気ストライプを有する場合、前記磁気ストライプの情報を読み取り可能な磁気読み取り部と、
    前記挿入口から挿入されるカードを、当該カードの一部が前記挿入口から操作者側に露出する所定位置で止める位置に設けられたシャッタと、
    前記シャッタが開いた状態において、前記挿入口から挿入されるカードを前記磁気読み取り部へ搬送する搬送路と、
    前記シャッタによって前記所定位置に保持されたカードのIC接点を介して当該カードと通信可能なIC通信部と、
    前記挿入口から挿入されるカードに、前記IC通信部と通信可能なIC接点があるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部による判定結果に基づいて、前記挿入口から挿入されるカードにIC接点がない場合に、前記シャッタを開けて前記搬送路により当該カードを前記磁気読み取り部に搬送し、前記挿入口から挿入されるカードにIC接点がある場合に、前記シャッタを閉じた状態で前記IC通信部により当該カードと通信を行う制御部と、
    を備えるカードリーダ。
  2. 請求項1記載のカードリーダであって、
    前記シャッタは、前記挿入口から挿入されるカードが指紋センサを有する場合、当該指紋センサが前記挿入口から操作者側に露出する前記所定位置で止める位置に設けられ、
    前記制御部は、前記挿入口から挿入されるカードにIC接点及び指紋センサがある場合に、前記シャッタを閉じた状態で、前記IC通信部により、当該カードとの間で、前記指紋センサを用いた指紋認証のための前記通信を行う制御を行う、
    カードリーダ。
  3. 請求項2記載のカードリーダであって、
    前記制御部は、前記指紋認証の後に、前記IC通信部により、前記挿入口から挿入されたカードとの間で取引処理のための通信を行う、
    カードリーダ。
  4. 請求項2記載のカードリーダであって、
    前記IC通信部と異なる第2のIC通信部を備え、
    前記制御部は、前記指紋認証の後に、前記シャッタを開いて、前記挿入口から挿入されたカードを前記搬送路により前記第2のIC通信部に搬送し、前記第2のIC通信部により、当該カードとの間で取引処理のための通信を行う、
    カードリーダ。
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