JP5559262B2 - 薬剤混合調製管理装置、制御方法及び制御プログラム - Google Patents
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Description
混注を行うに際しては、まず、指示書を見て処方薬となっている複数の薬品を取揃え、取揃えた複数の薬品を適切な手順で計量、溶解、混合等を行う。
そこで、従来、調剤過誤の発生を極力無くすために調剤作業を支援する幾つかのシステムが提案されている。
表示制御部は、表示装置の表示画面に、監査処理に先立って、混合調製の対象となる薬剤のリスト表示とともに、各薬剤に対して予め指示された混合調製における必要数と同数の取り揃える必要があることを示すマークである監査前絵柄を並べて表示する。
そして、前記表示制御部は、前記監査前絵柄を、前記監査処理の結果に基づいて、薬剤が取り揃えられたことを示すマークである監査正常柄、又は監査異常であったことを示すマークである監査異常絵柄に置き換えて表示する。
図1は、薬剤混合調製管理システムの概要構成ブロック図である。
薬剤混合調製管理システム10は、電子カルテを管理し、記憶する電子カルテサーバ11と、電子カルテの記入などを行うための医師用の情報処理端末装置12と、電子カルテサーバ11が管理する電子カルテの参照及び確認を行うための看護士用の情報処理端末装置13と、電子カルテに含まれる指示書情報(例えば、処方箋情報)に基づいて薬剤の取り揃え等の混注支援を行う複数の混注端末装置14と、無線基地局15及び公衆通信ネットワーク16を介して通信ネットワーク17に接続された医師用の携帯情報処理端末装置18と、薬剤部に配置され薬剤払出等を管理する薬剤部サーバ19と、を備えている。
上記構成において、電子カルテサーバ11、情報処理端末装置12、情報処理端末装置13及び混注端末装置14は、通信ネットワーク17に接続されている。
混注端末装置14は、大別すると、ユーザが各種操作を行うとともに、混注対象の薬剤リストや取り揃えられた薬剤の監査状態等の各種情報を表示可能なタッチパネルディスプレイ21と、ユーザとしての看護師IDや、薬剤のバーコード、薬剤の画像などをスキャンし、特定するオブジェクトスキャナとして構成されたスキャナ37を有する装置本体22と、各種情報をプリントアウトするためのプリンタ23と、オペレータの作業状態を撮影するカメラ24と、混注対象の薬剤の重さを量る秤25と、を備えている。
混注端末装置14は、混注端末装置全体を制御するMPU31と、制御プログラムを含む各種データを不揮発的に記憶するROM32と、ワークエリアとして機能するとともに、各種データを一時的に記憶するRAM33と、データベース等の大容量データを記憶可能なハードディスクドライブ、SSD(Solid State Drive)として構成された外部記憶装置34と、タッチパネルディスプレイ21を構成しているディスプレイ35及びタッチパネル36と、スキャナ37と、プリンタ23と、通信インタフェース動作を行う通信インタフェース38と、を備えている。
また、外部記憶装置34には、カメラ24において撮影したログインからログアウトまでの画像(動画)が作業記録として保存されるとともに、秤25において測定した薬剤の混注作業前後の重さおよびその差のデータが作業記録として保存される。
このバス40には、通信インタフェース38に加えて、MPU31、ROM32、RAM33及び外部記憶装置34が接続されている。
混注を行うに先立って、医師は、情報処理端末装置12を用いて薬剤の指示書データ(例えば、処方箋データ)を含む電子カルテを作成して、電子カルテサーバ11に登録する。
この場合において、指示書データ(例えば、処方箋データ)には、混注対象の薬剤を特定するための情報及び各薬剤の必要数に関する情報が含まれるとともに、当該指示書データを特定するためのオーダー番号が割り振られ、このオーダー番号は、混注対象の薬剤を取り揃える薬剤師や看護師に指示書(いわゆる混注指示書)とともに渡される、あるいは、指示書にバーコード等のシンボルコードとして印刷されているものとする。
ここで、混注薬剤の取り揃え時の処理について説明する。
以下の説明において、混注端末装置14の操作が許可されている各オペレータは、IDカードを有し、IDカードの認証により混注端末装置14の操作が可能になるものとする。
混注端末装置14のタッチパネルディスプレイ21のディスプレイ35には、初期状態において、ログイン画面が表示されている。
ログイン画面には、図5に示すように、「IDカードを読み取らせてください。」といガイドコメント並びにIDカードをスキャナ37に読み込ませることを促すガイド画像G1が表示されている。
したがって、オペレータは、ログイン処理を行うために、自己のIDカードをスキャナ37の前にかざして、IDコードを読み込ませる(ステップS11)。
ログイン処理によりIDコードが認証されると、混注端末装置14のMPU31は、ディスプレイ35の表示画面に混注対象の薬剤の取り揃え内容を特定するためのオーダー番号の読み取りを促すために、オーダー番号入力画面G2を表示する(ステップS12)。
続いて混注端末装置14のMPU31は、オーダー内容の問い合わせに対する電子カルテサーバ11あるいは薬剤部サーバ19の応答に基づいてオーダー内容にエラーがあったか否かを判別する(ステップS14)。
オーダー内容表示画面G3は、大別すると、日付情報表示領域41と、オペレータ名表示領域42と、ログアウトボタン43と、患者情報表示領域44と、オーダー番号表示領域45と、施用日表示領域46と、患者関連情報表示領域47と、薬剤リスト表示領域48と、リストスクロールボタン表示領域49と、中止ボタン50と、完了ボタン51と、コメント表示領域52と、を備えている。
オペレータ名表示領域42は、混注対象の薬剤の監査処理のオペレータの氏名が表示される領域である。
ログアウトボタン43は、オペレータがログアウトするためのボタンである。
オーダー番号表示領域45は、ステップSにおいて取得したオーダー番号が表示される領域である。
施用日表示領域46は、当該薬剤を患者に施用(処方)する日付である施用日が表示される領域である。この施用日は、電子カルテにおいて指定されているものである。
患者関連情報表示領域47は、患者に関連する情報が表示される領域である。具体的には、病棟情報、病室情報、診療科情報及び担当医師名が表示される。
中止ボタン50は、混注対象の薬剤の監査処理の中止を指示するためのボタンである。
コメント表示領域52は、混注対象の薬剤の混注時に留意すべきコメントが登録されている場合に当該コメントが表示される領域である。
これにより、MPU31は、薬剤リスト及びステップS16で読み取ったGS1データバーの内容に基づいて薬剤監査処理を行う(ステップS17)。
まず、MPU31は、読み取ったGS1データバーに対応する薬剤がオーダー内に含まれているか否かを判別する(ステップS41)。
ステップS41の判別において、読み取ったGS1データバーに対応する薬剤がオーダー内に含まれていない場合には(ステップS41;No)、MPU31は、オーダーに含まれていない誤った薬剤が準備された薬剤誤準備の薬剤監査異常と判別し(ステップS42)、薬剤監査処理を終了して処理をステップS18に移行する。
ステップS43の判別において、読み取ったGS1データバーに対応する薬剤の数量が指定数内ではない、すなわち、薬剤の数量が指定数を超過している場合には(ステップS43;No)、MPU31は、処方しようとしている薬剤量よりも多い量の薬剤が準備された薬剤本数超過の薬剤監査異常と判別し(ステップS44)、薬剤監査処理を終了し、処理をステップS18に移行する。
ステップS45の判別において、読み取ったGS1データバーに対応する薬剤が使用期限内ではない、すなわち、薬剤の使用期限が切れている場合には(ステップS45;No)、MPU31は、当該薬剤は使用期限切れにより混注に用いる事ができない使用期限切れの薬剤監査異常と判別して(ステップS46)、薬剤監査処理を終了し、処理をステップS18に移行する。
ステップS47の判別において、全薬剤の取り揃えが完了した場合には(ステップS47;Yes)、監査完了画面を表示して(ステップS48)、処理をステップS18に移行する。
図9は、監査完了画面の一例の説明図である。
監査完了画面G4には、「取り揃え作業が完了しました。」のメッセージが表示され、オペレータは、混注対象の薬剤の取り揃え作業、ひいては、混注対象の薬剤の監査処理が間違いなく完了したことを容易に把握できる。
ステップS18の判別において、薬剤監査結果が正常であった場合には(ステップS18;Yes)、監査結果正常時の画面表示処理を行い(ステップS19)、再び処理をステップS15に移行して監査結果の表示画面をオーダー内容表示画面表示に反映させる。
図10の監査結果の表示画面G5の例の場合、例えば、読み取った薬剤コードが薬剤名=「5%ブドウ糖液100mL」であった場合には、リストの上から第2列目の薬剤名=「5%ブドウ糖液100mL」の欄の指示量表示領域63において、図7に示した時点では、全数で1個のバッグを取り揃える必要があることを示していた一つのマークM1に代わって、1個のバッグが取り揃えられたことを示すマークM2(図10においては、「○」印)が表示されることとなる。さらに薬剤名=「5%ブドウ糖液100mL」の欄が当該欄に対応する薬剤が全て取り揃えられことを示す、例えば、青ライン表示BLとなる。
また、指示量表示領域63においては、既に取り揃えられた個数(本数)のマークのみが取り揃え前とは異なるマークに置き換えられて表示されるので、オペレータは、視覚的に容易にあといくつ取り揃えれば良いかを把握することができる。
図11に示すように、全ての監査処理が正常であり、全ての薬剤が取り揃えられた場合には、全ての薬剤に対応する指示量表示領域63において、図7に示した時点でマークM1であった部分は、薬剤が取り揃えられたことを示すマークM2(図11においては、「○」印)が表示されることとなる。さらに全ての薬剤の欄が当該欄に対応する薬剤が全て取り揃えられことを示す、青ライン表示BLとなる。
ステップS20の判別において、薬剤監査結果が異常であると判別された理由が使用期限切れである場合には(ステップS20;Yes)、MPU31は、使用期限切れ通知画面表示処理を行う(ステップS21)。
使用期限切れ通知画面G5には、「こちらの薬品は使用期限が切れています」というメッセージととともに、例えば、使用期限切れの薬剤の薬剤名=「CCC注射液10mg」であった場合には、当該薬剤名「CCC注射液10mg」、ロット番号及び使用期限が表示される。
そしてオペレータが当該内容を確認し、使用期限切れ通知画面G5上に表示されている「閉じる」ボタン71をタップすると、処理をステップS25に移行する。
ステップS22の判別において、薬剤監査結果が異常であると判別された理由が数量超過である場合には(ステップS22;Yes)、MPU31は、数量超過通知画面表示処理を行う(ステップS23)。
数量超過通知画面G6には、「本数が指示量を超えています。」というメッセージが表示される。
そしてオペレータが当該内容を確認し、数量超過通知画面G6上に表示されている「閉じる」ボタン71をタップすると、処理をステップS25に移行する。
薬剤誤準備通知画面G7には、「取揃え間違いです。処方内容を再確認してください。」というメッセージととともに、例えば、間違えて取り揃えた薬剤の薬剤名=「ZZZ点滴静注液100mg」であった場合には、当該薬剤名「ZZZ点滴静注液100mg」、ロット番号及び使用期限が表示される。
図10の監査結果の表示画面G5の例の場合、例えば、読み取った薬剤コードが薬剤名=「CCC注射液10mg」であり、使用期限が切れていた場合には、リストの上から第4列目の薬剤名=「CCC注射液10mg」の欄の指示量表示領域63において、図7に示した時点では、全数で1本のアンプル瓶を取り揃える必要があることを示していた一つのマークM1に代わって、監査異常、すなわち、使用期限切れである同一薬剤で有った旨を示すマークM3(図10においては、「×」印)が表示されることとなる。さらに薬剤名=「CCC注射液10mg」の欄が当該欄に対応する薬剤が監査異常であったことを示す例えば、赤ライン表示RLとなる。
また、この場合において、マークM3には、監査異常の理由とリンクさせ、このマークM3をタップすることで、当該理由の表示(図12〜図14のいずれかに相当する表示)がなされるようにしてもよい。
実施情報確認指示画面G8には、「実施済みの処方です。実施情報を確認してください。」というメッセージが表示される。
そしてオペレータが当該内容を確認し、実施情報確認指示画面G8上に表示されている「閉じる」ボタン71をタップすると、処理をステップS11に移行し、ログイン画面G1を表示して、以下、同様の処理を行う。
ステップS28の判別において、エラーの内容がオーダー内容の変更があった場合には(ステップS28;Yes)、MPU31は、カルテ確認指示画面表示処理を行う(ステップS29)。
カルテ確認指示画面G9には、「最新オーダーがあります。カルテを確認してください。」というメッセージが表示される。
そしてオペレータが当該内容を確認し、カルテ確認指示画面G9上に表示されている「閉じる」ボタン71をタップすると、処理をステップS11に移行し、ログイン画面G1を表示して、以下、同様の処理を行う。
再取り揃え確認画面G10には、「取りそろえが完了しています。再度取りそろえしますか。」というメッセージが表示される。
さらに再取り揃え確認画面G10には、オペレータが再取り揃えを希望する場合にタップする「はい」ボタン72と、オペレータが再取り揃えを希望しない場合にタップする「いいえ」ボタン73と、が表示されている。
ステップS31の判別において、オペレータが「いいえ」ボタン73をタップした、すなわち、オペレータが再取り揃えを希望しなかった場合には(ステップS31;No)、処理を再びステップS11に移行して、以下、同様の処理を繰り返すこととなる。
ステップS31の判別において、オペレータが「はい」ボタン72をタップした、すなわち、オペレータが再取り揃えを希望した場合には(ステップS31;Yes)、再取り揃え実行画面としてのオーダー内容表示画面を表示させるための再取り揃え実行画面表示処理が行われ(ステップS32)、オーダー内容表示画面G3を表示する(ステップS15)。
したがって、オペレータが再取り揃えボタン75をタップすることにより、再び図7に示した初期状態におけるオーダー内容表示画面G5が表示され、以降、同様に薬剤の監査処理を行うこととなる。
図19は、割込処理として行われるボタンタップ処理の処理フローチャートである。
MPU31は、常時、ボタンタップを監視しており、ボタンタップが行われた場合には、まず、図7に示した中止ボタン50がタップされたか否かを判別する(ステップS51)。
ステップS51の判別において、中止ボタン50がタップされた場合には(ステップS51;Yes)、MPU31は、中止確認画面表示処理を行う(ステップS52)。
図20は、中止確認画面の一例の説明図である。
中止確認画面G11には、「中止します。よろしいですか。」というメッセージが表示される。
さらに中止確認画面G11には、オペレータが薬剤監査処理の中止を希望する場合にタップする「はい」ボタン72と、オペレータが再取り揃えを希望しない場合にタップする「いいえ」ボタン73と、が表示されている。
一方、「いいえ」ボタン73がタップされた場合には、中止ボタン50のタップを行った表示画面に戻って、以降処理を継続することとなる。
ステップS53の判別において、ログアウトボタン43がタップされた場合には(ステップS53;Yes)、MPU31は、ログアウト確認画面表示処理を行う(ステップS54)。
ログアウト確認画面G12には、「ログアウトします。よろしいですか。」というメッセージが表示される。
さらにログアウト確認画面G12には、オペレータがログアウトを希望する場合にタップする「はい」ボタン72と、オペレータがログアウトを希望しない場合にタップする「いいえ」ボタン73と、が表示されている。
ステップS53の判別において、ログアウトボタン43がタップされなかった場合には(ステップS53;No)、MPU31は、図11に示した完了ボタン51がタップされたか否かを判別する(ステップS55)。
ステップS57の判別において、図7に示したコメント表示領域52がタップされた場合には、MPU31は、コメント画面表示処理を行う(ステップS58)。
コメント画面G13は、対応する処方における薬剤部からの指示コメントが表示される画面である。
コメント画面G13には、「このオーダーには薬剤部からの指示があります。」というメッセージが表示される。
また、MPU31は、「閉じる」ボタン82がタップされた場合には、コメント表示領域52がタップされた表示画面に戻って、以降処理を継続することとなる。
ステップS59の判別において、図10に示した薬剤監査が正常に終了した薬剤に対応するマークM2がタップされた場合には(ステップS59;Yes)、MPU31は、当該マークM2に対応する薬剤の詳細情報を表示する薬剤詳細情報画面表示処理を行う(ステップS60)。
薬剤詳細情報画面G14には、「詳細情報確認」というメッセージが表示される。
さらに薬剤詳細情報画面G14には、マークM2に対応する薬剤の詳細情報として、薬剤名(図23の例の場合、「5%ブドウ糖液500mL」)、ロット番号及び使用期限を表示する詳細情報表示部85と、当該薬剤詳細情報画面G14を閉じるための「閉じる」ボタン82と、が表示されている。
ステップS61の判別において、図6に示した臨時オーダーボタンB1がタップされた場合には(ステップS61;Yes)、MPU31は、臨時オーダー入力処理を行う(ステップS62)。
臨時オーダー入力処理の初期画面G15には、「該当の患者を選択してください。」というメッセージが表示される。
以上の説明においては、医師用の携帯情報処理端末装置18については、詳細に述べなかったが、この携帯情報処理端末装置18を無線基地局15及び公衆通信ネットワーク16を介して通信ネットワーク17に接続し、さらには電子カルテサーバ11あるいは薬剤部サーバ19に接続可能とし、電子カルテを編集可能に構成することも可能である。
このような構成を採ることにより、監査異常の履歴を視覚的に容易に把握することができる。
また、上述したバーコード、RFIDタグに含まれる識別コード等の識別コードは、輸血用血液等を含む薬剤の廃棄管理に生かすことができる。
MPU31は、秤25において、実際の混注作業の前後で、それぞれ薬剤を特定した状態で重さを測定する。そしてMPU31は、混注作業の前後における重さの差を薬剤に対応付けて外部記憶装置34に記録する。
これらの結果、混注端末装置14は、混注作業を監視して、調剤過誤の状態で実際に患者に処方されてしまうことを防止することができる。
この場合において、上記第2〜第4の他の態様と同様の手順を行うようにすることも可能である。
この場合においても、上記第2〜第4の他の態様と同様の制御を行うようにすることも可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11 電子カルテサーバ
12 情報処理端末装置(医師用)
13 情報処理端末装置(看護士用)
14 混注端末装置(薬剤混合調製管理装置)
15 無線基地局
16 公衆通信ネットワーク
17 通信ネットワーク
18 携帯情報処理端末装置
19 薬剤部サーバ
21 タッチパネルディスプレイ
22 装置本体
23 プリンタ
48 薬剤リスト表示領域
61 薬剤名表示領域
62 単位数表示領域
63 指示量表示領域
64 必要数表示領域
BL 青ライン表示
RL 赤ライン表示
G1 ガイド画像
G1 ログイン画面
G2 オーダー番号入力画面
G3 オーダー内容表示画面
G4 監査完了画面
G5 オーダー内容表示画面
M1 マーク(監査前絵柄)
M2 マーク(監査後絵柄;監査正常時)
M3 マーク(監査後絵柄;監査異常時)
Claims (6)
- 薬剤の混合調製に用いる薬剤が取り揃えられているかを監査する監査処理を行う薬剤混合調整管理装置において、
表示装置の表示画面に、前記監査処理に先立って、前記混合調製の対象となる薬剤のリスト表示とともに、各薬剤に対して予め指示された前記混合調製における必要数と同数の取り揃える必要があることを示すマークである監査前絵柄を並べて表示する表示制御部を備え、
前記表示制御部は、前記監査前絵柄を、前記監査処理の結果に基づいて、薬剤が取り揃えられたことを示すマークである監査正常柄、又は監査異常であったことを示すマークである監査異常絵柄に置き換えて表示する薬剤混合調製管理装置。 - 前記表示制御部は、一の前記薬剤について、前記監査前絵柄のいずれかが前記監査異常絵柄となった場合に前記リスト表示の表示態様を他のリスト表示の表示態様と異ならせる、
請求項1記載の薬剤混合調製管理装置。 - 前記表示制御部は、使用期限切れにより混注に用いることができない場合に、前記監査前絵柄を、前記監査異常絵柄に置き換えて表示する、
請求項1又は請求項2記載の薬剤混合調製管理装置。 - 前記表示制御部は、前記監査異常絵柄を選択する操作を入力することで、監査異常を表示させる、
請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の薬剤混合調製管理装置。 - 薬剤の混合調製に用いる薬剤が取り揃えられているかを監査する監査処理を行う薬剤混合調整管理装置において実行される制御方法であって、
表示装置の表示画面に、前記監査処理に先立って、前記混合調製の対象となる薬剤のリスト表示を行う過程と、
各薬剤に対して予め指示された前記混合調製における必要数と同数の取り揃える必要があることを示すマークである監査前絵柄を並べて表示する過程と、
を備え、
前記表示する過程は、前記監査前絵柄を、前記監査処理の結果に基づいて、薬剤が取り揃えられたことを示すマークである監査正常柄、又は監査異常であったことを示すマークである監査異常絵柄に置き換えて表示する制御方法。 - 薬剤の混合調製に用いる薬剤が取り揃えられているかを監査する監査処理を行う薬剤混合調整管理装置をコンピュータにより制御するための制御プログラムであって、
前記コンピュータを、
表示装置の表示画面に、前記監査処理に先立って、前記混合調製の対象となる薬剤のリスト表示する手段と、
各薬剤に対して予め指示された前記混合調製における必要数と同数の取り揃える必要があることを示すマークである監査前絵柄を並べて表示する手段と、
して機能させ、
前記表示する手段は、前記監査前絵柄を、前記監査処理の結果に基づいて、薬剤が取り揃えられたことを示すマークである監査正常柄、又は監査異常であったことを示すマークである監査異常絵柄に置き換えて表示する制御プログラム。
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