JP6124575B2 - 端末及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、医療情報を管理する端末及びプログラムに関する。
情報処理技術の発展は、薬剤を調剤し提供する薬局等の医療機関にも広く浸透し、利便性を高めている。例えば、従来から医療機関においては、レセプト(診療報酬明細書)の作成を支援するレセコンといったコンピュータが知られており、高度な専門知識や複雑な計算を必要とすることなくレセプトの作成を可能にしている。また、近年では、薬歴等の患者の情報も電子的に管理するシステムが普及している。
なお、従来ではレセコンと薬歴を管理するシステムとがハード的に独立したコンピュータであったため、例えば特許文献1には、レセコン機能と薬歴管理機能とを備えた薬局用コンピュータにおいて、両機能を有効に連携した薬局用コンピュータが開示されている。
特開2011−118535号公報
ところで、医療情報の管理は医療機関のみにとどまらず、患者等によっても自己又は家族の傷病の管理ために行われている。例えば、お薬手帳などは調剤された薬剤が記録されており、患者が今までに服薬したことのある薬剤を管理することが行われており、お薬手帳に情報処理技術を適用することにより携帯端末で管理することも行われている。
しかしながら、医療情報はその種類によって様々なものがあり、医療情報をそのまま表示したとしても、直感的に把握することはできなかった。
本発明は、このような要望に鑑みてなされたものであり、医療情報を直感的に把握することが可能な出力をする端末及びプログラムを提供することを目的とする。
(1) 患者の医療情報を表示する端末であって、前記医療情報の出力先が患者である場合には、当該医療情報を当該出力先の端末に表示させ、前記医療情報の出力先が患者以外である場合には、出力先に応じて表示させる医療情報と表示させない医療情報を変更し当該表示させる医療情報を当該出力先の端末に表示させる医療情報表示手段を備え、前記患者以外の出力先が医療機関の担当者であるときには、表示させない医療情報に対する所定の操作を受け付けることにより当該表示させない医療情報を当該出力先の端末に表示させるようにする、端末。
(2) 前記医療情報表示手段は、前記患者以外の出力先が患者の親族等であるときには、所定の操作を受け付けても前記表示させない医療情報を当該出力先の端末に表示させない、(1)に記載の端末。
(3) 前記医療情報表示手段は、医療情報の入力者と医療情報の内容を示すタグとに基づいて表示させる医療情報と表示させない医療情報とを変更しして出力する、(1)又は(2)に記載の端末。
(4) 前記医療情報表示手段は、医療情報の入力者と医療情報の内容を示すタグとに基づいて強調表示させる医療情報か否かを変更して出力する、(1)乃至(3)何れかに記載の端末。
(5) 前記医療情報表示手段の強調表示は、表示色を異ならせることを特徴とする、(4)に記載の端末。
(6) 端末に患者の医療情報を表示させるプログラムであって、前記医療情報の出力先が患者である場合には、当該医療情報を当該出力先の端末に表示させ、前記医療情報の出力先が患者以外である場合には、出力先に応じて表示させる医療情報と表示させない医療情報を変更し当該表示させる医療情報を当該出力先の端末に表示させるステップを端末に実行させ、前記患者以外の出力先が医療機関の担当者であるときには、表示させない医療情報に対する所定の操作を受け付けることにより当該表示させない医療情報を当該出力先の端末に表示させるようにする、プログラム。
本発明によれば、医療情報を直感的に把握することが可能な出力をする端末及びプログラムを提供することができる。
医療情報管理システムの構成を示す図である。 医療情報管理端末の機能構成を示すブロック図である。 2次元コードが表示された医療情報を含む用紙の一例を示す図である。 医療情報記憶手段の構成を示す図である。 出力範囲記憶手段の構成を示す図である。 医療情報の表示画面の一例を示す図である。 医療情報の表示画面の一例を示す図である。 医療情報管理端末の処理の流れを示すフローチャートである。 出力範囲記憶手段の構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
[医療情報管理システム100の構成]
図1を参照して、本発明の医療情報管理システム100は、医療機関側の担当者により用いられる医療情報管理装置1a・・・1n及び患者等により用いられる医療情報管理端末2a・・・2nを、を含んで構成される。医療情報管理装置1a・・・1n及び医療情報管理端末2a・・・2nは、それぞれ医療情報の入力を行うことができ、入力された医療情報を、医療情報管理装置1a・・・1n及び医療情報管理端末2a・・・2nの間において、2次元コードを介して医療情報の伝達を行う。この際、医療情報管理装置1a・・・1n同士間において又は医療情報管理端末2a・・・2n同士間においても医療情報の伝達を行うことができる。なお、医療情報管理装置1a・・・1nの構成は基本的に同一であるため、以下単に「医療情報管理装置1」と呼ぶことがある。同様に、医療情報管理端末2a・・・2nの構成も、基本的に同一であるため、以下単に「医療情報管理端末2」と呼ぶことがある。
医療情報管理装置1は、医療機関の担当者により用いられる端末装置であり、各種演算処理を行う制御部11や各種情報を記憶する記憶部12に加え、キーボードやタッチパネル等により実現される入力部13及びディスプレイによる表示部14、静止画を撮影する撮像部15及び印刷機に印刷データを送信する出力部16等を備えた汎用パーソナルコンピュータである。このような医療情報管理装置1は、各種プログラムがインストールされており、制御部がこれらプログラムに従い動作することで、レセコン機能や薬歴管理機能等の医療情報の管理機能を発揮する。
なお、医療情報とは、患者の傷病に関連する情報をいい、例えば、患者の傷病の症状についての情報、患者の傷病を治療する薬剤の情報、傷病・治療に影響を及ぼす患者の体質に関する情報及び治療に要した費用の情報等を含む。医療情報は、医療機関が入力する情報もあれば、患者や患者の家族が入力する情報もある。
また、医療機関とは、患者の傷病の治療を目的とする機関であって、例えば、病院、診療所、薬局、接骨院及び介護施設等を含む。また、医療機関の担当者とは、医療機関で医療に関連する業務を担当する者であって、例えば、医者、看護師、医療事務、薬剤師及び検査技師等を含む。
医療情報管理端末2は、医療情報を管理するために患者等によって用いられる携帯端末であり、各種演算処理を行う制御部21や各種情報を記憶する記憶部22に加え、キーボードやタッチパネル等により実現される入力部23、ディスプレイによる表示部24、静止画を撮影する撮像部25、無線通信を行う通信部26及び音声の入力を受け付ける音声入力部27を備えた携帯端末であり、例えば、いわゆるスマートフォンとして構成されてもよい。このような医療情報管理端末2は、各種プログラムがインストールされており、制御部21がこれらプログラムに従い動作することで、患者自身の医療情報の管理機能を発揮し、管理する医療情報を表示する医療情報表示機能を発揮する。
なお、患者等とは、患者本人の他、患者の親族や保護者等の患者の健康の管理に影響を及ぼしうる地位にある者を含む。患者の親族等とは、患者の親族や保護者等の患者の健康の管理に影響を及ぼしうる地位にある者をいう。
[医療情報管理端末2の機能的構成]
続いて、業務分担機能を発揮するための医療情報管理端末2の機能的構成を、図2を参照して説明する。医療情報管理機能の発揮に際して、医療情報管理端末2の制御部21は、画像取得手段211と、医療情報取得手段212と、医療情報表示手段213とが機能する。また、記憶部22には、医療情報記憶手段221と、出力範囲記憶手段222とが設けられる。
画像取得手段211は、患者等の操作に応じて撮像部15の動作を開始し、2次元コードを認識して2次元コードを含む画像を撮影して取得するようになっている。
ここで、2次元コードは、例えば、医療機関が発行する用紙に印刷されていてもよいし、医療情報管理装置1の表示部に表示されていてもよい。また、例えば、患者の家族が入力した医療情報に基づいて患者の家族の医療情報管理端末2の表示部に表示されていてもよい。図3には、医療機関である薬局において発行され、2次元コードが付されている保険調剤明細書を、2次元コードが用紙に印刷されている一例として示す。
なお、ここでいう2次元コードとは、横方向にしか情報を持たない一次元バーコードに対し、水平方向と垂直方向に情報を持つ表示方式のバーコードのことをいい、例えば、QRコード(登録商標)、マイクロQRコード、SPコード、ベリコード、マキシコード、CPコード、DataMatrix、DataMatrixECC200、Code1、AztecCode、インタクタコード、カードe、PDF417、マイクロPDF417、Code49、Code16k、Codablock、SuperCode、UltraCode、RSSComposite、AztecMesa等をいう。
2次元コードには、医療情報が含まれるところ、医療情報は、詳細な傷病の履歴及び薬剤歴等を含み、医療機関の担当者や患者等が自由に入力するものであるから、URL等と異なり一つの2次元コードで表現できる範囲を超え易い。一つの2次元コードで表現できる範囲は、例えば、2次元コードのうちQRコード(登録商標)では、2953バイトまでしか表現できないため、医療情報の情報量に応じて、複数の2次元コードが印刷/表示されていてもよく、複数の2次元コードを取得する場合には、順次、一つずつの2次元コードを撮影して取得してもよい。
医療情報取得手段212は、画像取得手段111が取得した2次元コードを含む画像より、2次元コード部分を特定して、2次元コードより医療情報を読み出して、医療情報記憶手段221に記憶するようになっている。
ここで、医療情報記憶手段221が記憶する医療情報には、後述する医療情報種別及び内容の他、医療情報を入力した入力者の情報及び医療情報を入力した入力者が付したタグ情報も含まれている。
ここで、医療タグとは、当該医療情報の内容や性質を示す情報であり、例えば、疾患の種類、医療情報の目的等に関する情報が付されるようになっている。
ここで、図4を参照して医療情報記憶手段221について説明する。医療情報記憶手段221は、医療情報ID、医療情報種別、入力者、入力日時、内容及び医療タグを含んで構成される。
医療情報種別は、医療情報の内容及び発行者を示す分類であり、本実施形態においては、医者が診察した内容に関連する医療情報である診療内容、処方せんに基づいて薬剤の調剤に関連する医療情報である調剤内容、患者自身が自己の体調等を入力した医療情報である患者記録及び患者の家族が患者の体調等を入力した医療情報である家族記録等に分類される。
入力者は、当該医療情報を入力した者を特定する情報が記憶される。例えば、患者自身が医療情報を入力した場合には、「患者本人・甲」と記憶され、家族が医療情報を入力した場合には、「患者家族・乙」と記憶され、医師が医療情報を入力した場合には、「医師・丙」と記憶されるようになっている。
入力日時は、医療情報を入力者が入力して作成した日時が記憶されるようになっている。内容は、読み込んだ医療情報の内容が記憶されるようになっている。
医療タグには、入力者が付した医療タグが記憶されるようになっており、入力者が付したタグを自由に変更、付加できるようになっている。
医療情報表示手段213は、医療情報の出力先の情報を受け付けて、出力先ごとに異なる表示を行うようになっている。具体的に、本実施形態においては、患者本人には、医療情報を文字情報として表示し、患者以外には2次元コードとして表示するようになっている。また、出力先ごとに、表示する医療情報が異なるようになっており、出力範囲記憶手段222を参照して、出力先毎に定義された医療情報の入力者及び医療情報のタグによって出力先に表示する医療情報か/表示させない医療情報かが定まり、医療情報のタグによって医療情報毎に強調して表示する医療情報か否かが定まるようになっている。
本実施形態において、医療機関の担当者が出力先である場合には、表示させない情報とは、医療機関の担当者が操作する医療情報管理装置1において医療情報管理端末2が表示した2次元コードを医療情報として読み取った場合に、医療情報を表示させる所定の操作が必要となる情報をいう。他方、患者の親族等が出力先である場合には、表示させない情報とは、患者等の親族が操作する医療情報管理端末2において患者が操作する医療情報管理端末2が表示した2次元コードを医療情報として読み取った場合に、患者の親族等が所定の操作を行っても医療情報が表示されない情報をいう。このような出力先によって表示させない情報が異なっていることは、医療機関の担当者においては、傷病に一見関係ないと思えることであっても、何らかの関係性があって把握する必要がある場合があるため、医療情報の閲覧を禁止すべきでないためである。もっとも、その場合でも無秩序に全ての医療情報が表示されてしまうと現在の患者の状況をかえって把握しがたくなる可能性があるため、所定の操作のない限り表示させない必要がある。他方で、患者の親族等においては、医療情報の閲覧を禁止しても医療機関の担当者のように医療情報の関係性を詳しく把握する必要はないため、患者のプライバシーを考慮して表示されない。
ここで、所定の操作とは、表示されていない医療情報を表示させる目的の操作をいい、例えば、「全ての医療情報を見る」と表示されたボタンを選択する操作であってよい。
また、本実施形態において、強調して表示するために、背景色が付されるようになっており、表示される医療情報の背景色が入力者ごとに異なるようになっている。
なお、医療機関の担当者の医療情報管理装置1又は患者の親族等の医療情報管理端末2において、それぞれに医療情報を表示させない処理を行わせるために、表示させない医療情報であることを示す情報が医療情報に付加されて出力されている。医療機関の担当者が操作する医療情報管理装置1は、表示させない医療情報であることを示す情報を読み取って所定の操作を受け付けるまで医療情報を表示させない。患者の親族等が操作する医療情報管理端末2は、表示させない医療情報であることを示す情報を読み取って表示させない医療情報の表示を禁止する。
即ち、患者の親族等の医療情報管理端末2には、表示させない医療情報であっても、医療情報そのものは患者の親族等の医療情報管理端末2に記憶されるようになっている。患者の親族等の医療情報管理端末2からさらに医療機関の担当者の医療情報管理装置1を出力先として患者の表示させない医療情報を含む2次元コードを表示し、2次元コードを読み取った場合には、所定の操作を行うことにより表示させない医療情報が表示されるようになっている。
このような本実施形態によれば、患者が何らかの事情により医療情報を医療機関の担当者の医療情報管理装置1に出力できなくても、患者の親族等の医療情報管理端末2から医療情報の出力を受けることができ、その際に、医療機関の担当者には必要に応じて全ての医療情報を閲覧できるが、患者の親族等には医療情報のプライバシーを維持することができる。
ここで、図5を参照して出力範囲記憶手段222について説明する。医療情報記憶手段221は、開示定義ID、出力先、開示する入力者の範囲、開示するタグ、開示しないタグ及び強調するタグを含んで構成される。
出力先は、医療情報の出力先を特定する情報が記憶されている。本実施形態においては、「医師」、「薬剤師」、「介護士」、「患者」及び「患者家族」が出力先として記憶されているが、出力先はこれに限られず、例えば、「看護師」等の他の医療機関の担当者を含めても良いし、「○○病院△△科の医師」や「□□クリニックの医師」のようにより細分化して出力先を定めてもよい。
開示する入力者の範囲には、医療情報の入力者が記憶されており、表示制御手段において開示する入力者の範囲に記憶された入力者が入力した医療情報が出力先に表示されるようになっている。
開示するタグには、医療タグが記憶されており、表示制御手段において開示する入力者の範囲にかかわらず、開示するタグに記憶された医療タグが付された医療情報が出力先に表示されるようになっている。
開示しないタグには、医療タグが記憶されており、表示制御手段において開示する入力者の範囲及び開示するタグにかかわらず、開示しないタグに記憶された医療タグが付された医療情報が出力先に表示されないようになっている。
強調するタグには、医療タグが記憶されており、表示制御手段において開示する場合に、強調するタグに記憶された医療タグが付された医療情報が強調して表示されるようになっている。
医療情報記憶手段221に記憶される医療タグは、医療情報の入力者によって付されてよく、また、医療情報管理端末2を操作する患者によって、医療タグを追加、変更、削除等をしてもよい。
図6及び7を参照して、具体的に、医療情報表示手段213が表示する医療情報の一例を説明する。
図6は、患者が「2012年10月1日」〜「2012年10月31日」に入力された医療情報を「本人(患者)」を出力先として表示する医療情報を表示した画面の一例である。
出力範囲記憶手段222には、「患者」を出力先とする医療情報について、開示する入力者が「全て」となっており、開示するタグが「全て」となっており、さらに、開示しないタグ「−」と何も記憶されていないため、「2012年10月1日」〜「2012年10月31日」に入力された医療情報全てが表示されている。また、V1、V2及びV5の各表示欄には、「注意喚起」の医療タグが付された医療情報が表示されているところ、「患者」を出力先とする医療情報は、強調するタグを「注意喚起」としているため、V1、V2及びV5の各表示欄の背景に背景色が付されており、V1、V2及びV5は入力者が異なるため、別々の背景色となっている。
図7(1)は、患者が「2012年10月1日」〜「2012年10月31日」に入力された医療情報を「家族」を出力先として受け付けて医療情報を含む2次元コードを表示した画面の一例である。出力先が「家族」であり、患者ではないため、文字情報ではなく、2次元コードが表示されている。
図7(2)は、患者が「2012年10月1日」〜「2012年10月31日」に入力された医療情報を「家族」を出力先として受け付けて医療情報を含む2次元コードを、医師が操作する医療情報管理装置1において読み取って、医療情報を表示した画面の一例である。
出力範囲記憶手段222には、「家族」を出力先とする医療情報について、開示する入力者を「医師、薬剤師」と設定しているため、医療情報記憶手段221の医療情報IDが「A01」、「A02」及び「A04」の医療情報が選択される。
次に、出力範囲記憶手段222には、「家族」を出力先とする医療情報について、開示するタグを「注意喚起」としているため、医療情報記憶手段221の医療情報IDが「A05」の医療情報が選択される。
もっとも、出力範囲記憶手段222には、「家族」を出力先とする医療情報について、開示しないタグを「精神疾患」としているため、選択された医療情報IDが「A01」、「A02」、「A04」及び「A05」の医療情報のうち、医療情報IDが「A04」の医療情報を除外する。
さらに、出力範囲記憶手段222には、「家族」を出力先とする医療情報について、強調するタグを「注意喚起」としているため、選択された医療情報IDが「A01」、「A02」及び「A05」の全てに「注意喚起」の医療タグが付されているため、医療情報IDが「A01」、「A02」及び「A05」の全てを強調して表示している。
[医療情報管理端末2の処理]
続いて、図8を参照して、医療情報管理端末2の処理について説明する。
医療情報表示処理は、医療情報管理端末2が患者等の医療情報の取得を行う操作を受け付けることに応じて開始する。初めに、医療情報管理端末2の画像取得手段211は、2次元コードが印刷された用紙/表示された画面を撮影することにより、2次元コードを含む画像を取得する(ステップS1)。
続いて、医療情報取得手段212は、画像取得手段211が取得した2次元コードを含む画像に基づいて医療情報を読み出して、医療情報記憶手段221に記憶する(ステップS2)。
ステップS2に続いて、医療情報表示手段213は、患者の医療情報の表示要求を受け付ける(ステップS3)。この際、どの期間の医療情報を、どの出力先に表示させるかについての選択も受け付ける。
ステップS3に続いて、医療情報表示手段213は、出力先が患者か否かを判断し、患者の場合にはステップS4に進み、患者以外の場合にはステップS5に進む(ステップS4)。
ステップS4において、出力先が患者の場合には、医療情報表示手段213は、出力範囲記憶手段222の設定に基づいて、医療情報を選択して、設定された表示方法で表示を行う(ステップS5)。
ステップS4において、出力先が患者以外の場合には、医療情報表示手段213は、出力範囲記憶手段222の設定に基づいて、医療情報を選択して、設定された表示方法で表示される2次元コードを生成する(ステップS6)。
ステップS6に続いて、医療情報表示手段213は、ステップS6で生成した2次元コードを表示する(ステップS7)。
その後、患者等の終了操作を受け付けて、医療情報表示処理を終了する。
以上、本実施形態について説明した。このような医療情報管理端末2によれば、出力先を選択することにより、出力先に適した医療情報を出力することができるため、医療情報の開示されたユーザは自己に関係のない医療情報を見なくてもすむため、直感的に医療情報を把握することができる。
また、医療情報管理端末2によれば、出力先を選択することにより、出力先に特に見せたい又は見せたくない医療情報については予め出力することを制限することができ、医療情報の開示されたユーザは自己が見るべき医療情報に限って見ることができ、見るべきではない医療情報を見なくてもすむため、直感的に医療情報を把握することができる。
また、医療情報管理端末2によれば、出力先を選択することにより、出力先によって強調して表示したい医療情報を強調して表示することができるため、医療情報の開示されたユーザは直感的に医療情報を把握することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限るものではない。また、本実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
また、本発明の実施形態においては、出力範囲記憶手段222には、医師、薬剤師、介護士、患者及び家族等を出力先としているがこれに限られるものではなく、看護師等の他の医療従事者又は患者関係者を加えることができ、また、出力先をより限定してもよい。さらに、医師、看護師、薬剤師、介護士、患者及び家族等の出力先をさらに細分化して出力先とし、それぞれの出力先毎に表示させる/表示させない又は強調表示するか否かを設定することができる。例えば、図9を参照して、医療情報の入力者が医師である場合に、出力先が同一の診療科の医師のときには医療情報を表示させるが、入力者の医師とは診療科が異なる医師のときには当該医療情報を表示させない(別途の操作が必要である)としてもよい。また、医療情報の入力者が医師である場合に、出力先が病院内の薬剤師であるとき又は出力先が病院外であっても入力者の医師が発行した処方せんを調剤する薬剤師であるときは、当該医療情報を表示するが、出力先が病院外であって入力者の医師が発行した処方せんを調剤するのではない薬剤師であるときは当該医療情報表示しないとしてもよい。
また、本願発明は、図2に示す機能的構成を備える端末装置に対して適用することができる。上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、図2の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能がコンピュータに備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図3の例に限定されない。
また、一つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
1 医療情報管理装置
2 医療情報管理端末
21 制御部
22 記憶部
23 入力部
24 表示部
25 撮像部
26 通信部
27 音声入力部
100 医療情報管理システム
211 画像取得手段
212 医療情報取得手段
213 医療情報表示手段
221 医療情報記憶手段
222 出力範囲記憶手段

Claims (6)

  1. 患者の医療情報を表示する端末であって、
    前記医療情報を含む符号化された第1の所定情報の画像を取得する画像取得手段と、
    前記画像取得手段によって取得された前記第1の所定情報の画像に基づいて、前記第1の所定情報に含まれる前記医療情報を取得し、前記医療情報の出力先が前記患者である場合には、当該医療情報を表示し、前記医療情報の出力先が前記患者以外である場合には、前記医療情報を含み、出力先に応じて表示対象とする前記医療情報と表示対象としない前記医療情報と識別されている符号化された第2の所定情報の画像を表示する医療情報表示手段とを備える、
    端末。
  2. 前記第2の所定情報において、前記表示対象としない前記医療情報は、
    前記医療情報の出力先が医療機関の担当者であるときには、前記第2の所定情報の画像を読み取った端末において所定の操作受け付けられることにより表示され
    前記医療情報の出力先が患者の親族等であるときには、前記第2の所定情報の画像を読み取った端末において表示されない
    請求項1に記載の端末。
  3. 前記第2の所定情報において、前記医療情報の入力者と前記医療情報の内容を示すタグとに基づいて前記表示対象とする前記医療情報と前記表示対象としない前記医療情報と識別される
    請求項1又は2に記載の端末。
  4. 前記第2の所定情報において、前記医療情報の入力者と前記医療情報の内容を示すタグとに基づいて強調表示させる前記医療情報か否か識別される
    請求項1乃至3何れかに記載の端末。
  5. 前記医療情報の強調表示では、表示色を異ならせることを特徴とする、
    請求項4に記載の端末。
  6. 患者の医療情報を表示する端末を制御するコンピュータに、
    前記医療情報を含む符号化された第1の所定情報の画像を取得する画像取得機能と、
    前記画像取得機能によって取得された前記第1の所定情報の画像に基づいて、前記第1の所定情報に含まれる前記医療情報を取得し、前記医療情報の出力先が前記患者である場合には、当該医療情報を表示し、前記医療情報の出力先が前記患者以外である場合には、前記医療情報を含み、出力先に応じて表示対象とする前記医療情報と表示対象としない前記医療情報と識別されている符号化された第2の所定情報の画像を表示する医療情報表示機能とを実現させる、
    プログラム。
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