JP2005293273A - 個人情報開示システム、カルテ情報開示システム、個人情報開示方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

個人情報開示システム、カルテ情報開示システム、個人情報開示方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】従来よりも的確にカルテなどの個人情報を開示する。
【解決手段】カルテ情報開示システム1に、患者のカルテ情報71を記憶するカルテ情報サーバ4と、カルテ情報71ごとに、その内容を見せてもよい医療関係者の属性を示すポリシ情報72を設定するポリシ情報設定部22と、療関係者ごとに、その医療関係者に関する属性を証明するオーソリティ情報73を設定するオーソリティシステム5と、医療関係者に対してカルテ情報71の内容を見せてもよいか否かを、その医療関係者のオーソリティ情報73とそのカルテ情報71に設定されているポリシ情報72とを比較することによって判別する、開示可否判別部31と、医療関係者に対してカルテ情報71の内容を見せてもよいと判別された場合に、そのカルテ情報71をその医療関係者に対して出力する3カルテ情報出力部33と、を設ける。
【選択図】図6

Description

本発明は、カルテ情報などの個人情報を開示するためのシステムおよび方法に関する
近年、患者のカルテを電子データとして管理する電子カルテシステムが提案され、実用化が徐々に進んでいる。これにより、ある医療機関で管理されるカルテを他の医療機関に対してネットワークを介して開示することが容易となる。このように患者のカルテを複数の医療機関で共用することができれば、より有効的かつ効率的な医療を患者に提供することができるようになる。
ところが、従来の電子カルテシステムを単にネットワークに接続してカルテを共用すると、不特定多数の者にカルテが見られてしまうおそれがある。そこで、非特許文献1に記載されるようなシステムが提案されている。
非特許文献1に記載されるシステムによると、所定の圏内にある複数の医療機関で患者の情報を共用することができる。情報を参照するためには、指紋またはICカードによるユーザ認証を得なければならない。ICカードや指紋によるユーザ認証は、特許文献1に記載されるように、広く知られている。
ところで、患者のカルテを他の医師に開示するか否かは、そのカルテを書いた医師が患者と相談して決めるのが一般的である。また、医師は、自分が書いたカルテを、医師資格を有する者であれば誰にでも開示するわけではなく、信頼できる医師にのみ開示することがほとんどである。したがって、非特許文献1に記載されるシステムを使用した場合でも、カルテの共用の促進が図られるか否かは、医療機関または医師同士のつながりに掛かっていると言える。すなわち、医師が積極的に他の医師にカルテを開示しようとしなければ、係るシステムを導入しても、期待するほどの効果が得られない。
一方、近年、主治医または掛かりつけ医の診断や治療計画が本当に正しいものなのかどうかを知りたいと考える患者が増えている。そのために、これらの患者は、主治医とつながりのない医療機関の医師(第二の医師)に対して意見(セカンドオピニオン)を求める。第二の医師がセカンドオピニオンを行うには、主治医が書いたカルテを参照するのが望ましい。しかし、上に述べたように、主治医は、積極的には、自分とつながりのない医師にカルテを開示しないことが多い。
特開2002−259562号公報 "EMInet 松戸市医療情報ネットワーク",新医療2002年9月号,エムイー振興協会,高林克日己
従来の方法によると、上に述べたように、互いにつながりのある医師同士でしかカルテの共用は行われない。よって、患者がセカンドオピニオンを求める場合に、第二医師が、主治医の書いたカルテを参照することは難しい。
また、非特許文献1に記載される方法で情報の共用のための設定を行うと、患者の情報は、すべての医療機関で対等に開示される。したがって、ICカードなどによるユーザ認証を行うので一定の水準のセキュリティは得られるものの、患者の情報が、必要のない者にまで開示されることになる。よって、依然として、患者にとって、自分の個人情報が漏洩してしまう心配がある。
本発明は、このような問題点に鑑み、従来よりも的確にカルテなどの個人情報を開示することができるようにすることを目的とする。
本発明に係る個人情報開示システムは、サービスの提供を受ける被提供者の個人情報を記憶する記憶手段と、前記個人情報ごとに、当該個人情報の内容を見せてもよい者の属性である開示属性を設定する開示属性設定手段と、サービスの提供者ごとに、当該提供者に関する属性である提供者属性を設定する提供者属性設定手段と、前記提供者に対して前記個人情報を見せてもよいか否かを、当該提供者の前記提供者属性と当該個人情報の前記開示属性とを比較することによって判別する、開示可否判別手段と、前記提供者に対して前記個人情報を見せてもよいと前記開示可否判別手段によって判別された場合に、当該個人情報を前記提供者に対して出力する出力手段と、を有することを特徴とする。
前記個人情報開示システムは、例えば、カルテの開示のために用いられる。前記記憶手段は、前記個人情報として、診察などの医療行為を受ける患者のカルテ情報を記憶する。前記提供者属性設定手段は、前記提供者属性として、医師または薬剤師などの医療関係者の属性を設定する。医療関係者の属性は、例えば、医療に関するどのような資格を有するか、どんな分野を専門としているか、などを示すものである。
前記提供者属性設定手段は、複数あってもよい。この場合は、前記開示可否判別手段は、前記医療関係者に対して前記カルテ情報の内容を見せてもよいか否かを、当該医療関係者の1つまたは複数の前記医療関係者属性と当該カルテ情報の前記開示属性とを比較することによって判別する。
本発明によると、カルテなどの個人情報を従来よりも的確に開示することができる。請求項4〜6の発明によると、医師などの医療関係者の属性を詳細に設定することができ、一層的確にカルテ情報を開示することができる。
図1はカルテ情報開示システム1の全体的な構成の例を示す図、図2はカルテマスタ41の例を示す図、図3は諸項目情報データベース42の例を示す図、図4はポリシマスタ43の例を示す図、図5はオーソリティ情報73を発行する団体の例の一覧を示す図、図6は診察用端末装置2および診察用端末装置3の機能的構成の例を示す図、図7は資格者カードCRに記録されているオーソリティ情報73の例を示す図である。
本発明に係るカルテ情報開示システム1は、図1に示すように診察用端末装置2、3、カルテ情報サーバ4、オーソリティシステム5、および通信回線6などによって構成される。診察用端末装置2、3は、通信回線6を介してカルテ情報サーバ4およびオーソリティシステム5と接続可能である。通信回線6として、インターネット、LAN、公衆回線、または専用線などが用いられる。
カルテ情報開示システム1は、ある医療機関において診察、治療、検査、または投薬などの医療行為がなされた患者の情報(つまり、カルテ)を、他の医療機関の医療関係者(医師、歯科医、および薬剤師など)に開示するために用いられる。以下、複数の診療科を有する病院Aの患者のカルテ情報を他の医療機関の医療関係者に対して開示する場合を例に説明する。
カルテ情報サーバ4は、病院Aの患者、医師、歯科医、薬剤師、および職員などに関する情報を管理するデータセンタに設置されている。カルテ情報サーバ4には、カルテマスタ41、諸項目情報データベース42、およびポリシマスタ43などが設けられている。
カルテマスタ41は、図2に示すように、各患者のカルテ情報71を記憶している。「カルテID」は、カルテ情報71を識別するための識別情報である。「患者ID」は、そのカルテ情報71がどの患者のものであるのかを識別するための識別情報である。
「病歴」、「所見」、「X線」、「メモ」、および「処方箋」には、カルテのコンテンツに関する情報が格納される。各コンテンツのデータを直接これらのフィールドに格納してもよいが、本実施形態では、これらのデータの保存場所およびそのデータ名を示すURL(Uniform Resource Locator)を格納する。
「ポリシ」とは、そのカルテ情報71を病院A以外の医療機関の医療関係者に対して開示する際の条件(以下、「開示条件」と記載する。)を意味する。本実施形態では、後に説明するように開示条件を示すデータを何パターンか用意しており、「ポリシID」には、開示条件として適用したいパターンのID(図4のポリシID)を指定(格納)する。開示条件を示すデータを直接そのフィールドに格納することも可能である。
そのほか、カルテ情報71には、作成日、作成医師、最終更新日、および最終更新医師などに関する情報が含まれている。
諸項目情報データベース42には、図3に示すように、5種類のデータがファイルとして格納されている。病歴ファイルFL1には、患者のこれまでの病歴に関する情報が書かれている。所見ファイルFL2には、「熱が38.5度ある」または「咳がひどい」などのように、診察などの医療行為を行った上での判断または見解などに関する情報が書かれている。X線ファイルFL3は、X線撮影(レントゲン撮影)によって得られたX線写真の画像ファイルである。メモファイルFL4には、「症状が治まらなければ3日後に来院するように指示した」のようなメモが書かれている。処方箋ファイルFL5には、これまでに処方した薬に関する情報が書かれている。
つまり、図2のカルテ情報71の「病歴」〜「処方箋」のフィールドには、それぞれ、そのカルテ情報71のコンテンツである病歴ファイルFL1〜処方箋ファイルFL5のURLが格納される。なお、1つのフィールドに複数のURLを格納してもよい。例えば、X線写真が複数枚ある場合は、これらのX線写真のX線ファイルFL3のURLを「X線写真」に格納しておく。
ポリシマスタ43には、図4に示すように、開示条件を示すポリシ情報72が複数記憶されている。「ポリシID」は、そのポリシ情報72を識別するための識別情報である。「病歴」〜「処方箋」には、それぞれ、その項目に係るコンテンツを開示してもよい医師の属性の条件が格納される。本実施形態ではこれらの5つの項目について開示の許否の条件を設定する場合について説明するが、これ以外の診療などに関する項目(例えば、処置、血液検査の結果など)について設定してもよい。
そのほか、カルテ情報サーバ4には、患者の氏名、住所、年齢、および性別などの情報を患者IDと対応付けて記憶する患者マスタ、病院Aの医師の氏名、担当科、住所、年齢、および性別などの情報を医師IDと対応付けて記憶する医師マスタ、および他の職員の情報を記憶する職員マスタなど、様々なデータベースが設けられている。
図1に戻って、オーソリティシステム5は、学会、医師会、医療法人、または医療機関などに設置されており、これらに所属する医療関係者の属性を証明するための処理を行う。例えば、医療関係者の専門科、経験、学会などが認めた医師(認定医)であること、または履修した研修などに関する事項の属性を証明する。
本実施形態では、図5に示すように、外科医または眼科医などの専門科ごとの学会、地域ごとの医師会、および1つまたは複数の医療機関を運営する医療法人などの団体ごとにオーソリティシステム5が設置されている場合を例に説明する。病院Aは、医療法人X会が運営する病院の1つであり、L地域にあるものとする。また、オーソリティシステム5は厚生労働省にも設置されており、医療関係者が有する資格(医師資格、歯科医師資格、または薬剤師資格など)の有効性を証明するための処理を行う。このように、オーソリティシステム5は、公的なまたは信頼性の高い認証基盤であると言える。
診察用端末装置2は、病院Aの各診療科に少なくとも1台ずつ設置されている。診察用端末装置2には、図6に示すようなカルテ処理部21およびポリシ情報設定部22などの機能を実現するためのプログラムおよびデータがインストールされている。また、診察用端末装置2には、ICカードの情報を読み書きするためのカードリードライタ2RWが接続されている。
診察用端末装置3は、病院A以外の医療機関に設置されている。診察用端末装置3には、図6に示すような開示可否判別部31、カルテ情報取得部32、およびカルテ情報出力部33などの機能を実現するためのプログラムおよびデータがインストールされている。また、診察用端末装置3にも、カードリードライタ3RWが接続されている。
病院Aの医療関係者は、ICチップが内蔵された資格者カードCRが与えられている。また、他の病院の医療関係者にも、資格者カードCRが与えられている。資格者カードCRには、その医療関係者の属性に関する情報が記録されている。係る情報は、オーソリティシステム5によって資格者カードCRに記録される。その際に、各団体は、その医療関係者が資格を有していること、所定の研修を履修したこと、またはその団体に所属していることなど、その医療関係者の身分の審査を行う。つまり、係る情報は、その医療関係者の属性が真正であることおよびその団体の認定医であることを証明するためのものであると言える。以下、係る情報を「オーソリティ情報73」と記載する。
例えば、病院Aの外科医である医師DR1の資格者カードCRには、図7に示すように、厚生労働省が証明したオーソリティ情報73a、医療法人X会が証明したオーソリティ情報73b、外科学会が証明したオーソリティ情報73c、およびL地域医師会が証明した証明したオーソリティ情報73dなどのオーソリティ情報73が記録されている。そのほか、資格者カードCRには、医師DR1が診察用端末装置2を使用する際の医師ID、氏名、およびデフォルトのポリシIDなどが記録されている。
病院Aの患者には、患者カードKRが与えられている。この患者カードKRには、カードを識別するためのID、その患者の氏名、およびその患者のカルテ情報71の開示条件であるポリシ情報72などが記録されている。
以下、カルテ情報開示システム1の各装置の処理の内容を、カルテ情報71およびポリシ情報72を登録するための処理とカルテ情報71を参照するための処理とに大別して説明する。
〔カルテ情報71およびポリシ情報72を登録するための処理〕
図8はカルテ情報71およびポリシ情報72を登録しまたは更新する際の処理の流れの例を説明するフローチャート、図9はカルテ画面HG1の例を示す図、図10はカルテ編集画面HG2の例を示す図、図11は開示条件設定画面HG3の例を示す図である。
図6において、診察用端末装置2のカルテ処理部21は、カルテ情報サーバ4のカルテマスタ41にカルテ情報71を登録しまたは既存のカルテ情報71を更新する処理を行う。ポリシ情報設定部22は、カルテ情報71の開示条件つまりポリシ情報72を設定する処理を行う。これらの処理は、図8に示すような手順で行われる。以下、病院Aの医師DR1が患者KN1の診察を行う場合を例に説明する。
医師DR1は、診察を開始する前に、自分の資格者カードCR(図7参照)をカードリードライタ2RWにセットする。カードリードライタ2RWは、その資格者カードCRに記録されている医師ID、氏名、およびデフォルトのポリシIDなどを読み取る(#101)。診察対象の患者KN1の患者カードKRをカードリードライタ2RWにセットする。カードリードライタ2RWは、患者KN1のIDを読み取る(#102)。なお、ステップ#101の資格者カードCRの読取り処理は、診療を行うごとに行ってもよいし、その日の開業時に一度だけ行っておいてもよい。
すると、カルテ処理部21は、患者KN1のIDに対応するカルテ情報71(図2参照)をカルテ情報サーバ4からダウンロードする(#103)。このとき、「病歴」〜「処方箋」のURLに対応する病歴ファイルFL1〜処方箋ファイルFL5もダウンロードする。ダウンロードされたカルテ情報71および各ファイルの内容は、図9に示すように、カルテ画面HG1として診察用端末装置2のディスプレイに表示される。
医師DR1は、カルテ情報71を編集したい場合は、編集ボタンBN12をクリックする。すると、図10に示すようなカルテ編集画面HG2が表示される。医師DR1は、このカルテ編集画面HG2を見ながらカルテの編集の作業を行う。なお、患者KN1が初診である場合は、カルテ情報71がないので、ステップ#102で患者カードKRが読み取られると直ちにカルテ編集画面HG2が表示される。
医師DR1は、患者KN1の診察結果などをテキストボックスTX21〜TX25に入力する(#104)。ただし、テキストボックスTX25には、X線写真の画像ファイル(X線ファイルFL3)のURLを入力し、または画像を貼り付ける。入力が終わってOKボタンBN2をクリックすると、入力された内容がカルテ画面HG1として表示されるので、医師DR1は、間違いがないかどうか確認し、確定ボタンBN11をクリックする。
すると、カルテ処理部21は、テキストボックスTX21〜TX25に入力された内容をカルテ情報サーバ4に送信する。カルテ情報サーバ4は、送信されてきた内容に基づいて、カルテ情報71および病歴ファイルFL1〜処方箋ファイルFL5を更新しまたは登録する処理を行う(#105)。このようにして、患者KN1のカルテの登録および更新が完了する。
患者KN1は、病院A以外の医療機関でも治療やセカンドオピニオンなどを受けるために、自分のカルテ情報71を病院A以外の医療機関の医師などに開示してもらうことができる。この場合は(#106でYes)、医師DR1は、所定の操作を行って、図11に示すような開示条件設定画面HG3を診察用端末装置2のディスプレイに表示させる。テキストボックスTX31〜TX35には、それぞれ、患者KN1のカルテ情報71の病歴、所見、X線、メモ、および処方箋に関するコンテンツの開示条件を入力して指定する。
なお、これらのテキストボックスには、デフォルト値として、ステップ#101で読み取ったポリシIDに対応するポリシ情報72(図4参照)がポリシマスタ43より呼び出されて入力されている(#107)。なお、開示条件は、この項目に設定する事に限定するものではなく、例えば、病歴の一データのみに対して設定できるようにしてもよい。
医師DR1は、患者KN1と相談し、カルテ情報71の開示条件を決定する。医師DR1のデフォルトのポリシ情報72のままでよければ(#108でYes)、確定ボタンBN31をクリックする。すると、ポリシ情報設定部22は、ステップ#101で読み取ったポリシIDをカルテ情報サーバ4に通知とともに(#110)、そのカルテ情報71のカルテIDとそのポリシIDに係るポリシ情報72と互いに対応付けて患者KN1の患者カードKRに書き込む(#111)。カルテ情報サーバ4は、通知されたポリシIDをそのカルテ情報71の「ポリシID」に格納する。
デフォルトのポリシ情報72(開示条件)以外のものを使いたい場合は(#108でNo)、医師DR1は、テキストボックスTX31〜TX35の内容を変更してから(#109)、確定ボタンBN31をクリックする。すると、ポリシ情報設定部22は、その内容を、カルテ情報サーバ4に通知するとともに(#110)、カルテ情報71のカルテIDと対応付けて患者KN1の患者カードKRに書き込む(#111)。カルテ情報サーバ4は、通知されてきた内容を新規のポリシ情報72としてポリシマスタ43に登録し、患者KN1のカルテ情報71の「ポリシID」に、その新規のポリシ情報72のポリシIDを格納する。
〔カルテ情報71を参照するための処理〕
図12はカルテ情報71を参照する際の処理の流れの例を説明するフローチャート、図13は資格者カードCRに記録されているオーソリティ情報73の例を示す図、図14はカルテ参照画面HG4の例を示す図である。
診察用端末装置3は、診察に訪れた病院Aの患者のカルテ情報71を、図12に示すような手順で取得し医師などに対して出力する。以下、M地域にある病院Bの医師DR2のところで患者KN1が診察を受ける場合を例に説明する。
医師DR2の資格者カードCRには、図13に示すようなオーソリティ情報73が記録されている。患者KN1は、M地域をよく訪れるので、病院Aの医師が作成したカルテ情報71をM地域の医師にも開示できるように患者カードKRの設定をしてもらっている。例えば、図4に示す「ポリシID=P003」と同じ内容のポリシ情報72を患者カードKRに記録してもらっているものとする。
図6において、医師DR2は、自分の資格者カードCRをカードリードライタ2RWにセットし、その資格者カードCRに記録されているポリシ情報72をカードリードライタ2RWに読み取らせる(図12の#201)。患者KN1の患者カードKRをカードリードライタ2RWにセットし、その患者カードKRに記録されているポリシ情報72およびカルテIDを読み取らせる(#202)。なお、ステップ#201の資格者カードCRの読取り処理は、診療を行うごとに行ってもよいし、その日の開業時に一度だけ行っておいてもよい。
開示可否判別部31は、読み取ったポリシ情報72およびオーソリティ情報73を比較し、読み取ったカルテIDのカルテ情報71を開示してもよいか否かを判別する(#203)。例えば、ポリシ情報72およびオーソリティ情報73を二進数で表現し、論理演算によって両者の論理積を求め、その値が「1」になれば「開示してもよい」と判別してもよい。
図4の「ポリシID=P003」に示すように、そのポリシ情報72は「病歴」、「所見」、および「処方箋」の開示条件として「M地域医師会医師」という属性を有するが、「X線」および「メモ」の開示条件には「X会医師」という属性しか有しない。また、図13に示すように、医師DR2の資格者カードCRには、「M地域医師会医師」であることを証明するオーソリティ情報73は記録されているが、「X会医師」であることを証明するオーソリティ情報73は記録されていない。したがって、患者KN1のカルテ情報71のうち、「病歴」、「所見」、および「処方箋」の内容のみ開示可能である、という判別結果が得られる。
開示可能である項目が1つもないと判別された場合は(#203でNo)、以降の処理を終了する。
全部または一部の項目について開示可能であると判別された場合は(#203でYes)、医師DR2は、患者KN1に、カルテ情報71を参照してもよいかを問い合わせる。参照してもよいという同意が得られた場合は、診察用端末装置3にその旨を入力する(#204でYes)。このとき、患者KN1しか知らないパスワードを患者KN1自身に入力してもらうようにしてもよい。この場合は、そのパスワードは、患者KN1の患者カードKRに予め記録しておき、入力されたパスワードと記録されているパスワードとをマッチングする。同意が得られなかった場合は(#204でNo)、以降の処理を終了する。
カルテ情報取得部32は、カルテ情報サーバ4にアクセスし、ステップ#202でよみ取ったカルテIDに示されるカルテ情報71とともに、そのカルテ情報71に示されるURLより病歴ファイルFL1〜処方箋ファイルFL5を取得する(#205)。ただし、ステップ#203で開示可能であると判別された項目の情報だけしか取得することはできない。
カルテ情報出力部33は、取得されたカルテ情報71およびファイルの内容を出力する(#206)。例えば、図14に示すようなカルテ参照画面HG4を診察用端末装置3のディスプレイに表示することによって出力する。または、これらの内容を用紙に印刷することによって出力してもよい。
カードリードライタ3RWは、今回の診察時に医師DR2がカルテ情報71を参照した旨を示す履歴情報を、患者KN1の患者カードKRに記録する(#207)。これにより、後日、患者KN1が病院Aを訪れた際に、病院Aの医師は、カルテ情報71が誰に参照されたのかを知ることができる。
本実施形態によると、患者および医師が要求する一定の条件を満たす者にのみカルテ情報を開示する。しかも、その条件を満たすことは、行政庁や医師会などの団体が運営する認証基盤または公的な認証基盤によって証明される。よって、患者のカルテ情報を従来よりも的確に開示し、セキュリティを向上させることができる。
本実施形態では、患者KN1の病院Aのカルテ情報71を他の病院である病院Bの医師DR2に開示する例について説明したが、病院Bで診察を受けたその患者KN1が病院Aで再度診察を受ける場合に、病院Bのカルテ情報71を病院Aの医師DR1に開示できるようにしてもよい。このための方法として、例えば、次の2通りの方法が考えられる。
1つは、病院Bで管理するカルテ情報71にも、病院Aの場合と同様に、ポリシ情報72を設定する方法である。つまり、予め、病院A、Bの双方が互いにカルテ情報71を参照することができるように設定しておく。
もう1つは、病院Bの医師DR2が患者KN1の病院Aのカルテ情報71を参照したタイミングで、その医師DR2が作成した患者KN1のカルテ情報71に対して、病院Aの医師DR1が参照可能になるようにポリシ情報72を設定する方法である。
本実施形態では、カルテ情報71を、カルテ情報サーバ4で一元管理し、診察用端末装置2、3は、カルテ情報サーバ4よりカルテ情報71を取得し出力したが、各患者の患者カードKRに記録しておいてもよい。この場合は、カルテ情報71を参照しようとする医師がその権限を有すると判別できた場合にのみカルテ情報71を取得できるように診察用端末装置2、3を構成する。
他の病院の医師が病院Aのカルテマスタ41に記憶されているカルテ情報71を参照する場合だけでなく、病院Aの医師DR1が参照する場合にも(図8のステップ#103)、その医師DR1のオーソリティ情報73に基づいて開示の可否の判別を行うようにしてもよい。また、医師DR1が患者カードKRにポリシ情報72を書き込む前にも(#111)、そのオーソリティ情報73に基づいて書込み権限の有無を判別するようにしてもよい。カルテ情報71の開示の可否および書込み権限の有無の判別を、オーソリティシステム5が行うようにしてもよい。
本実施形態では、カルテ情報71を参照される側の使用する診察用端末装置2と参照する側の診察用端末装置3とを区別して説明したが、1台の端末装置に診察用端末装置2、3の両方の機能を備えるように構成してもよい。
オーソリティ情報73の信頼性をより高めるために、PKI(Public Key Infrastructure)を採用してもよい。この場合は、オーソリティ情報73を秘密鍵によって暗号化し、医師の資格者カードCRに記録しておく。そのオーソリティ情報73の公開鍵証明書も資格者カードCRに記録しておく。診察用端末装置3は、その公開鍵証明書が真正であるか否かを検証するように認証局に要求し、真正である旨の結果が得られた場合に、そのオーソリティ情報73に基づいてカルテ情報71の開示のための処理を行う。なお、認証局に対する検証の要求は、カルテ情報71を参照するごとに行う必要はなく、所定の期間ごと(例えば、1ヶ月ごと)に行えばよい。
ポリシ情報72およびオーソリティ情報73の内容はカルテ情報開示システム1を適用する環境などに応じて任意に決めることができる。例えば、いずれのオーソリティシステム5が発行したオーソリティ情報73を使用して開示の可否を判別すべきかを、ポリシ情報72に設定するようにしてもよい。つまり、「東京都の外科医」に開示を許可したい場合において、「東京都の医師」であるか否かは「東京都医師会」のオーソリティシステム5が発行したオーソリティ情報73に基づいて判別しなければならず、かつ、「外科医」であるか否かは「××学会」が発行したオーソリティ情報73に基づいて判別しなければならない、というような内容をポリシ情報72に設定してもよい。
また、ポリシ情報72には「東京都の医師」にカルテ情報71を開示してもよいと設定されており、オーソリティ情報73には医師が「新宿区の医師」であると設定されている場合は両者のキーワードが一致しないので、意味的には開示条件を満たしていても、診察用端末装置3がそのカルテ情報71の開示が不可であると判別することがある。このような場合は、そのオーソリティ情報73を発行したオーソリティシステム5に対して、その医師が「東京都の医師」であるか否かを問い合わせて確認できるようにしてもよい。
本実施形態では、患者のカルテ情報71を他の医療機関の医師に開示する場合を例に説明したが、本発明は、他の個人情報を開示するために適用することができる。例えば、ある地域に住む住民の個人情報を、他の地域の役所の職員に開示するために用いることができる。
その他、カルテ情報開示システム1、診察用端末装置2、診察用端末装置3、カルテ情報サーバ4、オーソリティシステム5の全体または各部の構成、処理内容、処理順序などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
以上説明した実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)サービスの提供を受ける被提供者の個人情報を記憶する記憶手段と、
前記個人情報ごとに、当該個人情報の内容を見せてもよい者の属性である開示属性を設定する開示属性設定手段と、
サービスの提供者ごとに、当該提供者に関する属性である提供者属性を設定する提供者属性設定手段と、
前記提供者に対して前記個人情報を見せてもよいか否かを、当該提供者の前記提供者属性と当該個人情報の前記開示属性とを比較することによって判別する、開示可否判別手段と、
前記提供者に対して前記個人情報を見せてもよいと前記開示可否判別手段によって判別された場合に、当該個人情報を前記提供者に対して出力する出力手段と、
を有することを特徴とする個人情報開示システム。
(付記2)サービスの提供を受ける被提供者の個人情報を記憶する記憶手段から前記個人情報を取得するための個人情報取得手段と、
サービスの提供者が所望する前記個人情報の、その内容を見せてもよい者の属性である開示属性を取得する、開示属性取得手段と、
前記提供者に関する属性である提供者属性を取得する提供者属性取得手段と、
前記提供者に対して前記個人情報を見せてもよいか否かを、取得した当該提供者の前記提供者属性と当該個人情報の前記開示属性とを比較することによって判別する、開示可否判別手段と、を有し、
前記個人情報取得手段は、前記提供者に対して前記個人情報を見せてもよいと前記開示可否判別手段によって判別された場合に、当該個人情報を前記記憶手段から取得する、
ことを特徴とする個人情報開示システム。
(付記3)患者のカルテ情報を記憶するカルテ情報記憶手段と、
前記カルテ情報ごとに、その内容を見せてもよい者の属性である開示属性を設定する開示対象属性設定手段と、
医療関係者ごとに、当該医療関係者に関する属性である医療関係者属性を設定する医療関係者属性設定手段と、
前記医療関係者に対して前記カルテ情報の内容を見せてもよいか否かを、当該医療関係者の前記医療関係者属性と当該カルテ情報の前記開示属性とを比較することによって判別する、開示可否判別手段と、
前記医療関係者に対して前記カルテ情報の内容を見せてもよいと前記開示可否判別手段によって判別された場合に、当該カルテ情報を前記医療関係者に対して出力する出力手段と、
を有することを特徴とするカルテ情報開示システム。
(付記4)患者のカルテ情報を記憶するカルテ情報記憶手段と、
前記カルテ情報ごとに、その内容を見せてもよい者の属性である開示属性を設定する複数の開示対象属性設定手段と、
医療関係者ごとに、当該医療関係者に関する属性である医療関係者属性を設定する医療関係者属性設定手段と、
前記医療関係者に対して前記カルテ情報の内容を見せてもよいか否かを、当該医療関係者の1つまたは複数の前記医療関係者属性と当該カルテ情報の前記開示属性とを比較することによって判別する、開示可否判別手段と、
前記医療関係者に対して前記カルテ情報の内容を見せてもよいと前記開示可否判別手段によって判別された場合に、当該カルテ情報を前記医療関係者に対して出力する出力手段と、
を有することを特徴とするカルテ情報開示システム。
(付記5)複数の前記開示対象属性設定手段のうちの少なくとも1つは、前記医療関係者が医療に関する資格を有することを示す前記医療関係者属性を設定し、他のいずれか1つまたは複数は、前記医療関係者の専門を示す前記医療関係者属性を設定する、
付記4記載のカルテ情報開示システム。
(付記6)前記開示対象属性設定手段は、前記開示属性を、前記カルテ情報に含まれる項目ごとに設定し、
前記開示可否判別手段は、前記項目ごとに前記内容を見せてもよいか否かを判別し、
前記出力手段は、前記カルテ情報のうち、開示可否判別手段によって前記内容を見せてもよいと判別された項目のみを出力する、
付記4または付記5記載のカルテ情報開示システム。
(付記7)前記開示対象属性設定手段は、1つの前記カルテ情報について複数の前記開示属性を設定し、
前記開示可否判別手段は、前記医療関係者に対して前記カルテ情報の内容を見せてもよいか否かを、当該医療関係者の1つまたは複数の前記医療関係者属性と当該カルテ情報の複数の前記開示属性とを比較することによって判別する、
付記4ないし付記6記載のカルテ情報開示システム。
(付記8)患者のカルテ情報を記憶するカルテ情報記憶手段から前記カルテ情報を取得するためのカルテ情報取得手段と、
医療関係者が所望する前記カルテ情報の、その内容を見せてもよい者の属性である開示属性を取得する、開示属性取得手段と、
前記医療関係者に関する属性である医療関係者属性を医療関係者情報記憶手段から取得する医療関係者属性取得手段と、
前記医療関係者に対して前記カルテ情報の内容を見せてもよいか否かの判別を、取得した当該医療関係者の前記医療関係者属性と当該カルテ情報の前記開示属性とを比較することによって行う、開示可否判別手段と、を有し、
前記カルテ情報取得手段は、
前記医療関係者に対して前記カルテ情報の内容を見せてもよい旨の判別結果が得られた場合に、当該カルテ情報を前記カルテ情報記憶手段から取得する、
ことを特徴とするカルテ情報開示システム。
(付記9)前記医療関係者属性は、公開鍵暗号方式の秘密鍵によって暗号化されており、
前記開示可否判別手段は、前記医療関係者に対して前記カルテ情報の内容を見せてもよいか否かの判別を、当該医療関係者の前記医療関係者属性の公開鍵証明書が真正性である旨の通知を、当該公開鍵証明書を発行した認証局から取得した場合に、実行する、
付記8記載のカルテ情報開示システム。
(付記10)前記医療関係者情報記憶手段は、リムーバブルタイプの記憶媒体であって、複数の医療関係者属性が記憶されており、
前記医療関係者属性取得手段は、前記医療関係者情報記憶手段に記憶されているすべての前記医療関係者属性を取得し、
前記開示可否判別手段は、前記判別を、取得したすべての前記医療関係者属性と当該カルテ情報の前記開示属性とを比較することによって行う、
付記8または付記9記載のカルテ情報開示システム。
(付記11)付記8ないし付記10のいずれかに記載するカルテ情報開示システムに用いられる端末装置であって、
前記カルテ情報ごとに前記開示属性を設定する開示属性設定手段と、
前記カルテ情報を前記カルテ情報記憶手段に登録するカルテ情報登録手段と、
を有することを特徴とする端末装置。
(付記12)個人情報を開示する個人情報開示方法であって、
予め、サービスの提供を受ける被提供者の個人情報を記憶手段に記憶しておき、前記個人情報ごとに、当該個人情報の内容を見せてもよい者の属性である開示属性を設定しておき、サービスの提供者ごとに、当該提供者に関する属性である提供者属性を設定しておき、
前記個人情報を出力する端末装置に、
前記個人情報を所望する前記提供者の前記提供者属性および当該個人情報の前記開示属性を取得する処理と、
取得した前記提供者属性および前記開示属性に基づいて、前記個人情報を見せてもよいか否かを判別する処理と、
前記個人情報を見せてもよいと判別された場合に、当該個人情報を前記記憶手段から取得する処理と、
取得した前記個人情報を出力する処理と、
を実行させることを特徴とする個人情報開示方法。
(付記13)個人情報を開示するためのコンピュータに用いられるコンピュータプログラムであって、
サービスの提供を受ける被提供者の個人情報を記憶する記憶手段に接続する処理と、
サービスの提供者が所望する前記個人情報の、その内容を見せてもよい者の属性である開示属性を取得する処理と、
前記提供者に関する属性である提供者属性を取得する処理と、
前記提供者に対して前記個人情報を見せてもよいか否かを、取得した当該提供者の前記提供者属性と当該個人情報の前記開示属性とを比較することによって判別する処理と、
前記提供者に対して前記個人情報を見せてもよいと判別された場合に、当該個人情報を前記記憶手段から取得する処理と、
をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
本発明によると、カルテ情報などの個人情報を、必要であると考えられる者に対してのみ開示することができる。よって、このような個人情報を取り扱う業界において特に有効的に用いられる。
カルテ情報開示システムの全体的な構成の例を示す図である。 カルテマスタの例を示す図である。 諸項目情報データベースの例を示す図である。 ポリシマスタの例を示す図である。 オーソリティ情報を発行する団体の例の一覧を示す図である。 診察用端末装置および診察用端末装置の機能的構成の例を示す図である。 資格者カードに記録されているオーソリティ情報の例を示す図である。 カルテ情報およびポリシ情報を登録しまたは更新する際の処理の流れの例を説明するフローチャートである。 カルテ画面の例を示す図である。 カルテ編集画面の例を示す図である。 開示条件設定画面の例を示す図である。 カルテ情報を参照する際の処理の流れの例を説明するフローチャートである。 資格者カードに記録されているオーソリティ情報の例を示す図である。 カルテ参照画面の例を示す図である。
符号の説明
1 カルテ情報開示システム(個人情報開示システム)
4 カルテ情報サーバ(記憶手段、カルテ情報記憶手段)
5 オーソリティシステム(提供者属性設定手段)
22 ポリシ情報設定部(開示属性設定手段)
31 開示可否判別部(開示可否判別手段)
33 カルテ情報出力部(出力手段)
32 カルテ情報取得部(個人情報取得手段)
3RW カードリードライタ(開示属性取得手段、提供者属性取得手段)
71 カルテ情報(個人情報)
72 ポリシ情報(開示属性)
73オーソリティ情報(提供者属性、医療関係者属性)

Claims (10)

  1. サービスの提供を受ける被提供者の個人情報を記憶する記憶手段と、
    前記個人情報ごとに、当該個人情報の内容を見せてもよい者の属性である開示属性を設定する開示属性設定手段と、
    サービスの提供者ごとに、当該提供者に関する属性である提供者属性を設定する提供者属性設定手段と、
    前記提供者に対して前記個人情報を見せてもよいか否かを、当該提供者の前記提供者属性と当該個人情報の前記開示属性とを比較することによって判別する、開示可否判別手段と、
    前記提供者に対して前記個人情報を見せてもよいと前記開示可否判別手段によって判別された場合に、当該個人情報を前記提供者に対して出力する出力手段と、
    を有することを特徴とする個人情報開示システム。
  2. サービスの提供を受ける被提供者の個人情報を記憶する記憶手段から前記個人情報を取得するための個人情報取得手段と、
    サービスの提供者が所望する前記個人情報の、その内容を見せてもよい者の属性である開示属性を取得する、開示属性取得手段と、
    前記提供者に関する属性である提供者属性を取得する提供者属性取得手段と、
    前記提供者に対して前記個人情報を見せてもよいか否かを、取得した当該提供者の前記提供者属性と当該個人情報の前記開示属性とを比較することによって判別する、開示可否判別手段と、を有し、
    前記個人情報取得手段は、前記提供者に対して前記個人情報を見せてもよいと前記開示可否判別手段によって判別された場合に、当該個人情報を前記記憶手段から取得する、
    ことを特徴とする個人情報開示システム。
  3. 患者のカルテ情報を記憶するカルテ情報記憶手段と、
    前記カルテ情報ごとに、その内容を見せてもよい者の属性である開示属性を設定する開示対象属性設定手段と、
    医療関係者ごとに、当該医療関係者に関する属性である医療関係者属性を設定する医療関係者属性設定手段と、
    前記医療関係者に対して前記カルテ情報の内容を見せてもよいか否かを、当該医療関係者の前記医療関係者属性と当該カルテ情報の前記開示属性とを比較することによって判別する、開示可否判別手段と、
    前記医療関係者に対して前記カルテ情報の内容を見せてもよいと前記開示可否判別手段によって判別された場合に、当該カルテ情報を前記医療関係者に対して出力する出力手段と、
    を有することを特徴とするカルテ情報開示システム。
  4. 患者のカルテ情報を記憶するカルテ情報記憶手段と、
    前記カルテ情報ごとに、その内容を見せてもよい者の属性である開示属性を設定する複数の開示対象属性設定手段と、
    医療関係者ごとに、当該医療関係者に関する属性である医療関係者属性を設定する医療関係者属性設定手段と、
    前記医療関係者に対して前記カルテ情報の内容を見せてもよいか否かを、当該医療関係者の1つまたは複数の前記医療関係者属性と当該カルテ情報の前記開示属性とを比較することによって判別する、開示可否判別手段と、
    前記医療関係者に対して前記カルテ情報の内容を見せてもよいと前記開示可否判別手段によって判別された場合に、当該カルテ情報を前記医療関係者に対して出力する出力手段と、
    を有することを特徴とするカルテ情報開示システム。
  5. 複数の前記開示対象属性設定手段のうちの少なくとも1つは、前記医療関係者が医療に関する資格を有することを示す前記医療関係者属性を設定し、他のいずれか1つまたは複数は、前記医療関係者の専門を示す前記医療関係者属性を設定する、
    請求項4記載のカルテ情報開示システム。
  6. 前記開示対象属性設定手段は、前記開示属性を、前記カルテ情報に含まれる項目ごとに設定し、
    前記開示可否判別手段は、前記項目ごとに前記内容を見せてもよいか否かを判別し、
    前記出力手段は、前記カルテ情報のうち、開示可否判別手段によって前記内容を見せてもよいと判別された項目のみを出力する、
    請求項4または請求項5記載のカルテ情報開示システム。
  7. 患者のカルテ情報を記憶するカルテ情報記憶手段から前記カルテ情報を取得するためのカルテ情報取得手段と、
    医療関係者が所望する前記カルテ情報の、その内容を見せてもよい者の属性である開示属性を取得する、開示属性取得手段と、
    前記医療関係者に関する属性である医療関係者属性を医療関係者情報記憶手段から取得する医療関係者属性取得手段と、
    前記医療関係者に対して前記カルテ情報の内容を見せてもよいか否かの判別を、取得した当該医療関係者の前記医療関係者属性と当該カルテ情報の前記開示属性とを比較することによって行う、開示可否判別手段と、を有し、
    前記カルテ情報取得手段は、
    前記医療関係者に対して前記カルテ情報の内容を見せてもよい旨の判別結果が得られた場合に、当該カルテ情報を前記カルテ情報記憶手段から取得する、
    ことを特徴とするカルテ情報開示システム。
  8. 請求項5ないし請求項7のいずれかに記載するカルテ情報開示システムに用いられる端末装置であって、
    前記カルテ情報ごとに前記開示属性を設定する開示属性設定手段と、
    前記カルテ情報を前記カルテ情報記憶手段に登録するカルテ情報登録手段と、
    を有することを特徴とする端末装置。
  9. 個人情報を開示する個人情報開示方法であって、
    予め、サービスの提供を受ける被提供者の個人情報を記憶手段に記憶しておき、前記個人情報ごとに、当該個人情報の内容を見せてもよい者の属性である開示属性を設定しておき、サービスの提供者ごとに、当該提供者に関する属性である提供者属性を設定しておき、
    前記個人情報を出力する端末装置に、
    前記個人情報を所望する前記提供者の前記提供者属性および当該個人情報の前記開示属性を取得する処理と、
    取得した前記提供者属性および前記開示属性に基づいて、前記個人情報を見せてもよいか否かを判別する処理と、
    前記個人情報を見せてもよいと判別された場合に、当該個人情報を前記記憶手段から取得する処理と、
    取得した前記個人情報を出力する処理と、
    を実行させることを特徴とする個人情報開示方法。
  10. 個人情報を開示するためのコンピュータに用いられるコンピュータプログラムであって、
    サービスの提供を受ける被提供者の個人情報を記憶する記憶手段に接続する処理と、
    サービスの提供者が所望する前記個人情報の、その内容を見せてもよい者の属性である開示属性を取得する処理と、
    前記提供者に関する属性である提供者属性を取得する処理と、
    前記提供者に対して前記個人情報を見せてもよいか否かを、取得した当該提供者の前記提供者属性と当該個人情報の前記開示属性とを比較することによって判別する処理と、
    前記提供者に対して前記個人情報を見せてもよいと判別された場合に、当該個人情報を前記記憶手段から取得する処理と、
    をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
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