JP2007226637A - 資格認証管理システム - Google Patents

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JP2007226637A JP2006048540A JP2006048540A JP2007226637A JP 2007226637 A JP2007226637 A JP 2007226637A JP 2006048540 A JP2006048540 A JP 2006048540A JP 2006048540 A JP2006048540 A JP 2006048540A JP 2007226637 A JP2007226637 A JP 2007226637A
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Abstract

【課題】取得した資格、免許、証明書等をデータベースで一元管理し、いつでも必要に応じて各種資格取得履歴が参照可能であると同時に、資格、経歴等の改ざん、詐称を防止することができる資格認証管理システムを提供することを課題とする。
【解決手段】ユーザ情報管理データベース5、資格情報管理システムデータベース6を備えたホストシステム2と、各資格情報を管理する資格情報管理データベース7を備えた資格情報管理システム3と、資格証明ICカード発行システム4と、複数の端末装置8、9とから構成し、連携システム8、個人端末9、資格証明ICカード発行システム4からの各種要求データに応じて、ホストシステム2は、利用者情報及び資格問合せ先情報等を取得し、これら情報を基に、各資格認定機関が保有する資格情報管理システム3にアクセスして資格情報を取得し、ホストシステム2から連携システム8、個人端末9に送信して表示することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、端末装置等に対して資格登録情報や関連情報をホストシステムから配信可能とし、資格情報を一元管理する資格認証管理システムに関するものである。
近年、インターンネットの普及に伴い、インターネット上からの各種申込み、商品の購入が手軽にできるようになった。支払い方法も様々で、オンライン上での決済、商品受取り時の決済等があり、日常生活においても便利なものとなっている。
最近では、各企業が実施するベンダー資格試験や、一部国家資格試験等の幅広い分野の資格受験申込みもインターネット上から可能となり、電子証明書を用いるセキュリティの高い電子的な申込み申請が実現されている。これに伴い、これら資格認定機関が発行する各種資格証明書等の電子化も普及しつつある。
図13は、従来の資格認定書発行システムの概要を示すシステム構成図である。受験申請者の個人情報を入力する個人端末1303、ホストシステム1302、受験申請者の個人情報、合否結果を格納するユーザ情報管理データベース1304及び各資格保有者を管理する資格情報管理データベース1305とから構成され、ホストシステム1302は、本資格認定書発行システム1301にアクセスするためのアクセス認証部1309、合否判定に基づいて受験者もしくは申請者に対して発行する各種認定書(合格証明書)を出力する認定書発行部1308、上記データベースを操作するデータベース操作部1306、個人端末1303に情報を配信する情報配信部1307とから構成されている。
このような構成の資格認定書発行システムにおいては、利用者は各資格試験の受験申込み、住所変更等の個人情報変更ができても、資格情報管理データベース1305にアクセスすることができないため、利用者は各資格認定機関に電話、電子メール等によって直接問い合わせを行った上で、利用者自身の資格取得記録を参照、又は資格認定書の再発行を行うこととなる。各資格認定機関側は、利用者からの申請に基づいて、利用者に関する個人情報をもとに、再度検索し、資格情報管理データベース1305に格納されている合格者情報の検索を行う。認定書再発行等の場合には、認定書発行部1308によって認定書の再発行処理を行う。
一方、申請者が第三者(なりすまし)であるのか本人であるのかを確認するための手段として、個人認証システムがある。各種認定機関が発行する電子証明書、公開かぎ、秘密かぎといった個人認証方法によって、個人の情報保護、本人確認といった高いセキュリティ技術が提供されている。これらのセキュリティ技術との組み合わせにより、より安全かつ利便性の高いシステムが提供されている。
例えば、特許文献1では、個人の信用情報を活用した資格証明に基づいて電子証明書を発行する個人資格証明システムを提供する技術が開示されている。
特開2002−245189号公報
ところで、資格、証明書、免許等の資格情報は、個人の経歴、技能を証明するものとして、就職時、企業内での人事評価等幅広く利用され、その用途も様々である。この資格情報の大半は各認定機関から紙(認定書、合格証等)、カード等として発行、配布されることとなる。
しかしながら、各認定機関が発行した資格情報は、破損、紛失等により、再発行手続きが必要になるケースがある。また、各種手続き等で、資格情報を必要とする場合においても、資格名、取得年月日等といった情報が曖昧なケースもあり、利便性、確実性が損なわれている。さらには、資格情報のコピー、改ざん、履歴書作成時の詐称等も容易に行えてしまうのが実情である。
このため、悪意のある者は、これら資格情報を不正に利用して実際に資格、免許等を保持していない人物でも、自分の経歴、技能を詐称することが可能なため、結果として多くの人が被害を受けることとなり、社会制度の見直し等が議論される要因にもなっている。
上記問題点に鑑み、本発明は、取得した資格、免許、証明書等をデータベースで一元管理し、いつでも必要に応じて各種資格取得履歴が参照可能であると同時に、資格、経歴等の改ざん、詐称を防止することができる資格認証管理システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、以下の特徴を有する。
請求項1に記載の本発明は、ユーザ情報管理データベースと資格情報管理システムデータベースを備えたホストシステムと、各種資格情報を管理する資格情報管理データベースを備えた資格情報管理システムと、資格証明ICカード発行システムと、端末装置と、第三者機関による複数の連携システムとからなる資格認証管理システムであって、前記ホストシステムは、前記ユーザ情報管理データベースと前記資格情報管理システムデータベースとに予め格納された取得資格に関する利用者情報及び資格情報管理システム情報を更新するデータベース更新手段と、前記資格証明ICカード発行システム、前記端末装置又は前記連携システムからの要求に応じて、前記ユーザ情報管理データベースから前記利用者情報を読み出す検索手段と、前記資格情報管理システムとの間で前記利用者情報を送受信するための送受信手段と、前記資格証明ICカード発行システム、前記端末装置又は連携システムからのアクセスの認証を行うアクセス認証手段と、前記ユーザ情報管理データベースと前記資格情報管理システムとから取得した情報に基づいて作成された前記利用者情報を前記端末装置又は前記連携システムへ配信する情報配信手段とを備え、 前記資格情報管理システムは、前記ホストシステムとの前記利用者情報の送受信を行う送受信手段と、前記ホストシステムから送信された前記利用者情報に基づいて、前記資格情報管理データベースを更新するデータベース更新手段と、前記資格情報管理データベースから利用者情報を読み出す検索手段とを備え、前記資格証明ICカード発行システムは、前記ホストシステムとの利用者情報の送受信を行う送受信手段と、 利用者に対して資格証明ICカードを発行する資格証明ICカード発行手段とを備えることを特徴とする資格認証管理システムである。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の資格認証管理システムおいて、 前記端末装置は、前記資格証明ICカードを用いて前記利用者情報を取得又は更新することを特徴とする資格認証管理システムである。
請求項3に記載の本発明は、請求項1又は2に記載の資格認証管理システムおいて、前記資格証明ICカードは、前記情報配信部から配信される利用者情報をダウンロードして更新されることを特徴とする資格認証管理システムである。
請求項4に記載の本発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の資格認証管理システムおいて、前記各種資格のうち有効期限を有して更新手続きが必要な資格の場合は、有効期日前及び更新期日前に利用者へ通知を行うことを特徴とする資格認証管理システムである。
請求項5に記載の本発明は、請求項4に記載の資格認証管理システムおいて、前記有効期日及び前記更新期日を徒過して資格が失効した場合は、利用者へ通知を行うことを特徴とする資格認証管理システムである。
本発明により、取得した資格、免許、証明書等をデータベースで一元管理し、本人又は第三者により、いつでも必要に応じて各種資格取得履歴が参照可能であると同時に、資格、経歴等の改ざん、詐称を防止することができる資格認証管理システムを提供することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の資格管理認証システムの実施の形態の一例を示す概略構成図である。
本発明の資格認証管理システム1は、ユーザ情報管理データベース5(以下、データベースを「DB」とも記す。)を備えたホストシステム2と、資格情報管理データベース7を備えた資格情報管理システム3と、資格証明ICカード発行システム4とから構成され、この本資格認証管理システムには各連携システム8と個人端末9が接続されている。
ホストシステム2には、ユーザ情報管理データベース5の他に、資格情報管理システム3にアクセスするための接続先情報を保持している資格情報管理システムデータベース6が設けられている。ホストシステム2にアクセスするためには、第三者として連携した連携システム8、個人端末9、資格証明ICカード発行システム4の各クライアントからインターネット経由でアクセスすることが可能で、アクセス認証部13によってインターネットアクセスを認証する。
ホストシステム2のユーザ情報管理データベース5には、各資格保有者の個人情報、例えば、氏名、住所、生年月日、取得資格情報等が登録されている。
資格情報管理システムデータベース6には、ユーザ情報管理データベース5に登録されている資格保有者が保有している資格リストに対応した資格情報管理システム3へのアクセス先情報、管理情報等のデータが登録されている。
ホストシステム2は、データベースを操作(更新、参照、検索)するためのデータベース操作部10と、ホストシステム2に接続している各クライアントに情報を配信する情報配信部11と、資格情報管理システム3にデータを送受信するための送受信部12とを備えている。
資格情報管理システム3は、個々の資格の資格認定機関に配置されており、ホストシステム2とのデータ送受信を行う送受信部14と、資格情報、例えば資格取得年月日、資格種別等が登録されている資格情報管理データベース7とを備えている。
資格証明ICカード発行システム4は、ホストシステム2とのデータ送受信を行う送受信部16と、資格証明ICカードを発行する発行部17とを備えている。
図2は、図1に示すホストシステムの詳細な構成図である。
第三者としての連携システム201、個人端末(端末装置)202、資格証明ICカード発行システム4a、4b、、、4n(nは、任意のアルファベットを表す。)の各クライアントからのインターネットアクセスをアクセス認証部210が認証処理を行い、ホストシステム200へのログインを許可する。各クライアントから通信路1(213)を介して送信されたデータに基づき、利用者情報が格納されているユーザ情報管理データベース205に対して、データベース更新部207、検索部208によってアクセスする。このユーザ情報管理データベース205には、例えば、氏名、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス等の利用者個人情報、取得資格情報、問い合わせ先資格情報管理システム情報等が登録されている。
各クライアントから送信されたデータとユーザ情報管理データベース205に登録されているデータが一致した場合には、ユーザ情報管理データベース205から得られたデータ内に登録されている情報に基づいて、資格情報管理システムデータベース206を参照する。
資格情報管理システムデータベース206から、資格情報管理システム3a、3b、3n(nは任意のアルファベットを表す。)の接続先情報(例えば、IPアドレス等)を参照し、資格情報管理システム3a、3b、3nに対して接続処理を行い、送受信部209から必要なデータを、通信路2(212)を介して資格情報管理システム3a、3b、3nに送信する。
ホストシステム200は、資格情報管理システム3a、3b、3nからの応答データを送受信部209で受信し、各クライアントの要求に応じてデータを作成し、各クライアントへの情報配信を行う情報配信部211により、各クライアントへの応答データを配信することとなる。
図3は、図2に示す資格情報管理システムの詳細な構成図である。本資格情報管理システムは、上述したように個々の資格を認定する資格認定機関に配置されている。ホストシステム306から送信されたデータは、通信路305を介して資格情報管理システム300の送受信部303で受信され、受信データに基づいて、検索部302が資格情報管理データベース304を検索する。検索した結果、該当するデータが資格情報管理データベース304内に存在する場合には、その該当データを参照し、送受信部303によりホストシステム306に送信される。ここで、資格情報管理データベース304には、例えば、資格取得年月日、資格更新年月日、資格名、区分等の特定資格情報が登録されている。新たに資格取得者を追加したり、更新が必要な資格の場合には、データベース更新部301により追加、更新処理が行われる。ただし、このデータベース更新部301を操作できるのは、資格情報管理システム300のシステム管理者に限られる。
図4は、図2に示す資格証明ICカード発行システムの詳細な構成図である。
資格証明ICカードの発行を行うためには、利用申請者からの申請書に基づいて個人情報が入力され、入力された個人情報データはホストシステム404へ送受信部402により送信される。ホストステム404では、受信した個人情報データが各データベースに登録され、応答データが資格証明ICカード発行システム400へ返信される。ホストシステム404からの応答データを、通信路403を介して資格証明ICカード発行システム400の送受信部402が受信し、ICカード発行部401によりカード発行手続きへと移行する。
このようにして、個人端末202、連携システム201からの問い合わせに応じて、ホストシステムは各データベース205、206にアクセスして利用者情報、資格情報問い合わせ先を参照し、資格情報管理システム3nに接続して、利用者情報を送信する。資格情報管理システム3nは、ホストシステム200から送られてきたデータを基に、資格情報を取得し、ホストシステム200に送信する。ホストシステム200は得られた情報を編集、画面生成等を行い、個人端末202、連携システム201にデータを送信し、問い合わせを行った利用者の資格情報一覧が個人端末202、連携システム201に表示される。
次に、上記のように構成された資格認証管理システムの動作を説明する。
図5は、ホストシステムのデータ送受信処理の概要を示すフローチャートである。
ホストシステム200は、まず、連携システム201、個人端末202、資格証明ICカード発行システム4n等の各クライアント端末からのデータを受信(ステップ501)し、各種要求種別に応じて処理を進める(ステップ502)。
受信したデータの要求種別には、利用者新規登録、利用者情報更新、利用者資格情報一覧参照等がある。
利用者新規登録要求用のデータを受信した場合、新規利用者の登録処理を行う。インターネットアクセスを可能とするための権限を登録、付与し、ユーザ情報管理データベース205に対しては、利用者個人情報、例えば、氏名、生年月日、住所、資格保有数等といった情報を登録する(ステップ503)。登録が完了したら、資格証明ICカード発行システム4nに対して、登録が完了した旨のデータを送信する(ステップ512)。
利用者新規登録以外は、ユーザ情報管理データベース205の検索処理を行う(ステップ504)。利用者情報更新要求を受信した場合(ステップ505)には、前記検索結果で得られたユーザ情報管理データベース205内の該当項目を更新し(ステップ506)、変更後のデータ取得を行い(ステップ507)、データの表示編集等を行って(ステップ511)、クライアント端末に対して、応答データを送信する(ステップ512)。クライアント端末では、変更前、変更後の該当データが表示され、問題がなければ更新後のデータを確認する。
このようにして、各クライアント端末からの情報更新処理を可能とし、利用者情報の変更、例えば、引越し等による住所変更等を容易に行うことができるようになる。
一方、利用者資格情報一覧参照要求を受信した場合(ステップ505)、ユーザ情報管理データベース205の検索結果で得られた資格問合せ先を基に、資格情報管理システムデータベース206内からデータを取得し(ステップ508)、そのデータ内に登録されている資格情報問い合わせ先を基に、資格情報管理システム3nに接続し、必要となるデータを資格情報管理システム3nへ送信する(ステップ509)。資格情報管理システム3nでの処理の後、資格情報管理システム3nからのデータを受信し(ステップ510)、データの表示編集等を行って(ステップ511)、クライアント端末に対して、応答データを送信する(ステップ512)。複数の資格保有者は、複数の資格情報管理システム3nへの接続、データの送受信処理を行うことになり、クライアント端末では、これら資格情報一覧(資格取得年月日、資格名等)が表示される。
資格証明ICカードの紛失、破損等で、再度登録が必要となった場合には、利用者新規登録処理(ステップ502)に従うが、データがすでにユーザ情報管理データベース205に登録されている可能性が高い。このため、個人情報をキーとしてユーザ情報管理データベース205を検索し、資格証明ICカード作成情報を検出する。
ホストシステム200は、以上の処理をクライアント端末からデータを受信する度に実行する。
このようにして、各種資格、各種免許、各種証明書などの対象とした個人の技能、経歴、身分等を証明するあらゆる情報を、資格認証局として機能する資格認証管理システムのホストシステムが一元管理することが可能になる。さらに、各種資格認定機関が、資格認証局に接続できるため、資格認証局のサービスを受けることが可能になる。
また、他機関(第三者)と本発明の資格認証管理システムとの連携、又は接続を可能とし、利用者が各資格情報を公開してよい場合に限り、他機関は、その各資格情報を参照することができ、様々なサービス(最新情報の配信等)が受けられるようになる。
また、利用者が第三者のアクセスを許可することが可能であるため、第三者が資格情報を確認、検証することが可能となる。これにより、利用者は、履歴書等の個人経歴、技能を詐称できなくなる。
図6は、資格情報管理システムのデータ送受信処理の概要を示すフローチャートである。
まず、ホストシステム306からデータを受信し(ステップ601)、その受信データを基に、資格情報管理データベース304内を検索する(ステップ602)。検索を行い該当するデータが存在するか否かを判断し(ステップ603)、該当データが存在する場合には、その検索で得られたデータを取得し(ステップ604)、ホストシステム306に送信する(ステップ606)。
一方、該当データが存在しない場合には、該当データがない旨をホストシステム306への送信データに設定し(ステップ605)、ホストシステム306に送信する(ステップ606)。
これは、更新、期限付き資格、免許等の場合に、有効期限が過ぎて失効状態となっていることを示すことができるようにするためである。
資格情報管理システム300は、以上の処理をホストシステム306からデータを受信する度に実行する。
図7は、資格証明ICカード発行システムのデータ送受信処理の概要を示すフローチャートである。
まず、ICカード発行に先立ち、利用者からのICカード発行申請書の発行区分を確認する。発行区分とは、新規発行と再発行等からなる。発行区分に従って(ステップ701)、新規発行の場合には、利用者からのICカード発行申請書の内容(利用者個人データ)を規定形式に従って入力する。
発行区分が再発行の場合(ステップ701)、ICカード番号の有無(ステップ703)に従って、処理を進める。ICカード番号が分かる場合には、利用者からのICカード発行申請書の内容(ICカード番号)を入力し、ICカード番号が分からない場合、新規発行手順と同様に、利用者からのICカード発行申請書の内容(利用者個人データ)をそのまま入力する(ステップ702)。これらの各情報を設定したデータをホストシステムに送信する(ステップ705)。ホストシステム404では各データベース205、206の更新処理を行って、資格証明ICカード発行システム400に対して、登録完了を通知するデータを送信する。資格証明ICカード発行システム400は、登録完了のデータを受信した後(ステップ706)、ICカード発行手続きに移行する(ステップ707)。
資格証明ICカード発行システム400は、利用者新規登録、再発行手続きが必要となった場合には上述した処理を実行する。
本発明の資格認証管理システム1では、医師免許、船舶免許、情報処理資格等の国家資格(免許)をはじめ、各企業が行うベンダー資格、さらに、各学術機関の卒業証明書等、幅広い資格を対象とすることが可能になる。
このようにして、資格証明ICカードにより、資格認証管理システムに対して、固定型あるいは移動型の端末装置からインターネットを利用して、必要に応じていつでも各個人の資格取得情報、更新履歴などの情報参照が可能になる。
図8は、ユーザ情報管理データベースで使用するデータ例を示す図である。
利用者ID801は利用者毎に割当てられた一意のID番号である。このデータには利用者の個人情報である氏名802、生年月日803、住所804、電話番号805等の情報を格納し、必要に応じて項目数を増やすことが可能である。基本的には、利用者ID801以外は、インターネット上から利用者自身で、更新が可能なため、引越し等による住所変更、さらには苗字変更にも柔軟に対応が可能である。
資格情報一覧を出力するときは、利用者ID801と従属部806を使用する。この従属部806のデータを用いて、資格情報管理システムデータベース206から、各資格問合せ先を取得する。
図9は、図8に示す従属部を基に参照されるデータの構成例を示したものである。ここで示すデータ構成例は、資格情報管理システムID901と登録日902とからなり、資格情報管理システムID901に基づいて、資格情報管理システムデータベース206にアクセスされる。また、登録日902は、ユーザ情報管理データベース205に登録された日付を格納するものである。いずれのデータも利用者は参照、更新はできない。
図10は、資格情報管理システムデータベースで使用するデータ例を示している。
参照可能な資格認定機関に関する情報で、それぞれの資格認定機関には、一意の資格情報管理システムID1001が割当てられ、接続先情報1002、認定機関名1003等の情報が格納されている。このデータは利用者は参照、更新はできない。
ホストシステム200は、資格情報管理システム3nとの送受信を行う際には、接続先情報1002を基に接続処理、およびデータの送受信処理を行うこととなる。
図11は、資格情報管理データベースで使用するデータ例を示している。
ホストシステム200からデータを受信した資格情報管理システム3nでは、受信したデータに基づいて、該当利用者の資格情報を抽出する。抽出されたデータの基本構成は、利用者ID1101、取得年月日1102、有効年月日1103、資格情報1104等から構成される。資格に有効期限がない場合には、識別可能なコード(例えば、全て0(ゼロ)を埋め込むこと)で対応する。資格情報管理システム3nでは、定期的に有効年月日1103を定期監視する。更新期日、有効年月日が近くなると、自動的にホストシステム200に送信して通知する。受信したデータにより、ホストシステム200では該当利用者個人情報から連絡先を取り出し、利用者に通知する。
更新されないまま、有効期日を過ぎた場合においても、資格情報管理システム300の定期監視によって、更新期日通知時と同様に資格失効通知を自動的にホストシステム200に送信して通知する。受信したデータにより、ホストシステム200では該当利用者個人情報から連絡先を取り出し、利用者の端末装置、電話等に通知する。
このようにして、有効期限、更新手続きが必要な各種資格の場合は、有効期日、更新期日前に自動的に利用者に対して連絡を行うことが可能になる。
さらに、有効期限、更新手続きが必要な各種資格の場合は、有効期日、更新期日を過ぎて、資格失効となった場合に自動的に利用者に対して連絡を行うことが可能となる。
また、本発明の資格認証管理システムでは、資格情報を資格証明ICカードで管理することにより、新規資格取得時に更新処理が簡単なため、1枚の資格証明ICカードで管理することができ、ICカード書き込み機能を有した専用端末でICカード更新が可能となる。次に、新規資格取得時の資格証明ICカードの更新処理について説明する。
図12は、新規資格取得時の資格証明ICカードの更新処理を示す概略図である。
まず、各資格認定機関から新規資格認定者に対して、新規資格認定書を送付する。この新規資格認定書には、資格認定情報が記載されており、図12において、個人端末1204からアクセス認証部1211の認証処理を経てホストシステム1202にインターネットアクセスを行う。次に送付されてきた新規資格認定書に記載されている資格認定情報を、個人端末1204から入力し、ホストシステム1202に送信する。ホストシステム1202では、この資格認定情報に基づいてユーザ情報データベース1205に登録されている利用者情報との照合を行い、資格認定情報から、資格情報管理システムデータベース1206にアクセスし、問合せ先資格情報管理システム1203を選出する。
選出された問合せ先資格情報管理システム1203に接続処理を送受信部1210が行い、必要となる利用者情報を送信する。資格情報管理システム1203では、受信した利用者情報に基づいて、資格情報管理データベース1207を検索し該当利用者を選出し、必要なデータをホストシステム1202に送信する。ホストシステム1202の送受信部1210はこのデータを受信し、情報配信部1209により、利用者が端末装置等によりダウンロード可能な状態となる。
一方、端末装置1204では、資格証明ICカード書き込み準備を進める。資格証明ICカードのカード情報とホストシステム1202にアクセスしている利用者情報との照合を行い、ホストシステム1202にアクセスしている利用者とその利用者本人の資格証明ICカードであることを確認した上で、ダウンロード及び資格証明ICカード更新処理を行う。これにより、一度配布された資格証明ICカードは紛失、破損等がない限り一枚のカードで複数の資格情報を保持することが可能となる。
このようにして、資格証明ICカードを用いることにより、各個人が資格認証管理システムに対して、固定型あるいは移動型の端末装置からインターネットを利用して、必要に応じていつでも各個人の個人情報を更新することが可能になる。
さらに、資格証明ICカードは、各種資格を新規取得毎にインターネット上の資格認証管理システムから新規取得資格情報をダウンロードすることによって更新することが可能になる。
本発明の資格管理認証システムの実施の形態の一例を示す概略構成図である。 図1に示すホストシステムの詳細な構成図である。 図2に示す資格情報管理システムの詳細な構成図である。 図2に示す資格証明ICカード発行システムの詳細な構成図である。 ホストシステムのデータ送受信処理の概要を示すフローチャートである。 資格情報管理システムのデータ送受信処理の概要を示すフローチャートである。 資格証明ICカード発行システムのデータ送受信処理の概要を示すフローチャートである。 ユーザ情報管理データベースで使用するデータ例を示す図である。 図8に示す従属部を基に参照されるデータの構成例を示したものである。 資格情報管理システムデータベースで使用するデータ例を示している。 資格情報管理データベースで使用するデータ例を示している。 新規資格取得時の資格証明ICカードの更新処理を示す概略図である。 従来の資格認定書発行システムの概要を示すシステム構成図である。
符号の説明
1 資格認証管理システム
2、200、306、404、1202 ホストシステム
3、3a、3b、3n、300 資格情報管理システム
4、4a、4b、4n、400 資格証明ICカード発行システム
5、205 ユーザ情報管理データベース
6、206 資格情報管理システムデータベース
7、304 資格情報管理データベース
8、201 連携システム(第三者機関)
9、202 個人端末
10 データベース操作部(ホストシステム内)
207 データベ−ス更新部
208 検索部
11、211 情報配信部
12、209 送受信部(ホストシステム内)
13、210 アクセス認証部
14、303 送受信部(資格情報管理システム内)
15 データベース操作部(資格情報管理システム内)
301 データベ−ス更新部
302 検索部
16、402 送受信部(資格証明ICカード発行システム内)
17、401 ICカード発行部
212、305 通信路2
213 通信路1
403 通信路

Claims (5)

  1. ユーザ情報管理データベースと資格情報管理システムデータベースとを備えたホストシステムと、各種資格情報を管理する資格情報管理データベースを備えた資格情報管理システムと、資格証明ICカード発行システムと、端末装置と、第三者機関による複数の連携システムとからなる資格認証管理システムであって、
    前記ホストシステムは、前記ユーザ情報管理データベースと前記資格情報管理システムデータベースとに予め格納された取得資格に関する利用者情報及び資格情報管理システム情報を更新するデータベース更新手段と、
    前記資格証明ICカード発行システム、前記端末装置又は前記連携システムからの要求に応じて、前記ユーザ情報管理データベースから前記利用者情報を読み出す検索手段と、
    前記資格情報管理システムとの間で前記利用者情報を送受信するための送受信手段と、
    前記資格証明ICカード発行システム、前記端末装置又は連携システムからのアクセスの認証を行うアクセス認証手段と、
    前記ユーザ情報管理データベースと前記資格情報管理システムとから取得した情報に基づいて作成された前記利用者情報を前記端末装置又は前記連携システムへ配信する情報配信手段とを備え、
    前記資格情報管理システムは、前記ホストシステムとの前記利用者情報の送受信を行う送受信手段と、
    前記ホストシステムから送信された前記利用者情報に基づいて、前記資格情報管理データベースを更新するデータベース更新手段と、前記資格情報管理データベースから利用者情報を読み出す検索手段とを備え、
    前記資格証明ICカード発行システムは、前記ホストシステムとの利用者情報の送受信を行う送受信手段と、
    利用者に対して資格証明ICカードを発行する資格証明ICカード発行手段とを備える
    ことを特徴とする資格認証管理システム。
  2. 請求項1に記載の資格認証管理システムおいて、
    前記端末装置は、前記資格証明ICカードを用いて前記利用者情報を取得又は更新する
    ことを特徴とする資格認証管理システム。
  3. 請求項1又は2に記載の資格認証管理システムおいて、
    前記資格証明ICカードは、前記情報配信部から配信される利用者情報をダウンロードして更新される
    ことを特徴とする資格認証管理システム。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の資格認証管理システムおいて、
    前記各種資格のうち有効期限を有して更新手続きが必要な資格の場合は、有効期日前及び更新期日前に利用者へ通知を行う
    ことを特徴とする資格認証管理システム。
  5. 請求項4に記載の資格認証管理システムおいて、
    前記有効期日及び前記更新期日を徒過して資格が失効した場合は、利用者へ通知を行う
    ことを特徴とする資格認証管理システム。
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