JP2014018318A - 薬剤混合調製管理装置、制御方法及び制御プログラム - Google Patents

薬剤混合調製管理装置、制御方法及び制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2014018318A
JP2014018318A JP2012158067A JP2012158067A JP2014018318A JP 2014018318 A JP2014018318 A JP 2014018318A JP 2012158067 A JP2012158067 A JP 2012158067A JP 2012158067 A JP2012158067 A JP 2012158067A JP 2014018318 A JP2014018318 A JP 2014018318A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
audit
drug
list
display
drugs
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012158067A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiomi Matsui
潮美 松井
Takuo Masuda
拓郎 益田
Shota Konishi
正太 小西
Yasutsugu Sasaki
康嗣 佐々木
Masanori Sato
真紀 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP2012158067A priority Critical patent/JP2014018318A/ja
Priority to US13/940,949 priority patent/US20140019153A1/en
Publication of JP2014018318A publication Critical patent/JP2014018318A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G16INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
    • G16HHEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
    • G16H20/00ICT specially adapted for therapies or health-improving plans, e.g. for handling prescriptions, for steering therapy or for monitoring patient compliance
    • G16H20/10ICT specially adapted for therapies or health-improving plans, e.g. for handling prescriptions, for steering therapy or for monitoring patient compliance relating to drugs or medications, e.g. for ensuring correct administration to patients
    • G16H20/17ICT specially adapted for therapies or health-improving plans, e.g. for handling prescriptions, for steering therapy or for monitoring patient compliance relating to drugs or medications, e.g. for ensuring correct administration to patients delivered via infusion or injection

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Primary Health Care (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)

Abstract

【課題】混合調製前の薬剤のチェックを行うとともに、混合調製後の薬剤の管理も確実におこなう。
【解決手段】実施形態の薬剤混合調製管理装置の表示制御部は、表示装置の表示画面に、混合調製の対象となる薬剤のリストを表示するとともに、監査処理が正常になされた各薬剤についてリストの近傍に監査正常絵柄をそれぞれ表示する。印字制御部は、リストに含まれる全ての薬剤について監査処理が正常になされた場合に監査完了ラベルをプリンタに印字させる。
【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、薬剤混合調製管理装置、制御方法及び制御プログラムに関する。
従来、病院の薬剤部や、病棟の看護師ルームなどにおいては、薬剤師や看護師が医師の作成した処方箋(注射処方箋)に基づいて処方する薬剤の調製作業(以下、混注という。)を行っていた。
混注を行うに際しては、まず、処方箋を見て処方薬となっている複数の薬品を取揃え、取揃えた複数の薬品を適切な手順で計量、溶解、混合等を行う。
この混注を確実に行うために、混注前には、取揃えた複数の薬品が処方すべき薬剤であるか否かを、薬品のラベルと処方箋を見てチェックする監査作業を行っていた。
ところで、混注前の薬剤の取り揃えが不適切になる理由としては、様々なものが考えられるが、具体的には、類似の薬品名の読み違い、使用期限の確認ミス等の様々な人為的ミスによって生じることが多い。上述した監査作業を行ったとしても、取り揃えが不適切になることを防止することは容易ではない。
そこで、従来、調剤過誤の発生を極力無くすために調剤作業を支援する幾つかのシステムが提案されている。
例えば、特許文献1記載の調剤支援システムにおいては、携帯端末機において、バーコード付き帳票から読取ったバーコードが示す複数の処方薬とその数量をデータ記憶部に記憶して表示部に表示させ、患者別の各回の処方用に取揃えた複数の薬品の容器に表示されたバーコードを読取る毎に、そのバーコードが示す薬品情報と、データ記憶部に記憶している複数の処方薬の情報に基づいて、その薬品が処方薬であるか否かチェックすることができるものが提案されている。
しかしながら、上記従来技術においては、混合調製前の薬剤のチェックを行うことが可能であるが、混合調製後の薬剤については、各薬剤の管理は担当者に任されることとなり、必ずしも確実に管理できるものではなかった。
実施形態の薬剤混合調製管理装置は、薬剤の混合調製に用いる薬剤の監査処理を行う。
表示制御部は、表示装置の表示画面に、前記混合調製の対象となる薬剤のリストを表示するとともに、前記監査処理が正常になされた各薬剤について前記リストの近傍に監査正常絵柄をそれぞれ表示する。
印字制御部は、前記リストに含まれる全ての薬剤について前記監査処理が正常になされた場合に監査完了ラベルをプリンタに印字させる。
図1は、薬剤混合調製管理システムの概要構成ブロック図である。 図2は、混注端末装置の外観正面図である。 図3は、混注端末装置14の概要構成ブロック図である。 図4は、実施形態の混注端末装置の処理フローチャートである。 図5は、指示内容表示画面の表示例の一例の説明図である。 図6は、薬剤監査処理中における指示内容表示画面の表示例の一例の説明図である。 図7は、薬剤監査処理の正常終了後における指示内容表示画面の表示例の一例の説明図である。 図8は、監査完了ラベルの一例の説明図である。 図9は、次監査開始指示画面の表示例の説明図である。
次に実施形態の好適な態様について図面を参照して説明する。
図1は、薬剤混合調製管理システムの概要構成ブロック図である。
薬剤混合調製管理システム10は、電子カルテを管理し、記憶する電子カルテサーバ11と、電子カルテの記入などを行うための医師用の情報処理端末装置12と、電子カルテサーバ11が管理する電子カルテの参照及び確認を行うための看護士用の情報処理端末装置13と、電子カルテに含まれる処方箋情報に基づいて薬剤の取り揃え等の混注支援を行う複数の混注端末装置14と、無線基地局15及び公衆通信ネットワーク16を介して通信ネットワーク17に接続された医師用の携帯情報処理端末装置18と、薬剤部に配置され薬剤払出等を管理する薬剤部サーバ19と、を備えている。
上記構成において、電子カルテサーバ11、情報処理端末装置12、情報処理端末装置13及び混注端末装置14は、通信ネットワーク17に接続されている。
図2は、混注端末装置の外観正面図である。
混注端末装置14は、大別すると、ユーザが各種操作を行うとともに、混注対象の薬剤リストや取り揃えられた薬剤の監査状態等の各種情報を表示可能なタッチパネルディスプレイ21と、ユーザとしての看護師IDや、薬剤のバーコード、薬剤の画像などをスキャンし、特定するオブジェクトスキャナとして構成されたスキャナ37を有する装置本体22と、各種情報をプリントアウトするためのプリンタ23と、を備えている。
図3は、混注端末装置の概要構成ブロック図である。
混注端末装置14は、混注端末装置全体を制御するMPU31と、制御プログラムを含む各種データを不揮発的に記憶するROM32と、ワークエリアとして機能するとともに、各種データを一時的に記憶するRAM33と、データベース等の大容量データを記憶可能なハードディスクドライブ、SSD(Solid State Drive)として構成された外部記憶装置34と、タッチパネルディスプレイ21を構成しているディスプレイ35及びタッチパネル36と、スキャナ37と、プリンタ23と、通信インタフェース動作を行う通信インタフェース38と、を備えている。
ここで、タッチパネルディスプレイ21、スキャナ37、プリンタ23及び通信インタフェース38は、入出力I/O39を介してバス40に接続されている。
このバス40には、通信インタフェース38に加えて、MPU31、ROM32、RAM33及び外部記憶装置34が接続されている。
次に実施形態の動作について説明する。
混注を行うに先立って、医師は、情報処理端末装置12を用いて薬剤の処方箋データを含む電子カルテを作成して、電子カルテサーバ11に登録する。
この場合において、処方箋データには、混注対象の薬剤を特定するための情報及び各薬剤の必要数に関する情報が含まれるとともに、当該処方箋データを特定するための指示番号が割り振られ、この指示番号は、混注対象の薬剤を取り揃える薬剤師や看護師に混注指示書とともに渡される、あるいは、混注指示書にバーコード等のシンボルコードとして印刷されているものとする。
一方、混注対象の薬剤の取り揃えを実際に行う看護師等のオペレータは、指示番号を受け取ると、混注対象の薬剤の取り揃え作業を行う。
ここで、混注薬剤の取り揃え時の処理について説明する。
図4は、実施形態の混注端末装置の処理フローチャートである。
混注端末装置14のタッチパネルディスプレイ21のディスプレイ35には、初期状態において、ログイン画面が表示されている。
したがって、混注端末装置14のオペレータは、所定の手順(例えば、IDカードを読み取らせる、ID番号を入力する等)によりログイン処理を行う(ステップS11)。
ログイン処理によりオペレータの認証がなされると、混注端末装置14のMPU31は、ディスプレイ35の表示画面に別途発行された混注指示バーコードの読取を促す画面を表示するので、オペレータは、混注指示バーコードをスキャナ37の前にかざして、混注指示バーコードを読み取らせる(ステップS12)。
ここで、混注指示バーコードは、電子カルテサーバ11あるいは薬剤部サーバ19により生成され、発行されるものとする。
これにより、オペレータがスキャナ37により混注指示バーコードを読み込ませると、混注端末装置14のMPU31は、通信インタフェース38及び通信ネットワーク17を介して、電子カルテサーバ11あるいは薬剤部サーバ19に対して指示内容の問い合わせを行う(ステップS13)。
続いて混注端末装置14のMPU31は、取得した混注対象の薬剤のリストデータに基づいて、指示内容表示画面G1を表示する(ステップS15)。
図5は、指示内容表示画面の表示例の一例の説明図である。
指示内容表示画面G1は、大別すると、患者名表示領域41と、患者ID表示領域42と、処方日付表示領域43と、バーコード再読取ボタン44と、混注指示名表示領域45と、混注対象薬剤リスト表示領域46と、監査済マーク表示領域47と、混注対象薬剤リスト上スクロールボタン48と、混注対象薬剤リスト下スクロールボタン49と、表示頁情報表示領域50と、作業終了ボタン51と、を備えている。
患者名表示領域41は、混注薬剤の処方対象の患者名が表示される領域である。
患者ID表示領域42は、混注薬剤の処方対象の患者を特定するためのIDが表示される領域である。
処方日付表示領域43は、対応する処方箋が発行された日付を表示する領域である。
バーコード再読取ボタン44は、誤って別の混注指示バーコードを読み取ってしまった場合等に再度、混注指示バーコードを読み取らせるステップS12の処理を行わせたい場合に、オペレータがタップするボタンである。
混注指示名表示領域45は、混注指示内容を容易に把握するための混注指示名を表示する領域である。
混注対象薬剤リスト表示領域46は、混注対象となる薬剤のリストを表示する領域であり、それぞれ薬剤名を表示する、1頁当たり五つの混注対象薬剤表示領域46−1〜46−5が設けられている。
また、混注対象薬剤表示領域46−1〜46−5に表示される薬剤名は、監査前あるいは監査(取り揃え)異常の場合と、監査が正常になされた場合と、で表示態様が異なるようにされている。図5の例においては、監査前であるので、イタリック体(斜体字)で表記しているが、反転表示や、監査正常の場合と色が異なるようにする等様々な態様が考えられる。
監査済マーク表示領域47は、対応する混注対象薬剤表示領域46−1〜46−5毎に指示された薬剤の監査(取り揃え)が正常になされた場合に後述するチェックアイコンがそれぞれ表示される1頁当たり五つの監査済マーク表示領域47−1〜47−5が設けられている。したがって、指示された薬剤の監査(取り揃え)前あるいは監査(取り揃え)異常の場合には、何も表示されないままとなる。
混注対象薬剤リスト上スクロールボタン48は、混注対象薬剤リストが複数頁にわたる場合にタップする毎に混注対象薬剤リストを上方向にスクロールさせるためのボタンである。なお、図5の例の場合には、混注対象薬剤リストは、1頁であるので、混注対象薬剤リスト上スクロールボタン48は、グレイアウト表示状態となって操作できない状態であることを示している。
混注対象薬剤リスト下スクロールボタン49は、混注対象薬剤リストが複数頁にわたる場合にタップする毎に混注対象薬剤リストを下方向にスクロールさせるためのボタンである。なお、図5の例の場合には、混注対象薬剤リストは、1頁であるので、混注対象薬剤リスト下スクロールボタン49は、グレイアウト表示状態となって操作できない状態であることを示している。
表示頁情報表示領域50は、混注対象薬剤リストの現在の表示頁番号及び全頁数を表示頁番号/全頁数の形式で表示している。すなわち、図5の場合は、「1/1」という表示であるので、現在の表示頁番号=1頁で、全頁数が1頁であることを示している。
作業終了ボタン51は、オペレータが薬剤の監査(取り揃え)作業を終了する場合にタップするボタンである。
再び混注端末装置14の動作を説明する。
図5の指示内容表示画面G1が表示された状態で、MPU31は、作業終了ボタン51がタップされたか否かを判別する(ステップS15)。
ステップS15の判別において、作業終了ボタン51がタップされた場合には(ステップS15;Yes)、薬剤の監査(取り揃え)作業を終了する。
一方、ステップS15の判別において、作業終了ボタン51がタップされていない場合には(ステップS15;No)、MPU31は、薬剤コード読取処理に移行する(ステップS16)。
図5の指示内容表示画面G1が表示されている状態で、オペレータが混注対象の薬剤の監査処理を行わせるために、取り揃えた混注対象の薬剤の容器あるいは包装に表示されているGS1データバー(GS1−RSSコード:医療用医薬品向けバーコード)をスキャナ37に読み取らせることにより、薬剤コード読取処理が行われる(ステップS16)。
これにより、MPU31は、薬剤リスト及びステップS16で読み取ったGS1データバーの内容に基づいて薬剤監査処理を行う(ステップS17)。すなわち、MPU31は、読み取ったGS1データバーに対応する薬剤と、指示内に含まれている薬剤と、を比較する。
これにより、MPU31は、薬剤監査結果が正常か否かを判別する(ステップS18)。すなわち、読み取ったGS1データバーに対応する薬剤が、指示内に含まれている薬剤であって、未だ監査結果が正常となっていない薬剤と同一の薬剤であるか否かを判別する。
ステップS18の判別において、薬剤監査結果が正常ではない場合には(ステップS18;No)、処理を再びステップS16に移行して、以下同様の処理を行う事となる。
図6は、薬剤監査処理中における指示内容表示画面の表示例の一例の説明図である。
ステップS18の判別において、薬剤監査結果が正常である場合には(ステップS18;Yes)、MPU31は、読み取ったGS1データバーの薬剤に対応する監査済マーク表示領域47に図6に示すように、チェックアイコンCKを表示する(ステップS19)。
図6においては、薬剤名=「AAAコロイド注調製用キット」及び薬剤名=「BBB−注射液」の2種類の薬剤の薬剤監査結果が正常であった時点(薬剤監査処理中)における指示内容表示画面G11を示している。
すなわち、混注対象薬剤表示領域46−1に表示された薬剤名=「AAAコロイド注調製用キット」に対応する監査済マーク表示領域47−1にチェックマークCKが表示され、混注対象薬剤表示領域46−2に表示された薬剤名=「BBB−注射液」に対応する監査済マーク表示領域47−2にチェックマークCKが表示されている。
続いて、MPU31は、全薬剤の監査が終了されたか否かを判別する(ステップS20)。すなわち、MPU31は、混注対象薬剤表示領域46−1に表示された全ての薬剤に対応する監査済マーク表示領域47の全ての監査済マーク表示領域47−1〜47−X(Xは、全薬剤数)にチェックマークCKが表示された状態になったか否かを判別する。
図6の段階においては、未だ混注対象薬剤表示領域46−3に表示された薬剤名=「CCC溶液」に対応する監査済マーク表示領域47−3はチェックされていないので、処理を再びステップS16に移行して以下、同様の処理を行う。
図7は、薬剤監査処理の正常終了後における指示内容表示画面の表示例の一例の説明図である。
図7においては、薬剤名=「AAAコロイド注調製用キット」、薬剤名=「BBB−注射液」及び薬剤名「CCC溶液」の3種類全部の薬剤の薬剤監査結果が正常であった時点(薬剤監査正常終了後)における指示内容表示画面G12を示している。
すなわち、混注対象薬剤表示領域46−1に表示された薬剤名=「AAAコロイド注調製用キット」に対応する監査済マーク表示領域47−1にチェックマークCKが表示され、混注対象薬剤表示領域46−2に表示された薬剤名=「BBB−注射液」に対応する監査済マーク表示領域47−2にチェックマークCKが表示され、混注対象薬剤表示領域46−3に表示された薬剤名=「CCC溶液」に対応する監査済マーク表示領域47−3にチェックマークCKが表示されている。
この状態において、MPU31は、全薬剤の監査が終了されたか否かを判別する(ステップS20)が、この段階では、混注対象薬剤表示領域46−1に表示された全ての薬剤に対応する監査済マーク表示領域47の全ての監査済マーク表示領域47−1〜47−X(Xは、全薬剤数)にチェックマークCKが表示された状態になっているので(ステップS20;Yes)、MPU31は、プリンタ23を制御して、監査完了ラベルを印字させる(ステップS21)。
図8は、監査完了ラベルの一例の説明図である。
監査完了ラベルLBは、混注後の薬剤に貼付されるラベルであり、いわゆる3点確認を行う際に確認のために用いられるラベルである。
具体的には、監査完了ラベルLBは、大別すると、患者名表示領域61と、患者ID表示領域62と、処方概要表示領域63と、指示ID表示領域64と、を備えている。
患者名表示領域61は、混注後の薬剤の処方対象の患者名が印字される。
患者ID表示領域62は、混注後の薬剤の処方対象の患者を特定するためのID番号が印字される。
処方概要表示領域63は、当該薬剤の処方概要、すなわち、混注後の概要薬剤名が印字される。
指示ID表示領域64は、監査対象の指示内容を特定する指示IDがスキャナ37等で読取可能なコードシンボル(図8では、バーコード)として印字される。
この場合において、プリンタ23には、監査完了ラベルLBが所定の印字出力位置(ラベル取り出し位置)から取り除かれたことを検出するセンサ(光センサ、静電センサ、マイクロスイッチ等)を有している。
これによりプリンタ23は、監査完了ラベルLBが所定の印字出力位置(ラベル取り出し位置)から取り除かれたことを検出した場合に、出力完了信号Sendを出力するように構成されている。
したがって、MPU31は、入出力I/Oを39を介して、プリンタ23から出力完了信号Sendが入力されたことを検出し、出力完了信号Sendが入力されると、次の監査処理の開始を促す画面をディスプレイ35の表示画面に表示する(ステップS23)。
図9は、次監査開始指示画面の表示例の説明図である。
次監査開始指示画面G2には、図9に示すように、「次の監査を行ってください。」というメッセージとともに、「OK」マークが大きく表示される。
次に、MPU31は、次監査開始指示画面G2の表示中にオペレータにより画面がタップされたか否かを判別する(ステップS24)。
ステップS24の判別において、次監査開始指示画面G2の表示中にオペレータにより画面がタップされなかった場合には(ステップS24;No)、待機状態となる。
ステップS24の判別において、次監査開始指示画面G2の表示中にオペレータにより画面がタップされた場合には(ステップS24;Yes)、再び処理をステップS12に移行し、次の混注指示に従って、監査を開始することとなる。
以上の説明のように、本実施形態によれば、薬剤の混合調製(混注)を行うに際して、確実に監査処理を行えるとともに、監査処理が確実に行われた混合調製後の薬剤を患者に処方することができる。
以上の説明においては、MPU31は、入出力I/Oを39を介して、プリンタ23から出力完了信号Sendが入力されたことを検出し、出力完了信号Sendが入力されると、次の監査処理の開始を促す画面をディスプレイ35の表示画面に表示する構成としていたが、指示ID表示領域73に印字された、監査対象の指示内容を特定する指示IDコードシンボルをスキャナ37で読み取らせることにより、次の監査処理の開始を促す画面をディスプレイ35の表示画面に表示する構成とすることも可能である。
このような構成を採ることにより、より確実に監査処理がなされたことを判断して処理の確実性を確保することができる。
以上の説明においては、監査正常絵柄としてアイコンであるチェックマークCKについて説明したが、この監査正常絵柄としてテキスト(例えば、X印)を用いることも可能である。
以上の説明においては、薬剤混合調製管理装置がプリンタを内蔵している場合を説明したが、外付けのプリンタであっても適用可能である。
以上の説明においては、薬剤混合調製管理装置として構成している混注端末装置14を据置型の情報処理装置(コンピュータ)として構成していたが、これに限らず、タブレット型情報処理装置、ノート型情報処理装置、スマートフォン等の携帯型情報処理装置として構成することも可能である。
この場合に、プリンタとしては、無線LAN等で接続したものを用いるように構成することも可能である。
以上の説明においては、薬剤コード読取処理において読み取るコードとして、GS1データバーと呼ばれるバーコードを用いていたが、バーコードに限らず、RFIDを用いるように構成することも可能である。
以上の説明においては、薬剤混合調製管理装置として構成している混注端末装置14を病院で用いる場合を例として説明したが、これに限らず、調剤薬局、研究室、実験室等の薬剤混合調製を行う必要がある部門であれば、同様に適用することが可能である。
本実施形態の薬剤混合調製管理装置で実行される制御プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、本実施形態の薬剤混合調製管理装置で実行される〜プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の薬剤混合調製管理装置で実行される制御プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
また、本実施形態の薬剤混合調製管理装置の制御プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 薬剤混合調製管理システム
14 混注端末装置
23 プリンタ
31 MPU
37 スキャナ
45 混注指示名表示領域
46 混注対象薬剤リスト表示領域
46−1〜46−5 混注対象薬剤表示領域
47 監査済マーク表示領域
48 混注対象薬剤リスト上スクロールボタン
49 混注対象薬剤リスト下スクロールボタン
50 表示頁情報表示領域
51 作業終了ボタン
69 処方日付表示領域
70 処方概要表示領域
71 混注薬剤リスト表示領域
72 用法表示領域
73 指示ID表示領域
74 薬剤処理内容表示部
75 監査担当者ID表示領域
76 監査日付表示領域
G1 指示内容表示画面
G11 指示内容表示画面
G12 指示内容表示画面
G2 次監査開始指示画面
LB 監査完了ラベル
Send 出力完了信号
特開2005−334056号公報

Claims (6)

  1. 薬剤の混合調製に用いる薬剤の監査処理を行う薬剤混合調製管理装置において、
    表示装置の表示画面に、前記混合調製の対象となる薬剤のリストを表示するとともに、前記監査処理が正常になされた各薬剤について前記リストの近傍に監査正常絵柄をそれぞれ表示する表示制御部と、
    前記リストに含まれる全ての薬剤について前記監査処理が正常になされた場合に監査完了ラベルをプリンタに印字させる印字制御部と、
    を備えた薬剤混合調製管理装置。
  2. 前記プリンタは、前記監査完了ラベルが所定の印字出力位置から取り除かれたことを検出した場合に、出力完了信号を出力するように構成されており、
    前記表示制御部は、前記出力完了信号が入力されると、次の監査処理の開始を促す画面を前記表示装置の表示画面に表示する、
    請求項1記載の薬剤混合調製管理装置。
  3. 前記監査処理を行う監査処理部を備え、
    前記表示制御部は、前記混合調製の対象となる薬剤のリストにおける前記監査処理が正常になされた各薬剤の表示態様を前記監査処理前と異ならせる、
    請求項1又は請求項2記載の薬剤混合調製管理装置。
  4. 前記表示制御部は、前記監査処理部から通知された前記監査処理の結果に基づいて前記監査正常絵柄を表示する、
    請求項3記載の薬剤混合調製管理装置。
  5. 薬剤の混合調製に用いる薬剤の監査処理を行う薬剤混合調製管理装置において実行される制御方法であって、
    表示装置の表示画面に、前記混合調製の対象となる薬剤のリストを表示するとともに、前記監査処理が正常になされた各薬剤について前記リストの近傍に監査正常絵柄をそれぞれ表示する表示制御過程と、
    前記リストに含まれる全ての薬剤について前記監査処理が正常になされた場合に監査完了ラベルをプリンタに印字させる印字制御過程と、
    を備えた制御方法。
  6. 薬剤の混合調製に用いる薬剤の監査処理を行う薬剤混合調製管理装置をコンピュータにより制御するための制御プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    表示装置の表示画面に、前記混合調製の対象となる薬剤のリストを表示するとともに、前記監査処理が正常になされた各薬剤について前記リストの近傍に監査正常絵柄をそれぞれ表示する表示制御手段と、
    前記リストに含まれる全ての薬剤について前記監査処理が正常になされた場合に監査完了ラベルをプリンタに印字させる印字制御手段と、
    して機能させる制御プログラム。
JP2012158067A 2012-07-13 2012-07-13 薬剤混合調製管理装置、制御方法及び制御プログラム Pending JP2014018318A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012158067A JP2014018318A (ja) 2012-07-13 2012-07-13 薬剤混合調製管理装置、制御方法及び制御プログラム
US13/940,949 US20140019153A1 (en) 2012-07-13 2013-07-12 Drug mixing preparation managing apparatus, control method and control program

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012158067A JP2014018318A (ja) 2012-07-13 2012-07-13 薬剤混合調製管理装置、制御方法及び制御プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014018318A true JP2014018318A (ja) 2014-02-03

Family

ID=49914729

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012158067A Pending JP2014018318A (ja) 2012-07-13 2012-07-13 薬剤混合調製管理装置、制御方法及び制御プログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20140019153A1 (ja)
JP (1) JP2014018318A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017111792A (ja) * 2015-12-15 2017-06-22 クラリオン株式会社 服薬支援システムおよび服薬支援方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023170680A1 (en) 2022-03-08 2023-09-14 Equashield Medical Ltd Fluid transfer station in a robotic pharmaceutical preparation system

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012011251A (ja) * 2004-12-03 2012-01-19 B Braun Medical Inc 薬剤調合システムにデータを転送する装置
JP2012108901A (ja) * 2010-10-29 2012-06-07 Sanin Seigyo Corp 混注作業支援装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6070761A (en) * 1997-08-22 2000-06-06 Deka Products Limited Partnership Vial loading method and apparatus for intelligent admixture and delivery of intravenous drugs
JP4612646B2 (ja) * 2006-03-03 2011-01-12 株式会社湯山製作所 混注監査システム
US20080169044A1 (en) * 2006-10-20 2008-07-17 Forhealth Technologies, Inc. Automated drug preparation apparatus including syringe loading, preparation and filling
US20080195416A1 (en) * 2007-02-08 2008-08-14 Forhealth Technologies, Inc. Automated centralized preparation of medications in anticipation of use
JP5196337B1 (ja) * 2011-04-28 2013-05-15 株式会社湯山製作所 薬剤鑑査装置、及び薬剤分包装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012011251A (ja) * 2004-12-03 2012-01-19 B Braun Medical Inc 薬剤調合システムにデータを転送する装置
JP2012108901A (ja) * 2010-10-29 2012-06-07 Sanin Seigyo Corp 混注作業支援装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017111792A (ja) * 2015-12-15 2017-06-22 クラリオン株式会社 服薬支援システムおよび服薬支援方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20140019153A1 (en) 2014-01-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8958112B2 (en) Drug mixing preparation managing apparatus, control method and control program
US20160162646A1 (en) First time confirmation of database entry
US20160318311A1 (en) Networkable medical labeling apparatus and method
JP5808353B2 (ja) 薬剤混合調製管理装置、制御プログラム及び薬剤混合調整管理システム
US20140025206A1 (en) Drug mixing preparation managing apparatus, drug mixing preparation managing system and control program
JP2021180998A (ja) 配薬支援システム
JP2014018318A (ja) 薬剤混合調製管理装置、制御方法及び制御プログラム
JP5785961B2 (ja) 薬剤登録装置、プログラムおよび薬剤登録方法
JP2015119749A (ja) 薬剤混合調製管理装置及び制御プログラム
JP6092765B2 (ja) 薬剤混合調製管理装置及び制御プログラム
JP5568112B2 (ja) 薬剤混合調製管理装置、制御方法及び制御プログラム
JP2009178571A (ja) 薬品管理装置および薬品管理システム
JP6312905B2 (ja) 薬剤監査装置及びプログラム
JP2015018450A (ja) 薬剤登録装置およびプログラム
JP5852057B2 (ja) 薬剤登録装置およびプログラム
JP5559262B2 (ja) 薬剤混合調製管理装置、制御方法及び制御プログラム
JP6830974B2 (ja) 情報処理装置、方法及びプログラム
JP6261377B2 (ja) 薬剤監査装置及びプログラム
JP6257309B2 (ja) 薬剤混合調製管理装置及び制御プログラム
JP6155205B2 (ja) 薬剤監査装置及びプログラム
JP6132781B2 (ja) 薬剤登録装置およびプログラム
JP6082706B2 (ja) 情報処理装置およびプログラム
JP5847145B2 (ja) 薬剤登録装置およびプログラム
JP2015153098A (ja) 薬剤監査装置及びプログラム
JP6196565B2 (ja) 薬剤登録装置およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140725

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140826

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150428