JP5557714B2 - 電力変換装置及びその制御方法 - Google Patents

電力変換装置及びその制御方法 Download PDF

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Description

電力変換装置及びその制御方法に関し、特にハイブリッド車両やEV車両に用いられる電力変換装置及びその制御方法に関する。
バッテリ直流電圧源,電力変換装置や電動機を有するハイブリッド車両やEV車両は、高電圧回路を備えており、機器や回路の異常などを検知するための高い安全性機能が要求される。
電力変換装置の異常を検出する方法としては、高電圧の短絡によって絶縁不良や感電のおそれのあることを検出するリーク診断や、パワー半導体モジュールが短絡故障した場合に流れる短絡電流を検出して所定値を超えた場合に電動機の制御を停止するものがある。
電力変換装置の異常検知は、特開2000−152643号公報(特許文献1)等に開示されるコンデンサの充電電流を時間積分した値と、静電容量とコンデンサ電圧の積の値とを比較し、設定値以上の開きがある場合にインバータ故障又はコンデンサ異常として回路の遮断がなされる。
特開2000−152643号公報
しかしながら、特許文献1に開示された方法は充電回路投入時の検出に有効であるが、通常動作中に異常が発生した場合など、検出できるか不明である。さらに、電力変換装置内部にあるプラス母線とマイナス母線の電極間にある抵抗値(数十Ωなど)で短絡が発生した場合の影響などは不明である。抵抗値によっては充電時間への影響が小さいことも考えられる。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、電力変換装置内部にあるプラス母線とマイナス母線の短絡状態又は地絡状態を精度良く検出することを目的とする。
本発明に係る電力変換装置は、車載直流電源から直流電流が供給される直流端子と、前記直流電流を交流電流に変換するパワー半導体素子を有するインバータ回路部と、前記直流端子から前記インバータ回路部に前記直流電流を伝達する正極側及び負極側の直流バスバーと、前記パワー半導体素子を冷却する冷媒液を流す流路を形成した流路形成体と、前記パワー半導体素子の駆動を制御する駆動制御回路部と、を備え、前記駆動制御回路部は、前記交流電流により駆動するモータの回転数、前記直流バスバーに流れる前記直流電流及び当該モータのトルク指令値に基づいて、前記正極側直流バスバーと前記負極側直流バスバーとの短絡状態又は前記正極側若しくは前記負極側の直流バスバーのいずれか一方の地絡状態を判定し、前記判定結果に応じて、前記駆動制御回路部から前記モータの駆動停止に係る信号を出力する。
また、本発明に係る電力変換装置の制御方法は、電力変換装置が、車載直流電源から直流電流が供給される直流端子と、前記直流電流を交流電流に変換するパワー半導体素子を有するインバータ回路部と、前記直流端子から前記インバータ回路部に前記直流電流を伝達する正極側及び負極側の直流バスバーと、前記パワー半導体素子を冷却する冷媒液を流す流路を形成した流路形成体と、を備え、前記交流電流により駆動するモータの回転数、前記直流バスバーに流れる前記直流電流及び当該モータのトルク指令値に基づいて、前記正極側直流バスバーと前記負極側直流バスバーとの短絡状態又は前記正極側若しくは前記負極側の直流バスバーのいずれか一方の地絡状態を判定し、前記判定結果に応じて、前記駆動制御回路部から前記モータの駆動停止に係る信号を出力する。
本発明により、電力変換装置内部にあるプラス母線とマイナス母線の短絡状態又は地絡状態を精度良く検出することができる。
本発明の電動機駆動制御のための代表例として示される構成を説明する図である。 本発明の実施形態に従うインバータ内部で冷却水が漏れて短絡回路及びリーク回路が形成された状態を示す構成を説明する図である。 本発明実施形態に従うインバータ内部で冷却水が漏れてリーク回路が形成された状態を示す構成を説明する図である。 本発明の実施形態に従うインバータ内部の概略構成を説明する図である。 本発明の実施形態に従うインバータ内部の冷却水路とプラス母線及びマイナス母線の電極の配置を説明する図である。 本発明の実施形態に従うインバータ内部の冷却水が漏れる箇所の例を説明する図である。 本発明の実施形態に従うインバータの異常検出を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態に従う冷却水が漏れて電極間で短絡が発生した場合の回路を示す構成を説明する図である。 本発明の実施形態に従う冷却水が漏れて片方の電極とインバータケースの間でリークが発生した場合の回路を示す構成を説明する図である。
図1は、本発明の電動機駆動制御のための代表例として示される構成を説明する図である。
バッテリ直流電圧源BA100と、電流センサCT100と、インバータINV100と、駆動制御回路MC100と、電動機MG100で構成されている。
バッテリ直流電圧源BA100は蓄電装置を含んで構成され、プラス母線BUS100と、マイナス母線BUS200との間に接続されて直流電圧を出力する。
プラス母線BUS100はバッテリ直流電圧源BA100からインバータINV100への直流正極給電線、マイナス母線BUS200はバッテリ直流電圧源BA100からインバータINV100への直流負極給電線である。
電流センサCT100はバッテリ直流電圧源BA100とインバータINV100の間のプラス母線BUS100上に配置され、通電電流を検出する。
インバータINV100はU相アームを構成する電力用半導体スイッチング素子SW1、SW2と、V相アームを構成する電力用半導体スイッチング素子SW3,SW4と、W相アームを構成する電力用半導体スイッチング素子SW5,SW6と、各スイッチング素子のコレクタ−エミッタ間にエミッタからコレクタ方向に接続されたダイオードD11〜D16と、プラス母線BUS100とマイナス母線BUS200との間にバッテリ直流電圧源BA100と並列に接続される平滑コンデンサC100を含む。スイッチング素子SW1〜SW6は駆動制御回路MC100によりスイッチオン,オフ動作され、直流電圧を交流電圧に変換する。
駆動制御回路MC100は、電動機MG100の駆動のための正常/異常情報,回転角センサ,電流センサ,温度センサなどのセンシング信号のフィードバックを受けて運転指令を生成して送信する。この指令には、正常時または異常時の運転指令手段、異常時の運転制御に応じた回転数制御指令などが含まれる。
図2は、本発明の実施形態に従う冷却水が漏れて異常が発生した場合を示す構成を説明する図である。
RS及びRLはインバータINV100内で冷却水が漏れた場合に発生した短絡抵抗及びリーク抵抗である。
短絡抵抗RSはプラス母線BUS100とマイナス母線BUS200の両極が冷却水に浸水した場合に電極間に形成される。バッテリ直流電圧源BA100〜短絡抵抗RS〜バッテリ直流電圧源BA100の回路が形成される。
リーク抵抗RLはプラス母線BUS100とマイナス母線BUS200が冷却水を介してインバータのケースとの間に形成される。バッテリ直流電圧源BA100〜短絡抵抗RS〜リーク抵抗RL〜グランドの回路が形成される。
図3は、本発明の実施形態に従う冷却水が漏れて異常が発生した場合を示す構成を説明する図である。
RLはインバータINV100内で冷却水が漏れた場合に発生したリーク抵抗である。
リーク抵抗RLはプラス母線BUS100又はマイナス母線BUS200の片方が冷却水に浸水した場合に冷却水を介してインバータのケースとの間に形成される。バッテリ直流電圧源BA100〜リーク抵抗RL〜グランドの回路が形成される。
図4は、インバータINV100の内部構成を説明する図である。
インバータケースICA100,冷却水路WA100,平滑コンデンサCP100,CP200,パワーモジュールPM100,プラスコネクタCN100,マイナスコネクタCN200,絶縁シートINS100,プラス母線BUS100,マイナス母線BUS200である。
インバータINV100は、冷却水路WA100が配置されている面を底面とする。
インバータINV100は、底面をY軸方向と平行に、プラスコネクタCN100とマイナスコネクタCN200の取り付け位置を地面側にして車両に搭載されている。冷却水はY軸方向と平行に流れている。
パワーモジュールPM100はインバータケースICA100の底面に接した状態で配置される。平滑コンデンサCP100及びCP200はパワーモジュールPM100から見てZ軸方向に取り付けられたプレートの上面(図示なし)に配置される。平滑コンデンサCP100及びCP200は、それぞれプラス母線BUS100とマイナス母線BUS200の電極に接続される。プラスコネクタCN100とマイナスコネクタCN200はインバータケースICA100に組み込まれる。
図5は、冷却水路WA100と、プラス母線BUS100及びマイナス母線BUS200の電極の位置を説明する図である。
冷却水路WA100はインバータケースICA100の底面に配置されている。冷却水路WA100を形成する流路形成体は、当該冷却水路WA100に繋がる開口部を形成する。パワーモジュールPM100の底面には金属ベース板が設けられる。金属ベース板は、流路形成体の開口部を塞ぐとともに冷媒液と直接接触することになる。金属ベース板と冷却水路WA100の間はOリングなどのパッキンで密封されて冷却水の漏れを防いでいる。このような、冷却方式のインバータであっても、後述する本発明を用いることによって、精度良くかつ早期にプラス母線BUS100とマイナス母線BUS200の短絡状態又は地絡状態を検出することができる。
プラス母線BUS100とマイナス母線BUS200は、プラスコネクタCN100及びマイナスコネクタCN200と、パワーモジュールPM100の間に配置される。
プラス母線BUS100とマイナス母線BUS200はそれぞれプラスコネクタCN100及びマイナスコネクタCN200,パワーモジュールPM100と接続される。
プラス母線BUS100とマイナス母線BUS200の両極間は絶縁シートINS100により絶縁され、かつインバータケースICA100と絶縁されている。プラス母線BUS100とマイナス母線BUS200は、絶縁シートINS100を介した積層構造を為す。なお、絶縁シートINS100は、電気的に絶縁された部材であればよく、プラス母線BUS100とマイナス母線BUS200のいずれか一方に膜状に形成された絶縁層であってもよい。
固定具800は、車両側に設けられ、かつインバータINV100を車両に固定する部材である。図5においては、固定具800は天地の地側に配置されている。インバータINV100が、車両に搭載した状態においては、プラス母線BUS100とマイナス母線BUS200と冷却水路WA100は、インバータケースICA100の収納領域の中央部(一点鎖線900)よりも下側に配置される。これにより、冷却水路WA100に流れる冷却液がインバータケースICA100の収納領域の地側に満たされることになるので、プラス母線BUS100とマイナス母線BUS200の短絡状態又は地絡状態を早期に検出することができる。
なお、図1ないし図3に示された電流センサCT100は、インバータケースICA100の収納領域の外部に配置されることが望ましい。これにより、インバータケースICA100の収納領域に冷媒液が満たされても、電流センサCT100の故障を引き起こすことがないからである。
図6は、冷却水が漏れる箇所の例を説明する図である。
パワーモジュールPM100と冷却水路WA100の間はOリングなどのパッキンで密封されて冷却水の漏れを防いでいる。PINで示すように、もし、製作時にOリングの噛み込みやねじれが生じた場合、密封性能は確保できず、冷却水は冷却水路WA100からインバータINV100内部に漏れ出してしまう。
図7は、本発明の実施形態に従うインバータの異常検出を説明するフローチャートである。ステップS100では電動機の回転数が所定値より低い、又はゼロ(ここでは|N|=<nとする)、つまり電動機が停止状態かそれに相当する回転数かを判断する。電動機の回転数(N)は適切に決められる。
ステップS100で電動機の回転数|N|=<nの場合、ステップS110に進む。電動機の回転数|N|>nの場合、ステップS140に進む。
ステップS140では通常動作を実施する。
ステップS110ではトルク指令がゼロ(Tr=0)かどうかを判断する。
ステップS110でトルク指令がゼロ(Tr=0)の場合、ステップS120に進む。トルク指令がゼロでない(Tr>0)の場合、ステップS140に進む。
ステップS140では通常動作を実施する。
ステップS120ではバッテリ直流電圧源BA100とインバータINV100の間に設置された電流センサCT100によって検出された電流(I)がしきい値(i)を超えたかを判断する。しきい値(i)は測定時の誤差などを考慮されるとよい。
ステップS120で電流(I)がしきい値(i)を超えた場合、ステップS130に進む。電流(I)がしきい値(i)を超えない場合、ステップS140に進む。
ステップS140では通常動作を実施する。
ステップS130では、インバータに異常が起きて、モータ回転数(|N|=<n),トルク指令(Tr=0),電流(I>=i)、の判定条件が成立しているためHEVシステム停止処理を実行する。
なお、ステップS130におけるHEVシステム停止処理は駆動制御回路MC100よりも上位のHEVシステム制御装置にて実行されるようにし、駆動制御回路MC100は、電動機MG100の駆動停止に係る信号を出力してもよい。
図8は、本発明の実施形態に従う冷却水が漏れてプラス母線BUS100とマイナス母線BUS200の電極間で短絡が発生した場合の等価回路を示す構成を説明する図である。
バッテリ直流電圧源BA100〜短絡抵抗RS〜バッテリ直流電圧源BA100の短絡回路が形成され、トルク指令がゼロ(Tr=0)の場合でも短絡電流(I)が流れる。この時、短絡電流は電流センサCT100によって検出される。
また、バッテリ直流電圧源BA100〜短絡抵抗RS〜リーク抵抗RL〜グランドの回路が形成され、リーク電流が流れる。
プラス母線BUS100及びマイナス母線BUS200の両極が冷却水に浸水した状態になると、バッテリ直流電圧源BA100から高電圧が印加され、プラスコネクタCN100及びマイナスコネクタCN200との接続箇所に近いプラス母線BUS100及びマイナス母線BUS200の電極表面で激しく冷却水の電気分解が発生する。電気分解によって発生したガスがインバータINV100内に充満し、電気分解が起こっている電極表面でアークが発生すると引火する場合がある。その結果、平滑コンデンサC100などの周辺部品が損傷を受けることとなる。
リーク抵抗RLが発生するためリーク状態となるものの、リーク診断機能を備えていても電気分解が発生するとリーク検出波形に乱れが生じたりしてリーク検出されない場合がある。
一方、冷却水ではなく水に浸水した場合、バッテリ直流電圧源BA100から高電圧が印加されたとしても電極表面では冷却水のように激しい電気分解は起きないためリーク診断への影響は小さい。よって、リーク検出波形に乱れが生じずリーク検出される。
ここで、通常状態においては、トルク指令(Tr)がない場合はスイッチング素子SW1〜SW6が動作していないので電流(I)は検出されない。トルク指令(Tr)がある場合はスイッチング素子SW1〜SW6が動作して、バッテリ直流電圧源BA100からインバータINV100に電圧が供給されるので電流(I)が発生し、電流センサCT100により電流(I)が検出される。
よって、トルク指令(Tr)がないにも関わらず電流(I)が検出された場合、出力指令と入力状態の不整合から異常が発生していることを検出することができる。
図9は、本発明の実施形態に従う冷却水が漏れて片方の電極とインバータケースの間でリークが発生した場合の等価回路を示す構成を説明する図である。
バッテリ直流電圧源BA100〜平滑コンデンサC100〜リーク抵抗RLの回路が形成され、リーク電流が流れる。この時、リーク電流は電流センサCT100によって検出される。
プラス母線BUS100とマイナス母線BUS200の電極のうち片方が冷却水又は水などに浸水した場合、プラス母線BUS100とマイナス母線BUS200の電極間で電気分解は起きない。この場合、リーク診断への影響はなくリーク検出により異常は検出できる。
冷却水によってプラス母線BUS100とマイナス母線BUS200の電極間が短絡した状態で高電圧が印加された場合、電極間で形成される抵抗値や電極表面で起こる電気分解の影響によって他の異常検出手段では異常として検出されない場合がある。その理由として、抵抗値が数十Ωの場合、短絡電流は異常を検出するために設定されたしきい値よりも小さくなることが考えられる。また、電気分解が発生することでリーク診断への影響も考えられる。
よって、本方式での本実施形態による異常検出手段は有効である。
本実施形態ではOリングなどのパッキンの問題による冷却水の漏れとしているが、これ以外にインバータの製作上の問題(ケースの巣,割れなど)でも冷却水が漏れることが考えられる。また、車両によってはインバータの配置方向が異なることが考えられる。
いずれの場合においても本方式は、本実施形態を問わず、インバータの内部で冷却水が漏れたことを異常として検出する手段として有効である。
本発明の実施形態により、インバータの内部で冷却水が漏れてプラス母線とマイナス母線の電極間に短絡が発生した場合、リーク診断や過電流検出などの他の検出手段では検出が困難な異常を検出することができる。また、トルク指令の有無と、電動機の回転数の条件と、バッテリ直流電圧源とインバータの間の電流の監視という出力指令と入力条件の状態から判定できるため、既存の構成を変えることなく安価にすることができる。
MG100 電動機
INV100 インバータ
BA100 バッテリ直流電圧源
CT100 電流センサ
MC100 駆動制御回路
C100 平滑コンデンサ
BUS100 プラス母線
BUS200 マイナス母線
RS 短絡抵抗
RL リーク抵抗
PM パワーモジュール
O100 Oリング
WA100 冷却水路
CN100 プラスコネクタ
CN200 マイナスコネクタ
ICA100 インバータケース

Claims (10)

  1. 車載直流電源から直流電流が供給される直流端子と、
    前記直流電流を交流電流に変換するパワー半導体素子を有するインバータ回路部と、
    前記直流端子から前記インバータ回路部に前記直流電流を伝達する正極側及び負極側の直流バスバーと、
    前記パワー半導体素子を冷却する冷媒液を流す流路を形成した流路形成体と、
    前記パワー半導体素子の駆動を制御する駆動制御回路部と、を備え、
    前記駆動制御回路部は、前記交流電流により駆動するモータの回転数、前記直流バスバーに流れる前記直流電流及び当該モータのトルク指令値に基づいて、前記正極側直流バスバーと前記負極側直流バスバーとの短絡状態又は前記正極側若しくは前記負極側の直流バスバーのいずれか一方の地絡状態を判定し、
    前記判定結果に応じて、前記駆動制御回路部から前記モータの駆動停止に係る信号を出力するとともに、
    前記モータの回転数が所定回転数以下であり、かつ前記モータのトルクが零にするためのトルク指令値を取得し、さらに前記直流バスバーに流れる前記直流電流が所定電流値以上である場合に、前記正極側直流バスバーと前記負極側直流バスバーとの短絡状態又は前記正極側若しくは前記負極側の直流バスバーのいずれか一方の地絡状態を判定する電力変換装置。
  2. 車載直流電源から直流電流が供給される直流端子と、
    前記直流電流を交流電流に変換するパワー半導体素子を有するインバータ回路部と、
    前記直流端子から前記インバータ回路部に前記直流電流を伝達する正極側及び負極側の直流バスバーと、
    前記パワー半導体素子を冷却する冷媒液を流す流路を形成した流路形成体と、
    前記パワー半導体素子の駆動を制御する駆動制御回路部と、を備え、
    前記駆動制御回路部は、前記交流電流により駆動するモータの回転数、前記直流バスバーに流れる前記直流電流及び当該モータのトルク指令値に基づいて、前記正極側直流バスバーと前記負極側直流バスバーとの短絡状態又は前記正極側若しくは前記負極側の直流バスバーのいずれか一方の地絡状態を判定し、
    前記判定結果に応じて、前記駆動制御回路部から前記モータの駆動停止に係る信号を出力するとともに、
    前記正極側直流バスバーと前記負極側直流バスバーとの間の抵抗値が前記冷媒液の抵抗値である場合に、前記正極側直流バスバーと前記負極側直流バスバーとの短絡状態であると判定する電力変換装置。
  3. 請求項1又は2に記載されたいずれかの電力変換装置であって、
    前記正極側直流バスバーと前記負極側直流バスバーとの間に配置された絶縁部材を備え、
    前記正極側直流バスバーと前記負極側直流バスバーは、前記絶縁部材を介した積層構造を為す電力変換装置。
  4. 請求項1乃至3に記載されたいずれかの電力変換装置であって、
    前記インバータ回路部と前記正極側及び負極側の直流バスバーと前記流路形成体と前記駆動制御回路部を収納するケースを備え、
    前記正極側及び負極側の直流バスバーと前記流路形成体は、前記電力変換装置を車両に搭載した状態における前記ケースの収納領域の中央部よりも下側に配置される電力変換装置。
  5. 請求項1乃至4に記載されたいずれかの電力変換装置であって、
    前記インバータ回路部を実装する金属ベース板を備え、
    前記流路形成体は、前記流路に繋がる開口部を形成し、
    前記金属ベース板は、前記流路形成体の前記開口部を塞ぐとともに前記冷媒液と直接接触する電力変換装置。
  6. 請求項1乃至3に記載されたいずれかの電力変換装置であって、
    前記インバータ回路部と前記正極側及び負極側の直流バスバーと前記流路形成体と前記駆動制御回路部を収納するケースを備え、
    前記駆動制御回路部が取得する直流電流に係る信号は、前記ケースの外部に配置された電流センサからの信号である電力変換装置。
  7. 車載直流電源から直流電流が供給される直流端子と、
    前記直流電流を交流電流に変換するパワー半導体素子を有するインバータ回路部と、
    前記直流端子から前記インバータ回路部に前記直流電流を伝達する正極側及び負極側の直流バスバーと、
    前記パワー半導体素子を冷却する冷媒液を流す流路を形成した流路形成体と、を備えた電力変換装置の制御方法であって、
    前記交流電流により駆動するモータの回転数、前記直流バスバーに流れる前記直流電流及び当該モータのトルク指令値に基づいて、前記正極側直流バスバーと前記負極側直流バスバーとの短絡状態又は前記正極側若しくは前記負極側の直流バスバーのいずれか一方の地絡状態を判定し、
    前記判定結果に応じて、前記駆動制御回路部から前記モータの駆動停止に係る信号を出力し、
    前記モータの回転数が所定回転数以下であり、かつ前記モータのトルクが零にするためのトルク指令値を取得し、さらに前記直流バスバーに流れる前記直流電流が所定電流値以上である場合に、前記正極側直流バスバーと前記負極側直流バスバーとの短絡状態又は前記正極側若しくは前記負極側の直流バスバーのいずれか一方の地絡状態を判定する電力変換装置の制御方法。電力変換装置の制御方法。
  8. 車載直流電源から直流電流が供給される直流端子と、
    前記直流電流を交流電流に変換するパワー半導体素子を有するインバータ回路部と、
    前記直流端子から前記インバータ回路部に前記直流電流を伝達する正極側及び負極側の直流バスバーと、
    前記パワー半導体素子を冷却する冷媒液を流す流路を形成した流路形成体と、を備えた電力変換装置の制御方法であって、
    前記交流電流により駆動するモータの回転数、前記直流バスバーに流れる前記直流電流及び当該モータのトルク指令値に基づいて、前記正極側直流バスバーと前記負極側直流バスバーとの短絡状態又は前記正極側若しくは前記負極側の直流バスバーのいずれか一方の地絡状態を判定し、
    前記判定結果に応じて、前記駆動制御回路部から前記モータの駆動停止に係る信号を出力し、
    前記正極側直流バスバーと前記負極側直流バスバーとの間の抵抗値が前記冷媒液の抵抗値である場合に、前記正極側直流バスバーと前記負極側直流バスバーとの短絡状態であると判定する電力変換装置の制御方法。
  9. 請求項7又は8に記載されたいずれかの電力変換装置の制御方法であって、
    前記電力変換装置は、前記インバータ回路部と前記正極側及び負極側の直流バスバーと前記流路形成体と前記駆動制御回路部を収納するケースを備え、
    前記正極側及び負極側の直流バスバーと前記流路形成体は、前記電力変換装置を車両に搭載した状態における前記ケースの収納領域の中央部よりも下側に配置される電力変換装
    置の制御方法。
  10. 請求項7乃至9に記載されたいずれかの電力変換装置の制御方法であって、
    前記電力変換装置は、前記インバータ回路部と前記正極側及び負極側の直流バスバーと前記流路形成体と前記駆動制御回路部を収納するケースを備え、
    前記駆動制御回路部が取得する直流電流に係る信号は、前記ケースの外部に配置された電流センサからの信号である電力変換装置の制御方法。
JP2010271019A 2010-12-06 2010-12-06 電力変換装置及びその制御方法 Expired - Fee Related JP5557714B2 (ja)

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