JP3108964B2 - モータ制御装置 - Google Patents

モータ制御装置

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JP3108964B2
JP3108964B2 JP33662592A JP33662592A JP3108964B2 JP 3108964 B2 JP3108964 B2 JP 3108964B2 JP 33662592 A JP33662592 A JP 33662592A JP 33662592 A JP33662592 A JP 33662592A JP 3108964 B2 JP3108964 B2 JP 3108964B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、間欠運転する制御対象
を駆動するモータ制御装置に係り、特に、制御対象が稼
働停止している状態において、モータ回路の漏電及び地
絡、欠相並びに相間短絡等の異常診断を行うモータ制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、モータ、インバータ及びモー
タとインバータを接続する電線等のモータ回路の欠相検
出、漏電検出、地絡検出及び相間短絡検出等を行う方法
としては、欠相検出リレーを用いる方法、零相電流を検
出する変流器と漏電検出リレーを組合せる方法、漏電検
出付き遮断器等を用いる方法及びサーマルリレーを用い
る方法等がある。ところで、モータを欠相運転すると、
トルクが不足したり、意図する動作と逆の動作をする場
合等があるので、欠相運転しないことが好ましい。この
ようなモータ回路の欠相を検出する方法としては、欠相
検出機能付きサーマルリレーを用いる方法があるが、バ
イメタルによる方法なので、検出に時間がかかる。ま
た、変流器(CT)等をモータ回路の電線に設けて、モ
ータ回路の電流を検出する方法では、電流検出器の数は
最大でモータ回路の電線の数、即ち、モータの相数分だ
け必要になると共に、異常電流を判断する回路も必要に
なるなど装置が大型化する。さらに、モータ回路の欠相
検出、漏電検出、地絡検出及び相間短絡検出等を併せて
行う場合には、欠相検出機能付きサーマルリレーあるい
は変流器(CT)等をモータ制御用のコンバータ及びイ
ンバータの出力側に、また、零相電流検出変流器と漏電
検出リレーあるいは漏電検出付遮断器等をモータ制御用
のコンバータ及びインバータの入力電源側に、コンバー
タ及びインバータとは別に設ける必要があり、一層装置
が大型化する。原子炉の制御棒駆動装置のように間欠駆
動で使用され、通常時停止していて、駆動している時間
よりも駆動停止している時間の方が相対的にかなり長い
制御対象がある。このような制御対象の場合には、稼働
開始時または稼働中にモータ回路の欠相、漏電、地絡や
相間短絡等の異常検出を行うことも重要ではあるが、稼
働停止中にそれらを検知して対応策をとることができれ
ば、システムの信頼性の観点からより望ましいのは言う
までもない。しかし、上記の方法は、主としてモータ稼
働中にモータ回路の異常状態を検出するものであり、モ
ータの停止中に上記の異常状態を確実に検出するもので
はない。モータの稼働開始時に上記の異常を検出する方
法として、特開昭63ー85380号に記載のように、
インバータに入力されるほぼ一定の大きさの電圧をイン
バータのトランジスタに印加し、インバータ装置の入力
側に設けた分流器を用いて検出したインバータの入力電
流を診断することにより、上記の異常を検出する方法が
提案されている。この提案は、インバータに入力される
ほぼ一定の大きさの電圧を、モータを回転させる交流周
波数よりも高い周波数でオン・オフすることにより、モ
ータ電流を制御しているが、インバータのトランジスタ
を高い周波数でオン・オフすると、発熱が大きくなるな
どするため、例えば、冷却方法など、これらに対しての
対応策が必要となる等の問題がある。すなわち、この対
応策が高い信頼性を得るひとつの要因となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、間欠
運転を行う制御対象に対して、この制御対象の稼動停止
中にモータ回路の漏電及び地絡、欠相並びに相間短絡等
の異常状態を検知して、制御対象を稼動させる前にそれ
らの異常状態に対して容易に対応策をとることの可能な
信頼性の高いモータ制御装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】間欠運転する制御対象を
駆動するモータに対して、前記モータを回転駆動するイ
ンバータと、前記インバータに供給する出力電圧が可変
であるコンバータと、前記インバータの直流部(前記コ
ンバータの出力部)に流れる電流を検出する手段と、モ
ータ回路の診断パターンを有する診断制御手段とからな
り、前記制御対象の稼働停止中に、前記診断制御手段に
よって前記コンバータを制御して前記モータ回路に通常
のモータ駆動時の電圧より低い電圧を印加すると共に、
このときに前記インバータの直流部に流れる電流を前記
診断パターンに基づいて診断判定する。この診断判定の
結果、異常状態を検知したときには、モータ回路への電
圧の印加を阻止する手段を有し、モータ回路に通常運転
時の高い電圧を印加しないようにする。
【0005】
【作用】間欠運転する制御対象の稼動停止中に、制御対
象を駆動するモータを制御する制御回路のインバータを
介してモータ回路に直流電圧の印加を行うと、インバー
タの直流部の電流は、モータ回路に漏電及び地絡、欠相
ならびに相間短絡等が発生しているときの値と、それら
の発生していない正常な場合の値とでは異なる。これを
利用して、インバータの直流部の電流を計測し、その電
流値を判定することによって上記のモータ回路の異常を
検知する。この場合、モータに対しては直流電圧の印加
であるので、モータの回転は生じない。つまり、これら
の診断を行った場合でも、モータによって駆動される制
御対象を稼動させることはない。また、モータ回路に印
加する直流電圧は、異常診断に必要十分な小さな電流を
流すのに必要な低い電圧としているので、モータ回路の
損傷及び損傷を拡大することなく、異常を検知できる。
さらに、異常を検知した場合に、モータ回路への電圧の
印加を阻止することにより、モータ回路の損傷、損傷拡
大、誤動作等を防止できる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1に、本発明の一実施例を示す。1は間欠運転す
る制御対象、例えば、原子炉の制御棒(図示せず)を駆
動するモータ、30はモータ1を制御するためのインバ
ータ、2〜7はインバータ30を構成するパワーデバイ
ス、9はインバータに直流電源を供給するコンバータ、
8はインバータ30及びコンバータ9を制御するコント
ローラ、10〜12はインバータ〜モータ間の電線、1
9〜21は変圧器〜コンバータ間の電線、14は電流検
出手段、17は電源電圧を所定の電圧に変換する変圧
器、18は変圧器17の2次側回路の接地回路、23は
通常時電流検出手段14をバイパスするツェナーダイオ
ードなどの特定の電圧が印加されたときに導通する非線
形素子、25は電源開閉器である。なお、96、97は
それぞれコンバータ9の直流出力の+ライン、−ライン
を示す。そこで、原子炉の制御棒(図示せず)の駆動
は、コントローラ8の出力信号により電源開閉器25を
閉じ、変圧器17の2次側電圧をコンバータ9に印加
し、同じくコントローラ8の出力信号によりコンバータ
9の直流出力電圧制御とインバータ30のパワーデバイ
ス2〜7のONーOFF制御を行い、直流電圧を交流電
圧に変換して、モータ1を駆動することにより行われ
る。制御棒は、一般的に間欠駆動であり、駆動している
時間よりも駆動停止している時間の方が相対的に長い。
例えば、数日間全く駆動されない場合もあるし、かなり
の頻度で駆動される場合もある。図1では、モータとし
て3相モータの場合を例とし、この場合、3相モータを
駆動するインバータ30のパワーデバイスは最少の場合
6個必要である。パワーデバイスとして、トランジスタ
2〜7を図示しているが、IGBT、サイリスタ、GT
O等のものであっても良い。また、モータ1の巻線(1
a、1b、1c)はスター結線とし、変圧器17の2次
側の結線はスター結線として中性点を接地回路18によ
り接地している。図1において、コンバータ9の直流出
力電圧制御は、モータに印加する電源の周波数によりモ
ータ巻線のインピーダンスが変化し、モータに流れる電
流が異なるため、コントローラ8によつて、例えば電流
をほぼ一定に保ち、出力トルクをほぼ一定とするため
に、コントローラ8によって電圧と周波数の比を一定と
する(V/F一定)制御を行って、モータ電流を適正な
値にするように行われる。
【0007】本発明は、上述した間欠駆動する原子炉の
制御棒の稼働停止中に、モータ回路の漏電及び地絡、欠
相並びに相間短絡等の事故診断を実施するものであり、
この場合、コンバータ9が出力する直流電圧は、例え
ば、原子炉の制御棒の駆動時の直流電圧より低い直流電
圧とし、これによってモータは駆動されることがないよ
うにする。図2に、直流可変電圧を得るコンバータ9の
実施例を示す。同図(A)は、コンバータ9の構成の一
実施例であり、サイリスタ91の点弧角を制御して得ら
れる脈流をインダクタンス92とキャパシタンス93と
によって平滑し、直流可変電圧を得る。同図(B)は、
コンバータ9の構成の一実施例を示し、ダイオード94
によって全波整流し、得られた脈流をトランジスタ95
によってONーOFF(チョッピング)し、インダクタ
ンス92とキャパシタンス93によって平滑して、直流
可変電圧を得る。なお、コーンバータ9の構成として
は、同様の機能を有するものであれば良く、図2(A)
あるいは図2(B)以外の構成であっても良い。
【0008】次に、図1において、インバータ30のパ
ワーデバイス制御は、モータ1に印加する電源の周波数
とモータの回転方向を制御するために、コントローラ8
によつて、インバータ30のパワーデバイス2〜7をO
NーOFFすることにより行われる。通常時、原子炉の
制御棒は停止しているので、モータ1は動作していな
い。この停止状態において、欠相検出、漏電検出、地絡
検出及び相間短絡検出等の異常診断を行うため、コンバ
ータ9の出力電圧制御とインバータ30のパワーデバイ
ス2〜7の制御を行い、モータ回路に直流電圧の印加を
行う。ここで、モータ回路とはモータ1、インバータ3
0及びモータとインバータを接続する電線10〜12を
いう。直流電圧を印加する場合、モータ回路が正常な状
態であってもモータ巻線のリアクタンスによる交流抵抗
分がなくなるので、過大な電流が流れないように、ま
た、診断を行なうのに適正な電流、例えば診断に必要十
分な範囲の小さな電流を流すような電圧値を印加する。
直流電圧を印加すると、モータ回路が正常な状態であれ
ば、電流検出手段14には所定の電流が流れるが、異常
状態にあるときは正常時の値つまり所定の値とは異なる
値となる。漏電及び地絡の要因としては、モータ1内の
巻線1a〜1cが電気的にモータケースに接触するこ
と、インバータ〜モータ間の電線10〜12が電気的に
建屋あるいは大地等に接触することなどがあげられる。
欠相の要因としては、モータ1内の巻線1a〜1cの断
線、インバータ〜モータ間の電線10〜12の断線、イ
ンバータのパワーデバイス2〜7の故障等があげられ
る。相間短絡の要因としては、モータ1内の巻線1a〜
1cが相互に電気的に接触すること、各巻線内において
巻線の層間が電気的に接触すること、あるいはインバー
タ〜モータ間の電線10〜12が相互に電気的に接触す
ることなどがあげられる。これらの要因を検出するため
に、インバータの6個のパワーデバイス2〜7を順次O
NーOFFし、その際に流れるインバータ直流部の電流
を計測し、判定を行なう。
【0009】漏電検出・地絡検出を行う一実施例を示
す。図3〜図6に示す(A)〜(D)は、図1のインバ
ータ30のパワーデバイス2〜7の動作パターンであ
り、パワーデバイス2〜7を診断パターン1〜20のよ
うにそれぞれONあるいはOFFする。図7〜図10に
示す(A)〜(D)は、図3〜図6に示す(A)〜
(D)の診断パターンでモータ回路に直流電圧を印加し
たときに電流検出手段14に流れる電流を示す。それぞ
れの図の診断パターンの番号1〜20は対応している。
そこで、漏電、地絡の検出は、診断パターン4〜6あ
るいは診断パターン20を用いて行う。モータ回路に直
流電圧を印加すると、正常時には電流は流れないが、電
線10ないし12のモータ回路が地絡あるいは漏電して
いれば、電流検出手段14に電流が流れる。この電流を
検出して地絡あるいは漏電状態にあると判断する。具体
的には、電線10が地絡あるいは漏電したとすると、診
断パターン4において、パワーデバイス5のみONであ
り、変圧器17の中性点−接地回路18−電線10−パ
ワーデバイス5−電流検出手段14−コンバータ9−電
源開閉器25の回路が形成され、電流検出手段14に電
流が流れる。また、診断パターン5においては、パワー
デバイス6のみONであり、変圧器17の中性点−接地
回路18−電線10−モータ1の巻線1a、1b−電線
11−パワーデバイス6−電流検出手段14−コンバー
タ9−電源開閉器25の回路が形成され、電流検出手段
14に電流が流れる。同じく診断パターン6、診断パタ
ーン20においてもそれぞれ電流回路が形成され、電流
検出手段14に電流が流れる。また、電線11、12が
地絡あるいは漏電したときも同様に電流検出手段14に
電流が流れる。このようにして、診断パターン4〜6あ
るいは診断パターン20を用いて、電線10ないし12
のモータ回路の地絡あるいは漏電状態を検出できる。次
に、モータ回路の地絡あるいは漏電状態を電線10ない
し12のいずれが起こしているか、つまり、異常個所
(電線)の特定を行う場合の判断を説明する。 1.電線10のみが地絡あるいは漏電状態を生じている
とき i)診断パターン4の場合 先に述べたように、パワーデバイス5のみONであり、
変圧器17の中性点−接地回路18−電線10−パワー
デバイス5−電流検出手段14−コンバータ9−電源開
閉器25の回路が形成され、電流検出手段14に電流が
流れる。このときの電流をI0とする。 ii)診断パターン5の場合 パワーデバイス6のみONであり、変圧器17の中性点
−接地回路18−電線10−モータ1の巻線1a、1b
−電線11−パワーデバイス6−電流検出手段14−コ
ンバータ9−電源開閉器25の回路が形成され、電流検
出手段14に電流が流れる。このときの電流は、モータ
1の巻線1a、1bの抵抗を介するため、診断パターン
4の場合の電流I0より小さくなる。 iii)診断パターン6の場合 診断パターン5の場合と同様に、このときの電流は、モ
ータ1の巻線1a、1cの抵抗を介するため、診断パタ
ーン4の場合の電流I0より小さくなる。この結果、診
断パターン5と診断パターン6の場合のいずれの電流も
診断パターン4の場合の電流I0より小さいと判断し、
電線10のみが地絡あるいは漏電状態を生じていると診
断する。因に、電線11のみが地絡あるいは漏電状態を
生じているとき、診断パターン5の場合の電流をI0
すると、診断パターン4と診断パターン6の場合のそれ
ぞれの電流は、この診断パターン5の場合の電流をI0
より小さくなる。この結果、電線11のみが地絡あるい
は漏電状態を生じていると診断する。また、電線12の
みが地絡あるいは漏電状態を生じているとき、診断パタ
ーン6の場合の電流をI0とすると、診断パターン4と
診断パターン5の場合のそれぞれの電流は、この診断パ
ターン6の場合の電流をI0より小さくなる。この結
果、電線12のみが地絡あるいは漏電状態を生じている
と診断する。 2.電線10と電線11が地絡あるいは漏電状態を生じ
ているとき i)診断パターン4の場合 先に述べた1.i)の回路が形成され、電流検出手段1
4には電流I0が流れる。 ii)診断パターン5の場合 パワーデバイス6がONであり、変圧器17の中性点−
接地回路18−電線11−パワーデバイス6−電流検出
手段14−コンバータ9−電源開閉器25の回路が形成
され、電流検出手段14には電流I0が流れる。 iii)診断パターン6の場合 パワーデバイス7がONであり、変圧器17の中性点−
接地回路18 電線10−モータ1の巻線1a < >モータ1の巻線1c−パワーデバイス7−電 電線11−モータ1の巻線1b 流検出手段14−コンバータ9−電源開閉器25の回路
が形成され、電流検出手段14に電流が流れる。このと
きの電流は、モータ1の巻線1aと1bの並列抵抗を介
するため、診断パターン4と診断パターン5の場合の電
流I0より小さくなる。この結果、診断パターン6の場
合の電流は診断パターン4と診断パターン5の場合の電
流I0より小さいと判断し、電線10と電線11が地絡
あるいは漏電状態を生じていると診断する。因に、電線
10と電線12が地絡あるいは漏電状態を生じていると
き、診断パターン5の場合の電流は診断パターン4と診
断パターン6の場合の電流I0より小さいと判断し、電
線10と電線12が地絡あるいは漏電状態を生じている
と診断する。また、電線11と電線12が地絡あるいは
漏電状態を生じているとき、診断パターン4の場合の電
流は診断パターン5と診断パターン6の場合の電流I0
より小さいと判断し、電線11と電線12が地絡あるい
は漏電状態を生じていると診断する。 3.電線10、電線11及び電線12が地絡あるいは漏
電状態を生じているとき i)診断パターン4、診断パターン5、診断パターン6
の何れの場合も、モータ1の巻線1a、1b、1cをバ
イパスして電流が流れるので、電流検出手段14には電
流I0が流れる。この結果、いずれの診断パターン4〜
6の場合も電流I0が流れることから、電線10、電線
11及び電線12が同時に地絡あるいは漏電状態を生じ
ていると診断する。以上説明したように、診断パターン
4〜6の組合せから、それぞれの診断パターンの電流の
大小を比較することにより、異常を起こしている特定の
電線の検出を行うことができる。なお、地絡検出・漏電
検出の判定期間中モータは直流電圧の印加状態である
が、パワーデバイス2〜4がOFFであり、回路に対し
て電圧が印加されるだけでモータ及びインバータ以降の
回路に対して電流は流れないため、地絡の有無にかかわ
らずモータが回転することはない。つまりモータ及びパ
ワーデバイス等の回路に影響を与えなく、本診断による
回路の大きな発熱も生じない。ここで、図8、図9の
(B)、(C)の表中に「大〜小」とあるのは、回路条
(図8、図9の(B)、(C)の表中左欄に記載の
「正常時」、「電線10地絡時」、…に示す回路の状態
を云う。)によって、正常時の電流I1またはI2よりそ
れぞれ電流の値が大ないし小に変化することを示す。
絡検出・漏電検出は、診断パターン7〜18を用い、電
流検出手段14により計測された電流値が上記回路条件
欄に記載された挙動と一致していれば、その回路条件に
該当することが特定され、これによりその回路条件に該
当する状態であると、診断される。このように、地絡検
出・漏電検出は、回路条件を特定することによって、こ
の図8、図9の(B)、(C)の診断パターン7〜18
を用いて、診断パターン4〜6と同様に行うことができ
る。
【0010】次に、欠相検出を行う一実施例を示す。上
記の地絡検出・漏電検出と同様に図3〜図6の(A)〜
(D)に示す診断パターンでパワーデバイス2〜7をそ
れぞれONあるいはOFFしてモータ回路に直流電圧を
印加すると、電流検出手段14には図7〜図10の
(A)〜(D)に示すような電流が流れる。そこで、診
断パターン7〜12でモータ回路に電圧を印加すると、
正常時には、いずれの診断パターン7〜12においても
1の大きさの電流が流れるが、欠相時には、診断パタ
ーン7〜12のうちいずれかの診断パターンのとき、電
流が流れないので、欠相状態にあると判断する。また、
どの相が欠相状態に有るのかを判断するためには、どの
診断パターンのときに電流が流れ、どの診断パターンの
時に電流が流れないかを確認することにより判断する。
例えば、電線10が欠相したとき、診断パターン7、
8、9、11において電流が流れず、診断パターン1
0、12において電流が流れ、この診断パターンの状態
から電線10の相のモータ回路が欠相状態にあると判断
する。同様にして、他の相の欠相状態も検出できる。ど
の診断パターンでも電流が流れないときには、電線10
〜12の2相または全ての相のモータ回路が断線してい
る2相または全相欠相状態であると判断する。また、診
断パターン13〜18で実施した場合も、診断パターン
7〜12で実施した場合と同様にして欠相状態を判断す
ることができる。なお、表中、「小」とあるのは正常時
の電流I2より小さい値の電流であることを示す。な
お、欠相診断の期間中は、モータはコンバータ9から低
い直流電圧の印加状態であり、欠相の有無にかかわらず
回転することはない。また、これらの診断によって全て
のパワーデバイス2〜7の故障の有無を確認することが
できるとともに、電線10〜12及びモータの巻線1a
〜1cの異常の有無も同時に確認できる。
【0011】次に、相間短絡検出を行う一実施例を示
す。上記の地絡検出・漏電検出と同様に図3〜図6の
(A)〜(D)に示す診断パターンでパワーデバイス2
〜7をそれぞれONあるいはOFFしてモータ回路に直
流電圧を印加すると、電流検出手段14には図7〜図1
0の(A)〜(D)に示すような電流が流れる。そこ
で、診断パターン7〜12でモータ回路に電圧を印加す
ると、正常時には、いずれの診断パターン7〜12にお
いてもI1の大きさの電流が流れるが、相間短絡時に
は、診断パターン7〜12のうちいずれかの診断パター
ンのとき、電流が正常時の電流I1より大きい値で流れ
るので、相間短絡状態にあると判断する。また、どの相
が相間短絡状態に有るのかを判断するためには、どの診
断パターンのときに正常時の電流I1が流れ、どの診断
パターンのときに正常時の電流I1より大きい電流が流
れるかを確認することにより判断する。例えば、電線1
0−電線11が相間短絡したとき、診断パターン7、9
において正常時の電流I1より大きい電流が流れ、診断
パターン8、10、11、12において正常時の電流I
1が流れ、この診断パターンの状態から電線10−電線
11が相間短絡状態にあると判断する。同様にして、他
の相の相間短絡状態も検出できる。なお、どの診断パタ
ーンでも正常時の電流I1より大きい電流が流れるとき
には、電線10〜12の全ての相のモータ回路が相間短
絡している全相短絡状態であると判断する。また、診断
パターン13〜18で実施した場合も、診断パターン7
〜12で実施した場合と同様にして相間短絡状態を判断
することができる。なお、相間短絡診断の期間中は、モ
ータはコンバータ9から低い直流電圧の印加状態であ
り、相間短絡の有無にかかわらず回転することはない。
また、これらの診断によって全てのパワーデバイス2〜
7の故障の有無を確認することができるとともに、電線
10〜12及びモータの巻線1a〜1cの異常の有無も
同時に確認できる。
【0012】図1のコントローラの詳細な構成を図11
に示す。モータ1を駆動するときには、モータ制御手段
81がコンバータ出力電圧制御手段82とインバータ周
波数制御手段84を制御することによりモータ1を駆動
する。コンバータ出力電圧制御手段82はコンバータ駆
動手段83を介してコンバータ9のパワーデバイスを駆
動し、3相交流を可変電圧の直流に変換する。インバー
タ周波数制御手段84はインバータ駆動手段85を介し
てインバータ9のパワーデバイス2〜7へ駆動信号を与
え、モータ1を所定の回転方向に所定の速度にて回転さ
せる。上述した診断時にはモータ制御手段81は診断制
御手段86に診断をゆだねる。診断制御手段86は欠相
検出、地絡検出、漏電検出、相間短絡検出等を行う診断
パターンを順次、インバータ駆動手段85を介してイン
バータ30のパワーデバイス2〜7へ出力する。同時
に、診断制御手段86はコンバータ出力電圧制御手段8
2を介してコンバータ9の出力電圧を制御することによ
り、その診断に適した低い電圧値を生ぜしめ、モータ回
路に印加する。このとき、インバータの直流部に流れる
電流を電流検出手段14より電流入力手段163を介し
て判定手段162に入力する。同時に診断制御手段86
は設定値設定手段151に設定されている設定値のなか
から、この診断パターンに対応した設定値を設定値選択
手段152で選択し、前記の判定手段162へ入力す
る。判定手段161は、設定値選択手段152からの信
号と電流入力手段163からの信号を比較して設定値に
対して大きいかあるいは小さいかないしは等しいか等を
比較判定する。すなわち、判定手段162では、診断パ
ターンとそれに対応する電流値の大きさとの結果より、
総合的に正常状態かあるいはどのような異常状態かを判
定し、その判定結果を出力手段201に出力する。出力
手段201から異常状態の信号が出力されたとき、モー
タ回路に通常運転時の大きな電圧が印加されることを阻
止するため、電源開閉器25を遮断する。このようにし
て、モータ、ケーブル、コンバータ及びインバータなど
の制御機器等の損傷や損傷拡大等を未然に防止できる。
また、出力手段201から異常状態の信号が出力された
とき、パワーデバイス2〜7の全てをOFFするように
構成しても、制御機器等の損傷や損傷拡大等を未然に防
止できる。
【0013】図12に、本発明の構成の他の実施例示
す。図1おいて、電流検出手段14は、コンバータ9の
直流出力の負側回路97の回路に設けているが、図12
に示すように、コンバータ9の直流出力の正側回路96
の回路に設けても、本発明の趣旨を変更することなく、
本発明の効果を得ることができる。なお、この場合、図
3〜図6の(A)〜(D)に示す診断パターンに対応し
て電流検出手段14に流れる電流は、図5(A)〜図5
(D)とは異なるものとなることはいうまでもないが、
図7〜図10の(A)〜(D)と同様に容易に得ること
ができるので、省略する。図13に、本発明の構成の他
の実施例示す。図13は、非線形素子に替え切換スイッ
チを用いた点で図1と異なり、動作は図1と同様であ
る。また、図12の非線形素子に替え切換スイッチを用
いても動作に変わりがないことは云うまでもない。ま
た、図1では、モータ1の巻線はスター結線としている
が、デルタ結線であっても良い。また、変圧器17の1
次側の結線あるいは2次側の結線は、各々スター結線あ
るいはデルタ結線のどちらであっても良い。図1では、
変圧器17の2次側の結線をスター結線とし、中性点を
接地回路18により接地しているが、中性点以外を接地
しても良いし、あるいは、コンバータの直流出力の回路
の片側すなわち正側回路96あるいは負側回路97を接
地しても良い。あるいは、いずれの回路の接地をもして
いなくても、本発明の趣旨を変更するものではない。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、間欠運転する制御対
象、例えば、原子炉の制御棒などの停止中に制御対象を
駆動するモータ回路に小さな電圧を印加し、診断パター
ンを採用することにより、モータ回路の異常状態を確実
かつ容易に検知でき、さらに、この異常検知に基づい
て、実際に制御対象を駆動しようとするとき、事前にモ
ータ回路に通常運転時の大きな電圧を印加することを阻
止することができるので、モータ、ケーブル、コンバー
タ及びインバータなどの制御機器等の損傷や損傷拡大等
を未然に防止することができるとともに、制御対象が意
図する動作と逆の動作をすることを未然に防止すること
ができる。また、駆動する前に異常状態を検知して修理
することが可能となるので、システムの稼働率を向上さ
せることができ、より一層信頼性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成の一実施例を示す図である。
【図2】コンバータの一実施例を示す図である。
【図3】インバータパワーデバイスの動作パターンを示
す表(A)である。
【図4】インバータパワーデバイスの動作パターンを示
す表(B)である。
【図5】インバータパワーデバイスの動作パターンを示
す表(C)である。
【図6】インバータパワーデバイスの動作パターンを示
す表(D)である。
【図7】電流検出手段に流れる電流を示す表(A)であ
る。
【図8】電流検出手段に流れる電流を示す表(B)であ
る。
【図9】電流検出手段に流れる電流を示す表(C)であ
る。
【図10】電流検出手段に流れる電流を示す表(D)で
ある。
【図11】本発明の構成のコントローラの詳細を示す図
である。
【図12】本発明の構成の他の実施例を示す図である。
【図13】本発明の構成の他の実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 モータ 1a、1b、1c モータの巻線 2、3、4、5、6、7 インバータのパワーデバイス 8 コントローラ 9 コンバータ 10、11、12 電線 14 電流検出手段 17 変圧器 18 接地回路 19、20、21 電線 25 電源開閉器 30 インバータ 81 モータ制御手段 82 コンバータ出力電圧制御手段 83 コンバータ駆動手段 84 インバータ周波数制御手段 85 インバータ駆動手段 86 診断制御手段 96 正側回路 97 負側回路 151 設定値設定手段 152 設定値選択手段 162 判定手段 163 電流入力手段 201 出力手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H02P 7/63 302 H02P 7/63 302Z (72)発明者 清治 岳彦 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株式会社日立製作所 大みか工場内 (72)発明者 根本 敏行 茨城県日立市幸町三丁目2番1号 日立 エンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−331473(JP,A) 特開 平3−15770(JP,A) 特開 昭63−31478(JP,A) 特開 昭57−166593(JP,A) 特開 昭61−245066(JP,A) 実開 昭61−159841(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 31/34,29/18,31/02 H02M 1/00,7/48 H02P 7/63

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間欠運転する制御対象を駆動するモータ
    に対して、前記モータを回転駆動するインバータと、前
    記インバータに供給する出力電圧が可変であるコンバー
    タと、前記インバータの直流部(前記コンバータの出力
    部)に流れる電流を検出する手段と、モータ回路の診断
    パターンを有する診断制御手段とからなり、前記制御対
    象の稼働停止中に、前記診断制御手段によって前記コン
    バータを制御して前記モータ回路に通常のモータ駆動時
    の電圧より低い電圧を印加すると共に、このときに前記
    インバータの直流部に流れる電流を前記診断パターンに
    基づいて診断判定することを特徴とするモータ制御装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、インバータの直流部
    に流れる電流を診断判定した結果、異常状態を検知した
    ときには、モータ回路への電圧の印加を阻止する手段を
    有することを特徴とするモータ制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、診断
    パターンは、インバータのパワーデバイスの動作パター
    ンからなり、当該動作パターンを組合せて、異常箇所の
    特定を行うことを特徴とするモータ制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかにおい
    て、診断パターンは、漏電及び地絡診断パターン、欠相
    診断パターン並びに相間短絡診断パターンを有すること
    を特徴とするモータ制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかにおい
    て、電流検出手段に並列接続された特定電圧で導通する
    非線形素子または切り換えスイッチを有することを特徴
    とするモータ制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5において、間欠運
    転する制御対象は、原子炉の制御棒であることを特徴と
    するモータ制御装置。
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