JP2018115971A - 電源装置 - Google Patents

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智陽 飯田
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Abstract

【課題】電池の負極側または正極側と第1コンデンサとを接続する配線の断線時において絶縁抵抗が正常である(絶縁抵抗が低下していない)と誤判定することを抑制する。【解決手段】絶縁抵抗低下検出装置は、第2コンデンサと、第2コンデンサと第2配線との間に接続される整流回路と、第2コンデンサに並列に接続された第2スイッチング素子と、パルス生成部によるパルス信号の生成を停止した状態で第2スイッチング素子がオフされてから所定時間経過後における第2コンデンサの電圧が第2電圧以下であるときには、第1配線が断線していると判定する断線判定部と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、電源装置に関し、詳しくは、電池と、スイッチング素子と、絶縁抵抗低下検出装置と、を備える電源装置に関する。
従来、この種の電源装置としては、電池(バッテリ)と、スイッチング素子(コンバータ)と、絶縁抵抗低下検出装置(漏電検出装置)を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。絶縁抵抗低下検出装置は、パルス発生器と、検出抵抗と、カップリングコンデンサと、を備えている。パルス発生器は、パルス信号を発生させる。検出抵抗は、一方の端子にパルス信号が入力される。カップリングコンデンサは、電池の負極母線と検出抵抗の他方の端子との間に接続されている。この電源装置では、検出抵抗とカップリングコンデンサとの接続点の電圧振幅が低下したときに、電池とスイッチング素子とを有する電気系の絶縁抵抗が低下していることを検出している。
特開2011−250558号公報
ところで、カップリングコンデンサがワイヤハーネスなどの配線を介して電池の電力ラインの負極母線や正極母線に接続されている電源装置では、検出抵抗とカップリングコンデンサとの接続点の電圧振幅が低下しないときには、絶縁抵抗が正常である(電池とスイッチング素子とを有する電気系の絶縁抵抗が低下していない)と判定している。この装置では、配線が断線すると、カップリングコンデンサより電気系側の抵抗が高くなる。この場合、電気系の絶縁抵抗が低下しているときでも、絶縁抵抗が正常である(絶縁抵抗が低下していない)と誤判定してしまう。
本発明の電源装置は、電池の負極側または正極側と第1コンデンサとを接続する配線の断線時において絶縁抵抗が正常である(絶縁抵抗が低下していない)と誤判定することを抑制することを主目的とする。
本発明の電源装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の電源装置は、
電池と、
前記電池から供給される電力で駆動する第1スイッチング素子と、
前記電池と前記第1スイッチング素子と含む電気系の絶縁抵抗の低下を検出する絶縁抵抗低下検出装置と、
を備える電源装置であって、
前記絶縁抵抗低下検出装置は、
パルス信号を生成するパルス生成部と、
一方の端子に前記パルス信号が入力される第1抵抗と、
前記電池の負極側または正極側に取り付けられた第1配線と前記第1抵抗の他方の端子との間に直列に接続される第1コンデンサと、
前記第1抵抗の他方の端子と前記第1コンデンサとを接続する第2配線の電圧振幅が第1電圧より低下したときには、前記電気系の絶縁抵抗の低下を検出する絶縁抵抗低下検出部と、
を有する、
電源装置において、
前記絶縁抵抗低下検出装置は、
第2コンデンサと、
前記第2コンデンサと前記第2配線との間に接続される整流回路と、
前記第2コンデンサに並列に接続された第2スイッチング素子と、
前記パルス生成部による前記パルス信号の生成を停止した状態で前記第2スイッチング素子がオフされてから所定時間経過後における前記第2コンデンサの電圧が第2電圧以下であるときには、前記第1配線が断線していると判定する断線判定部と、
を有する、
ことを要旨とする。
この本発明の電源装置では、絶縁抵抗低下検出装置は、パルス信号を生成するパルス生成部と、一方の端子にパルス信号が入力される第1抵抗と、電池の負極側または正極側に取り付けられた第1配線と第1抵抗の他方の端子との間に直列に接続される第1コンデンサと、を備え、第1抵抗の他方の端子と第1コンデンサとを接続する第2配線の電圧振幅が第1電圧より低下したときには、電気系の絶縁抵抗の低下を検出している。こうした絶縁抵抗低下検出装置に、第2コンデンサと、第2コンデンサと第2配線との間に接続される整流回路と、第2コンデンサに並列に接続された第2スイッチング素子と、を設け、パルス生成部によるパルス信号の生成を停止した状態で第2スイッチング素子がオフされてから所定時間経過後における第2コンデンサの電圧が第2電圧以下であるときには、第1配線が断線していると判定する。ここで、「第2電圧」は、第1配線が断線していないときにおいて、パルス生成部によるパルス信号の生成を停止した状態で第2スイッチング素子をオフとしてから所定時間経過後における第2コンデンサの電圧より小さい電圧として予め定めた電圧である。第1スイッチング素子の駆動に伴って、第1配線と接地との間に高圧コモンノイズが発生する(第1配線と接地との間の電圧が高周波で変動する)。パルス生成部によるパルス信号の生成を停止した状態で第2スイッチング素子をオフとすると、第1配線が断線していないときには、高圧コモンノイズで第2配線の電圧が変動して、整流回路を介して第2コンデンサに電流が流れ、第2コンデンサが充電されて第2コンデンサの電圧が上昇する。第1配線が断線しているときには、高圧コモンノイズが第1配線に伝搬しないから、第2配線の電圧の変動が小さく、整流回路を介して第2コンデンサに電流が流れなくなるから、第2コンデンサの電圧の上昇はしない。したがって、パルス生成部によるパルス信号の生成を停止した状態で第2スイッチング素子をオフとしてから所定時間経過後における第2コンデンサの電圧が第2電圧以下であるときには、第1配線が断線していると判定することにより、第1配線が断線しているか否かを適正に判定することができる。第1配線が断線していると判定された後に、例えば、絶縁抵抗低下検出装置による絶縁抵抗の低下の検出を停止することにより、実際には絶縁抵抗が低下しているにも拘わらず絶縁抵抗が正常である(絶縁抵抗が低下していない)と誤判定することを抑制することができる。この結果、電池の負極側または正極側と第1コンデンサとを接続する第1配線の断線時において絶縁抵抗が正常である(絶縁抵抗が低下していない)と誤判定することを抑制することができる。
こうした本発明の電源装置において、前記断線判定部は、所定実行条件が成立していないときには、前記パルス生成部によってパルス信号を生成した状態で前記第2スイッチング素子をオンとして前記第2コンデンサを放電し、前記所定実行条件が成立しているときには、前記パウル生成部によるパルス信号の生成を停止した状態で前記第2スイッチング素子をオフとし、前記第2スイッチング素子がオフされてから前記所定時間経過後における前記第2コンデンサの電圧が前記第2電圧以下であるときには、前記第1配線が断線していると判定してもよい。所定実行条件が成立していないときには、第2スイッチング素子をオフとするから、第2コンデンサが放電されて電圧が値0近傍の電圧とする。所定実行条件が成立しているときには、第2スイッチング素子をオフとすることにより、第2コンデンサが充電されて電圧が値0から上昇する。これにより、より適正に第1配線が断線しているか否かを判定することができる。
また、本発明の電源装置において、前記整流回路は、前記第2コンデンサから前記第2配線の方向のみに電流を流す半端整流回路または半端整流素子としてもよい。
さらに、本発明の電源装置において、前記電池の電圧異常を検出する電圧異常検出装置を備えていてもよい。
本発明の一実施例としての電源装置を備えるモータ装置20の構成の概略を示す構成図である。 絶縁抵抗低下検出回路90の構成の概略を説明するための説明図である。 バッテリECU42のCPUにより実行される断線検出処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。 パルス信号生成回路91の動作とトランジスタT41のオンオフとの時間変化の様子の一例を示す説明図である。 ワイヤハーネス44の電圧波形の一例を示す説明図である。 コンデンサ電圧Vcの時間変化を説明するための説明図である。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としての電源装置を備えるモータ装置20の構成の概略を示す構成図である。実施例のモータ装置20は、図示するように、モータMと、インバータ22と、昇圧コンバータ26と、バッテリ40と、バッテリ用電子制御ユニット(以下、「バッテリECU」という)42と、電圧異常検出装置45と、システムメインリレー46と、メイン電子制御ユニット(以下、「メインECU」という)70と、を備える。
モータMは、永久磁石が埋め込まれた回転子と三相コイルが巻回された固定子とを有する同期発電電動機として構成されている。モータMは、インバータ22により制御されている。
インバータ22は、駆動電圧系電力ライン24aに接続されている。このインバータ22は、6つのトランジスタT11〜T16と、トランジスタT11〜T16に逆方向に並列接続された6つのダイオードD11〜D16と、を有する。トランジスタT11〜T16は、それぞれ駆動電圧系電力ライン24aの正極母線と負極母線とに対してソース側とシンク側になるよう2個ずつペアで配置されている。また、トランジスタT11〜T16は、対となるトランジスタ同士の接続点の各々には、モータMの三相コイル(U相,V相,W相)の各々が接続されている。したがって、インバータ22に電圧が作用しているときに、メインECU70によって、対となるトランジスタT11〜T16のオン時間の割合が調節されることにより、三相コイルに回転磁界が形成され、モータMが回転駆動される。
昇圧コンバータ26は、インバータ22が接続された駆動電圧系電力ライン24aと、バッテリ40が接続された電池電圧系電力ライン24bと、に接続されている。この昇圧コンバータ26は、2つのトランジスタT31,T32と、トランジスタT31,T32に逆方向に並列接続された2つのダイオードD31,D32と、リアクトルLと、を有する。トランジスタT31は、駆動電圧系電力ライン24aの正極母線に接続されている。トランジスタT32は、トランジスタT31と、駆動電圧系電力ライン24aおよび電池電圧系電力ライン24bの負極母線と、に接続されている。リアクトルLは、トランジスタT31,T32同士の接続点と、電池電圧系電力ライン24bの正極母線と、に接続されている。昇圧コンバータ26は、メインECU70によってトランジスタT31,T32がオンオフされることにより、電池電圧系電力ライン24bの電力を昇圧して駆動電圧系電力ライン24aに供給したり、駆動電圧系電力ライン24aの電力を降圧して電池電圧系電力ライン24bに供給したりする。駆動電圧系電力ライン24aの正極母線と負極母線とには、平滑用のコンデンサ28が取り付けられており、電池電圧系電力ライン24bの正極母線と負極母線とには、平滑用のコンデンサ30が取り付けられている。また、駆動電圧系電力ライン24aの正極母線と負極母線とには、放電抵抗32が取り付けられている。
バッテリ40は、例えば200Vや250Vなどのリチウムイオン二次電池やニッケル水素二次電池として構成されており、上述したように電池電圧系電力ライン24bに接続されている。このバッテリ40は、バッテリECU42により管理されている。
バッテリECU42は、CPU42aを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU42aの他に、絶縁抵抗低下検出回路90と、図示しないが、処理プログラムを記憶するROMやデータを一時的に記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートを備える。
バッテリECU42には、バッテリ40を管理するのに必要な信号、例えば、バッテリ40の端子間に設置された電圧センサ41からの電池電圧Vb,バッテリ40の出力端子に接続された電力ラインに取り付けられた電流センサからの電池電流Ib,バッテリ40に取り付けられた温度センサからの電池温度Tbなどが入力ポートを介して入力されている。
バッテリECU42は、メインECU70と通信ポートを介して接続されており、必要に応じてバッテリ40の状態に関するデータをメインECU70に出力する。バッテリECU42は、バッテリ40を管理するために、電流センサにより検出された電池電流Ibの積算値に基づいてそのときのバッテリ40から放電可能な電力の容量の全容量に対する割合である蓄電割合SOCを演算したり、演算した蓄電割合SOCと温度センサにより検出された電池温度Tbとに基づいてバッテリ40を充放電してもよい最大許容電力である入出力制限Win,Woutを演算したりしている。
図2は、絶縁抵抗低下検出回路90の構成の概略を説明するための説明図である。図中、抵抗Rcは、ワイヤハーネス44よりモータM側(モータM,インバータ22,昇圧コンバータ26,バッテリ40)の電気系と接地との間の絶縁抵抗を模式的に表したものである。絶縁抵抗低下検出回路90は、図2に示すように、パルス信号生成回路91と、検出抵抗92と、カップリングコンデンサ93と、コンデンサ100と、ダイオード102と、トランジスタT41と、電圧センサ96,104とを備えている。パルス信号生成回路91は、所定周期のパルス信号を生成する。検出抵抗92は、一方の端子にパルス信号生成回路91からのパルス信号が入力されている。カップリングコンデンサ93は、検出抵抗92の他方の端子とバッテリ40の負極端子(負極側)に接続されたワイヤハーネス44との間に接続されている。ワイヤハーネス44は、電線を複数束ねた配線として構成されている。コンデンサ100は、一方の端子が接地されている。ダイオード102は、アノードがコンデンサ100に接続されカソードが検出抵抗92とカップリングコンデンサ93とを接続する接続ラインLcに接続されている。トランジスタT41は、コンデンサ100に並列に接続されている。電圧センサ96は、バンドパスフィルタ(BPF)94を介して入力される接続ラインLcの電圧を検出している。電圧センサ104は、コンデンサ100のコンデンサ電圧Vcを検出している。
電圧異常検出装置45は、バッテリ40の電圧を検出する電圧センサ41からの電池電圧Vbに基づいてバッテリ40に異常が生じているか否かを検出している。
システムメインリレー46は、電池電圧系電力ライン24bのコンデンサ30よりバッテリ40側に設けられている。このシステムメインリレー46は、電池電圧系電力ライン24bの正極母線に設けられた正極側リレーSMRBと、電池電圧系電力ライン24bの負極母線に設けられた負極側リレーSMRGと、を有する。このシステムメインリレー46は、メインECU70によってオンオフされる。
メインECU70は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMやデータを一時的に記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートを備える。
メインECU70には、モータMや昇圧コンバータ26を駆動制御するのに必要な各種センサからの信号、例えば、モータMの回転子の回転位置を検出する回転位置検出センサからの回転位置θm,モータMの各相に流れる電流を検出する電流センサからの相電流,コンデンサ28の端子間に取り付けられた電圧センサからのコンデンサ28の電圧(駆動電圧系電力ライン24aの電圧)VH,コンデンサ30の端子間に取り付けられた電圧センサからのコンデンサ30の電圧(電池電圧系電力ライン24bの電圧)VLなどが入力ポートを介して入力されている。
メインECU70からは、インバータ22のトランジスタT11〜T16へのスイッチング制御信号や昇圧コンバータ26のトランジスタT31,T32へのスイッチング制御信号,システムメインリレー46への制御信号などが出力ポートを介して出力されている。
こうして構成された実施例のモータ装置20では、システムメインリレー46をオンした状態でモータMがトルク指令Tm*で駆動するようにインバータ22のトランジスタT11〜T16をスイッチング制御すると共に、コンデンサ28の電圧(駆動電圧系電力ライン24aの電圧)VHが目標電圧VH*となるように昇圧コンバータ26のトランジスタT31,T32をスイッチング制御する。
また、実施例のモータ装置20では、ワイヤハーネス44よりモータM側(モータM,インバータ22,昇圧コンバータ26,バッテリ40)の電気系と接地との間の絶縁抵抗の低下を検出している。電気系のインピーダンスが大きいときには、検出抵抗92にほとんど電流が流れない。このときに、バンドパスフィルタ94を介して電圧センサ96により検出される電圧波形は、パルス信号生成回路91と略同一の振幅の電圧波形となる。一方、電気系のインピーダンスが小さいときには、検出抵抗92に電流が流れる。このときに、電圧センサ96により検出される電圧波形は、検出抵抗92による電圧降下分だけパルス信号生成回路91からのパルス信号より小さい振幅の電圧波形となる。したがって、電圧センサ96により検出される電圧波形は、電気系の絶縁抵抗が低下していないときには、パルス信号生成回路91からのパルス信号と略同一の振幅となり、電気系の絶縁抵抗が低下しているときには、パルス信号生成回路91からのパルス信号より小さい振幅の電圧波形となる。バッテリECU42は、電圧センサ96により検出される電圧波形の振幅が所定電圧V1(パルス信号生成回路91からのパルス信号の振幅より小さい電圧)よりも低下したときに、絶縁抵抗が低下していると判定する。なお、接地に対する絶縁抵抗の低下の要因としては、金属などの異物,モータMやインバータ22などを冷却する冷却装置の冷却水などの水分などが考えられる。
実施例のモータ装置20では、ワイヤハーネス44が断線しても電圧センサ41により検出されるバッテリ電圧Vbは正常値であることから、電圧異常検出装置45によりワイヤハーネス44の断線を検出することができない。そこで、ワイヤハーネス44の断線を検出する際には、以下に説明する断線検出処理が実行される。図3は、バッテリECU42のCPUにより実行される断線検出処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。この処理は、システムメインリレー46がオンとなった状態で昇圧コンバータ26やインバータ22が作動しているときに、ワイヤハーネス44の断線の検出を開始する所定条件が成立したときに実行される。なお、本ルーチンが実行される前には、トランジスタT41はオンしており、コンデンサ100は放電されている。そのため、コンデンサ電圧Vcは値0近傍の電圧となっている。
本ルーチンが実行されると、バッテリECU42のCPU42aは、パルス信号生成回路91を停止すると共にトランジスタT41をオフとする(ステップS100)。図4は、パルス信号生成回路91の動作とトランジスタT41のオンオフとの時間変化の様子の一例を示す説明図である。図中、本ルーチンの実行が開始されたときを「ts」としている。
続いて、コンデンサ電圧Vcを入力し(ステップS110)、トランジスタT41をオフしてから所定時間tref(例えば、100msec、200msec,300msecなど)が経過したか否かを判定する(ステップS120)。ステップS110の処理で、コンデンサ電圧Vcは、電圧センサ104により検出されたものを入力している。
所定時間trefが経過していないときには、ステップS110の処理に戻り、所定時間trefが経過しているときには、コンデンサ電圧Vcが所定電圧V2以下であるか否かを判定する(ステップS130)。
ここで、所定電圧V2は、ワイヤハーネス44が断線していないときにおいて、パルス信号生成回路91を停止すると共にトランジスタT41をオフしてから所定時間tref経過後におけるコンデンサ100のコンデンサ電圧Vcより若干小さい電圧として予め実験や解析などにより定めた電圧である。図5は、ワイヤハーネス44の電圧波形の一例を示す説明図である。今、昇圧コンバータ26のトランジスタT31,T32やインバータ22のトランジスタT11〜T16がスイッチング制御されているときを考えている。昇圧コンバータ26のトランジスタT31,T32やインバータ22のトランジスタT11〜T16がスイッチング制御されると、バッテリ40の負極母線と接地との間、すなわち、ワイヤハーネス44と接地との間に、図5に示すように、高圧コモンノイズが発生する(ワイヤハーネス44の電圧波形の振幅が高周波で変動する)。こうした高圧コモンノイズが発生すると、ダイオード102を介して半端整流された電流でコンデンサ100が充電されて、コンデンサ100のコンデンサ電圧Vcが上昇して電圧Vdとなる。図6は、コンデンサ電圧Vcの時間変化を説明するための説明図である。例えば、高圧コモンノイズの電圧波形の振幅が電圧Vであるときには、電圧Vdは式(1)で表すことができる。式(1)中、「C0」は、カップリングコンデンサ93の容量であり、「C1」は、コンデンサ100の容量である。ワイヤハーネス44が断線すると、ワイヤハーネス44と接地との間に高圧コモンノイズが発生しなくなり、電圧波形の振幅が値0となり、コンデンサ100が充電されなくなり、コンデンサ電圧Vcが電圧Vdに達しなくなる。実施例では、所定時間trefを図6に例示したコンデンサ電圧Vcが電圧Vdに達する時間とし、電圧V2を電圧Vdより若干小さい電圧としている。したがって、ステップS130の処理は、ワイヤハーネス44に断線が生じているか否かを判定する処理となっている。
Vd=V・C1/(C1+C0) ・・・(1)
ステップS130の処理でコンデンサ電圧Vcが所定電圧V2を超えていると判定されたときには、ワイヤハーネス44に断線が発生していないと判定して(ステップS140)、本ルーチンを終了し、ステップS130の処理でコンデンサ電圧Vcが所定電圧V2以下であると判定されたときには、ワイヤハーネス44に断線が発生していると判定して(ステップS150)、本ルーチンを終了する。ワイヤハーネス44に断線が生じると、カップリングコンデンサ93よりバッテリ40側がハイインピーダンスとなるから、絶縁抵抗低下検出回路90は、モータMとインバータ22と昇圧コンバータ26とバッテリ40とを含む電気系の絶縁抵抗の低下が生じていても、絶縁抵抗が正常である(絶縁抵抗が低下していない)と判定してしまう。実施例では、ワイヤハーネス44が断線していると判定した後に、例えば、絶縁抵抗低下検出回路90による絶縁抵抗の低下の検出を停止することにより、実際には絶縁抵抗が低下しているにも拘わらず絶縁抵抗が正常である(絶縁抵抗が低下していない)と誤判定することを抑制することができる。この結果、ワイヤハーネス44の断線時において絶縁抵抗が正常である(絶縁抵抗が低下していない)と誤判定することを抑制することができる。
以上説明した実施例のモータ装置20によれば、絶縁抵抗低下検出回路90に、コンデンサ100と、コンデンサ100と接続ラインLcとの間に接続されるダイオード102と、コンデンサ100に並列に接続されたトランジスタT41と、を設け、パルス信号生成回路91によるパルス信号の生成を停止した状態でトランジスタT41をオフしてから所定時間tref経過後におけるコンデンサ100の電圧Vcが所定電圧V2以下であるときには、ワイヤハーネス44が断線していると判定することにより、ワイヤハーネス44の断線時において絶縁抵抗が正常である(絶縁抵抗が低下していない)と誤判定することを抑制することができる。
実施例のモータ装置20では、コンデンサ100と接続ラインLcとの間にダイオード102を接続しているが、コンデンサ100と接続ラインLcとの間に流れる電流を整流する整流回路(整流素子を含む)なら如何なるものを用いても構わない。
実施例のモータ装置20では、カップリングコンデンサ93は、ワイヤハーネス44を介してバッテリ40の負極端子(負極側)に接続されているが、バッテリ40の正極端子(正極側)に接続されていてもよい。
実施例のモータ装置20では、カップリングコンデンサ93は、複数の電線を束にして構成されるワイヤハーネス44を介してバッテリ40の負極端子(負極側)に接続されているが、ワイヤハーネス44を単一の電線から構成される配線にしてもよい。
実施例のモータ装置20では、トランジスタT41をコンデンサ100と並列に接続しているが、オンオフ可能なスイッチング素子をコンデンサ100と並列に接続すればよいから、例えば、オンオフ可能なスイッチを用いても構わない。
実施例のモータ装置20では、バッテリ40を用いているが、蓄電可能な電池であれば如何なるものを用いても構わない。
実施例では、本発明をモータ装置20に搭載される電源装置に適用しているが、電池と、電池から供給される電力で駆動するスイッチング素子と、を備える電源装置であれば、如何なるものに適用しても構わない。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、バッテリ40が「電池」に相当し、トランジスタT32が「第1スイッチング素子」に相当し、バッテリECU42が「絶縁抵抗低下検出装置」に相当し、パルス信号生成回路91が「パルス信号生成部」に相当し、検出抵抗92が「第1抵抗」に相当し、カップリングコンデンサ93が「第1コンデンサ」に相当し、CPU42aが「絶縁抵抗低下検出部」に相当し、コンデンサ100が「第2コンデンサ」に相当し、ダイオード102が「整流回路」に相当し、トランジスタT41が「第2スイッチング素子」に相当し、CPU42aが「断線判定部」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、電源装置の製造産業などに利用可能である。
20 モータ装置、22 インバータ、24a 駆動電圧系電力ライン、24b 電池電圧系電力ライン、26 昇圧コンバータ、28,30 コンデンサ、32 放電抵抗、40 バッテリ、41 電圧センサ、42 バッテリ用電子制御ユニット(バッテリECU)、42a CPU、44 ワイヤハーネス、45 電圧異常検出装置、46 システムメインリレー、70 メイン電子制御ユニット(メインECU)、90 絶縁抵抗低下検出回路、91 パルス信号生成回路、92,Rc 検出抵抗、93 カップリングコンデンサ、94 バンドパスフィルタ、96,104 電圧センサ、100 コンデンサ、D11〜D16,D31,D32,102 ダイオード、M モータ、T11〜T16,T31〜T36,T41 トランジスタ、SMRB 正極側リレー、SMRG 負極側リレー。

Claims (1)

  1. 電池と、
    前記電池から供給される電力で駆動する第1スイッチング素子と、
    前記電池と前記第1スイッチング素子と含む電気系の絶縁抵抗の低下を検出する絶縁抵抗低下検出装置と、
    を備える電源装置であって、
    前記絶縁抵抗低下検出装置は、
    パルス信号を生成するパルス生成部と、
    一方の端子に前記パルス信号が入力される第1抵抗と、
    前記電池の負極側または正極側に取り付けられた第1配線と前記第1抵抗の他方の端子との間に直列に接続される第1コンデンサと、
    前記第1抵抗の他方の端子と前記第1コンデンサとを接続する第2配線の電圧振幅が第1電圧より低下したときには、前記電気系の絶縁抵抗の低下を検出する絶縁抵抗低下検出部と、
    を有する、
    電源装置において、
    前記絶縁抵抗低下検出装置は、
    第2コンデンサと、
    前記第2コンデンサと前記第2配線との間に接続される整流回路と、
    前記第2コンデンサに並列に接続された第2スイッチング素子と、
    前記パルス生成部による前記パルス信号の生成を停止した状態で前記第2スイッチング素子がオフされてから所定時間経過後における前記第2コンデンサの電圧が第2電圧以下であるときには、前記第1配線が断線していると判定する断線判定部と、
    を有する、
    電源装置。
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