JP2016178735A - 鉄道車両用駆動制御装置 - Google Patents

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牧野 友由
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Abstract

【課題】鉄道車両の走行時に、PMSMを構成している永久磁石の減磁状態を正確に診断する。【解決手段】実施形態の鉄道車両用駆動制御装置のインバータは、き電線を介して供給された直流電力を前記三相交流に変換して、前記永久磁石同期電動機に供給する。測定部は、鉄道車両が惰行運転を行っている場合に、永久磁石同期電動機において発生した誘起電圧を直接的あるいは間接的に測定する。この結果、診断部は、誘起電圧に基づいて永久磁石同期電動機を構成している永久磁石の減磁状態を診断する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、鉄道車両用駆動制御装置に関する。
近年、回転子に永久磁石を埋め込んだ永久磁石同期電動機(Permanent Magnet Synchronous Motor:以下、PMSMという。)と、これを駆動制御する電力変換装置とを接続して構成される鉄道車両用駆動制御装置が普及してきている(例えば、特許文献1参照)。
PMSMは回転子に磁石が埋め込まれているため、回転子により自発的に回転磁界を発生させることができる。そのため、これまで広く普及してきた誘導電動機(Induction Motor:以下、IMという。)とは異なり、界磁巻線が不要であり回転子に電流を流す必要がない。したがって、PMSMは回転子での銅損がなく、IMよりも高効率を得ることが可能になる。
特開2014−187864号公報
ところで、PMSMにおいては、永久磁石の磁力線が少なくなる減磁が発生してしまうと、PMSMの発生トルクも変化することとなり、所望の性能が発揮できない。
このため、永久磁石の減磁状態を正確に診断することが望まれていた。
特に鉄道車両の走行時に、永久磁石の減磁状態を正確に診断することが望まれていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、鉄道車両の走行時に、PMSMを構成している永久磁石の減磁状態を正確に診断することが可能な鉄道車両用駆動制御装置を提供することにある。
実施形態の鉄道車両用駆動制御装置は、三相交流で駆動される永久磁石同期電動機の駆動制御を行う鉄道車両用駆動制御装置である。
インバータは、き電線を介して供給された直流電力を前記三相交流に変換して、前記永久磁石同期電動機に供給する。
測定部は、鉄道車両が惰行運転を行っている場合に、永久磁石同期電動機において発生した誘起電圧を直接的あるいは間接的に測定する。
診断部は、誘起電圧に基づいて永久磁石同期電動機を構成している永久磁石の減磁状態を診断する。
図1は、第1実施形態の鉄道車両用駆動制御装置の概要構成ブロック図である。 図2は、減磁診断の処理フローチャートである。 図3は、誘起電圧と、鉄道車両の速度との関係説明図である。 図4は、第2実施形態の鉄道車両用駆動制御装置の概要構成ブロック図である。 図5は、誘起電圧と、鉄道車両の速度との他の関係説明図である。
以下、実施形態について図面を参照して説明する。
[1]第1実施形態
図1は、第1実施形態の鉄道車両用駆動制御装置の概要構成ブロック図である。
鉄道車両用駆動制御装置10は、図1に示すように、直流き電線11(高電位側電源)から直流電力が供給されるパンタグラフ12と、線路13を介して接地(低電位側電源)された車輪14と、の間に、遮断器15、フィルタリアクトル16及びフィルタコンデンサ17が直列に接続されている。
また、鉄道車両用駆動制御装置10は、フィルタコンデンサ17と並列に接続されるとともに、直流電力を三相交流電力(U相、V相、W相)に変換するインバータ19が備えられている。このインバータ19には、永久磁石同期電動機(PMSM)20が接続されている。
ここで、U相交流電流ライン21UとV相交流電流ライン21Vとの間には、U相交流電流ライン21UとV相交流電流ライン21Vとの間の電圧を検出する第1計器用変圧器(PT:Potential Transformer)22−1が設けられ、V相交流電流ライン21VとW相交流電流ライン21Wとの間には、V相交流電流ライン21VとW相交流電流ライン21Wとの間の電圧を検出する第2計器用変圧器(PT)22−2が設けられている。
インバータ19のU相交流電流ライン21Uには、U相電流を検出する第1交流電流検出器23−1が設けられ、W相交流電流ライン21Wには、W相電流を検出する第2交流電流検出器23−2が設けられている。
また、インバータ19には、インバータ19の温度を検出する第1温度センサ(サーミスタ)24が設けられ、PMSM20には、PMSM20の温度を検出する第2温度センサ(サーミスタ)25が設けられている。
さらに、鉄道車両用駆動制御装置10は、鉄道車両用駆動制御装置10を制御する制御ユニット26を備えている。
次に制御ユニット26の機能構成について説明する。
制御ユニット26は、マイクロコンピュータとして構成されており、制御ユニット26全体を制御する図示しないMPU、MPUの制御プログラムを含む各種データを不揮発的に記憶する図示しないROMと、MPUのワーキングエリアとして機能し、各種データを一時的に記憶する図示しないRAMと、設定データ等の保持すべきデータを更新可能に記憶する図示しないフラッシュROMと、各種インタフェース動作を行う図示しないインタフェース部と、を備えている。
次に第1実施形態において、PMSM20の減磁診断を行う場合の処理について説明する。
図2は、減磁診断の処理フローチャートである。
まず、制御ユニット26は、起動されると、PMSM20に設けられた温度センサにより温度を検出し、初期状態における周囲温度として検出する(ステップS11)。
次に制御ユニット26は、図示しない運転盤からの信号に基づいて、自己が搭載されている鉄道車両が惰行状態であるか否かを判別する(ステップS12)。
ステップS12の判別において、自己が搭載されている鉄道車両が惰行状態では無い場合には(ステップS12;No)、制御ユニット26は、PMSM20の減磁診断は行えないので、遮断器15を閉状態とし(あるいは、閉状態を維持し)(ステップS22)、待機状態となる。
ステップS12の判別において、自己が搭載されている鉄道車両が惰行状態である場合には(ステップS12;Yes)、制御ユニット26は、PMSM20の減磁状態を判別するために、遮断器15を開状態(オフ状態)とする(ステップS13)。
この結果、第1計器用変圧器22−1及び第2計器用変圧器22−2は、PMSM20の誘起電圧を検出する(ステップS14)。
より詳細には、第1計器用変圧器22−1が検出したU相交流電流ライン21UとV相交流電流ライン21Vとの間の電圧VUV及び第2計器用変圧器(PT)22−2が検出したV相交流電流ライン21VとW相交流電流ライン21Wとの間の電圧VVWとして、PMSM20のロータの回転に伴う誘起電圧に相当する電圧が検出されることとなる。
ところで、PMSM20の誘起電圧は、鉄道車両の速度、PMSMの温度、周囲温度
によって変化する。
そこで、制御ユニット26は、鉄道車両の速度、PMSM20の温度、周囲温度等を検出する(ステップS15)。
そして、制御ユニット26は、検出した鉄道車両の速度、PMSM20の温度、周囲温度等に基づいて検出した誘起電圧を補正する(ステップS16)。
ここで、誘起電圧Vと鉄道車両の速度f(=PMSM20の回転数に比例)との関係について説明する。
図3は、誘起電圧と、鉄道車両の速度との関係説明図である。
図3に示すように、誘起電圧Vは、鉄道車両の速度fの関数であり、誘起電圧Vは、鉄道車両の速度fの一次関数となっている。
所定の温度条件下における基準閾値Thは、PMSM20の特性により異なっており、さらに、温度が異なると基準閾値Thは、変動する。
例えば、図3に示すように、PMSM20の特性に依存する所定の温度条件下における基準閾値Thに対して、PMSM20の温度が低くなると、鉄道車両の速度fの変化の影響を大きく受け、単位速度変化量Δfに対する誘起電圧Vの変化が大きくなって、傾きがより大きな低温時の基準閾値Thcとなる。
これに対し、PMSM20の温度が高くなると、誘起電圧Vは、鉄道車両の速度fの変化の影響を受けにくくなり、傾きがより小さな高温時の基準閾値Thhとなる。
ところで、PMSM20の温度を一定とした場合、PMSM20の誘起電圧が、当該温度条件下における基準閾値を下回った場合には、永久磁石の減磁割合が高いため、同じトルクを得ようとすると、PMSM20へ大電流を流れることとなり、PMSM20の負担が大きくなる。これを避けるため、制御ユニット26は、そのような状態を検出した場合には、制御ユニット26は、遮断器15を開状態として、大電流が流れるのを抑制し、PMSM20を保護する必要がある。
例えば、PMSM20の温度が基準閾値Thに対応する温度(例えば、140℃)である場合に、速度fが速度f1を超えた場合、具体的には、誘起電圧V=Vhとなった場合には、PMSM20に大電流が流れて、負担が大きくなる虞があるため、遮断器15を開状態として、PMSM20を保護しなければならない。
そこで、制御ユニット26は、検出され、補正された誘起電圧Vが、対応する温度条件下(PMSM20の温度及び周囲温度)における基準閾値を下回っているか否かを判別する(ステップS17)。
ステップS17の判別において、補正した誘起電圧Vが対応する温度条件下における基準閾値以上である場合には(ステップS17;No)、問題はないので、処理を再びステップS12に移行し、以下、同様の処理を行う。
一方、ステップS17の判別において、補正された誘起電圧が、対応する温度条件下における基準閾値を下回っている場合には(ステップS17;Yes)、補正された誘起電圧が所定の異常閾値以下であるか否かを判別する(ステップS18)。ここで、異常閾値は、そのままPMSM20の駆動を継続すると、PMSM20の破損等を引き起こす可能性が高いと考えられる値に設定される。
ステップS18の判別において、補正された誘起電圧が所定の異常閾値を超えている場合には(ステップS18;No)、そのままPMSM20の駆動を継続したとしても車両性能への影響が軽微であるとして、補正された誘起電圧に対応する減磁診断結果を車両点検時に確認できるようにデータ記録を行い(ステップS21)、処理を再びステップS12に移行する。
ステップS18の判別において、補正された誘起電圧が所定の異常閾値以下となった場合には(ステップS18;Yes)、過大電流等PMSM20への負荷が大きくなるため、遮断器15を開状態のままとして、PMSM20を保護することとなる。
そして、PMSM20の保護状態に移行した旨の警報を出力して(ステップS19)、処理を終了する。
以上の説明のように、本第1実施形態によれば、鉄道車両の惰行状態において、PMSMの永久磁石の減磁状態を判別するので、鉄道車両の運用中に、適時減磁状態を把握して、より最適な制御を行える。
[2]第2実施形態
図4は、第2実施形態の鉄道車両用駆動制御装置の概要構成ブロック図である。
図4において、図1と同様の部分には、同一の符号を付すものとする。
図4の第2実施形態が第1実施形態と異なる点は、省スペース化のために、第1計器用変圧器22−1及び第2計器用変圧器22−2を設けるのに代えて、フィルタコンデンサ17と並列に、直流電圧を検出する直流電圧検出器31を設けた点である。
次に再び図2を参照して第2実施形態において、PMSM20の減磁診断を行う場合の処理について説明する。
まず、制御ユニット26は、起動されると、PMSM20に設けられた温度センサにより温度を検出し、初期状態における周囲温度として検出する(ステップS11)。
次に制御ユニット26は、図示しない運転盤からの信号に基づいて、自己が搭載されている鉄道車両が惰行状態であるか否かを判別する(ステップS12)。
ステップS12の判別において、自己が搭載されている鉄道車両が惰行状態では無い場合には(ステップS12;No)、制御ユニット26は、PMSM20の減磁診断は行えないので、遮断器15を閉状態とし(あるいは、閉状態を維持し)(ステップS20)、待機状態となる。
ステップS12の判別において、自己が搭載されている鉄道車両が惰行状態である場合には(ステップS12;Yes)、制御ユニット26は、PMSM20の減磁状態を判別するために、遮断器15を開状態(オフ状態)とする(ステップS13)。
これにより、インバータ19は、AC/DCコンバータとして動作し、PMSM20の誘起電圧を直流電圧に変換するので、PMSM20の誘起電圧Vの電圧値よって、フィルタコンデンサ17は、充電され、あるいは、放電される。したがって、フィルタコンデンサ17の直流電圧を直流電圧検出器31により検出することで、実効的に、PMSM20の誘起電圧Vを検出することが可能となる(ステップS14)。
以降は、第1実施形態の処理手順と同様の手順(ステップS15〜ステップS19)を行うことにより、本第2実施形態によっても、鉄道車両の惰行状態において、PMSMの永久磁石の減磁状態を判別するので、鉄道車両の運用中に、適時減磁状態を把握して、より最適な制御を行える。
[3]実施形態の変形例
図5は、誘起電圧と、鉄道車両の速度との他の関係説明図である。
上記実施形態の説明においては、誘起電圧Vは、鉄道車両の速度fの一次関数となっている場合について説明したが、図5に示すように、指数関数的な関係であっても同様に適用が可能である。
例えば、PMSM20の温度が基準閾値Thに対応する温度(例えば、140℃)である場合に、速度fが速度f1を超えた場合、具体的には、誘起電圧V=Vh1となった場合には、PMSM20に大電流が流れて、負担が大きくなる虞があるため、制御ユニット26は、遮断器15を開状態として、PMSM20を保護することとなる。
上記第1実施形態の説明においては、交流電圧検出に2個の計器用変圧器を用いていたが、三相全てに設置し3個の計器用変圧器を設置してもよい。
また、以上の説明においては、インバータ19及びPMSM20の系統が一系統の場合のものであったが、インバータ19及びPMSM20の系統を複数系統設け、各系統毎に遮断器15を設けることにより、減磁量が大きい系統のインバータ19及びPMSM20の系統を直流き電線から分離して当該系統のPMSM20を保護するように構成することも可能である。
本実施形態の鉄道車両用駆動制御装置のコントローラで実行される制御プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、本実施形態の鉄道車両用駆動制御装置のコントローラで実行される制御プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の鉄道車両用駆動制御装置のコントローラで実行される制御プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供又は配布するように構成しても良い。
また、本実施形態の鉄道車両用駆動制御装置のコントローラで実行される制御プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 鉄道車両用駆動制御装置
11 直流き電線
12 パンタグラフ
13 線路
14 車輪
15 遮断器
16 フィルタリアクトル
17 フィルタコンデンサ
20 PMSM
19 インバータ(電力変換装置)
21U U相交流電流ライン
21V V相交流電流ライン
21W W相交流電流ライン
22−1 第1計器用変圧器
22−2 第2計器用変圧器
23−1 第1交流電流検出器
23−2 第2交流電流検出器
24 第1温度センサ(サーミスタ)
25 第2温度センサ(サーミスタ)
26 制御ユニット
31 直流電圧検出器

Claims (8)

  1. 三相交流で駆動され、動力用電動機として機能する永久磁石同期電動機の駆動制御を行う鉄道車両用の駆動制御装置であって、
    き電線を介して供給された直流電力を前記三相交流に変換して、前記永久磁石同期電動機に供給するインバータと、
    鉄道車両が惰行運転を行っている場合に、前記永久磁石同期電動機において発生した誘起電圧を直接的あるいは間接的に測定する測定部と、
    前記誘起電圧に基づいて前記永久磁石同期電動機を構成している永久磁石の減磁状態を診断する診断部と、
    を備えた鉄道車両用駆動制御装置。
  2. 前記測定部は、前記インバータから前記永久磁石同期電動機に向かうU相電力線、V相電力線及びW相電力線の相異なる組合せから二組選んだ電力線間の電圧をそれぞれ検出する第1計器用変圧器及び第2計器用変圧器を備えている、
    請求項1記載の鉄道車両用駆動制御装置。
  3. 前記測定部は、前記インバータの前記き電線側の端子間に設けられたフィルタコンデンサと並列に接続され、前記フィルタコンデンサの直流電圧を検出する電圧検出器を備えている、
    請求項1記載の鉄道車両用駆動制御装置。
  4. 前記インバータは、前記永久磁石同期電動機において発生した誘起電圧を交流/直流変換して前記フィルタコンデンサに供給する、
    請求項3記載の鉄道車両用駆動制御装置。
  5. 前記診断部は、前記鉄道車両の速度及び前記誘起電圧に基づいて、前記減磁状態を診断する、
    請求項1乃至請求項4のいずれか一項記載の鉄道車両用駆動制御装置。
  6. 前記永久磁石同期電動機の温度を測定する電動機温度検出部を備え、
    前記診断部は、前記永久磁石同期電動機の温度を考慮して、前記減磁状態を診断する、
    請求項1乃至請求項5のいずれか一項記載の鉄道車両用駆動制御装置。
  7. 前記電動機温度検出部が、前記永久磁石同期電動機の起動時に検出した温度を周囲温度とし、
    前記診断部は、前記周囲温度及び前記永久磁石同期電動機の温度を考慮して、前記減磁状態を診断する、
    請求項6記載の鉄道車両用駆動制御装置。
  8. 前記永久磁石同期電動機を前記電源から遮断する遮断器を備え、
    前記診断部は、前記鉄道車両の速度の関数として表される閾値電圧を前記誘起電圧が下回った場合に、前記遮断器を遮断状態とする、
    請求項1乃至請求項7のいずれか一項記載の鉄道車両用駆動制御装置。
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