JP5282064B2 - 突入電流抑制回路の故障検出機能を持つモータ駆動回路、モータ制御装置 - Google Patents

突入電流抑制回路の故障検出機能を持つモータ駆動回路、モータ制御装置 Download PDF

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本発明は、モータ駆動中に突入電流抑制回路の故障を検出する機能を持つモータ駆動回路と、このモータ駆動回路を備えたモータ制御装置に関する。
ACサーボモータを駆動制御するサーボアンプ(モータ制御装置)のモータ駆動回路800は、その起動時に突入電流と呼ばれる瞬間的な大電流が流れることを抑制するため、一般的に突入電流抑制回路を含んでいる。図1を参照して、モータ駆動回路800に含まれる従来的な突入電流抑制回路930の構成と作用を説明する。
突入電流抑制回路930が用いられているモータ駆動回路800は例えば位置制御用サーボ機構を実現するための回路である。モータ駆動回路800は、三相交流電源850からの交流を直流に変換するコンバータ部860と、コンバータ部860からの直流に含まれる脈流を除去する平滑回路870と、コンバータ部860と平滑回路870との間のラインの一方(この例ではコンバータ部860の負電源PG側のライン(接地ラインともいう))に接続された第1抵抗器931とこの第1抵抗器931と並列接続されたリレー932とを含む突入電流抑制回路930と、平滑された直流をACサーボモータ890の駆動に用いられるモータ駆動交流に変換するインバータ部880と、ACサーボモータ890をPWM(Pulse Width Modulation)制御するためにインバータ部880に含まれる半導体スイッチングデバイス881a,881b,881c,881d,881e,881fのON/OFF制御を行うインバータ制御部820と、ACサーボモータ890の位置を検出する位置検出器830(例えばアブソリュートエンコーダである)からの信号や後述する第1電流測定回路910が測定した電圧値や後述する第2電流測定回路920が測定した電圧値などに基づいてインバータ制御部820の制御を所定の制御アルゴリズムに従って行う制御回路810を含む。
モータ駆動回路800は、インバータ部880に流れる電流を電圧値として測定する第1電流測定回路910を備えている(このような構成の例として特許文献1参照)。第1電流測定回路910は、平滑回路870とインバータ部880との間の接地ライン(PG)に接続された第2抵抗器912と、第2抵抗器912の両端間の電圧を測定し出力する第1電圧測定器919を含む。第1電圧測定器919の出力はインバータ部880へ流れる電流を示す電圧値として制御回路810に入力される。
また、モータ駆動回路800は、ACサーボモータ890への電流を電圧値として測定する第2電流測定回路920を備えている。第2電流測定回路920は、インバータ部880とACサーボモータ890との間のU相ラインに接続された第3抵抗器921とW相ラインに接続された第4抵抗器922と、第3抵抗器921の両端間の電圧および第4抵抗器922の両端間の電圧を測定し出力する第2電圧測定器929を含む。第2電圧測定器929の出力は制御回路810に入力され、ACサーボモータ890へ流れる電流が求められる。
このようなモータ駆動回路800では、平滑回路870が一般的に大容量の平滑コンデンサ871とされ、サーボアンプの起動時には平滑コンデンサ871が充電されていないことから突入電流が流れることがある。そこで、サーボアンプの起動時にはリレー932の接点はOFF状態とされ、コンバータ部860からの突入電流は第1抵抗器931で制限され、突入電流によるコンバータ部860などへの悪影響を防止することができる。他方、平滑コンデンサ871充電完了後の通常動作時にはリレー932の接点はON状態とされている。この状態では、コンバータ部860からの直流は第1抵抗器931ではなくリレー932を流れるため、第1抵抗器931による無用な電力消費を抑えることができる。
サーボアンプの起動時に突入電流が流れることを抑制する観点から、サーボアンプが非通電状態であるときにリレー932の接点がOFF状態であることが好ましい。このため、リレー932として一般的に、接点の切替動作を行うコイル933が無励磁状態のときにリレー接点がOFFとなる、例えばa接点と呼ばれる種類のリレーが選定される。
第1抵抗器931の抵抗値は、平滑コンデンサ871の容量値との積によって定まる時定数を考慮して設定され、一般的に数Ω〜数十Ωと比較的大きい。このため、第1抵抗器931を短絡するリレー932が故障した場合、インバータ部880に流れる電流により第1抵抗器931が発熱し破損する可能性がある。そこで、突入電流抑制回路930の故障を検出する必要がある。例えば特許文献2に開示される技術はホール素子を利用して第1抵抗器931に流れる電流を検出することにより、突入電流抑制回路930の故障を検出している。
特開2010−11642号公報 特開2008−206364号公報
特許文献2に開示される技術によると、突入電流抑制回路930の故障を検出するために、ホール素子など新たな回路を追加する必要があり、その分だけコストが増大する構成である。
そこで本発明は、従来と比較して追加部品が不要でありながら、モータ駆動中に突入電流抑制回路の故障を検出する機能を持つモータ駆動回路と、このモータ駆動回路を備えたモータ制御装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明のモータ駆動回路は、交流電源からの交流を直流に変換するコンバータ部と、コンバータ部からの直流に含まれる脈流を除去する平滑回路と、平滑された直流をモータの駆動に用いられるモータ駆動交流に変換するインバータ部とを含み、さらに、(1)コンバータ部と平滑回路との間のラインの一方に接続された第1抵抗器とこの第1抵抗器と並列接続されたリレーとを含む突入電流抑制回路と、平滑回路とインバータ部との間のラインにて、第1抵抗器の一端に一端が接続された第2抵抗器とを含み、第1抵抗器の他端と第2抵抗器の他端との間の電圧を測定し出力する第1電流測定回路と、(2)モータに流れる電流を電圧値として出力する第2電流測定回路と、(3)第1電流測定回路が出力した電圧値と、第2電流測定回路が出力した電圧値から推定される第1電流測定回路の電圧値との比較により突入電流抑制回路が故障したと判定する制御回路とを含む。
あるいは本発明のモータ駆動回路は、交流電源からの交流を直流に変換するコンバータ部と、コンバータ部からの直流に含まれる脈流を除去する平滑回路と、平滑された直流をモータの駆動に用いられるモータ駆動交流に変換するインバータ部とを含み、さらに、(1)コンバータ部と平滑回路との間のラインの一方に接続された第1抵抗器とこの第1抵抗器と並列接続されたリレーとを含む突入電流抑制回路と、平滑回路とインバータ部との間のラインにて、第1抵抗器の一端に一端が接続された第2抵抗器とを含み、第1抵抗器の他端と第2抵抗器の他端との間の電圧を測定し出力する第1電流測定回路と、(2)第1電流測定回路が出力した電圧値の変化が所定の倍率を超えている場合に突入電流抑制回路が故障したと判定する制御回路とを含む。
また、本発明のモータ制御装置は、モータと本発明のモータ駆動回路とを含む。
本発明によれば、第1電流測定回路による電圧測定部分を第1抵抗器と第2抵抗器の両端間(第1抵抗器の他端と第2抵抗器の他端との間)とすることにより、従来と比較して追加部品が不要でありながら、モータ駆動中に突入電流抑制回路の故障を検出することができる。
突入電流抑制回路を含む従来的なモータ駆動回路を示す図。 本発明の実施形態並びにその変形例に係わるモータ駆動回路およびモータ制御装置を示す図。
本発明の実施形態の一例であるモータ駆動回路100およびモータ制御装置200を図2に示す。説明の便宜のため、モータ駆動回路100が例えば位置制御用サーボ機構を実現するためのサーボアンプに含まれる場合を例にとって説明する。
モータ駆動回路100は、三相交流電源850からの交流を直流に三相全波整流するコンバータ部860(6個の整流ダイオード8601が2個一組として三組に別れ、各組の整流ダイオード8601同士の接続部が三相交流電源850のR,S,Tのいずれかの相線に接続されている)と、コンバータ部860からの直流に含まれる脈流を除去する平滑回路870(この実施形態では大容量の平滑コンデンサ871)と、コンバータ部860と平滑回路870との間のラインの一方(この例では接地ライン(PG))に接続された第1抵抗器931とこの第1抵抗器931と並列接続されたリレー932とを含む突入電流抑制回路930と、平滑された直流をACサーボモータ890の駆動に用いられるモータ駆動交流に変換するインバータ部880と、ACサーボモータ890への電流を電圧値として測定する第2電流測定回路920(インバータ部880とACサーボモータ890との間のU相ラインに接続された第3抵抗器921とW相ラインに接続された第4抵抗器922と、第3抵抗器921の両端間の電圧および第4抵抗器922の両端間の電圧を測定する第2電圧測定器929を含む)、ACサーボモータ890をPWM制御するためにインバータ部880に含まれる半導体スイッチングデバイス881a,881b,881c,881d,881e,881fのON/OFF制御を行うインバータ制御部820と、ACサーボモータ890の位置を検出する位置検出器830(例えばアブソリュートエンコーダである)からの信号や第2電流測定回路920が測定した電圧値や後述する第1電流測定回路150が測定した電圧値などに基づいてインバータ制御部820の制御を所定の制御アルゴリズムに従って行う制御回路810を含む。なお、第1抵抗器931、第2抵抗器912は正電源側に接続しても良く、第3抵抗器921と第4抵抗器922はU相、W相である必要はなくU相、V相、W相のうちの2相のラインに接続されていれば良い。
モータ駆動回路100は、さらに、第1電流測定回路150を備えている。第1電流測定回路150は、突入電流抑制回路930と、平滑回路870とインバータ部880との間にて第1抵抗器931の一端に一端が接続された第2抵抗器912と、第1抵抗器931と第2抵抗器912の両端間914−915(つまり、第1抵抗器931の他端914と第2抵抗器912の他端915との間)の電圧を測定し出力する第1電圧測定器918を含む。このように、接地ライン(PG)にて、第1抵抗器931の一端が平滑回路870の一端に接続され、第1抵抗器931の他端914がコンバータ部860に接続され、第2抵抗器912の一端が平滑回路870と第1抵抗器931との接続部位に接続され、第2抵抗器912の他端915がインバータ部880に接続されている。第1電圧測定器918が測定した第1抵抗器931と第2抵抗器912の両端間914−915の電圧値は制御回路810に入力される。
なお、本発明の実施形態の一例であるモータ制御装置200は、上述のモータ駆動回路100とACサーボモータ890とを含む構成を有する。
モータ駆動回路100では、サーボアンプの起動時にはリレー932の接点はOFF状態とされ、コンバータ部860からの直流(突入電流)が第1抵抗器931及び平滑回路870を流れる。このため、突入電流は第1抵抗器931で制限され、突入電流によるコンバータ部860などへの悪影響を防止することができる。他方、モータ駆動回路100の通常動作時にはリレー932の接点はON状態とされている。この状態では、コンバータ部860からの直流は第1抵抗器931ではなくリレー932及び平滑回路870を流れるため、第1抵抗器931による無用な電力消費を抑えることができる。
起動時から通常動作時への遷移におけるリレー932の動作制御は、例えば次のようになされる。図示しない電圧測定器が測定した平滑回路870に含まれる平滑コンデンサ871の両端間電圧値が制御回路810に入力され、制御回路810は前記両端間電圧値が所定値を超えたときにリレー制御信号を出力する。コイル933はリレー制御信号により無励磁状態から励磁状態に変化し、リレー932の接点がON状態にされる。
通常動作時では、第1電流測定回路150(具体的には第1電圧測定器918)が測定する電圧値は、リレー932の接点抵抗値と第2抵抗器912の抵抗値との合算値に対応する値である。もし、突入電流抑制回路930に含まれるリレー932において接点の部分溶着などの不具合が生じてリレー932の接点抵抗値が増大すると、PWM制御の下でACサーボモータ890に流れる電流が一定であると、第1電流測定回路150(具体的には第1電圧測定器918)が測定する電圧値は増加していくことになる。従って、第2電流測定回路920(具体的には第2電圧測定器929)が測定する電圧値から推定される「第1電流測定回路150が出力するであろう電圧値」と、「実際に第1電流測定回路150(具体的には第1電圧測定器918)が測定する電圧値」との間に差が生じることになる。このことを具体的に説明するため、第1抵抗器931の抵抗値をR1、第2抵抗器912の抵抗値をR2、リレー932の接点が正常の場合の接点抵抗値を0Ω、接点が異常の場合の接点抵抗値をR3とし、R1とR3の合成抵抗をR4(=R1R3/(R1+R3))とする。リレー932の接点が異常となっても流れる電流は変わらないので、リレー932の接点が異常の場合は接点が正常である場合に比べて第1電流測定回路150(具体的には第1電圧測定器918)が実際に測定する電圧値が(R4+R2)/R2倍となる。R3がR2と同程度であれば、通常R1≫R2でありR2≒R3であることから第1抵抗器931とリレー932の合成抵抗R4はR2とほぼ等しくなる。したがってこの場合、実際に測定される電圧値は推定される電圧値の約2倍となる。制御回路810は、この差に基づき突入電流抑制回路930の故障を検出する。例えば、制御回路810による故障判定がCPUを用いたディジタル処理によるものである場合、所定の閾値と前記差との大小比較を行い、前記差が所定の閾値を越えたときに突入電流抑制回路930が故障したと判定する。制御回路810は、突入電流抑制回路930の故障を検出すると、上位コントローラに当該故障を通知し、インバータ制御部820を制御してサーボアンプを安全に停止する。
[実施形態の変形例]
上記実施形態の変形例を、図2を参照して説明する。この変形例は上記実施形態と比較して突入電流抑制回路930の故障検出の判定に違いがある。よって、上記実施形態と同じ構成要素に同一符号を割り当て、それらの機能・作用について上記実施形態と異なる部分について説明を行う。
なお、この変形例において後述のように突入電流抑制回路930の故障を検出する場合、突入電流抑制回路930の故障検出という観点からはモータ駆動回路100にとって第2電流測定回路920は必須の構成要素ではない。この変形例に関して図2を参照する際には、この点に留意されたい。ただし、制御回路810が第2電流測定回路920が出力する電圧値をインバータ部880に対する制御などに用いることがあるから、モータ駆動回路100が第2電流測定回路920を含んではならないという趣旨ではない。
突入電流抑制回路930に含まれるリレー932の接点が故障によりOFF状態となると、第1電流測定回路150(具体的には第1電圧測定器918)が測定する電圧値は、第1抵抗器931の抵抗値と第2抵抗器912の抵抗値との合算値に対応する電圧値になる。第1抵抗器931の抵抗値はリレー932の接点抵抗値と比較して十分に大きく、また第2抵抗器912と比較しても大きいことが一般的であるから、このような故障形態であれば、通常動作時にて測定される電圧値の範囲を大きく逸脱した電圧値が第1電流測定回路150(具体的には第1電圧測定器918)によって測定されることになる。このことを具体的に説明するため、第1抵抗器931の抵抗値をR1、第2抵抗器912の抵抗値をR2、リレー932の接点が正常の場合の接点抵抗値を0Ω、接点がOFF状態の場合の接点抵抗値を∞Ωとする。リレー932の接点が異常となっても流れる電流は変わらないので、リレー932の接点が異常の場合は接点が正常の場合に比べて第1電流測定回路150(具体的には第1電圧測定器918)が測定する電圧値が(R1+R2)/R2倍となる。通常R1≫R2であるので、この電圧値は大きく変化する。そのため、制御回路810は、第1電流測定回路150(具体的には第1電圧測定器918)が出力する電圧値のこのような異常変化に基づき突入電流抑制回路930の故障を検出できる。例えば、制御回路810による故障判定がCPUを用いたディジタル処理によるものである場合、電圧値の変化の前後の比率が所定の倍率を超えた場合に突入電流抑制回路930が故障したと判定する。制御回路810は、突入電流抑制回路930の故障を検出すると、上位コントローラに当該故障を通知し、インバータ制御部820を制御してサーボアンプを安全に停止する。
なお、電流測定の具体的手段と方法、電流の推定値と実測値との差に基づく故障判定の具体的手段と方法は、いずれも周知のアナログ処理やディジタル処理によって実現可能であり、詳細な説明を略する。また、故障判定アルゴリズムも上述の実施形態に限定されない。以上の実施形態の他、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。

Claims (3)

  1. 交流電源からの交流を直流に変換するコンバータ部と、
    上記コンバータ部からの直流に含まれる脈流を除去する平滑回路と、
    平滑された直流をモータの駆動に用いられるモータ駆動交流に変換するインバータ部とを含むモータ駆動回路であって、
    さらに、
    上記コンバータ部と上記平滑回路との間のラインの一方に接続された第1抵抗器とこの第1抵抗器と並列接続されたリレーとを含む突入電流抑制回路と、上記平滑回路と上記インバータ部との間のラインにて、上記インバータ部に流れる電流を測定するための、当該第1抵抗器の一端に一端が接続された第2抵抗器とを含み、当該第1抵抗器の他端と当該第2抵抗器の他端との間の電圧を測定し出力する第1電流測定回路と、
    上記モータに流れる電流を電圧値として出力する第2電流測定回路と、
    上記第1電流測定回路が出力した電圧値と、上記第2電流測定回路が出力した電圧値から推定される上記第1電流測定回路の電圧値との比較により上記突入電流抑制回路が故障したと判定する制御回路と
    を含むことを特徴とするモータ駆動回路。
  2. 交流電源からの交流を直流に変換するコンバータ部と、
    上記コンバータ部からの直流に含まれる脈流を除去する平滑回路と、
    平滑された直流をモータの駆動に用いられるモータ駆動交流に変換するインバータ部とを含むモータ駆動回路であって、
    さらに、
    上記コンバータ部と上記平滑回路との間のラインの一方に接続された第1抵抗器とこの第1抵抗器と並列接続されたリレーとを含む突入電流抑制回路と、上記平滑回路と上記インバータ部との間のラインにて、上記インバータ部に流れる電流を測定するための、当該第1抵抗器の一端に一端が接続された第2抵抗器とを含み、当該第1抵抗器の他端と当該第2抵抗器の他端との間の電圧を測定し出力する第1電流測定回路と、
    上記第1電流測定回路が出力した電圧値の変化が所定の倍率を超えている場合に上記突入電流抑制回路が故障したと判定する制御回路と
    を含むことを特徴とするモータ駆動回路。
  3. 請求項1または請求項2に記載のモータ駆動回路、及びモータを有するモータ制御装置。
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