JP5556528B2 - 監視システム - Google Patents
監視システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5556528B2 JP5556528B2 JP2010207663A JP2010207663A JP5556528B2 JP 5556528 B2 JP5556528 B2 JP 5556528B2 JP 2010207663 A JP2010207663 A JP 2010207663A JP 2010207663 A JP2010207663 A JP 2010207663A JP 5556528 B2 JP5556528 B2 JP 5556528B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wireless tag
- signal
- reader
- notification signal
- notification
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 title claims description 79
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 110
- 230000004913 activation Effects 0.000 claims description 96
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 75
- 230000008569 process Effects 0.000 claims description 70
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 51
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 37
- 230000004044 response Effects 0.000 description 31
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 19
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 18
- 230000006870 function Effects 0.000 description 14
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 10
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 description 10
- 230000015654 memory Effects 0.000 description 6
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 5
- 230000009118 appropriate response Effects 0.000 description 4
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 2
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 2
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 2
- 101100480512 Caenorhabditis elegans tag-51 gene Proteins 0.000 description 1
- WHXSMMKQMYFTQS-UHFFFAOYSA-N Lithium Chemical compound [Li] WHXSMMKQMYFTQS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000010485 coping Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 229910052744 lithium Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000012806 monitoring device Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- Y02B60/50—
Landscapes
- Emergency Alarm Devices (AREA)
- Alarm Systems (AREA)
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
Description
無線タグを無線タグリーダによって読み取ることで監視する監視システムであって、
前記無線タグは、
当該無線タグの静止状態を検出する静止状態検出手段と、
前記静止状態検出手段によって検出される静止状態の継続時間を検出する静止継続時間検出手段と、
前記静止継続時間検出手段によって検出された前記継続時間が所定時間を経過したか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段によって前記継続時間が前記所定時間を経過したと判断された場合に報知信号を出力する報知信号出力手段と、
を有し、
前記無線タグリーダは、
所定の起動信号を定期的に出力する起動信号出力手段と、
前記無線タグからの前記報知信号を検出する報知信号検出手段と、
を備え、
前記無線タグは、内蔵電池からの電力供給によって動作するアクティブタグとして構成され、且つ、前記起動信号出力手段から出力される前記起動信号を検出する起動信号検出手段を有し、
前記判断手段が前記継続時間を判断する前記所定時間は、前記無線タグリーダの前記起動信号出力手段が前記起動信号を定期的に出力する時間間隔よりも短く設定されており、
前記起動信号検出手段は、前記判断手段によって前記所定時間を経過したと判断された後、予め定められた検出期間中に前記起動信号の検出動作を行い、前記検出期間の経過後には、次に前記判断手段によって前記継続時間が前記所定時間を経過したと判断されるまで前記起動信号の検出動作を停止する構成であり、
前記報知信号出力手段は、前記判断手段によって前記継続時間が前記所定時間を経過したと判断された場合において、前記起動信号検出手段によって前記起動信号が検出されたときに前記報知信号を出力する構成であり、
更に、前記無線タグリーダ又は前記無線タグリーダと通信可能な外部装置において、前記報知信号検出手段が前記報知信号を検出したときに所定の緊急処理を行う緊急処理手段が設けられていることを特徴とする。
更に、前記静止状態検出手段は、前記非検出モードのときには前記静止状態の検出動作を停止し、前記検出モードに切り替えられたときに前記静止状態の検出動作を行う構成をなしている。
そして、前記報知信号出力手段は、前記無線タグが前記検出モードに設定された場合において前記タグ側操作手段に対して所定の緊急操作がなされたときに、前記無線タグリーダに対して緊急報知信号を出力している。
更に、それら複数の前記無線タグリーダと通信可能な管理装置が設けられており、前記無線タグリーダは、当該無線タグリーダの前記報知信号検出手段が前記報知信号を検出したときに前記管理装置に通報する通報手段を有している。
そして、前記管理装置は、前記無線タグから前記報知信号の出力があったとき、当該報知信号に応じた前記通報手段からの通報と、この通報を行う前記無線タグリーダに割り当てられた固有IDとに基づいて、当該報知信号の出力があった前記無線タグと通信可能ないずれかの前記無線タグリーダの位置を検出するリーダ位置検出手段を有している。
また、無線タグリーダに、無線タグからの報知信号を検出する報知信号検出手段が設けられ、無線タグリーダ又は無線タグリーダと通信可能な外部装置において、報知信号検出手段が報知信号を検出したときに所定の緊急処理を行う緊急処理手段が設けられている。この構成によれば、無線タグの静止状態が所定時間経過して報知があった場合に、無線タグリーダ又は外部装置が所定の緊急処理を行うことができるため、無線タグ所持者に異常の虞がある場合により迅速により適切な対応が可能となる。
この構成によれば、無線タグから報知信号が出力されているか否かを無線タグリーダ側で定期的にチェックすることができ、無線タグ保持者の異常を効率的に監視することができる。
この構成によれば、無線タグ保持者等がタグ側操作手段に対して緊急操作を行ったときに緊急報知信号が出力されるため、静止状態の監視に応じた報知のみならず、積極的な緊急操作によっても外部に報知することができる。従って、異常時の伝達方法の自由度が増し、無線タグ所持者の利便性、安心度を高めることができると共に、外部での監視をより一層適切に行うことができる。
この構成によれば、報知信号を発している無線タグが施設内のどの場所にいるかを管理装置側で迅速且つ正確に把握することができ、施設内において異常が懸念される無線タグ所持者の発見や当該無線タグ所持者に対する対応をより早期に行うことができる。
このようにすると、異常が懸念される無線タグ所持者の付近のマイク(リーダ側マイク)を動作させて無線タグ所持者の声やその周囲の音を外部で確認することができ、無線タグ所持者の具体的な様子を把握する判断材料を当該無線タグ所持者から離れた外部に対して迅速に提供することができる。
この構成によれば、異常が懸念される無線タグ所持者に対して管理装置側から何らかの音声(問いかけや指示等)を発することができ、管理装置側では、その音声に対する無線タグ所持者からの反応を考慮してより適切な対応をとりやすくなる。
以下、本発明の監視システム及び無線タグを具現化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。
まず、図1〜図5等を参照し、本実施形態に係る監視システム1を構成する各要素のハードウェア構成等について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る監視システムを概略的に説明する説明図である。図2は、図1の監視システムの適用対象となる施設を概略的に説明する説明図である。図3は、管理装置と無線タグリーダとの接続構成及び各無線タグリーダの通信範囲等を概念的に説明する説明図である。図4は、図1の監視システムで用いられる無線タグリーダの電気的構成を概略的に例示するブロック図である。図5は、図1の監視システムで用いられる無線タグの電気的構成を概略的に例示するブロック図である。
まず、図1等を参照し、監視システム1の概要について説明する。
監視システム1は、病院や高齢者介護施設などにおいて、患者や高齢者などの監視対象者(見守り対象者)を監視しながら見守るシステムとして構成されており、監視対象者によって所持される無線タグ50と、この無線タグ50を読取可能な無線タグリーダ10と、無線タグリーダ10と通信可能な管理装置2とを備えている。なお、以下の例では、高齢者介護施設で用いられる高齢者見守りシステムとして適用される場合を代表例として説明する。
次に、管理装置2について説明する。管理装置2は、例えば図2に示すように、施設内においてスタッフが常駐する場所(スタッフルーム)などに設けられている。この管理装置2は、図1に示すように、CPU3,通信部4、表示部5、操作部6、記憶部7、スピーカ8、管理装置側マイク9などを備えており、各種情報処理を行い得るコンピュータとして構成されている。また、管理装置2は、図3のように施設内の各無線タグリーダ10と通信可能に接続され、各無線タグリーダ10に対する情報送信或いは各無線タグリーダ10からの情報受信が可能となっている。
次に、図4等を参照し、各無線タグリーダ10について説明する。無線タグリーダ10は、例えばRFIDタグを読取可能なRFIDタグリーダライタとして構成されており、無線タグ50との間で電磁波による通信を行い、無線タグ50に記録された情報の読み取りや、無線タグ50に対する情報の書き込みなどを行うように構成されている。この無線タグリーダ10は、図4に示すように、主として、制御部11と、送信部12と、受信部13と、アンテナ14と、起動信号送信部15によって構成されている。
次に、図5等を参照し、無線タグ50について説明する。
無線タグ50は、ハードウェア的には例えば公知のRFIDタグとして構成され、図5に示すように、制御部51、アンテナ54、受信部53、送信部52、電源部59などを備えている。なお、図3の例では、無線タグ50がいわゆるアクティブタグとして構成され、内蔵電池(例えばリチウムコイン電池など)が設けられており、電源部59がこの内蔵電池からの電力供給を受け、制御部51をはじめとする各構成要素に動作用電力を供給している。
次に、監視システム1で行われる無線タグの監視動作について説明する。
図7は、無線タグで行われる監視処理の流れを例示するフローチャートである。図8は、無線タグで行われる静止時間監視タイマ処理の流れを例示するフローチャートである。図9は、無線タグで行われる操作スイッチ検知処理の流れを例示するフローチャートである。図10は、無線タグリーダで行われる監視処理の流れを例示するフローチャートである。図11は、無線タグリーダ側での起動信号送信期間、応答信号待ち期間、無線タグ側での振動センサによる振動検出期間、起動信号受信待ち期間、応答信号送信期間を説明するタイミングチャートである。図12(A)は、無線タグリーダから無線タグへ送信する起動信号のデータフレームを説明する説明図であり、図12(B)は、無線タグから無線タグリーダへ送信する応答信号のフレーム(レスポンスフレーム)を説明する説明図である。図13は、管理装置で行われる監視処理の流れを例示するフローチャートである。
無線タグ50では、図7のような流れで監視処理(無線タグ側監視処理)が行われる。図7に示す監視処理は、無線タグ50の制御部51によって実行されるものであり、例えば電源投入或いは外部からの所定操作等をトリガとして開始され、まず、S1において、スリープ状態に設定する処理を行う。このS1の処理は、操作スイッチ90(起動スイッチ)に対して外部から所定操作(例えば長押し)がなされるまで無線タグ50をスリープ状態に維持する処理である。なお、S1のスリープ状態では、特定の機能を停止させており、例えば送信部52や受信部53でのキャリアの送受信を停止させたり、起動信号受信部58の動作を停止させている。
図9に示す操作スイッチ検知処理は、上述のようにS3の処理をトリガとして行われるものであり、まず、操作スイッチ90が押されたか否かを判断する(S31)。操作スイッチ90が押されるまでは、S31にてNoに進んで待機状態を維持し(S33)、S31に戻って操作スイッチ90の監視を継続する。このようにして短い時間間隔で操作スイッチ90の押圧を繰り返し監視しており、操作スイッチ90が押された場合には、S31にてYesに進み、無線タグリーダ10に対して緊急情報の送信(緊急発報)を行う(S32)。
また、S1〜S3の処理を行う制御部51は、「モード切替手段」の一例に相当し、無線タグ50が無線タグ50の電源投入直後又はタグ側操作手段に対する所定の解除操作時に無線タグ50を非検出モード(S1のスリープ状態)に設定し、操作スイッチ90(タグ側操作手段)に対して所定の起動操作(長押し等)がなされたときに無線タグ50を検出モード(振動センサ80が有効化され、操作スイッチ90による報知機能が有効化されたモード)に切り替えるように機能する。そして、「静止状態検出手段」に相当する振動センサ80は、非検出モードのときには静止状態の検出動作を停止し、検出モードに切り替えられたときに静止状態の検出動作を行う構成をなしている。
ここで、静止時間監視タイマ処理について説明する。図8の静止時間監視タイマ処理は、図7の監視処理と並列処理で行われ、まず、タイマ57を動作させて時間計測を開始させ(S20)、その後、S21にて振動の発生を検知する。S21では、割込ポートP2にHレベル信号が入力されるか否かを検知しており、Hレベル信号の入力がない場合(割込ポートP2がLレベルで維持されている場合)には、S21にてNoに進み、時間計測を継続する(S23)。一方、割込ポートP2にHレベル信号が入力されたときには、S21にてYesに進み、タイマ57による時間計測をリセットする(S22)。このS22の処理が行われたときには、タイマ57での時間計測が一旦「0」となって再度スタートし、時間計測が継続する(S23)。このように、静止時間監視タイマ処理では、振動センサ80が静止している状態(即ち無線タグ50が静止している状態)の継続時間が計測されることとなる。
S4の後には、振動センサ80が振動を検知するまでスリープ状態に設定する(S5)。このS5の処理は、当該処理が開始されてから割込ポートP2にHレベル信号が入力されるまで無線タグ50をスリープ状態に維持する処理である。なお、S5のスリープ状態でも、特定の機能を停止させており、例えば送信部52や受信部53でのキャリアの送受信を停止させたり、起動信号受信部58の動作を停止させている。
図10に示す監視処理は、無線タグリーダ10の制御部11によって実行されるものであり、電源投入や所定操作などをトリガとして開始される。この監視処理では、一定時間Tcが経過する毎に起動信号を送信しており、まず、S41にて一定時間Tcが経過するまで待機し、その後、起動信号を送信する(S42)。このS42の処理では、例えば、図12(A)のようなデータフレームの起動信号を、起動信号送信部15からLF帯の電波によって送信している。この起動信号には、ヘッダ、起動信号の送信を行う当該無線タグリーダ10の固有ID(リーダID)、CRCなどが含まれている。
なお、本実施形態では、制御部11及び起動信号送信部15が「起動信号出力手段」の一例に相当し、所定の起動信号を定期的に出力するように機能する。
また、「報知信号出力手段」に相当する制御部51は、「判断手段」によって継続時間Tが所定時間Tsを経過したと判断された場合において、「起動信号検出手段」によって起動信号が検出されたとき(即ち、S10でYesに進むとき)にS11にて報知信号(、静止継続時間検出手段によって検出された継続時間Tのデータ、即ち、上記タイマ値Tr)を出力している。
また、制御部11及びスピーカ18は、「緊急処理手段」「警報手段」の一例に相当し、報知信号検出手段が報知信号を検出したときに所定の緊急処理を行うように機能し、具体的には、報知信号に含まれる継続時間(S11(図7)で送信されるタイマ値Tr)に対応する対応処理を行う構成をなして、より詳しくは、継続時間(タイマ値Tr)が所定の警報基準時間(上記第2の閾値)に満たない場合に無線タグ50の所持者に問いかける音声処理を行い、継続時間(タイマ値Tr)が所定の警報基準時間以上の場合には音声処理で発せられる音声とは異なる警報を発する警報処理を行っている。
また、制御部11は、「通報手段」の一例に相当し、無線タグリーダ10の「報知信号検出手段」が報知信号を検出したときに管理装置2に通報するように機能する。なお、図10の例では、応答データに含まれるタイマ値Trが第2閾値(例えば5分)以上のときに管理装置2への通報を行っていたが、無線タグリーダ10が報知情報(上記緊急情報或いはタイマ値Tr)を受信した全ての場合に管理装置2への通報を行うようにしてもよい。
管理装置2では、図13のような監視処理が行われており、この監視処理では、まず、無線タグリーダ10からの通報を受信可能な状態で待機する待機処理を行う(S51)。本実施形態では、施設内の各無線タグリーダ10によって図10のような処理が行われるようになっており、いずれかの無線タグリーダ10が図10の処理において管理装置2への通報を発したとき(即ち、S49の処理を行ったとき)には、S52にてYesに進み、この通報に含まれる無線タグリーダ10の固有ID(リーダID)を取得する(S53)。そして、この固有ID(リーダID)に基づいて、当該固有ID(リーダID)が付された無線タグリーダ10の位置を特定し(S53)、その特定した位置を表示する(S54)。例えば、通報されてきた固有ID(リーダID)が、共用トイレに配置される無線タグリーダ10bを特定するものである場合、管理装置2の表示部5に、図14のような情報(通報があった無線タグリーダ10bの位置を示す情報)を表示する。これにより、静止状態が発生している無線タグ50が施設内のどの場所に存在するかを、管理装置2側(例えばスタッフルーム側)で迅速かつ的確に把握できるようになる。
この場合、制御部11が「リーダ側音声伝送手段」の一例に相当し、リーダ側マイク17によって集められた音声を電気信号に変換して管理装置2に伝送するように機能する。また、管理装置2のCPU3及び無線タグリーダ10の制御部11が「オンオフ切替手段」の一例に相当し、「報知信号検出手段」が報知信号を検出した場合にリーダ側マイク17をオン状態とするように機能している。なお、この「オンオフ切替手段」は、管理装置2に設けられた操作部6(管理装置側操作手段)にて所定のオン操作がなされた場合にリーダ側マイク17をオン状態に切り替える構成であってもよく、無線タグ50に設けられた操作スイッチ90(タグ側操作手段)にて所定のオン操作(例えばボタン押圧)がなされて緊急情報(S32)が発せられる場合に、リーダ側マイク17をオン状態に切り替える構成であってもよい。
本実施形態に係る監視システム1では、無線タグ50において、当該無線タグ50の静止状態を検出する静止状態検出手段と、静止状態検出手段によって検出される静止状態の継続時間を検出する静止継続時間検出手段と、静止継続時間検出手段によって検出された継続時間が所定時間を経過したか否かを判断する判断手段と、判断手段によって継続時間が所定時間を経過したと判断された場合に報知信号を出力する報知信号出力手段とが設けられている。この構成によれば、無線タグ50の静止状態が所定時間を経過した場合に、無線タグ50から外部に報知信号を出力することができるため、無線タグ50の所持者に異常が生じた虞がある場合にその状態を外部に知らせることができるようになる。
また、無線タグリーダ10に、無線タグ50からの報知信号を検出する報知信号検出手段が設けられ、無線タグリーダ10又は無線タグリーダ10と通信可能な外部装置(管理装置2)において、報知信号検出手段が報知信号を検出したときに所定の緊急処理を行う緊急処理手段が設けられている。この構成によれば、無線タグ50の静止状態が所定時間経過して報知があった場合に、無線タグリーダ10又は外部装置(管理装置2)が所定の緊急処理を行うことができるため、無線タグ50所持者に異常の虞がある場合により迅速により適切な対応が可能となる。
この構成によれば、無線タグ50から報知信号が出力されているか否かを無線タグリーダ10側で定期的にチェックすることができ、無線タグ50保持者の異常を効率的に監視することができる。
この構成によれば、無線タグ50保持者等が操作スイッチ90(タグ側操作手段)に対して緊急操作を行ったときに緊急報知信号が出力されるため、静止状態の監視に応じた報知のみならず、積極的な緊急操作によっても外部に報知することができる。従って、異常時の伝達方法の自由度が増し、無線タグ50所持者の利便性、安心度を高めることができると共に、外部での監視をより一層適切に行うことができる。
この構成によれば、報知信号を発している無線タグ50が施設内のどの場所にいるかを管理装置2側で迅速且つ正確に把握することができ、施設内において異常が懸念される無線タグ50所持者の発見や当該無線タグ50所持者に対する対応をより早期に行うことができる。
このようにすると、異常が懸念される無線タグ50所持者の付近のマイク(リーダ側マイク17)を動作させて無線タグ50所持者の声やその周囲の音を外部で確認することができ、無線タグ50所持者の具体的な様子を把握する判断材料を当該無線タグ50所持者から離れた外部に対して迅速に提供することができる。
この構成によれば、異常が懸念される無線タグ50所持者に対して管理装置2側から何らかの音声(問いかけや指示等)を発することができ、管理装置2側では、その音声に対する無線タグ50所持者からの反応を考慮してより適切な対応をとりやすくなる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
2…管理装置(外部装置)
3…CPU(リーダ位置検出手段、管理装置側音声伝送手段)
9…管理装置側マイク
10…無線タグリーダ
11…制御部(報知信号検出手段、緊急処理手段、起動信号出力手段、警報手段、通報手段、リーダ側音声伝送手段、オンオフ切替手段)
15…起動信号送信部(起動信号出力手段)
17…リーダ側マイク
18…スピーカ(緊急処理手段、警報手段)
50…無線タグ
51…制御部(静止継続時間検出手段、判断手段、報知信号出力手段、起動信号検出手段、モード切替手段)
52…送信部(報知信号出力手段)
58…起動信号受信部(起動信号検出手段)
80…振動センサ(静止状態検出手段)
90…操作スイッチ(タグ側操作手段)
Claims (8)
- 無線タグを無線タグリーダによって読み取ることで監視する監視システムであって、
前記無線タグは、
当該無線タグの静止状態を検出する静止状態検出手段と、
前記静止状態検出手段によって検出される静止状態の継続時間を検出する静止継続時間検出手段と、
前記静止継続時間検出手段によって検出された前記継続時間が所定時間を経過したか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段によって前記継続時間が前記所定時間を経過したと判断された場合に報知信号を出力する報知信号出力手段と、
を有し、
前記無線タグリーダは、
所定の起動信号を定期的に出力する起動信号出力手段と、
前記無線タグからの前記報知信号を検出する報知信号検出手段と、
を備え、
前記無線タグは、内蔵電池からの電力供給によって動作するアクティブタグとして構成され、且つ、前記起動信号出力手段から出力される前記起動信号を検出する起動信号検出手段を有し、
前記判断手段が前記継続時間を判断する前記所定時間は、前記無線タグリーダの前記起動信号出力手段が前記起動信号を定期的に出力する時間間隔よりも短く設定されており、
前記起動信号検出手段は、前記判断手段によって前記所定時間を経過したと判断された後、予め定められた検出期間中に前記起動信号の検出動作を行い、前記検出期間の経過後には、次に前記判断手段によって前記継続時間が前記所定時間を経過したと判断されるまで前記起動信号の検出動作を停止する構成であり、
前記報知信号出力手段は、前記判断手段によって前記継続時間が前記所定時間を経過したと判断された場合において、前記起動信号検出手段によって前記起動信号が検出されたときに前記報知信号を出力する構成であり、
更に、前記無線タグリーダ又は前記無線タグリーダと通信可能な外部装置において、前記報知信号検出手段が前記報知信号を検出したときに所定の緊急処理を行う緊急処理手段が設けられていることを特徴とする監視システム。 - 前記無線タグは、
外部操作可能なタグ側操作手段と、
前記無線タグの電源投入直後又は前記タグ側操作手段に対する所定の解除操作時に前記無線タグを非検出モードに設定し、前記タグ側操作手段に対して所定の起動操作がなされたときに前記無線タグを検出モードに切り替えるモード切替手段と、
を備え、
前記静止状態検出手段は、前記非検出モードのときには前記静止状態の検出動作を停止し、前記検出モードに切り替えられたときに前記静止状態の検出動作を行い、
前記報知信号出力手段は、前記無線タグが前記検出モードに設定された場合において前記タグ側操作手段に対して所定の緊急操作がなされたときに、前記無線タグリーダに対して緊急報知信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の監視システム。 - 前記緊急処理手段は、前記報知信号検出手段が前記報知信号を受信したときに警報を発する警報手段からなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の監視システム。
- 前記報知信号出力手段から出力される前記報知信号には、前記静止継続時間検出手段によって検出された前記継続時間のデータが含まれており、
前記緊急処理手段は、前記報知信号検出手段が前記報知信号を受信したときに、前記報知信号に含まれる前記継続時間に対応する対応処理を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の監視システム。 - 前記緊急処理手段は、前記継続時間が所定の警報基準時間に満たない場合には前記無線タグの所持者に問いかける音声処理を行い、前記継続時間が所定の警報基準時間以上の場合には前記音声処理で発せられる音声とは異なる警報を発する警報処理を行うことを特徴とする請求項4に記載の監視システム。
- 複数の前記無線タグリーダが施設内の複数の位置に配置され、各無線タグリーダには固有IDが割り当てられ、
更に、それら複数の前記無線タグリーダと通信可能な管理装置が設けられており、
前記無線タグリーダは、当該無線タグリーダの前記報知信号検出手段が前記報知信号を検出したときに前記管理装置に通報する通報手段を有し、
前記管理装置は、前記無線タグから前記報知信号の出力があったとき、当該報知信号に応じた前記通報手段からの通報と、この通報を行う前記無線タグリーダに割り当てられた固有IDとに基づいて、当該報知信号の出力があった前記無線タグと通信可能ないずれかの前記無線タグリーダの位置を検出するリーダ位置検出手段を有することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の監視システム。 - 各無線タグリーダ内又は各無線タグリーダの近傍に配置されるリーダ側マイクと、
前記リーダ側マイクによって集められた音声を電気信号に変換して前記管理装置に伝送するリーダ側音声伝送手段と、
前記管理装置に設けられた管理装置側操作手段又は前記無線タグに設けられたタグ側操作手段にて所定のオン操作がなされた場合、又は前記報知信号検出手段が前記報知信号を検出した場合に前記リーダ側マイクをオン状態とするオンオフ切替手段と、
を備えたことを特徴とする請求項6に記載の監視システム。 - 各無線タグリーダ内又は各無線タグリーダの近傍にそれぞれ配置される複数のスピーカと、
前記管理装置側に配置される管理装置側マイクと、
前記管理装置側マイクによって集められた音声を電気信号に変換して前記スピーカに伝送する管理装置側音声伝送手段と、
を有することを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の監視システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010207663A JP5556528B2 (ja) | 2010-09-16 | 2010-09-16 | 監視システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010207663A JP5556528B2 (ja) | 2010-09-16 | 2010-09-16 | 監視システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012063978A JP2012063978A (ja) | 2012-03-29 |
JP5556528B2 true JP5556528B2 (ja) | 2014-07-23 |
Family
ID=46059627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010207663A Active JP5556528B2 (ja) | 2010-09-16 | 2010-09-16 | 監視システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5556528B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105163266A (zh) * | 2015-09-16 | 2015-12-16 | 小米科技有限责任公司 | 可穿戴设备的定位方法和设备 |
JP2017117423A (ja) * | 2015-12-17 | 2017-06-29 | 日本ロジックス株式会社 | 見守りシステム及び見守り方法 |
WO2017104321A1 (ja) * | 2015-12-17 | 2017-06-22 | 日本ロジックス株式会社 | 見守りシステム及び見守り方法 |
JP6810977B2 (ja) * | 2017-08-09 | 2021-01-13 | エイアイビューライフ株式会社 | 監視システム、監視方法、監視プログラムおよびその記録媒体 |
CN109243141B (zh) * | 2018-09-29 | 2024-03-22 | 来邦科技股份公司 | 一种监护报警系统和方法 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2878135B2 (ja) * | 1994-11-30 | 1999-04-05 | 日本電気移動通信株式会社 | 緊急通報システム |
JP2002042082A (ja) * | 2000-07-26 | 2002-02-08 | Matsushita Electric Works Ltd | Idタグ及び出入り口監視システム |
JP2002175581A (ja) * | 2000-12-07 | 2002-06-21 | Mitsubishi Electric Corp | 生活見守りシステム |
JP2002279551A (ja) * | 2001-03-15 | 2002-09-27 | Noritz Corp | 人体検出装置 |
JP2004054778A (ja) * | 2002-07-23 | 2004-02-19 | Hiroaki Okuda | 緊急事態監視システム |
JP2005321853A (ja) * | 2004-05-06 | 2005-11-17 | Ic Brains Co Ltd | 発信周期可変型アクティブタグ |
JP4545703B2 (ja) * | 2006-03-17 | 2010-09-15 | 日本電信電話株式会社 | 無線タグ、及び、無線タグの動作制御方法 |
JP2009033660A (ja) * | 2007-07-30 | 2009-02-12 | Aiphone Co Ltd | 集合住宅インターホンシステム |
-
2010
- 2010-09-16 JP JP2010207663A patent/JP5556528B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012063978A (ja) | 2012-03-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7956746B2 (en) | Wireless tracking system and method with tag removal detection | |
JP5556528B2 (ja) | 監視システム | |
US8248249B2 (en) | Self-powered RFID tag activated by a fluid | |
EP2876579B1 (en) | Identification tag and location system | |
US8471715B2 (en) | Disposable diaper with wireless alarm system | |
CN108883288B (zh) | 用于自动体外除颤器(aed)的外部就绪监测器中的故障识别逻辑 | |
US20150130637A1 (en) | Wireless Moisture Sensing Device, System, and Related Methods | |
WO2019001448A1 (zh) | 智能门铃系统 | |
CN106465278A (zh) | 可穿戴设备及用于与其通信的网络 | |
JP5010423B2 (ja) | 警備システムおよび警備方法 | |
JP6526341B2 (ja) | 除細動器状態インジケータの非可聴感知に対する方法及び装置 | |
KR101504968B1 (ko) | 적외선 감지센서를 활용한 낙상환자 감지시스템 | |
JP2003132450A (ja) | 計測データ送信装置および火災報知支援システム | |
JP2008123226A (ja) | 無線icタグ及び無線icタグの制御方法 | |
JP4665349B2 (ja) | ワイヤレスセンサシステム | |
CN102982822A (zh) | 音视频播放设备及其控制方法 | |
JP2001160188A (ja) | 外出設定装置 | |
JP4064938B2 (ja) | 家畜や動物の出産予告の報知方法及びその装置。 | |
JP2015019741A (ja) | 被介助者の動作に応じてナースコール等の報知を行うシステム及び方法 | |
JP2006106831A (ja) | 耐タンパ機能付きrfidタグおよび物品管理システム | |
KR101505122B1 (ko) | 원격 관리형 자동제세동기 및 그 제어방법 | |
JP2002279564A (ja) | 警備装置 | |
JP3739176B2 (ja) | 警備用セット操作装置 | |
JP2765719B2 (ja) | 警備端末機器の設定登録システム | |
KR102450499B1 (ko) | 근접 센서를 포함하는 송신 장치 및 이를 이용한 생체 통신 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130111 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130828 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130903 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131101 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140507 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140520 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5556528 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |