JP5553866B2 - 商品認識装置及び認識辞書追加プログラム - Google Patents

商品認識装置及び認識辞書追加プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5553866B2
JP5553866B2 JP2012162852A JP2012162852A JP5553866B2 JP 5553866 B2 JP5553866 B2 JP 5553866B2 JP 2012162852 A JP2012162852 A JP 2012162852A JP 2012162852 A JP2012162852 A JP 2012162852A JP 5553866 B2 JP5553866 B2 JP 5553866B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
feature amount
image
declaration
recognition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012162852A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014021915A (ja
Inventor
広志 菅澤
英浩 内藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP2012162852A priority Critical patent/JP5553866B2/ja
Priority to CN201310234920.5A priority patent/CN103577515A/zh
Priority to US13/939,425 priority patent/US20140023241A1/en
Publication of JP2014021915A publication Critical patent/JP2014021915A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5553866B2 publication Critical patent/JP5553866B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V10/00Arrangements for image or video recognition or understanding
    • G06V10/70Arrangements for image or video recognition or understanding using pattern recognition or machine learning
    • G06V10/77Processing image or video features in feature spaces; using data integration or data reduction, e.g. principal component analysis [PCA] or independent component analysis [ICA] or self-organising maps [SOM]; Blind source separation
    • G06V10/772Determining representative reference patterns, e.g. averaging or distorting patterns; Generating dictionaries
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F18/00Pattern recognition
    • G06F18/20Analysing
    • G06F18/21Design or setup of recognition systems or techniques; Extraction of features in feature space; Blind source separation
    • G06F18/217Validation; Performance evaluation; Active pattern learning techniques
    • G06F18/2178Validation; Performance evaluation; Active pattern learning techniques based on feedback of a supervisor
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F18/00Pattern recognition
    • G06F18/20Analysing
    • G06F18/28Determining representative reference patterns, e.g. by averaging or distorting; Generating dictionaries
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V20/00Scenes; Scene-specific elements
    • G06V20/60Type of objects
    • G06V20/68Food, e.g. fruit or vegetables

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Evolutionary Computation (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Evolutionary Biology (AREA)
  • Bioinformatics & Computational Biology (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Description

本発明の実施形態は、撮像手段で撮像された画像から商品を認識する商品認識装置及びこの装置が使用する認識辞書に特徴量データを追加する認識辞書追加プログラムに関する。
対象となる物品(オブジェクト)を撮像部で撮像した画像データから当該物品の特徴量を抽出し、認識辞書に登録された特徴量データと照合して類似度を算出し、この類似度に応じて当該物品の種別等を認識する技術がある。このような画像中に含まれる物品を認識する技術は、一般物体認識(generic object recognition)と呼ばれる。この一般物体認識の技術については、下記の文献において各種認識技術が解説されている。
柳井 啓司,“一般物体認識の現状と今後”,情報処理学会論文誌,Vol.48,No.SIG16[平成22年8月10日検索],インターネット< URL: http://mm.cs.uec.ac.jp/IPSJ-TCVIM-Yanai.pdf >
また、画像をオブジェクト毎に領域分割することによって、一般物体認識を行う技術が、下記の文献において解説されている。
Jamie Shottonら,“Semantic Texton Forests for Image Categorization and Segmentation”,[平成22年8月10日検索],インターネット< URL: http://citeseerx.ist.psu.edu/viewdoc/download?doi=10.1.1.145.3036&rep=repl&type=pdf >
近年、例えば小売店の会計システム(POSシステム)において、顧客が買い上げる商品、特に、野菜、果物等のようにバーコードが付されていない商品の認識装置に、一般物体認識の技術を適用することが提案されている。この場合、認識辞書には、認識対象商品の外観形状、色合い、模様、凹凸具合等の表面情報をパラメータで表わす特徴量データが保存される。商品認識装置は、撮像手段によって撮像された商品の画像データから当該商品の外観上の特徴量を抽出し、この特徴量を認識辞書に登録されている各商品の特徴量データと照合する。そして商品認識装置は、特徴量データが類似している商品を認識商品候補として出力する。
特開2010−237886号公報
一般物体認識の技術において、認識辞書への特徴量データの追加、すなわち認識処理の結果を基に認識辞書に特徴量のデータを追加することによって、認識精度が高められることは知られている。特に、一般物体認識の技術を商品認識装置に適用する場合、野菜や果物などの商品は、産地や季節等で外観が変化する。このため、認識辞書への特徴量データの追加は、認識精度を高める上で非常に有効である。
本発明が解決しようとする課題は、認識辞書への特徴量データの追加を簡単な操作で効率よく行うことができる商品認識装置及び当該装置が実装する認識辞書追加プログラムを提供しようとするものである。
一実施形態において、商品認識装置は、特徴量抽出手段と、商品候補抽出手段と、商品選択受付手段と、追加宣言受付手段と、追加手段とを備える。特徴量抽出手段は、撮像手段により撮像された画像からその画像に含まれる商品の外観特徴量を抽出する。商品候補抽出手段は、特徴量抽出手段により抽出された外観特徴量のデータを、認識対象である商品毎にその商品の表面情報を表わす特徴量データが保存される認識辞書ファイルの特徴量データと照合して、画像に含まれる商品の候補を抽出する。商品選択受付手段は、商品候補抽出手段により複数の商品が画像に含まれる商品の候補として認識された場合に、この複数の商品の中から画像に含まれる商品の選択入力を受け付ける。追加宣言受付手段は、商品選択受付手段により複数の商品の中からいずれか1商品の選択入力を受け付けると、この選択された商品に対して認識辞書ファイルに保存されている特徴量データの追加を実行するか否かの宣言入力を受け付ける。追加手段は、追加宣言受付手段により追加を実行する旨の宣言入力を受け付けると、特徴量抽出手段により抽出された外観特徴量のデータを、商品選択受付手段により選択を受け付けた商品に対する特徴量データとして認識辞書ファイルに追加する。
店舗会計システムの外観図。 スキャナ装置とPOS端末とのハードウェア構成を示すブロック図。 認識辞書ファイルに保存される辞書データの構造を示す模式図。 商品認識装置としての機能を説明するためのブロック図。 認識辞書追加機能を実現するために必要なメモリエリアを示す模式図。 商品認識プログラム及び認識辞書追加プログラムに従って商品認識装置のCPUが実行する情報処理手順の要部を示す流れ図。 図6のステップST5で示す認識処理の具体的な手順を示す流れ図。 登録商品選択画面の一例を示す図。 追加可否選択画面の一例を示す図。
以下、商品認識装置に係る実施形態を、図面を用いて説明する。なお、本実施形態は、生鮮食品等を商品として取扱う小売店の店舗会計システムを構築するスキャナ装置1とPOS(Point Of Sales)端末2とに、商品認識装置としての機能を持たせた場合である。
図1は、店舗会計システムの外観図である。このシステムは、顧客が買い上げる商品を登録する登録部としてのスキャナ装置1と、顧客の代金支払いを処理する決済部としてのPOS(Point Of Sales)端末2とを含む。スキャナ装置1は、会計カウンタ3の上に取り付けられる。POS端末2は、レジ台4の上にドロワ5を介して設置される。スキャナ装置1とPOS端末2とは、図示しない通信ケーブルによって電気的に接続される。
スキャナ装置1は、キーボード11、タッチパネル12及び客用ディスプレイ13を備える。これらの表示・操作デバイス(キーボード11、タッチパネル12、客用ディスプレイ13)は、スキャナ装置1の本体を構成する薄型矩形形状のハウジング1Aに取り付けられる。
ハウジング1Aには、撮像手段としての撮像部14が内蔵される。また、矩形状の読取窓1Bが、ハウジング1Aの正面に形成される。撮像部14は、エリアイメージセンサであるCCD(Charge Coupled Device)撮像素子及びその駆動回路と、撮像領域の画像をCCD撮像素子に結像させるための撮像レンズとを備える。撮像領域とは、読取窓1Bから撮像レンズを通してCCD撮像素子のエリアに結像するフレーム画像の領域を指す。撮像部14は、撮像レンズを通ってCCD撮像素子に結像した撮像領域の画像を出力する。
POS端末2は、決済に必要なデバイスとしてキーボード21、オペレータ用ディスプレイ22、客用ディスプレイ23及びレシートプリンタ24を備える。
会計カウンタ3は、その奥側の顧客通路に沿って細長い形状である。レジ台4は、会計カウンタ3に沿って移動する顧客の移動方向に対して下流側の会計カウンタ3の端部手前側に、会計カウンタ3に対して略垂直に置かれる。そして、この会計カウンタ3の手前側とレジ台4の手前側が、会計担当の店員いわゆるキャッシャのスペースとなる。
会計カウンタ3の略中央には、スキャナ装置1のハウジング1Aが、キーボード11、タッチパネル12及び読取窓1Bをそれぞれ手前側のキャッシャ側に向けて立設される。スキャナ装置1の客用ディスプレイ13は、顧客通路側を向いてハウジング1Aに取り付けられる。
会計カウンタ3のスキャナ装置1を挟んで顧客移動方向上流側の荷受面は、買物客が購入する未登録の商品Mが入れられた買物カゴ6を置くためのスペースとなる。他方、下流側の荷受面は、スキャナ装置1により登録された商品Mを入れるための買物カゴ7を置くためのスペースとなる。
図2は、スキャナ装置1とPOS端末2とのハードウェア構成を示すブロック図である。スキャナ装置1は、スキャナ部101と操作・表示部102とを備える。スキャナ部101は、制御部本体としてCPU(Central Processing Unit)111を搭載する。そしてこのCPU111に、アドレスバス,データバス等のバスライン112を介して、ROM(Read Only Memory)113とRAM(Random Access Memory)114とが接続される。ROM113には、CPU111によって実行されるプログラムが記憶される。
この他、バスライン112には、入出力回路(不図示)を介して前記撮像部14が接続される。また、接続インターフェース115及び接続インターフェース116を介して、前記キーボード11、タッチパネル12及び客用ディスプレイ13が、バスライン112に接続される。タッチパネル12は、例えば液晶ディスプレイを用いたパネル表示部121と、この表示部の画面上に重ねて配置されたタッチパネルセンサ122とを備える。
前記接続インターフェース116と、前記キーボード11、タッチパネル12及び客用ディスプレイ13とは、前記操作・表示部102を構成する。操作・表示部102を構成する各部は、スキャナ部101のCPU111のみならず、後述するPOS端末2のCPU201によってもコントロールされる。
POS端末2も、制御部本体としてCPU201を搭載する。そしてこのCPU201に、バスライン202を介して、ROM203、RAM204、HDD(Hard Disk Drive)装置205、通信インターフェース206及び接続インターフェース207が接続される。また、バスライン202には、前記キーボード21、オペレータ用ディスプレイ22、客用ディスプレイ23、プリンタ24及びドロワ5の各部も、それぞれ入出力回路(不図示)を介して接続される。
通信インターフェース206は、LAN(Local Area Network)等のネットワークを介して、店舗の中枢を担う店舗サーバ8と接続される。この接続により、POS端末2は、店舗サーバ8とデータの送受信が可能となる。かくしてPOS端末2は、店舗サーバ8が有する認識辞書ファイル9や商品データファイル(不図示)等にアクセスして、各ファイルに保存されているデータレコードを読み込んだり、データレコードを更新(追加、変更、削除)したりする。
接続インターフェース207は、通信ケーブルを介して、スキャナ装置1の両接続インターフェース115,116と接続される。この接続により、POS端末2は、スキャナ装置1のスキャナ部101で読み取られた情報を受信する。また、POS端末2は、スキャナ装置1の操作・表示部102を構成するキーボード11、タッチパネル12、客用ディスプレイ13との間でデータ信号を送受信する。
図3は、認識辞書ファイル9に保存される辞書データの構造を示す模式図である。図3に示すように、認識辞書ファイル9には、認識対象である商品毎に、その商品を識別する商品ID及び商品名と関連付けて、複数の特徴量データが保存される。特徴量データは、対応する商品IDで識別される商品の表面情報(外観形状、色合い、模様、凹凸等)である外観上の特徴量をパラメータで表わしたもので、1つの商品に対し、その商品を様々な方向から見たときの特徴量データ0〜Nがそれぞれ保存される。なお、1つの商品に対する特徴量データの数(N+1)は、固定ではない。また、特徴量データの数(N+1)は商品によって異なる。
店舗で販売される各商品には、固有の商品IDが割当てられている。商品データファイルには、各商品の商品IDと関連付けて、商品名、単価、プリセット画像等の商品情報が保存されている。
図4は、前記スキャナ装置1とPOS端末2とによって構成される商品認識装置としての機能を説明するためのブロック図である。この機能は、特徴量抽出手段41、商品候補抽出手段42、商品選択受付手段43、追加宣言受付手段44及び追加手段45を含む。
特徴量抽出手段41は、撮像部14により撮像された画像からその画像に含まれる商品の形状、表面の色合い、模様、凹凸状況等の外観上の特徴量(外観特徴量)を抽出する。商品候補抽出手段42は、特徴量抽出手段41により抽出された外観特徴量のデータを、前記認識辞書ファイル9に保存されている各商品の特徴量データと順次照合して、商品毎にデータの類似度を算出する。類似度の算出方法は、特に限定されるものではなく、例えば等しい文字数を持つ特徴量データどうしの対応する位置にある文字が異なっている数を計数するハミング距離の手法を用いて類似度を算出してもよい。商品候補抽出手段42は、類似度が基準より高い商品を、画像に含まれる商品の候補として抽出する。なお、類似度は、例えば、一致する度合いを示す一致度(一致率)や、どの程度相関するかを示す相関値等であってもよい。すなわち類似度は、撮像部14により撮像された画像の特徴量と認識辞書ファイル9に記憶されている特徴量とを基に得られる値であればよい。
商品候補抽出手段42により複数の商品が画像に含まれる商品の候補として認識されると、商品選択受付手段43は、この複数の商品の中から画像に含まれる商品の選択入力を受け付ける。商品選択受付手段43により複数の商品の中からいずれか1商品の選択入力を受け付けると、追加宣言受付手段44は、この選択された商品に対して認識辞書ファイル9に保存されている特徴量データの追加を実行するか否かの宣言入力を受け付ける。追加宣言受付手段44により追加を実行する旨の宣言入力を受け付けると、追加手段45は、特徴量抽出手段41により抽出された外観特徴量のデータを、商品選択受付手段43により選択を受け付けた商品に対する特徴量データとして認識辞書ファイル9に追加する。つまり商品認識装置(スキャナ装置1、POS端末2)は、認識処理の結果を基に認識辞書ファイル9に特徴量のデータを追加する認識辞書追加機能を有している。
図5は、上記認識辞書追加機能を実現するために必要なメモリエリアを示す模式図である。メモリエリア51は、追加実行フラグFの記憶エリアである。商品認識装置は、追加実行フラグFがオンのとき認識辞書追加機能を有効とし、オフのとき同機能を無効とする。メモリエリア52は、認識辞書ファイル9の追加を実行するか否かの確認をとる条件(確認条件)をステータス(1or0)によって設定したテーブルエリアである。確認条件としては、「類似度差」と「候補順位」とがある。ステータスが“1”のとき、対応する確認条件が有効となる。追加実行フラグFがオンのとき、確認条件「類似度差」または「候補順位」のいずれか一方のステータスが“1”になる。
前記追加宣言受付手段44は、前記商品選択受付手段43により選択入力を受け付けた商品の認識辞書ファイル9に保存される特徴量データと特徴量抽出手段41により抽出された外観特徴量のデータとの類似度が、商品候補抽出手段42により候補として抽出された他の商品の認識辞書ファイル9に保存される特徴量データと特徴量抽出手段41により抽出された外観特徴量のデータとの類似度と比較して低いとき、追加を実行するか否かの宣言入力を受け付ける。
具体的には、選択入力を受け付けた商品の前記類似度と、候補として認識された他の商品の前記類似度のうち最も高い類似度との差が所定値以上であるとき、追加を実行するか否かの宣言入力を受け付ける。若しくは、選択入力を受け付けた商品の前記類似度が、候補として認識された全商品の前記類似度を高い順に並べた順位において1位以外の所定の順位以下に相当するとき、追加を実行するか否かの宣言入力を受け付ける。前者の追加宣言受付手段は、前記確認条件「類似度差」に対するステータスが“1”であるとき実行される。後者の追加宣言受付手段は、前記確認条件「候補順位」に対するステータスが“1”であるとき実行される。
メモリエリア51,52は、POS端末2のRAM204に形成される。スキャナ装置1のRAM114にメモリエリア51,52が形成されていてもよい。メモリエリア51の追加実行フラグFをオンするか否かは、POS端末2の設定業務の中で自動若しくは手動により実行される。同様に、メモリエリア51の確認条件別のステータスのうち、どちらのステータスを“1”にするかという設定も、POS端末2の設定業務の中で自動若しくは手動により実行される。
図6は、商品認識プログラム及び認識辞書追加プログラムに従って商品認識装置(スキャナ装置1、POS端末2)のCPU(CPU111、CPU201)が実行する情報処理手順の要部を示す流れ図である。同図において、ステップST1からステップST7までの処理は商品認識プログラムに従った処理であり、ステップST8からステップST14までの処理は認識辞書追加プログラムに従った処理である。
商品認識プログラムと認識辞書追加プログラムは、各々独立したプログラムであってもよいし、1本のプログラムであってもよい。商品認識プログラムと認識辞書追加プログラムは、POS端末2のROM203に格納される。上記プログラムの少なくとも一部がスキャナ装置1のROM113に格納されていてもよい。
図6の処理が開始すると、CPU(CPU111またはCPU201:以下同)は、撮像部14に対して撮像オン信号を出力する(ST1)。例えば、CPU201がCPU111に対して撮像オンを指令し、この指令を受けたCPU111が、撮像部14に対して撮像オン信号を出力する。この撮像オン信号により、撮像部14が撮像領域の撮像を開始する。撮像部14で撮像された撮像領域のフレーム画像は、RAM114に順次保存される。
CPUは、RAM114に保存されたフレーム画像のデータを取り込む(ST2)。そしてCPUは、このフレーム画像から商品が検出されるか否かを確認する(ST3)。具体的には、CPUは、フレーム画像を二値化した画像から輪郭線等を抽出する。そしてCPUは、フレーム画像に映し出されている物体の輪郭抽出を試みる。物体の輪郭が抽出されると、CPUは、その輪郭内の画像を商品とみなす。
フレーム画像から商品が検出されない場合(ST3にてNO)、CPUは、RAM114から次のフレーム画像を取り込む(ST2)。そしてCPUは、このフレーム画像から商品が検出されるか否かを確認する(ST3)。
フレーム画像から商品が検出された場合には(ST3にてYES)、CPUは、その輪郭内の画像から商品の形状、表面の色合い、模様、凹凸状況等の外観上の特徴量(外観特徴量)を抽出する(ST4:特徴量抽出手段41)。抽出された外観特徴量のデータは、RAM204のワークエリアに一時的に格納される。
特徴量を抽出し終えると、CPUは、図7の流れ図により具体的に示される手順の認識処理を実行する(ST5:商品候補抽出手段42)。先ず、CPUは、店舗サーバ8の認識辞書ファイル9を検索する(ST21)。そしてCPUは、認識辞書ファイル9から1商品のデータレコード(商品ID、商品名、複数の特徴量データ)を読み込む(ST22)。
データレコードを読み込めたならば、CPUは、ステップST4の処理で抽出された外観特徴量のデータが、当該レコードの特徴量データに対してどの程度類似しているかを示す類似度を算出する(ST23)。類似度は、値が大きいほど類似率が高いと言える。本実施形態では、類似度の上限を“100”として、商品毎に特徴量データの類似度が算出される。
CPUは、類似度が所定の基準閾値より高いか否かを確認する(ST24)。基準閾値は、登録商品候補として残すべき商品の類似度の下限である。前述したように類似度の上限値を“100”とした場合、基準閾値は、例えばその1/5の“20”と設定する。類似度が基準閾値より高いレベルにある場合(ST24にてYES)、CPUは、当該データレコードの商品ID及び商品名と、ステップST4の処理で抽出された外観特徴量のデータと、ステップST23の処理で算出された類似度とを、登録商品候補としてRAM204の所定エリアに格納する(ST25)。これに対し、類似度が基準閾値を超えない場合には(ST24にてNO)、CPUは、ステップST25の処理を実行しない。
しかる後、CPUは、認識辞書ファイル9に未処理のデータレコードが存在するか否かを確認する(ST26)。存在する場合(ST26にてYES)、CPUは、ステップST22の処理に戻る。すなわちCPUは、認識辞書ファイル9から未処理のデータレコードをさらに読み込んで、前記ステップST23〜ST26の処理を実行する。
こうして、認識辞書ファイル9に保存されている全ての商品のデータレコードについて、前記ステップST23〜ST26の処理が実行されると(ST26にてNO)、認識処理が終了する。認識処理が終了すると、CPUは、登録商品候補の有無を確認する(ST6)。
RAM204の所定エリアに登録商品候補となる商品データ(商品コード,商品名,外観特徴量、類似度)が1つも格納されていない場合、登録商品候補はない。この場合(ST6にてNO)、CPUは、ステップST2の処理に戻る。すなわちCPUは、RAM114から次のフレーム画像データを取り込む。そしてCPUは、この画像データについて、前記ステップST3〜ST6の処理を実行する。
一方、RAM204の所定エリアに登録商品候補となる商品データ(商品コード,商品名,外観特徴量、類似度)が1つでも格納されていた場合には、登録商品候補がある。この場合(ST6にてYES)、CPUは、登録商品を自動的に設定できるか否かを確認する(ST7)。具体的には、CPUは、登録商品候補となる商品データのなかで類似度が所定の決定閾値を超えるデータが1つのみ存在するか否かを確認する。決定閾値は、前記基準閾値よりも充分に大きい値であり、前述したように類似度の上限値を“100”とした場合、その半分より若干多い値、たとえば“60”と設定する。
登録商品候補の中で類似度が決定閾値を超える商品が1つのみ存在する場合、この商品が登録商品として自動的に決定される。それ以外、つまりは類似度が決定閾値を超える商品が1つも存在しないか2つ以上存在する場合には、登録商品が決定されない。登録商品が決定された場合(ST7にてYES)、CPUは、ST8以降の処理、つまりは認識辞書追加プログラムの処理ルーチンをジャンプして、次の処理、つまりは自動決定された商品の登録処理ルーチンに移行する。
これに対し、登録商品が決定されない場合には(ST7にてNO)、CPUは、タッチパネル12に登録商品選択画面60を表示させる(ST8:商品選択受付手段43)。
登録商品選択画面60の一例を図8に示す。図示するように、登録商品選択画面60は、撮影画像表示領域61と、候補商品表示領域62とに区分される。また、「その他」ボタン63が登録商品選択画面60に表示される。撮影画像表示領域61には、ステップST2の処理で取り込んだフレーム画像が表示される。候補商品表示領域62は、さらに3つの領域621,622,623に細分化されており、画面の上から類似度の大きい順に登録商品候補となった商品のプリセット画像が表示される。
因みに、初期画面では、類似度が1位から3位までの商品のプリセット画像が候補商品表示領域62(621,622,623)に画面の上から順に表示される。この状態で、「その他」ボタン63がタッチ操作されると、候補商品表示領域62は、類似度が4位から6位までの商品のプリセット画像に切り替わる。以後、「その他」ボタン63がタッチ操作される毎に、領域62の画像は、類似度がより下位の商品のプリセット画像に切り替わる。なお、「その他」ボタン63が1回タッチ操作されると、「戻る」ボタンの画像が登録商品選択画面60に表示される。そして、この「戻る」ボタンがタッチ操作されると、タッチパネル12の画面は、直前の登録商品選択画面60に戻る。
読取窓1Bに登録商品をかざしたユーザは、候補商品表示領域62のなかから登録商品を探す。そして、登録商品を見つけたならば、ユーザは、この商品のプリセット画像が表示されている領域621,622または623にタッチする。
CPUは、候補商品表示領域62がタッチ操作されるのを待機する。候補商品表示領域62がタッチ操作されたならば、CPUは、そのタッチ領域にプリセット画像が表示されている商品の類似度の順位を確認する(ST9)。類似度が1位の商品が選択された場合(ST9にてYES)、CPUは、ST10以降の処理をジャンプして、次の処理、つまりは類似度が1位の商品の登録処理ルーチンに移行する。
これに対し、類似度が2位以下の商品が選択された場合には(ST9にてNO)、CPUは、追加実行フラグFをチェックする(ST10)。追加実行フラグFがオフの場合、認識辞書の追加は行われない。この場合(ST10にてNO)、CPUは、ST11以降の処理をジャンプして、次の処理、つまりは選択された商品の登録処理ルーチンに移行する。
これに対し、追加実行フラグFがオンの場合には、CPUは、追加実行の確認が必要か否かを判定する(ST11)。すなわちCPUは、メモリエリア52をチェックして、ステータスが“1”の確認条件を認識する。確認条件が「類似度差」であった場合、CPUは、選択された商品の類似度と1位の類似度との差分を計算し、この差分値が所定の閾値を超えるか否かを確認する。そしてCPUは、差分値が所定の閾値を超える場合にはユーザに確認する必要有りと決定し、差分値が所定の閾値以下の場合にはユーザに確認する必要なしと決定する。
一方、確認条件が「候補順位」であった場合には、CPUは、選択された商品の類似度の順位が1位より低い所定の閾値順位(例えば3位)以下であるか否かを確認する。そしてCPUは、類似度の順位が閾値順位以下の場合にはユーザに確認する必要有りと決定し、類似度の順位が閾値順位より上の場合にはユーザに確認する必要なしと決定する。
ステップST11にて確認必要と判断された場合(ST11にてYES)、CPUは、タッチパネル12に追加可否選択画面70を表示させる(ST12:追加宣言受付手段44)。
追加可否選択画面70の一例を図9に示す。図示するように、追加可否選択画面70は、撮影画像表示領域71と、選択商品表示領域72とに区分される。また、「する」ボタン73と「しない」ボタン74とが追加可否選択画面70に表示される。撮影画像表示領域71には、ステップST2の処理で取り込んだフレーム画像が表示される。選択商品表示領域72には、登録商品選択画面60で選択された商品のプリセット画像が表示される。図9は、図8の登録商品選択画面60において、領域622にプリセット画像が表示されている商品「洋ナシ」が選択された場合の追加可否選択画面70である。なお、選択商品表示領域72の位置は、図9に示す如く、登録商品選択画面60で選択された商品のプリセット画像が表示されている候補商品表示領域62と一致していてもよいし、異なっていてもよい。プリセット画像が表示されている候補商品表示領域62と同じ位置にて表示した場合には、選択されたことが一目でわかる。
ユーザは、認識辞書への特徴量データの追加を実行する場合には「する」ボタン73にタッチする。これに対し、例えば商品を選択し間違えたために追加を実行しない場合には「しない」ボタンにタッチする。
CPUは、「する」ボタン73と「しない」ボタン74のいずれかがタッチされるのを待機する(ST13)。ここで、「しない」ボタン74がタッチされた場合(ST13にてNO)、CPUは、ステップST13の処理をジャンプして次の処理に進む。ただし、選択された商品は誤りであったので、商品登録処理ルーチンには進まない。
「する」ボタン73がタッチされた場合(ST13にてYES)、あるいは、ステップST11の処理において確認不要と判断された場合には(ST11にてNO)、CPUは、認識辞書ファイル9への特徴量データの追加を実行する(ST14:追加手段45)。すなわちCPUは、選択された商品の商品データ(商品コード,商品名,外観特徴量、類似度)のなかから商品コードと外観特徴量のデータとを読み出す。そしてCPUは、認識辞書ファイル9にアクセスして、当該商品コードを含むデータレコードに当該外観特徴量のデータを新規の特徴量データとして追加する。しかる後、CPUは、次の処理、つまりは選択された商品の登録処理ルーチンに移行する。
このように、本実施形態の店舗会計システムにおいては、ユーザがスキャナ装置1の読取窓1Bに商品をかざすと、撮像部14によってこの商品が撮影される。そして、この商品の画像から抽出される当該商品の外観特徴量のデータと、認識辞書ファイル9に登録されている各商品の特徴量データとから、商品毎に特徴量の類似度が算出される。そして、類似度の高い順に登録商品候補が決定され、そのリストがタッチパネル12に表示される。そこでユーザは、登録商品候補の中から、該当する商品を選択する。そうすると、店舗会計システムでは、この選択された商品の販売データが登録処理される。
ここで、選択された商品が類似度1位の商品であった場合には、認識辞書ファイル9に登録されている当該商品の特徴量データは、当該商品の外観特徴量に近似したものである。従って、認識辞書ファイル9への特徴量データの追加は必要ない。これに対して、選択された商品の類似度が選択されなかった他の商品の類似度よりも低い場合には、認識辞書ファイル9への特徴量データの追加が必要である。
本実施形態の店舗会計システムにおいては、選択された商品が類似度1位の商品であった場合には、認識辞書ファイル9への特徴量データの追加は実行されない。選択された商品が類似度1位以外の商品であった場合には、認識辞書ファイル9への特徴量データの追加が実行される。ただし、追加実行フラグFが“0”にリセットされていた場合には、認識辞書ファイル9への特徴量データの追加が許可されていないので、たとえ類似度1位以外の商品が選択された場合でも認識辞書ファイル9への特徴量データの追加は実行されない。
また、確認条件として「類似度差」が設定されていた場合、つまり確認条件「類似度差」に対応するステータスが“1”に設定されていた場合には、選択された商品の類似度と、登録商品候補として認識された商品の中で最も高い類似度との差分が算出される。そして、この差分が所定の閾値を超えるか否かが判定される。差分が閾値を超えない場合、つまり選択された商品の類似度が比較的高い場合には、認識辞書ファイル9への特徴量データの追加が実行される。
これに対し、差分が閾値を超える場合、つまり選択された商品の類似度が低い場合には、ユーザが誤った商品を選択してしまった可能性がある。そこで、タッチパネル14に追加可否選択画面70が表示される。この追加可否選択画面70を確認したユーザは、商品選択に誤りがないときには「する」ボタン73にタッチし、誤りがある場合には「しない」ボタン74にタッチする。その結果、商品選択に誤りがないときには認識辞書ファイル9への特徴量データの追加が実行されるが、誤りがある場合には認識辞書ファイル9への特徴量データの追加が実行されない。
また、確認条件として「候補順位」が設定されていた場合、つまり確認条件「候補順位」に対応するステータスが“1”に設定されていた場合には、選択された商品の類似度が、登録商品候補として認識された商品の中で高い順に並べて何番目になるかが確認される。そして、1位より下位の所定の閾値順位より上位か下位かが判定される。その結果、閾値順位より上位若しくは同位の場合、つまり選択された商品の類似度が比較的高い場合には、認識辞書ファイル9への特徴量データの追加が実行される。
これに対し、閾値順位より下位の場合、つまり選択された商品の類似度が低い場合には、ユーザが誤った商品を選択してしまった可能性がある。そこで、タッチパネル14に追加可否選択画面70が表示される。この追加可否選択画面70を確認したユーザは、商品選択に誤りがないときには「する」ボタン73にタッチし、誤りがある場合には「しない」ボタン74にタッチする。その結果、商品選択に誤りがないときには認識辞書ファイル9への特徴量データの追加が実行されるが、誤りがある場合には認識辞書ファイル9への特徴量データの追加が実行されない。
このように本実施形態によれば、認識辞書への特徴量データの追加を簡単な操作でしかも効率よく行うことができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではない。
例えば前記実施形態では、認識辞書ファイル9への特徴量データの追加を実行するか否かの確認条件として「類似度差」と「候補順位」の2種類を示したが、どちらか1種類のみであってもよい。あるいは、他の条件を採用してもよい。
また、追加宣言受付手段44は、追加を実行するか否かの宣言入力を促すボタン画像73,74をタッチパネル12に表示して、追加を実行するか否かの宣言入力を受け付けたが、これに限定されるものではない。例えばキーボード11の所定のキーの入力により追加を実行するか否かの宣言入力を受け付けてもよい。商品選択受付手段43についても同様であり、登録商品選択画面60の入力操作に限定されるものではない。要は、登録商品候補として認識された複数の商品の中からユーザが選択できればよい。
また、前記実施形態では、スキャナ装置1とPOS端末2とに、商品認識装置としての機能を持たせたが、スキャナ装置1またはPOS端末2の単体に商品認識装置としての機能を持たせてもよい。あるいは、スキャナ装置1がPOS端末2に組み込まれて一体となった装置に、商品認識装置の機能を持たせてもよい。
また、スキャナ装置1とPOS端末2とサーバとから商品認識装置を構成し、商品認識機能をサーバに持たせて、つまりは商品認識プログラムをサーバに持たせて、サーバにて商品候補の認識処理を実行してもよい。具体的には、スキャナにて商品の画像を撮像し、このスキャナで撮像した商品画像をサーバに送信する。サーバは、商品画像の特徴量と認識辞書に記憶されている特徴量とを照合して商品候補の認識処理を実行し、このサーバでの認識結果をPOS端末2に出力する。
なお、前記実施形態は、装置内部のプログラム記憶部であるROMに発明の機能を実現させる制御プログラムが予め記録されているものとした。しかしこれに限らず、同様のプログラムがネットワークから装置にダウンロードされてもよい。あるいは、記録媒体に記録された同様のプログラムが、装置にインストールされてもよい。記録媒体は、CD−ROM,メモリカード等のようにプログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能であれば、その形態は問わない。また、プログラムのインストールやダウンロードにより得る機能は、装置内部のOS(オペレーティング・システム)等と協働してその機能を実現させるものであってもよい。
この他、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…スキャナ装置、2…POS端末、9…認識辞書ファイル、11…キーボード、12…タッチパネル、14…撮像部、41…特徴量抽出手段、42…商品候補抽出手段、43…商品選択受付手段、44…追加宣言受付手段、45…追加手段。

Claims (6)

  1. 撮像手段により撮像された画像からその画像に含まれる商品の外観特徴量を抽出する特徴量抽出手段と、
    この特徴量抽出手段により抽出された外観特徴量のデータを、認識対象である商品毎にその商品の表面情報を表わす特徴量データが保存される認識辞書ファイルの前記特徴量データと照合して、前記画像に含まれる商品の候補を抽出する商品候補抽出手段と、
    この商品候補抽出手段により複数の商品の候補が抽出された場合、この複数の商品の候補の中から前記画像に含まれる商品の選択入力を受け付ける商品選択受付手段と、
    この商品選択受付手段により前記複数の商品の中からいずれか1商品の選択入力を受け付けると、この選択された商品に対して前記認識辞書ファイルに保存されている前記特徴量データの追加を実行するか否かの宣言入力を受け付ける追加宣言受付手段と、
    この追加宣言受付手段により追加を実行する旨の宣言入力を受け付けると、前記特徴量抽出手段により抽出された前記外観特徴量のデータを、前記商品選択受付手段により選択を受け付けた商品に対する特徴量データとして前記認識辞書ファイルに追加する追加手段と、
    を具備したことを特徴とする商品認識装置。
  2. 前記追加宣言受付手段は、前記商品選択受付手段により選択入力を受け付けた商品の前記認識辞書ファイルに保存される特徴量データと前記特徴量抽出手段により抽出された外観特徴量のデータとの類似度が、前記商品候補抽出手段により候補として抽出された他の商品の前記認識辞書ファイルに保存される特徴量データと前記特徴量抽出手段により抽出された外観特徴量のデータとの類似度と比較して低いとき、前記追加を実行するか否かの宣言入力を受け付けることを特徴とする請求項1記載の商品認識装置。
  3. 前記追加宣言受付手段は、前記商品選択受付手段により選択入力を受け付けた商品の前記類似度と、前記商品候補抽出手段により候補として抽出された他の商品の前記類似度のうち最も高い類似度との差が所定値以上であるとき、前記追加を実行するか否かの宣言入力を受け付けることを特徴とする請求項2記載の商品認識装置。
  4. 前記追加宣言受付手段は、前記商品選択受付手段により選択入力を受け付けた商品の前記類似度が、前記商品候補抽出手段により候補として抽出された全商品の前記類似度を高い順に並べた順位において1位以外の所定の順位以下に相当するとき、前記追加を実行するか否かの宣言入力を受け付けることを特徴とする請求項2記載の商品認識装置。
  5. タッチパネルを備え、
    前記追加宣言受付手段は、前記追加を実行するか否かの宣言入力を促すボタン画像を前記タッチパネルに表示することを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか1に記載の商品認識装置。
  6. 撮像手段により撮像された画像からその画像に含まれる商品の外観特徴量を抽出し、抽出された外観特徴量のデータを、認識対象である商品毎にその商品の表面情報を表わす特徴量データが保存される認識辞書ファイルの前記特徴量データと照合して、前記画像に含まれる商品の候補を抽出する商品認識装置に、
    複数の商品が前記画像に含まれる商品の候補として認識された場合に、この複数の商品の候補の中から前記画像に含まれる商品の選択入力を受け付ける機能と、
    前記複数の商品の中からいずれか1商品の選択入力を受け付けると、この選択された商品に対して前記認識辞書ファイルに保存されている前記特徴量データの追加を実行するか否かの宣言入力を受け付ける機能と、
    前記追加を実行する旨の宣言入力を受け付けると、前記画像に含まれる商品の外観特徴量のデータを、前記認識辞書ファイルの前記選択入力を受け付けた商品に対する特徴量データとして追加する機能と、
    を実現させるための認識辞書追加プログラム。
JP2012162852A 2012-07-23 2012-07-23 商品認識装置及び認識辞書追加プログラム Active JP5553866B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012162852A JP5553866B2 (ja) 2012-07-23 2012-07-23 商品認識装置及び認識辞書追加プログラム
CN201310234920.5A CN103577515A (zh) 2012-07-23 2013-06-14 商品识别装置及识别词库追加方法
US13/939,425 US20140023241A1 (en) 2012-07-23 2013-07-11 Dictionary registration apparatus and method for adding feature amount data to recognition dictionary

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012162852A JP5553866B2 (ja) 2012-07-23 2012-07-23 商品認識装置及び認識辞書追加プログラム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014109438A Division JP5753929B2 (ja) 2014-05-27 2014-05-27 商品認識装置、方法及び認識辞書追加プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014021915A JP2014021915A (ja) 2014-02-03
JP5553866B2 true JP5553866B2 (ja) 2014-07-16

Family

ID=49946572

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012162852A Active JP5553866B2 (ja) 2012-07-23 2012-07-23 商品認識装置及び認識辞書追加プログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20140023241A1 (ja)
JP (1) JP5553866B2 (ja)
CN (1) CN103577515A (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5927147B2 (ja) * 2013-07-12 2016-05-25 東芝テック株式会社 商品認識装置及び商品認識プログラム
JP6122805B2 (ja) * 2013-07-16 2017-04-26 東芝テック株式会社 情報処理装置及びプログラム
US9594983B2 (en) 2013-08-02 2017-03-14 Digimarc Corporation Learning systems and methods
JP5865316B2 (ja) * 2013-08-30 2016-02-17 東芝テック株式会社 商品登録装置およびプログラム
JP6549558B2 (ja) * 2014-03-28 2019-07-24 日本電気株式会社 売上登録装置、プログラム及び売上登録方法
JP6361326B2 (ja) * 2014-06-30 2018-07-25 株式会社寺岡精工 商品販売データ処理装置
JP6555866B2 (ja) * 2014-09-22 2019-08-07 カシオ計算機株式会社 商品登録装置及びプログラム
JP6369258B2 (ja) * 2014-09-22 2018-08-08 カシオ計算機株式会社 商品登録装置、商品登録方法およびプログラム
JP6428240B2 (ja) * 2014-12-17 2018-11-28 カシオ計算機株式会社 商品登録装置、商品認識方法、およびプログラム
US10049273B2 (en) * 2015-02-24 2018-08-14 Kabushiki Kaisha Toshiba Image recognition apparatus, image recognition system, and image recognition method
US10824873B2 (en) 2016-01-21 2020-11-03 Nec Corporation Information processing apparatus, control method, and program
JP2017211880A (ja) * 2016-05-26 2017-11-30 東芝テック株式会社 情報処理装置及びプログラム
JP2018041261A (ja) * 2016-09-07 2018-03-15 東芝テック株式会社 情報処理装置及びプログラム
JP6838903B2 (ja) 2016-09-13 2021-03-03 東芝テック株式会社 物品読取装置およびプログラム
JP6920868B2 (ja) * 2017-04-24 2021-08-18 東芝テック株式会社 商品情報読取装置およびプログラム
JP7034615B2 (ja) * 2017-07-07 2022-03-14 東芝テック株式会社 チェックアウト装置およびプログラム
EP3669434A1 (en) 2017-08-15 2020-06-24 Saronikos Trading and Services, Unipessoal Lda. Assembly and method for powering an electric aircraft and/or an electric aircraft equipped with said assembly
KR101850315B1 (ko) * 2018-01-22 2018-05-31 주식회사 엑사스코프 하이브리드 상품 인식 기술이 적용된 셀프 체크 아웃 기기
CN109345733A (zh) * 2018-09-07 2019-02-15 杭州物宜网络科技有限公司 智能秤的计价方法及系统
JP7457347B2 (ja) * 2020-02-10 2024-03-28 株式会社イシダ 商品候補提示システム及び会計処理システム
US11928662B2 (en) * 2021-09-30 2024-03-12 Toshiba Global Commerce Solutions Holdings Corporation End user training for computer vision system
US11681997B2 (en) * 2021-09-30 2023-06-20 Toshiba Global Commerce Solutions Holdings Corporation Computer vision grouping recognition system

Family Cites Families (39)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5530645A (en) * 1993-06-30 1996-06-25 Apple Computer, Inc. Composite dictionary compression system
JP3213669B2 (ja) * 1994-05-30 2001-10-02 東芝テック株式会社 チェックアウトシステム
JP3223064B2 (ja) * 1995-02-21 2001-10-29 東芝テック株式会社 商品販売登録データ処理装置
US7246087B1 (en) * 2000-01-10 2007-07-17 General Electric Company Method and apparatus for product selection assistance
US7845554B2 (en) * 2000-10-30 2010-12-07 Fujitsu Frontech North America, Inc. Self-checkout method and apparatus
JP2002074511A (ja) * 2001-06-21 2002-03-15 Toshiba Tec Corp 商品販売登録データ処理装置
JP2003067744A (ja) * 2001-08-24 2003-03-07 Toshiba Corp 個人認証装置および個人認証方法
TWI299471B (en) * 2001-08-24 2008-08-01 Toshiba Kk Person recognition apparatus
JP2004234228A (ja) * 2003-01-29 2004-08-19 Seiko Epson Corp 画像検索装置、画像検索装置におけるキーワード付与方法、及びプログラム
US7118026B2 (en) * 2003-06-26 2006-10-10 International Business Machines Corporation Apparatus, method, and system for positively identifying an item
US6983244B2 (en) * 2003-08-29 2006-01-03 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method and apparatus for improved speech recognition with supplementary information
US20080133592A1 (en) * 2006-11-30 2008-06-05 James Peters Bird identification system
JP5012247B2 (ja) * 2007-06-21 2012-08-29 ソニー株式会社 認証装置、入場管理装置、入退場管理装置、入場管理システム、入退場管理システム、認証処理方法およびプログラム
JP4565015B2 (ja) * 2008-05-15 2010-10-20 シャープ株式会社 画像処理装置、画像形成装置、画像処理システム、画像処理プログラムおよびその記録媒体
CN101639891B (zh) * 2008-07-28 2012-05-02 汉王科技股份有限公司 一种双摄像头人脸识别装置和方法
US8150813B2 (en) * 2008-12-18 2012-04-03 International Business Machines Corporation Using relationships in candidate discovery
US8494909B2 (en) * 2009-02-09 2013-07-23 Datalogic ADC, Inc. Automatic learning in a merchandise checkout system with visual recognition
JP5403657B2 (ja) * 2009-02-23 2014-01-29 Necインフロンティア株式会社 定置スキャナ、pos端末および決済商品選別方法
JP5245971B2 (ja) * 2009-03-26 2013-07-24 富士通株式会社 生体情報処理装置および方法
US8429173B1 (en) * 2009-04-20 2013-04-23 Google Inc. Method, system, and computer readable medium for identifying result images based on an image query
JP2010286937A (ja) * 2009-06-10 2010-12-24 Hitachi Ltd 生体認証方法、及び、生体認証に用いるクライアント端末、認証サーバ
CN102004979A (zh) * 2009-09-03 2011-04-06 叶克 一种提供商品匹配推广服务的系统和方法
US20110191327A1 (en) * 2010-01-31 2011-08-04 Advanced Research Llc Method for Human Ranking of Search Results
US8782556B2 (en) * 2010-02-12 2014-07-15 Microsoft Corporation User-centric soft keyboard predictive technologies
US9092981B2 (en) * 2010-03-03 2015-07-28 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Road condition management system and road condition management method
CN102063616A (zh) * 2010-12-30 2011-05-18 上海电机学院 一种基于图像特征匹配的商品自动识别系统及方法
JP5799586B2 (ja) * 2011-05-27 2015-10-28 富士通株式会社 生体認証装置、生体認証方法及び生体認証用コンピュータプログラム
JP5485954B2 (ja) * 2011-09-06 2014-05-07 東芝テック株式会社 店舗システム及びプログラム
JP5194160B1 (ja) * 2011-10-19 2013-05-08 東芝テック株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
CN103106214B (zh) * 2011-11-14 2016-02-24 索尼爱立信移动通讯有限公司 一种候选词组输出方法和电子设备
JP5551143B2 (ja) * 2011-12-02 2014-07-16 東芝テック株式会社 店舗システムおよびプログラム
JP5579202B2 (ja) * 2012-01-16 2014-08-27 東芝テック株式会社 情報処理装置、店舗システム及びプログラム
JP5551196B2 (ja) * 2012-03-06 2014-07-16 東芝テック株式会社 情報処理装置及びプログラム
JP2013250768A (ja) * 2012-05-31 2013-12-12 Toshiba Tec Corp 商品認識装置及び商品認識プログラム
JP5675722B2 (ja) * 2012-07-23 2015-02-25 東芝テック株式会社 認識辞書処理装置及び認識辞書処理プログラム
JP2014032539A (ja) * 2012-08-03 2014-02-20 Toshiba Tec Corp オブジェクト認識スキャナシステム、辞書サーバ、オブジェクト認識スキャナ、辞書サーバプログラムおよび制御プログラム
JP5619095B2 (ja) * 2012-09-03 2014-11-05 東芝テック株式会社 商品認識装置及び商品認識プログラム
JP2014049015A (ja) * 2012-09-03 2014-03-17 Toshiba Tec Corp 商品認識装置及び商品認識プログラム
JP5707375B2 (ja) * 2012-11-05 2015-04-30 東芝テック株式会社 商品認識装置及び商品認識プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
CN103577515A (zh) 2014-02-12
JP2014021915A (ja) 2014-02-03
US20140023241A1 (en) 2014-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5553866B2 (ja) 商品認識装置及び認識辞書追加プログラム
JP5936993B2 (ja) 商品認識装置及び商品認識プログラム
US9990541B2 (en) Commodity recognition apparatus and commodity recognition method
JP5619095B2 (ja) 商品認識装置及び商品認識プログラム
JP5372191B2 (ja) 商品読取装置及び商品読取プログラム
JP5826152B2 (ja) 商品認識装置及び商品認識プログラム
JP6730079B2 (ja) 監視装置及びプログラム
JP5707375B2 (ja) 商品認識装置及び商品認識プログラム
JP5439623B2 (ja) 商品読取装置及び商品読取プログラム
JP5826801B2 (ja) 商品認識装置及び商品認識プログラム
JP2013250768A (ja) 商品認識装置及び商品認識プログラム
JP5747014B2 (ja) 商品認識装置及び商品認識プログラム
US10482447B2 (en) Recognition system, information processing apparatus, and information processing method
JP2015099549A (ja) 商品認識装置及び商品認識プログラム
JP6949611B2 (ja) 商品登録装置及びそのプログラム
JP2022009877A (ja) 管理装置及びプログラム
JP2017211880A (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP5753929B2 (ja) 商品認識装置、方法及び認識辞書追加プログラム
JP5760032B2 (ja) 認識辞書作成装置及び認識辞書作成プログラム
JP5903516B2 (ja) 商品認識装置及び商品認識プログラム
JP2015099550A (ja) 商品認識装置及び商品認識プログラム
JP6392406B2 (ja) 商品認識装置及び商品認識プログラム
JP6133470B2 (ja) 商品認識装置及び商品認識プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20131219

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20131226

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20140109

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140424

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140507

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140527

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5553866

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150