JP5553263B2 - 着脱式容器 - Google Patents

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この発明は、適宜の内容物を収容したリフィル容器を容器本体に収容するようにした着脱式容器に関するものである。
リフィル容器を容器本体に収容するようにした着脱式容器としては、特許文献1記載の化粧料容器がある。
この化粧料容器は、レフィル容器32を容器本体12の前方収容部28に収容できるようにしたもので、後方収納部30側からレフィル容器32の第2蝶番部38後方に指を添える等して、前方かつ上方に押し上げ力を作用させることにより、レフィル容器32を取り外すことが可能となっている(段落0021〜0022)。
しかし、レフィル容器32の第2蝶番部38後方に指を添えられるようにするため、容器本体12に切欠部26aを設けなければならず、強度や見栄え等の点で問題があった。
特開平10−192043号公報
そこで、この発明は、容器本体に着脱を容易にするための切欠部を設ける必要がなく、強度や見栄え等の点で優れたものとすることが可能な着脱式容器を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、この発明は次のような技術的手段を講じている。
本願の着脱式容器は、適宜の内容物を収容したリフィル容器1を容器本体2の内側に装着するようにした着脱式容器であって、リフィル容器1の外周面と容器本体2の内周面に互いに係合する凸部3と凹部4を周状に設けており、前記凸部3に途切れた箇所5を設け、この途切れた箇所5においてリフィル容器1と容器本体2との間に凸部3と凹部4とが係合していない隙間が生じるようにしたものとしている。
また、前記リフィル容器1は、上方に円形に開口しており、容器本体2の内周面に円周状に設けられた凹部4に係合する背面側の第1凸部3a、左右の第2凸部3b及び第3凸部3cからなる凸部3を有し、さらに、第1凸部3aは、第2凸部3b及び第3凸部3cに比べて隆起の度合いが大きくなっているものとすることができる。
さらに、前記リフィル容器1は、第2凸部3bと第3凸部3cとの間の凸部3が存在しない箇所が付近にあることを示す目印7を付したものとすることができる。
この発明の着脱式容器は、上述のような構成を有しており、リフィル容器1と容器本体2との間に凸部3と凹部4とが係合していない箇所が存在するため、この箇所からリフィル容器1を上げていくことで、容易にリフィル容器1を容器本体2から取り外すことができ、容器本体2に着脱を容易にするための切欠部を設ける必要がなく、強度や見栄え等の点で優れたものとすることが可能である。
この発明の実施形態の着脱式容器の斜視図(リフィル容器の蓋、及び容器本体の蓋を外した状態)である。 リフィル容器の正面図である。 リフィル容器の背面図である。 リフィル容器の右側面図である。 容器本体の斜視図である。 リフィル容器を容器本体に収容した状態の横断面図(図7のB−B線断面図)である。 リフィル容器を容器本体に収容した状態の縦断面図(図6のA−A線断面図)である。 リフィル容器を容器本体から取り外す様子を示す説明図である。
以下、この発明の好適な実施形態を、図面を参照して説明する。
この実施形態の着脱式容器は、適宜の内容物を収容したリフィル容器1を容器本体2の内側に装着するようにした着脱式容器であって、リフィル容器1の外周面と容器本体2の内周面に互いに係合する凸部3と凹部4を周状に設けており、前記凸部3に途切れた箇所5を設け、この途切れた箇所5においてリフィル容器1と容器本体2との間に凸部3と凹部4とが係合していない隙間が生じるようにしたものとしている。
この着脱式容器を構成するリフィル容器1や容器本体2の各部材は、ポリプロピレン等の適宜の合成樹脂を成形して製造することができる。
〔リフィル容器〕
リフィル容器1は、上方に開口した有底円筒状で、底側から開口側に向かって徐々に拡径した形状であり、開口縁には蓋6を嵌合させられるようにしている。このリフィル容器1は、例えばペースト状の化粧品、食品等を収容し、内容物を使い切った後の取替え用として容器本体2とは別個に販売することができる。
リフィル容器1の外周面には、開口縁と平行に凸部3が周状に設けられている。この凸部3は、開口縁のやや下に位置し、背面側の第1凸部3a、左右の第2凸部3b及び第3凸部3cで形成され、正面側には第2凸部3bと第3凸部3cとの間に凸部3が途切れて存在しない箇所5が存在する。
第1凸部3a、第2凸部3b及び第3凸部3cは、図7に現れているように、いずれも断面形状が上側よりも下側の傾斜がなだらかな山状であるが、第1凸部3aは、第2凸部3b及び第3凸部3cに比べて隆起の度合いが大きくなっている。第1凸部3aの隆起の度合いは、容器本体2の凹部4に0.4mm程度かかるものとし、第2凸部3bと第3凸部3cの度合いは、それぞれ凹部4に0.2mm程度かかるものとするとよい。
さらに、リフィル容器1には、前記凸部3が存在しない箇所5が付近にあることを示す目印7が付されている。この目印7は、リフィル容器1を容器本体2に装着したときに、容器本体2の上に露出するように拡径した開口縁部8の外周面に付すとよい。目印7は、成形や印刷によって付すことができる。目印7を設ける箇所は、窪んだ形状とし、リフィル容器1を取り外す際に、この窪みに指の爪を引っ掛けられるようにするとよい。
また、リフィル容器1の外周面には、突起9,10が設けられている。突起9,10は、前記凸部3より上方に位置し、正面側と背面側にそれぞれ半径方向に突出するように設けられている。
なお、図2にあらわした側を正面側、図3にあらわした側を背面側としたが、これらの方向は説明の便宜上のものである。
〔容器本体〕
容器本体2は、上方に開口した有底円筒状であり、開口縁に蓋11を螺合により取り付けられるようにしている。容器本体2は、図7にあらわれているように、内側部分2aと外側部分2bからなるものとすることができる。
容器本体2の内周面には、リフィル容器1の前記凸部3と係合する凹部4が周状に設けられている。この凹部4は、開口縁と平行に一周しており、開口縁のやや下に位置し、リフィル容器1の前記凸部3の形状に対応して、断面形状が上側よりも下側の傾斜がなだらかな谷状となっている。
また、容器本体2の内周面には、ローレット12が設けられている。ローレット12は、リフィル容器1の前記突起9,10と対応する位置に、全周にわたって形成されている。ローレット12は、70個程度の上下方向に延びる突条で形成されており、隣接する突条間に前記突起9,10が入り込んで、リフィル容器1が回り止めされるようになっている。また、前記突起9,10とローレット12により、容器本体2内におけるリフィル容器1の位置が適正に調整され、不意にリフィル容器1が外れてしまったり、後述の着脱の差異に支障が生じたりしないようにしている。
〔使用方法〕
次に、この着脱式容器の使用方法について説明する。
リフィル容器1を容器本体2に装着する場合は、リフィル容器1を容器本体2の開口部の上方から押し込めばよい。リフィル容器1と容器本体2は、前記凸部3と凹部4とが係合することにより、意図的に力を加えなければ外れない状態となるとともに、前記突起9,10とローレット12が係合して、リフィル容器1が回り止めされる。
リフィル容器1を容器本体2から取り外す場合は、リフィル容器1の背面側を容器本体2の内周面に押し付け、リフィル容器1の正面側の突起9と容器本体2のローレット12との係合が外れた状態にし、そして、リフィル容器1の第1凸部3aと容器本体2の凹部4との係合箇所を支点にして、リフィル容器1の正面側が上昇するように回動させ、図8に示したようにリフィル容器1の凸部3と容器本体2の凹部4との係合が外れた状態にする。この操作は、リフィル容器1の前記目印7を付した箇所を爪で引っ掛けて上げることにより行うことができる。
この着脱式容器は、正面側において、リフィル容器1に前記凸部3が途切れた箇所5が設けられているため、容器本体2との間に凸部3と凹部4とが係合していない箇所が存在し、この箇所からリフィル容器1を上げていくことで、容易にリフィル容器1を容器本体2から取り外すことができる。
また、リフィル容器1の第2凸部3bと第3凸部3cは、第1凸部3aに比べて隆起の度合いが小さく容器本体2の凹部4との係合が浅いため、凹部4から外れやすく、前記第1凸部3aと容器本体2の凹部4との係合箇所を支点とする回動操作に支障が生じにくく、スムーズにリフィル容器1を容器本体2から取り外すことが可能である。
リフィル容器1を容器本体2から取り外す方法としては、リフィル容器1を正面側方向に引き寄せることによっても可能である。この場合は、リフィル容器1の正面側の内周面に指を押し当てて、手前側に向かって押し上げることにより、リフィル容器1の第1凸部3a、第2凸部3b及び第3凸部3cが、それぞれ容器本体2の凹部4との係合が外れ、また、リフィル容器1の突起9,10と容器本体2のローレット12との係合が外れた状態にする。この方法は、リフィル容器1の内周面に油状成分が付着している場合には、指が滑るおそれがあるので、事前に付着した内容物を除去しておくことが望ましい。
以上がこの発明の好適な実施形態であるが、この発明は上述の実施形態の構成に限定されるものではなく、形状、寸法、材質等を適宜変更して実施することができる。
1 リフィル容器
2 容器本体
3 凸部
3a 第1凸部
3b 第2凸部
3c 第3凸部
4 凹部
5 凸部が途切れた箇所
7 目印
9,10 突起
12 ローレット

Claims (3)

  1. 適宜の内容物を収容したリフィル容器(1)を容器本体(2)の内側に装着するようにした着脱式容器であって、リフィル容器(1)の外周面と容器本体(2)の内周面に互いに係合する凸部(3)と凹部(4)を周状に設けており、前記凸部(3)に途切れた箇所(5)を設け、この途切れた箇所(5)においてリフィル容器(1)と容器本体(2)との間に凸部(3)と凹部(4)とが係合していない隙間が生じるようにした着脱式容器であって、
    リフィル容器(1)は、上方に円形に開口しており、容器本体(2)の内周面に円周状に設けられた凹部(4)に係合する第1凸部(3a)、左右の第2凸部(3b)及び第3凸部(3c)からなる凸部(3)を有し、さらに、第1凸部(3a)は、第2凸部(3b)及び第3凸部(3c)に比べて隆起の度合いが大きくなっており、
    第1凸部(3a)、第2凸部(3b)及び第3凸部(3c)は、いずれも断面形状が上側よりも下側の傾斜がなだらかな山状であって、
    容器本体(2)の凹部(4)は、開口縁と平行に一周しており、開口縁のやや下に位置し、リフィル容器(1)の凸部(3)の形状に対応して、断面形状が上側よりも下側の傾斜がなだらかな谷状となっている着脱式容器。
  2. 第1凸部(3a)と、第2凸部(3b)と、第3凸部(3c)とは、略連続的に配置されて凸部(3)を形成している請求項1に記載の着脱式容器。
  3. 第2凸部(3b)と第3凸部(3c)との間の凸部(3)が存在しない箇所が付近にあることを示す目印(7)を付した請求項1又は請求項2に記載の着脱式容器。
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