JP5552041B2 - 水拭き用洗浄剤組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、一般家庭において日常的に行われる食卓、調理台まわり、床などの水拭き用洗浄剤組成物に関する。
一般家庭において調理前後の調理台まわりや食事前後の食卓まわり、フローリング床などの清掃作業は、頑固な汚れが存在する場合には住居用洗浄剤組成物が用いられているが、通常は布巾や雑巾を用いて水拭きで済ませる場合が多い。これは住居用洗浄剤組成物で対象物を処理した場合、拭き取りが不十分であると洗浄成分である界面活性剤が対象物に残存してヌルつく場合があり、使用者は拭き取りを十分しなければいけないという心理的な抵抗感により洗浄剤組成物を用いることを敬遠するためである。特に対象物にスプレーして処理する住居用洗浄剤組成物においては、泡立ちが洗浄効果を想起させることから、起泡性のある洗浄剤組成物の開発が一般に行われているが、水拭きのような軽い清掃作業の場合には、逆に拭き取りに対する抵抗感を与える。
一方、水だけで対象物を拭く清掃作業の場合には、水がぬれ広がらずに対象物上に水滴として残存し、乾燥が遅くなるばかりか、水滴に濃縮した汚れが乾燥時に局在化し、残留するという課題がある。このような課題を解決する手段としては、洗浄剤組成物にエタノールを配合することが考えられるが、エタノールには強い刺激臭がある。また、高濃度のエタノールを含有する洗浄剤組成物をワックスが施された床の水拭きに使用した場合、ワックス床に対して白化や光沢低下などの悪影響を及ぼす。従って、エタノールを含有する洗浄剤組成物を用いる軽い清掃作業である水拭きにおいて、十分な洗浄力を有し、泡立ちがなく、ヌルつきのなさや跡残りのなさなどの仕上がり性に優れ、ワックス床に対して白化や光沢低下などの悪影響を及ぼさず、乾燥が早く、エタノール臭が全く気にならない、水拭き用洗浄剤組成物が強く求められる。
特許文献1には界面活性剤を含有せず、エタノールを洗浄成分とする拭き取りタイプの洗浄剤組成物の技術が開示されている。また、該公報には香料を含有することも記載されている。特許文献2にはアルキルグリコシド及びアルキルアミンオキシドを含有する硬質表面用の洗浄剤組成物の技術が開示されている。
特開2005−89638号公報 特開2004−107655号公報
特許文献1に記載されている香料を併用してもエタノール臭を軽減するには十分でない。特許文献2は、界面活性剤濃度が低い系での洗浄力、起泡性を向上させる技術であり、かつ軽い拭き取り作業で満足できる仕上がりが得られる技術であるが、豊かな泡を積極的に生じさせるものであり、泡立ちの抑制という観点での使用やそのための好適な組成は、十分には検討されていない。
従って本発明は、エタノールを含有する洗浄剤組成物を用いる軽い清掃作業である水拭きにおいて、泡立ちがなく、跡残りのなさなどの仕上がり性に優れることに加えて、エタノール臭が全く気にならない、さらにワックス床に対して悪影響のない水拭き用洗浄剤組
成物を提供することにある。
本発明は、(a)アルキル基の平均炭素数が8〜16であり、糖の平均縮合度が1〜2のアルキルグリコシド〔以下、(a)成分という〕を0.05〜0.15質量%、(b)炭素数8〜20の炭化水素基を1つ有するアルキルアミンオキシド〔以下、(b)成分という〕を0.001〜0.05質量%、(c)エタノール〔以下、(c)成分という〕を5〜20質量%、(d)香料〔以下、(d)成分という〕を0.001〜0.1質量%、及び水を含有し、質量比として(a)/(b)=60/40〜99/1、[(a)+(b)]/(d)=1〜10である水拭き用洗浄剤組成物に関する。
また、本発明は、上記本発明の水拭き用洗浄剤組成物をスプレー式容器に充填してなる、スプレー式水拭き用洗浄剤物品に関する。
本発明によれば、エタノールを含有する洗浄剤組成物を用いる軽い清掃作業である水拭きにおいて、泡立ちがなく、跡残りのなさなどの仕上がり性に優れることに加えて、エタノール臭が全く気にならない、さらにワックス床に対して悪影響のない水拭き用洗浄剤組成物が提供される。
<(a)成分>
本発明で用いる(a)成分は、アルキル基の平均炭素数が8〜16、好ましくは8〜14であり、糖の平均縮合度が1〜2、好ましくは1.1〜1.8のアルキルグリコシドであり、具体的には下記一般式(1)で表される化合物が好適である。
1(OR2xy (1)
〔式中、R1は炭素数8〜16の炭化水素基、好ましくは直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示し、R2は炭素数2〜4のアルキレン基を示し、Gは炭素数5〜6の還元糖に由来する残基を示し、xはその平均値が0〜5となる数を示し、y はその平均値が1〜2となる数を示す。〕
上記一般式(1)において、R1で示されるアルキル基又はアルケニル基としては、エタノール臭低減化の点から特に炭素数10〜16のものが好ましい。また、R2で示されるアルキレン基としては、溶解性の点から特に炭素数2のものが好ましい。また、Gで示される炭素数5〜6の還元糖に由来する残基は、使用される単糖類もしくは2糖類以上の糖によってその構造が決定される。Gで示される残基の原料としては、単糖類ではグルコース、ガラクトース、キシロース、マンノース、リキソース、アラビノース、フルクトース又はこれらの混合物等が挙げられ、2糖類以上ではマルトース、キシロビオース、イソマルトース、セロビオース、ゲンチビオース、ラクトース、スクロース、ニゲロース、ツラノース、ラフィノース、ゲンチアノース、メンジトース又はこれらの混合物等が挙げられる。これらのうち好ましい原料は、それらの入手性及び低コストの点から、単糖類ではグルコース及びフルクトースであり、2糖類以上ではマルトース及びスクロースである。
また、上記一般式(1)の中のxは、その平均値が0〜5、好ましくは0〜2である。このxの値により(a)成分の水溶性及び結晶性を調節することができる。すなわち、xが大きい値となるほど(a)成分の水溶性が高くなりかつ結晶性が低くなる傾向にある。
また上記一般式(1)の中のyの平均値が1より大きい場合、つまり(a)成分が2糖類以上の糖鎖を親水性基とする場合、糖鎖の結合様式が1−2、1−3、1−4、1−6結合又はα−、β−ピラノシド結合もしくはフラノシド結合及びこれらの混合された結合様式である任意の混合物を含むことが可能である。
上記一般式(1)中のyは、その平均値が1〜2、好ましくは1.1〜1.8、特に好ましくは 1.2〜1.6である。このyの値(糖縮合度)は1H−NMRにより測定する。具体的な測定方法としては、特開平8−53696号公報第6頁第10欄26行目〜7頁第11欄15行目を参照する。
<(b)成分>
本発明で用いる(b)成分は、炭素数8〜20の炭化水素基を1つ有するアルキルアミンオキシドであり、具体的には下記一般式(2)の化合物が好ましい。
Figure 0005552041
〔式中、R3はアミド基で分断されていても良い炭素数8〜16の炭化水素基、好ましくはアルキル基又はアルケニル基を示し、及びR4、R5はそれぞれ同一であっても異なっていても良い、炭素数1〜3のアルキル基又は炭素数1〜3のヒドロキシアルキル基を示す。〕
一般式(2)においてR3は炭素数8〜14のアルキル基、又は炭素数8〜14のアルカノイルアミノプロピル基が好ましく、特に炭素数10〜14のアルキル基が好ましく、R4、R5はメチル基が好ましい。
より具体的には、N−デシル−N,N−ジメチルアミンオキシド、N−ラウリル−N,N−ジメチルアミンオキシド、N−ミリスチル−N,N−ジメチルアミンオキシド、N−カプロイルアミノプロピル−N,N−ジメチルアミンオキシド、N−ラウロイルアミノプロピル−N,N−ジメチルアミンオキシド、N−ミリスチロイルアミノプロピル−N,N−ジメチルアミンオキシドを挙げることができ、特にN−ラウリル−N,N−ジメチルアミンオキシド、N−ミリスチル−N,N−ジメチルアミンオキシドがエタノール臭抑制効果の点から好ましい。
<(c)成分>
本発明の(c)成分はエタノールであり、本発明における洗浄成分である。エタノールとしては、メタノール、イソプロピルアルコール、ヘキサンなどで変性された工業用アルコールを用いてもよく、日本薬局方で指定されている純度99.5%以上の無水エタノール、水を4〜5%含有する含水エタノール、純度70〜90%の消毒用エタノールなどを用いることができる。
<(d)成分>
本発明の(d)成分は香料であり、単独の香料成分を用いてもよく、複数の香料成分を特定の比率で含有する香料組成物として用いることもできる。香料成分としては、「香料の化学」(赤星亮一著、日本化学会編産業化学シリーズ昭和58年9月16日発行)や「合成香料化学と商品知識」(印藤元一著、化学工業日報社、1996年3月6日発行)や「香料と調香の基礎知識」(中島基貴著、産業図書(株)、1995年6月21日発行)
に記載のものを用いることができる。
具体的には炭化水素系香料、アルコール系香料、エーテル系香料、アルデヒド系香料、ケトン系香料、エステル系香料、ラクトン系香料、環状ケトン系香料、含窒素系香料、好ましくは炭化水素系香料、アルコール系香料、アルデヒド系香料を挙げることができる。
本発明ではエタノール臭の低減の観点から、炭化水素系香料成分、特に好ましくはリモネンを含有する香料組成物を用いることが好ましく、香料組成物中に好ましくは10〜100質量%、より好ましくは50〜100質量%のリモネンを含有する。
<(e)成分>
本発明では任意ではあるが、洗浄操作において常に求められる衛生の観点から、(e)成分として、除菌剤を含有することが好ましい。ここで本発明の除菌剤は、「香粧品、医薬品防腐・殺菌剤の科学」吉村孝一、滝川博文著、フレグランスジャーナル社、1990年4月10日発行、501頁〜564頁に記載されているものを使用することができ、好ましいものとしてはトリクロサン、ビス−(2−ピリジルチオー1−オキシド)亜鉛、2,4,5,6−テトラクロロイソフタロニトリル、トリクロロカルバニリド、2−(4−チオシアノメチルチオ)ベンズイミダゾール、ポリヘキサメチレンビグアニジン塩酸塩、グルクロン酸クロルヘキシジン、8−オキシキノリン及びポリリジンから選ばれる1種以上である。また、特開平11−189975号に記載されているトリクロサン類自体も良好であり、具体的にはジクロロヒドロキシジフェニルエーテル、モノクロロヒドロキシジフェニルエーテルが好ましい。
(e)成分としては、さらには、炭素数8〜14のジアルキルジメチルアンモニウム塩、炭素数8〜14のアルキルジメチルベンジルアンモニウム塩、炭素数8〜16のアルキルピリジニウム塩から選ばれる4級アンモニウム塩型除菌剤も好適に用いることができる。塩としてはクロル塩、ブロム塩、硫酸塩、炭素数1〜3のアルキル硫酸エステル塩、炭素数1〜3のアルキル基が1〜3個置換していても良いベンゼンスルホン酸塩、炭素数1〜12の脂肪酸塩が好適である。
本発明では、(e)成分としては、4級アンモニウム塩型除菌剤が最も好適である。
<水拭き用洗浄剤組成物>
本発明の水拭き用洗浄剤組成物は、(c)成分を主洗浄成分として用いるがエタノール臭が強いため、(d)成分の香料成分を併用する。しかしながら(d)成分だけでは(c)成分の強い刺激臭を抑制することができない。
本発明では、(a)成分、(b)成分を(c)成分、(d)成分とを組み合わせ、且つ(a)/(b)の質量比及び[(a)+(b)]/(d)の質量比を、それぞれ特定範囲とすることで、洗浄操作において負担感を感じさせる泡立ちがなく、跡残りのなさなどの仕上がり性に優れることに加えて、エタノール臭が全く気にならない、さらにワックス床に対して悪影響のない水拭き用洗浄剤組成物を提供するものである。
本発明では(a)成分の含有量は水拭き用洗浄剤組成物中に、0.05〜0.15質量%であり、0.075〜0.11質量%が好ましい。洗浄力の確保、洗浄力に必要なエタノール量の低減によるエタノール臭低減の観点から0.05質量%以上であり、拭き取り後のヌルつきのなさ、跡残りのなさなどの仕上がり性の観点から0.15質量%以下である。
本発明では(b)成分の含有量は水拭き用洗浄剤組成物中に、0.001〜0.05質量%であり、0.005〜0.03質量%が好ましい。洗浄力、洗浄力の確保に必要なエタノール量の低減によるエタノール臭低減、香料の洗浄剤組成物への可溶化、不溶香料由来の刺激臭防止、低温貯蔵安定性の観点から0.001質量%以上であり、拭き取り後のヌルつきのなさ、跡残りのなさなどの仕上がり性の観点、あるいはワックスへの影響の観点から0.05質量%以下である。
本発明では(c)成分のエタノールの含有量は水拭き用洗浄剤組成物中に、5〜20質量%であり、10〜15質量%が好ましい。洗浄力、香料の洗浄剤組成物への可溶化、不溶香料由来の刺激臭防止の観点から5質量%以上であり、エタノール臭やワックスへの影響の観点から20質量%以下である。
本発明では(d)成分の香料の含有量は水拭き用洗浄剤組成物中に、0.001〜0.1質量%であり、0.007〜0.05質量%が好ましい。香料によるエタノール臭のマスキングの観点から0.001質量%以上であり、洗浄剤組成物への不溶香料由来の刺激臭防止の観点から0.1質量%以下である。
(a)成分と(b)成分の濃度比率は、洗浄力、泡立ちのなさ、ヌルつきのなさや跡残りのなさなどの仕上がり性、ワックスへの影響、香料の洗浄剤組成物への可溶化、不溶香料由来の刺激臭防止、低温貯蔵安定性の観点から(a)/(b)=60/40〜99/1(質量比)であるが、好ましくは(a)/(b)=80/20〜96/4である。洗浄力、泡立ちのなさ、ヌルつきのなさや跡残りのなさなどの仕上がり性、ワックスへの影響の観点から60/40以上であり、洗浄力、香料の洗浄剤組成物への可溶化、不溶香料由来の刺激臭防止、低温貯蔵安定性の観点から99/1以下である。
[(a)+(b)]/(d)は香料に対する界面活性剤の濃度比率を表す。洗浄力、泡立ちのなさ、ヌルつきのなさや跡残りのなさなどの仕上がり性、ワックスへの影響、香料の洗浄剤組成物への可溶化、不溶香料由来の刺激臭防止の観点から、[(a)+(b)]/(d)は1〜10(質量比)であるが、好ましくは5〜9である。香料の洗浄剤組成物への溶解性、不溶香料由来の刺激臭防止の観点から1以上であり、過剰量の界面活性剤による泡立ちの防止、ヌルつきのなさや跡残りのなさなどの仕上がり性の観点から10以下である。
(c)/[(a)+(b)]は界面活性剤に対するエタノールの濃度比率を表す。洗浄力、泡立ちのなさ、ヌルつきのなさや跡残りのなさなどの仕上がり性、ワックスへの影響、乾燥速度、香料の洗浄剤組成物への溶解性、不溶香料由来の刺激臭防止の観点から(c)/[(a)+(b)]は60〜200(質量比)が好ましく、より好ましくは100〜120である。泡立ちのなさ、ヌルつきのなさや跡残りのなさなどの仕上がり性、ワックスへの影響の観点から60以上が好ましく、乾燥速度、香料の洗浄剤組成物への可溶化、不溶香料由来の刺激臭防止の観点から200以下が好ましい。
本発明の水拭き用洗浄剤組成物は、上記成分を水に溶解/分散/乳化させた形態、すなわち液体組成物であることが好ましく、洗浄剤組成物に用いる水は金属成分を除去したイオン交換水や蒸留水、あるいは次亜塩素酸を0.5〜10ppm程度溶解させた次亜塩素酸滅菌水などを使用することができる。
本発明の水拭き用洗浄剤組成物の20℃におけるpHは、好ましくは5〜8、より好ましくは6〜7.5であり、このようなpH調整は硫酸、塩酸、リン酸、から選ばれる無機酸、クエン酸、りんご酸、マレイン酸、フマール酸、コハク酸から選ばれる有機酸、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化マグネシウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどの無機アルカリ剤を用いて行われる。ワックスへの影響の観点からpHは8以下が好ましく、pHが5以上は必要な酸量が少ないことによる拭き取り後の跡残りの観点や金属製品損傷性の観点から好ましい。本発明では、洗浄剤組成物に緩衝能を持たせることが洗浄力持続性の点から好ましく、上記有機酸、好ましくはクエン酸、及び無機アルカリ剤を併用することが好適である。有機酸はナトリウム塩やカリウム塩の形態で洗浄剤組成物に配合しても差し支えないが、含有量は酸の形態として洗浄剤組成物中に好ましくは0.001〜0.02質量%、より好ましくは0.005〜0.015質量%である。無機アルカリ剤の含有量は、本発明の洗浄剤組成物中に好ましくは0.001〜0.02質量%、より好ましくは0.005〜0.01質量%である。
本発明の水拭き用洗浄剤組成物は、霧状に対象物に噴霧することが好適である。そのため、本発明の水拭き用洗浄剤組成物をスプレー式容器に充填してなるスプレー式水拭き用洗浄剤物品として用いることが好適である。スプレー式容器としては、手動式スプレー容器が好ましく、トリガー式噴霧器が装着されたスプレー容器(トリガー式スプレー容器という)が挙げられる。トリガー式スプレー容器としては、洗浄剤組成物を収容する容器本体と容器本体の口部に装着されたトリガー式噴霧器とを具備するものが挙げられ、さらには容器本体の口部に洗浄剤組成物を噴出するトリガー式噴霧器が装着され、該トリガー式噴霧器の内部に垂直管路および水平管路が形成され、該垂直管路と上記水平管路との連通を遮断するバルブが配設されたスプレー容器が挙げられる。
このようなトリガー式スプレー容器としては、例えば、特開2004−189761号公報に記載のトリガー式スプレー容器を使用できる。
噴霧粒径は、噴霧された液体洗浄剤組成物が、当該噴霧手段の噴霧開始位置から噴霧方向に20cm離れた位置において、平均粒径10〜200μm、好ましくは40〜120μm、さらに好ましくは60〜90μm、粒径200μmを超える液滴の比率が1体積%以下、粒径10μm未満の液滴の比率が1体積%以下の粒径分布を有するものを用いる。なお、このような粒子径分布は、例えば、レーザー回折式粒度分布計(日本電子製)により測定することができる。
このような噴霧手段は、例えば噴霧口径、ラウンド長さ、液圧及び液の粘度を変化させることによって好ましい分布に制御することができる。それぞれの値は、噴霧粒径分布だけでなく噴霧パターン制御等の目的等によって相互に関係を持つため総合的に最適化されることが好ましいが、噴霧口径は0.1〜1mmが好ましく、更に好ましくは0.3〜0.8mmである。ラウンド長さは0.1〜1mmが好ましく、更に好ましくは0.2〜0.8mmである。液圧は90〜2000kPaが好ましく、更に好ましくは150〜1300kPaである。液の粘度は20℃において15mPa・s以下が好ましく、更に好ましくは1〜10mPa・sが目的の噴霧粒径分布に調整する目的から好ましい。噴霧器を構成する部材の材質や形状等は特に限定されるものではない。
本発明の水拭き用洗浄剤組成物及びスプレー式水拭き用洗浄剤物品は、水拭き用組成物ないし水拭き用物品として好適である。すなわち、居間、部屋、台所、浴室、トイレといった居住まわり等の硬質表面(各種物品、床、壁、天井等)等の軽い洗浄に好適に用いられる。この場合、本発明の組成物は、泡立ち、ヌルつき、跡残りが生じず、仕上がり性に優れており、また、乾燥も早いため、別途水拭き(二度拭き)する必要がない。本発明により、本発明の水拭き用洗浄剤組成物を硬質表面に適用した後、拭き取り洗浄を行う硬質表面の洗浄方法が提供される。拭き取り洗浄は、布巾、雑巾、不織布等を用いて、硬質表面に適用した組成物を硬質表面から除去することが好ましい。
また、本発明の水拭き用洗浄剤組成物は、基体に含浸させて清掃用物品として使用することもできる。本発明の水拭き用洗浄剤組成物を基体に含浸させた清掃用物品は、清掃作業の作業性の観点から好ましい。
水拭き用洗浄剤組成物を含浸させた清掃用物品に用いられる基体としては、可撓性を有し、水拭き用洗浄剤組成物が含浸可能なものであり、使用時に十分な強度を有し、くず等の発生の無いものが用いられる。特に、無荷重下において後述の量の水拭き用洗浄剤組成物を含浸し得る基体を用いることが好ましい。
そのような基体としては、繊維状材料から構成される繊維構造体、例えば、各種紙、不織布、織布若しくは編布が挙げられる。これらの繊維構造体を構成する繊維状材料としては、例えば、セルロース系繊維、変性セルロース系繊維、合成繊維及びこれらの二種以上の混合物等が挙げられる。上記セルロース系繊維としては、例えば木材系パルプや綿、麻等の天然繊維、テンセル、ビスコースレーヨンやアセテート等のセルロース系化学繊維が挙げられる。一方、上記合成繊維としては、例えば、ポリエチレン系繊維、ポリプロピレン系繊維、ポリエステル系繊維、ポリアミド系繊維、ポリアクリロニトリル系繊維、ポリビニルアルコール系繊維及びこれらの合成繊維の少なくとも二種を芯鞘型等に複合化した繊維、並びにこれらの合成繊維の少なくとも二種を混合した繊維等が挙げられる。
また、樹脂中に気泡を分散させて得られる多孔質構造体(例えば、スポンジ状構造体)も上記基体として使用できる。この場合、該多孔質構造体の形状としては、例えばシート状や柱状、直方体等が挙げられるがこれに限定されるものではない。上記多孔質構造体は、そのセル数が10〜100セル/2.5cm(即ち、上記多孔質構造体の任意の部分に2.5cmの直線を引いたときに横切るセルの数が10〜100個)、特に30〜50セル/2.5cmであることが、上記洗浄剤の含浸性、並びに被洗浄面への適正な量の洗浄剤の放出及び塗布等の点から好ましい。
上記多孔質構造体を構成する材料としては、セルロース系樹脂、合成樹脂及びこれらの二種以上の混合物等が挙げられる。上記セルロース系樹脂としては、ビスコースレーヨンやアセテート等が挙げられる。一方、合成樹脂としては、例えば、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアクリロニトリル系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、ウレタン系樹脂等が挙げられる。
基体への水拭き用洗浄剤の含浸性、並びに水拭き用洗浄剤組成物を含浸させた清掃用物品の使用感及び操作性の観点から、上記基体として、紙、不織布、織布、編物又は多孔質構造体(スポンジ状構造体)を用いることが好ましく、不織布を用いることがより好ましい。またこれらの積層シート材を用いることもできる。積層シート材の構成材料は同一でも良く、或いは異なっていても良い。
また、上記基体として、網状シートの片面又は両面に、繊維ウエブの繊維絡合で形成された不織布状の繊維集合体が、その構成繊維間の絡合と共に該網目状シートに対して絡合状態で一体化されたシートを用いることも好ましい。
また、本発明の水拭き用洗浄剤組成物を含浸させた清掃用物品を用いて硬質表面を拭く洗浄方法は、清掃作業の作業性の観点から、硬質表面の軽い洗浄に好ましい。水拭き用洗浄剤組成物を含浸させた清掃用物品は、基体に予め水拭き用洗浄剤組成物を含浸させてなるもの、あるいは乾燥した基体に水拭き用洗浄剤組成物をスプレー等により使用直前に含浸させてなるもの、の何れでもよい。また、スプレーされた清掃用物品を用いて被清掃面を清掃してもよい。水拭き用洗浄剤組成物を含浸させた清掃用物品は、モップ状の掃除具に装着されて用いられてもよいし、直接手で持って拭き掃除に用いられてもよい。
予め水拭き用洗浄剤組成物が含浸されている場合、水拭き用洗浄剤組成物の含浸率は清掃性の観点から、基体質量〔即ち、未含浸状態(乾燥状態)の基体の質量基準〕あたり100〜1000質量%であることが好ましく、100〜400質量%であることがより好ましく、150〜350質量%であることが、更に好ましい。含浸率が100質量%以上であれば、シミ汚れや土ボコリに対する十分な清掃性能が得られる。1000質量%以下であれば、被清掃面への洗浄剤組成物の放出量が適正となり被清掃面に汚れや土ボコリが残留せず、また、木質系材料など種々の材料からなる清掃面に影響なく使用できる。清掃性の一層の向上の点から、基体がシートである場合、水拭き用洗浄剤組成物含浸前の坪量は、一定面積の洗浄に必要な洗浄剤の保持性とシートの操作性やコストとの観点から、40〜200g/m2であることが好ましく、50〜150g/m2であることがより好ましい。また、その厚みは乾燥状態において3g/m2の荷重下で、凹凸の床への追従性やコストの点から0.2〜10mmが好ましく、0.4〜5mmであることがより好ましい。
水拭き用洗浄剤組成物を含浸させた清掃用物品使用時に、別途本発明の水拭き用洗浄剤組成物を、被清掃物又は前記清掃用物品に、噴霧しながら使用してもよい。当該使用方法によって、より広い面積を清掃することができる。
実施例1〜14及び比較例1〜12
下記表1〜3に示す配合組成により組成物を調製した。なお、表中の成分濃度は有効成分の質量%を示す。得られた各組成物について下記の評価方法により洗浄性、低泡性、仕上がり性、ワックス床損傷性、香料溶解性、エタノール臭、低温貯蔵安定性、乾燥時間の各項目について評価を行った。(a)〜(d)成分の濃度の影響を表1に示す。(a)/(b)質量比、[(a)+(b)]/(d)質量比の影響を表2に示す。特許文献1に記載の配合例(表3中比較例11、特許文献1の実施例1の量で(a)成分、(d)成分を配合したもの)、特許文献2に記載の配合例(表3中比較例12、特許文献2記載の配合例13の量で(a)〜(d)成分を配合したもの)との比較を表3に示す。
<洗浄性>
ナタネ油に対して0.05質量%のスダンIIIを添加して着色したものを脱脂綿に含ませてポリプロピレン板上に薄く塗布して汚染面を作成した。このときのポリプロピレン板のサイズは縦:7.0cm、横:15cmであり、塗布したスダンIIIを含んだナタネ油の質量は0.5gである。各組成物を含浸させた布(サイズは縦:10cm、横:10cm)でモデル汚染面を一定の力で拭き取り、拭き取り後の布中のスダンIII含有ナタネ油をヘキサンで抽出して、抽出液をヘキサンで100mLに定容した。得られたヘキサン溶液の吸光度を測定することにより、拭き取ったスダンIII含有ナタネ油を定量した。この量を拭き取り量とした。拭き取り後の対象面を、ヘキサンを含浸させた布(サイズは縦:10cm、横:10cm)で丁寧に拭き取り、拭き取り後の布中のスダンIII含有ナタネ
油をヘキサンで抽出して、抽出液をヘキサンで100mLに定容した。得られたヘキサン溶液の吸光度を測定することにより、拭き取ったスダンIII含有ナタネ油を定量した。この量を残存量とした。
洗浄率(%)=100×〔拭き取り量/(拭き取り量+残存量)〕
上記式より洗浄率を求め、洗浄性の指標とした。なお、この数値は大きい方が好ましく、95%以上であることが好ましい。
<低泡性>
各組成物をアレルクリン清潔スプレー(2009年花王(株)製。1ストロークあたりの吐出量1mL)付属トリガーで3ストローク、ポリプロピレン板(サイズは縦:7.0cm、横:15cm)上に20cmの高さから鉛直方向にスプレーし、スプレー直後の粒径1mm以上の泡の数を計測し低泡性の指標とした。なお、この数値は小さい方が好ましく、5以下であることが好ましい。
<仕上がり性>
スライドガラス上に各組成物を0.5g滴下して乾いた布でふき取る。滴下前に比較して滴下拭き取り後の光沢度の減少分を仕上がり性の指標とした。光沢度測定には「ハンディグロスチェッカIG−310」((株)堀場製作所製)(入射角:60°、反射角:60°)を使用した。なお、この数値は小さい方が好ましく10以下であることが好ましい。
<ワックス床損傷性>
新品のフローリング板(National(株)製「クラックレスフロアーKEC−12ダークセピア」、サイズは縦:7.0cm、横:15cm)に「フローリングマジックリン」(2009年花王(株)製)0.5gを塗布し、1週間乾燥後、再び「フローリングマジックリン」0.5gを塗布し、よく乾燥させた後に、各洗浄剤組成物を滴下し、30秒静置後、乾いた布で強く拭き取る。拭き取り前後の光沢度の変化(減少分)をワックス床損傷性の指標とした。光沢度測定には「ハンディグロスチェッカIG−310((株)堀場製作所製)を使用した。なお、この数値は小さい方が好ましく、5以下であることが好ましい。
<香料溶解性>
各組成物の調製直後の外観を目視で評価した。
1:均一透明で分離・沈殿物が見られない
3:濁りまたは分離・沈殿物が見られる
なお、この数値は小さい方が好ましい。
<エタノール臭>
各組成物をアレルクリン清潔スプレー(花王(株)製。1ストロークあたりの平均吐出量1mL)付属トリガーで3ストローク、十分に広いポリプロピレン板上にスプレーした際のエタノール臭の有無を官能評価した。
1:エタノール臭が感じられない(マスキングされている)
2:エタノール臭がやや感じられる(やや不十分なマスキング)
3:エタノール臭が強く感じられる
なお、この数値は小さい方が好ましい。
<低温貯蔵安定性>
各組成物を−5℃で30日間保存した後の外観を目視で評価した。
1:均一透明で分離・沈殿物が見られない
3:濁りまたは分離・沈殿物が見られる
なお、この数値は小さい方が好ましい。
<乾燥時間>
各組成物をアレルクリン清潔スプレー(2009年花王(株)製。1ストロークあたりの吐出量1mL)付属トリガーで2ストローク、ポリプロピレン板(サイズは縦:7.0cm、横:15cm)上に20cmの高さから鉛直方向にスプレーし、すぐに乾いた布でふきのばし、濡れた部分がなくなるまでの時間(秒)を計測して(n=3平均)乾燥速度の指標とした。なお、この数値は小さい方が好ましく、30秒以下であることが好ましい。
Figure 0005552041
Figure 0005552041
Figure 0005552041
(注)表中の成分は以下のものである。
(a)成分
・a−1:ラウリルグルコシド(製品名:マイドール12(花王(株)製))
(b)成分
・b−1:ラウリルジメチルアミンオキシド(製品名:アンヒトール20N(花王(株)製))
(d)成分
・d−1:リモネン80質量%、ゲラニオール10質量%、シトラール10質量%を含有する香料

Claims (3)

  1. (a)アルキル基の平均炭素数が8〜16であり、糖の平均縮合度が1〜2のアルキルグリコシドを0.05〜0.15質量%、(b)炭素数8〜20の炭化水素基を1つ有するアルキルアミンオキシドを0.001〜0.05質量%、(c)エタノールを5〜20質量%、(d)香料を0.001〜0.1質量%、及び水を含有し、質量比として(a)/(b)=60/40〜99/1、[(a)+(b)]/(d)=1〜10である水拭き用洗浄剤組成物。
  2. (c)エタノールを5〜20質量%含有する請求項1記載の水拭き用洗浄剤組成物。
  3. 請求項1又は2記載の水拭き用洗浄剤組成物をスプレー式容器に充填してなる、スプレー式水拭き用洗浄剤物品。
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