JP6749959B2 - 床用感触改善剤 - Google Patents

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Description

本発明は、床用感触改善剤、床用処理剤組成物、及び床面の処理方法に関する。
生活環境を裸足で過ごすことが多い国や地域においては、床用洗浄剤組成物を含有する洗浄水を用いてモップで床面を水拭きする掃除を日常行っている。このような日常の掃除は汗汚れや土埃などの軽度な汚れを除去するには十分であるが、調理時に飛沫した油汚れや足の汗に由来する油などが熱や光や空気中の酸素などで変質した変成油は、床面に付着するとべたつき、従来の洗浄水で水拭きするだけではこのようなべたつきは除去できない。そのため、このようなべたつきを除去するためには本格的な床洗浄が必要となる。
特許文献1には、特定のアルキルグリコシド、特定の非イオン界面活性剤、陰イオン界面活性剤、及び香料を含有し、洗浄後の速乾性と仕上がり性に優れた床などの硬質表面用洗浄剤組成物が開示されている。
特許文献2には、アルキルグリコシド、特定の殺菌剤、脂肪酸塩を含有し、プラスチック、タイル、木材などの表面の洗浄と殺菌とを同時に行える簡便性に優れた洗浄剤が開示されている。
特許文献3には、アルキルグリコシドと艶出し成分である特定のポリマーを含有し、木の床の表面の艶出し効果を有する洗浄剤組成物が開示されている。
特許文献4には、アルキルグリコシド、アミン類、及び水溶性溶剤を含有する樹脂ワックス皮膜剥離剤組成物が開示されている。
特開2015−007220号公報 特開2000−297296号公報 特表2007−513215号公報 特開2004−143251号公報
しかしながら、特許文献1、2に開示の組成物は、変性油の洗浄を目的としておらず、該組成物を含有する洗浄水を用いてモップで床面を水拭きしても、変成油が付着した床面の感触を改善するものではない。
また特許文献3に開示の組成物は、艶出し成分である特定のポリマーで木の床の光沢を増強する組成物であり、このような成分を含有しない床用処理剤が日常の水拭き処理だけで変成油が付着した床面の感触を改善することを示唆するものではない。
特許文献4に開示の組成物は、アミン類を含有していることからアルカリ性であり、しかも樹脂ワックス剥離剤であることからすすぎ工程を要するため変成油が付着した床面の感触を改善するものではない。
本発明は、熱変性油などの変成油が付着した床面に塗布、乾燥させるだけの簡単な処理で床面をべたつきのないサラサラな感触に改善する床用感触改善剤、床用処理剤組成物、及び床面の処理方法を提供することを目的とする。
本願明細書において、変性油とは、熱、日光、空気中の酸素等の作用により変質した油性分を含むものをいう。また熱変性油とは、熱により変性した油であり、熱により酸化した油成分を含むものをいう。
本発明は、(A)アルキルグリコシド型界面活性剤からなる床用感触改善剤に関する。
また本発明は、(A)アルキルグリコシド型界面活性剤[以下、(A)成分という]、任意の(B)(A)成分以外の界面活性剤[以下、(B)成分という]、及び水を含有し、(A)成分の含有量と、(A)成分と(B)成分の合計含有量との質量比(A)/[(A)+(B)]が、0.55を超え、30℃におけるpHが4以上9未満である、床用処理剤組成物に関する。
また本発明は、(A)アルキルグリコシド型界面活性剤を5ppm以上1000ppm以下、及び水を含有する組成物を床に塗布し、乾燥させる床面の処理方法に関する。
本発明によれば、熱変性油などの変成油が付着した床面に塗布、乾燥させるだけの簡単な処理で床面をべたつきのないサラサラな感触に改善する床用感触改善剤、床用処理剤組成物、及び床面の処理方法が提供される。更に、本発明によれば、変成油が付着した床面に塗布、乾燥させるだけで床面をべたつきのないサラサラな感触に改善できることから、水拭きせずに洗浄を完了することができる、床面の処理方法が提供される。
[床用感触改善剤]
本発明は、(A)成分からなる床用感触改善剤である。
本発明の(A)成分が床面をべたつきのないサラサラな感触に改善することができる効果については十分には解明できていないが、アルキルグリコシドは他の非イオン界面活性剤に比較して結晶が析出しやすく、乾燥した場合に析出したアルキルグリコシドの結晶が表面に残り、サラサラな感触を付与できると考えられる。
本発明で用いる(A)成分は、床の感触改善の観点から、炭素数が好ましくは8以上、より好ましくは10以上、そして、好ましくは18以下、より好ましくは16以下の直鎖又は分岐鎖のアルキル基、好ましくは直鎖のアルキル基であり、糖の平均縮合度が好ましくは1以上、そして、好ましくは3以下、より好ましくは2以下、更に好ましくは1.5以下のアルキルグリコシドである。
(A)成分としては、下記一般式(A1)で表される化合物が好適である。
1a(OR2a (A1)
〔式中、R1aは炭素数8以上18以下の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を示し、R2aは炭素数2以上4以下のアルキレン基を示し、Gは炭素数5又は6の糖に由来する残基を示し、xはその平均値が0以上5以下となる数を示し、yはその平均値が1以上3以下となる数を示す。〕
上記一般式(A1)において、R1aは、床の感触改善の観点から、炭素数8以上、好ましくは10以上、そして、18以下、好ましくは16以下、より好ましくは14以下の直鎖又は分岐鎖のアルキル基、好ましくは直鎖のアルキル基である。また、R2aで示されるアルキレン基としては、床の感触改善の観点から、炭素数2のものが好ましい。また、Gで示される炭素数5又は6の糖に由来する残基は、使用される単糖類もしくは2糖類以上の糖によってその構造が決定される。Gとしては、単糖類ではグルコース、ガラクトース、キシロース、マンノース、リキソース、アラビノース、フルクトース又はこれらの混合物等に由来する残基が挙げられ、2糖類以上ではマルトース、キシロビオース、イソマルトース、セロビオース、ゲンチビオース、ラクトース、スクロース、ニゲロース、ツラノース、ラフィノース、ゲンチアノース、メンジトース又はこれらの混合物等に由来する残基が挙げられる。これらのうち好ましい原料は、床の感触改善の点、及びこれらの入手性及び低コストの点から、単糖類ではグルコース及びフルクトースであり、2糖類以上ではマルトース及びスクロースである。
また、上記一般式(1)中のxは、OR2aの平均付加モル数であり、好ましくは0以上、そして、好ましくは5以下、より好ましくは3以下、更に好ましくは1以下であり、また0であってもよく、結晶性を高めるために0が最も好適である。このxの値により(A)成分の水溶性及び結晶性を調節することができる。すなわち、xが大きい値となるほど(A)成分の水溶性が高くなりかつ結晶性が低くなる傾向にある。
また上記一般式(1)中のyの平均値が1より大きい場合、つまり(A)成分が2糖類以上の糖鎖を親水性基とする場合、糖鎖の結合様式が1−2、1−3、1−4、1−6結合又はα−、β−ピラノシド結合もしくはフラノシド結合及びこれらの混合された結合様式である任意の混合物を含むことが可能である。
上記一般式(1)中のyは、その平均値が、1以上、そして、3以下、好ましくは2以下、より好ましくは1.5以下である。このyの値(糖の平均縮合度)は1H−NMRにより測定する。具体的な測定方法としては、特開平8−53696号公報第6頁第10欄26行目〜7頁第11欄15行目を参照する。
本発明の(A)成分からなる床用感触改善剤を、水等の溶媒に溶かして、変成油が付着した床面に塗布、乾燥させると、床面をべたつきのないサラサラな感触に改善することができる。
[床用処理剤組成物]
本発明は、(A)成分、任意の(B)成分、及び水を含有し、(A)成分の含有量と、(A)成分と(B)成分の合計含有量との質量比(A)/[(A)+(B)]が、0.55を超え、30℃におけるpHが4以上9未満である、床用処理剤組成物である。
本発明の床用処理剤組成物は、(A)成分であるアルキルグリコシドの結晶化を妨げる他の成分、例えば、(A)成分以外の界面活性剤である(B)成分の含有量を制限することが必要である。
本発明の床用処理剤組成物は、本発明の(A)成分からなる床用感触改善剤で上記した事項を適宜適用することができる。また本発明の床用処理剤組成物における(A)成分は、本発明の床用感触改善剤で記載した(A)成分と同じである。
本発明の床用処理剤組成物は、(A)成分を、床の感触改善の観点から、好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.1質量%以上、更に好ましくは1質量%以上、そして、(A)成分の濃度が高すぎると床のさらさら感が低下する傾向にある観点から、好ましくは50質量%以下、より好ましくは15質量%以下、更に好ましくは10質量%以下、より更に好ましくは5質量%以下、より更に好ましくは2.5質量%以下、より更に好ましくは2質量%以下含有する。
本発明の床用処理剤組成物は、(B)成分として、(A)成分以外の界面活性剤を含有してもよいが、(A)成分による床の感触改善の観点から、(B)成分の含有量は制限される。
本発明の床用処理剤組成物中、(A)成分の含有量と、(A)成分と(B)成分の合計含有量との質量比(A)/[(A)+(B)]は、床の感触改善の観点から、0.55を超え、好ましくは0.6以上、より好ましくは0.65以上、更に好ましくは0.7以上、より更に好ましくは0.8以上、そして、1以下であり、また1であってもよい。本発明の床用処理剤組成物は、(B)成分を含有しないことがより好ましい。
本発明の床用処理剤組成物において、床用処理剤組成物に殺菌効果を付与することも生活者の要望として重要であることを踏まえ、殺菌剤を配合することが好ましい。本発明の床用処理剤組成物は、殺菌効果を付与するために、(B)成分が陽イオン界面活性剤[以下、(B1)成分ともいう]を含むことが好ましい。
(B1)成分は、殺菌効果を付与するものであれば特に制限されないが、窒素原子に結合する炭素数が好ましくは8以上、そして、好ましくは22以下、より好ましくは18以下、更に好ましくは16以下のアルキル基を1又は2本有し、残りの窒素原子に結合する有機基が炭素数1以上3以下の短鎖アルキル基又はヒドロキシアルキル基又は1つ迄のベンジル基であって塩酸塩又はメチルもしくはエチル硫酸の塩である4級アンモニウム塩型の陽イオン界面活性剤を挙げることができる。
(B1)成分は、具体的には、ジアルキル(1つのアルキル基の炭素数が8以上18以下)ジメチルアンモニウム塩、モノアルキル(炭素数が8以上18以下)トリメチルアンモニウム塩、アルキル(炭素数が8以上18以下)ジメチルベンジルアンモニウム塩、及びベンゼトニウム塩から選ばれる1種以上が好適であり、塩としては塩酸塩、もしくはメチルもしくはエチル硫酸塩である。(B1)成分は、殺菌性及び床の感触の観点から、アルキル(炭素数12以上16以下)ジメチルベンジルアンモニウム塩がより好ましい。
本発明の床用処理剤組成物が(B1)成分を含有する場合、(A)成分の含有量と、(A)成分と(B1)成分の合計含有量との質量比(A)/[(A)+(B1)]は、床の感触改善の観点から、好ましくは0.55を超え、より好ましくは0.6以上、更に好ましくは0.65以上、そして、殺菌効果の観点から、好ましくは0.9以下であり、より好ましくは0.8以下、更に好ましくは0.7以下である。なお(B1)成分の含有量は、陽イオン界面活性剤の対イオンを塩化物イオンにした場合に換算される含有量から算出される。
一般に床用処理剤組成物には、床に存在する汚れを洗浄する目的から陰イオン界面活性剤、及び(A)成分以外の非イオン界面活性剤から選ばれる1種以上の界面活性剤[以下、(B2)成分ともいう]を含有する場合が多い。しかしながら、本発明の床用処理剤組成物では、(A)成分の結晶性を低下させる恐れがあるために(B2)成分を含有しないことが好ましい。
本発明の床用処理剤組成物が、変性油を洗浄除去することを目的に(B2)成分を含有する場合、(A)成分の含有量と、(A)成分と(B2)成分の合計含有量との質量比(A)/[(A)+(B2)]は、床の感触改善の観点から、好ましくは0.7を以上、より好ましくは0.8以上、更に好ましくは0.9以上、特に好ましくは0.99以上、そして、好ましくは1未満である。なお(B2)成分が陰イオン界面活性剤を含む場合、陰イオン界面活性剤の含有量は、陰イオン界面活性剤を酸型にした場合に換算される含有量から算出される。
本発明の床用処理剤組成物は、嗜好性の観点から、(C)成分として、香料を含有してもよい。(C)成分は、単独の香料成分を用いてもよく、複数の香料成分を特定の比率で含有する香料組成物として用いることもできる。香料成分としては、「香料の化学」(赤星亮一著、日本化学会編産業化学シリーズ昭和58年9月16日発行)や「合成香料化学と商品知識」(印藤元一著、化学工業日報社、1996年3月6日発行)や「香料と調香の基礎知識」(中島基貴著、産業図書(株)、1995年6月21日発行)に記載のものを用いることができる。(C)成分としては、汚れの洗浄効果や、菌により発生するニオイの抑制効果に優れるものが好ましい。
(C)成分は、具体的には、炭化水素系香料、アルコール系香料、エーテル系香料、アルデヒド系香料、ケトン系香料、エステル系香料、ラクトン系香料、環状ケトン系香料及び含窒素系香料から選ばれる1種以上、好ましくは炭化水素系香料、アルコール系香料及びアルデヒド系香料から選ばれる1種以上を挙げることができる。
(C)成分は、より具体的には、好ましい香料として、トナライド、オキサシクロヘキセデセン−2−オン、ガラクソライド、サリチル酸ヘキシル、α−ヘキシルシンナミックアルデヒド、1,2,3,4,5,6,7,8−オクタヒドロ−2,3,8,8−テトラメチル−2−アセトナフトン、サリチル酸アミル、イソカンフィルシクロヘキサノール、サリチル酸シクロヘキシル、テルピノーレン、リモネン、α−アミルシンナミックアルデヒド、サリチル酸ベンジル、β−ピネン、酢酸p−t−ブチルシクロヘキシル、酢酸o−t−ブチルシクロヘキシル、酢酸イソノニル、メチルヨノン−G、1−(2−t−ブチルシクロヘキシルオキシ)−2−ブタノール、アリルシクロヘキシルプロピオン酸アリル、3,3,5−トリメチルシクロヘキシルエチルエーテル、酢酸ジメチルベンジルカルビニル、リリアール、γ−ウンデカラクトン、β−ヨノン、酢酸テルピニル、テトラヒドロリナロール、酢酸リナリル、ヘキサン酸アリル、3−メチル−5−フェニルペンタノール、ジヒドロミルセノール、イソ酪酸フェニルエチル、プロピオン酸トリシクロデセニル、酢酸ジメチルベンジルカルビニル、ゲラニオール、1,8−シネオール、メチルβ−ナフチルケトン、テルピネロール、ボルネオール、リナロール、アリルアミルグリコレート、ジヒドロジャスモン酸メチル、酢酸トリシクロデセニル、カンファー、酢酸ベンジル、アニスアルデヒド、クマリン、ヘリオトロピン、ユーカリオイル、及びエチレンブラシレートから選ばれる1種以上の香料が好ましい。特にこれら香料のlogP(オクタノール/水分配係数)が1より大きい香料が好ましく、2より大きい香料がより好ましい。
本発明では、汚れの洗浄効果や菌により発生するニオイの抑制効果の観点から、ユーカリオイルなどの香料組成物を(C)成分として含むことが好ましい。
本発明の床用処理剤組成物は、(C)成分を、嗜好性の観点から、好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.05質量%以上、更に好ましくは0.1質量%以上、そして、組成物の貯蔵安定性の観点から、好ましくは1.5質量%以下、より好ましくは1質量%以下、更に好ましくは0.8質量%以下含有する。
本発明の床用処理剤組成物が(C)成分を用いる場合、(C)成分は非水溶性の場合が多いため、(C)成分を含有する場合には貯蔵安定性の観点から注意を要する。本発明の床用処理剤組成物が(C)成分を含有する場合、(C)成分の含有量と、(A)成分と(B)成分の合計含有量との質量比(C)/[(A)+(B)]は、貯蔵安定性及び嗜好性の観点から、好ましくは0.01以上、より好ましくは0.05以上、更に好ましくは0.1以上、そして、好ましくは1.0以下、より好ましくは0.8以下、更に好ましくは0.4以下である。
本発明の床用処理剤組成物は、組成物の配合安定性の観点から、(D)成分として、溶剤を含有してもよい。溶剤としては、20℃における水への溶解度が5質量%以上の水溶性溶剤が好ましく、水酸基を1つ以上有するアルコール系溶剤及びグリコール系溶剤から選ばれる1種以上の溶剤が好適である。具体的にはエタノール、イソプロピルアルコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン、イソプレングリコール、エチレングリコールモノアルキル(炭素数4以上8以下)エーテル、ジエチレングリコールモノアルキル(炭素数4以上8以下)エーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールアルキル(炭素数1以上4以下)エーテル、ポリオキシエチレン(エチレンオキサイド平均付加モル数1以上5以下)モノフェニルエーテル及びモノアルキル(炭素数3以上8以下)グリセリルエーテルから選ばれる1種以上の溶剤が挙げられる。
本発明の床用処理剤組成物において、組成物の貯蔵安定性の観点から、(D)成分は、ポリオキシエチレン(エチレンオキサイド平均付加モル数1以上5以下)モノフェニルエーテルが好ましく、ジエチレングリコールモノフェニルエーテル又はフェノキシエタノールがより好ましい。またこれらの溶剤は殺菌効果もあるため防腐効果も期待される。
本発明の床用処理剤組成物は、(D)成分を、組成物の貯蔵安定性の観点から、好ましくは0.05質量%以上、より好ましくは0.1質量%以上、更に好ましくは0.5質量%以上、そして、好ましくは10質量%以下、より好ましくは5質量%以下、更に好ましくは2質量%以下含有する。更に、(D)成分がポリオキシエチレン(エチレンオキサイド平均付加モル数1以上5以下)モノフェニルエーテルである場合、本発明の床用処理剤組成物は、(D)成分を、組成物の貯蔵安定性及び防腐効果付与の観点から好ましくは0.05質量%以上、より好ましくは0.1質量%以上、更に好ましくは0.5質量%以上、そして、好ましくは10質量%以下、より好ましくは5質量%以下、更に好ましくは2質量%以下含有する。
本発明の床用処理剤組成物は、洗浄操作において常に求められる衛生の観点から、(E)成分として、殺菌剤(但し、(B1)成分及び(D)成分は除かれる)を含有しても良い。ここで本発明の殺菌剤は、「香粧品、医薬品防腐・殺菌剤の科学」吉村孝一、滝川博文著、フレグランスジャーナル社、1990年4月10日発行、501頁〜564頁に記載されているものを使用しても良い。例えばトリクロサン、ビス−(2−ピリジルチオー1−オキシド)亜鉛、2,4,5,6−テトラクロロイソフタロニトリル、トリクロロカルバニリド、2−(4−チオシアノメチルチオ)ベンズイミダゾール、ポリヘキサメチレンビグアニジン塩酸塩、グルクロン酸クロルヘキシジン、8−オキシキノリン、及びポリリジンから選ばれる1種以上である。また、特開平11−189975号に記載されているトリクロサン類自体、具体的にはジクロロヒドロキシジフェニルエーテル、モノクロロヒドロキシジフェニルエーテルを使用しても良い。
本発明の床用処理剤組成物は、(E)成分を、殺菌性の観点から、好ましくは0.001質量%以上、より好ましくは0.01質量%以上、更に好ましくは0.1質量%以上、そして、好ましくは1質量%以下、より好ましくは0.5質量%以下、更に好ましくは0.1質量%以下含有する。但し(E)成分の含有量には、(B1)成分及び(D)成分は除かれる。
本発明の床用処理剤組成物は、水を含有する液体組成物である。上記成分を水に溶解、分散、乳化させた形態のいずれであってもよい。水は金属成分を除去したイオン交換水や蒸留水、あるいは次亜塩素酸を0.5ppm以上、10ppm以下程度溶解させた次亜塩素酸滅菌水などを使用することができる。水は組成物の残部であり、全体を100質量%とする量で含有される。
本発明の床用処理剤組成物において、30℃におけるpHが、床の感触改善の観点から、4以上、好ましくは5以上、そして、9未満、好ましくは8以下、より好ましくは7以下、更に好ましくは6.5以下である。このようなpHへ調整するpH調整剤としては、硫酸、塩酸、リン酸から選ばれる無機酸、クエン酸、りんご酸、マレイン酸、フマール酸、コハク酸、乳酸、グリコール酸から選ばれる有機酸、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化マグネシウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどの無機アルカリ剤を用いて行われる。本発明では、洗浄剤組成物に緩衝能を持たせることが洗浄力持続性の点から好ましく、上記有機酸、好ましくはクエン酸、及び無機アルカリ剤を併用することが好適である。有機酸はナトリウム塩やカリウム塩の形態で洗浄剤組成物に配合しても差し支えないが、含有量は酸の形態として、本発明の床用処理剤組成物中、好ましくは0.001質量%以上、より好ましくは0.01質量%以上、そして、好ましくは1質量%以下、より好ましくは0.5質量%以下、更に好ましくは0.1質量%以下である。無機アルカリ剤の含有量は、本発明の床用処理剤組成物中、好ましくは0.001質量%以上、より好ましくは0.005質量%以上、そして、好ましくは0.1質量%以下、より好ましくは0.05質量%以下である。
本発明の床用処理剤組成物は、ワックス、樹脂ワックス、シリコン等の艶出し剤を含有しなくとも、熱変性油などの変成油が付着した床面をべたつきのないサラサラな感触に改善することができる。すなわち、本発明の床用処理剤組成物において、水を除く全成分中、(A)成分及び任意成分である(B)成分〜(D)成分の合計含有量の割合は、床の感触改善の観点から、好ましくは90質量%以上、より好ましくは93質量%以上、更に好ましくは95質量%以上、そして、好ましくは99.5質量%以下、より好ましくは99質量%以下、更に好ましくは98.5質量%以下である。
また本発明の床用処理剤組成物において、水を除く全成分中、(A)成分の含有量の割合は、床の感触改善の観点から、20質量%以上、更に30質量%以上、更に40質量%以上、更に50質量%以上、そして、95質量%以下、更に80質量%以下、更に70質量%以下、更に60質量%以下から選択できる。
本発明の床用処理剤組成物は、床の水拭き用組成物ないし水拭き用物品として好適である。すなわち、居間、部屋、台所、浴室、トイレといった居住まわり等の床の軽い洗浄に好適に用いられる。床としては、石床、寄木張り、タイル、リノリウム及びプラスチック床が挙げられ、好ましくはタイル製の床に好適である。本発明の床用処理剤組成物は、熱変性油などの変成油が付着した床面に塗布、乾燥させるだけの簡単な処理で床面をべたつきのないサラサラな感触に改善することができ、また、別途水拭き(二度拭き)をしなくとも、本発明の効果が得られるため、水拭きは必要としない。
本発明の床用処理剤組成物は、汚れが少ない床に対して使用する場合には、水で50倍以上、更に80倍以上、そして、200倍以下、更に150倍以下に希釈した処理液として床面に塗布されることが好ましい。
また、本発明の床用処理剤組成物又はこれを前記のように希釈した処理液(以下、単に処理液という場合もある)は、基体に含浸させて清掃用物品として使用することもできる。本発明の床用処理剤組成物又は処理液を基体に含浸させた清掃用物品は、清掃作業の作業性の観点から好ましい。
床用処理剤組成物又は処理液を含浸させた清掃用物品に用いられる基体としては、可撓性を有し、床用処理剤組成物又は処理液が含浸可能なものであり、使用時に十分な強度を有し、くず等の発生の無いものが用いられる。特に、無荷重下において後述の量の床用処理剤組成物又は処理液を含浸し得る基体を用いることが好ましい。
そのような基体としては、繊維状材料から構成される繊維構造体、例えば、各種紙、不織布、織布若しくは編布が挙げられる。これらの繊維構造体を構成する繊維状材料としては、例えば、セルロース系繊維、変性セルロース系繊維、合成繊維及びこれらの二種以上の混合物等が挙げられる。
また、樹脂中に気泡を分散させて得られる多孔質構造体(例えば、スポンジ状構造体)も上記基体として使用できる。
また、本発明の床用処理剤組成物又は処理液を含浸させた清掃用物品を用いて床面を拭く洗浄方法は、清掃作業の作業性の観点から、床面の軽い洗浄に好ましい。床用処理剤組成物又は処理液を含浸させた清掃用物品は、基体に予め床用処理剤組成物又は処理液を含浸させてなるもの、あるいは乾燥した基体に床用処理剤組成物又は処理液をスプレー等により使用直前に含浸させてなるもの、の何れでもよい。また、スプレーされた清掃用物品を用いて被清掃面を清掃してもよい。床用処理剤組成物又は処理液を含浸させた清掃用物品は、モップ状の掃除具に装着されて用いられてもよいし、直接手で持って拭き掃除に用いられてもよい。
予め床用処理剤組成物又は処理液が含浸されている場合、床用処理剤組成物又は処理液の含浸率は清掃性の観点から、基体質量〔即ち、未含浸状態(乾燥状態)の基体の質量基準〕あたり、100質量%以上であることが好ましく、150質量%以上であることがより好ましく、そして、1000質量%以下であることが好ましく、400質量%以下であることがより好ましく、350質量%以下であることが更に好ましい。含浸率が100質量%以上であれば、シミ汚れや土ボコリに対する十分な清掃性能が得られる。1000質量%以下であれば、被清掃面への洗浄剤組成物の放出量が適正となり被清掃面に汚れや土ボコリが残留せず、また、木質系材料など種々の材料からなる清掃面に影響なく使用できる。清掃性の一層の向上の点から、基体がシートである場合、床用処理剤組成物又は処理液の含浸前の坪量は、一定面積の洗浄に必要な処理剤の保持性とシートの操作性やコストとの観点から、40g/m2以上であることが好ましく、50g/m2以上であることがより好ましく、そして、200g/m2以下であることが好ましく、150g/m2以下であることがより好ましい。
床用処理剤組成物又は処理液を含浸させた清掃用物品使用時に、別途本発明の床用処理剤組成物又は処理液を、被清掃物又は前記清掃用物品に、噴霧しながら使用してもよい。当該使用方法によって、より広い面積を清掃することができる。
[床面の処理方法]
本発明は、(A)成分を5ppm以上1000ppm以下、及び水を含有する組成物を床に塗布し、乾燥させる床面の処理方法である。更に本発明は、(A)成分を5ppm以上1000ppm以下、及び水を含有する組成物を床に塗布し、水拭き(二度拭き)せずに乾燥させる床面の処理方法である。
本発明の床面の処理方法は、(A)成分を、5ppm以上、好ましくは50ppm以上、より好ましくは100ppm以上、そして、1000ppm以下、好ましくは500ppm以下、より好ましくは200ppm以下の含有量となるように調製した組成物を、床面に塗布すればよい。前記組成物は、本発明の床用処理剤組成物を水で希釈して調製したものを用いることが好ましい。
本発明の床面の処理方法において、(A)成分を5ppm以上1000ppm以下、及び水を含有する組成物は、本発明の床用処理剤組成物を用いて調製してもよく、(A)成分及びその好ましい態様並びに任意成分は、本発明の床用処理剤組成物で上記した事項と同じである。本発明の床面の処理方法は、本発明の床用処理剤組成物で上記した事項を適宜適用することができる。
下記配合成分を用いて、表1、2に示す床用処理剤組成物を調製し、以下の項目について評価を行った。結果を表1、2に示す。
表1、2の床用処理剤組成物は、常法により調製した。即ち、適量のイオン交換水に(A)成分、(B)成分、(C)成分、及び(D)成分を添加し、室温(25℃)で溶解させた後、水酸化ナトリウム又は/及びクエン酸一水和物を添加してpH(30℃、ガラス電極法)を表1、2に示す値に調整した。なお、表1、2中の配合成分の質量%は、全て有効分に基づく数値である。
<配合成分>
(A)成分
・AG:アルキルグリコシド、一般式(A1)中、R1aが炭素数8以上16以下の混合アルキル基、Gがグルコースに由来する残基、xが0、yが1.3の化合物
(B)成分
・カチオン界面活性剤:アルキル基の炭素数が12以上16以下のアルキルジメチルベンジルアンモニウムクロリド
(C)成分
・香料a:ジヒドロミルセノール40質量%、ユーカリオイル25質量%、リナロール15質量%、エチレンブラシレート15質量%、ジヒドロジャスモン酸メチル5質量%を含有する香料組成物
(D)成分
・フェノキシエタノール:日本乳化剤(株)製
pH調整剤
・クエン酸:クエン酸一水和物
・水酸化ナトリウム:48%水酸化ナトリウム
<評価方法>
(1)感触評価1
10cm×10cmのタイル上に菜種油(山桂産業株式会社)200μlを均一に塗布し、恒温槽にて90℃で150分加熱し、これを熱変性油が付着したモデル汚れとした。硬度を5°dHに調整した水を用い、表1の床用処理剤組成物を100倍に希釈した処理液3mlを、キムワイプ(商品名)に含浸させ、熱変性油汚れが付着したタイル上を1ストロークだけ拭きとった。処理液が乾いた後、5名の熟練したパネラーが各々2回ずつ、手指で触ってタイルのベタつきを下記評価基準に基づいて評価した。結果を表1に示す。表1中、5名の熟練したパネラーが各々2回ずつ下記の基準で判定し、その平均値を求め採用した。
3点:実施例1の処理液で拭いた部分と同じで、床がベタつかず、サラサラした。
2点:実施例1の処理液で拭いた部分と比較して、床がベタつく感じがした。
1点:実施例1の処理液で拭いた部分と比較して、床が明らかにベタつく感じがした。
Figure 0006749959
(2)感触評価2
普段から市販の床洗浄剤を用いて床をモップで水拭きしている一般女性に、普段の床洗浄剤に換えて表2の実施例3〜5の各床用処理剤組成物を1ヶ月使用させた(各床用処理剤組成物に対して各10名)。使用方法は実施例3〜5の各床用処理剤組成物を水道水で100倍に希釈した処理液を、モップに含浸させて、床を水拭きし、1か月間使用させたのちに、乾燥後の床の感触を「普段の清掃よりも、掃除後に床がベタつかず、サラサラした」と答えた人数を数えた。結果を表2に示す。
Figure 0006749959


Claims (4)

  1. (A)アルキルグリコシド型界面活性剤[以下、(A)成分という]、(B)(A)成分以外の界面活性剤[以下、(B)成分という]、任意の(C)香料[以下、(C)成分という]、任意の(D)溶剤[以下、(D)成分という]、及び水を含有し、(B)成分が陽イオン界面活性剤[以下、(B1)成分という]を含み、(A)成分の含有量と、(A)成分と(B)成分の合計含有量との質量比(A)/[(A)+(B)]が、0.65以上であり、(D)成分の含有量が2質量%以下であり、水を除く全成分中、(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分の合計含有量の割合が90質量%以上であり、30℃におけるpHが4以上9未満である、床用処理剤組成物。
  2. (A)成分の含有量と、(A)成分と(B1)成分の合計含有量との質量比(A)/[(A)+(B1)]が、0.65以上0.9以下である、請求項1に記載の床用処理剤組成物。
  3. 請求項1又は2に記載の床用処理剤組成物を水で希釈して調製した、(A)アルキルグリコシド型界面活性剤を5ppm以上1000ppm以下、及び水を含有する組成物を床に塗布し、乾燥させる床面の処理方法。
  4. 請求項1又は2に記載の床用処理剤組成物を水で希釈して調製した、(A)アルキルグリコシド型界面活性剤を5ppm以上1000ppm以下、及び水を含有する組成物を床に塗布し、水拭きせずに乾燥させる床面の処理方法。
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