JP5548399B2 - リング状ワークの回転装置及び検査装置 - Google Patents
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図10(a)に示すように検査装置200は、回転装置200aと、カメラ(図10(b)、符号207)とからなる。
回転装置200aは、テーブル201に駆動ローラ202と移動ローラ203とを配置し、この移動ローラ203を水平に引くばね204を備えると共に、駆動ローラ202と移動ローラ203に沿って配置される移載クランプ205を備えている。
前記駆動ローラ、従動ローラ、移動ローラを収納する穴が設けられているテーブルが、前記駆動ローラ、従動ローラ、移動ローラに添えられ、このテーブル上の一般面は、前記駆動ローラ、従動ローラ、移動ローラにより走行する前記ワークの下エッジと同じ高さになるように保持され、前記テーブル上の一般面に載っている前記ワークが前記駆動ローラ、従動ローラ、移動ローラにより緊張状態とされたときに、前記一般面から離れるように、前記略三角形の穴の縁に下へ傾斜し、下に行くほど狭くなるテーパ面が設けられ、
前記テーブル上の一般面であって、前記駆動ローラと前記移動ローラとの間、及び、前記従動ローラと前記移動ローラとの間には、緊張状態にされた前記ワークに向かって張出される張出部が形成されていることを特徴とする。
前記駆動ローラ、従動ローラ、移動ローラを収納する略三角形の穴が設けられているテーブルが、前記駆動ローラ、従動ローラ、移動ローラに添えられ、このテーブル上の一般面は、前記駆動ローラ、従動ローラ、移動ローラにより走行する前記ワークの下エッジと同じ高さになるように保持され、前記テーブル上の一般面に載っている前記ワークが前記駆動ローラ、従動ローラ、移動ローラにより緊張状態とされたときに、前記一般面から離れるように、前記略三角形の穴の縁に下へ傾斜し、下に行くほど狭くなるテーパ面が設けられ、
前記テーブル上の一般面であって、前記駆動ローラと前記移動ローラとの間、及び、前記従動ローラと前記移動ローラとの間には、緊張状態にされた前記ワークに向かって張出される張出部が形成されていることを特徴とする。
加えて、張出部を設けておくことで、載せ替えが終了する直前までワークをテーブルの一般面で支持しておくことができる。具体的には、張出部があることで、ワークは、一般面により支持されている。
逆に、張出部がない場合には、ワークは一般面により支持されていない状態になる。このように張出部を配置することで、載せ替えが終了する直前までワークをテーブルの一般面で支持しておくことができる。載せ替えの距離を短くすることで、ワークの穴への落下を防止することができ、より確実に載せ替えを行うことができる。
加えて、張出部を設けておくことで、載せ替えが終了する直前までワークをテーブルの一般面で支持しておくことができる。具体的には、張出部があることで、ワークは、一般面により支持されている。
逆に、張出部がない場合には、ワークは一般面により支持されていない状態になる。このように張出部を配置することで、載せ替えが終了する直前までワークをテーブルの一般面で支持しておくことができる。載せ替えの距離を短くすることで、ワークの穴への落下を防止することができ、より確実に載せ替えを行うことができる。
図1に示されるように、リング状ワークの検査装置10は、脚11に支持されたベース12と、このベース12の上面に設けられ略三角形の穴13が設けられているテーブル14と、このテーブル14の穴13の内周側に設けられ無段変速機用ベルト等のリング状のワーク16が架けられる駆動ローラ17、従動ローラ18、移動ローラ19と、駆動ローラ17に繋がれ駆動ローラ17を回転させることでワーク16を周回させる駆動手段21と、移動ローラ19を支持し移動ローラ19を前後方向(図面左右方向)へ移動させる移動手段22と、駆動ローラ17と従動ローラ18の間の上方に配置され周回されるワーク16を撮像する撮像手段23と、この撮像手段23を支持し想像線で示される撮像手段支持ボックス24と、この撮像手段支持ボックス24を昇降可能に支持することで撮像手段23を昇降させる撮像手段昇降器25と、この撮像手段昇降器25を前後方向移動可能に支持することで撮像手段23を前後方向に移動させる撮像手段移動器26と、撮像手段23に繋がれ撮像手段23を制御する制御手段(図8、符号113)とからなる。
以下、検査装置に統一して説明する。
図2に示されるように、移動ローラ19は、ピストンロッド31の先端に接続される支持板32によって支持される。ピストンロッド31を前後方向(図面左右方向)に移動させることで、支持板32と共に移動ローラ19も移動され、駆動ローラ17、従動ローラ18、移動ローラ19に架けられるワーク16のテンションが変えられる。
テーブル14について次図で詳細を説明する。
ローラの詳細について次図で説明する。
突起部46の上面には、軸受43への埃の侵入を防ぐシール49が配置される。
カラー56は、ナット57により固定されている。
突起部83の上面には、軸受79への埃の侵入を防ぐシール86が配置される。
カラー92は、ナットにより固定されている。
一方、軸受43、44の外輪、外筒48、蓋体54、シール49、55は回転しない。
第2回転軸82も同様である。
図5(a)に示されるように、まず移動ローラ19を後退(図面左側)させておく。次に、テーブル14の一般面37にワーク16を載置する。このとき、ワーク16の内周面側に駆動ローラ17、従動ローラ18、移動ローラ19が納まるようにワーク16を載置する。
(c)に示すように、ワーク16に所定のテンションがかかるところまで移動ローラ19を前進させたら、ワーク16の載せ替えが終了する。
一般面37上を移動したワーク16dは、縁部102から載せ替えられる。
テーブル14上の一般面37は、ワーク16の下エッジ101と同じ高さになるように保持され、駆動ローラ17、従動ローラ18、移動ローラ19を収納する略三角形の穴13の縁に、下へ傾斜するテーパ面38が設けられている。移動ローラを移動させることで、一般面37から駆動ローラ17、従動ローラ18、移動ローラ19に向かってワーク16を載せ替える。駆動ローラ17、従動ローラ18、移動ローラ19に架けられたワーク16の下エッジ101は、略三角形の穴13の縁がテーパ面38とされることで、一般面37に接触しない。即ち、ワーク16の配置に際して、ワーク16を駆動ローラ17、従動ローラ18、移動ローラ19に架けるためのクランプや、このクランプを移動させるためのアクチュエータが必要ない。このため、部品点数の削減が図られ、低い製造コストでリング状ワークの検査装置10(回転装置)を製造することができる。
このようにしてセットされたワーク16について検査を行う。検査については次図で詳細に説明する。
従動ローラ18にも、従動ローラ18の回転数を計測するために、ロータリエンコーダ等の第2回転検出手段106が繋がれる。
撮像手段23で撮像されるワーク16の上エッジ111は、モニタ112に映される。
上エッジ111の画像が合否判定部112で認識され、この合否判定部112が、ワーク16の合否を判断する。
このリング状ワークの検査装置10を用いたワークの検査方法について、次図で説明する。
Claims (3)
- リング状のワークの内側に、駆動ローラと従動ローラと移動ローラからなる3個のローラを三角形の頂点を形成するように介在させ、前記移動ローラを移動させることで前記ワークを緊張させ、この状態で前記駆動ローラを用いて前記ワークを周回させるリング状ワークの回転装置において、
前記駆動ローラ、従動ローラ、移動ローラを収納する略三角形の穴が設けられているテーブルが、前記駆動ローラ、従動ローラ、移動ローラに添えられ、このテーブル上の一般面は、前記駆動ローラ、従動ローラ、移動ローラにより走行する前記ワークの下エッジと同じ高さになるように保持され、前記テーブル上の一般面に載っている前記ワークが前記駆動ローラ、従動ローラ、移動ローラにより緊張状態とされたときに、前記一般面から離れるように、前記略三角形の穴の縁に下へ傾斜し、下に行くほど狭くなるテーパ面が設けられ、
前記テーブル上の一般面であって、前記駆動ローラと前記移動ローラとの間、及び、前記従動ローラと前記移動ローラとの間には、緊張状態にされた前記ワークに向かって張出される張出部が形成されていることを特徴とするリング状ワークの回転装置。 - リング状のワークの内側に、駆動ローラと従動ローラと移動ローラからなる3個のローラを三角形の頂点を形成するように介在させ、前記移動ローラを移動させることで前記ワークを緊張させ、この状態で前記駆動ローラを用いて前記ワークを周回させながら前記ワークの上エッジに存在する可能性のある疵や打痕を検出するリング状ワークの検査装置において、
前記駆動ローラ、従動ローラ、移動ローラを収納する略三角形の穴が設けられているテーブルが、前記駆動ローラ、従動ローラ、移動ローラに添えられ、このテーブル上の一般面は、前記駆動ローラ、従動ローラ、移動ローラにより走行する前記ワークの下エッジと同じ高さになるように保持され、前記テーブル上の一般面に載っている前記ワークが前記駆動ローラ、従動ローラ、移動ローラにより緊張状態とされたときに、前記一般面から離れるように、前記略三角形の穴の縁に下へ傾斜し、下に行くほど狭くなるテーパ面が設けられ、
前記テーブル上の一般面であって、前記駆動ローラと前記移動ローラとの間、及び、前記従動ローラと前記移動ローラとの間には、緊張状態にされた前記ワークに向かって張出される張出部が形成されていることを特徴とするリング状ワークの検査装置。 - 前記ワークは、複数積層することで無段変速機用ベルトとして用いられる無段変速機用ベルトのリングであることを特徴とする請求項2記載のリング状ワークの検査装置。
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