JP4585080B2 - 原子力圧力容器のシート面検査装置 - Google Patents

原子力圧力容器のシート面検査装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、厚肉の原子力圧力容器の容器部と蓋部とを締着するシート面の状態を検査する原子力圧力容器のシート面検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
原子力圧力容器においては、容器部と蓋部とを締着するシート部を構成するシート面は平滑に仕上げられ、Oリングを挿み込んで締め付けることにより密閉度を保持している。このため、かかるシート面に微細な傷があると該シート部の気密性が確保できなくなることから、該シート面の状態を高精度でもって検査することが要求される。
【0003】
図9は前記原子力圧力容器の概略構造を示し、(A)は該圧力容器の縦断面図、(B)は(A)のZ部拡大図である。図において、1は内部01aが高圧に保持されている容器、2は該容器1の蓋である。1aは前記容器1の上面に形成されたシート面、2aは前記蓋2の下面に形成されたシート面であり、該蓋2のシート面2aにはOリング(図示省略)が嵌合されるOリング溝2bが刻設されている。
【0004】
図10は、かかる原子力圧力容器における容器胴部と蓋部とのシート面の検査手段の従来技術の一例を示す。
かかる従来技術においては、図10に示すように、前記シート面(例えば、容器1のシート面1a)を作業者が直接目視検査を行い、傷等の欠陥51を発見すると(図10(A))、該欠陥51に粘土状のパテ52を該欠陥部51に押し付け(B)、硬化した後のパテ52を型取りし(C)、触針式表面粗さ計、ノギス等の計測装置53により、前記欠陥51の形状を測定し記録している(D)。
【0005】
また、特開平9−232246号の発明においては、原子炉の容器上面(シート面)の状態を、探触子を用いて遠隔操作にて検査するように構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図10に示される原子力圧力容器のシート面検査手段にあっては、作業者が原子力圧力容器に近接した位置で、シート面の欠陥51に粘土状のパテ52を押し付けて型取り作業を行うことを要するため、放射線レベルが一定レベルよりも高いときには長時間の検査作業が不可能となり、検査に膨大な時間を要する。
また、前記のように、原子力圧力容器に近接した位置での作業を伴うため遠隔操作が不可能で、放射線による被爆の危険性等、安全面に問題がある。さらに、手作業を伴うため作業能率が低く、また目視検査が主体であるため、検査結果に対する信頼性が低い。
【0007】
一方特開平9−232246号の発明においては、遠隔操作によってシート面の検査が可能であり、放射線被爆の危険性等、安全面の問題はないが、同一の検査装置を用いて容器部のシート面及び蓋部のシート面の検査を連続的に行うことができないため、作業能率が低い。
【0008】
本発明はかかる従来技術の課題に鑑み、原子力圧力容器の容器部と蓋部とのシート面の検査装置において、該シート面の検査を遠隔制御により施行可能として安全性を向上し、また容器部と蓋部とのシート面の検査を、検査装置を取り替えることなく連続的に施行可能として作業能率を上昇し、かつ定量的な検査を主体とすることにより検査精度を上昇することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明はかかる課題を解決するため、請求項1記載の発明として、原子力圧力容器の容器部と蓋部とを締着するシート面の状態を検査する原子力圧力容器のシート面検査装置において、前記蓋部に該蓋部の周方向に移動可能に取り付けられた移動台車と、該移動台車に支持ブラケットを介して該支持ブラケットの廻りに回転可能に取り付けられるとともに、検査要具を水平方向の移動手段と垂直方向の移動手段とにより、水平と垂直2方向に移動可能に支持する検査要具支持手段とを備え、
前記移動台車は、前記蓋部の上面及び下面に沿って転動可能に支持された上ローラ及び下ローラと、該上ローラ及び下ローラが、前記上下位置を調整されて適正な接触圧力で前記蓋の上面及び下面に沿って転動されるようにと、該移動台車に取り付けられて前記上ローラ及び下ローラを上下に移動可能に支持するローラ支持体とを備えてなり、
前記水平方向の移動手段と垂直方向の移動手段を180°回転させて前記容器部のシート面及び蓋部のシート面の双方を検査可能に構成したことを特徴とする原子力圧力容器のシート面検査装置を提案する。
【0010】
請求項2記載の発明は、請求項1において、前記移動台車は、該移動台車を駆動する駆動モータと、該移動台車の移動位置を検出するエンコーダ等の位置検出手段と、前記蓋部の側面に沿って移動可能な磁石式のローラとを備えてなることを特徴とする。
【0011】
【0012】
請求項3記載の発明は、請求項1において、前記検査要具支持手段は、前記検査要具を脱着可能なヘッド部を備えたことを特徴とする。
【0013】
請求項4記載の発明は、請求項1において、前記検査要具は、ビデオカメラを含むカメラからなることを特徴とする。
【0014】
請求項5記載の発明は、請求項2において、前記位置検出手段からの移動台車の移動位置検出信号に基づき該移動台車の移動を制御する台車制御装置と、前記検査要具支持手段及び前記検査要具の運動を制御する検査要具制御装置と、前記シート面の検査データを処理する検査結果処理装置とを備えた制御装置を、前記移動台車に遠隔制御可能に接続したことを特徴とする。
【0015】
請求項1〜5記載の発明によれば、原子力圧力容器のシート面検査装置において、台車制御装置により駆動モータが起動され、蓋部側部に取り付けられた磁石式のローラが蓋部の側面に沿って転動することにより、前記移動台車が蓋部の円周方向に沿って移動せしめられる。かかる移動時において、前記移動台車は前記磁石式のローラを介して蓋部の側面に沿って移動するので、該蓋部から脱落することなく検査作業を続行できる。
【0016】
前記移動台車の移動により前記容器部のシート面の状態を検査する際には、該移動台車に支持ブラケットを介して取り付けられた検査要具支持手段を、前記支持ブラケットの廻りに回転させて、カメラを前記シート面に向け該シート面の状態を撮影し、その撮影データを得ることができる。また、前記蓋部のシート面の状態を検査する際には、前記検査要具支持手段を前記容器部シート面の検査状態から180°回転させて、カメラを蓋部のシート面側に向け、該シート面及びOリング溝の状態を撮影し、その撮影データを得ることができる。
【0017】
従って、かかる発明によれば、容器部のシート面および蓋部のシート面の検査を、カメラ等の検査要具を支持した検査要具支持手段を前記移動台車に取り付けられた支持ブラケットの廻りに180°回転させるのみで、検査装置を取り替えることなく連続的にかつ遠隔制御により施行することが可能となり、作業能率が上昇せしめられるとともに、定量的な検査がなされて検査精度が上昇せしめられ、安全状態で検査作業を行うことができる。
【0018】
特に、請求項1記載の発明によれば、該移動台車は、上ローラ及び下ローラがエアシリンダ等のローラ支持体により上下位置を調整されて適正な接触圧力で前記蓋部の上面及び下面に沿って転動可能となっているため、安定して前記蓋部の円周方向に沿って移動せしめられる。
さらに、請求項2及び5記載の発明によれば、前記移動台車の移動量を、エンコーダ等位置検出手段により検出して前記台車制御装置にフィードバックし、該台車制御装置がかかるフィードバック信号に基づき移動台車の移動を制御するので、移動台車を、正確な位置制御をなしつつ検査面上を移動せしめることができる。
【0019】
請求項6記載の発明は、請求項1において、前記検査要具は、レーザ光線により前記シート面の変位を計測する一次元レーザ変位計を備えて該シート面の二次元方向における変位を検出する二次元レーザ変位計測手段からなることを特徴とする。
かかる発明によれば、二次元レーザ変位計により検査面の変位を計測し、微細欠陥を検出することにより、シート面、Oリング溝等の検査面の全周にわたって、変位計測及び微細欠陥の詳細を検出し記録することが遠隔操作によってできるので、従来技術のように欠陥部の型取りを行うことを要さず、安全にかつ短時間で欠陥状態を検知できる。
【0020】
請求項7記載の発明は、請求項1において、前記検査要具は、レーザ光源により前記シート面に帯状のレーザ光を照射し、該シート面に当たるレーザ光をカメラにより異なる角度から撮影することにより該シート面の二次元方向における変位を検出する光切断式形状計測手段からなることを特徴とする。
かかる発明によれば、光切断式形状計測器により検査面の変位を計測し、微細欠陥を検出することにより、シート面、Oリング溝等の検査面の全周にわたって、変位計測及び微細欠陥の詳細を検出し記録することが遠隔操作によってできる。また帯状のレーザ光と併せて撮影部位を照明で照らすことにより、検査面の測定部位を前記計測と同時に目視観察することができることにより、検査面の状態を迅速かつ正確に検知できる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図に示した実施例を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
【0022】
図1は本発明の実施形態における原子力圧力容器のシート面検査装置の第1実施例を示す正面構造図で、(A)は容器部の検査時、(B)は蓋部の検査時を示す。図2は前記第1実施例における制御ブロック図である。図3は前記原子力圧力容器のシート面検査装置の全体構成を示す概観斜視図である。図4は第2実施例を示し、(A)は容器部の検査時、(B)は蓋部の検査時を示す。図5は第3実施例を示す制御ブロック図を含む正面図である。図6は前記第3実施例における二次元レーザ変位計の構造図で、(A)は平面図、 (B)は正面図、(C)はミラー部の作用説明図である。図7は第4実施例を示す制御ブロック図を含む正面図、図8は光切断式形状計測器のハード構成図である。
【0023】
本発明の実施形態における原子力圧力容器のシート面検査装置の全体構成を示す図3において、1は容器、2は蓋で、該容器1と蓋2とは夫々に形成された平滑なシート面1a及び2a(図1〜2参照)にて流体密に結合されている。10は前記蓋2の側面に該蓋2の円周方向に移動可能に取り付けられた移動台車、10aは移動台車10に取りつけられたエアシリンダ、12は上ローラ、11は下ローラである。また、30は後述するような制御操作を行う制御装置で、制御回線301により前記移動台車10に搭載された各制御あるいは計測機器に接続されている。
【0024】
本発明の実施形態における第1実施例を示す図1〜2において、1aは前記容器1の上面を構成するシート面、2aは前記蓋2の下面を構成するシート面、2bは該蓋2のシート面2aに刻設されたOリング溝である。
本発明に係るシート面検査装置は、前記容器1のシート面1a、蓋2のシート面2a、及びOリング溝2bの状態を検査するものである。
【0025】
前記移動台車10の下部には2個のマグネット式の側部ローラ18が取り付けられ、該側部ローラ18は前記蓋2の側面に転接されている。19は前記移動台車10を前記蓋2の円周方向に移動せしめるためのモータであり、該モータ19の出力軸は前記2個の側部ローラ18に連結され、該モータ19により2個の側部ローラ18を回転駆動することにより、前記移動台車10を前記蓋2の円周方向に移動せしめるようになっている。
17は前記移動台車10の位置、即ち該蓋2の円周方向における回転位置を検出して前記制御装置30に送るエンコーダである。
【0026】
前記下ローラ11は前記移動台車10の下部に取り付けられた下ローラガイド22に回転自在に支持されて前記蓋2の下面に転接されている。また、前記上ローラ12は前記エアシリンダ10aに連結された上ローラガイド21に回転自在に支持されて前記蓋2の上面に転接されている。従って、前記エアシリンダ10aの伸縮量を調節し前記上ローラガイド21を介して上ローラ12の上下位置を調整することにより、該上ローラ12及び下ローラ11は、前記蓋2を挟持する形でもって、適正な接触圧力で前記蓋2の上面及び下面に沿って転動可能となっている。
【0027】
20は前記モータ19の下部即ち前記移動台車10の最下部に固定された支持輪、13は根元部を該支持輪20に固定されたアームで、該アーム13の先端部には昇降シリンダ15を備えたXYステージ16が取り付けられ、該XYステージ16には前記容器1のシート面1a及び蓋2のシート面2aを撮影するためのカメラ14が採り付けられている。
前記XYステージ16は前記カメラ14のXY2方向即ち水平2方向の位置を調整するもので、1台の検査装置で前記容器1のシート面1a及び蓋2のシート面2aを連続的に撮影可能とするため、該XYステージ16が採り付けられたブラケット131とともに前記アーム13との結合部の廻りに180°回転可能となっている。15は昇降シリンダで、前記ブラケット131に取り付けられ、その出力端が前記XYステージ16に連結されて該XYステージ16を上下方向に移動せしめるものである。
【0028】
次に、図1〜2を参照して、かかる構成からなる原子力圧力容器のシート面検査装置の動作につき説明する。
前記制御装置30の台車制御装置31により前記モータ19に駆動信号が出力されると、該モータ19が起動され前記側部ローラ18が回転駆動されて前記蓋2の側面に沿って転動することにより、前記移動台車10が前記蓋2の円周方向に沿って移動せしめられる。かかる移動時において、前記側部ローラ18はマグネット式ローラにて構成されているので、前記蓋2の側面から離れることがなく、従って該側部ローラ18を支持している前記移動台車10は蓋2から脱落することなく検査作業を続行できる。
また、かかる移動台車10の移動時において、該移動台車10は、前記上ローラ12及び下ローラ11が、前記エアシリンダ10aにより上下位置を調整されて適正な接触圧力で前記蓋2の上面及び下面に沿って転動可能となっているため、安定して前記蓋2の円周方向に沿って移動せしめられる。
さらに、前記移動台車10の移動量は前記エンコーダ17により側部ローラ18の回転量を検出して前記台車制御装置31にフィードバックされ、該台車制御装置31はかかるフィードバック信号に基づき移動台車10の移動を制御する。これにより、移動台車10は、正確な位置制御がなされつつ検査面上を移動せしめられる。
【0029】
前記移動台車10の移動により前記容器1のシート面1aの状態を検査する際には、図1(A)に示すように、前記ブラケット131に取り付けられ昇降シリンダ15を備えたXYステージ16及び該XYステージ16に取り付けられたカメラ14を、前記アーム13との結合部の廻りに回転させて、カメラ14をシート面1aに向け該シート面1aの状態を撮影し、その撮影データを得る。
また、前記蓋2のシート面2a及びOリング溝2bの状態を検査する際には、図1(B)に示すように、前記ブラケット131に取り付けられ昇降シリンダ15を備えたXYステージ16及び該XYステージ16に取り付けられたカメラ14を、前記アーム13との結合部の廻りに前記(A)に示すシート面1aの検査状態から180°回転させて、カメラ14をシート面2a側に向け、該シート面2a及びOリング溝2bの状態を撮影し、その撮影データを得る。
従って、かかる実施例によれば、前記容器1のシート面1aおよび蓋2のシート面2a検査を、前記のように、カメラ14を支持したXYステージ16及び昇降シリンダ15を180°回転させるのみで、検査装置を取り替えることなく連続的に施行可能となる。
【0030】
かかる検査時において、前記制御装置30のXYステージ・昇降シリンダ制御装置32からは、前記昇降シリンダ15の伸縮量を制御する制御信号及び前記XYステージ16におけるカメラ14の水平方向移動量の制御信号が昇降シリンダ15及びXYステージ16に出力される。前記昇降シリンダ15は前記制御信号を受けて前記カメラ14の垂直方向位置を調整し、XYステージ16は前記制御信号を受けて前記カメラ14のXY2方向即ち水平2方向位置を調整する。
また前記制御装置30のカメラ制御装置33からは、前記カメラ14の向き、撮影画像の大きさ等のカメラ作動の制御信号が該カメラ14に伝送され、該カメラ14はかかる制御信号によってシート面1a、2aの拡大画像を含む種々の画像を撮像することができる。
前記カメラ14により得られたシート面1a、2a、及びOリング溝2bの撮像データは前記制御装置の画像記録装置34に伝送され、所定の画像処理がなされた後、画像表示装置35に表示される。
【0031】
以上のように、かかる実施例によれば、前記容器1のシート面1aおよび蓋2のシート面2aやOリング溝2bの検査を、カメラ14を支持したXYステージ16及び昇降シリンダ15を180°回転させるのみで、検査装置を取り替えることなく連続的に施行可能となって作業能率が上昇するとともに、該シート面1a、2aの検査を遠隔制御により施行可能となり、安全状態で検査作業ができる。
【0032】
図4〜5に示されている第2実施例においては、前記XYステージ16にセンターヘッド23を取り付け、該センターヘッド23に前記カメラ14、後述する二次元レーザ変位計等の検査要具を着脱自在としている。かかる実施例によれば、センターヘッド23にアタッチメントとして種々の検査要具を簡単に着脱できるので、検査作業の準備時間が短縮される。
その他の構成は前記第1実施例と同様であり、これと同一の部材は同一の符号で示す。
【0033】
図4〜5に示されている第3実施例においては、前記第1、2実施例におけるXYステージ16に二次元レーザ変位計25を装着している。該二次元レーザ変位計25の構造を示す図6において、251は前記シート面1a、2aやOリング溝2b等の検査部にレーザ光255を照射できる一次元のレーザ変位計で、該レーザ変位計251から照射されたレーザ光255をミラーにて水平方向に偏向するとともに、ガルバノ253及びミラー254からなるガルバノミラー250により水平方向に角度を振ることにより、前記シート面1a、2aやOリング溝2bの変位を計側するようになっている。252は該二次元レーザ変位計25を前記XYステージ16に固定するための固定金具である。
【0034】
かかる第3実施例において、前記移動台車10を前記蓋2の外周側面に沿って移動させることにより、該移動台車10にXYステージ16を介して取り付けられた前記二次元レーザ変位計25を検査面であるシート面1aあるいは2aの面上を移動させることにより、該シート面1aあるいは2aの全周の変位を計測し、微細欠陥を検出できる。
そして、前記制御装置30のガルバノミラー制御装置36からの制御信号により前記ガルバノミラー250のミラー角度が変化せしめられ、レーザ変位計制御装置37によりレーザ変位計251からのレーザ光255の密度や強さが調整される。
【0035】
また、二次元レーザ変位計25による前記シート面1a、2a、Oリング溝2b等の検査面の計測データは、前記制御装置30のデータ収集制御装置38に伝送されて整理され、欠陥判別計測測定演算装置39にて、前記検査面における微細欠陥の計測データを解析して、該欠陥が許容範囲内のものであるか否かを判定する。この判定結果はデータ記録装置40に伝送されて記録された後、データ表示装置41に表示される。
かかる第3実施例によれば、二次元レーザ変位計25により検査面の変位を計測し、微細欠陥を検出することにより、前記シート面1a、2a、Oリング溝2b等の検査面の全周にわたって、変位計測及び微細欠陥の詳細を検出し記録することが遠隔操作によってできるので、図10に示す従来技術のように欠陥部の型取りを行うことを要さず、安全にかつ短時間で欠陥状態を検知できる。
その他の構成は前記第1実施例と同様であり、これと同一の部材は同一の符号で示す。
【0036】
図7〜8に示す第4実施例においては、前記第1、2実施例におけるXYステージ16に光切断式形状計測器45を装着している。
該光切断式形状計測器45は、図8に示すように、帯状(スリット状)のレーザ光453を前記シート面1a、2a、Oリング溝2b等の検査面に照射するレーザ光源452と、該検査面に前記レーザ光453が照射された部位を撮影するためのカメラ451とよりなる。そして、該該光切断式形状計測器45により撮像された画像データは前記制御装置30の画像処理装置42入力されるようになっている。
【0037】
かかる第4実施例において、前記移動台車10を前記蓋2の外周側面に沿って移動させることにより、該移動台車10にXYステージ16を介して取り付けられた前記光切断式形状計測器45を検査面であるシート面1aあるいは2aの面上を移動させることにより、該シート面1aあるいは2aの全周の変位を計測し、微細欠陥を検出できる。
即ち、移動台車10を前記検査面に沿って移動させながら、前記光切断式形状計測器45のレーザ光源452からの帯状のレーザ光453を前記シート面1a、2a、Oリング溝2b等の検査面に照射し、これをカメラ451により異なる角度から撮影して前記検査面の凹凸を検出することにより、該検査面の全周の変位を計測し、これを前記制御装置30の画像処理装置42に伝送し、所定の画像処理を施した後、演算制御装置43に入力する。そして、該演算制御装置43において、前記画像から微細欠陥の有無の判定及び微細欠陥の大きさと深さとを測定し、これを形状測定結果記録装置44に記録する。
また、かかる実施例においては、前記帯状のレーザ光453と併せて撮影部位を照明で照らすことにより、検査面の測定部位を前記計測と同時に目視観察することができる。
【0038】
従ってかかる実施例によれば、前記光切断式形状計測器45により検査面の変位を計測し、微細欠陥を検出することにより、前記第3実施例と同様に、前記シート面1a、2a、Oリング溝2b等の検査面の全周にわたって、変位計測及び微細欠陥の詳細を検出し記録することが遠隔操作によってできる。また前記のように、前記帯状のレーザ光453と併せて撮影部位を照明で照らすことにより、検査面の測定部位を前記計測と同時に目視観察することができることにより、検査面の状態を迅速かつ正確に検知できる。
その他の構成は前記第1実施例と同様であり、これと同一の部材は同一の符号で示す。
【0039】
【発明の効果】
以上記載の如く本発明によれば、原子力圧力容器の容器部のシート面および蓋部のシート面の検査を、カメラ等の検査要具を支持した検査要具支持手段を前記移動台車に取り付けられた支持ブラケットの廻りに180°回転させるのみで、検査装置を取り替えることなく連続的にかつ遠隔制御により施行することが可能となり、作業能率が向上せしめられるとともに、定量的な検査がなされて検査精度が上昇せしめられ、安全状態で検査作業を行うことができる。
【0040】
また、請求項6のように構成すれば、二次元レーザ変位計により検査面の変位を計測し、微細欠陥を検出することにより、シート面、Oリング溝等の検査面の全周にわたって、変位計測及び微細欠陥の詳細を検出し記録することが遠隔操作によってできるので、従来技術のように欠陥部の型取りを行うことを要さず、安全にかつ短時間で欠陥状態を検知できる。
【0041】
また、請求項7のように構成すれば、光切断式形状計測器により検査面の変位を計測し、微細欠陥を検出することにより、シート面、Oリング溝等の検査面の全周にわたって、変位計測及び微細欠陥の詳細を検出し記録することが遠隔操作によってできる。また帯状のレーザ光と併せて撮影部位を照明で照らすことにより、検査面の測定部位を前記計測と同時に目視観察することができることにより、検査面の状態を迅速かつ正確に検知できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態における原子力圧力容器のシート面検査装置の第1実施例を示す正面構造図で、(A)は容器部の検査時、(B)は蓋部の検査時を示す。
【図2】 本発明の第1実施例における制御ブロック図である。
【図3】 原子力圧力容器のシート面検査装置の全体構成を示す概観斜視図である。
【図4】 本発明の第2実施例を示し、(A)は容器部の検査時、(B)は蓋部の検査時を示す。
【図5】 本発明の第3実施例を示す制御ブロック図を含む正面図である。
【図6】 本発明の第3実施例における二次元レーザ変位計の構造図で、(A)は平面図、 (B)は正面図、(C)はミラー部の作用説明図である。

【図7】 本発明の第4実施例を示す制御ブロック図を含む正面図である。
【図8】 本発明の第4実施例における光切断式形状計測器のハード構成図である。
【図9】 原子力圧力容器の概略構造を示し、(A)は該圧力容器の縦断面図、(B)は(A)のZ部拡大図である。
【図10】 原子力圧力容器における容器胴部と蓋部とのシート面の検査手段の従来技術の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 容器
1a、2a シート面
2 蓋
2b Oリング溝
10 移動台車
10a エアシリンダ
11 下ローラ
12 上ローラ
13 アーム
14 カメラ
15 昇降シリンダ
16 XYステージ
17 エンコーダ
18 側部ローラ
19 モータ
20 支持輪
23 センターヘッド
25 二次元レーザ変位計
30 制御装置
31 台車制御装置
32 XYステージ・昇降シリンダ制御装置
33 カメラ制御装置
34 画像記録装置
35 画像表示装置
36 ガルバノミラー制御装置
37 レーザ変位計制御装置
38 データ収集制御装置
39 欠陥判別計測測定演算装置
40 データ記録装置
41 データ表示装置
42 画像処理装置
43 演算制御装置
44 形状測定結果記録装置
45 光切断式形状計測器
131 ブラケット
250 ガルバノミラー
251 レーザ変位計
451 カメラ
452 レーザ光源

Claims (7)

  1. 原子力圧力容器の容器部と蓋部とを締着するシート面の状態を検査する原子力圧力容器のシート面検査装置において、前記蓋部に該蓋部の周方向に移動可能に取り付けられた移動台車と、該移動台車に支持ブラケットを介して該支持ブラケットの廻りに回転可能に取り付けられるとともに、検査要具を水平方向の移動手段と垂直方向の移動手段とにより、水平と垂直2方向に移動可能に支持する検査要具支持手段とを備え、
    前記移動台車は、前記蓋部の上面及び下面に沿って転動可能に支持された上ローラ及び下ローラと、該上ローラ及び下ローラが、前記上下位置を調整されて適正な接触圧力で前記蓋の上面及び下面に沿って転動されるようにと、該移動台車に取り付けられて前記上ローラ及び下ローラを上下に移動可能に支持するローラ支持体とを備えてなり、
    前記水平方向の移動手段と垂直方向の移動手段を180°回転させて前記容器部のシート面及び蓋部のシート面の双方を検査可能に構成したことを特徴とする原子力圧力容器のシート面検査装置。
  2. 前記移動台車は、該移動台車を駆動する駆動モータと、該移動台車の移動位置を検出するエンコーダと、前記蓋部の側面に沿って移動可能な磁石式のローラとを備えてなることを特徴とする請求項1記載の原子力圧力容器のシート面検査装置。
  3. 前記検査要具支持手段は、前記検査要具を脱着可能なヘッド部を備えたことを特徴とする請求項1記載の原子力圧力容器のシート面検査装置。
  4. 前記検査要具は、ビデオカメラを含むカメラからなることを特徴とする請求項1記載の原子力圧力容器のシート面検査装置。
  5. 前記エンコーからの移動台車の移動位置検出信号に基づき該移動台車の移動を制御する台車制御装置と、前記検査要具支持手段及び前記検査要具の運動を制御する検査要具制御装置と、前記シート面の検査データを処理する検査結果処理装置とを備えた制御装置を、前記移動台車に遠隔制御可能に接続したことを特徴とする請求項2記載の原子力圧力容器のシート面検査装置。
  6. 前記検査要具は、レーザ光線により前記シート面の変位を計測する一次元レーザ変位計を備えて該シート面の二次元方向における変位を検出する二次元レーザ変位計測手段からなることを特徴とする請求項1記載の原子力圧力容器のシート面検査装置。
  7. 前記検査要具は、レーザ光源により前記シート面に帯状のレーザ光を照射し、該シート面に当たるレーザ光をカメラにより異なる角度から撮影することにより該シート面の二次元方向における変位を検出する光切断式形状計測手段からなることを特徴とする請求項1記載の原子力圧力容器のシート面検査装置。
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