JP5548088B2 - 電子機器保持用ソケットおよび火炎センサ - Google Patents

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Description

本発明は、シール部材としてパッキンを備えた電子機器保持用ソケットおよび火炎センサに関するものである。
従来、たとえば有害なガスが生じているような空間内にある測定対象を外から測定するにあたっては、前記空間を囲む壁に測定用の貫通穴を設け、この貫通穴の中に測定用の電子機器を取付けて行うことがある。この場合、前記電子機器の取付部分は、前記空間内と大気中とを遮断する封止構造が採られている。従来のこの種の封止構造としては、たとえば特許文献1に記載されているものがある。
特許文献1に記載されている封止構造は、前記貫通穴の一部を構成する円筒体と、この円筒体の内部に収容された火炎センサとの間を封止するものである。前記円筒体と前記センサ本体との間は、シール部材によって封止されている。
この火炎センサにおいては、電極端子側においても封止構造を採ることによって、さらなるシール性の向上を図ることができる。火炎センサの電極端子側で封止を行う場合は、液状またはゲル状のポッティング剤や接着剤を電極端子の周囲に充填することが多い。
特開2004−11895号公報
しかしながら、液状やゲル状のポッティング剤や接着剤を充填して行うシールは、生産性が低くなるし、気泡が発生したり気密性が低くなることがあるために所望のシール性能が得られないおそれがあった。生産性が低くなる理由は、ポッティング剤や接着剤などの充填剤は、凝固するための時間が必要であり、充填後に次のステップに移行できるようになるまで待機しなければならないからである。
前記気泡が発生する理由は、充填剤が周囲の空気を含みながら充填されることがあるからである。これを防ぐためには、真空引きにより脱泡を行う必要があり、製造コストが高くなってしまう。
前記気密性が低くなる理由は、充填後の温度変化により充填剤の接着部分が剥離することがあるからである。
本発明はこのような問題を解消するためになされたもので、生産性が高く、しかも電子機器の端子側を確実にシールすることが可能な電子機器保持用ソケットおよび生産性とシール性能が向上した火炎センサを提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明に係る電子機器保持用ソケットは、電子機器の電極側端部が一端部に挿入された状態で前記電子機器を保持する筐体と、前記電子機器の電極部に一端が接続されかつ他端が前記筐体の他端部から導出された導電部と、前記筐体に着脱可能に設けられた、前記導電部が貫通する状態で前記筐体の内と外とを気密に封止する封止部材とを備え、前記筐体は、前記電子機器が挿入される開口部と、前記導電部が貫通する隔壁とを有する筒状に形成され、前記隔壁は、筐体の内と外とを分けるように形成され、前記筐体の内部には、前記隔壁に締結される押圧部材が設けられ、前記封止部材は、前記隔壁と前記導電部との間を満たすシール部と、このシール部から前記隔壁と前記押圧部材との間に延びる受圧部とを一体に有する弾性体によって形成され、前記受圧部は、前記押圧部材に押されて前記隔壁に押し付けられるものであり、前記押圧部材は、前記隔壁に向けて延びるストッパーを備えているものである。
本発明は、前記発明において、前記隔壁における前記導電部が貫通する部分は貫通孔によって形成され、前記導電部における前記貫通孔に挿通される部分は、ケーブルによって形成され、前記隔壁の筐体内側であって前記貫通孔の開口縁部は、隔壁内に向かうにしたがって開口寸法が漸次小さくなるテーパー面に形成されているものである。
本発明は、前記発明において、前記押圧部材は、前記隔壁と前記封止部材とを貫通したボルトによって前記隔壁に締結されるものであることを特徴とする。
本発明に係る火炎センサは、前記発明による電子機器保持用ソケットに電子機器として紫外線検出器を保持させて構成されたものである。
本発明によれば、筐体に着脱可能な封止部材がシール材として用いられているから、充填剤を使用する場合に較べて凝固のための待機時間は不要であり、生産性の向上を図ることができる。しかも、この封止部材は充填剤に較べてシール部内に空気層が発生したり温度変化で剥離したりすることがないから、長期間にわたって高いシール性を保つことができる。
したがって、本発明によれば、生産性が高くなるとともに、電子機器の端子側を確実にシールすることが可能な電子機器保持用ソケットを提供することができる
本発明に係る電子機器保持用ソケットを備えた火炎センサの平面図である。 火炎センサの分解状態を示す平面図である。 筐体とナット部材の断面図である。 要部を拡大して示す断面図である。 パッキンを示す図で、同図(A)は電子機器側から見た正面図、同図(B)は側面図、同図(C)は背面図、同図(D)は(C)図におけるD−D線断面図、同図(E)は(B)図におけるE−E線断面図である。 筐体の斜視図で、同図においては筒状部材の一部を破断した状態で描いてある。
以下、本発明に係る電子機器保持用ソケットおよび火炎センサの一実施の形態を図1〜図6によって詳細に説明する。
図1に示す火炎センサ1は、加熱炉(図示せず)のバーナーの炎の有無を検出するためのもので、本発明に係る電子機器保持用ソケット2と、このソケット2に装着された紫外線検出器3とによって構成されている。この実施の形態においては、この紫外線検出器3によって本発明でいう「電子機器」が構成されている。この火炎センサ1は、加熱炉に設けられた筒体4の一端部に取付けた状態で使用される。火炎センサ1を筒体4に取付けるに当たっては、紫外線検出器3が筒体4内に挿入されるように行う。
この筒体4は、前記バーナーを指向するように加熱炉の壁に設けられている。すなわち、この火炎センサ1は、筒体4を通してバーナーの炎を検出する。
前記紫外線検出器3は、図2に示すように、円柱状の本体5の一端部5aが受光部となるにように形成されている。前記本体5の他端部5bには、ピン状の複数の電極端子6が突設されている。
前記電子機器保持用ソケット2は、図1に示すように、前記紫外線検出器3を保持する筐体11と、この筐体11を前記筒体4に固定するためのナット部材12と、前記紫外線検出器3の電極端子6が接続される導電部13と、前記筐体11の内と外、とりわけ図中左端から右端への通流を遮断し、これを気密に封止するための封止部材として作用するパッキン14とを備えている。
前記筐体11は、図2および図6に示すように、複数の部材を組み合わせることによって形成されている。この実施の形態による筐体11は、前記紫外線検出器3が接続される保持部材15と、この保持部材15を覆う筒状部材16とによって構成されている。
前記保持部材15は、耐熱性と絶縁性とを有するプラスチックによって所定の形状に形成されている。この保持部材15の一端部には、紫外線検出器3が嵌合する凹陥部17が形成されている。この実施の形態においては、この凹陥部17の開口部分によって、請求項記載の発明でいう「電子機器が挿入される開口部」が構成されている。
この凹陥部17の底には、図示してはいないが、紫外線検出器3の複数の電極端子6が挿入される穴が穿設されている。この穴の内部には、後述する導電部13の接触式コネクタ18が設けられている。すなわち、紫外線検出器3は、保持部材15の凹陥部17に嵌合させられることによって、保持部材15に支持されるとともに、導電部13に電気的に接続される。
保持部材15の長手方向(図2においては左右方向)の中央部には、後述する導電部13の取付用プレート19を支持するための端子台20が設けられている。保持部材15の他端部には、この保持部材15を後述する筒状部材16に取付けるための取付座21が一体に形成されている。この実施の形態においては、この取付座21によって請求項記載の発明でいう「押圧部材」が構成されている。
この取付座21は、図3に示すように、後述する筒状部材16内の隔壁22との間にパッキン14が挟まれる状態で、この隔壁22に2本の前記固定用ボルト23によって固定されている。
この取付座21における前記隔壁22を指向する端面は、円形状に形成されている。この端面には、二つのボス24が突設されている。これらのボス24の内周部には、固定用ボルト23が螺着する雌ねじ(図示せず)が形成されている。また、これらのボス24は、前記円形状の端面の径方向の一方と他方とに振り分けられる位置に形成されている。前記固定用ボルト23は、前記隔壁22とパッキン14とを貫通して前記ボス24に螺着されている。
取付座21における前記一対のボス24と隣接する部位には、図4に示すように、後述する導電部13のケーブル25を通すための貫通孔26が穿設されている。この貫通孔26も前記端面の径方向の一方と他方とに振り分けられる位置にそれぞれ形成されている。
また、前記取付座21の外周部には、前記隔壁22に向けて延びる複数のピン27(図4参照)が突設されている。この実施の形態においては、これらのピン27と前記ボス24とによって、請求項記載の発明でいう「ストッパー」が構成されている。
筐体11の前記筒状部材16は、金属によって形成されており、図3および図6に示すように、円筒31と、この円筒31の内と外とを分ける前記隔壁22とによって構成されている。円筒31の一端部の外周部分には、フランジ32が一体に形成されている。このフランジ32は、図3に示すように、ナット部材12内に保持されたナットパッキン12aを介して前記筒体4の先端面に対向し、前記ナット部材12の内周部によって筒体4に向けて押圧される。ナット部材12は、いわゆるユニオンナットからなり、円筒31の外周部に回転自在に嵌合しており、前記筒体4の先端部に螺合するように形成されている。ナット部材12が筒体4にねじ込まれ、フランジ32が筒体4側に押圧されることによって、筒体4とフランジ32との間のナットパッキン12aがこれら両者によって挟圧され、筒体4と筐体11との接続部がシールされる。
前記隔壁22には、図3に示すように、前記取付座21のボス24と対向する部分にボルト用貫通孔33が穿設されている。また、この隔壁22には、図4に示すように、前記取付座21の貫通孔26と対向する部分にケーブル用貫通孔34が穿設されている。
この隔壁22の筐体内側であって、前記ケーブル用貫通孔34の開口縁部は、図4に示すように、隔壁22内に向かうにしたがって開口寸法が漸次小さくなるテーパー面35に形成されている。
前記導電部13は、図2に示すように、紫外線検出器3の電極端子6に接続される前記接触式コネクタ18と、この接触式コネクタ18に接続された前記固定用プレート19と、この固定用プレート19に固定用ボルト19aによって取付けられた圧着端子41と、この圧着端子41に接続されたケーブル25とによって構成されている。
これらの接触式コネクタ18と、固定用プレート19と、圧着端子41およびケーブル25とは、紫外線検出器3の複数の電極端子6と対応させて2組装備されている。
前記ケーブル25は、図4に示すように、取付座21の貫通孔26と、前記隔壁22のケーブル用貫通孔34とを通して筐体11の外に導出されている。
前記パッキン14は、耐熱性を有する弾性体によって所定の形状に形成されている。この実施の形態によるパッキン14は、図5および図6に示すように、円板部42と、この円板部42に一体に形成された前記ケーブル25毎の第1の筒状部43,43および第2の筒状部44,44とによって構成されている。
前記円板部42は、図3に示すように、前記取付座21と前記隔壁22との間に挟まれるものである。この円板部42の厚みは、前記ボス24やピン27の長さと同等か、これらの部材より僅かに短く(薄く)なるように形成されている。この円板部42の外径は、前記取付座21の端面の外径と同等の大きさに形成されている。
この円板部42には、図5(A),(C)に示すように、前記ボス24が挿入される第1の貫通孔45と、前記ピン27が挿入される第2の貫通孔46とが穿設されている。円板部42における前記隔壁22を指向する端面であって、前記第1の貫通孔45の開口縁部には、図5(B),(E)に示すように、第1の貫通孔4を囲むように環状の突起47が形成されている。この突起47は、図3に示すように、前記取付座21にパッキン14を装着した状態で前記ボス24より隔壁22側に突出するように形成されている。すなわち、パッキン14の円板部42が取付座21によって隔壁22側に押されることによって、突起47が隔壁22のボルト用貫通孔33の開口部に密着し、この開口部をシールする。
前記第1の筒状部43は、前記隔壁22と前記ケーブル25との間を満たしてシールするためのもので、前記円板部42における隔壁22を指向する端面に設けられた円錐部48{図5(B),(D)参照}と、この円錐部48から円板部42とは反対側に突出する円筒部49とによって構成されている。前記円錐部48は、図4に示すように、隔壁22の前記テーパー面35に嵌合するように形成されている。すなわち、円錐部48は、円板部42から離間するにしたがって外径が漸次小さくなるように形成されている。円錐部48の外周面が円錐部48の軸線に対して傾斜する角度(テーパー面35の傾斜角度)は、約45°に形成されている。
前記円筒部49は、前記隔壁22のケーブル用貫通孔34を通して反対側に突出するように形成されている。円筒部49の中空部を構成する円形孔49aは、図5(D)に示すように、円板部42を貫通して後述する第2の筒状部44に接続されるように形成されている。この円形孔49aの内径は、ケーブル25が嵌合する大きさに形成されている。
第2の筒状部44は、図4に示すように、前記円板部42から前記第1の筒状部43とは反対側に突出し、前記ケーブル25と圧着端子41との接続部分を覆うように形成されている。すなわち、パッキン14は、シール機能の他に、ケーブル25と筐体11との間を絶縁する機能をも有している。この実施の形態においては、前記第1の筒状部43によって、請求項記載の発明でいう「シール部」が構成され、前記円板部42によって、「シール部から隔壁と押圧部材との間に延びる受圧部」が構成されている。
上述したように構成された火炎センサ1のソケット2を組み立てるためには、先ず、保持部材15に導電部13とパッキン14とを組み付け、この組立体を筒状部材16の一端部から内部に挿入する。このとき、ケーブル25とパッキン14の第1の筒状部43とを隔壁22のケーブル用貫通孔34に挿通させる。その後、固定用ボルト23を筒状部材16の外から隔壁22のボルト用貫通孔33に挿入し、前記ボス24に螺着させる。このように固定用ボルト23が前記ボス24に螺着されることによって、保持部材15の取付座21と前記隔壁22とによってパッキン14の円板部42が挟まれ、パッキン14が前記筐体11の内と外とを気密に封止するようになる。
したがって、この実施の形態による電子機器保持用ソケット2によれば、シール材としてパッキン14が用いられているから、充填剤を使用する場合に較べて凝固のための待機時間は不要であり、生産性の向上を図ることができる。しかも、パッキン14は充填剤に較べてシール部内に空気層が発生したり温度変化で剥離したりすることがないから、長期間にわたって高いシール性を保つことができる。
したがって、この実施の形態によれば、生産性が高くなるとともに、電子機器(紫外線検出器3)の端子側を確実にシールすることが可能な電子機器保持用ソケット2を提供することができる。
この実施の形態による前記筐体11は、前記電子機器(紫外線検出器3)が挿入される開口部(凹陥部7)と、前記導電部13のケーブル25が貫通する隔壁22とを有する筒状に形成されている。前記隔壁22は、筐体11の内と外とを分けるように形成されている。前記筐体11の内部には、前記隔壁22に締結される取付座21が設けられ、前記パッキン14は、前記隔壁22と前記ケーブル25との間を満たす第1の筒状部43と、この第1の筒状部43から前記隔壁22と前記取付座21との間に延びる円板部42とを一体に有する弾性体によって形成されている。前記円板部42は、前記取付座21に押されて前記隔壁22に押し付けられるものである。
このため、導電部13のケーブル25が前記隔壁22を貫通する部分をパッキン14によって確実にシールすることができるから、シール性がより一層高い電子機器保持用ソケット2を提供することができる。
この実施の形態による前記第1の筒状部43は、隔壁22から突出する長さを有するように形成されている。このため、第1の筒状部43がケーブル25を隔壁22の外側近傍でガイドするから、シール性が低下するようにケーブル25の姿勢が変化することを抑制することができる。
この実施の形態において、前記隔壁22における前記導電部13が貫通する部分はケーブル用貫通孔34によって形成され、前記導電部13における前記貫通孔34に挿通される部分は、ケーブル25によって形成されている。また、前記隔壁22の筐体内側であって前記ケーブル用貫通孔34の開口縁部は、隔壁22内に向かうにしたがって開口寸法が漸次小さくなるテーパー面35に形成されている。
このため、この実施の形態によるパッキン14は、前記取付座21により押圧されることによって前記テーパー面35に沿って変位し、ケーブル25に押し付けられる。したがって、パッキン14とケーブル25との間を確実にシールすることができるから、シール性がさらに向上した電子機器保持用ソケット2を提供することができる。
この実施の形態による前記取付座21は、前記隔壁22と前記パッキン14とを貫通した固定用ボルト23によって前記隔壁22に締結されている。
このため、前記取付座21を前記隔壁22に締結させるボルト23が通るボルト貫通部を前記パッキン14によってシールすることができる。特に、この実施の形態においては、パッキン14の突起47が隔壁22のボルト用貫通孔33の開口部分に密着するから、シール性がより一層高くなる。したがって、この実施の形態によれば、専ら前記ボルト貫通部をシールするためのシール部材を使用する場合に較べて、部品数が少なくなるから、電子部品保持用ソケット2の組み立てを容易に行うことができる。
この実施の形態による前記取付座21は、前記隔壁22に向けて延びるストッパー(ボス24とピン27)を備えている。このため、このストッパーが隔壁22に当接することにより取付座21の隔壁22側への移動が規制されるから、パッキン14が圧縮される量を制限することができる。したがって、この実施の形態によれば、パッキン14が適度に圧縮されるようになるから、シール性が高い状態を長期間にわたって維持することが可能な電子機器保持用ソケット2を提供することができる。
この実施の形態による火炎センサ1は、パッキン14をシール部材とする前記ソケット2に紫外線検出器3を保持させた構成のものである。このため、この実施の形態によれば、生産性とシール性とが高い火炎センサ1を提供することができる。
なお、上述の実施の形態に示したパッキン14は、耐熱性のある弾性樹脂によって形成されている。これは、本実施の形態が火炎センサ1に関するものであり、火炎センサ1ひいてはパッキン14が高熱環境に晒されるために、パッキン14に耐熱性が求められるからである。
火炎センサ以外の電子機器、たとえば有毒なガスが生じている空間に配置されて温度、圧力、光量等の測定を行うセンサ機器に対して本発明を適用する場合は、必ずしも耐熱性は求められず、上述の例でいえば有毒なガスを遮断するに足る封止性を発揮できれば良い。すなわち、パッキン14の物性は、当該機器の目的用途に応じて適宜選択すればよい。
1…火炎センサ、2…電子機器保持用ソケット、3…紫外線検出器、11…筐体、13…導電部、14…パッキン、15…保持部材、16…筒状部材、17…凹陥部、21…取付座、22…隔壁、25…ケーブル、31…円筒、33…ボルト用貫通孔、34…ケーブル用貫通孔、35…テーパー面、42…円板部、43…第1の筒状部、48…円錐部、49…円筒部。

Claims (4)

  1. 電子機器の電極側端部が一端部に挿入された状態で前記電子機器を保持する筐体と、
    前記電子機器の電極部に一端が接続されかつ他端が前記筐体の他端部から導出された導電部と、
    前記筐体に着脱可能に設けられた、前記導電部が貫通する状態で前記筐体の内と外とを気密に封止する封止部材とを備え
    前記筐体は、前記電子機器が挿入される開口部と、前記導電部が貫通する隔壁とを有する筒状に形成され、
    前記隔壁は、筐体の内と外とを分けるように形成され、
    前記筐体の内部には、前記隔壁に締結される押圧部材が設けられ、
    前記封止部材は、前記隔壁と前記導電部との間を満たすシール部と、このシール部から前記隔壁と前記押圧部材との間に延びる受圧部とを一体に有する弾性体によって形成され、
    前記受圧部は、前記押圧部材に押されて前記隔壁に押し付けられるものであり、
    前記押圧部材は、前記隔壁に向けて延びるストッパーを備えていることを特徴とする電子機器保持用ソケット。
  2. 請求項記載の電子機器保持用ソケットにおいて、前記隔壁における前記導電部が貫通する部分は貫通孔によって形成され、
    前記導電部における前記貫通孔に挿通される部分は、ケーブルによって形成され、
    前記隔壁の筐体内側であって前記貫通孔の開口縁部は、隔壁内に向かうにしたがって開口寸法が漸次小さくなるテーパー面に形成されていることを特徴とする電子機器保持用ソケット。
  3. 請求項または請求項に記載の電子機器保持用ソケットにおいて、前記押圧部材は、前記隔壁と前記封止部材とを貫通したボルトによって前記隔壁に締結されるものであることを特徴とする電子機器保持用ソケット。
  4. 請求項1ないし請求項のうちいずれか一つに記載の電子機器保持用ソケットに電子機器として紫外線検出器を保持させて構成されたことを特徴とする火炎センサ。
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