JP2011127938A - 温度センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】チューブ内の温度センサ素子から延びる電極線が絶縁管内を通され、その後端から突出する電極線と、チューブの後端から引き出されるリード線との接続構造を有する温度センサで、そのリード線に振動や過度の引張り力が作用しても、前記電極線やそれに連結された電極連結線、それらの接続部に断線や破断が生じるのを防止ぐ。
【解決手段】絶縁管21の後端25に、端子金具51をロウ付け等により取付けておく。絶縁管21の後端25から突出する電極線35の後端部分37と、リード線70の先端部分72とを、この端子金具51に接続しておくことで電気的に接続した。リード線70に外方に引張り力が作用しても、それが接続されている端子金具51は絶縁管21の後端部分に固定されているから、電極線35に引張り力がかからないので、その破断等が防止できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ガス、液体などの流体の温度を測定(検出)するのに使用される温度センサに関し、詳しくは、エンジンの排気ガス等の流体の温度を測定するのに使用されるサーミスタなどの感温素子を用いた温度センサ(以下、単にセンサともいう)に関する。
従来、排気ガス等の流体の温度を測定するのに使用される温度センサとしては、先端が閉じられた金属製のチューブ(保護管)と、その内部に配置された配線用絶縁体である絶縁管(碍子管)と、その絶縁管の先端に配置されたサーミスタなどの温度センサ素子などからなるものがある。このセンサの具体例としては、その素子から延び、絶縁管内を通された電極線(サーミスタリード)と、その絶縁管内においてこの電極線の後端と溶接で接続された中継用の電極連結線(出力リード線)と、さらにその絶縁管の後方でこの電極連結線の後端と溶接で接続されて、チューブの後端寄り部位内に配置されたシール部材(ブッシュ)内を通されてチューブの後端から外部に引き出されたリード線(外部への電気信号取り出し用の電線)とからなるものがある(例えば、特許文献1(0012段落、図1)参照)。なお、このセンサは、外周面にネジを備えて筒状をなす、センサ取付け用のねじ込み用固定部材(ハウジング)の内側にそのチューブを通し、ロウ付けなどで固定された構成を有している。
このような温度センサでは、センサ素子が、ガラス等で封止されて上記したように絶縁管の先端に配置された状態でチューブ内に配置されている。一方、素子から延びる電極線に接続された電極連結線(以下、電極線及びこれに接続された電極連結線も含めて、単に電極線とも言う)の後端部分は、チューブ内で、その絶縁管の後端より後方で、リード線の先端部分と接続されている。また、このリード線はチューブの後端寄り部位内に配置されたシール部材(封止材)を通されて外部に引き出されているが、チューブの外周面を縮径状に加締めることでそのシール部材を径方向に圧縮し、シールを保持すると共にリード線を固定している。なお、チューブの先端寄り部位の内面と絶縁管等との間(隙間)には耐熱セメントなどの充填材が充填され、絶縁管等はチューブ内に固定されている。
上記のような構成のセンサは、ねじ込み用固定部材を介して、測定対象部位(例えば排気管)にねじ込まれて取付けられてその使用に供されるが、その際には、センサ及び外部に引き出されているリード線に、エンジンの振動等の外力がかかることになる。また、メンテナンスの際などには、リード線に外方(後方)に向けて強い引張り力が作用することもある。
特開平7−140012号公報
上記のようにリード線に振動や引張り力(以下、引張り力ともいう)が作用する場合、その力が小さい場合には、リード線自体がチューブ内の後端寄り部位に固定されているシール部材内を圧縮状態で通されているために大きな問題はない。しかし、その引張り力が大きくなると、リード線はシール部材内の通孔を後方にずれるように移動することになる。このリード線は通常、絶縁被覆された複数の導体(電線)からなる撚り線であり、比較的、強度が高い。一方、素子から延びる電極線やこれに接続される電極連結線は単線(1本の導体(針金))で、通常その直径(外径)も細く、強度も低い。とくに、素子から直接延びている電極線は、0.10〜0.35mmと細く、したがって、強度も低い。このため、大きな引張り力が作用すると、これら電極線(サーミスタリード)や電極連結線(出力リード線)、或いはこの電極線と電極連結線との接続部(結合部)、或いは電極連結線とリード線との接続部等において断線(又は破断)が生じるといった問題があった。
さらに、上記の温度センサでは、素子から延びている電極線に接続されている電極連結線(出力リード線)の端部(後端)は、リード線に接続されてはいるものの、積極的な支持はなく、構造的にみると自由端であるといえる。したがって、電極線は振動(振幅)等により撓みやすく、振れ動き易いことから、絶縁管との衝突を繰り返すことになり、断線、破断が生じがちであるといった問題があった。こうした問題の対策としては、電極線及び電極連結線が通されている絶縁管内、すなわち、絶縁管内を通されている電極線及び電極連結線の周囲に耐熱セメント等の固定材(充填材)を充填して、それらをその内部にて保持ないし固定することも考えられる。しかし、固定材を充填する場合には、コストアップを招いてしまう。また、リード線に振動や大きな引張り力が作用することを考えると、そのような固定材自体の固定力では十分とはいえず、したがって、断線等の対策としては不十分と考えられる。
本発明は、上記した従来の構成の温度センサにおいて、そのリード線に振動や過度の引張り力が作用しても、素子から延びる細い電極線やそれに連結された電極連結線(電極線)、或いはそれらの接続部に断線や破断が生じることを防止できるようにすることにある。
前記の目的を達成するため、請求項1記載に記載の発明は、先端が閉じた有底筒状のチューブと、その内部に配置された温度センサ素子と、この温度センサ素子を先端側に位置させた状態で前記チューブ内に配置され、前記温度センサ素子から延びる電極線を絶縁を保持して通している配線用絶縁体と、この配線用絶縁体の後端から突出する前記電極線に接続されて前記チューブの後端から外部に引き出されたリード線とを有してなる温度センサにおいて、
前記配線用絶縁体に、端子金具が、後方に引張られても移動が規制される取付け手段で取付けられており、
前記電極線のうち前記配線用絶縁体の後端から突出する後端部分と、前記リード線の先端部分とを前記端子金具に接続することで電気的に接続してなることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、前記取付け手段が、前記端子金具を前記配線用絶縁体に固定するものである固定手段としたことを特徴とする請求項1に記載の温度センサである。請求項3に記載の発明は、前記端子金具は、前記配線用絶縁体の後端又は後端寄り部位から後方に延びる形で取付けられていることを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載の温度センサである。
請求項4に記載の発明は、前記端子金具は、前記電極線のうち前記配線用絶縁体の後端から突出する後端部分が曲げられることなく接続できる配置で前記配線用絶縁体に取付けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の温度センサである。
また、請求項5に記載の発明は、前記電極線のうち前記配線用絶縁体の後端から突出する後端部分と、前記リード線の先端部分とが合わされて、前記端子金具に、同一接続手段で接続されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の温度センサである。
請求項6に記載の発明は、前記同一接続手段が、ロウ付け、溶接、導電性接着剤による接着、又は前記端子金具に形成された圧着部によるカシメであることを特徴とする請求項5に記載の温度センサである。なお、本発明において、前記電極線は、温度センサ素子から直接延びる電極線と、この電極線を延長するように別に接続された電線であって、外部に引き出されるリード線との連結用の電極連結線がある場合には、この電極連結線も含む概念である。
本発明において、前記リード線に振動が加わったり、外方へ向けての引張力がかかったりして、そのリード線が、前記チューブ内に固定されたシール材中を相対的に後方に移動するようになると、その温度センサの構成に基づき、その力は該リード線の先端部分が接続されている前記端子金具にかかる。この端子金具には前記電極線も接続されているが、本発明において注目すべきは、この端子金具が、前記配線用絶縁体に対して後方に引張られても移動が規制される取付け手段で取付けられていることである。すなわち、本発明では前記リード線に上記のような引張り力が作用する場合には、その引張り力は前記端子金具にかかるが、端子金具自身は配線用絶縁体に対して後方に移動しないように取付けられているため、従来のように、細く強度の低い電極線に直接、後方への引張り力が作用することはない。その結果、その電極線又は電極線における接続部に、切断又は破断が生じることが防止される。なお、配線用絶縁体はチューブ内において固定されているのが、電極線又は電極線における接続部での切断又は破断の発生をより防止する観点から好ましい。
なお、前記取付け手段としては、ロウ付け、又は樹脂等の接着剤により接着して固定する、請求項2に記載した固定手段とするのが好ましい。一方、この取付け手段としては、前記配線用絶縁体の外周面に凹部又は凸部を形成しておき、該凹部又は該凸部に、前記端子金具の少なくとも一部を係合させ、端子金具が後方に引張られても移動が規制される手段であればよい。すなわち、その取付け手段は、端子金具が、後方に引張られても移動が規制される手段であればよいが、このような構造的な取付け手段においても、前記配線用絶縁体の外周面に凹部又は凸部を形成しておき、該凹部又は該凸部に、前記端子金具の少なくとも一部を嵌合、又は圧入するようにして固定する固定手段によるのが、端子金具の先後への移動を規制できる点で好ましい。なお、その取付け手段は、上記各手段を2以上併用してもよい。例えば、嵌合と接着の組合せである。
前記取付け手段が、請求項2に記載の発明のように、前記したような固定手段による場合には、次のような効果も得られる。この場合には、前記電極線の後端部分は、前記配線用絶縁体に固定されている端子金具に接続されているから、自由端となっていない。またその電極線の先端側は前記配線用絶縁体の先端に配置された素子から延びている。したがって、この電極線は、先端と後端とが支持されている両端支持構造を有している。このため、この電極線は、その先後における安定性が高く、上記した従来技術におけるもののようにその後端が自由端であった場合に比べると、振動(振幅)等による撓みや振れ動きの防止効果が得られる。その結果、配線用絶縁体内を通される電極線を耐熱セメント等により固定しなくても、その断線や破断の防止が図られるという効果も得られる。
前記端子金具は、請求項3に記載の発明のように、前記配線用絶縁体の後端又は後端寄り部位より後方に延びる形で取付けられているものとするのが好ましい。ただし、前記電極線のうち前記配線用絶縁体の後端から突出する後端部分と、前記リード線の先端部分とを、電気的に接続することができればよく、その形状等は適宜のものとすることができる。一方、請求項4に記載のように、前記電極線のうち前記配線用絶縁体の後端から突出する後端部分が曲げられることなく接続できるように、端子金具が配置されて該配線用絶縁体に取付けられている場合には、前記素子から延びる電極線が真っ直ぐでも、これを前記配線用絶縁体内にその前端から通して、後端部分をその後端側から突出させた後、その後端部分を格別の曲げ工程を要することなくて、その端子金具に接続できるため、組立ての容易化が図られる。
本発明において、前記電極線のうち前記配線用絶縁体の後端から突出する後端部分と、前記リード線の先端部分とを前記端子金具に接続する手段は、電気的な接続が確保される従来公知の手段を用いればよい。具体的には、ロウ付け、溶接、導電性接着剤による接着、又は前記端子金具に圧着部(圧着部分又は部片)を形成しておき、この圧着部によるカシメがある。本発明では、ある程度の接続強度が保持されて電気的な接続が確保されていればよく、したがって、その接続手段はこれらに限定されるものではなく、これらを併用した接続手段としてもよい。
本発明では、前記端子金具に接続される前記電極線は、その後端部分が相対的にその端子金具における先端側となり、前記端子金具に接続される前記リード線の先端部分は相対的にその端子金具における後端側となって、それぞれ別個に接続されるのが、それらの配置上好ましい。ただし、請求項5に記載の発明のように、前記電極線のうち前記配線用絶縁体の後端から突出する後端部分と、前記リード線の先端部分とが合わされて、前記端子金具に、同一接続手段(1つの接続手段)で接続されているものとしてもよい。このように接続する場合には、その接続を1箇所において1工程ですることができるため、組立工程の短縮が図られるためである。なお、その接続手段は、請求項6に記載の発明のように、ロウ付け、溶接、導電性接着剤による接着、又は前記端子金具に形成された圧着部によるカシメが例示される。
本発明の温度センサを具体化した実施の形態(第1実施形態)の縦断面図及びその要部拡大図。 図1の要部拡大図のさらなる要部拡大図、及び部分断面図。 図1のA−A線断面図。 図1の要部拡大図の縦断側面図。 第1実施形態の温度センサの組立て工程を説明する図。 図1の第1実施形態で、絶縁管に対する端子金具の取付け手段を変更した要部拡大縦断面図、およびそのさらなる要部拡大図。 図6のB−B線拡大断面図。 図6の端子金具の取付け手段をなす絶縁管に設けた嵌合用の凹部を説明する、絶縁管の後端寄り部位を示す拡大図。 図1の第1実施形態で、絶縁管に対する端子金具の取付け手段を変更した別例の要部拡大縦断面図、およびそのさらなる要部拡大図。 図1の第1実施形態で、電極線の後端部分の変形例を示した要部拡大縦断面図。 図1の第1実施形態で、端子金具に対する電極線及びリード線の接続手段の別例を示した要部拡大縦断面図。 図11において、電極線及びリード線を端子金具に設けた圧着部(圧着部片)を曲げ加締めて接続するようにした変形例の部分拡大図。 図12のC−C線断面図。
本発明の温度センサを具体化した実施の形態(第1実施形態例)について、図1〜図4に基づいて詳細に説明する。ただし、本形態の温度センサは、エンジンの排気ガスの温度を測定するためのセンサ101である。このセンサ101は、先端(図1の下端)が閉じられたチューブ(保護管)10と、その内部に配置された配線用絶縁体である絶縁管21と、その絶縁管21の先端側に封止状態で配置された温度センサ素子31等から次のように構成されている。以下、これらの構成について順次説明する。
本形態のセンサ101をなすチューブ10は、金属製(例えばステンレス合金製)で、先端11が凸となす半球面状で、開口端を有する後端(図1の上端)寄り部位が、先端寄り部位の小径円筒部13に対し、同心で相対的に大径をなす大径円筒部15をなしている。また、本例では、チューブ10の中間部(小径円筒部13の後方寄り部位)に、円筒状をなすと共に外周面にセンサ取付け用の取付けネジ40を有するねじ込み用固定部材41が外嵌めされ、その内周面と小径円筒部13の外周面との間で例えばロウ付けで固定されている。なお、このねじ込み用固定部材41の後端部の外周面にはねじ込み用多角形部45が大径状に形成されている。
一方、このチューブ10内に配置されている絶縁管21はセラミック製(例えばアルミナ製)で円筒状のものであるが、素子31から延びる一対の電極線35、35を挿通可能に、軸線G方向に沿って延びる2つの貫通孔23、23を有する2穴管とされている。そして、この絶縁管21の先端(図1の下端)24側には、セラミック部材30を介し、ガラスで封止された(くるまれた)温度センサ素子31が配置されている。そして、チューブ10の先端11の内部に当接するように温度センサ素子31が配置され、その後方に、セラミック部材30、及び絶縁管21がチューブ10の軸線Gに沿って配置されている。なお、チューブ10内の先端又は先端寄り部位の内周面と、素子31、セラミック部材30及び絶縁管21の外周面との間には、図示はしないが、耐熱性セメント(又は耐熱性樹脂)が充填されており、その固化によりチューブ10内において絶縁管21等が固定されている。また、センサ素子31から延びる線径0.20mmの一対の電極線35、35は、このセラミック部材30内を通され、絶縁管21内の各貫通孔23を絶縁を保持して通されてている。そして、絶縁管21の後端25から電極線35の一部(後端部分)37を突出させている。
なお、この電極線35、35は、素子31から直接延びているもの、又は、図示はしないが、絶縁管21内の中間部分で、その電極線と、例えば、それとは異なる単線からなる電線(電極連結線)とを突き合わせ溶接等により接続したものであってもよい。なお、本例では、一対の電極線35の後端部分37は、それより先端側の直線部分に対し、対称配置で外方に曲げ形成されている。また、本例では、絶縁管21の後端25の位置より若干先端側に、チューブ10の小径円筒部13と大径円筒部15との間をなす先細り状テーパ部14を位置させている。
さて、この絶縁管21の後端部又は後端25寄り部位の外周面には、本発明の要部をなす、一対の端子金具51、51が絶縁が確保されるように、図1において、絶縁管21の軸線Gを挟んで対称配置となるようにして取付けられている。ただし、本例の各端子金具51は、鉄ニッケル合金製で先後に延びる板状をなしており、その後端寄り部に、外部(電気信号)取り出し用のリード線70の先端部分(導体をなすより線部分)72を圧着して接続するバレル部(圧着端子部)52を有している。なお、この端子金具51は、板状をなしており、電極線35よりも強度(剛性)が高くなっている。そして、この端子金具51は、後端側のバレル部52に連なる幅狭の連結部53を介し、その連結部53より先端側に相対的に幅広で先方に延びる幅広部55を備えており、その幅広部55のうち、先端から後端に向かう所定範囲の箇所にて、その軸線G寄り縁側に溝56が切り込まれており、その溝56から先端側部分の軸線G寄り部位を取付け部58として絶縁管21の後端25又は後端寄り部位の外周面に固定されている。ただし、本例では、この取付け部58は、チューブ10の軸線Gに垂直な断面で見たとき(図3参照)、絶縁管21の外周面に沿う部分円弧状に曲げ形成されており、この取付け部58の凹となす円弧面(内周面)を、絶縁管21の後端25又は後端寄り部位の外周面にあてがわせて取付けている(固定している)。本例でのその取付け手段は、ロウ付けによっているが、樹脂等の接着剤による接着でもよい。また、各端子金具51は1部品からなっているものとして説明したが、複数部品の組合せ又は接合体からなっているものであってもよい。
さらに、ロウ付けは、絶縁管21の外周面に活性ロウで直接ロウ付けすることもできるが、その外周面に、各端子金具用に分離してメタライズ層を形成しておき、それにロウ付けしてもよい。また、端子金具51の幅広部55のうち、溝56より後方部分は、素子31から延びる電極線35の接続部であり、この幅広部55(電極線接続部55)に、上記したように絶縁管21の後端25から突出させている電極線35の後端部分37であり外方に曲げ形成された部分を、例えばロウ付けにより固定している。端子金具51におけるこの幅広部55(電極線接続部55)のうちの後方寄り部位の先端(溝56の後端)59は、絶縁管21の後端25に当接又は近接させて位置決めしている。電極線35の後端部分37を端子金具51に接続する手段は、ロウ付けのほか、レーザ溶接、又は抵抗溶接等による溶接でもよいが、導電性接着剤による接着とすることも可能である。また、端子金具51に、電極線35の後端部分37を加締めて固定する圧着部(圧着片)を形成しておき、これを加締めて圧着して固定してもよい。
一方、この各端子金具51における後端側のバレル部52には、リード線70の先端部分(芯線部分)72が圧着されて接続されている。そして、リード線70の先端部分(導体露出部)72を含むその先端寄り部位(絶縁被覆部)は、チューブ10の後端18寄り部位内に配置された円柱形状のシール部材(例えば、シリコンゴムなどの耐熱ゴム製)81に、先後方向にそれぞれ貫通形成されたバレル部挿通穴83付きのリード線挿通穴85に通されている。この各バレル部挿通穴83は、リード線70の先端部分72を圧着したバレル部52を収容可能で、リード線挿通穴85はリード線70の被覆部を挿通可能に、それぞれ形成されている。なお、チューブ10の後端18寄り部位の大径円筒部15のうち、シール部材81におけるリード線挿通穴85の中間部位に対応する部位17が縮径状に加締められている。これによって、チューブ10の大径円筒部15の内周面とシール部材81の外周面の間と、各リード線挿通穴85とこれに通されているリード線70との間におけるシールが確保されている。同時に、リード線(被覆部)70は、チューブ10の後端18寄り部位において先後に動かないように保持(拘束)されている。しかして、このようなセンサ101は、ねじ込み用固定部材41を介して、所望とする温度測定部位Hにねじ込み方式で取付けられ、その使用に供される(図1参照)。
このような構成の本形態の温度センサ101では、例えば、そのリード線70に対しそれを外部に引張り出すような力が作用し、その力がシール部材81による保持(拘束)力より大きい場合には、その力がリード線70の先端部分72、及び端子金具51にかかる。しかし、端子金具51は、チューブ10内に固定された絶縁管21に固定されている。すなわち、リード線70が後方に引張られたとしても、従来のようにその引張り力が素子31から延びる電極線35に直接かかることはなく、本例では、チューブ10内に固定された絶縁管21にロウ付けされている端子金具51にかかる。したがって、電極線35が細く強度も低いとしてもその断線や破断が有効に防止される。
また上記形態では、絶縁管21に対する端子金具51の固定がロウ付けとされており、電極線35の後端部分37はこの端子金具51にロウ付けで固定されている。このため、この電極線35は、従来のようにその後端部分が自由端の状態でリード線に接続されているだけであった場合に比べると、振動(振幅)等による撓みや振れ動きを防止する効果がきわめて高い。したがって、絶縁管21内を通されている電極線35は、耐熱セメント等による固定がなくても、その断線や破断の防止が図られるという効果も得られる。
なお、本形態の温度センサ101は例えば、次のようにして組立てられる(図5参照)。すなわち、温度センサ素子31をセラミック部材30の先端に位置させ、同素子31から後方に延びる一対の電極線35、35をセラミック部材30内を通し、かつ、絶縁管21内の各貫通孔23にその先端24側から通す。そして、その電極線35の後端部分37を絶縁管21の後端25から所定量突出させる。本形態では、この後端部分37を図2等に示したように曲げる。なお、絶縁管21には、上記したようにして各端子金具51を事前に取付けておく。これにより、絶縁管21の後端25から突出させた電極線35の後端部分37を、その端子金具51における電極線接続部55にロウ付けする。そして、その端子金具51のバレル部52にてリード線70の先端部分(芯線)72を圧着して接続し、センサ中間組立体100を形成しておく。なお、バレル部52にリード線70を接続する前には、リード線70をシール部材81におけるバレル部挿通穴83付きのリード線挿通穴85に通しておき、センサ中間組立体100において、シール部材81に対しリード線70を後方に引くようにして、そのバレル部52をバレル部挿通穴83内に配置しておく(図5の左図参照)。
しかして、センサ素子31を先端として、このセンサ中間組立体100における絶縁管21を、ねじ込み用固定部材41を取付けてなるチューブ10内に、その後端18の大径円筒部15の開口から挿入する。そして、チューブ10内の先端11に素子31が位置するようにする。このとき、チューブ10内の先端又は先端寄り部位には、耐熱性セメントなどの耐熱性のある充填材を充填しておき、センサ中間組立体100をチューブ10内に挿入した後、その充填剤にてチューブ10の内側にセンサ素子31や絶縁管21を固定する。次に、チューブ10における後端寄り部位の大径円筒部15のうち、シール部材81に対応する上記した部位17を縮径状に加締める。こうすることで図1に示したセンサ101が得られる。
上記例では、端子金具51を絶縁管21にロウ付けで取付けた場合で説明したが、上記もしたように、樹脂等の接着剤で接着してもよい。また、取付け手段はこのような接着や接合による固定によることなく、端子金具51が後方に引張られる力を受けたときに抗することができればよく、したがって、種々の手段を用いることができる。図6〜図8はその一例を示すものである。すなわち、図6〜図8に示したものは、上記形態で、端子金具51を絶縁管21にロウ付けで取付けた場合に代えて、絶縁管21の外周面22に、軸線G方向から見て対称配置で、凹部(穴)26を両側に形成しておき(図8参照)、端子金具51の先端寄り部位の幅広部55(電極線接続部55)の先端部に、上記と同様の溝56を介し、軸線G側を向き、その凹部26に嵌合、又は圧入するように形成された矩形状の凸部61形成しておき、この凸部61をその凹部26に嵌合、又は圧入することで取付けてなるものである(図6、図7参照)。なお、図8に示したように、本例ではこの各凹部26は、絶縁管21の外周面22側から見て、縦長の矩形をなしており、内部の電極線35を通す各貫通孔23に向けて貫通されている(図6、図7参照)。
図6〜図8に示したものは、第1実施形態とその取付け手段のみが相違するだけであるため、同一の部位には同一の符号を付すに止め、その説明を省略する。以下、同様とする。このような取付け手段(取付け構造)では、ロウや接着剤を要しないため、その取付け工程の簡略化が図られる。なお、図示はしないが、絶縁管21の外周面22に凸部が形成され、これが端子金具に形成された凹部に嵌合、又は圧入する取付け構造としても同様の効果が得られることは明らかである。
また、図9に示したように、絶縁管21の外周面22において、先後に例えば外方に突出するフランジ状(環状)の凸部27を設けておいて、その凸部27相互間に凹部28を形成しておき、この凹部28に、第1実施形態の端子金具51において部分円弧状に曲げ形成された取付け部58を嵌合又は圧入させてもよい。なお、前記した嵌合、又は圧入による取付け構造では、端子金具51は先後に移動しない。ただし、本発明の取付け手段は、端子金具が、後方に引張られても移動しない手段であればよい。したがって、図9における絶縁管21の外周面22の凸部27のうち、その先端側に位置するものを除去したものとしてもよい。なお、その場合には、端子金具が、絶縁管21の外周面22から分離しないように、例えば、その取付け部58をガラスや樹脂で包んで固定しておくか、接着を併用すればよい。
図10は、第1実施形態で、電極線35の後端部分37の変形例を示したものである。上記例では、電極線35の後端部分37を外側に曲げ形成した状態で、端子金具51に接続している。これに対して、図10では、このように曲げ形成することなく、各電極線35のうち絶縁管21の後端25から突出する後端部分37を、各端子金具51に接続したものである。すなわち、本例では各端子金具51が、電極線35のうち絶縁管21の後端25から突出する後端部分37が曲げられていなくとも接続できるように形成されて取付けられている。このため、素子31から後方に延びる電極線35が真っ直ぐのものでも、これを絶縁管21内にその前端から通しやすい。また、後端部分37をその後端25側から突出させた後は、その後端部分37を曲げることなく、端子金具51にロウ付けや溶接等で接続できるため、組立ての容易化が図られる。なお、本例では、一対の端子金具51、51相互間の絶縁(空間)が確保される限り適用できる。
また、上記例では、各端子金具51において、各リード線70の先端部分72はバレル部52に加締めにより接続し、各電極線35の後端部分37は、各電極線接続部55にロウ付け等により、別個に接続したが、1つの各端子金具51に、リード線70の先端部分72と電極線35の後端部分37とを同一部位において同一手段で接続することもできる。図11はその1例を示している。すなわち、図11に示したように、各端子金具51において、リード線70の先端部分72と電極線35の後端部分37とを重ねるなどして合わせて、ロウ付け、溶接、或いは導電性接着剤などの1つの接続手段で接続してもよい。このようにしておけば、接続工程の簡易化と、リード線専用のバレル部(圧着部)が不要となるため端子金具の小型化が図られる。また、このような接続手段とする場合、図12、図13に示したように、各端子金具51に加締め片57を設けておき、その各端子金具51において、リード線70の先端部分72と電極線35の後端部分37とを重ねるなどして合わせた後、加締め片をを曲げ加締めてこれらを圧着して固定することとしてもよい。
本発明の温度センサは、上記した各形態のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において適宜に変更して具体化できる。すなわち、本発明では、チューブ内に配置された配線用絶縁体に端子金具が固定されており、この端子金具に素子から延び、配線用絶縁体の後端から突出する電極線の後端部分が電気的に接続されており、外部に引き出されるリード線の先端部分もこの端子金具に電気的に接続されていればよく、適宜に変更して具体化できる。また、上記形態では配線用絶縁体として、セラミック製の2穴付き絶縁管を用いた場合で説明したが、配線用絶縁体は必ずしも絶縁管(パイプ)である必要はなく、2本の電極線相互とチューブ間の絶縁を保持して配線できるものであればよい。したがって、例えば、横断面がW形状をなすものを用いてもよい。さらに、上記においては排気ガスの温度の測定に使用される温度センサに適用した場合で説明したが、本発明の温度センサは、その構成を有するものに広く適用できる。
10 チューブ
18 チューブの後端
21 絶縁管(配線用絶縁体)
25 配線用絶縁体の後端
31 温度センサ素子
35 温度センサ素子から延びる電極線
37 電極線の後端
51 端子金具
70 リード線
72 リード線の先端部分
101 温度センサ

Claims (6)

  1. 先端が閉じた有底筒状のチューブと、その内部に配置された温度センサ素子と、この温度センサ素子を先端側に位置させた状態で前記チューブ内に配置され、前記温度センサ素子から延びる電極線を絶縁を保持して通している配線用絶縁体と、この配線用絶縁体の後端から突出する前記電極線に接続されて前記チューブの後端から外部に引き出されたリード線とを有してなる温度センサにおいて、
    前記配線用絶縁体に、端子金具が、後方に引張られても移動が規制される取付け手段で取付けられており、
    前記電極線のうち前記配線用絶縁体の後端から突出する後端部分と、前記リード線の先端部分とを前記端子金具に接続することで電気的に接続してなることを特徴とする温度センサ。
  2. 前記取付け手段が、前記端子金具を前記配線用絶縁体に固定するものである固定手段としたことを特徴とする請求項1に記載の温度センサ。
  3. 前記端子金具は、前記配線用絶縁体の後端又は後端寄り部位から後方に延びる形で取付けられていることを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載の温度センサ。
  4. 前記端子金具は、前記電極線のうち前記配線用絶縁体の後端から突出する後端部分が曲げられることなく接続できる配置で前記配線用絶縁体に取付けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の温度センサ。
  5. 前記電極線のうち前記配線用絶縁体の後端から突出する後端部分と、前記リード線の先端部分とが合わされて、前記端子金具に、同一接続手段で接続されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の温度センサ。
  6. 前記同一接続手段が、ロウ付け、溶接、導電性接着剤による接着、又は前記端子金具に形成された圧着部によるカシメであることを特徴とする請求項5に記載の温度センサ。
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