JP3991787B2 - 圧力センサ - Google Patents

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Description

【0001】
【技術分野】
本発明は,感圧素子により圧力を計測する圧力センサに関する。
【0002】
【従来技術】
圧力センサは,シリコン基板上に形成した歪ゲージと,シリコン基板を精密にエッチングして形成した圧力検知用のダイヤフラムとを有する感圧素子を利用したセンサである。そして,この圧力センサは,上記歪ゲージにより,圧力によるダイヤフラムのひずみ量を計測することにより圧力を測定する。
【0003】
感圧素子を配置する受圧面を有するコネクタハウジングと,センサハウジングとからなる圧力センサにおいて,上記の感圧素子は,センサハウジングに挿入したコネクタハウジングと,センサハウジングとの間の圧力室に収容されるよう構成されている。
【0004】
上記の圧力センサには耐久性と耐圧性が要求されるため,センサハウジングに対しコネクタハウジングを差し込んだ後,センサハウジングの一部をかしめて両者を強固に一体結合する。そのかしめ作業に際し,センサハウジング及びコネクタハウジングには,両者の間で相互に当接すると共にその挿入方向のかしめ荷重を受けるための荷重受け面を配設する必要がある。
【0005】
【解決しようとする課題】
しかしながら,上記従来の圧力センサにあっては,次のような問題がある。
即ち,上記コネクタハウジングと上記センサハウジングとを相互に当接させるための上記荷重受け面は,必要なかしめ荷重に応じて所定の面積以上確保する必要がある。そのため,コネクタハウジング及びセンサハウジングの大型化を招来し,両者を組み合わせた圧力センサの大型化を来たしていた。
【0006】
本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなされたもので,小型の圧力センサを提供しようとするものである。
【0007】
【課題の解決手段】
本発明は,感圧素子を配置した受圧面を有するコネクタハウジングと,所定の挿入方向に沿って上記コネクタハウジングの挿入部を挿入するための凹部を有するセンサハウジングと,上記凹部に挿入された上記コネクタハウジングと上記センサハウジングとの間に形成される圧力室とを有し,該圧力室に上記感圧素子を収容してある圧力センサにおいて,
上記センサハウジングは,上記コネクタハウジングの上記挿入部と係合するカシメ部を有しており,
上記コネクタハウジングにおける上記挿入部の外周面には,上記挿入方向に沿って徐々に縮径するよう設けられたコネクタテーパ面が配設されており,
上記センサハウジングにおける上記凹部の内周面には,上記挿入方向に沿って徐々に縮径するよう設けられたセンサテーパ面が配設されており,
上記コネクタハウジングと上記センサハウジングとは,上記コネクタテーパ面と上記センサテーパ面とを密着させることにより,両者の挿入方向の位置を規制して,上記コネクタハウジングの先端面と上記センサハウジングの凹部の底部とは接触することなく,両者の間に所定の隙間を形成し,かつ,上記コネクタテーパ面と上記センサテーパ面との間に上記カシメ部をかしめることによる上記コネクタハウジングの挿入方向のかしめ荷重を作用させた状態で組み付けてあることを特徴とする圧力センサにある(請求項1)。
【0008】
本発明の上記圧力センサにおいては,上記コネクタハウジングには上記コネクタテーパ面を設け,上記センサハウジングには上記センサテーパ面を設けてある。そして,上記コネクタハウジングとセンサハウジングとが接合された状態においては,上記コネクタテーパ面とセンサテーパ面とを密着させてある。
そして,上記コネクタハウジングと上記センサハウジングとの間に作用する荷重を受けるために十分な接触面積が得られるように上記コネクタテーパ面及び上記センサテーパ面の面積を確保した場合においても,これらの面の上記挿入方向の投影面積は,上記コネクタテーパ面及び上記センサテーパ面が傾斜していることによって実際の面積より縮小することができる。
このように上記コネクタテーパ面及び上記センサテーパ面の投影面積を,実際の面積より小さくすることにより,上記コネクタハウジング及び上記センサハウジングにおける挿入方向に直交する断面積を抑制でき,上記コネクタハウジング及び上記センサハウジングを小型化することができる。そして,上記のごとく小型化された上記コネクタハウジング及び上記センサハウジングを組み合わせた本発明の圧力センサは,その大きさが小型の優れたものとなる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明においては,上記コネクタハウジングの上記挿入部は,上記挿入方向に略平行な軸を中心とした略円柱形状の挿入基部と,該挿入基部よりも小径である略円柱形状の挿入先端部とを有し,該挿入先端部と上記挿入基部との間に,上記コネクタテーパ面が配設されており,
上記センサハウジングの上記凹部は,上記挿入先端部を収納可能な略円柱形状の内周面を形成する第1凹部と,上記挿入基部に嵌合可能な略円柱形状の第2凹部とを有しており,該第2凹部と上記第1凹部との間に,上記センサテーパ面が配設されていることが好ましい(請求項2)。
【0010】
この場合には,上記コネクタハウジングの上記挿入先端部と上記挿入基部との間に,上記コネクタテーパ面を配設することにより上記挿入先端部を小径化できる。そして,小径化された上記挿入先端部を有するコネクタハウジングを用いて構成することにより,圧力センサ全体をより小型化することができる。
【0011】
また,上記コネクタハウジングの上記挿入先端部の外周には,上記圧力室を密閉するためのOリングが配設されており,上記センサハウジングの上記第1凹部と上記第2凹部との間の上記センサテーパ面は,上記Oリングを上記センサハウジングの上記第1凹部に挿入させていくための挿入ガイド面として利用できるよう構成されていることが好ましい(請求項3)。
【0012】
この場合には,上記Oリングを上記第1凹部に挿入させていくための挿入ガイド面を,別途,配設する必要がない。そのため,上記センサハウジングをさらに小径化し,上記圧力センサをさらに小型化することができる。
【0013】
また,上記センサテーパ面及び上記コネクタテーパ面と上記挿入方向とのなす角は,15度〜35度であることが好ましい(請求項4)。
この場合には,上記センサテーパ面と上記コネクタテーパ面との当接により,上記挿入方向の荷重を効率良く負担させることができる。さらに,上記Oリングは,上記センサテーパ面に沿わせて上記第1凹部に挿入できる。そのため,Oリングの挿入作業は非常に滑らかなものとなる。
【0014】
一方,上記のなす角が15度未満であると,上記センサテーパ面と上記コネクタテーパ面との間に,上記挿入方向の荷重を十分に負担させることができない。また,上記のなす角が35度を超えると,上記Oリングを滑らかに挿入することができず,Oリングに傷等を生じるおそれがある。
【0015】
また,上記センサハウジングは,シールダイヤフラムを有しており,上記圧力室は,上記シールダイヤフラムにより密閉されていると共に,該圧力室の中には,圧力伝達媒体が充填されていることが好ましい(請求項5)。
この場合には,センサハウジングにおける上記凹部の底面には,シールダイヤフラムが配設される。そのため,センサハウジングの凹部の底面に,コネクタハウジングの挿入部における挿入方向の端面を直接当接させる構造とすることが難しい。
したがって,センサハウジングが上記シールダイヤフラムを有する場合には,本発明による効果が特に有効となる。
【0016】
【実施例】
(実施例1)
本発明の実施例にかかる圧力センサ1について,図1を用いて説明する。
本例の圧力センサ1は,感圧素子20を配置した受圧面32を有するコネクタハウジング30と,所定の挿入方向に沿ってコネクタハウジング30の挿入部35を挿入するための凹部45を有するセンサハウジング40を有する。また,凹部45に挿入されたコネクタハウジング30とセンサハウジング40との間には圧力室42が形成されている。この圧力室42には,感圧素子20を収容してある。
【0017】
上記コネクタハウジング30における上記挿入部35の外周面には,上記挿入方向に沿って徐々に縮径するよう設けられたコネクタテーパ面352が配設されている。上記センサハウジング40における上記凹部45の内周面には,上記挿入方向に沿って徐々に縮径するよう設けられたセンサテーパ面452が配設されている。そして,上記コネクタハウジング30と上記センサハウジング40とは,上記コネクタテーパ面352と上記センサテーパ面452とを密着させた状態で接合されている。
以下,この内容について詳しく説明する。
【0018】
本例の圧力センサ1は,図1,図2に示すごとく,シールダイヤフラム43を有するセンサハウジング40に,ターミナルピン10と感圧素子20とを有するコネクタハウジング30を挿入して組み立てたセンサである。すなわち,本例の圧力センサ1は,圧力計測対象である流体とは隔離された圧力室42を有するものである。そして,この圧力センサ1は,シールダイヤフラム43に作用する上記流体の圧力を,圧力室42に封入した圧力伝達媒体を介して,感圧素子20により検知できるよう構成されている。
感圧素子20は,シリコン基板上のシリコン層を加工して歪ゲージを形成するとともに,シリコン基板を精密にエッチングしてセンサダイヤフラムを形成したものである。
【0019】
コネクタハウジング30は,PPS樹脂により,後述するごとくターミナルピン10をインサートして一体成形されていると共に,センサハウジング40に挿入する挿入部35と,外部機器のコネクタ(図示略)と電気的に接続するためのソケット部300とを有している。
【0020】
コネクタハウジング30における挿入部35は,上記挿入方向に略平行な軸を中心とした略円柱形状の挿入基部353と,該挿入基部353よりも小径である略円柱形状の挿入先端部351とを有している。そして,該挿入先端部351と挿入基部353との間には,コネクタテーパ面352を配設してある。
【0021】
さらに,この挿入先端部351は,その外周面に,圧力室42を密閉するためのOリング50及びバックアップリング51を配設できるよう構成されており,挿入先端部351の外周面には,Oリング50及びバックアップリング51を配設するためのリング溝350を設けてある。
なお,本例のリング溝350は,上記挿入方向の壁面がない不完全な溝形状を呈しており,後述するごとくセンサハウジング40の内表面と組み合わされて溝形状が形成されるよう構成してある。
【0022】
ソケット部300は,外部機器(図示略)と電気的に接続するための外部コネクタ(図示略)を挿入することができるよう構成されていると共に,該ソケット部300の内部には,それぞれのターミナルピン10における一方の端部を突出させてある。そして,それぞれのターミナルピン10は,ソケット部300に挿入された上記外部コネクタの各電極と電気的に接触するよう構成されている。
【0023】
コネクタハウジング30の挿入方向の端面である受圧面32には,図1に示すごとく,ターミナルピン10の他方の端部を露出させてあると共に,感圧素子20を配置してある。
上記のターミナルピン10としては,電源用,グランド用及び信号出力用の3本があり,これらのターミナルピン10は,すべてソケット部300から受圧面32へとコネクタハウジング30を貫通するように,インサート成形によってコネクタハウジング30内に一体的に配置されている。
【0024】
受圧面32に露出する各ターミナルピン10とPPS樹脂との境界部は,シリコーン系シール材からなるシール層12によりシールされ,圧力室42の気密性を保持できるように構成されている。
そして,各ターミナルピン10は,図1,図2に示すごとく,感圧素子20とボンディングワイヤ34により相互に電気的に接続されている。
【0025】
センサハウジング40は,ステンレススチールよりなると共に,図1,図2に示すごとく,上記シールダイヤフラム43のコネクタハウジング30側に,上記挿入部35を挿入する凹部45と,該凹部45に挿入部35を挿入した状態で挿入部35と係合するカシメ部41とを有している。
【0026】
センサハウジング40における凹部45は,図1,図2に示すごとく,上記挿入先端部351を挿入する略円柱形状の内周面を形成する第1凹部451と,上記挿入基部353を挿入する略円柱形状の第2凹部453とを有している。そして,該第2凹部453と上記第1凹部451との間に,センサテーパ面452が配設されている。
【0027】
センサテーパ面452は,コネクタハウジング30の上記挿入先端部351に配設されたOリング50を第1凹部451に滑らかに挿入できるよう上記挿入方向とのなす角R1(図2参照)を25度に設定してある。
また,凹部45の底面部分には,シールダイヤフラム43が配設されている。シールダイヤフラム43は,図2に示すごとく,その外周部に積層されたシールリング431の表面からレーザ溶接して,センサハウジング40まで達する溶接部435を設けることにより,センサハウジング40に強固に固定されている。
【0028】
センサハウジング40は,図1に示すごとく,シールダイヤフラム43の被計測環境44側に圧力計測対象としての流体,気体等をシールダイヤフラム43側へ導入する圧力導入孔441と,圧力計測対象としての流体等を収容する配管パイプ等に対して圧力センサ1を取り付けるためのネジ部442とを有している。
【0029】
上記のごとく構成されたコネクタハウジング30とセンサハウジング40とを組み立てて製造された圧力センサ1は,図1に示すごとく,コネクタハウジング30を挿入したセンサハウジング40のカシメ部41を内径方向に変形させてある。このようにカシメ部41を内径方向に変形させることにより,カシメ部41を,コネクタハウジング30の挿入基部353に係合させ,固定してある。
【0030】
コネクタハウジング30とセンサハウジング40とは,それぞれが有するコネクタテーパ面352とセンサテーパ面452とを密着させることにより,両者の挿入方向の位置を規制してある。そして,コネクタテーパ面352とセンサテーパ面452との間に,上記かしめ部41をかしめる際に生じる挿入方向の荷重を作用させた状態で,上記コネクタハウジング30とセンサハウジング40とを組み立ててある。また,図2に示すごとく,上記コネクタテーパ面352とセンサテーパ面452との当接によって,コネクタハウジング30の先端面とセンサハウジング40の凹部45の底部とは接触することなく,両者の間に所定の隙間が形成されている。
【0031】
この圧力センサ1は,コネクタハウジング30の受圧面32とセンサハウジング40のシールダイヤフラム43とが対峙して形成された空間よりなる圧力室42を有している。この圧力室42には,上記圧力伝達媒体としてシリコンオイルが充填されている。また,挿入先端部351に配設されたリング溝350と,第1凹部451との間隙に装着されたOリング50及びバックアップリング51によりシールされている。このOリング50は,リング溝350における挿入方向の反対側の端面により押圧されたバックアップリング51により保持され,高圧にも耐え得るよう構成されている。
【0032】
そして,以上のごとく構成された圧力センサ1を用いて,圧力を計測するに当たって,センサハウジング40に設けられたねじ部442により,圧力計測対象としての流体等を収容する配管パイプ等に取り付けられるよう構成してある。そして,圧力導入孔441を経由してシールダイヤフラム43側に導入される圧力計測対象としての流体の圧力は,圧力室42に充填されたシリコンオイルを介して感圧素子20のセンサダイヤフラムに伝達されるよう構成してある。
【0033】
以上のごとく,本例の圧力センサ1は,コネクタハウジング30におけるコネクタテーパ面352とセンサハウジング40におけるセンサテーパ面452とを密着させて,コネクタハウジング30の挿入方向のかしめ荷重を作用させた状態で組み付けてある。
【0034】
また,コネクタテーパ面352及びセンサテーパ面452は,上記挿入方向に対する角度R1が25度となるように配設してある。そのため,コネクタハウジング30及びセンサハウジング40の大径化を抑制しながら,コネクタテーパ面352とセンサテーパ面452とが当接する接触面積を十分に確保して,両者間に十分な荷重を負担させることができる。
【0035】
このように,コネクタテーパ面352とセンサテーパ面452とを,その十分な接触面積により当接させ,両者の間に挿入方向における荷重を作用させて組み立てた圧力センサ1は,小型かつ耐圧性の高い優れたものとなる。
【0036】
さらに,コネクタハウジング30を,センサハウジング40に挿入していくに当たっては,コネクタハウジング30の上記挿入先端部351に配設されたOリング50を,上記挿入方向に対する角度R1が25度となるよう配設されたセンサテーパ面452によりガイドして滑らかに挿入することができる。そして,このように組み付けられた圧力センサ1は,シール用のOリング50に傷等を生じることがなく,その優れた性能を長く維持することができる。
【0037】
なお,本例の圧力センサ1におけるセンサハウジング40に代えて,シールダイヤフラム43を有していないセンサハウジングを適用することもできる。この場合には,圧力計測対象である流体が圧力室に流入し,感圧素子20のセンサダイヤフラムに直接作用することとなる。
【0038】
(実施例2)
本例は,図3に示すごとく,実施例1と異なる構造の挿入部36を有するコネクタハウジング30と,同様に実施例1と異なる構造の凹部46を有するセンサハウジング40とを組み合わせて構成した圧力センサ1の例である。
本例のコネクタハウジング30における挿入部36は,同図に示すごとく,円柱状に構成されており,その挿入方向の先端部の角部にコネクタテーパ面362が配設されている。また,挿入部36のウジング30の挿入方向の端面には,Oリング50を装着するためのリング溝360を設けてある。
【0039】
センサハウジング40における凹部46は,同図に示すごとく,円柱状の挿入部36を挿入可能に構成されており,その底面の隅部には,コネクタテーパ面362と当接できるよう構成されたセンサテーパ面462が配設されている。
【0040】
本例の圧力センサ1においては,コネクタテーパ面362及びセンサテーパ面462は,上記挿入方向とのなす角R2が25度となるよう配設してある。そのため,コネクタハウジング30及びセンサハウジング40の大径化を招来することなく,コネクタテーパ面362とセンサテーパ面462とが当接する接触面積を十分に確保することができる。
そのため,コネクタハウジング30とセンサハウジング40とを組み付けるに当たって,コネクタテーパ面362とセンサテーパ面462とが当接する接触面に,挿入方向のかしめ荷重を十分に作用させることができる。
【0041】
上記のごとく構成されたコネクタハウジング30とセンサハウジング40とを組み合わせて製造した圧力センサ1は,小型かつ耐圧性の高いセンサである。
なお,その他の構成及び作用効果については,実施例1と同様である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1における,圧力センサの構造を示す断面図。
【図2】実施例1における,圧力センサの圧力室近傍を示す拡大説明図。
【図3】実施例2における,圧力センサの構造を示す断面図。
【符号の説明】
1...圧力センサ,
10...ターミナルピン,
20...感圧素子,
30...コネクタハウジング,
34...ボンディングワイヤ,
35...挿入部,
36...挿入部,
350...リング溝,
351...挿入先端部,
352...コネクタテーパ面,
353...挿入基部,
363...挿入基部,
40...センサハウジング,
42...圧力室,
45...凹部,
46...凹部,
451...第1凹部,
452...センサテーパ面,
453...第2凹部,
463...主凹部,

Claims (5)

  1. 感圧素子を配置した受圧面を有するコネクタハウジングと,所定の挿入方向に沿って上記コネクタハウジングの挿入部を挿入するための凹部を有するセンサハウジングと,上記凹部に挿入された上記コネクタハウジングと上記センサハウジングとの間に形成される圧力室とを有し,該圧力室に上記感圧素子を収容してある圧力センサにおいて,
    上記センサハウジングは,上記コネクタハウジングの上記挿入部と係合するカシメ部を有しており,
    上記コネクタハウジングにおける上記挿入部の外周面には,上記挿入方向に沿って徐々に縮径するよう設けられたコネクタテーパ面が配設されており,
    上記センサハウジングにおける上記凹部の内周面には,上記挿入方向に沿って徐々に縮径するよう設けられたセンサテーパ面が配設されており,
    上記コネクタハウジングと上記センサハウジングとは,上記コネクタテーパ面と上記センサテーパ面とを密着させることにより,両者の挿入方向の位置を規制して,上記コネクタハウジングの先端面と上記センサハウジングの凹部の底部とは接触することなく,両者の間に所定の隙間を形成し,かつ,上記コネクタテーパ面と上記センサテーパ面との間に上記カシメ部をかしめることによる上記コネクタハウジングの挿入方向のかしめ荷重を作用させた状態で組み付けてあることを特徴とする圧力センサ。
  2. 請求項1において,上記コネクタハウジングの上記挿入部は,上記挿入方向に略平行な軸を中心とした略円柱形状の挿入基部と,該挿入基部よりも小径である略円柱形状の挿入先端部とを有し,該挿入先端部と上記挿入基部との間に,上記コネクタテーパ面が配設されており,
    上記センサハウジングの上記凹部は,上記挿入先端部を収納可能な略円柱形状の内周面を形成する第1凹部と,上記挿入基部に嵌合可能な略円柱形状の第2凹部とを有しており,該第2凹部と上記第1凹部との間に,上記センサテーパ面が配設されていることを特徴とする圧力センサ。
  3. 請求項2において,上記コネクタハウジングの上記挿入先端部の外周には,上記圧力室を密閉するためのOリングが配設されており,上記センサハウジングの上記第1凹部と上記第2凹部との間の上記センサテーパ面は,上記Oリングを上記センサハウジングの上記第1凹部に挿入させていくための挿入ガイド面として利用できるよう構成されていることを特徴とする圧力センサ。
  4. 請求項3において,上記センサテーパ面及び上記コネクタテーパ面と上記挿入方向とのなす角は,15度〜35度であることを特徴とする圧力センサ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項において,上記センサハウジングは,シールダイヤフラムを有しており,上記圧力室は,上記シールダイヤフラムにより密閉されていると共に,該圧力室の中には,圧力伝達媒体が充填されていることを特徴とする圧力センサ。
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