JP2014078931A - 超音波センサー装置及び該超音波センサー装置の組立て方法 - Google Patents

超音波センサー装置及び該超音波センサー装置の組立て方法 Download PDF

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Abstract

【課題】固定用の充填材を使用しなくても各部材の位置を安定化できる超音波センサー装置の提供。
【解決手段】第1の開口213と第2の開口214とを有する中空ハウジング2と、第1の開口213を封止するように取付けられているキャップ6と、中空ハウジング2内に固定されている回路基板5と、第2の開口214を封止するように取り付けられるセンサーユニット3と、環状に形成されて中空ハウジング2内に嵌め込まれている環状部41、及び環状部41から第1の開口213側へ延伸している少なくとも一本の制限柱412を有している固定座4と、を備え、且つ、固定座4は、制限柱412の先端がキャップ6に当接すると共に、環状部41がセンサーユニット3に当接してキャップ6とセンサーユニット3との間に挟まれるように取付けられていることを特徴とする超音波センサー装置1を提供する。
【選択図】図3

Description

本発明は、超音波センサー装置及び該超音波センサー装置の組立て方法に関し、特に、固定用の充填材を使用しなくても各部材の位置を安定化できる超音波センサー装置及び該超音波センサー装置の組立て方法に関する。
従来の超音波センサーにおいては、例えば図1(特許文献1)に示されているものがある。図1に示されているように、該超音波センサーは、それぞれ正反対の方向に開口914がそれぞれ形成されている管体911、及び管体911の内側に突出するように配置された複数の第1のピン912を有する中空ハウジング91と、複数の挿通孔941が形成され、その一部が第1のピン912により挿通されるように、中空ハウジング91に固定されている回路基板94と、中空ハウジング91の1つの開口914に固定されている収容皿921と該収容皿921内に収容される圧電素子922と圧電素子922に取付けられているスポンジ923とを備えてなるセンサーユニット92と、両端に開口914を有する環状に形成され、且つ該開口914がそれぞれセンサーユニット92と回路基板94に面するように中空ハウジング91内に嵌め込まれている環状部931、環状部931の側面から中空ハウジング91の周壁へ突出し、中空ハウジング91の周壁に凹設されたガイド溝913に嵌め込まれている突起部934、及び一端が環状部931から突出するように延伸して回路基板94の挿通孔941を挿通するように設置されている一対の第2のピン932を有している固定座93と、を備えている。
また、図2に示されているように、該超音波センサーにおいて、第2のピン932とセンサーユニット92との電気的接続は、第2のピン932と圧電素子922とを繋ぐリード線95によって成されている。
また、この超音波センサーでは、中空ハウジング91内に取り付けられる各部材を安定化させるため、ゲル状の電気的絶縁材料で中空ハウジング91の内側空間を充満している。
特願2013−24147号明細書
上記のように、従来の超音波センサーでは中空ハウジング91内に取り付けられる各部材を安定化させるため、ゲル状の電気的絶縁材料で中空ハウジング91の内側空間を充満することが必要である。
上記事情に鑑みて、本発明は中空ハウジング内に取り付けられる各部材の構成に工夫を加え、固定用の充填材を使用しなくても各部材の位置を安定化できる超音波センサー装置及び該超音波センサー装置の組立て方法の提供を目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明は、それぞれ正反対の方向に面する両端に第1及び第2の開口がそれぞれ形成されている管体を有すると共に、少なくとも一本の第1のピンが前記管体を挿通するように形成されている中空ハウジングと、前記第1の開口を封止するように取付けられているキャップと、両面がそれぞれ前記第1の開口及び前記第2の開口に面するように前記中空ハウジング内における前記第1の開口寄りの位置に固定されている回路基板と、前記中空ハウジングの前記第2の開口に取り付けられる当接板、前記当接板の一側から前記第2の開口外に延伸する環状周壁、前記環状周壁の延伸先端になる先端開口を封止する底板、及び前記底板の前記第2の開口の内側に面する一面に取り付けられている圧電素子を備えてなるセンサーユニットと、両端に開口を有する環状に形成され、且つ該両端に有する開口がそれぞれ前記センサーユニット及び前記回路基板に面するように前記中空ハウジング内に嵌め込まれている環状部、前記環状部に前記第1の開口側へ延伸するように固定されている少なくとも一本の第2のピン、及び前記環状部から前記第1の開口側へ延伸している少なくとも一本の制限柱を有している固定座と、を備えており、且つ、前記固定座は、前記制限柱の先端が前記キャップに当接すると共に、前記環状部が前記センサーユニットの当接板に当接して前記キャップと前記センサーユニットとの間に挟まれるように取付けられていることを特徴とする超音波センサー装置を提供する。
上記超音波センサー装置において、前記固定座における前記環状部の環外側に、少なくとも1つのガイド突起が径方向に突出しており、また、前記中空ハウジングにおける前記管体の内周面に、ガイド溝が前記固定座における前記ガイド突起と同数である上、位置が対応し、且つそれぞれ対応のガイド突起に嵌め込まれることができるサイズで前記第1の開口から前記第2の開口側へ延伸しており、また、前記制限柱の少なくとも一本は、前記ガイド突起における1つが前記第1の開口に向かう面と、前記環状部の該1つのガイド突起の前記第1の開口に向かう面に隣接する部分との合わせ面を横断面として該合わせ面から更に前記第1の開口側へ延伸し、前記1つのガイド突起と共に、該1つのガイド突起と対応する前記ガイド溝の1つに嵌め込まれるようになっていることが好ましい。
上記超音波センサー装置において、前記制限柱と、前記ガイド突起と、前記ガイド溝と、をそれぞれ2つ有しており、そして該2つの前記ガイド溝は、互いに向き合う位置に形成されていることが好ましい。
上記超音波センサー装置において、前記ガイド突起と、前記ガイド溝と、をそれぞれ3つ有しており、該3つの前記ガイド溝における2つは、互いに向き合う位置に形成され、残りの1つは前記2つと同じ距離を隔てた位置に形成されていることが好ましい。
上記超音波センサー装置において、前記中空ハウジングの前記第2の開口の内側に固定されている第1の減衰リングと、前記固定座が有する前記環状部の前記センサーユニットに向かう面に固定されている第2の減衰リングと、前記センサーユニットの前記当接板の外周縁から張り出し、且つ前記第1の減衰リングと前記第2の減衰リングとの間に挟まれている係合フランジと、を更に備えていることが好ましい。
上記超音波センサー装置において、前記キャップは、超音波溶接またはレーザー溶接により前記中空ハウジングに固定されていることが好ましい。
また、本発明は、それぞれ正反対の方向に面する両端に第1及び第2の開口がそれぞれ形成されている管体を有すると共に、少なくとも一本の第1のピンが前記管体を挿通するように形成されている中空ハウジングと、圧電素子、及び前記圧電素子に取付けられている振動吸収手段を備えてなるセンサーユニットと、両端に開口を有する環状に形成されている環状部、前記環状部の一側に突出するように前記環状部に固定されている少なくとも一本の第2のピン、及び前記環状部から一側へ延伸している少なくとも一本の制限柱を有している固定座と、回路基板と、前記中空ハウジングの前記第1の開口に対応するキャップと、をそれぞれ用意するステップと、前記センサーユニットを前記中空ハウジングに取り付けて前記第2の開口を封止するステップと、前記固定座の前記一側が前記第1の開口に向かい、且つ前記環状部が前記センサーユニットに当接して前記第2のピンが前記センサーユニットと電気的に接続できるように、前記固定座を前記中空ハウジングに取り付けるステップと、前記回路基板を前記第1のピン及び第2のピンと電気的に接続し、且つ前記回路基板の両面がそれぞれ前記第1の開口及び前記第2の開口に面するように前記中空ハウジング内における前記第1の開口寄りの位置に取り付けるステップと、前記第1の開口を封止し、且つ前記固定座が有する前記制限柱の先端に当接するように前記キャップを前記中空ハウジングに取り付けるステップと、を順番に実行することを特徴とする超音波センサー装置の組立て方法をも提供する。
上記超音波センサー装置の組立て方法において、前記中空ハウジングとして、前記中空ハウジングの前記第2の開口の内側に第1の減衰リングが固定されているものを用意し、前記固定座として、前記環状部の前記センサーユニットに向かう面に第2の減衰リングが固定されているものを用意し、前記センサーユニットとして、当接板と、前記当接板の外周縁から張り出す係合フランジと、前記当接板の一側から延伸する環状周壁と、前記環状周壁の延伸先端になる先端開口を封止する底板と、を備え、前記圧電素子は前記底板の前記当接板側に面する一面に取り付けられるように作成されたものを用意し、前記センサーユニットを、前記当接板の前記係合フランジが前記第1の減衰リングと前記第2の減衰リングとの間に挟まれ、且つ前記環状周壁が前記第2の開口外に延伸するように前記中空ハウジングに取り付けるように行われることが好ましい。
上記超音波センサー装置の組立て方法において、前記固定座として、前記環状部の環外側に、少なくとも1つのガイド突起が径方向に突出するように作成されたものを用意し、前記中空ハウジングとして、前記管体の内周面に、ガイド溝が前記固定座における前記ガイド突起と同数である上、位置が互いに対応し、且つそれぞれ対応のガイド突起に嵌め込まれることができるサイズで前記第1の開口から前記第2の開口側へ延伸するように作成されたものを用意し、前記固定座を前記中空ハウジングに取り付けるステップにおいて、前記固定座が有するガイド突起がそれぞれ前記中空ハウジングが有する対応のガイド溝に嵌め込まれるように前記固定座を前記中空ハウジングに取り付けるように行われることが好ましい。
上記超音波センサー装置の組立て方法において、前記キャップは、超音波溶接またはレーザー溶接により前記中空ハウジングに固定されるように行われることが好ましい。
上記構成のように、本発明は固定座を制限柱の先端がキャップに当接すると共に、環状部がセンサーユニットの当接板に当接する構成を採用することにより、固定座がキャップとセンサーユニットとの間に挟まれると共に、センサーユニットを中空ハウジングに固定することができるので、中空ハウジングのハウジング内に固定用の充填材を充填する必要がなくなり、組立てに必要な作業時間や製造コストの削減を図ることができる。
従来の超音波センサー装置の電気的接続の一例が示されている分解図である。 従来の超音波センサー装置の電気的接続の一例が示されている断面図である。 本発明の超音波センサー装置の分解図である。 本発明の超音波センサー装置の組み立てられた状態での斜視図である。 図4におけるV−V線に沿って切った断面図である。 本発明の超音波センサー装置の組立て方法が示されるフローチャートである。 図6におけるステップ1に対応する上面図である。 図7に対応する断面図である。 図6におけるステップ2に対応する上面図である。 図9に対応する断面図である。 図6におけるステップ3に対応する上面図である。 図11に対応する断面図である。 図6におけるステップ4に対応する上面図である。 図13に対応する断面図である。
以下では図3〜図5を参照しながら、本発明の好ましい実施形態について詳しく説明する。
図3は本実施形態の超音波センサー装置1の分解図であり、図4はその組み立てられた状態での上面図であり、図5は図4におけるV−V線に沿って切った断面図である。
図示されているように、本発明の超音波センサー装置1は、中空ハウジング2と、回路基板5と、センサーユニット3と、固定座4と、キャップ6と、を備えてなるものである。
中空ハウジング2は、それぞれ正反対の方向に面する両端に第1の開口213及び第2の開口214がそれぞれ形成されている管体21と、管体21から第1の開口213と第2の開口214とが面する方向と異なる方向に向かって分岐して先端に第3の開口215が開けられている分岐管211と、を有するように形成されていると共に、管体21の内周面に、互いに向き合う第1のガイド溝2121と第2のガイド溝2122と、第1のガイド溝2121および第2のガイド溝2122それぞれと同じ距離を隔てた位置に形成されている第3のガイド溝2123と、が凹設されている。また、中空ハウジング2には、回路基板5を所定の位置に支持することができる支持板216が配置されている。支持板216は必要に応じて複数配置することもできる。
更に、ここでの第1のガイド溝2121と第2のガイド溝2122と第3のガイド溝2123とは、それぞれ第2の開口214側から第1の開口213側へと段々に横幅が広くなるように形成されている。
回路基板5は、両面がそれぞれ第1の開口213及び第2の開口214に面し、且つ支持板216に当接して第1の開口213寄りの位置で中空ハウジング2の管体21内に固定されている。
キャップ6は、第1の開口213を封止するように取付けられている。キャップ6は、例えば超音波溶接またはレーザー溶接により中空ハウジング2に固定されることができる。
また、中空ハウジング2の管体21には、一端が回路基板5に挿し込まれ、他端が中空ハウジング2の管体21の内側より管体21の管壁を挿通してから分岐管211内へ延伸していて信号を回路基板5から外部に転送する第1の信号ピン23と、一端が回路基板5に挿し込まれ、他端が中空ハウジング2の管体21の内側より管体21の管壁を挿通してから分岐管211内へ延伸していて外部からの電力を回路基板5に供給する電源ピン24と、一端が回路基板5に挿し込まれ、他端が中空ハウジング2の管体21の内側より管体21の管壁を挿通してから分岐管211内へ延伸している第1の接地ピン25と、が取り付けられている。ちなみに、中空ハウジング2の管体21に取り付けられる第1の信号ピン23と、電源ピン24と、第1の接地ピン25と、は、上記第1のピンに該当するものである。
更に、中空ハウジング2の第2の開口214の内側に第1の減衰リング22が固定されている。
センサーユニット3は、図3〜図5に示されているように、中空ハウジング2の第2の開口214に固定されている当接板30と、一面が第2の開口214に面するように該第2の開口214外に配置されている底板31と、底板31の周縁から当接板30まで延伸する環状周壁32と、底板31の第1の開口213側に面する一面に取り付けられている圧電素子33と、圧電素子33に取付けられている振動吸収手段34と、を備えている。
ちなみに、センサーユニット3の当接板30には、その外周縁から張り出す係合フランジ301が形成されている。また、振動吸収手段34としては例えばスポンジを使用することができる。
固定座4は、両端に開口を有する環状に形成され、且つ該両端に有する開口がそれぞれセンサーユニット3及び回路基板5に面するように中空ハウジング2内に嵌め込まれている環状部41と、環状部41に第1の開口213側へ延伸して回路基板5を挿通するように固定されている第2の信号ピン43及び第2の接地ピン44と、管体21の内周面に凹設されている第1のガイド溝2121と第2のガイド溝2122と第3のガイド溝2123とにそれぞれ嵌め込まれることができるように対応して、環状部41の環外側から径方向に突出している3つのガイド突起411と、3つのガイド突起411における第1のガイド溝2121と第2のガイド溝2122に対応する2つが第1の開口213に向かう面と、環状部41の該2つのガイド突起411の第1の開口213に向かう面に隣接する部分との合わせ面を横断面として該合わせ面から更に第1の開口213側へ延伸し、該2つのガイド突起411と共に、第1のガイド溝2121及び第2のガイド溝2122にそれぞれ嵌め込まれることができるサイズで形成されている一対の制限柱412と、を有するように構成されていると共に、前記一対の制限柱412の先端がキャップ6に当接し、且つ環状部41がセンサーユニット3の当接板30に当接してキャップ6とセンサーユニット3との間に挟まれるように取付けられている。
ちなみにここでの第2の信号ピン43及び第2の接地ピン44は、上記第2のピンに該当するものである。
更に、固定座4が有する環状部41のセンサーユニット3に向かう面に第2の減衰リング42が固定されており、センサーユニット3の当接板30の外周縁から張り出す係合フランジ301は、第1の減衰リング22と第2の減衰リング42との間に挟まれている。
上記のように、この実施形態では2本の制限柱412と、それぞれ3つのガイド突起411と、第1〜第3のガイド溝2121、2122、2123と、が形成されているが、本発明では上記制限柱、ガイド突起、ガイド溝をそれぞれ少なくとも1つずつ備えていればよい。
上記のように、本発明は固定座4を制限柱412の先端がキャップ6に当接すると共に、環状部41がセンサーユニット3の当接板30に当接する構成を採用することにより、固定座4がキャップ6とセンサーユニット3との間に挟まれると共に、センサーユニット3を中空ハウジング2に固定することができるので、中空ハウジング2のハウジング内に固定用の充填材を充填する必要がなくなり、組立てに必要な作業時間や製造コストの削減を図ることができる。
続いて、図6〜図14を用いて本実施形態の超音波センサー装置1の組立て方法について詳しく説明する。図6は本実施形態の超音波センサー装置1の組立て方法が示されるフローチャートであり、図7、図8は図6におけるステップ1に対応する説明図であり、図9、図10は図6におけるステップ2に対応する説明図であり、図11、図12は図6におけるステップ3に対応する説明図であり、図13、図14は図6におけるステップ4に対応する説明図である。ちなみに、図7、図9、図11、図13は上側から見た上面図であり、図8、図10、図12、図14は図7、図9、図11、図13にそれぞれ対応する断面図である。
本実施形態の超音波センサー装置1の組立て方法について、まずは図6におけるステップS1に示されるように、中空ハウジング2と、センサーユニット3と、固定座4と、回路基板5と、キャップ6と、をそれぞれ用意する。
図7、図8に中空ハウジング2の構成が示されており、図示のように、中空ハウジング2はそれぞれ正反対の方向に面する両端に第1の開口213及び第2の開口214がそれぞれ形成されている管体21を有すると共に、3本の第1のピン(第1の信号ピン23、電源ピン24及び第1の接地ピン25)が管体21を挿通するように形成されたものである。また、センサーユニット3、固定座4、回路基板5及びキャップ6などに関しては、上記説明を参照して作成すればよく、ここでは重複説明を省略する。
続いて、図6におけるステップS2及び図9、図10に示されるように、ステップS1で用意されたセンサーユニット3を、第1の開口213を経由して、底板31が第2の開口214外に配置され、且つ中空ハウジング2の第2の開口214を封止するように、当接板30の外周縁から張り出す係合フランジ301を中空ハウジング2の第2の開口214の内側に固定された第1の減衰リング22に当接させて中空ハウジング2の管体21に取り付ける。
続いて、図6におけるステップS3及び図11、図12に示されるように、ステップS1で用意された固定座4を、第1の開口213を経由して、制限柱412の突出する一側が第1の開口213に向かい、且つ環状部41の第2の減衰リング42がセンサーユニット3の当接板30に当接して第2のピン(第2の信号ピン43及び第2の接地ピン44)がセンサーユニット3と電気的に接続できるように、中空ハウジング2に取り付ける。
続いて、図6におけるステップS4及び図13、図14に示されるように、ステップS1で用意された回路基板5を、第1の開口213を経由して、第1のピン(第1の信号ピン23、電源ピン24及び第1の接地ピン25)及び第2のピン(第2の信号ピン43及び第2の接地ピン44)と電気的に接続し、且つ回路基板5の両面がそれぞれ第1の開口213及び第2の開口214にそれぞれ面するように、支持板216に当接して中空ハウジング2内における第1の開口213寄りの位置に取り付ける。
最後に図6におけるステップS5に示されるように、ステップS1で用意されたキャップ6を、固定座4が有する制限柱412の先端に当接し、且つ中空ハウジング2の第1の開口213を封止するように中空ハウジング2に取り付けて完成する。
このように、本実施形態の超音波センサー装置1の組立て方法は、予め用意/作成されたセンサーユニット3と、固定座4と、回路基板5と、キャップ6と、を、第1の開口213を経由して順番に中空ハウジング2に取り付ければ、センサーユニット3と、固定座4と、回路基板5と、をキャップ6と中空ハウジング2に固定された第1の減衰リング22との間に安定して固定できるので、固定用の充填材を充填する必要がなく組立てに必要な作業時間や製造コストの削減を図る組立て方法をも提供できる。
上記説明は本発明の例示に過ぎず、本発明はこれによって制限されるものではない。
上記構成により、本発明は固定座を制限柱の先端がキャップに当接すると共に、環状部がセンサーユニットの当接板に当接する構成を採用することにより、固定座がキャップとセンサーユニットとの間に挟まれると共に、センサーユニットを中空ハウジングに固定することができるので、中空ハウジングのハウジング内に固定用の充填材を充填する必要がなくなり、組立てに必要な作業時間や製造コストの削減を図ることができる。
1 超音波センサー装置
2 中空ハウジング
21 管体
211 分岐管
2121 第1のガイド溝
2122 第2のガイド溝
2123 第3のガイド溝
213 第1の開口
214 第2の開口
215 第3の開口
216 支持板
23 第1の信号ピン
24 電源ピン
25 第1の接地ピン
3 センサーユニット
30 当接板
31 底板
32 環状周壁
33 圧電素子
34 振動吸収手段
4 固定座
41 環状部
411 ガイド突起
412 制限柱
43 第2の信号ピン
44 第2の接地ピン
5 回路基板
6 キャップ

Claims (10)

  1. それぞれ正反対の方向に面する両端に第1及び第2の開口がそれぞれ形成されている管体を有すると共に、少なくとも一本の第1のピンが前記管体を挿通するように形成されている中空ハウジングと、
    前記第1の開口を封止するように取付けられているキャップと、
    両面がそれぞれ前記第1の開口及び前記第2の開口に面するように前記中空ハウジング内における前記第1の開口寄りの位置に固定されている回路基板と、
    前記中空ハウジングの前記第2の開口に取り付けられる当接板と、前記当接板の一側から前記第2の開口外に延伸する環状周壁と、前記環状周壁の延伸先端になる先端開口を封止する底板と、前記底板の前記第2の開口の内側に面する一面に取り付けられている圧電素子と、を備えてなるセンサーユニットと、
    両端に開口を有する環状に形成され、且つ該両端に有する開口がそれぞれ前記センサーユニット及び前記回路基板に面するように前記中空ハウジング内に嵌め込まれている環状部と、前記環状部に前記第1の開口側へ延伸するように固定されている少なくとも一本の第2のピンと、前記環状部から前記第1の開口側へ延伸している少なくとも一本の制限柱と、を有している固定座と、を備えており、
    且つ、前記固定座は、前記制限柱の先端が前記キャップに当接すると共に、前記環状部が前記センサーユニットの当接板に当接して前記キャップと前記センサーユニットとの間に挟まれるように取付けられていることを特徴とする超音波センサー装置。
  2. 前記固定座における前記環状部の環外側に、少なくとも1つのガイド突起が径方向に突出しており、
    また、前記中空ハウジングにおける前記管体の内周面に、ガイド溝が前記固定座における前記ガイド突起と同数である上、位置が対応し、且つそれぞれ対応のガイド突起に嵌め込まれることができるサイズで前記第1の開口から前記第2の開口側へ延伸しており、
    また、前記制限柱の少なくとも一本は、前記ガイド突起における1つが前記第1の開口に向かう面と、前記環状部の該1つのガイド突起の前記第1の開口に向かう面に隣接する部分との合わせ面を横断面として該合わせ面から更に前記第1の開口側へ延伸し、前記1つのガイド突起と共に、該1つのガイド突起と対応する前記ガイド溝の1つに嵌め込まれるようになっていることを特徴とする請求項1に記載の超音波センサー装置。
  3. 前記制限柱と、前記ガイド突起と、前記ガイド溝と、をそれぞれ2つ有しており、そして該2つの前記ガイド溝は、互いに向き合う位置に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の超音波センサー装置。
  4. 前記前記ガイド突起と、前記ガイド溝と、をそれぞれ3つ有しており、該3つの前記ガイド溝における2つは、互いに向き合う位置に形成され、残りの1つは前記2つと同じ距離を隔てた位置に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の超音波センサー装置。
  5. 前記中空ハウジングの前記第2の開口の内側に固定されている第1の減衰リングと、
    前記固定座が有する前記環状部の前記センサーユニットに向かう面に固定されている第2の減衰リングと、
    前記センサーユニットの前記当接板の外周縁から張り出し、且つ前記第1の減衰リングと前記第2の減衰リングとの間に挟まれている係合フランジと、を更に備えていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の超音波センサー装置。
  6. 前記キャップは、超音波溶接またはレーザー溶接により前記中空ハウジングに固定されていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の超音波センサー装置。
  7. それぞれ正反対の方向に面する両端に第1及び第2の開口がそれぞれ形成されている管体を有すると共に、少なくとも一本の第1のピンが前記管体を挿通するように形成されている中空ハウジングと、
    圧電素子と、前記圧電素子に取付けられている振動吸収手段と、を備えてなるセンサーユニットと、
    両端に開口を有する環状に形成されている環状部、前記環状部の一側に突出するように前記環状部に固定されている少なくとも一本の第2のピン、及び前記環状部から一側へ延伸している少なくとも一本の制限柱を有している固定座と、回路基板と、前記中空ハウジングの前記第1の開口に対応するキャップと、をそれぞれ用意するステップと、
    前記センサーユニットを前記中空ハウジングに取り付けて前記第2の開口を封止するステップと、
    前記固定座の前記一側が前記第1の開口に向かい、且つ前記環状部が前記センサーユニットに当接して前記第2のピンが前記センサーユニットと電気的に接続できるように、前記固定座を前記中空ハウジングに取り付けるステップと、
    前記回路基板を前記第1のピン及び第2のピンと電気的に接続し、且つ前記回路基板の両面がそれぞれ前記第1の開口及び前記第2の開口に面するように前記中空ハウジング内における前記第1の開口寄りの位置に取り付けるステップと、
    前記第1の開口を封止し、且つ前記固定座が有する前記制限柱の先端に当接するように前記キャップを前記中空ハウジングに取り付けるステップと、
    を順番に実行することを特徴とする超音波センサー装置の組立て方法。
  8. 前記中空ハウジングとして、前記中空ハウジングの前記第2の開口の内側に第1の減衰リングが固定されているものを用意し、
    前記固定座として、前記環状部の前記センサーユニットに向かう面に第2の減衰リングが固定されているものを用意し、
    前記センサーユニットとして、当接板と、前記当接板の外周縁から張り出す係合フランジと、前記当接板の一側から延伸する環状周壁と、前記環状周壁の延伸先端になる先端開口を封止する底板と、を備え、前記圧電素子は前記底板の前記当接板側に面する一面に取り付けられるように作成されたものを用意し、
    前記センサーユニットを、前記当接板の前記係合フランジが前記第1の減衰リングと前記第2の減衰リングとの間に挟まれ、且つ前記環状周壁が前記第2の開口外に延伸するように前記中空ハウジングに取り付けることを特徴とする請求項7に記載の超音波センサー装置の組立て方法。
  9. 前記固定座として、前記環状部の環外側に、少なくとも1つのガイド突起が径方向に突出するように作成されたものを用意し、
    前記中空ハウジングとして、前記管体の内周面に、ガイド溝が前記固定座における前記ガイド突起と同数である上、位置が互いに対応し、且つそれぞれ対応のガイド突起に嵌め込まれることができるサイズで前記第1の開口から前記第2の開口側へ延伸するように作成されたものを用意し、
    前記固定座を前記中空ハウジングに取り付けるステップにおいて、前記固定座が有するガイド突起がそれぞれ前記中空ハウジングが有する対応のガイド溝に嵌め込まれるように前記固定座を前記中空ハウジングに取り付けることを特徴とする請求項7に記載の超音波センサー装置の組立て方法。
  10. 前記キャップは、超音波溶接またはレーザー溶接により前記中空ハウジングに固定されることを特徴とする請求項7に記載の超音波センサー装置の組立て方法。
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