JP5547759B2 - 建設機械 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば油圧ショベル等の建設機械に関し、特に、エンジンによって駆動されることにより作動用の圧油を吐出する油圧ポンプを備えた建設機械に関する。
一般に、建設機械の代表例である油圧ショベルは、自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体の前側に俯仰動可能に設けられた作業装置とにより構成されている。
上部旋回体は、支持構造体を形成する旋回フレームと、該旋回フレームの前側に設けられオペレータが搭乗するキャブと、前記旋回フレームの後端側に設けられ作業装置との重量バランスをとるカウンタウエイトと、該カウンタウエイトの前側に位置して前記旋回フレームに搭載されたエンジンと、該エンジンに設けられ作動油を圧油として吐出する油圧ポンプとにより構成されている。
ここで、エンジンには、動力を出力する出力軸と、該出力軸を取囲む筒体からなり該筒体の開口端がポンプ受面となったポンプ取付カバーとが設けられている。一方、油圧ポンプは、前記ポンプ取付カバーのポンプ受面に取付けられ内部にポンプ機構を収容したケーシングと、該ケーシングから前記エンジンの出力軸に対向して突出した回転軸とを有している。さらに、前記エンジンと前記ポンプ取付カバーとの間の空間部には、前記エンジンの出力軸と前記油圧ポンプの回転軸とを連結するカップリングが設けられている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
一方、油圧ショベルには、全体をコンパクトに形成した小型の油圧ショベルがあり、この小型の油圧ショベルは、エンジンが小型化され、その設置スペースも狭いものとなっている。従って、エンジンを旋回フレームに支持するためのエンジン支持ブラケットは、小さなエンジン、狭いスペースにより、このエンジンだけに設けることが困難となっている。そこで、小型の油圧ショベルには、エンジンに取付けられたポンプ取付カバーにエンジン支持ブラケットを設ける構成としたものがある(例えば、特許文献3参照)。
特開平9−209400号公報 特開2010−285869号公報 特開2004−74931号公報
特許文献1、特許文献2によるものでは、ポンプ取付カバーには、ポンプ取付部に開口部を形成している。この開口部は、油圧ポンプの回転軸を挿通させるためのものであるから、回転軸の外径寸法よりも多少大きな寸法に設定されている。従って、回転軸の先端側に取付けたカップリングは、開口部を通過させることができないから、油圧ポンプをエンジンから取外す場合には、油圧ポンプとポンプ取付カバーとを一緒に取外さなくてはならず、作業に手間を要するという問題がある。
しかも、特許文献2のように、ポンプ取付カバーにエンジン支持ブラケットを設けた構成では、油圧ポンプを取外す場合に、旋回フレームからエンジン支持ブラケットを取外した上で、エンジン支持ブラケットに代わる別の支持手段でエンジンを支持しつつポンプ取付カバーを取外さなくてはならない。このために、小型の油圧ショベルでは、油圧ポンプを取外す場合の作業に多大な手間を要してしまう。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、ポンプ取付カバーを取外すことなく油圧ポンプを簡単に取外すことができると共に、ポンプ取付カバーに対して油圧ポンプを正確な位置に取付けることができるようにした建設機械を提供することにある。
本発明による建設機械は、自走可能な車体と、該車体に搭載され動力を出力する出力軸を備えたエンジンと、前記出力軸を取囲むように該エンジンに設けられた筒体からなり該筒体の開口端がポンプ受面となったポンプ取付カバーと、内部にポンプ機構を収容したケーシングが該ポンプ取付カバーのポンプ受面に取付けられると共に該ケーシングから前記エンジンの出力軸に対向して回転軸が突出した油圧ポンプと、前記エンジンと前記ポンプ取付カバーとの間の空間部に設けられ前記エンジンの出力軸と前記油圧ポンプの回転軸とを連結するカップリングとを備えている。
そして、上述した課題を解決するために、請求項1の発明が採用する構成の特徴は、前記ポンプ取付カバーのポンプ受面には、前記油圧ポンプの回転軸が挿通され前記カップリングの外径寸法よりも大きな内径寸法を有する円形の開口部を設け、前記油圧ポンプのケーシングには、前記ポンプ受面に取付けられる取付面から前記カップリングの外径寸法よりも小さな外径寸法をもって突出された円形の突出部を設け、前記ポンプ取付カバーの開口部と前記油圧ポンプの突出部との間には、外周側が前記ポンプ取付カバーの開口部に嵌合され、内周側が前記突出部に嵌合される円環状のスペーサを設ける構成としたことにある。
請求項2の発明は、前記ポンプ取付カバーの開口部と前記スペーサとの間には、前記開口部に対して前記スペーサを軸方向に位置決めする位置決め部を設ける構成としたことにある。
請求項3の発明は、前記ポンプ取付カバーのポンプ受面と前記油圧ポンプのケーシングの取付面と前記スペーサとは、同一平面をもって接続する構成としたことにある。
請求項4の発明は、前記カップリングは、前記油圧ポンプの回転軸に固定して取付けられた筒状のハブ部材と、該ハブ部材を取囲んで配置され周方向に間隔をもって係合溝部が形成された筒状の弾性体と、前記エンジンの出力軸に取付けられ該弾性体の係合溝部に収容されたエンジン側ブロックと、前記ハブ部材の外周側に径方向の外側に突出した状態で取付けられ該エンジン側ブロックと異なる位置で前記弾性体の係合溝部に収容されたポンプ側ブロックとにより構成し、前記ポンプ取付カバーの開口部は、前記ポンプ側ブロックの外径寸法よりも大きな内径寸法に形成し、前記油圧ポンプの突出部は、前記ポンプ側ブロックの外径寸法よりも小さな外径寸法に形成する構成としたことにある。
請求項1の発明によれば、ポンプ取付カバーのポンプ受面には、油圧ポンプの回転軸が挿通されカップリングの外径寸法よりも大きな内径寸法を有する円形の開口部を設け、油圧ポンプのケーシングには、ポンプ受面に取付けられる取付面からカップリングの外径寸法よりも小さな外径寸法をもって突出された円形の突出部を設けている。
従って、ポンプ取付カバーの開口部は、カップリングの外径寸法よりも大きな内径寸法に形成しているから、この開口部にカップリングを通すことができる。これにより、油圧ポンプを取外す場合には、ポンプ取付カバーを取外すことなく、油圧ポンプとカップリングを取外すことができる。
ここで、ポンプ取付カバーの開口部をカップリングの外径寸法よりも大きな内径寸法に形成した場合、この開口部に油圧ポンプのケーシングに設けた突出部を嵌合して位置決めできなくなる。そこで、外周側がポンプ取付カバーの開口部に嵌合され、内周側が油圧ポンプの突出部に嵌合される円環状のスペーサを設けている。これにより、油圧ポンプをポンプ取付カバーに取付けるときには、ポンプ取付カバーの開口部に対し油圧ポンプの突出部をスペーサを用いて正確な位置に簡単に取付けることができる。
この結果、ポンプ取付カバーを取外すことなく、油圧ポンプを簡単に取外すことができる上に、ポンプ取付カバーに対し油圧ポンプを正確な位置に取付けることができるから、油圧ポンプを取付け、取外しするときの作業性を向上することができる。
請求項2の発明によれば、ポンプ取付カバーの開口部とスペーサとの間には、開口部に対してスペーサを軸方向に位置決めする位置決め部を設けている。従って、スペーサをポンプ取付カバーの開口部に嵌合させたときには、該開口部に対しスペーサを軸方向に位置決めすることができ、スペーサを抜止めすることができる。
請求項3の発明によれば、ポンプ取付カバーのポンプ受面と油圧ポンプのケーシングの取付面とスペーサとは、同一平面をもって接続することができる。
請求項4の発明によれば、油圧ポンプの回転軸には、ハブ部材とポンプ側ブロックとが取付けられている。これにより、ポンプ取付カバーの開口部を通過するのは、前記ポンプ側ブロックであるから、このポンプ側ブロックの外径寸法よりも開口部を大きな内径寸法に形成することにより、ポンプ取付カバーを取外すことなく、油圧ポンプだけを取外すことができる。一方、油圧ポンプの突出部をポンプ側ブロックの外径寸法よりも小さな外径寸法に形成しているから、ケーシングとポンプ側ブロックとの間にスペーサを取付けておくことができる。
本発明の実施の形態に係る油圧ショベルを示す正面図である。 旋回フレームとエンジンと油圧ポンプを拡大して示す外観斜視図である。 油圧ポンプを取外したエンジンを旋回フレームの一部と共に示す要部拡大の正面図である。 旋回フレームとエンジンと油圧ポンプを図3中の矢示IV−IV方向から見た断面図である。 エンジンに対する油圧ポンプの取付部分を図3中の矢示V−V方向から見た一部破断の正面図である。 エンジンから油圧ポンプを取外した状態を図5と同様位置から見た一部破断の分解正面図である。 油圧ポンプとカップリングとスペーサとを分解した状態で示す分解正面図である。 ポンプ取付カバーを単体で示す正面図である。 ポンプ取付カバーを単体で示す外観斜視図である。 旋回フレームに対するポンプ取付カバーの支持構造を図3中の矢示X−X方向から見た要部拡大の断面図である。 カップリングを拡大して示す正面図である。 カップリングを図11中の矢示XII−XII方向から見た断面図である。 カップリングを拡大して示す外観斜視図である。 カップリングを拡大して示す分解斜視図である。 スペーサを拡大して示す外観斜視図である。 スペーサを拡大して示す断面図である。 本発明の変形例によるポンプ取付カバー、スペーサ等を図5と同様位置から見た一部破断の正面図である。
以下、本発明の実施の形態に係る建設機械の代表例として、小型の油圧ショベルを例に挙げ、図1ないし図16に従って詳細に説明する。
図1において、1は建設機械の代表例としての油圧ショベルを示し、該油圧ショベル1は、例えば総重量が7トン以下の所謂小型の油圧ショベルとして構成されている。この油圧ショベル1は、自走可能な下部走行体2と、該下部走行体2上に旋回可能に搭載され、該下部走行体2と共に車体をなす上部旋回体3と、該上部旋回体3の前,後方向の前側に俯仰動可能に設けられ土砂の掘削作業等を行う作業装置4とにより構成されている。
5は上部旋回体3のベースとなる旋回フレームを示している。この旋回フレーム5は、強固な支持構造体をなし、下部走行体2上に旋回可能に搭載されている。図2に示すように、旋回フレーム5は、前,後方向に延びる厚肉な鋼板等からなる底板5Aと、該底板5A上に立設され、左,右方向に所定の間隔をもって前,後方向に延びた左縦板5B,右縦板5Cと、該各縦板5B,5Cの左,右に間隔をもって配置され、前,後方向に延びた左サイドフレーム5D,右サイドフレーム5Eと、前記底板5A、各縦板5B,5Cから左,右方向に張出し、その先端部に左,右のサイドフレーム5D,5Eを支持する複数本の張出しビーム5Fとにより大略構成されている。各縦板5B,5Cの前側には作業装置4が俯仰動可能に取付けられている。
さらに、図2、図3に示すように、旋回フレーム5の後側には、左縦板5Bの右側面から上側に延びる取付台座5Gが前,後方向に間隔をもって設けられている。該各取付台座5Gの上端面5G1には、エンジン8の冷却ファン8A側が後述の防振マウント17を介して制振状態で取付けられる。一方、旋回フレーム5の後側には、右縦板5Cの右側面から上側に延びる取付台座5Hが前,後方向に間隔をもって設けられている。該各取付台座5Hの上端面5H1には、エンジン8の油圧ポンプ18側が防振マウント17を介して制振状態で取付けられる。
6は旋回フレーム5の左前側に搭載されたキャブである(図1参照)。このキャブ6は、オペレータが搭乗するもので、内部にはオペレータが着座する運転席、走行用の操作レバー、作業用の操作レバー等が配設されている。
7は旋回フレーム5を構成する左,右の縦板5B,5Cの後端部に取付けられたカウンタウエイト(図1参照)である。このカウンタウエイト7は、作業装置4との重量バランスをとるもので、略円弧状をした重量物として形成されている。
ここで、小型の油圧ショベル1では、狭い作業現場でも旋回動作できるように、上部旋回体3をコンパクトに形成している。具体的には、旋回フレーム5の前,後方向の寸法を短く設定し、カウンタウエイト7を旋回中心に近い位置に配置することにより、上部旋回体3を旋回動作させたときの旋回半径を小さくしている。これにより、カウンタウエイト7がキャブ6に近い位置に配置されるから、小型の油圧ショベル1では、後述するエンジン8を設置するためのスペースが狭くなっている。
8はカウンタウエイト7の前側に位置して旋回フレーム5の後端側に設けられたエンジンで、該エンジン8は、例えばディーゼルエンジンとして構成され、左,右方向に延在する横置き状態に搭載されている。エンジン8は、クランク軸(図示せず)等を収容する中空容器として形成されたクランクケース9と、該クランクケース9上に搭載され例えば複数個のピストン(図示せず)を収容したシリンダブロック10等とにより構成されている。クランクケース9の左側には、熱交換器(図示せず)に冷却風を供給するための冷却ファン11が設けられている。
クランクケース9の冷却ファン11側寄りには、前,後方向に延びて支持ブラケット9Aが設けられ、該各支持ブラケット9Aは、後述の防振マウント17を介して旋回フレーム5の取付台座5Gに取付けられている。
一方、クランクケース9の右側は、短尺な円筒状のフライホイール収容部9Bとなり、フライホイール収容部9Bの開口端は、後述のポンプ取付カバー14が取付けられるカバー取付部9Cとなっている。このカバー取付部9Cには、ポンプ取付カバー14を取付けるための雌ねじ穴(図示せず)が周方向に複数個列設されている。
さらに、クランクケース9内には、クランク軸からの動力(回転力)を出力するための出力軸12が回転可能に設けられている。この出力軸12は、フライホイール収容部9B内に突出した端部に円板状のフライホイール13を備え、該フライホイール13には、回転中心を中心とする円弧上の3箇所に雌ねじ穴13Aが形成されている。この3箇所の雌ねじ穴13Aには、後述するカップリング23のエンジン側ブロック27を取付けるためのボルト28が螺着される。
14は出力軸12を取囲むようにエンジン8に設けられたポンプ取付カバーである。このポンプ取付カバー14は、クランクケース9のフライホイール収容部9Bに対向する筒体として形成され、その外周側のフランジ部14Aがカバー取付部9Bに複数本のボルト15(図4参照)を用いて取付けられている。このように、ポンプ取付カバー14をエンジン8に取付けた状態では、ポンプ取付カバー14とクランクケース9のフライホイール収容部9Bとの間に空間部16が形成され、該空間部16にはカップリング23が収容されている。ポンプ取付カバー14は、内周側となる筒体の開口端がポンプ受面14Bとなり、このポンプ受面14Bには、例えば後述の開口部14Dを挟む2箇所に雌ねじ孔14Cが設けられている。
ここで、ポンプ取付カバー14のポンプ受面14Bには、後述する油圧ポンプ18の回転軸21が挿通される開口部14Dが設けられている。この開口部14Dは、エンジン8の出力軸12(フライホイール13)と同一軸線上に配置された円形孔として形成され、その内径寸法d1は、後述するカップリング23の外径寸法D2よりも大きな値に設定されている(d1>D2)。開口部14Dは、後述するスペーサ31が嵌合するもので、その開口端側には、スペーサ31の鍔部31Dが衝合する円環状の段差部14D1が形成されている。この段差部14D1は、鍔部31Dと衝合することにより、スペーサ31を開口部14Dに対して軸方向に位置決めする位置決め部を鍔部31Dと共に構成している。
さらに、図8、図9に示すように、ポンプ取付カバー14には、開口部14Dを挟む前,後位置にそれぞれ支持ブラケット14Eが設けられている。各支持ブラケット14Eは、水平方向に延びて設けられ、その先端側には、上,下方向に貫通する段付孔14E1が形成されている。各支持ブラケット14Eは、後述の防振マウント17を介して旋回フレーム5の取付台座5Hに制振状態で取付けられている。
ここで、小型の油圧ショベル1に搭載するために小型化されたエンジン8のように、このエンジン8自体に4個の支持ブラケット9Aを設けることが困難な場合でも、ポンプ取付カバー14に各支持ブラケット14Eを設けることができる。しかも、エンジン8を収容するスペースを広く確保することができない場合でも、油圧ポンプ18の側方に形成されるスペースを利用してエンジン8を支持することができる。
17はエンジン8を旋回フレーム5上に制振状態で支持する4個の防振マウントである。これら4個の防振マウントは、クランクケース9の各支持ブラケット9Aと旋回フレーム5の各取付台座5Gとの間と、ポンプ取付カバー14の支持ブラケット14Eと旋回フレーム5の各取付台座5Hとの間とにそれぞれ設けられている。
ポンプ取付カバー14の支持ブラケット14Eと旋回フレーム5の各取付台座5Hとの間に設けた防振マウント17を例に挙げて説明すると、図10に示すように、防振マウント17は、ポンプ取付カバー14の支持ブラケット14Eを挟むように上,下方向に積層された弾性を有する上側ゴムブッシュ17A,下側ゴムブッシュ17Bと、該各ゴムブッシュ17A,17Bの中央を貫通するように上,下方向に延びたスリーブ17Cと、該スリーブ17Cの上端部に設けられ、前記上側ゴムブッシュ17Aを上側から押える上側押さえ部材17Dと、スリーブ17Cの下端部に設けられ、前記下側ゴムブッシュ17Bを下側から押える下側押さえ部材17Eと、前記スリーブ17C、各押さえ部材17D,17Eに挿通して設けられ、これらを旋回フレーム5の各取付台座5Hの上端面5H1に固定するボルト17Fとにより構成されている。
18はエンジン8に取付けられた油圧ポンプを示している。この油圧ポンプ18は、例えば3機のポンプ機構20を軸方向に直列に連結した3段式の油圧ポンプとして構成されている。油圧ポンプ18は、エンジン8によって各ポンプ機構20が駆動されることにより、各種の油圧アクチュエータ(いずれも図示せず)に向けて作動用の圧油を吐出するものである。油圧ポンプ18は、後述のケーシング19、ポンプ機構20、回転軸21等により構成されている。
19は油圧ポンプ18のケーシングで、該ケーシング19は、軸方向に延びて設けられ、その内部には、取付側となる基端側から第1のポンプ機構20(図5中に点線で図示)、第2のポンプ機構、第3のポンプ機構(いずれも図示せず)が収容されている。これらのポンプ機構20は、例えば斜軸式油圧ポンプ、斜板式油圧ポンプ、ギヤポンプ等として構成されている。ケーシング19の基端側は、拡径してフランジ部19Aとなり、該フランジ部19Aには、ポンプ取付カバー14の雌ねじ孔14Cに対応する位置にボルト挿通孔19Bが形成されている。一方、ケーシング19の基端面は、ポンプ取付カバー14のポンプ受面14Bに衝合して取付けられる取付面19Cとなっている。
ケーシング19には、取付面19Cから突出された円形の突出部19Dが形成されている。この突出部19Dは、後述する回転軸21を軸中心とする円形状の突起として形成され、その外径寸法D1は、後述するカップリング23(ポンプ側ブロック29)の外径寸法D2よりも小さな寸法に設定されている(D1<D2)。突出部19Dには、後述するスペーサ31の内周側を嵌合することができる。
21はケーシング19の突出部19Dの中央から突出して設けられた回転軸で、該回転軸21は、ケーシング19内を延びて各ポンプ機構20に接続されている。一方、ケーシング19から突出した回転軸21の突出端部には、スプライン21Aが形成され、該スプライン21Aは、カップリング23を構成するハブ部材24の雌スプライン24Aに一体回転するように挿嵌されている。
図5、図6に示すように、油圧ポンプ18は、ケーシング19の取付面19Cをポンプ取付カバー14のポンプ受面14Bに衝合し、この状態でフランジ部19Aの各ボルト挿通孔19Bに挿通したボルト22をポンプ取付カバー14の雌ねじ孔14Cに螺着することにより、ポンプ取付カバー14に取付けられている。油圧ポンプ18をポンプ取付カバー14に取付けた状態では、回転軸21をカップリング23を介してエンジン8の出力軸12(フライホイール13)と連結することができる。
23はエンジン8のクランクケース9とポンプ取付カバー14との間の空間部16に設けられたカップリングである。このカップリング23は、エンジン8の出力軸12と油圧ポンプ18の回転軸21とを連結するものである。図11ないし図14に示すように、カップリング23は、後述のハブ部材24、弾性体26、エンジン側ブロック27、ポンプ側ブロック29等により構成されている。
24はカップリング23の中央部分に設けられたハブ部材で、該ハブ部材24は、厚肉な円筒体として形成され、その内周側は油圧ポンプ18を構成する回転軸21のスプライン21Aが噛み合わさる雌スプライン24Aとなっている。ハブ部材24には、外周面から中心に向け半径方向に延びる雌ねじ孔24Bが、例えば周方向の3箇所に等間隔で形成されている。さらに、ハブ部材24には、各雌ねじ孔24Bと異なる位置に例えば軸方向に並んで2個の固定用雌ねじ孔24Cが設けられ、該各固定用雌ねじ孔24Cには、固定ねじ25が螺着されている。ハブ部材24は、雌スプライン24Aに回転軸21のスプライン21Aを噛み合わせた状態で、2本の固定ねじ25を固定用雌ねじ孔24Cに螺着することにより、油圧ポンプ18の回転軸21に固定して取付けられている。
26はハブ部材24を取囲んで配置された厚肉な円筒状の弾性体で、この弾性体26は、例えば弾性を有する樹脂材料、ゴム材料を用いて形成されている。弾性体26の中央には、ハブ部材24が収容されるハブ収容部26Aが形成され、該ハブ収容部26Aの周囲には、3個の第1係合溝部26Bと3個の第2係合溝部26Cとが周方向に間隔をもって交互に配置されている。
27はエンジン8の出力軸12(フライホイール13)に取付けられた3個のエンジン側ブロックである。この3個のエンジン側ブロック27は、扇状のブロック体として形成され、軸方向に延びるボルト挿通孔27Aを有している。各エンジン側ブロック27は、ボルト挿通孔27Aに挿通したボルト28をフライホイール13の各雌ねじ穴13Aに螺着することにより、エンジン8の出力軸12側に取付けることができる。そして、フライホイール13に取付けられた3個のエンジン側ブロック27は、油圧ポンプ18をエンジン8側に取付けたときに、回転軸21と一緒に空間部16に挿入される弾性体26の第1係合溝部26Bに嵌合状態で収容される。
29はハブ部材24の外周側に径方向の外側に突出した状態で取付けられた3個のポンプ側ブロックである。この3個のポンプ側ブロック29は、扇状のブロック体として形成され、径方向に延びるボルト挿通孔29Aを有している。各ポンプ側ブロック29は、ボルト挿通孔29Aに挿通したボルト30をハブ部材24の雌ねじ孔24Bに螺着することにより、該ハブ部材24の外周面に一体的に取付けられている。さらに、ポンプ側ブロック29は、ハブ部材24の外周側に弾性体26を取付けた状態では、各エンジン側ブロック27と異なる位置、即ち、該弾性体26の各第2係合溝部26Cに嵌合するように収容されている。
ここで、ハブ部材24に取付けられた各ポンプ側ブロック29は、油圧ポンプ18をエンジン8側から取外すときに、ポンプ取付カバー14の開口部14Dを通過する外径寸法の最も大きな部材であり、その外径寸法D2は、カップリング23全体の外径寸法となっている。そして、外径寸法D2は、開口部14Dの内径寸法d1よりも小さな寸法となっている。一方で、各ポンプ側ブロック29の外径寸法D2は、油圧ポンプ18のケーシング19に形成された突出部19Dの外径寸法D1よりも大きな寸法となっている(D1<D2<d1)。
このように構成されたカップリング23は、エンジン8のフライホイール13に取付けられた各エンジン側ブロック27と、油圧モータ18の回転軸21にハブ部材24を介して取付けられた各ポンプ側ブロック29とを弾性体26を挟んで周方向に対向させる。これにより、カップリング23は、エンジン8の出力軸12から油圧モータ18の回転軸21に伝わる衝撃を弾性体26によって緩和すると共に、エンジン8の出力軸12と油圧モータ18の回転軸21との組付け誤差を吸収することができる。
31は油圧ポンプ18のケーシング19を構成する突出部19Dの外周側に設けられたスペーサである。このスペーサ31は、油圧ポンプ18をポンプ取付カバー14に取付けた状態で、ポンプ取付カバー14の開口部14Dと油圧ポンプ18のケーシング19の突出部19Dとの間に設けられるものである。図15、図16に示すように、スペーサ31は、円環状体として形成され、その内周面31Aは、油圧ポンプ18のケーシング19に設けられた突出部19Dの外周に嵌合することができる。一方、スペーサ31の外周面31Bは、ポンプ取付カバー14の開口部14Dの内周に嵌合することができる。
スペーサ31の外周面31B側には、ケーシング19の取付面19Cと当接する当接面31C側を拡径することにより鍔部31Dが形成されている。この鍔部31Dは、油圧ポンプ18をポンプ取付カバー14に取付けたときに、該ポンプ取付カバー14の開口部14Dに形成された段差部14D1に嵌合するものである。これにより、鍔部31Dは、開口部14Dの段差部14D1と共に、開口部14Dとスペーサ31との間で、該開口部14Dに対してスペーサ31を軸方向に位置決めする位置決め部を構成している。
図6に示すように、スペーサ31は、その内周面31Aを油圧ポンプ18のケーシング19に設けられた突出部19Dの外周に嵌合することにより、回転軸21と同一軸線上に配置することができる。この状態で、図5に示すように、油圧ポンプ18をポンプ取付カバー14に取付けると、スペーサ31は、その外周面31Bをポンプ取付カバー14の開口部14Dの内周に嵌合することができる。これにより、スペーサ31は、エンジン8の出力軸12と同一軸線上に配置された開口部14Dの中心部に油圧ポンプ18を配置することができ、出力軸12と回転軸21とを同一軸線上に配置することができる。このときに、スペーサ31の当接面31Cとポンプ取付カバー14のポンプ受面14Bと油圧ポンプ18のケーシング19の取付面19Cとは、同一平面をもって接続することができる。
さらに、スペーサ31は、油圧ポンプ18をポンプ取付カバー14に取付けたときに、外周側の鍔部31Dが開口部14Dの段差部14D1に嵌合することにより、開口部14Dに対して軸方向に位置決めすることができる。この鍔部31Dと段差部14D1との位置決めによってスペーサ31を抜止めすることができる。
本実施の形態による油圧ショベル1は上述の如き構成を有するもので、次に、この油圧ショベル1の動作について説明する。
まず、オペレータは、キャブ6に搭乗して運転席に着座する。この状態で走行用の操作レバーを操作することにより、下部走行体2を駆動して油圧ショベル1を前進または後退させることができる。一方、運転席に着座したオペレータは、作業用の操作レバーを操作することにより、作業装置4を俯仰動させて土砂の掘削作業等を行うことができる。
かくして、本実施の形態によれば、エンジン8に設けられたポンプ取付カバー14には、そのポンプ受面14Bに位置して油圧ポンプ18の回転軸21が挿通され、カップリング23の外径寸法D2よりも大きな内径寸法d1を有する円形の開口部14Dを設ける構成としている。従って、ポンプ取付カバー14の開口部14Dには、カップリング23を通すことができるから、エンジン8から油圧ポンプ18を取外す場合には、ポンプ取付カバー14を取外すことなく、油圧ポンプ18とカップリング23のハブ部材24、各ポンプ側ブロック29等を取外すことができる。
一方、油圧ポンプ18のケーシング19には、ポンプ取付カバー14のポンプ受面14Bに取付けられる取付面19Cからカップリング23の外径寸法D2よりも小さな外径寸法D1をもって突出された円形の突出部19Dを設けている。この上で、外周面31B側がポンプ取付カバー14の開口部14Dに嵌合され、内周面31A側が油圧ポンプ18のケーシング19の突出部19Dに嵌合される円環状のスペーサ31を設けている。
従って、ポンプ取付カバー14の開口部14Dが油圧ポンプ18のケーシング19に設けた突出部19Dよりも大きく、両者間に隙間が形成されている場合でも、スペーサ31は、開口部14Dと突出部19Dとの間の隙間を埋めることができる。
この結果、油圧ポンプ18は、ポンプ取付カバー14を取外すことなく、このポンプ取付カバー14から簡単に取外すことができる上に、出力軸12と同一軸線上に位置するように油圧ポンプ18を正確な位置に取付けることができる。これにより、油圧ポンプ18をエンジン8に対して取付け、取外しするときの作業性を向上することができる。
ポンプ取付カバー14の開口部14Dには段差部14D1を設け、スペーサ31の外周面31Bには、油圧ポンプ18をポンプ取付カバー14に取付けたときに、段差部14D1に嵌合する鍔部31Dを設けている。これにより、スペーサ31を開口部14Dに挿嵌したときに、該スペーサ31を開口部14Dの軸方向に位置決めすることができ、開口部14D内にスペーサ31を抜止め状態で配置することができる。
一方、油圧ポンプ18をポンプ取付カバー14に取付けた状態では、ポンプ取付カバー14のポンプ受面14Bと油圧ポンプ18のケーシング19の取付面19Cとスペーサ31の当接面31Cとを、同一平面をもって接続することができる。
さらに、油圧ポンプ18の回転軸21には、カップリング23を構成する各部品のうち、ハブ部材24とポンプ側ブロック29とが取付けられている。これにより、ポンプ取付カバー14の開口部14Dを通過する最も大径な部材はポンプ側ブロック29となるから、このポンプ側ブロック29による外径寸法D2よりも開口部14Dを大きな内径寸法d1に形成することにより、油圧ポンプ18をエンジン8から簡単に取外すことができる。一方、油圧ポンプ18の突出部19Dの外径寸法D1をポンプ側ブロック29の外径寸法D2よりも小さな寸法に形成している。これにより、突出部19Dの外径寸法D1とほぼ同等の内径寸法をもったスペーサ31は、ケーシング19の取付面19Cとポンプ側ブロック29との間に抜けないように取付けておくことができる。
なお、実施の形態では、ポンプ取付カバー14の開口部14Dには段差部14D1を設け、スペーサ31の外周面31Bには該外周面31Bを拡径して鍔部31Dを設け、油圧ポンプ18をポンプ取付カバー14に取付けたときに、段差部14D1に鍔部31Dを嵌合させる構成とした場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば、図17に示す変形例のように構成してもよい。即ち、ポンプ取付カバー41を、フランジ部41A、ポンプ受面41B、雌ねじ孔41C、開口部41D等によって構成し、前記開口部41Dには、カップリング23側に位置して位置決め部をなす内鍔状の縮径部41D1を設ける構成としている。一方で、スペーサ42を、鍔部が省略された断面長方形状の円環状体としている。これにより、油圧ポンプ18をポンプ取付カバー41に取付けたときに、スペーサ42の外周側を縮径部41D1に当接させることにより、該スペーサ42を軸方向に位置決めする構成としてもよい。
実施の形態では、カップリング23には、それぞれ3個のエンジン側ブロック27、ポンプ側ブロック29を設けた場合を例示している。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えばエンジン側ブロック27、ポンプ側ブロック29を1個、2個または4個以上設ける構成としてもよい。この場合には、フライホイール13の雌ねじ穴13A、ハブ部材24の雌ねじ孔24B、弾性体26の各係合溝部26B,26C等の個数をブロックに対応させる構成とすればよい。
一方、実施の形態では、エンジン8のポンプ取付カバー14に、3機のポンプ機構20を軸方向に直列に連結した3段式の油圧ポンプ18を取付けた場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば、油圧ポンプ18を、1段式または直列2段式の油圧ポンプとして構成してもよい。しかも、ポンプ機構が並列に配置された並列式の油圧ポンプを取付ける構成としてもよい。
さらに、実施の形態では、建設機械として7トン以下の小型の油圧ショベル1を例に挙げたが、本発明はこれに限らず、例えば7トンを越える中型、大型の油圧ショベル、ホイールローダ、油圧クレーン等のエンジンと油圧ポンプを搭載した建設機械にも広く適用することができる。さらにまた、エンジンと電動モータとを搭載したハイブリッド式の建設機械にも適用することができる。
1 油圧ショベル(建設機械)
2 下部走行体(車体)
3 上部旋回体(車体)
5 旋回フレーム
8 エンジン
12 出力軸
13 フライホイール
14,41 ポンプ取付カバー
14A,41A フランジ部
14B,41B ポンプ受面
14C,41C 雌ねじ孔
14D,41D 開口部
14D1 段差部(位置決め部)
16 空間部
18 油圧ポンプ
19 ケーシング
19C 取付面
19D 突出部
20 第1のポンプ機構
21 回転軸
23 カップリング
24 ハブ部材
26 弾性体
27 エンジン側ブロック
29 ポンプ側ブロック
31,42 スペーサ
31A 内周面
31B 外周面
31C 当接面
31D 鍔部(位置決め部)
41D1 縮径部(位置決め部)
d1 ポンプ取付カバーの開口部の内径寸法
D1 ケーシングの突出部の外径寸法
D2 カップリングの各ポンプ側ブロックによる外径寸法

Claims (4)

  1. 自走可能な車体と、該車体に搭載され動力を出力する出力軸を備えたエンジンと、前記出力軸を取囲むように該エンジンに設けられた筒体からなり該筒体の開口端がポンプ受面となったポンプ取付カバーと、内部にポンプ機構を収容したケーシングが該ポンプ取付カバーのポンプ受面に取付けられると共に該ケーシングから前記エンジンの出力軸に対向して回転軸が突出した油圧ポンプと、前記エンジンと前記ポンプ取付カバーとの間の空間部に設けられ前記エンジンの出力軸と前記油圧ポンプの回転軸とを連結するカップリングとを備えてなる建設機械において、
    前記ポンプ取付カバーのポンプ受面には、前記油圧ポンプの回転軸が挿通され前記カップリングの外径寸法よりも大きな内径寸法を有する円形の開口部を設け、
    前記油圧ポンプのケーシングには、前記ポンプ受面に取付けられる取付面から前記カップリングの外径寸法よりも小さな外径寸法をもって突出された円形の突出部を設け、
    前記ポンプ取付カバーの開口部と前記油圧ポンプの突出部との間には、外周側が前記ポンプ取付カバーの開口部に嵌合され、内周側が前記突出部に嵌合される円環状のスペーサを設ける構成としたことを特徴とする建設機械。
  2. 前記ポンプ取付カバーの開口部と前記スペーサとの間には、前記開口部に対して前記スペーサを軸方向に位置決めする位置決め部を設ける構成としてなる請求項1に記載の建設機械。
  3. 前記ポンプ取付カバーのポンプ受面と前記油圧ポンプのケーシングの取付面と前記スペーサとは、同一平面をもって接続する構成としてなる請求項1または2に記載の建設機械。
  4. 前記カップリングは、前記油圧ポンプの回転軸に固定して取付けられた筒状のハブ部材と、該ハブ部材を取囲んで配置され周方向に間隔をもって係合溝部が形成された筒状の弾性体と、前記エンジンの出力軸に取付けられ該弾性体の係合溝部に収容されたエンジン側ブロックと、前記ハブ部材の外周側に径方向の外側に突出した状態で取付けられ該エンジン側ブロックと異なる位置で前記弾性体の係合溝部に収容されたポンプ側ブロックとにより構成し、
    前記ポンプ取付カバーの開口部は、前記ポンプ側ブロックの外径寸法よりも大きな内径寸法に形成し、
    前記油圧ポンプの突出部は、前記ポンプ側ブロックの外径寸法よりも小さな外径寸法に形成する構成としてなる請求項1,2または3に記載の建設機械。
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