JP5545809B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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本発明は、半導体装置の製造方法に関し、特に、メモリとトランジスタとキャパシタとを同一の基板に混載した半導体装置の製造方法に関する。
特許文献1には、メモリとトランジスタとを同一の基板に備える半導体装置の製造方法が開示されている。具体的には、メモリの浮遊ゲート電極を第1のポリシリコン膜(即ち、Poly1)で形成し、次に、メモリのIPO(Inter Poly Oxide)膜とトランジスタのゲート酸化膜とを熱酸化で同時に形成し、その後、メモリの制御ゲート電極及びトランジスタのゲート電極を第2のポリシリコン膜(即ち、Poly2)で形成する、ことが開示されている。
US6451652 B1号公報
ところで、特許文献1に開示された製造方法を応用して、メモリとトランジスタとキャパシタとを同一の基板に形成する場合は、キャパシタの下部電極をPoly1で形成し、キャパシタの容量絶縁膜と、メモリのゲート間絶縁膜(IPO膜に相当)と、トランジスタのゲート酸化膜とを熱酸化で同時に形成する方法が考えられる。これにより、工程数の増加を抑えつつ、同一の基板にキャパシタを混載することができる。
しかしながら、この方法では、Poly1を熱酸化することによってキャパシタの容量絶縁膜を形成することになる。ここで、Poly1は浮遊ゲートとして使用するため、リン等の不純物を高濃度に含ませる必要がある。また、トランジスタのゲート酸化膜は、ゲート酸化膜の信頼性向上の観点から熱酸化の中でも、特にウェット酸化により形成することが一般的である。不純物を高濃度に含むポリシリコン膜をウェット酸化すると増速酸化が進む。従って、このような方法では容量絶縁膜は厚膜に形成され易く、キャパシタの大容量化を実現することは難しいという課題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、メモリとトランジスタとに加えて、大容量のキャパシタを同一の基板に混載できるようにした半導体装置の製造方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る半導体装置の製造方法は、メモリと、トランジスタと、キャパシタとを同一の基板に備える半導体装置の製造方法であって、前記基板に熱酸化を施して、前記メモリのトンネル酸化膜と前記トランジスタのゲート酸化膜とを同時に形成する工程と、前記基板上に第1半導体膜を形成して、前記トンネル酸化膜と前記ゲート酸化膜とを覆う工程と、前記第1半導体膜にパターニングを施して、前記トランジスタが形成される領域と前記キャパシタが形成される領域とに前記第1半導体膜を残して、前記メモリの浮遊ゲート電極を形成する工程と、前記第1半導体膜に熱処理を施して、前記メモリのゲート間絶縁膜と前記キャパシタの容量絶縁膜とを同時に形成する工程と、前記第1半導体膜上に第2半導体膜を形成して、前記ゲート間絶縁膜と前記容量絶縁膜とを覆う工程と、前記第2半導体膜にパターニングを施して、前記メモリの制御ゲート電極と、前記キャパシタの上部電極とを同時に形成する工程と、前記第1半導体膜にパターニングを施して、前記トランジスタのゲート電極と、前記キャパシタの下部電極とを同時に形成する工程と、を備えることを特徴とする。
ここで、「メモリ」は、例えば、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、又は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)などの不揮発性メモリである。この種のメモリでは、ドレイン近傍で高エネルギー状態となった電子(即ち、ホットエレクトロン)を浮遊ゲートに注入したり、基板と制御電極の間の電圧差を利用したFNトンネリング現象を利用し、電子を浮遊ゲートに注入し、データの書き込みが行われる。また、「トランジスタ」は、例えばMOS(Metal Oxide Semiconductor)構造のトランジスタである。さらに、「基板」は、例えば単結晶のシリコン(Si)基板、又は、シリコン基板上に絶縁膜と単結晶のシリコン層とが積層されたSOI(Silicon On Insulator)基板である。また、「第1半導体膜」「第2半導体膜」は例えばポリシリコン膜(Poly−Si)である。さらに、「パターニング」とは、被パターニング膜を部分的に除去することにより、被パターニング膜を任意の形に成形する処理のことである。被パターニング膜を部分的に除去する方法としては、例えば、フォトリソグラフィー技術とエッチング技術とを組み合わせた方法がある。
このような方法であれば、トランジスタのゲート酸化膜を形成した後でキャパシタの容量絶縁膜を形成するため、容量絶縁膜の形成条件をゲート酸化膜の形成条件と異なるものとすることができる。また、ゲート酸化膜形成時に第1半導体膜は未形成のため、ゲート酸化膜の形成過程で第1半導体膜が酸化(例えば、ウェット酸化)されることを防ぐことができる。これにより、第1半導体膜の増速酸化を抑え、容量絶縁膜の意図しない厚膜化を回避することができる。よって、メモリとトランジスタと大容量のキャパシタとを同一の基板に混載した半導体装置を提供することができる。
また、上記の方法では、キャパシタの下部電極はトランジスタのゲート電極と同時に形成し、キャパシタの容量絶縁膜はメモリのゲート間絶縁膜と同時に形成し、キャパシタの上部電極はメモリの制御ゲート電極と同時に形成する。このように、キャパシタの形成工程を、メモリ又はトランジスタの形成工程と兼用化しているので、工程数の増加を抑えつつ、大容量のキャパシタを形成することが可能である。
さらに、上記の方法では、第2半導体膜にパターニングを施す前に、第1半導体膜にパターニングを施して浮遊ゲート電極を形成している。このため、浮遊ゲート電極の上面と側面とにゲート間絶縁膜を介して第2半導体膜を形成することができ、浮遊ゲート電極の上面及び側面を覆うように制御ゲート電極を形成することができる。浮遊ゲート電極の上面だけでなく側面にもゲート間絶縁膜を形成することができるため、上面側にのみゲート間絶縁膜と制御ゲート電極とを形成する場合と比べて、メモリの容量を増加させることができる。
また、上記の半導体装置の製造方法において、前記ゲート間絶縁膜と前記容量絶縁膜はそれぞれ、第1絶縁膜上に第2絶縁膜が形成された積層構造の絶縁膜であり、前記ゲート間絶縁膜と前記容量絶縁膜とを同時に形成する工程は、前記第1半導体膜に熱酸化を施して前記第1絶縁膜を形成する工程と、化学気相成長法により前記第1絶縁膜上に前記第2絶縁膜を形成する工程と、を含むことを特徴としてもよい。ここで、化学気相成長法(即ち、CVD(Chemical Vapor Deposition)法)により形成される「第2絶縁膜」は、例えばHLD(High temperature Low pressure Dielectric)膜である。このような方法であれば、第1半導体膜の酸化量(即ち、酸化に供される厚さ)を小さくすることができる。
また、上記の半導体装置の製造方法において、前記トンネル酸化膜と前記ゲート酸化膜とを同時に形成する工程では、前記基板にウェット酸化を施すことを特徴としてもよい。ここで、「ウェット酸化」とは、水(H2O)を用いて半導体を熱酸化する方法のことである。具体的には、酸素(O2)等のガスを純水バブラー等に通して湿らせ、この湿らせたガスを炉内に導入して半導体を熱酸化する方法や、炉外で水素(H2)を燃焼させることにより純水を作成し、この作成した純水を酸素等のガスと共に炉内に導入して半導体を熱酸化する方法(即ち、パイロジェニック酸化)などが挙げられる。このような方法であれば、ドライ酸化(即ち、水を用いないで、酸素等の乾燥したガスのみを用いて半導体を熱酸化する方法)と比べて、酸化速度が高いため、熱酸化の処理時間を短くすることができる。
簡便なプロセスにより、メモリとトランジスタと大容量のキャパシタとを同一の基板に混載した半導体装置を製造することができる。また、浮遊ゲート電極の上面だけでなく側面にもゲート間絶縁膜を形成することができるため、メモリの容量を増加させることができる。
本発明の実施形態に係る半導体装置100の製造方法を示す図(その1)。 半導体装置100の製造方法を示す図(その2)。 半導体装置100の製造方法を示す図(その3)。 半導体装置100の製造方法を示す図(その4)。 半導体装置100の製造方法を示す図(その5)。 半導体装置100の製造方法を示す図(その6)。 半導体装置100の製造方法を示す図(その7)。 半導体装置100の製造方法を示す図(その8)。 半導体装置100の製造方法を示す図(その9)。 半導体装置100の製造方法を示す図(その10)。 半導体装置100の製造方法を示す図(その11)。 半導体装置100の製造方法を示す図(その12)。 半導体装置100の製造方法を示す図(その13)。 ゲート間絶縁膜27及び容量絶縁膜29の積層構造を示す図。 本発明の比較例に係る半導体装置200の製造方法を示す図(その1)。 半導体装置200の製造方法を示す図(その2)。 半導体装置200の製造方法を示す図(その3)。 半導体装置200の製造方法を示す図(その4)。 半導体装置200の製造方法を示す図(その5)。 半導体装置200の製造方法を示す図(その6)。 半導体装置200の製造方法を示す図(その7)。 半導体装置200の製造方法を示す図(その8)。 半導体装置200の製造方法を示す図(その9)。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する各図において、同一の構成を有する部分には同一の符号を付し、その重複する説明は省略する。
(1)実施形態
図1〜図13は、本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す工程図である。
図1において、まず始めに、単結晶のシリコン(Si)基板1であってメモリが形成される領域(即ち、メモリ領域)に例えば、高耐圧のN型ウェル拡散層(即ち、HV−NWELL)3を形成する。このN型ウェル拡散層3の形成は、例えば、フォトリソグラフィー技術とイオン注入技術を用いて、メモリ領域にのみ選択的にN型不純物(例えば、リン等)を注入し、その後、このN型不純物が注入されたSi基板1に熱処理を施してN型不純物をSi基板1中に拡散させることにより形成する。なお、このN型不純物の拡散は、後の工程でSi基板1に加えられる熱を用いてもよく、例えば、次に説明する素子分離膜5を形成する際の熱酸化の熱を利用してもよい。
次に、メモリ領域と、MOSトランジスタが形成される領域(即ち、トランジスタ領域)との間を電気的に分離すると共に、キャパシタが形成される領域(即ち、キャパシタ領域)を覆う素子分離膜5をSi基板1に形成する。この素子分離膜5は例えばLOCOS法により形成する。具体的には、Si基板1上に例えば180Åの熱酸化膜(SiO2膜)7を形成し、その上に例えば2000Åのシリコン窒化膜(Si34膜)9を堆積させる。次に、フォトリソグラフィー技術を用いて、素子分離膜5が形成される領域を開口し、他の領域を覆うレジストパターン(図示せず)をシリコン窒化膜9上に形成する。そして、このレジストパターンをマスクにシリコン窒化膜9をエッチングする。これにより、シリコン窒化膜9はその上にあるレジストパターンとほぼ同じ形状にパターニングされる。シリコン窒化膜9がパターニングされた後でレジストパターンを除去する。そして、シリコン窒化膜9をマスクにSi基板1に例えば1000℃の熱酸化を施す。これにより、素子分離膜5として、例えば3300Åの熱酸化膜(SiO2膜)を形成する。
次に、図2に示すように、例えばフォトリソグラフィー技術とイオン注入技術を用いて、トランジスタ領域にN型ウェル拡散層(即ち、NWELL)11を形成すると共に、キャパシタ領域にP型ウェル拡散層(即ち、PWELL)13を形成する。
具体的には、Si基板1に熱酸化を施して、素子分離膜5が形成されていない領域上に例えば300Åの犠牲酸化膜(SiO2膜)15を形成する。次に、トランジスタ領域を開口し、他の領域を覆うレジストパターン(図示せず)をSi基板1上に形成し、このレジストパターンをマスクにN型不純物(例えば、リン等)をイオン注入する。イオン注入後に、レジストパターンを除去する。また、このようなN型不純物の導入と前後して、キャパシタ領域を開口し、他の領域を覆うレジストパターン(図示せず)をSi基板1上に形成し、このレジストパターンをマスクにP型不純物(例えば、ボロン等)をイオン注入する。イオン注入後に、レジストパターンを除去する。そして、このN型不純物及びP型不純物が注入されたSi基板1に熱処理を施して、N型不純物及びP型不純をそれぞれSi基板1中に拡散させる。これにより、N型ウェル拡散層11とP型ウェル拡散層13とを形成する。
次に、Si基板1上から犠牲酸化膜15を除去する。犠牲酸化膜15の除去は、例えばフッ酸(HF)を含むエッチング液を用いて犠牲酸化膜15をウェットエッチングすることにより行う。
次に、図3に示すように、Si基板1に熱酸化を施して、メモリ領域にトンネル酸化膜(SiO2膜)17を形成すると同時に、トランジスタ領域にゲート酸化膜(SiO2膜)19を形成する。これらトンネル酸化膜17とゲート酸化膜19のそれぞれの厚さは例えば65Åであり、その形成は例えばウェット酸化で行う。このように、トンネル酸化膜17とゲート酸化膜19の形成をウェット酸化で行うことにより、その形成をドライ酸化で行う場合と比べて、Si基板1の増速酸化を促す(即ち、酸化速度を高める)ことができ、熱酸化の処理時間を短くすることができる。
次に、図4に示すように、トンネル酸化膜17及びゲート酸化膜19が形成されたSi基板1上に、第1のポリシリコン膜(即ち、Poly1)21を形成する。この第1のポリシリコン膜21の厚さは例えば3500Åであり、その形成は例えばCVD法で行う。
なお、この例では、第1のポリシリコン膜21へのN型不純物又はP型不純物の導入は、その成膜後に例えばイオン注入技術を用いて行う。例えば、成膜後の第1のポリシリコン膜21に高濃度のN型不純物(例えば、リン等)をイオン注入する。イオン注入によるN型不純物の導入量(即ち、ドーズ量)は、例えば5E15/cm2である。これにより、第1のポリシリコン膜21に所望の導電性を持たせる。第1のポリシリコン膜21に対する不純物の導入を、その成膜過程(即ち、in−situ)で行うのではなく、成膜後に行うことにより、第1のポリシリコン膜21の不純物濃度を制御し、後の第1のポリシリコン膜の増速酸化を抑制する、という効果を奏することができる。
次に、図5に示すように、フォトリソグラフィー技術を用いて、メモリ領域のうちの浮遊ゲート電極が形成される領域と、トランジスタ領域と、キャパシタ領域とを覆い、その他の領域を開口するレジストパターン23を第1のポリシリコン膜21上に形成する。そして、このレジストパターン23をマスクに第1のポリシリコン膜21をドライエッチングする。これにより、第1のポリシリコン膜21はレジストパターン23とほぼ同じ形状にパターニングされ、図6に示すように、メモリ領域のSi基板1上にトンネル酸化膜17を介して浮遊ゲート電極25が形成される。また、トランジスタ領域とキャパシタ領域とに第1のポリシリコン膜21が残される。このように第1のポリシリコン膜21をパターニングした後は、浮遊ゲート電極25上及び第1のポリシリコン膜21上からレジストパターンを除去する。
次に、図7に示すように、浮遊ゲート電極25の上面及び側面にゲート間絶縁膜27を形成すると同時に、第1のポリシリコン膜21上に容量絶縁膜29を形成する。即ち、IPO膜を形成する。
この様に、第1のポリシリコン膜21からメモリの浮遊ゲート電極25をフォトリソグラフィ技術で形成した後、その上と両サイドに新たな絶縁膜を形成することでメモリの容量を増加させる効果がある。
ここでは、N型不純物が高濃度に導入された第1のポリシリコン膜21に熱酸化を施して、例えば100Åの酸化膜(SiO2膜)を形成する。次に、CVD法により、Si基板1の上方全面に例えば100ÅのHLD膜(SiO2膜)を堆積する。
これにより、例えば図14(a)及び(b)に示すように、ゲート間絶縁膜27と容量絶縁膜29とをそれぞれ積層構造に形成される。図14(a)に示すように、ゲート間絶縁膜27の下層部は酸化膜27aであり、その上層部はHLD膜27bである。また、図14(b)に示すように、容量絶縁膜29の下層部は酸化膜29aであり、その上層部はHLD膜29bである。酸化膜27a、29aは熱酸化により同時に形成された膜であり、HLD膜27b及び29bはCVD法により同時に形成された膜である。
なお、酸化膜27a、29aを形成するための熱酸化はウェット酸化又はドライ酸化のどちらで行ってもよい(但し、増速酸化の抑制という観点からいえば、上記の熱酸化はウェット酸化よりもドライ酸化のほうがより好ましい。)。どちらを採用した場合でも、熱酸化とCVD法とを組み合わせた方法でゲート間絶縁膜27及び容量絶縁膜29を形成することにより、第1のポリシリコン膜21の酸化量(即ち、酸化に供される厚さ)を小さくすることができる。
次に、図8に示すように、ゲート間絶縁膜27及び容量絶縁膜29が形成されたSi基板1上に第2のポリシリコン膜(即ち、Poly2)31を形成する。この第2のポリシリコン膜31の厚さは例えば3500Åであり、その形成は例えばCVD法で行う。また、この例では、第2のポリシリコン膜31に対してin−situでの不純物の導入は行わない。この後、イオン注入で、N型の不純物を導入し、第2のポリシリコン膜に導電性を持たせる。
次に、図9に示すように、フォトリソグラフィー技術を用いて、メモリ領域のうちの制御ゲート電極が形成される領域と、キャパシタ領域のうちの上部電極が形成される領域を覆い、その他の領域を開口するレジストパターン33を第2のポリシリコン膜31上に形成する。そして、このレジストパターン33をマスクに第2のポリシリコン膜31をドライエッチングする。これにより、第2のポリシリコン膜31はレジストパターン33とほぼ同じ形状にパターニングされ、図10に示すように、メモリ領域の浮遊ゲート電極25上にゲート間絶縁膜27を介して制御ゲート電極35が形成されると同時に、キャパシタ領域の第1のポリシリコン膜21上に容量絶縁膜29を介して上部電極37が形成される。制御ゲート電極35と上部電極37とが形成された後で、レジストパターンを除去する。
次に、図11に示すように、フォトリソグラフィー技術を用いて、メモリ領域と、キャパシタ領域に形成された上部電極37の上面及び側面と、トランジスタ領域のうちのゲート電極が形成される領域とを覆い、その他の領域を開口するレジストパターン39をSi基板1上に形成する。そして、このレジストパターン39をマスクに容量絶縁膜29と第1のポリシリコン膜21とを順次ドライエッチングする。これにより、第1のポリシリコン膜21はレジストパターン39とほぼ同じ形状にパターニングされ、図12に示すように、トランジスタ領域のSi基板1上にゲート酸化膜19を介してゲート電極41が形成されると同時に、キャパシタ領域の素子分離膜5上に下部電極43が形成される。ゲート電極41と下部電極43とが形成された後で、レジストパターンを除去する。
次に、制御ゲート電極35とゲート電極41をマスクにP型不純物(例えば、ボロン等)をイオン注入する。これにより、図13に示すように、制御ゲート電極35の両側下のSi基板1にP型のソース45、ドレイン47が形成されると同時に、ゲート電極41の両側下のSi基板1にP型のソース49、ドレイン51が形成される。また、このイオン注入によって、制御ゲート電極35とゲート電極41及び上部電極37にもP型不純物が導入されるので、制御ゲート電極35とゲート電極41及び上部電極37にそれぞれ導電性を持たせることができる。なお、上記のメモリ領域のソース45、ドレイン47と、トランジスタ領域のソース49、ドレイン51は、LDD(Lightly Doped Drain)構造やDDD(Double Diffused Drain)構造とすることも可能である。
次に、Si基板1の上方全面に層間絶縁膜(図示せず)を堆積する。層間絶縁膜は例えばシリコン酸化膜(SiO2膜)であり、その形成はCVD法により行う。次に、フォトリソグラフィー技術及びエッチング技術を用いて、メモリ領域のソース45、ドレイン47上と制御ゲート電極35上、トランジスタのソース49、ドレイン51上とゲート電極41上、キャパシタ領域の上部電極37上、にそれぞれコンタクトホール(図示せず)を形成する。そして、このコンタクトホールを埋め込むように層間絶縁膜上にメタル膜(図示せず)を形成する。メタル膜は、例えばアルミニウム(Al)若しくはAlを含む合金膜、又は、タングステン(W)若しくはチタン(Ti)等の高融点金属膜であり、その形成は例えばスパッタリング法又はCVD法を用いて行う。
次に、フォトリソグラフィー技術及びエッチング技術を用いて、このメタル膜にパターンニングを施して、メモリ、トランジスタ、キャパシタ等に接続する配線(図示せず)を形成する。その後、シンター等の水素処理を施したり、層間絶縁膜上にパッシベーション膜を形成したりして、メモリ10と、トランジスタ20と、キャパシタ30とを同一のSi基板1に混載した半導体装置100が完成する。
このように、本発明の実施形態によれば、ゲート酸化膜19を形成した後で容量絶縁膜29を形成するため、容量絶縁膜29の形成条件をゲート酸化膜19の形成条件と異なるものとすることができる。また、ゲート酸化膜19形成時に第1のポリシリコン膜21は未形成のため、ゲート酸化膜19の形成過程で第1のポリシリコン膜21がウェット酸化されることを防ぐことができる。これにより、特許文献1に開示された方法を応用する場合や、後述の比較例等と比べて、第1のポリシリコン膜21の増速酸化を抑え、容量絶縁膜29の意図しない厚膜化を回避することができる。よって、メモリ10とトランジスタ20と大容量のキャパシタ30とを同一のSi基板1に混載した半導体装置100を提供することができる。
また、上記の方法では、キャパシタ30の下部電極はゲート電極41と同時に形成し、キャパシタ30の容量絶縁膜29はメモリ10のゲート間絶縁膜27と同時に形成し、キャパシタ30の上部電極37はメモリ10の制御ゲート電極35とそれぞれ同時に形成する。このように、キャパシタ30の形成工程を、メモリ10又はトランジスタ20の形成工程と兼用化しているので、工程数の増加を抑えつつ、大容量のキャパシタ30を形成することが可能である。
さらに、上記の方法では、第2のポリシリコン膜31を形成する前に、第1のポリシリコン膜21にパターニングを施して浮遊ゲート電極25を形成している。このため、浮遊ゲート電極25の上面と側面とにゲート間絶縁膜27を介して第2のポリシリコン膜31を形成することができ、制御ゲート電極35を浮遊ゲート電極25の上面及び側面を覆うように形成することができる。
この実施形態では、Si基板1が本発明の「基板」に対応し、第1のポリシリコン膜21が本発明の「第1半導体膜」に対応し、第2のポリシリコン膜31が本発明の「第2半導体膜」に対応している。また、酸化膜27a、29aが本発明の「第1絶縁膜」に対応し、HLD膜27b、29bが本発明の「第2絶縁膜」に対応している。
なお、上記の実施形態では、ゲート間絶縁膜27及び容量絶縁膜29をそれぞれ熱酸化とCVD法とを組み合わせて積層構造に形成する場合について説明した。しかしながら、本発明はこれに限られることはない。例えば、ゲート間絶縁膜27及び容量絶縁膜29をドライ酸化のみで単層構造に形成してもよい。このような方法であっても、ゲート間絶縁膜27及び容量絶縁膜29をウェット酸化のみで形成する場合と比べて、ポリシリコン膜の増速酸化を抑えることができ、容量絶縁膜29の厚膜化を回避することができる。
また、上記の実施形態では、メモリ領域にN型ウェル拡散層3を形成し、トランジスタ領域にN型ウェル拡散層11を形成し、メモリ領域にP型ウェル拡散層13を形成する場合について説明した。さらに、N型ウェル拡散層3にP型のソース45、ドレイン47を形成し、N型ウェル拡散層11にP型のソース49、ドレイン51を形成する場合について説明した。しかしながら、本発明において、上記の実施形態で示したN型、P型はそれぞれ逆の導電型であってもよい。即ち、メモリ領域のウェル拡散層3と、トランジスタ領域のウェル拡散層11はそれぞれP型であってもよく、キャパシタ領域のウェル拡散層13はN型であってもよい。また、メモリ領域のソース45、ドレイン47と、トランジスタ領域のソース49、ドレイン51はそれぞれN型であってもよい。このような場合であっても、上記の実施形態と同様の効果を奏することができる。
さらに、上記の実施形態では、本発明の「基板」としてSi基板1を用いる場合について説明したが、本発明はこれに限られることはない。本発明の「基板」には例えばSOI基板を用いてもよい。このような場合であっても、SOI基板のシリコン層に対してSi基板1の場合と同様の処理を施すことにより、上記の実施形態と同様の効果を奏することができる。
(2)比較例
図15〜図23は、本発明の比較例に係る半導体装置の製造方法を示す工程図である。
図15において、まず始めに、単結晶のシリコン(Si)基板101であってメモリが形成される領域(即ち、メモリ領域)に例えば、N型ウェル拡散層103を形成する。次に、メモリ領域と、MOSトランジスタが形成される領域(即ち、トランジスタ領域)との間を電気的に分離すると共に、キャパシタが形成される領域(即ち、キャパシタ領域)を覆う素子分離膜105をSi基板101に形成する。この素子分離膜105は例えばLOCOS法により形成する。
次に、図16に示すように、素子分離膜105が形成されていない領域上に犠牲酸化膜115を形成する。そして、例えばフォトリソグラフィー技術とイオン注入技術を用いて、トランジスタ領域にN型ウェル拡散層111を形成すると共に、キャパシタ領域にP型ウェル拡散層113を形成する。N型ウェル拡散層111とP型ウェル拡散層113とを形成した後で、Si基板101上から犠牲酸化膜115を除去する。
次に、図17に示すように、Si基板101に熱酸化を施して、トンネル酸化膜(SiO2膜)117を形成する。トンネル酸化膜117の厚さは例えば65Åである。そして、トンネル酸化膜117が形成されたSi基板101上に、第1のポリシリコン膜(即ち、Poly1)121を形成する。続いて、成膜後の第1のポリシリコン膜121にN型不純物を高濃度にイオン注入して導電性を持たせる。
次に、図18に示すように、第1のポリシリコン膜121にパターニングを施して、メモリの浮遊ゲート電極125とキャパシタの下部電極143とを同時に形成する。そして、図19に示すように、Si基板101に熱酸化を施して、浮遊ゲート電極125の表面にゲート間絶縁膜127を形成すると同時に、下部電極143の表面に容量絶縁膜129を形成する。ここでは、N型不純物が高濃度に導入された第1のポリシリコン膜121に熱酸化を施して、例えば100Åの酸化膜(SiO2膜)を形成する。次に、CVD法により、Si基板101の上方全面に例えば100ÅのHLD膜(SiO2膜)を堆積する。
次に、図20に示すように、フォトリソグラフィー技術及びウェットエッチング技術を用いて、トランジスタ領域のSi基板101上からSiO2膜を除去する。
次に、図21に示すように、Si基板1にウェット酸化を施して、ゲート酸化膜(SiO2膜)119を形成する。トランジスタ領域において、ゲート酸化膜119の厚さは例えば65Åである。なお、このゲート酸化膜119の形成工程では、トランジスタ領域だけでなく、メモリ領域及びキャパシタ領域もウェット酸化の雰囲気に同時に晒される。ここで、ゲート間絶縁膜127及び容量絶縁膜129は、それぞれが例えば200Å(酸化膜100Å+HLD膜100Å)と薄膜であり、また、ウェット酸化であるため、酸化種はこの薄膜中を拡散して浮遊ゲート電極と下部電極の各表面に到達し易い。このため、ゲート酸化膜119の形成過程で、浮遊ゲート電極125と下部電極143の各表面でもウェット酸化が進行し、ゲート間絶縁膜127及び容量絶縁膜129は若干ながら、厚膜化される。
なお、図21〜図23では、この厚膜化を把握し易くするために、ゲート間絶縁膜127上及び容量絶縁膜129上にもあえてゲート酸化膜119を記載した。しかしながら、実際は、これらの上にゲート酸化膜119が堆積されるわけではなく、ゲート酸化膜119の厚さを凡その最大値として、ゲート間絶縁膜127上及び容量絶縁膜129がそれぞれ厚膜化される。
次に、図22に示すように、ゲート酸化膜119が形成されたSi基板101上に第2のポリシリコン膜(即ち、Poly2)131を形成する。この第2のポリシリコン膜131の厚さは例えば3500Åであり、その形成は例えばCVD法で行う。また、この例では、第2のポリシリコン膜131に対してin−situでの不純物の導入は行わない。この後、イオン注入で、N型の不純物を導入し、第2のポリシリコン膜に導電性を持たせる。
次に、フォトリソグラフィー技術とエッチング技術を用いて、第2のポリシリコン膜131をパターニングする。これにより、図23に示すように、メモリ領域に制御ゲート電極135が形成され、トランジスタ領域にゲート電極141が形成され、キャパシタ領域に上部電極137が形成される。これ以降の工程は、上記の実施形態と同様である。即ち、ソース、ドレインと、層間絶縁膜と、配線等を順次形成して、半導体装置200が完成する。
1 Si基板
3、11、13 ウェル拡散層
5 素子分離膜
7 熱酸化膜
9 シリコン窒化膜
10 メモリ
15 犠牲酸化膜
17 トンネル酸化膜
19 ゲート酸化膜
20 トランジスタ
21 第1のポリシリコン膜
23、33、39 レジストパターン
25 浮遊ゲート電極
27 ゲート間絶縁膜
27a、29a 酸化膜
27b、29b HLD膜
29 容量絶縁膜
30 キャパシタ
31 第2のポリシリコン膜
35 制御ゲート電極
37 上部電極
41 ゲート電極
43 下部電極
45、49 ソース
47、51 ドレイン
100 半導体装置

Claims (3)

  1. メモリと、トランジスタと、キャパシタとを同一の基板に備える半導体装置の製造方法であって、
    前記基板に熱酸化を施して、前記メモリのトンネル酸化膜と前記トランジスタのゲート酸化膜とを同時に形成する工程と、
    前記基板上に第1半導体膜を形成して、前記トンネル酸化膜と前記ゲート酸化膜とを覆う工程と、
    前記第1半導体膜にパターニングを施して、前記トランジスタが形成される領域と前記キャパシタが形成される領域とに前記第1半導体膜を残して、前記メモリの浮遊ゲート電極を形成する工程と、
    前記第1半導体膜に熱処理を施して、前記メモリのゲート間絶縁膜と前記キャパシタの容量絶縁膜とを同時に形成する工程と、
    前記第1半導体膜上に第2半導体膜を形成して、前記ゲート間絶縁膜と前記容量絶縁膜とを覆う工程と、
    前記第2半導体膜にパターニングを施して、前記メモリの制御ゲート電極と、前記キャパシタの上部電極とを同時に形成する工程と、
    前記第1半導体膜にパターニングを施して、前記トランジスタのゲート電極と、前記キャパシタの下部電極とを同時に形成する工程と、を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記ゲート間絶縁膜と前記容量絶縁膜はそれぞれ、第1絶縁膜上に第2絶縁膜が形成された積層構造の絶縁膜であり、
    前記ゲート間絶縁膜と前記容量絶縁膜とを同時に形成する工程は、
    前記第1半導体膜に熱酸化を施して前記第1絶縁膜を形成する工程と、
    化学気相成長法により前記第1絶縁膜上に前記第2絶縁膜を形成する工程と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記トンネル酸化膜と前記ゲート酸化膜とを同時に形成する工程では、
    前記基板にウェット酸化を施すことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
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