JP5537519B2 - 傾斜地用作業車 - Google Patents
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Description
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(1)請求項1により、一対のワイヤーフェアリーダ支持アームの車体の後方に位置する上端部を上方へ回動させて、一対のワイヤーフェアリーダを車体の上部へ移動させて使用することができる。
したがって、一対のワイヤーフェアリーダを通過する一対のウインチのワイヤーが、車体の走行に必要以上の圧力を加えることなく、車体を傾斜面に最適な押し圧力が加わるように作用させることができ、車体の傾斜面での走行をスムーズにでき、かつで安定させた状態で作業することができるとともに、一対のウインチのワイヤーによって傾斜面より落下することなく、安全に作業することができる。
(2)前記(1)により、一対のウインチのワイヤーは車体の幅寸法の数倍以上の幅寸法がある法面の上部位置のアンカー部材に係止されるため、一対のワイヤーフェアリーダによって、一対のワイヤーに大きな荷重が加わったりするのを効率よく阻止できるとともに、一対のワイヤーの巻き取りをスムーズに行なうことができ、かつ、より安定状態で車体を一対のワイヤーで牽吊させることができる。
(3)前記(1)によって、傾斜面を移動する時と、作業する時とで、一対のワイヤーフェアリーダ支持アームの上端部を上方へ回動させて、一対のワイヤーフェアリーダの高さを調整して、移動がスムーズにできるようにしたり、作業を安全にしたりすることができる。
(4)請求項2も前記(1)〜(3)と同様な効果が得られるとともに、一対のワイヤーフェアリーダ支持アームの上端部を接続アームで接続固定しているので、一対のワイヤーに横方向の荷重が加わっても、その荷重に耐えられる強度の一対のワイヤーフェアリーダ支持アームにできる。
(5 )請求項3も前記(1)〜(3)と同様な効果が得られるとともに、ワイヤーフェアリーダスライド移動用油圧シリンダーで一対のワイヤーフェアリーダを一対のワイヤーフェアリーダ支持アームに沿ってスライド移動させることができる。したがって、一対のワイヤーフェアリーダ支持アームの回動および一対のワイヤーフェアリーダのスライド移動で一対のワイヤーフェアリーダの高さ位置の調節をすることができ、作業をより安全に行うことができる。
(6)請求項4も前記(1)〜(3)と同様な効果が得られるとともに、ベース板の両側部にワイヤーフェアリーダ支持アームを取付けることで、構造を簡単にすることができ、ワイヤーフェアリーダ支持アームに加わる横方向の荷重をベース板で受けることができ、より強度を増加させることができる。
(7)請求項5も前記(1)〜(3)と同様な効果が得られるとともに、ワイヤーフェアリーダ支持アームのスリット部分でワイヤーフェアリーダをスライド移動させるので、ワイヤーフェアリーダをスムーズに移動させることができるとともに、スリット部分のあるワイヤーフェアリーダ支持アームも構造体にでき、十分な強度を付与させることができ、かつ一対のウインチからのワイヤーをワイヤーフェアリーダ支持アームで覆う状態にでき、ワイヤーの保護を図ることができる。
次に、図11ないし図28に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
2:法面等の傾斜地、 3、3A:走行装置、
4:作業車本体、 5:車体、
6:支持台、 7:枢支ピン、
8:ベース板、 9:支持部、
10:枢支ピン、 11:支持台、
12:枢支ピン、
13:ベース板回動用油圧シリンダー、
14:旋回ベアリング、 15、15A:作業台、
16:削孔装置、 17:ウインチ、
18:アーム支持台、 19:枢支ピン、
20:油圧シリンダー、
21、21A:ワイヤーフェアリーダ支持アーム、
22:ワイヤーフェアリーダ、 23:枢支ピン、
24:ワイヤーフェアリーダスライド移動用油圧シリンダー、
25:アンカー部材、 26:ワイヤー、
27:枢支ピン、 28:前後左右の脚支持部材、
29:枢支ピン、 30:前後左右の回動ブーム、
31:枢支ピン、 32:前後左右の回動アーム、
33:駆動タイヤ車輪、 34:枢支ピン、
35:枢支ピン、
36:前後左右の脚支持部材回動装置、
37:枢支ピン、 38:枢支ピン、
39:前後左右の回動ブーム回動装置、
40:枢支ピン、 41:枢支ピン、
42:前後左右の回動アーム回動装置、
43:前後左右の脚、 44:支持枠、
45:支持アーム、 46:ガイドシェル、
47:左右シリンダー、 48:支持部材、
49:枢支ピン、 50:支持台、
51:枢支ピン、 52:リンク、
53:支持部材、 54:枢支ピン、
55:第1の起伏シリンダー、 56:枢支ピン、
57:支持台、 58:枢支ピン、
59:第2の起伏シリンダー、 60:前後進移動装置、
61:ベース体、 62:打撃装置、
63:ドリフター、 64、65:ビット、
66:インナーロッド、 67:アウターケーシング、
68:支持部材、 69:接続アーム、
70:スリット、
71:ワイヤーフェアリーダスライド移動用油圧シリンダー、
72:枢支ピン、 73:支持片、
74:取付筒、 75:ベアリング、
76:回転筒、 77:傾斜面、
78:ワイヤーガイド部材、 79、80:ガイドローラ、
81:案内ローラ、 82:枠、
83:無限軌道、 84:運転席、
85:バケット、 86:駆動アーム、
87:支持金具、 88:枢支ピン、
89:リンク、 90:枢支ピン、
91:リンク回動用油圧シリンダー、
92:枢支ピン、 93:回動ブーム、
94:枢支ピン、 95:枢支ピン、
96:回動ブーム回動用油圧シリンダー。
Claims (5)
- 車体と、この車体に取付けられた傾斜地を走行させることができる走行装置と、前記車体あるいは該車体に取付けられたベース板の後部両側寄りの部位に取付けられた一対のウインチと、この一対のウインチの前方の前記車体に下端部が枢支ピンで枢支され、かつ油圧シリンダーで前記車体の後方に位置する上端部が上方へ回動するように取付けられた一対のワイヤーフェアリーダ支持アームと、この一対のワイヤーフェアリーダ支持アームに取付けられた一対のワイヤーフェアリーダと、前記一対のウインチに一端部が巻き取られ、他端部が前記一対のワイヤーフェアリーダを介して、前記車体の幅寸法の数倍以上の幅寸法がある法面の上部に位置する立木やアンカーピンを用いたアンカー部材に係止される一対のワイヤーとからなることを特徴とする傾斜地用作業車。
- 一対のワイヤーフェアリーダ支持アームの上端部は接続アームで固定され、コ字状となるとともに、該一対のワイヤーフェアリーダ支持アーム間の車体には削孔装置が設置されていることを特徴とする請求項1記載の傾斜地用作業車。
- 一対のワイヤーフェアリーダは一対のワイヤーフェアリーダ支持アームにスライド移動可能に取付けられ、ワイヤーフェアリーダスライド移動用油圧シリンダーで一対のワイヤーフェアリーダ支持アームをスライド移動できるように構成されていることを特徴とする請求項1、請求項2いずれかに記載の傾斜地用作業車。
- ベース板の前方部位は車体の前方部位に枢支ピンで枢支され、かつベース板回動用油圧シリンダーで車体の後方部位に位置する後部を上方へ回動できるもので、該ベース板の両側部にはワイヤーフェアリーダ支持アームが取付けられていることを特徴とする請求項1記載の傾斜地用作業車。
- 一対のワイヤーフェアリーダ支持アームは、ワイヤーフェアリーダがスライド移動する部位がスリットに形成されたものが使用され、ワイヤーフェアリーダは前記一対のワイヤーフェアリーダ支持アームのスリット内をワイヤーフェアリーダスライド移動用油圧シリンダーでスライド移動する取付筒と、この取付筒の先端部に回転可能に取付けられた回転筒と、この回転筒の先端部に固定された先端部が傾斜面で、かつ楕円形状に形成されたワイヤーガイド部材と、このワイヤーガイド部材内に位置をずらして回転可能に取付けられたワイヤーを支持しながら案内する一対のガイドローラと、前記取付筒内に回転可能に取付けられたウインチからのワイヤーを前記一対のガイドローラへ導く案内ローラとで構成されたものが使用されていることを特徴とする請求項1記載の傾斜地用作業車。
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