JP5869414B2 - 水中施工装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の一実施形態における水中施工装置の概略構成を示す。図2は図1のA−A断面を示す。
後側の台船2bは平面視で矩形形状を有しており、クレーン5が設置されている。
前側の台船2aには、貫通孔8の大部分を上方から塞ぐように、パイプケーシング把握・駆動装置3が設置されている。
また、パイプケーシング把握・駆動装置3では、パイプケーシング4が前述の回転筒の上部のチャック装置により把握された状態で前述の昇降フレームを前述のスラストジャッキにより上昇させることで、パイプケーシング4を水中より引き上げる。
また、パイプケーシング把握・駆動装置3では、パイプケーシング4が前述の回転筒の上部のチャック装置により把握された状態でモータ(図示せず)を駆動源として前述の回転筒を回転させることにより、パイプケーシング4を回転させる。
従って、パイプケーシング把握・駆動装置3は、パイプケーシング4の水中への延出及び引き上げや、パイプケーシング4の回転を行う。
図3は、図2のB−B断面で見たワイヤロープ21aの経路の一例を示す。
尚、ワイヤロープ21a、21bの経路は互いに左右対称であるので、図3では、ワイヤロープ21aの経路に対応するワイヤロープ21bの経路をカッコ付きの符号で示している。
従って、昇降用ウインチ6a、6bは、本発明の「昇降装置」に対応して、ワイヤロープ21a、21bと、フックブロック27a、27bとを介して、水中施工ユニット7(特に、後述する支持フレーム31)を吊り下げる。
尚、図2に示すように、台船2a上におけるワイヤロープ21a、21bの経路が、台船2aの前半分に位置していることにより、台船2aの後半分にて十分な作業スペースを確保することができる。
図4(a)は、水中施工ユニット7の側面図であり、図4(b)は、水中施工ユニット7の平面図である。
支持フレーム31の後部では、平面視で上フレーム31aとビーム部材31dとにより区画される空間31eに、パイプケーシング4の一部を収容することができる。
クランプ装置35は、支持フレーム31の後端部を開閉する扉部材37を備える。
扉部材37は、後方から見て矩形形状を有する。
扉部材37は、その左側にて、図示しない締結手段を介して、上フレーム31aの左側の後端部と、下フレーム31bの左側の後端部とに着脱可能に締結固定される。
扉部材37の四隅と、上フレーム31aの左右両側の中央部(ビーム部材31dの両端部)と、下フレーム31bの左右両側の中央部とには、それぞれ、支持フレーム31の空間31eの内方に向けて突出する計8個の突出部39が設けられている。
同様に、ブレーキシュー41bは、ヒンジ機構41dにより連結された2つの円弧部材からなり、ヒンジ機構41dにて屈曲可能になっている。
図5は、水中把持装置32の開放状態を示す。
左右一対の油圧シリンダ51は、各々の後端部が、支持フレーム31の下フレーム31bの左右両側の後端部の下面にブラケットを介して固定され、各々の前端部が、左右一対のスライドアーム52の各々の後部にブラケットを介して固定されている。
左右一対のスライドアーム52は、各々が前後方向に延在して所定長さを有し、各々の前端部が、横行ユニット46の横行フレーム53の下端部にヒンジ機構54を介して揺動自在に固定されている。
左右一対の油圧シリンダ57は、各々の下端部が、スライドアーム52の前部の上面に枢支されて、各々の上端部が、横行ユニット46の横行フレーム53の上部の背面に枢支されている。
ここで、上下一対の挟持部材63a、63bは、横行フレーム53に対するポスト部材63の左右方向の移動をガイドする機能を有する。また、ポスト部材63は、上下一対の挟持部材63a、63bを介して、横行フレーム53に支持される。
油圧ブレーカー本体78は、その先端部に設けられたチゼル79を介して、被掘削物を打撃掘削する。
吊り位置調整装置80は、左右一対の伸縮自在な油圧シリンダ81a、81bと、左右一対のロッド82a、82bと、を含んで構成される。
左右一対のロッド82a、82bは、各々の下端部が、支持フレーム31の上フレーム31aの左右両側の中央部に枢支されている。
右側の油圧シリンダ81bの上端部及び右側のロッド82bの上端部には、枢支部を介して、右側吊り部83bが設けられている。
図6は、水中ブレーカー33を、スライドユニット45により前進させ、傾動ユニット47により傾斜させ、かつ、昇降ユニット48により下降させた状態を示す。
すなわち、水中ブレーカー33を、スライドユニット45により前進させ、傾動ユニット47により傾斜させ、かつ、昇降ユニット48により下降させることにより、水中施工ユニット7の重心位置が前方に移動する。
この重心位置の移動に応じて、吊り位置調整装置80により、左側吊り部83a及び右側吊り部83bを前方に移動させる。
図7〜図9は、水中施工装置1の設置方法を示す。図10は、水中施工装置1による施工の一例を示す。
次に、クレーン5により、吊りビーム91及び左側吊り部83a及び右側吊り部83bを介して、水中施工ユニット7を水中に吊り下げる。
次に、水中施工ユニット7をパイプケーシング4に引き寄せて、水中把持装置32を開放状態にして、支持フレーム31の後部の空間31eに、パイプケーシング4の一部を収容する。
次に、パイプケーシング4の設置位置に作業台船2を誘導して、作業台船2を、例えば、図示しない係留索を介して、図示しない岸壁の固定用アンカに固定する。
次に、水中把持装置32を開放状態にして、パイプケーシング4をパイプケーシング把握・駆動装置3により把握しつつ、施工時の目標深さまで水中に延出させて、保持する。
2 作業台船
2a、2b 台船
3 パイプケーシング把握・駆動装置
4 パイプケーシング
5 クレーン
6a、6b 昇降用ウインチ
7 水中施工ユニット
8 貫通孔
9 張出部
10 構造物
11a、11b 脚部
21a、21b ワイヤロープ
22a、22b 屈曲装置
23a、23b、24a、24b シーブ
25a、25b ブラケット
26a、26b 動滑車
27a、27b フックブロック
31 支持フレーム
31a 上フレーム
31b 下フレーム
31c 柱部材
31d ビーム部材
31e 空間
32 水中把持装置
33 水中ブレーカー(水中掘削装置)
34 油圧ユニット
35 クランプ装置
36 ブレーキ装置
37 扉部材
38 ヒンジ機構
39 突出部
41a、41b ブレーキシュー
41c、41d ヒンジ機構
42 締緩装置
43 締結部
44 油圧シリンダ
45 スライドユニット
46 横行ユニット
47 傾動ユニット
48 昇降ユニット
51 油圧シリンダ
52 スライドアーム
53 横行フレーム
54 ヒンジ機構
55 ガイド部
56 車輪
57 油圧シリンダ
61 上レール
62 下レール
63 ポスト部材
63a、63b 挟持部材
64 車軸
65 上車輪
66 下車輪
67 電動モータ
71 油圧シリンダ
72、73 プーリ
74 カバー部材
75 ブラケット
76 ワイヤ
77 ガイド部
78 油圧ブレーカー本体
79 チゼル
80 吊り位置調整装置
81a、81b 油圧シリンダ
82a、82b ロッド
83a、83b 吊り部
91 吊りビーム
Claims (6)
- 水面上に浮かぶ作業台船と、
この作業台船に設置される昇降装置と、
この昇降装置により水中に吊り下げられる支持フレームと、
この支持フレームに支持されて水中の被掘削物を掘削する水中掘削装置と、
を含んで構成され、
前記支持フレームは、前記昇降装置による吊り部を有し、
前記支持フレームに対する前記吊り部の位置を調整する吊り位置調整装置を備えることを特徴とする水中施工装置。 - 前記支持フレームに対して前記水中掘削装置を変位させる変位装置を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の水中施工装置。
- 前記吊り位置調整装置は、前記変位装置による前記水中掘削装置の変位方向に前記吊り部の位置を調整することを特徴とする請求項2に記載の水中施工装置。
- 前記支持フレームは前記変位方向に延在し、
前記吊り位置調整装置は前記支持フレームの幅方向両側部にそれぞれ設けられて、当該両側部の前記吊り部の位置を各別に調整することを特徴とする請求項3に記載の水中施工装置。 - 前記吊り位置調整装置は、一端部が前記支持フレームに枢支されて伸縮可能な伸縮シリンダと、この伸縮シリンダの他端部に一端部が枢支されて、他端部が前記伸縮シリンダの一端部に前記変位方向に並んで前記支持フレームに枢支されるロッドと、を含んで構成され、
前記吊り部は、前記伸縮シリンダの他端部及び前記ロッドの一端部に設けられることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の水中施工装置。 - 前記作業台船に設置されるパイプケーシング把握・駆動装置と、
このパイプケーシング把握・駆動装置により把握されて水中に延出するパイプケーシングと、
前記支持フレームに設けられて前記パイプケーシング把握・駆動装置より下方のパイプケーシングを把持可能な水中把持装置と、
を更に備えることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の水中施工装置。
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