JP5535873B2 - 携帯電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯電子機器に関し、更に詳しくは、防水機能を備える携帯電子機器に関する。
防水機能を備える携帯電子機器において、アンテナを構成する場合、アンテナを防水されたエリア(防水エリア)に配置することが理想的である。しかしながら、アンテナの性能や構成上、筐体の表面近傍やヒンジ部といった非防水エリアに配置せざるを得ない場合もある。例えば、特許文献1には、アンテナの一部が非防水エリアに配置された構造を有する携帯電子機器が開示されている。
特開2010−4392号公報
上記特許文献1に記載の携帯端末では、非防水エリアにアンテナ本体(筐体ダイポールアンテナとして機能するヒンジ部又は面状アンテナ)が設けられ、ベースが防水エリアに配置されている。この構成の場合、アンテナ本体は非防水エリアに配置されてしまう。さらに、アンテナ本体が設けられている筐体外部から筐体内へと、アンテナの給電部を延伸させ、給電部と回路基板との接続構造が複雑で大きいため、アンテナ全体が大型化してしまい、ひいては、携帯電子機器自体も大型化してしまう。また、アンテナが非防水エリアであるヒンジ部等へ突出してしまうため、携帯電話のデザイン性に影響を及ぼしていた。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、小型で省スペースなアンテナの一部を防水エリアに備える小型の携帯電子機器を提供することを目的とする。
また、本発明は、小型のアンテナを備え省スペースで実装することのできる小型・薄型の携帯電子機器を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明に係る携帯電子機器は、
アンテナ用開口を有する筐体と、
前記筐体内に配置された配線基板と、
アンテナパターンの少なくとも一部が形成され、前記アンテナ用開口を塞ぐように前記筐体に接着されたアンテナ基板と、
少なくとも一辺部が前記アンテナ基板に固定され、自由端部に前記アンテナパターンに接続された給電部が形成された舌状部と、
前記配線基板の回路パターンと前記舌状部に配置された給電部とを接続する接続手段と、を備える、
ことを特徴とする。
本発明によれば、アンテナを省スペースで実装することのできる小型・薄型の携帯電子機器を提供することができる。
本発明の実施形態1に係る携帯電子機器の斜視図である。 図1に示す携帯電子機器の分解斜視図である。 図1に示す携帯電子機器のA−A断面図である。 図3のアンテナ部分の拡大断面図である。 ターミナルと回路パターンの構成を示す図である。 (a)は実施形態1に係るアンテナを示す正面図であり、(b)は、図6(a)のB−B線断面図、(c)は、図6(a)のC−C線断面図である。 (a)は実施形態1に係るアンテナの実装状態での正面図であり、(b)は、図7(a)のD−D線断面図である。 (a)は実施形態2に係るアンテナの正面図であり、(b)は、図8(a)のE−E線断面図である。 (a)は実施形態2に係るアンテナの実装状態での正面図であり、(b)は、図9(a)のF−F線断面図である。 本発明の実施形態の効果を説明するため図であり、(a)は、本実施形態に係る携帯電子機器の構造、(b)は、舌状部を使用しない同等の構造を有する携帯電子機器の構造を示す。
<実施形態1>
以下、本発明の実施形態1に係る携帯電子機器について、携帯電話機100を例に図面を参照して説明する。
携帯電話100は、図1、図2に示すように、上部筐体1と、下部筐体2と、上部筐体1の端部と下部筐体2の端部とを回動可能に連結するヒンジ部3と、から構成された折り畳み型のものである。
上部筐体1は、合成樹脂等によりほぼ矩形状に形成されており、一面には、表示部40、スピーカなどが配置されている。
下部筐体2は、互いに接合される合成樹脂等の上ケース5と下ケース7から構成される。上ケース5と下ケース7の接合面には、図3に断面で示すように、溝5aと7aがそれぞれ形成されている。上ケース5と下ケース7とは、溝5aと7aに枠状のケースパッキン10が勘入された状態で水密に接合され、略矩形状の下部筐体2を構成する。
上ケース5の外面には、情報や指示を入力するためのキー操作部50等が配置されている。
ヒンジ部3は、図1、図2に示すように回転軸ABを有する。回転軸ABを中心として上部筐体1が下部筐体2に対して回動することで、携帯電話100は開状態及び閉状態(折り畳み状態)となる。また、ヒンジ部3はトルク発生機構30を有しており、トルク発生機構30によって下部筐体2に対して上部筐体1を所定の角度に保持することができる。
図2、図3aに示すように、接合された上ケース5と下ケース7とで画定される下部筐体2内には、プリント配線基板8、フレキシブル配線基板9、ケースパッキン10、その他バイブレータ等の内蔵部品11が配置されている。
プリント配線基板8はエポキシ樹脂等の絶縁材料から構成され、上ケース5に固定されている。プリント配線基板8上には配線パターン13が形成されており、電子部品が適宜実装されている。また、プリント配線基板8のヒンジ部3側の端部には、ターミナル12が実装されている。
ターミナル12は、プリント配線基板8上に形成された送受信信号ライン13aに接続された接続端子であり、プリント配線基板8から下ケース7方向に突出して設けられている。送受信信号ライン13aとは、アンテナから送信する信号とアンテナで受信した信号とが伝送される信号ラインである。ターミナル12には2つの先端部12aが配置されており、図5に示すように、それぞれ対応する送受信信号ライン13aに接続されている。各先端部12aは、ばねの付勢によって突没自在に構成されており、アンテナ基板20の後述する給電部26に接触することにより、プリント配線基板8の送受信信号ライン13aとアンテナ基板20とを電気的に接続する。
フレキシブル配線基板9は、プリント配線基板8に電気的に接続されており、ヒンジ部3の内部を通って上部筐体1の内部に設けられているプリント配線基板に接続されることで、上部筐体1と下部筐体2のプリント配線基板8同士を電気的に接続している。
ケースパッキン10は、樹脂等の弾性材料から構成され、上ケース5の溝5aと下ケースの溝7aの形状に合わせて枠状に形成されている。ケースパッキン10は、互いに接合される上ケース5と下ケース7の溝5a、7aに配置され、上ケース5と下ケース7の間の隙間を塞ぎ、水密性を確保する。ケースパッキン10は、フレキシブル配線基板9とインサート成形により一体成形されており、フレキシブル配線基板9とヒンジ部3の間の隙間も塞いでいる。
また、図2、図3に示すように、下ケース7には、下部筐体2の内部と外部とを連通する電池用開口14とアンテナ用開口15とが設けられている。
電池用開口14は矩形状に形成されており、電池16が収容される。また、電池用開口14の周縁部には電池カバー17が嵌合されている。電池用開口14の周縁部と電池カバー17との嵌合部には、下ケース7と電池カバー17の間の隙間を塞ぐ電池用パッキン18が取り付けられている。
アンテナ用開口15は略矩形状に形成されており、プリント配線基板8と重なる位置を避けて下ケース7のヒンジ部3近傍に設けられている。
図4に拡大して示すように、アンテナ用開口15内には、段差部7bが下ケース7をアンテナ用開口15内に突出させて形成されている。段差部7bの下面は、アンテナ貼付面7cとして平坦に形成されている。さらに、段差部7bのうち、アンテナ用開口15の一側部に位置する部分は、開口中央部及びプリント配線基板8方向に突出して、アンテナ基板20の給電部26を載置するための載置部7dを形成している。載置部7dの上面(載置面)7eは平坦に形成されている。載置部7dは、載置面7eがターミナル12の先端部12aに当接する高さに形成されている。
段差部7bのアンテナ貼付面7cには、枠状の両面テープ19によってアンテナ基板20の周縁部が接着され、アンテナ用開口15を塞いでいる。両面テープ19は撥水性の素材から形成されている。
アンテナ基板20はほぼ矩形状であり、図6(a)〜(c)に示すように、絶縁性フレキシブルシート20aと20bとの間に、アンテナパターン24と、アンテナパターン24に接続された給電部(給電パッド)26とが、銅、アルミニウムなど等の導体から形成された構造を有する。図6(c)に示すように、給電部26上の絶縁性フレキシブルシート20aは除去され、給電部26が露出している。
アンテナパターン24は、段差部7bに隠れることなく、アンテナ用開口15内に位置するように形成されている。
給電部26の周囲には、切り込み27が形成されている。切り込み27は、給電部26から離間した1辺を除いた3辺に形成され、一辺でアンテナ基板20本体に接続され、自由端部(先端部)に給電部26が配置された舌状部28を形成する。アンテナパターン24は、舌状部28の本体に繋がっている一辺を通って給電部26に接続されている。
舌状部28は、図4に示すように、アンテナ基板20がアンテナ用開口15に固定された状態で捲られて引き出されて、載置部7dに沿って側面視「コ」字状に湾曲され、給電部26がプリント配線基板8に対向する状態で載置面7eに両面テープ25により固定されている。このときのアンテナ基板20の平面視と側面視を図7(a)と(b)に示す。
図4に示すように、プリント配線基板8に搭載されたターミナル12の先端部12aは、露出している給電部26に付勢された状態で接触する。これにより、ターミナル12と給電部26とを介して、プリント配線基板8の送受信信号ライン13aとアンテナパターン24とが接続され、プリント配線基板8からアンテナパターン24への送信信号の伝送、アンテナパターン24からプリント配線基板8への受信信号の伝送が可能となる。
アンテナ用開口15に貼付されたアンテナ基板20には、両面テープ21によって、防水シート22が接着されている。防水シート22は、樹脂等の撥水性を有する材料から構成されており、矩形状で少なくとも切り込み27を覆うサイズ、望ましくはアンテナ基板20と略同じ大きさに形成され、舌状部28が捲られたことにより形成された開口を塞ぎ、水密性を確保する。アンテナ用開口15には、アンテナ基板20を保護するアンテナカバー23が嵌合されている。
このような構成においては、フレキシブルプリント基板から構成されたアンテナ基板20が、アンテナ用開口15の貼付面7cに貼付され、さらにアンテナ基板20に形成された開口が防水シート22で覆われる。従って、下部筐体2内の水密性が維持される。
また、ケース7の一部に載置部7dを設け、アンテナ基板20の一部である舌状部28を湾曲させて載置部7dに固定し、ターミナル12と給電部26との接続確保することにより、プリント配線基板8とアンテナパターン24とを接続している。従って、図10に比較して模式的に示すように、(a)に示す舌状部28を使用する本実施形態のアンテナ構造は、(b)に示す舌状部28を使用しない同様の構成のアンテナ構造と比較して、アンテナ基板20とプリント配線基板8との接続が安定すると共に、アンテナ基板20を長さDLだけ小型化することができ、ひいては筐体2を携帯電子機器100の長さ方向にDLだけ小型化でき、筐体2の構造の簡単化と小型化が可能となる。
また、アンテナ基板20を貼付するアンテナ用開口15を、プリント配線基板8と重ならない位置に配置したので、アンテナ基板20が送受信する電磁波が遮蔽されることがなく感度の高いアンテナ基板20を提供できる。
上ケース5と下ケース7との接合部にケースパッキン10が配置され、アンテナ用開口15がアンテナ基板20と防水シート22によって塞がれ、また、電池用開口14の周縁部と電池カバー17との間に電池用パッキン18が配置されている。したがって、下部筐体2内の防水は確保される。さらに、アンテナ基板20は全体が防水エリアに配置される。従って、信頼性の高いアンテナ基板20を提供できる。
次に、上記構成を有する下部筐体2の組み立て工程を、図面を参照して以下説明する。
下部筐体2の上ケース5に、キー操作部50、ターミナル12等が実装されたプリント配線基板8を載置する。
一方で、アンテナパターン24と給電部26と切り込み27が形成されたアンテナ基板20を形成する。
次に、アンテナ用開口15のアンテナ貼付面7cに、枠状の両面テープ19によって、アンテナ基板20を接着する。その後、舌状部28を捲って、載置部7dの側面に沿って湾曲させ、給電部26を上面に露出した状態で、舌状部28の自由端を載置面7eに両面テープ25により接着する。
その後、両面テープ21によってアンテナ基板20に防水シート22を接着し、アンテナ基板20に形成された開口を塞ぐ。そして、アンテナ用開口15の周縁部にアンテナカバー23を嵌合させアンテナ基板20を保護する。
また、電池用開口14に電池16を収容し、電池用パッキン18を間に挟んで電池用開口14の周縁部に電池カバー17を嵌合させる。また、下ケース7にその他の内蔵部品11を配置する。
その後、上ケース5と下ケース7を位置合わせして、溝5a、7aにケースパッキン10を配置し接合する。この際、プリント配線基板8に実装されているターミナル12の先端部12aと、載置面7eに接着されている給電部26とを接触させる。その後、上部筐体1と下部筐体2とをヒンジ部3を介して接続する。
以上の工程によれば、アンテナ基板20の舌状部28の自由端部に配置された給電部26は、プリント配線基板8方向へ引き出され、載置部7dに接着され、ターミナル12の先端部12aと接触する。したがって、給電部26をコンパクトに配置しつつ、給電部26とターミナル12の先端部12aとを接触させることができる。
また、アンテナ基板20をアンテナ用開口15に貼付した後、舌状部28を引き出して載置面7eに固定するだけで、ターミナル12との接続構造が構成でき、アンテナ基板20の成形・加工が容易であり低コストでアンテナ基板20を形成することができる。
<実施形態2>
上記実施形態1において、アンテナ基板20の切り込み27をアンテナ基板20とは別部材の防水シート22で塞いでいたが、アンテナの構成は上記実施形態1に限るものではなく、アンテナ基板20に形成されている開口を塞ぐことができればその手法は任意である。以下、アンテナ基板200と防水シート220とを一体的に成形した実施形態2を、図8、図9を参照して説明する。
なお、本実施形態にかかるアンテナの基本的な構成は実施形態1と同一である。従って図8、図9において、実施形態1の構成部分と対応する各部には同一の番号を付す。
本実施形態においては、アンテナ基板200と防水シート220とが一体的に成形されている。換言すると、アンテナ基板200の4辺のいずれか1辺に連続してほぼ同一サイズの防水シート220が形成されている。
また、アンテナ基板200と防水シート220の間には、折り曲げを容易にするための折りしろ240が形成されている。
アンテナ基板200をアンテナ用開口15に固定する場合、実施形態1と同様に、アンテナ基板200の周縁部を両面テープ19により段差部7bの貼付面7cに接着した後、防水シート220を折りしろ240で折り曲げ、アンテナ基板200を覆う。そして、両面テープ210を介して防水シート220をアンテナ基板200に接着することで、開口を塞ぎ、防水性を確保する。
以上の構成によれば、アンテナ基板200と防水シート220とが一体的に成形されるため、成形・加工が容易であり、アンテナ基板200を小型化、薄型化しつつ、実施形態1と比べて防水性を高めることができる。
また、上記実施形態において、舌状部28は、アンテナ基板200を下ケース7へ組み込んだ後に、載置部7dに沿ってプリント配線基板8側に引き出されるが、成形の段階で曲げられていてもよい。
また、上記実施形態において、アンテナ用開口15は下部筐体2の外部と内部とを連通するよう設けられていたが、下部筐体2の内部とヒンジ部3とを連通させるよう設けられていてもよい。
また、上記実施形態において、アンテナ用開口15へのアンテナ基板20の接着、及びアンテナ基板20への防水シート22の接着には、両面テープ19、21を用いたが、熱溶着、接着剤等のその他の接着手段を用いてもよい。同様に、載置面7eへの舌状部28の固定も熱用着、接着剤などを使用してもよい。
また、上記実施形態において、載置部7dは、開口中央部及びプリント配線基板8方向にケース7を突出させることで形成されているが、載置面7eに舌状部28を接着させ、舌状部28とターミナル12の先端部12aとを当接させることができるのであれば、どのような形状でもよい。
また、上記実施形態において、送受信信号ライン13aに接続される接続端子として、突没自在に構成された先端部12aを有するターミナル12を用いたが、アンテナ基板20の給電部26に接触することにより、プリント配線基板8の送受信信号ライン13aとアンテナ基板20とを電気的に接続するものであれば、接続端子はどのような形状でもよい。
また、上記実施形態において、アンテナ基板20,200の一部を切除することにより、舌状部28を形成したが、他の手法により舌状部を形成してもよい。例えば、別部材のフレキシブル基板を舌状部としてアンテナ基板20に接続する等してもよい。その場合、給電部26が露出していれば舌状部はどのような形状をしていてもよい。
また、上記実施形態において、携帯電話機は、折り畳み式の携帯電話機であるが、スライド式や2軸ヒンジ式の携帯電話機等、その他の携帯電話機にも適用することができる。
さらに本発明の携帯電子機器は携帯電話に限定されるものではない。アンテナを内蔵し、そのアンテナで電磁波を送受信するものであれば、小型パーソナルコンピュータ、ゲーム機、PDA等、その他の携帯電子機器にも適用することができる。
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)アンテナ用開口を有する筐体と、
前記筐体内に配置された配線基板と、
アンテナパターンの少なくとも一部が形成され、前記アンテナ用開口を塞ぐように前記筐体に接着されたアンテナ基板と、
少なくとも一辺部が前記アンテナ基板に固定され、自由端部に前記アンテナパターンに接続された給電部が形成された舌状部と、
前記配線基板の回路パターンと前記舌状部に配置された給電部とを接続する接続手段と、を備える、
ことを特徴とする携帯電子機器。
(付記2)前記アンテナ基板と前記舌状部とはフレキシブル基板により一体に形成され、
前記舌状部の自由端部は、前記アンテナ用開口の近傍に配置された載置部に、前記給電部を前記接続手段に向けて露出した状態で固定され、
前記接続手段は、前記配線基板上の回路パターンと載置部上の給電部とを接続する、
ことを特徴とする付記1に記載の携帯電子機器
(付記3)前記載置部は、前記アンテナ用開口の内部方向及び前記配線基板方向に突出して形成されている、
ことを特徴とする付記2に記載の携帯電子機器
(付記4)前記接続手段は、前記配線基板に配置され、前記配線基板上の回路パターンに接続され、突没可能に付勢された接続端子を有するターミナルから構成され、前記載置部上の給電部に前記先端部を付勢接触させる、
ことを特徴とする付記2又は3に記載の携帯電子機器。
(付記5)前記アンテナ基板と前記舌状部とはフレキシブル基板により一体に形成され、
前記舌状は、前記給電部を囲んで、一辺部を残して3辺を切断することにより、形成されており、前記アンテナパターンは、非切断の一辺部を介して給電部に接続されており、
前記フレキシブル基板の前記舌状部による開口を塞ぐ防水部材をさらに備える、
ことを特徴とする付記1乃至4のいずれか1つに記載の携帯電子機器。
(付記6)前記防水部材は、前記アンテナ基板と一体成形されている、
ことを特徴とする付記5に記載の携帯電子機器。
(付記7)前記携帯電子機器は、第2の筐体と、前記筐体と前記第2の筐体とを連結する連結部と、を備え、前記アンテナ用開口部は前記筐体の内部と前記ヒンジ部の内部とを連通し、前記アンテナ基板は、前記連結部に設けられる、
ことを特徴とする付記1乃至6のいずれか1つに記載の携帯電子機器。
(付記8)前記アンテナ用開口と前記配線基板とは、互いに重ならない位置に配置されている、
ことを特徴とする付記1乃至7のいずれか1つに記載の携帯電子機器。
100 携帯電話機
1 上部筐体
2 下部筐体
3 ヒンジ部
5 上筐体
7 下筐体
7b 段差部
7c 貼付面
7d 載置部
7e 載置面
8 プリント配線基板
12 ターミナル
13 配線パターン
13a 送受信信号ライン
15 アンテナ用開口
19、21、25、210 両面テープ
20、200 アンテナ基板
22、220 防水シート
24 アンテナパターン
26 給電部
27 切り込み
28 舌状部

Claims (8)

  1. アンテナ用開口を有する筐体と、
    前記筐体内に配置された配線基板と、
    アンテナパターンの少なくとも一部が形成され、前記アンテナ用開口を塞ぐように前記筐体に接着されたアンテナ基板と、
    少なくとも一辺部が前記アンテナ基板に固定され、自由端部に前記アンテナパターンに接続された給電部が形成された舌状部と、
    前記配線基板の回路パターンと前記舌状部に配置された給電部とを接続する接続手段と、を備える、
    ことを特徴とする携帯電子機器。
  2. 前記アンテナ基板と前記舌状部とはフレキシブル基板により一体に形成され、
    前記舌状部の自由端部は、前記アンテナ用開口の近傍に配置された載置部に、前記給電部を前記接続手段に向けて露出した状態で固定され、
    前記接続手段は、前記配線基板上の回路パターンと載置部上の給電部とを接続する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。
  3. 前記載置部は、前記アンテナ用開口の内部方向及び前記配線基板方向に突出して形成されている、
    ことを特徴とする請求項2に記載の携帯電子機器。
  4. 前記接続手段は、前記配線基板に配置され、前記配線基板上の回路パターンに接続され、突没可能に付勢された接続端子を有するターミナルから構成され、前記載置部上の給電部に前記先端部を付勢接触させる、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の携帯電子機器。
  5. 前記アンテナ基板と前記舌状部とはフレキシブル基板により一体に形成され、
    前記舌状は、前記給電部を囲んで、一辺部を残して3辺を切断することにより、形成されており、前記アンテナパターンは、非切断の一辺部を介して給電部に接続されており、
    前記フレキシブル基板の前記舌状部による開口を塞ぐ防水部材をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の携帯電子機器。
  6. 前記防水部材は、前記アンテナ基板と一体成形されている、
    ことを特徴とする請求項5に記載の携帯電子機器。
  7. 前記携帯電子機器は、第2の筐体と、前記筐体と前記第2の筐体とを連結する連結部と、を備え、前記アンテナ用開口部は前記筐体の内部と前記ヒンジ部の内部とを連通し、前記アンテナ基板は、前記連結部に設けられる、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の携帯電子機器。
  8. 前記アンテナ用開口と前記配線基板とは、互いに重ならない位置に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の携帯電子機器。
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