JP5535677B2 - 水中吊下げ構造、その構造を備えた船舶および水中吊下げ方法 - Google Patents
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Description
所定の吊下げ基部から吊下げ対象物体を吊下げる綱状部材と、
前記綱状部材の前記吊下げ基部からの吊下げ長さを調整する吊下げ長さ調整部と、
前記吊下げ対象物体に接続する接続部が、所定の支持部に固定される固定部に対して進退方向に変位する機能を備えたアームと、
前記接続部と前記固定部との間隔が、前記吊下げ長さ調整部による前記綱状部材の吊下げ長さに応じた長さである状態を維持し、かつ、前記アームの不要な揺れを抑制するためのアーム状態維持部と、
を備えている。
所定の吊下げ基部から綱状部材で吊下げ対象物体を吊下げると共に、所定の支持部に固定されているアームで前記吊下げ対象物体を支持し、
前記綱状部材の前記吊下げ基部からの吊下げ長さを調整すると共に、その長さに応じて、前記アームにおける前記支持部に固定される固定部と、前記アームにおける前記吊下げ対象物体に接続する接続部との間の間隔を可変し、この前記固定部と前記接続部との間隔が維持されている前記アームで前記吊下げ対象物体を支持しながら当該吊下げ対象物体を吊下げる。
図1(a)に示されるように、第1実施形態の水中吊下げ構造1は、綱状部材2と、吊下げ長さ調整部3と、アーム4と、アーム状態維持部11とを備えている。綱状部材2は、所定の吊下げ基部5から吊下げ対象物体6を吊下げるものである。吊下げ長さ調整部3は、綱状部材2の吊下げ基部5からの吊下げ長さLを調整する機能を備えている。アーム4は、吊下げ対象物体6に接続する接続部7と、所定の支持部8に固定される固定部9とを含んでいる。当該アーム4は、吊下げ長さ調整部3による綱状部材2の吊下げ長さLに応じて接続部7が固定部9に対して進退方向に変位する機能を備えている。アーム状態維持部11は、アーム4の接続部7と固定部9との間隔が、吊下げ長さ調整部3による綱状部材2の吊下げ長さLに応じた長さである状態を維持し、かつ、アーム4の不要な揺れを抑制する機能を備える。
以下に、第2実施形態を説明する。
以下に、第3実施形態を説明する。
なお、この発明は第1〜第3の各実施形態に限定されるものではなく、様々な実施の形態を採り得る。例えば、第1〜第3の各実施形態では、綱状部材2、ケーブル22は、吊下げ対象物体6、水中音波センサ18を直接的に吊下げていた。これに対し、図4(a)に示されるように、綱状部材2(ケーブル22)をアーム4(24)の接続部7(25)あるいはその近傍に接続させ、綱状部材2(ケーブル22)は、吊下げ対象物体6(水中音波センサ18)を間接的に吊下げてもよい。この場合には、アーム4(24)の接続部7(25)に、吊下げ対象物体6(水中音波センサ18)を取り付けるだけでよい。このため、綱状部材2(ケーブル22)と吊下げ対象物体6(水中音波センサ18)の接続作業を省略できる分、水中音波センサ18の取り付ける作業の軽減を図ることができる。
(付記1)
所定の吊下げ基部から吊下げ対象物体を吊下げる綱状部材と、
前記綱状部材の前記吊下げ基部からの吊下げ長さを調整する吊下げ長さ調整部と、
前記吊下げ対象物体に接続する接続部が、所定の支持部に固定される固定部に対して進退方向に変位する機能を備えたアームと、
前記接続部と前記固定部との間隔が、前記吊下げ長さ調整部による前記綱状部材の吊下げ長さに応じた長さである状態を維持し、かつ、前記アームの不要な揺れを抑制するためのアーム状態維持部と、
を備えている水中吊下げ構造。
(付記2)
前記アームは、前記固定部と前記接続部との間に少なくとも1つの屈伸部をさらに備え、当該屈伸部の屈伸によって前記固定部に対する前記接続部が進退方向に変位する付記1記載の水中吊下げ構造。
(付記3)
前記屈伸部を吊下げるアーム吊下げ部材と、
前記屈伸部の吊下げ長さを調整する屈伸部吊下げ長さ調整部とを、さらに、備えている付記2記載の水中吊下げ構造。
(付記4)
前記アームは、少なくとも2つのアーム部材を含み、
前記屈伸部は、2つの前記アーム部材が回転可能に連結されている連結部である付記2又は付記3記載の水中吊下げ構造。
(付記5)
前記綱状部材は、前記アームの前記接続部又はその近傍に接続され、前記アームを介して前記吊下げ対象物体を間接的に吊下げている付記1乃至付記4の何れか一つに記載の水中吊下げ構造。
(付記6)
前記屈伸部は、油圧駆動により屈伸する付記2乃至付記5の何れか一つに記載の水中吊下げ構造。
(付記7)
前記アーム状態維持部は、前記固定部を含む前記アーム部材を、所定の支持固定部に支持固定させると共に、前記屈伸部の2つの前記アーム部材の成す角度を油圧駆動により調整する機能を備えた支持手段を備えている付記4又は付記5又は付記6記載の水中吊下げ構造。
(付記8)
前記綱状部材による前記吊下げ対象物体の吊下げ方向と、前記アームの前記固定部から前記接続部に向かう方向とがほぼ平行である付記1乃至付記7の何れか一つに記載の水中吊下げ構造。
(付記9)
前記吊下げ対象物体である水中音波センサを吊下げるための付記1乃至付記8の何れか一つに記載の水中吊下げ構造。
(付記10)
付記1乃至付記9の何れか一つに記載の水中吊下げ構造を備えている船舶。
(付記11)
前記水中吊下げ構造における所定の吊下げ基部が、船底部の船首側に設けられている付記10記載の船舶。
(付記12)
所定の吊下げ基部から綱状部材で吊下げ対象物体を吊下げると共に、所定の支持部に固定されているアームで前記吊下げ対象物体を支持し、
前記綱状部材の前記吊下げ基部からの吊下げ長さを調整すると共に、その長さに応じて、前記アームにおける前記支持部に固定される固定部と、前記アームにおける前記吊下げ対象物体に接続する接続部との間の間隔を可変し、この前記固定部と前記接続部との間隔が維持されている前記アームで前記吊下げ対象物体を支持しながら当該吊下げ対象物体を吊下げる水中吊下げ方法。
2 綱状部材
4,24 アーム
6 吊下げ対象物体
10,21 船舶
18 水中音波センサ
22,36 ケーブル
23,37 巻き上げ機
Claims (10)
- 所定の吊下げ基部から吊下げ対象物体を吊下げる綱状部材と、
前記綱状部材の前記吊下げ基部からの吊下げ長さを調整する吊下げ長さ調整部と、
前記吊下げ対象物体に接続する接続部が、所定の支持部に固定される固定部に対して進退方向に変位する機能を備えたアームと、
前記接続部と前記固定部との間隔が、前記吊下げ長さ調整部による前記綱状部材の吊下げ長さに応じた長さである状態を維持し、かつ、前記アームの不要な揺れを抑制するアーム状態維持部と、
前記アームにおける前記接続部と前記固定部との間隔が、前記綱状部材の吊下げ長さに応じた長さで維持されるように前記アーム状態維持部を制御する制御部と
を備えている水中吊下げ構造。 - 前記アームは、前記固定部と前記接続部との間に少なくとも1つの屈伸部をさらに備え、当該屈伸部の屈伸によって前記固定部に対する前記接続部が進退方向に変位する請求項1記載の水中吊下げ構造。
- 前記屈伸部を吊下げるアーム吊下げ部材と、
前記屈伸部の吊下げ長さを調整する屈伸部吊下げ長さ調整部とを、さらに、備えている請求項2記載の水中吊下げ構造。 - 前記アームは、少なくとも2つのアーム部材を含み、
前記屈伸部は、2つの前記アーム部材が回転可能に連結されている連結部である請求項2又は請求項3記載の水中吊下げ構造。 - 前記アーム状態維持部は、前記固定部を含む前記アーム部材を、所定の支持固定部に支持固定させると共に、前記屈伸部の2つの前記アーム部材の成す角度を油圧駆動により調整する機能を備えた支持手段を備えている請求項4記載の水中吊下げ構造。
- 前記綱状部材による前記吊下げ対象物体の吊下げ方向と、前記アームの前記固定部から前記接続部に向かう方向とがほぼ平行である請求項1乃至請求項5の何れか一つに記載の水中吊下げ構造。
- 前記吊下げ対象物体である水中音波センサを吊下げるための請求項1乃至請求項6の何れか一つに記載の水中吊下げ構造。
- 請求項1乃至請求項7の何れか一つに記載の水中吊下げ構造を備えている船舶。
- 前記水中吊下げ構造における所定の吊下げ基部が、船底部の船首側に設けられている請求項8記載の船舶。
- 所定の吊下げ基部から綱状部材で吊下げ対象物体を吊下げると共に、所定の支持部に固定されているアームで前記吊下げ対象物体を支持し、
前記綱状部材の前記吊下げ基部からの吊下げ長さを調整すると共に、その長さに応じて、前記アームにおける前記支持部に固定される固定部と、前記アームにおける前記吊下げ対象物体に接続する接続部との間の間隔を可変制御し、この前記固定部と前記接続部との間隔が維持されている前記アームで前記吊下げ対象物体を支持しながら当該吊下げ対象物体を吊下げる水中吊下げ方法。
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JP2010032388A JP5535677B2 (ja) | 2010-02-17 | 2010-02-17 | 水中吊下げ構造、その構造を備えた船舶および水中吊下げ方法 |
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