JP2006160025A - 水中移動体および空気中移動体 - Google Patents

水中移動体および空気中移動体 Download PDF

Info

Publication number
JP2006160025A
JP2006160025A JP2004352549A JP2004352549A JP2006160025A JP 2006160025 A JP2006160025 A JP 2006160025A JP 2004352549 A JP2004352549 A JP 2004352549A JP 2004352549 A JP2004352549 A JP 2004352549A JP 2006160025 A JP2006160025 A JP 2006160025A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
moving body
main body
water
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004352549A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Hirose
茂男 廣瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rikogaku Shinkokai
Original Assignee
Rikogaku Shinkokai
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rikogaku Shinkokai filed Critical Rikogaku Shinkokai
Priority to JP2004352549A priority Critical patent/JP2006160025A/ja
Publication of JP2006160025A publication Critical patent/JP2006160025A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/70Wind energy
    • Y02E10/72Wind turbines with rotation axis in wind direction

Landscapes

  • Hydraulic Turbines (AREA)
  • Other Liquid Machine Or Engine Such As Wave Power Use (AREA)
  • Wind Motors (AREA)

Abstract

【課題】 長時間にわたって正確な位置に移動可能な流体中移動体を提供する。
【解決手段】 本体(11)と、本体を流体中に浮遊させる浮体(18)と、流体の流れを利用して発電する発電手段(39)と、係留部(34)を備えたワイヤ(33)の巻取りおよび繰出しを行うと共に本体に取り付けられた少なくとも一つのワイヤ巻取手段(30)とを具備し、該ワイヤ巻取手段は発電手段により発電された電力を利用できるようになっており、ワイヤの係留部によって本体を流体中に係留した後で、ワイヤ巻取手段を用いてワイヤを巻取りおよび繰出すことによって、本体を流体中において移動させるようにした流体中移動体(10、100)が提供される。流体中移動体の本体に設けられた方向舵(29)を水の流れに応じて変更するようにしてもよく、係留部は、水底または地面に予め配置された係合部(70)に係合して本体を係留するようにしてもよい。
【選択図】 図1

Description

本発明は、流体中を移動する流体中移動体に関し、さらに特別には海水などの水中を移動する水中移動体および空気中を移動する空気中移動体に関する。
従来より、海の浅瀬においては生け簀などが設置されており、特定の魚介類の養殖が行われている。このような生け簀内においては無人の潜水艇が魚介類の監視および給餌のためにしばしば利用されている。
また、近年では、地球温暖化の原因となる二酸化炭素を比較的深い海中に沈めることが実施されつつある。比較的高圧でかつ低温の海中に二酸化炭素を供給すると、二酸化炭素の少なくとも一部は二酸化炭素ハイドレート(nitrogen dioxide hydrate)になる。二酸化炭素よりも低密度、つまり軽量である二酸化炭素ハイドレート層の下方に二酸化炭素をさらに供給すれば、多量の二酸化炭素を海中に貯蔵することが可能となる。そして、このような場合にも、二酸化炭素ハイドレートの形成状態、二酸化炭素の漏洩状態などを監視するために、無人の潜水艇の使用が検討されている。
このような潜水艇は通常は潜水艇に予め組み込まれたバッテリにより駆動されているがバッテリの電力には限界があるので長時間の駆動は難しい。
ところで、特許文献1および特許文献2においては、このような潮流を利用して発電する発電潜水船が開示されている。これら特許文献1および特許文献2においては、潮流により発電可能な発電機が内蔵された潜水船が係留鎖などにより海中に係留されている。そして、発電機により発電された電力は、潜水船から延びる送電線を通じて陸上まで送電されている。
特開2002−127988号公報 特開平7−259064号公報
しかしながら、これら特許文献1および特許文献2に開示される発電潜水船は海中に単に係留されていて、潮流の変化に応じて発電潜水船全体が向きを変える構成となっているだけであるので、これら発電潜水船は海中を移動することはできない。これら発電潜水船は、生け簀の監視および給餌ならびに/もしくは二酸化炭素ハイドレートを監視するような比較的長距離の移動を伴う場合には適さない。
また、生け簀などで使用される無人の潜水艇は生け簀内を単に移動するだけであっても比較的多量の電力を消費しており、また潮流が比較的大きい海域においては潜水艇を現状の位置に維持するだけでも多量の電力が消費される。さらに、これら潜水艇は生け簀の監視などを行うときにも当然に電力を別途消費するので、このような潜水艇は可能な限り低電力であるのが好ましい。
さらに、無人の監視装置は水中だけでなく、空気中、特にかなり上空において温度、圧力などを長期間にわたって監視するために必要とされている。現在、使用されている気球状の浮遊型の監視装置はロープなどで地上に係留されている。ところが、強風時にはロープが大幅に湾曲して監視装置の高度が下がるので、同一高度における温度などの監視を長期間にわたって行うことは難しい。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、比較的低電力であって長時間にわたって正確な位置に移動可能な流体中移動体、例えば水中を移動する水中移動体および空気中を移動する空気中移動体を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するために1番目に記載の発明によれば、本体と、該本体を水中に浮遊させる浮体と、係留部を備えたワイヤの巻取りおよび繰出しを行うと共に前記本体または係合部に取り付けられた少なくとも一つのワイヤ巻取手段とを具備し、前記ワイヤの前記係留部によって前記本体を水中に係留した後で、前記ワイヤ巻取手段を用いて前記ワイヤを巻取りおよび繰出すことによって、前記本体を水中において移動させるようにした水中移動体が提供される。
すなわち1番目の発明においては、水中移動体の本体を係留するワイヤを巻取りおよび繰出しすることにより、水中移動体を移動させている。このような場合には、ワイヤの張力のぶんだけ、低電力でもって水中移動体を移動させることができ、従って、水中移動体を比較的低電力であって長時間にわたって利用することができる。また、水中移動体の移動距離はワイヤの巻取および繰出長さに応じて定まるので、水中移動体を所望の位置に正確に移動させられることも可能となる。
2番目の発明によれば、本体と、該本体を水中に浮遊させる浮体と、前記水中における水の流れを利用して発電する発電手段と、係留部を備えたワイヤの巻取りおよび繰出しを行うと共に前記本体または係合部に取り付けられた少なくとも一つのワイヤ巻取手段とを具備し、該ワイヤ巻取手段は前記発電手段により発電された電力を利用できるようになっており、前記ワイヤの前記係留部によって前記本体を水中に係留した後で、前記ワイヤ巻取手段を用いて前記ワイヤを巻取りおよび繰出すことによって、前記本体を水中において移動させるようにした水中移動体が提供される。
すなわち2番目の発明においては、水中移動体の本体を係留するワイヤを巻取りおよび繰出しすることにより、水中移動体を移動させている。このような場合には、エネルギを消費しないで生成できるワイヤの張力の効果だけ、低電力でもって水中移動体を移動させることができ、従って、水中移動体を比較的低電力であって長時間にわたって利用することができる。また、水中移動体の移動距離はワイヤの巻取および繰出長さに応じて定まるので、水中移動体を所望の位置に正確に移動させられることも可能となる。さらに、2番目の発明においては、水の流れを利用して発電した電力によってワイヤ巻取手段を駆動しているので、発電手段を備えていない場合と比較して、さらに長時間にわたって水中移動体を利用することが可能となる。
3番目の発明によれば、2番目の発明において、前記水中移動体の前記発電手段には方向舵が設けられており、前記水の流れに応じて前記発電手段の向きを変更できる。
すなわち3番目の発明においては、電力を得るための最適な向きに水中移動体を位置決めできるので、より効率的に電力を得ることが可能となる。
4番目の発明によれば、1番目から3番目のいずれかの発明において、前記係留部は、水底に予め配置されるかまたは水中を自己移動した後で水底に固定された係合部に係合して前記本体を係留できるようになっている。
すなわち4番目の発明においては、自然の岩石などにワイヤの係留部を直接的に係合させる場合よりも係合部を移動させていくことができるため、広範囲の移動が可能となる。
5番目の発明によれば、本体と、該本体を空気中に浮遊させる浮体と、前記空気中における空気の流れを利用して発電する発電手段と、係留部を備えたワイヤの巻取りおよび繰出しを行うと共に前記本体または係合部に取り付けられた少なくとも一つのワイヤ巻取手段とを具備し、該ワイヤ巻取手段は前記発電手段により発電された電力を利用できるようになっており、前記ワイヤの前記係留部によって前記本体を空気中に係留した後で、前記ワイヤ巻取手段を用いて前記ワイヤを巻取りおよび繰出すことによって、前記本体を空気中において移動させるようにした空気中移動体が提供される。
すなわち5番目の発明においては、空気中移動体の本体を係留するワイヤを巻取りおよび繰出しすることにより、空気中移動体を移動させている。このような場合には、ワイヤの張力のぶんだけ、低電力でもって空気中移動体を移動させることができ、従って、空気中移動体を比較的低電力であって長時間にわたって利用することができる。また、空気中移動体の移動距離はワイヤの巻取および繰出長さに応じて定まるので、空気中移動体を所望の位置に正確に移動させられることが可能となる。さらに、5番目の発明においては、空気の流れを利用して発電した電力によってワイヤ巻取手段を駆動しているので、発電手段を備えていない場合と比較して、さらに長時間にわたって空気中移動体を利用することが可能となる。
6番目の発明によれば、5番目の発明において、前記係留部は、地面に予め配置されるかまたは地上を移動できる係合部に係合して前記本体を係留できるようになっている。
すなわち6番目の発明においては、空気中移動体を広範囲に移動させることが可能である。
各発明によれば、比較的低電力であって長時間にわたって流体中移動体、つまり水中移動体および空気中移動体を正確な位置に移動させられるという共通の効果を奏しうる。
さらに、2番目の発明によれば、発電手段を備えていない場合と比較して、さらに長時間にわたって水中移動体を利用することが可能となるという効果を奏しうる。
さらに、3番目の発明によれば、より効率的に電力を得ることが可能となるという効果を奏しうる。
さらに、4番目の発明によれば、広範囲の移動が可能となるという効果を奏しうる。
さらに、5番目の発明によれば、発電手段を備えていない場合と比較して、さらに長時間にわたって空気中移動体を利用することが可能となるという効果を奏しうる。
さらに、6番目の発明によれば、空気中移動体を広範囲に移動させられることが可能であるという効果を奏しうる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の図面において同様の部材には同様の参照符号が付けられている。理解を容易にするために、これら図面は縮尺を適宜変更している。
図1は、本発明に基づく流体中移動体を水中に適用した場合を説明するための第一の略図である。図1においては、流体中移動体は水面Wと水底L1との間の水中、例えば海中、湖中などにおいて使用される水中移動体10として示されている。すなわち、図1に示される水中移動体10は、生け簀における監視および給餌ならびに/もしくは二酸化炭素ハイドレートの形成状態などを監視する潜水艇としての役目を果たしうるものとする。
図1に示されるように、水中移動体10の本体11は、浮体18(フロート)を含んでいる。浮体18内には、水よりも軽量の流体、例えば空気が充填されており、水中移動体10を水中において所望の深度で浮遊させられる。なお、本体11自体が浮体18の役目を果たすような構成であってもよい。
この水中移動体10は本体11の両側に設けられた発電部20を備えている。これら発電部20のケーシング22のそれぞれはアーム15によって、水中移動体10の本体11に連結されている。また、図示されるように、ケーシング22の先端にはプロペラ21が設けられている。このプロペラ21はケーシング22内に配置された発電機39に接続されている。さらに、図1に示されるように、ケーシング22の基端には、向きを変えることのできる方向舵29が設けられている。発電部20はアーム15の軸線回りに回転でき、それにより方向舵29を含む発電部20の向きを自由に定めることができる。なお、サボニウス風車などを使用すれば、流体の流れの方向にかかわらず発電が可能であることは言うまでもない。
また、水中移動体10の本体11の先端には、流線形に形成されたヘッド1が設けられている。ヘッド1内には、監視部80が配置されている。監視部80の具体的な構成は水中移動体10の使用用途に応じて異なる。監視部80は、水中の二酸化炭素量を検出するためのセンサ、水中を撮影するためのカメラ、および照明装置などを含んでいる。また、水中移動体10を生け簀の監視などに用いる場合には、監視部80が、生け簀の魚介類に給餌する給餌装置をさらに含んでいても良い。また、図1には示さないものの、本体11には、本体11周りの温度を計測する温度センサ83、および本体11周りの圧力を検出する圧力センサ84が設けられている。さらに、水中移動体10の本体11は、水中における水の流れX1、例えば潮流の速さおよびその方向を検出するための流速センサ82、水中における水中移動体10の深さを測定する深度計81を含んでいるものとする。
さらに、図1に示される実施形態においては、四つのワイヤ取出口12a、12b、12cおよび12dが水中移動体10の本体11に形成されている。図示されるように、ワイヤ取出口12a、12bは本体11の先端側に形成されていて、ワイヤ取出口12c、12dは本体11の基端側に形成されている。本体11に配置されたワイヤ調節部30(図1には示さない)のワイヤ33は、これらワイヤ取出口12a〜12dを通って本体11の外部まで延びるようになっている。本体11に配置されるワイヤ調節部30の数はワイヤ取出口12a〜12dの数に応じて定まり、また不作動である場合にはワイヤ取出口12a〜12dは閉鎖されているものとする。
図2は、本体に配置されたワイヤ調節部の略斜視図である。図2に示されるワイヤ調節部30はモータ38(図2には示さない)に連結された軸部31と、該軸部31と共に回転可能なドラム32とを含んでいる。図示されるように、ドラム32の周面にはワイヤ33が巻き付けられている。従って、モータ38を順方向/逆方向に回転することによって、ワイヤ33は繰出し/巻取りされる。
図2から分かるように、ワイヤ33の先端には略C字形状のフック34が取り付けられている。C字形状フックの開口には、軸部36回りに回動可能な回動部35が取り付けられている。通常は、回動部35は図示しないバネによってフック34の開口を閉鎖するように付勢されている。
図3は、流体中移動体、例えば水中移動体10に設けられていて流体中移動体を制御する制御部を示す図である。水中移動体10の本体11に配置される制御部50はデジタルコンピュータからなり、双方向性バス51によって互いに接続されたROM(リードオンリメモリ)52、RAM(ランダムアクセスメモリ)53、CPU(マイクロプロセッサ)54、入力ポート55および出力ポート56を具備する。温度センサ83および圧力センサ84の出力信号は夫々対応するAD変換器57を介して入力ポート55に入力される。さらに、図示されるように、深度計81および流速センサ82からの出力信号も夫々対応するAD変換器57を介して入力ポート55に入力される。
一方、出力ポート56は対応する駆動回路58を介して方向舵29、ワイヤ調節部30に接続されたモータ38および発電機39に接続された発電機制御回路40に接続されている。
発電機39は外周面に複数個の永久磁石を取付けたロータ(図示しない)と、回転磁界を形成する励磁コイルを巻設したステータ(図示しない)とを具備している。発電機39のステータの励磁コイルは発電機制御回路40に接続され、この発電機制御回路40は直流高電圧を発生するバッテリ41に接続される。
一方、発電機39のロータは発電部20のプロペラ21に連結されており、プロペラ21が水の流れX1により回転すると、電力が発電機39に発生して、バッテリ41に充電される。バッテリ41に充電するか否かはCPU54において判断され、バッテリ41が満充電になると、発電機制御回路40によってバッテリ41に追加充電がされないように制御される。また、発電機制御回路40によって発電機39がバッテリ41により駆動される状態にされると、発電機39は電気モータとして機能する。これにより、プロペラ21を回転させて、水中移動体10を推進させることができる。
ここで図1を再び参照すると、図1の左下方には係合部70が示されている。図1に示される実施形態においては係合部70の本体71が、水底L1から突出する岩礁R1に埋設されている。係合部70の本体71は、図示しない公知の手法によって、岩礁R1に堅固に固定されているものとする。図示されるように、係合部70の先端には、係合部70の本体71と同程度の断面寸法を有するディスク72が設けられており、本体71とディスク72とは連結部73により互いに連結されている。この連結部73の断面寸法は、本体71およびディスク72の断面寸法よりも小さい。
水中移動体10を水中に最初に係留するときには、発電機制御回路40によって発電機39を電気モータとして使用するようにする。バッテリ41は予め或る程度まで充電されているので、このバッテリ41の電力によりプロペラ21を回転させる。これにより、水中移動体10が潜行し、水中移動体10を岩礁R1に予め埋設された係合部70に接近させられる。次いで、ワイヤ取出口12aから延びるワイヤ33のフック34を自動的にまたは手動により係合部70の連結部73に係合させる。フック34の回動部35は、フック34が連結部73に係合するときに連結部73に押し当たって開放し、フック34が完全に係合すると回動部35がバネの付勢作用により閉鎖する。これにより、水中移動体10を係合部70に堅固に係留することができる。係合部70を用いる場合には、自然の岩石などにワイヤ33のフック34を直接的に係合させる場合よりも水中移動体10を確実に係留できる。
その後、発電機制御回路40によって発電機39が発電機能を再び有するように設定する。なお、フック34の形状は係合部70の連結部73に堅固に係合できる形状であれば、どのような形状であってもよい。
図1に示される実施形態においては、他のワイヤ取出口12b〜12dは閉鎖されていて、これらワイヤ取出口12b〜12dからワイヤは延びていない。つまり、図1においては、水中移動体10は単一のワイヤ33によって係留されている。水中には潮流などの水の流れX1が存在しうるのでワイヤ33は図示されるように湾曲するものの、水の流れX1に大幅な変動は無いので、水中移動体10は水中において概ね定位置に保持されることとなる。
そして、ワイヤ取出口12aから延びるワイヤ33をワイヤ調節部30によって繰出し/巻取りすることによって、水中移動体10を所望の位置まで移動させられる。予め分かっている係合部70の場所、流速センサ82から得られた水の流れX1の速さ、および深度計81から得られた水中移動体10の深度より、ワイヤ33の湾曲状態を算出することができる。従って、算出されたワイヤ33の湾曲状態に基づいてワイヤ調節部30を調節することにより、水中移動体10を所望の位置までさらに正確に移動させられる。
また、ワイヤ33が図示されるような湾曲状態に在るときに水中移動体10を水の流れX1に逆らう方向に移動させることを想定すると、本発明の水中移動体10はワイヤ33により係合部70に係留されているので、水中移動体10を移動させるのに必要な電力は、ワイヤ33の張力のぶんだけ、小さくて足りる。つまり、本発明においては、水中移動体10の移動に必要とされる電力を低く抑えることができ、それにより、監視部80による監視、例えば生け簀での監視および給餌、ならびに/もしくは二酸化炭素ハイドレートの監視の時間をそのぶんだけ長くすることができる。
さらに、本発明においては水中移動体10の係留時に、プロペラ21が水の流れX1によって回転し、それにより、電力が発電機39に発生するようになる。監視部80およびモータ38は、この電力に基づいて駆動されるので、本発明においては、外部電力を必要としない場合であっても、さらに長時間にわたって水中移動体を利用することが可能となる。
なお、水の流れX1の速さおよび方向に応じて、発電部20のケーシング22に設けられた方向舵29および発電部20自体の向きをするのが好ましい。このような制御を行う場合には、より効率的に電力を得ることが可能となり、さらに長時間にわたる水中移動体10の利用が可能となる。
さらに、図1に示される実施形態においては、係合部70が岩礁R1に埋設されているが、水中移動体10を係留するのに十分に堅固に固定できるのであれば、係合部70は砂地などの水底L1に埋設されていてもよい。また、必ずしも係合部70を使用する必要はなく、例えばワイヤ33の先端に錨を取付け、この錨を岩礁R1に係合させてもよい。また、ワイヤ33の先端に水中移動体10を係留するのに十分な重さの錘を取付けるようにしてもよい。このような場合であっても、前述したのと同様な効果が得られるのは明らかである。
ところで、図1においては単一のワイヤ33によって水中移動体10を係留しているが、複数のワイヤでもって水中移動体10を係留するようにしてもよい。図4は、本発明に基づく流体中移動体を水中に適用した場合を説明するための第二の略図である。図4に示される流体中移動体、この場合には水中移動体10は三つのワイヤ33a、33c、33dによって係留されている。図示されるように、ワイヤ取出口12aから延びるワイヤ33aは水底L1に設けられた係合部70aに連結され、ワイヤ取出口12cから延びるワイヤ33cは岩礁R1よりも大型の岩礁R2の頂部付近に設けられた係合部70cに連結され、さらにワイヤ取出口12dから延びるワイヤ33dは岩礁R2の下方部分に設けられた係合部70dに連結されている。
これらワイヤ33a、33c、33dは互いに平行にはならない向きに配置されており、また、ワイヤ33aは水の流れX1に逆らう方向成分を有するように延びていて、他のワイヤ33c、33dは水の流れX1に対して平行に延びる成分を有している。さらに、図示されるように、ワイヤ33cは、他のワイヤ33aおよびワイヤ33dおよび水中移動体10よりも高い位置に在る係合部70cに連結されている。このようなことから、これらワイヤ33a、33c、33dはほとんど湾曲していない。このような実施形態において例えば水中移動体10を水の流れX1に逆らって移動させるときには、ワイヤ33aを巻取りつつ、ワイヤ33cを繰出すと共に、ワイヤ33dをわずかながら繰出すようにする。このような場合には、ワイヤ33a、33c、33dの湾曲度合いをほとんど考慮する必要がないので、各ワイヤ33a、33c、33dの繰出し量/巻取り量が水中移動体10の移動距離に直接的に反映される。従って、水中移動体10を所望の位置まで極めて正確に移動させられる。
詳細には説明はしないものの、発電部20を用いることによって水中移動体10を長時間にわたって利用できるといった効果は本実施形態においても得られるのは明らかである。なお、図4に示される実施形態においては、ワイヤ取出口12bから延びるワイヤ33b(図示しない)を使用し、さらに堅固に水中移動体10を係留するようにしてもよい。
図5(a)は本発明に基づく流体中移動体を水中に適用した他の実施形態を説明するための略図である。この実施形態においては水中移動体10は水中を自己移動可能な係合部90を備えている。水中移動体10は係合部90a〜90dを備えており、図5(a)においては三つの係合部90a、90c、90dが示されている。これら係合部90a〜90dはそれぞれ各ワイヤ33a〜33dに連結されている。図示されるように、係合部90aの本体91aの下面には水底L1’に係合するための複数のアンカー93aが設けられている。これらアンカー93aは水中移動体10の制御部50からの指令に応じて、水底L1’に係合および係合解除する。さらに、係合部90aの側面にはスクリュ92aが取付けられている。このスクリュ92aも制御部50からの指令に応じて回転し、それにより、係合部90a自体が水中を移動できるようになっている。スクリュ92aは水中移動体10から電力供給されていてもよく、また係合部90aに予め備えられたバッテリ(図示しない)から電力供給されていてもよい。係合部90c、90dも係合部90aと同様の構成であって、添字「a」を「c」または「d」に読み替えれば同じであるので説明を省略する。
図5(a)に示されるように係合部90a、90dがそれぞれのアンカー93a、93dによって水底L1’の異なる位置に係合している。一方、図5(a)における係合部90cはアンカー93cによる係合が解除された状態になっている。また、図5に示される実施形態においては水中移動体10に予め貯えられた空気を各ワイヤ33a〜33dに通して各係合部まで供給することができる。図示される係合部90cはワイヤ33cを通じて供給された空気を含んでおり、浮力によって水中に浮遊した状態にある。この状態でスクリュ92cを回転させると、係合部90cは所望の方向、例えば図5(a)における右方向に移動する。
係合部90cが所望の位置まで移動すると、係合部90c内の空気を放出して係合部90cを水底L1’まで下降させ、次いでアンカー93cによって係合部90cを水底L1’上に固定する。その後、前述したのと同様な操作によって係合部90dを右方向に移動させ、さらに係合部90aを同様に移動させる。このように係合部を移動させるときには、各ワイヤ33a〜33dを適宜巻取り/繰出しするようにしてもよい。このような操作を繰り返し行うことにより、水中移動体10を広範な範囲に移動させることが可能となる。当然のことながら、水中移動体10を移動させる際には水中の流れX1およびプロペラ21を適宜利用するようにしてもよい。
さらに、図5(b)は本発明に基づく流体中移動体を水中に適用したさらに他の実施形態を説明するための略図である。図5(b)に示される係合部90a’〜90d’はスクリュ92a〜92dを備えていない点においてのみ、係合部90a〜90dと異なる。従って、本実施形態における係合部90a’〜90d’は水中を自己移動することはできない。
図5(b)に示される実施形態において水中移動体10を移動させることを望む場合には、例えば係合部90c’、90d’のアンカー93c’、93d’を解除して、単一の係合部90a’のアンカー93a’によってのみ水中移動体10を係合する状態を形成する。このとき、各ワイヤ33c、33dを適宜巻取るようにしてもよい。次いで、係合部90aに関連づけられたワイヤ33aを繰出し、流れX1単独または流れX1とプロペラ21との両方を用いることによって水中移動体10を移動させる。水中移動体10を所望の位置まで移動させると、ワイヤ33c、33dを繰り出して、係合部90c、90dを水底L1’まで移動させる。次いで、アンカー93c’、93d’によって係合部90c’、90d’をそれぞれ水底L1’上に固定する。その後、係合部90a’のアンカー93aを解除してワイヤ33aを巻取り、所望の位置で係合部90a’を水底L1’に係合させるようにする。このような方式によっても水中移動体10を広範囲に移動させることが可能となる。
図6は、本発明に基づく流体中移動体を空気中に適用した場合を説明するための第一の略図である。図6および後述する図8においては、流体中移動体は地面L2の上方、つまり空気中において使用される空気中移動体100として示されている。これら図面に示される空気中移動体100の本体101は、空気よりも軽い流体、例えばヘリウムガスなどが空気中移動体100を浮遊させるのに十分に充填された浮体180を備えている。なお、本体101自体が浮体180の役目を果たすような構成であってもよい。このような浮体180によって空気中移動体100は空気中に浮遊する。
さらに、図示されるように、空気中移動体100は本体101の両側から延びる主翼150を含んでいる。主翼150は、空気中移動体100の揚力を増加させる役目を果たす。なお、空気中移動体100はプロペラ121を備えた単一の発電部120を有しているものとする。
また、ワイヤ調節部130a、130bがそれぞれ本体101の先端および基端に設けられてる。これらワイヤ調節部130a、130bは前述したワイヤ調節部30と同様の構成である。さらに、前述した制御部50ならびに制御部50に関連する部材が空気中移動体100にも設けられているものとする。なお、この場合には、深度計の代わりに高度計を備えているものとする。
空気中移動体100の先端および基端に設けられたワイヤ調節部130a、130bからそれぞれ延びるワイヤ133a、133bが図示しないフックなどにより係合部70に連結され、それにより、空気中移動体100が係留されるようになる。図示されるように、空気の流れX2によって、これらワイヤ133a、133bは湾曲している。係合部70は自己移動可能な構成としてもよい。
前述した実施形態と同様に、これらワイヤ133a、133bの湾曲度合いを考慮した上で、ワイヤ133a、133bの巻取り/繰出しを行い、それにより、空気中移動体100を所望の位置まで正確に移動させられる。なお、主翼150の向きを一定に維持することを望む場合には、ワイヤ133a、133bの巻取り/繰出し量を同一にするのが好ましい。空気中移動体100の制御部50に関連する監視部80は温度センサ、圧力センサ、カメラなどを含みうるので、このような空気中移動体100を使用することによって、上空の温度、圧力あるいは景観などを取得することができる。
さらに、空気中移動体100に設けられた発電部120のプロペラ121は空気の流れX2によって回転し、それにより、発電機39(図3を参照されたい)による発電が行われるようになる。得られた電力は、前述した実施形態と同様に、ワイヤ調節部130a、130bおよび監視部80の駆動に使用され、それにより、長時間にわたる空気中移動体100の利用が可能となる。
なお、図6に示される実施形態においては二つのワイヤ133a、133bが空気中移動体100の先端および基端から延びるようになっているが、ワイヤ調節部130a、130bを主翼150の両端部に設けることにより、ワイヤ133a、133bが主翼150の両端部から延びる構成としてもよい。このような場合には左右のワイヤ133a、133bの長さを調節することにより、空気中移動体100を凧のように操作でき、それにより、空気中移動体100の操作性が高められる。
図7は、空気中移動体の高さがワイヤの湾曲度合いに応じて異なる状態を示す図である。図7に示される空気中移動体100yは空気の流れX2が比較的小さい場合を示している。一方、空気中移動体100zは空気の流れX2が比較的大きい場合(図6に対応する)を示している。これら空気中移動体100y、100zはそれぞれワイヤ133y、133zにより係合部70に係留されているものとする。なお、理解を容易にするために空気中移動体100y、100z先端の各ワイヤ133y、133zのみを図示している。
図7から分かるように、空気の流れX2が比較的大きい場合の空気中移動体100zの高度h2は、空気の流れX2が比較的小さい場合の高度h1よりも小さくなる。これら空気中移動体100y、100zの監視部は同一高さにおける圧力、温度などを監視しうるので、高度が変化しないことが好ましい。本発明においては、高度が所定の高度h1から高度h2まで低下したことは高度計81によって読取られる。次いで、高度差(h2−h1)に応じて定まる量だけワイヤ133zを繰出す(図7において一点鎖線により示される)ようにし、それにより、空気中移動体100zを高度h1まで上昇させている。あるいは制御ケーブル39bを制御ケーブル39aよりも短かくして空気中移動体100を傾けさせ、空気の流れによる揚力によって高度を上げるようにしてもよい。従って、本発明においては、天候、特に空気の流れX2が頻繁に変化するような長期間にわたって監視を行う場合であっても、空気中移動体100を同一高さに維持し、同一高さにおける監視を行うことが可能となる。なお、このように空気中移動体100の傾斜度を変化させて高度を変える制御法は水中移動体10においても同様に実現可能である。
図8は、本発明に基づく流体中移動体を空気中に適用した場合を説明するための第二の略図である。図8においては、空気中移動体100の先端および基端からそれぞれ所定の長さの制御ケーブル39a、39bが延びている。図示されるように、これら制御ケーブル39a、39bの合流点にはワイヤ調節部130が設けられている。そして、ワイヤ調節部130から延びるワイヤ133が地面L2に設けられた係合部70に係合している。つまり、図8に示される実施形態においては、空気中移動体100は単一のワイヤ133によって係留されている。制御ケーブル39a、39bはワイヤ調節部130のモータ38に連結されているおり、モータ38を適宜駆動できる。従って、ワイヤ133を巻取り/繰出しすることにより空気中移動体100を所望の位置まで同様に移動させられるので、図6を参照して説明したのと同様な効果を得ることができる。
さらに、図4を参照して説明したように、空気中移動体100よりも高い場所に設けられた係合部(図示しない)も用いることにより、空気中移動体100を複数のワイヤで係留することは本発明の範囲に含まれる。このような場合には、ワイヤの湾曲度合いが低下するので、ワイヤ133等の巻取り/繰出しによって、空気中移動体100を所望の位置までさらに正確に移動させられる。また、前述した水中移動体10および空気中移動体100を所望の位置までさらに正確に移動させるために、発電機39を電気モータとして適宜使用するようにしてもよい。また、水中移動体10および空気中移動体100のワイヤ調節部が、係合部70または係合部90に含まれる構成としてもよい。なお、前述した実施形態のいくつかを適宜組み合わせることは本発明の範囲に含まれるものとする。
本発明に基づく流体中移動体を水中に適用した場合を説明するための第一の略図である。 本体に配置されたワイヤ調節部の略斜視図である。 流体中移動体を制御する制御部を示す図である。 本発明に基づく流体中移動体を水中に適用した場合を説明するための第二の略図である。 (a)本発明に基づく流体中移動体を水中に適用した他の実施形態を説明するための略図である。 (b)本発明に基づく流体中移動体を水中に適用したさらに他の実施形態を説明するための略図である。 本発明に基づく流体中移動体を空気中に適用した場合を説明するための第一の略図である。 流体中移動体の高さがワイヤの湾曲度合いに応じて異なる状態を示す図である。 本発明に基づく流体中移動体を空気中に適用した場合を説明するための第二の略図である。
符号の説明
10 水中移動体
11 本体
12a〜12d ワイヤ取出口
18 浮体
20 発電部
21 プロペラ
29 方向舵
30 ワイヤ調節部
33 ワイヤ
34 フック
38 モータ
39 発電機
41 バッテリ
50 制御部
70 係合部
80 監視部
100 空気中移動体
100y、100z 空気中移動体
101 本体
120 発電部
121 プロペラ
130a、130b ワイヤ調節部
133a、133b、133y、133z ワイヤ
150 主翼
180 浮体

Claims (6)

  1. 本体と、
    該本体を水中に浮遊させる浮体と、
    係留部を備えたワイヤの巻取りおよび繰出しを行うと共に前記本体または係合部に取り付けられた少なくとも一つのワイヤ巻取手段とを具備し、
    前記ワイヤの前記係留部によって前記本体を水中に係留した後で、前記ワイヤ巻取手段を用いて前記ワイヤを巻取りおよび繰出すことによって、前記本体を水中において移動させるようにした水中移動体。
  2. 本体と、
    該本体を水中に浮遊させる浮体と、
    前記水中における水の流れを利用して発電する発電手段と、
    係留部を備えたワイヤの巻取りおよび繰出しを行うと共に前記本体または係合部に取り付けられた少なくとも一つのワイヤ巻取手段とを具備し、該ワイヤ巻取手段は前記発電手段により発電された電力を利用できるようになっており、
    前記ワイヤの前記係留部によって前記本体を水中に係留した後で、前記ワイヤ巻取手段を用いて前記ワイヤを巻取りおよび繰出すことによって、前記本体を水中において移動させるようにした水中移動体。
  3. 前記水中移動体の前記発電手段には方向舵が設けられており、前記水の流れに応じて前記発電手段の向きを変更できる請求項2に記載の水中移動体。
  4. 前記係留部は、水底に予め配置されるかまたは水中を自己移動した後で水底に固定された係合部に係合して前記本体を係留できるようになっている請求項1から3のいずれか一項に記載の水中移動体。
  5. 本体と、
    該本体を空気中に浮遊させる浮体と、
    前記空気中における空気の流れを利用して発電する発電手段と、
    係留部を備えたワイヤの巻取りおよび繰出しを行うと共に前記本体または係合部に取り付けられた少なくとも一つのワイヤ巻取手段とを具備し、該ワイヤ巻取手段は前記発電手段により発電された電力を利用できるようになっており、
    前記ワイヤの前記係留部によって前記本体を空気中に係留した後で、前記ワイヤ巻取手段を用いて前記ワイヤを巻取りおよび繰出すことによって、前記本体を空気中において移動させるようにした空気中移動体。
  6. 前記係留部は、地面に予め配置されるかまたは地上を移動できる係合部に係合して前記本体を係留できるようになっている請求項5に記載の空気中移動体。
JP2004352549A 2004-12-06 2004-12-06 水中移動体および空気中移動体 Pending JP2006160025A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004352549A JP2006160025A (ja) 2004-12-06 2004-12-06 水中移動体および空気中移動体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004352549A JP2006160025A (ja) 2004-12-06 2004-12-06 水中移動体および空気中移動体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006160025A true JP2006160025A (ja) 2006-06-22

Family

ID=36662516

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004352549A Pending JP2006160025A (ja) 2004-12-06 2004-12-06 水中移動体および空気中移動体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006160025A (ja)

Cited By (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010507043A (ja) * 2006-10-20 2010-03-04 オーシヤン・リニユーアブル・パワー・カンパニー・エルエルシー 海流及び潮汐流用の潜水可能なタービン発電機ユニット
JP2010531956A (ja) * 2007-06-29 2010-09-30 アクアンティス,エル.エル.シー. マルチポイント係留及び安定化システム、及び流れを用いた水中用タービンのための制御方法
JP2011007085A (ja) * 2009-06-24 2011-01-13 Fuji Heavy Ind Ltd 浮体式洋上風車
JP2011504559A (ja) * 2007-11-23 2011-02-10 アトランティス リソーセズ コーポレーション ピーティーイー リミテッド 水流からエネルギーを抽出するための制御システム
KR101157807B1 (ko) * 2011-12-14 2012-06-22 오션테크 주식회사 자동 승강식 관측장치
JP5048882B1 (ja) * 2012-03-28 2012-10-17 株式会社センリョウ 流水発電装置
WO2013066897A2 (en) * 2011-10-31 2013-05-10 Aquantis, Inc. Multi-megawatt ocean current energy extraction device
WO2013073570A1 (ja) * 2011-11-16 2013-05-23 株式会社Ihi 海洋情報収集システム
JP2014500431A (ja) * 2010-11-17 2014-01-09 イデオル 風力エネルギー利用設備及び方法
KR20140033104A (ko) * 2011-05-13 2014-03-17 서스테이너블 마린 에너지 리미티드 유수 구동 가능한 터빈 조립체
JP2015513493A (ja) * 2012-01-05 2015-05-14 オーシャニアリング インターナショナル,インコーポレイテッドOceaneering International,Inc. 水域用の昇降床
JP2015534004A (ja) * 2012-11-13 2015-11-26 サステイナブル・マリン・エナジー・リミテッド テザーで繋がれたサブマージド型の水力タービンアッセンブリ
JP2016132406A (ja) * 2015-01-21 2016-07-25 三菱重工業株式会社 水中航走体揚収システム
JP2017013721A (ja) * 2015-07-04 2017-01-19 株式会社Ihi 水中浮遊体の浮力調整装置及び海流発電装置
TWI580861B (zh) * 2014-01-08 2017-05-01 劉文晏 洋流發電機組
WO2018056079A1 (ja) * 2016-09-26 2018-03-29 川崎重工業株式会社 水中航走体および水中航走体の姿勢制御方法
JP2018058517A (ja) * 2016-10-06 2018-04-12 富士ゼロックス株式会社 水中移動体
JP2018111483A (ja) * 2016-10-21 2018-07-19 國立清華大學 係留システム及び方法
JP2018119490A (ja) * 2017-01-26 2018-08-02 三菱重工業株式会社 水流発電装置
CN109808834A (zh) * 2019-01-25 2019-05-28 东莞市易源实业有限公司 一种水面或水下锚定或巡航设备及锚定或巡航方法
WO2019155883A1 (ja) * 2018-02-07 2019-08-15 キョーラク株式会社 フロート集合体
JP2019137383A (ja) * 2018-02-07 2019-08-22 キョーラク株式会社 フロート集合体
CN110794107A (zh) * 2019-11-12 2020-02-14 山东交通学院 一种自动巡检智能渔业监测装置及监控方法
JP2021136965A (ja) * 2020-03-09 2021-09-16 Kddi株式会社 養殖管理装置、養殖管理方法及び給餌ロボット
KR102426330B1 (ko) * 2021-09-27 2022-07-28 한국석유공사 이동식 해저 이산화탄소 저장시스템

Cited By (39)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010507043A (ja) * 2006-10-20 2010-03-04 オーシヤン・リニユーアブル・パワー・カンパニー・エルエルシー 海流及び潮汐流用の潜水可能なタービン発電機ユニット
JP2010531956A (ja) * 2007-06-29 2010-09-30 アクアンティス,エル.エル.シー. マルチポイント係留及び安定化システム、及び流れを用いた水中用タービンのための制御方法
JP2011504559A (ja) * 2007-11-23 2011-02-10 アトランティス リソーセズ コーポレーション ピーティーイー リミテッド 水流からエネルギーを抽出するための制御システム
JP2011007085A (ja) * 2009-06-24 2011-01-13 Fuji Heavy Ind Ltd 浮体式洋上風車
US9670908B2 (en) 2010-11-17 2017-06-06 Ideol Installation and method for exploiting wind energy
JP2014500431A (ja) * 2010-11-17 2014-01-09 イデオル 風力エネルギー利用設備及び方法
KR20140033104A (ko) * 2011-05-13 2014-03-17 서스테이너블 마린 에너지 리미티드 유수 구동 가능한 터빈 조립체
WO2013066897A2 (en) * 2011-10-31 2013-05-10 Aquantis, Inc. Multi-megawatt ocean current energy extraction device
WO2013066897A3 (en) * 2011-10-31 2013-07-11 Aquantis, Inc. Multi-megawatt ocean current energy extraction device
US9352805B2 (en) 2011-11-16 2016-05-31 Ihi Corporation Oceanographic information collection system
WO2013073570A1 (ja) * 2011-11-16 2013-05-23 株式会社Ihi 海洋情報収集システム
KR101157807B1 (ko) * 2011-12-14 2012-06-22 오션테크 주식회사 자동 승강식 관측장치
JP2015513493A (ja) * 2012-01-05 2015-05-14 オーシャニアリング インターナショナル,インコーポレイテッドOceaneering International,Inc. 水域用の昇降床
JP5048882B1 (ja) * 2012-03-28 2012-10-17 株式会社センリョウ 流水発電装置
JP2015534004A (ja) * 2012-11-13 2015-11-26 サステイナブル・マリン・エナジー・リミテッド テザーで繋がれたサブマージド型の水力タービンアッセンブリ
TWI580861B (zh) * 2014-01-08 2017-05-01 劉文晏 洋流發電機組
JP2016132406A (ja) * 2015-01-21 2016-07-25 三菱重工業株式会社 水中航走体揚収システム
JP2017013721A (ja) * 2015-07-04 2017-01-19 株式会社Ihi 水中浮遊体の浮力調整装置及び海流発電装置
WO2018056079A1 (ja) * 2016-09-26 2018-03-29 川崎重工業株式会社 水中航走体および水中航走体の姿勢制御方法
AU2017331880B2 (en) * 2016-09-26 2020-07-02 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Underwater Sailing Body and Method of Controlling Posture of Underwater Sailing Body
GB2570071A (en) * 2016-09-26 2019-07-10 Kawasaki Heavy Ind Ltd Underwater travelling body and method for controlling orientation of underwater travelling body
JP2018052156A (ja) * 2016-09-26 2018-04-05 川崎重工業株式会社 水中航走体および水中航走体の姿勢制御方法
GB2570071B (en) * 2016-09-26 2021-07-21 Kawasaki Heavy Ind Ltd Underwater sailing body and method of controlling posture of underwater sailing body
US11027804B2 (en) 2016-09-26 2021-06-08 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Underwater sailing body and method of controlling posture of underwater sailing body
JP2018058517A (ja) * 2016-10-06 2018-04-12 富士ゼロックス株式会社 水中移動体
JP2018111483A (ja) * 2016-10-21 2018-07-19 國立清華大學 係留システム及び方法
JP7209987B2 (ja) 2016-10-21 2023-01-23 國立清華大學 係留システム及び方法
JP2018119490A (ja) * 2017-01-26 2018-08-02 三菱重工業株式会社 水流発電装置
WO2018139587A1 (ja) * 2017-01-26 2018-08-02 三菱重工業株式会社 水流発電装置
US11407480B2 (en) * 2018-02-07 2022-08-09 Kyoraku Co., Ltd. Float assembly
JP2019137383A (ja) * 2018-02-07 2019-08-22 キョーラク株式会社 フロート集合体
WO2019155883A1 (ja) * 2018-02-07 2019-08-15 キョーラク株式会社 フロート集合体
JP7181450B2 (ja) 2018-02-07 2022-12-01 キョーラク株式会社 フロート集合体
TWI793260B (zh) * 2018-02-07 2023-02-21 日商京洛股份有限公司 浮板集合體
CN109808834A (zh) * 2019-01-25 2019-05-28 东莞市易源实业有限公司 一种水面或水下锚定或巡航设备及锚定或巡航方法
CN110794107A (zh) * 2019-11-12 2020-02-14 山东交通学院 一种自动巡检智能渔业监测装置及监控方法
JP2021136965A (ja) * 2020-03-09 2021-09-16 Kddi株式会社 養殖管理装置、養殖管理方法及び給餌ロボット
JP7227179B2 (ja) 2020-03-09 2023-02-21 Kddi株式会社 養殖管理装置、養殖管理方法及び給餌ロボット
KR102426330B1 (ko) * 2021-09-27 2022-07-28 한국석유공사 이동식 해저 이산화탄소 저장시스템

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006160025A (ja) 水中移動体および空気中移動体
US10578074B2 (en) Underwater energy generating system
US9910176B2 (en) Method and system of a controllable tail buoy
US11408390B2 (en) Self-propelled buoyant energy converter and method for deploying same
CN105555664B (zh) 在侧风飞行和悬停飞行之间转换飞行器的方法和系统
CN110268156A (zh) 使用浮力的能量风筝绞车
US20090051168A1 (en) Gravity wave power generation apparatus
US20110025060A1 (en) Power generator
US8558403B2 (en) Single moored offshore horizontal turbine train
KR102655794B1 (ko) 제어가능한 요 위치를 갖는 부유식 풍력 터빈
CN108516058A (zh) 一种用于深海观测数据实时回收的无人船
US8653682B2 (en) Offshore hydroelectric turbine assembly and method
JP5629496B2 (ja) 海流発電装置及びそのメンテナンス方法
WO2020139444A1 (en) Use of wave energy by energy kite and floating platform
JP6646865B2 (ja) 水中浮遊体の浮力調整装置及び海流発電装置
JP2018001821A (ja) 水中浮遊式発電装置の姿勢制御システムおよび姿勢制御方法
EP4336996A1 (en) Free flow artificial upwelling system and method
JP2006054994A (ja) 海底管状体布設システム
JP2023011203A (ja) 海流発電機
JP2023011205A (ja) 海洋発電システムおよび姿勢制御方法
WO2020139445A1 (en) Constructive dynamic interaction between energy kite and floating platform
US20190264662A1 (en) System for storing and producing electrical energy by gravity using linear and continuous solid masses
CN117469095A (zh) 海上发电系统以及海上发电系统控制方法
JP2019026093A (ja) 水中浮遊式装置
JP2019112012A (ja) 水中機器