JP5533560B2 - 液体消費装置 - Google Patents
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本発明の一形態は、液体供給口を有する液体カートリッジが装着可能な液体消費装置であって、
前記液体カートリッジに収容された液体を消費可能な液体消費部と、
前記液体カートリッジを装着可能なカートリッジ装着部と、
を備え、
前記カートリッジ装着部は、
前記液体カートリッジが前記カートリッジ装着部に装着された状態で前記液体供給口に接続され、前記液体カートリッジに収容された液体を前記液体消費部に導入可能な液体供給管と、
前記液体供給管の周囲に設けられ、前記液体カートリッジが前記カートリッジ装着部に装着された状態で前記液体カートリッジの前記液体供給口をシール可能な弾性シール部材と、
を有し、
前記弾性シール部材は、前記液体カートリッジが前記カートリッジ装着部に装着された状態で前記弾性シール部材と前記液体供給口とのシール位置よりも前記液体供給管の先端側に突出した凸部を有する、液体消費装置である。
この液体消費装置によれば、弾性シール部材が液体供給管の先端側に突出した凸部を有するので、この凸部によって液体供給管が保護される。従って、液体カートリッジをカートリッジ装着部に装着する際に、液体供給管が液体カートリッジのケース等に接触して、液体供給管が損傷する可能性を低減することができる。
先端部が突起した液体供給口を有する液体カートリッジが装着される液体消費装置であって、
前記液体カートリッジに収容された液体を消費する液体消費部と、
前記液体カートリッジが装着されるカートリッジ装着部と、
を備え、
前記カートリッジ装着部は、
前記液体カートリッジが前記カートリッジ装着部に装着された状態で前記液体供給口に接続され、前記液体カートリッジに収容された液体を前記液体消費部に導く液体供給管と、
前記液体供給管の周囲に設けられ、前記液体カートリッジが前記カートリッジ装着部に装着された状態で前記液体カートリッジの前記液体供給口の前記先端部をシールする弾性シール部材と、
を有し、
前記弾性シール部材は、前記弾性シール部材と前記液体供給口の前記先端部とのシール位置よりも前記液体供給管の先端側に突出した凸部を有する、液体消費装置。
この構成によれば、弾性シール部材が液体供給管の先端側に突出した凸部を有するので、この凸部によって液体供給管が保護される。従って、液体カートリッジをカートリッジ装着部に装着する際に、液体供給管が液体カートリッジのケース等に接触して、液体供給管が損傷する可能性を低減することができる。
適用例1記載の液体消費装置であって、
前記液体カートリッジの前記液体供給口は、前記液体供給口の先端から次第に前記液体供給口の開口断面積が減少するように形成された斜面状の内壁面を有し、
前記弾性シール部材の前記凸部は、前記液体カートリッジが前記カートリッジ装着部に装着された状態で前記液体供給口の前記内壁面に接するように構成されている、液体消費装置。
この構成によれば、弾性シール部材の凸部が液体供給口の内壁面に接するので、凸部によって液体供給口の内壁面を案内して、液体供給口と液体供給管が接続される正しい位置に導く調芯機能を実現することが可能である。
適用例2記載の液体消費装置であって、
前記液体カートリッジの前記液体供給口は、更に、前記液体供給管の先端と接する多孔質部材を有し、
前記弾性シール部材の前記凸部は、前記液体カートリッジが前記カートリッジ装着部に装着された状態で前記液体供給口の前記内壁面と前記多孔質部材の両方に接するように構成されている、液体消費装置。
この構成によれば、凸部によって多孔質部材が押されて多孔質部材からインクが若干押し出されるので、多孔質部材と液体供給管とが接触する際に空気を挟み込んでしまう可能性を低減することができる。
適用例1記載の液体消費装置であって、
前記液体カートリッジの前記液体供給口は、前記液体供給管の先端と接する多孔質部材を有し、
前記弾性シール部材の前記凸部は、前記液体カートリッジが前記カートリッジ装着部に装着された状態で前記液体供給口の前記多孔質部材に接するように構成されている、液体消費装置。
この構成においても、凸部によって多孔質部材が押されて多孔質部材からインクが若干押し出されるので、多孔質部材と液体供給管とが接触する際に空気を挟み込んでしまう可能性を低減することができる。
適用例1〜4のいずれか一項に記載の液体消費装置であって、
前記弾性シール部材の前記凸部は、前記液体供給管の全周のうちの一部に設けられている、液体消費装置。
この構成によれば、液体供給管と液体供給口との間の空気を前記凸部の無い部分から外部に逃がすことができるので、液体供給管に流れる液体に空気が混入する可能性を低減することができる。
適用例5に記載の液体消費装置であって、
前記弾性シール部材は、前記液体供給管の全周のうちの他の部分に設けられた第2の凸部であって前記凸部よりも高さの小さな第2の凸部を有する、液体消費装置。
この構成によれば、第2の凸部の位置から液体供給管と液体供給口との間の空気を前記凸部の無い部分から外部に逃がすことができるので、液体供給管に流れる液体に空気が混入する可能性を低減することができる。また、第2の凸部によって、液体供給管を保護することが可能である。
なお、この発明は上記の実施形態や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
上記実施形態では、ホルダー(カートリッジ装着部)がキャリッジ上にあるオンキャリッジタイプの印刷装置について本発明を適用した例を説明したが、本発明は、ホルダー(カートリッジ装着部)がキャリッジ以外の場所にあるオフキャリッジタイプの印刷装置にも適用可能である。
上記各実施形態で記載されている各種の構成要素のうち、特定の目的・作用・効果に関係の無い構成要素は省略可能である。例えば、プリズムを用いたインク残量検出機構の代わりに、他のインク残量検出機構を設けてもよい。あるいは、インク残量検出機構を省略してもよい。
本発明は、インクジェットプリンター及びそのインクカートリッジに限らず、インク以外の他の液体を消費する任意の液体消費装置及びその液体収容容器にも適用することができる。例えば、以下のような各種の液体消費装置及びその液体収容容器に適用可能である。
(1)ファクシミリ装置等の画像記録装置
(2)液晶ディスプレー等の画像表示装置用のカラーフィルタの製造に用いられる色材噴射装置
(3)有機EL(Electro Luminescence)ディスプレーや、面発光ディスプレー (Field Emission Display、FED)等の電極形成に用いられる電極材噴射装置
(4)バイオチップ製造に用いられる生体有機物を含む液体を噴射する液体噴射装置
(5)精密ピペットとしての試料噴射装置
(6)潤滑油の噴射装置
(7)樹脂液の噴射装置
(8)時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する液体噴射装置
(9)光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂液等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体噴射装置
(10)基板などをエッチングするために酸性又はアルカリ性のエッチング液を噴射する液体噴射装置
(11)他の任意の微小量の液滴を吐出させる液体噴射ヘッドを備える液体噴射装置
12…紙送りローラ
14…キャリッジモータ
16…駆動ベルト
20…ホルダー(カートリッジ装着部)
25c…対向面壁部
30…キャリッジ
32…印刷ヘッド
40…制御部
42…フレキシブルケーブル
100…インク収容部
101…第1面
102…上面
103…正面
104…背面
105…左側面
106…右側面
108…インク室
110…インク供給口
112…フォーム
114…インク流通流路
116…開口部
116e…先端部
116f…内壁面
120…レバー
122…係合解除部
124…係合突起
140…切り欠き溝
160…係合突起
170…プリズム
170t…プリズムユニット
180…基板設置部
188…段差部
190…オーバーハング部
202…係合穴
216…壁部
240…インク供給管
240t…フィルター
242…弾性シール部材
244…凸部
260…装置側係合部
270…嵌合リブ
400…回路基板
500…端子台
Claims (8)
- 液体供給口を有する液体カートリッジが装着可能な液体消費装置であって、
前記液体カートリッジに収容された液体を消費可能な液体消費部と、
前記液体カートリッジを装着可能なカートリッジ装着部と、
を備え、
前記カートリッジ装着部は、
前記液体カートリッジが前記カートリッジ装着部に装着された状態で前記液体供給口に接続され、前記液体カートリッジに収容された液体を前記液体消費部に導入可能な液体供給管と、
前記液体供給管の周囲に設けられ、前記液体カートリッジが前記カートリッジ装着部に装着された状態で前記液体カートリッジの前記液体供給口をシール可能な弾性シール部材と、
を有し、
前記弾性シール部材は、前記液体カートリッジが前記カートリッジ装着部に装着された状態で前記弾性シール部材と前記液体供給口とのシール位置よりも前記液体供給管の先端側に突出した凸部を有する、液体消費装置。 - 請求項1記載の液体消費装置であって、
前記液体カートリッジの前記液体供給口は、前記液体供給口の先端から次第に前記液体供給口の開口断面積が減少するように形成された斜面状の内壁面を有し、
前記弾性シール部材の前記凸部は、前記液体カートリッジが前記カートリッジ装着部に装着された状態で前記液体供給口の前記内壁面に接するように構成されている、液体消費装置。 - 請求項2記載の液体消費装置であって、
前記液体カートリッジの前記液体供給口は、更に、前記液体供給管の先端と接する多孔質部材を有し、
前記弾性シール部材の前記凸部は、前記液体カートリッジが前記カートリッジ装着部に装着された状態で前記液体供給口の前記内壁面と前記多孔質部材の両方に接するように構成されている、液体消費装置。 - 請求項1記載の液体消費装置であって、
前記液体カートリッジの前記液体供給口は、前記液体供給管の先端と接する多孔質部材を有し、
前記弾性シール部材の前記凸部は、前記液体カートリッジが前記カートリッジ装着部に装着された状態で前記液体供給口の前記多孔質部材に接するように構成されている、液体消費装置。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の液体消費装置であって、
前記弾性シール部材の前記凸部は、前記液体供給管の全周のうちの一部に設けられている、液体消費装置。 - 請求項5に記載の液体消費装置であって、
前記弾性シール部材は、前記液体供給管の全周のうちの他の部分に設けられた第2の凸部であって前記凸部よりも高さの小さな第2の凸部を有する、液体消費装置。 - 請求項1〜6のいずれか一項に記載の液体消費装置であって、
前記液体供給管の先端に、前記液体供給口に接触可能なフィルターが設けられている、液体消費装置。 - 請求項1〜7のいずれか一項に記載の液体消費装置であって、
前記凸部は、前記液体供給管の側面に接触する、液体消費装置。
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