JP5533316B2 - インクカートリッジの再生方法、インクカートリッジの製造方法及びインクカートリッジ - Google Patents
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Description
インクジェット方式のプリンタに代表される記録装置には、インク供給装置が設けられている。インク供給装置は、記録装置の記録ヘッドへインクを供給するものである。インクカートリッジ10は、このインク供給装置に装着されて使用される。インク供給装置の詳細な構成については図示されていないが、インクカートリッジ10は、インク供給装置が備えるカートリッジ装着部に対して着脱可能である。カートリッジ装着部の奥には、インク導入管112(図7参照)が設けられている。インク導入管112は、記録装置の記録ヘッドから導出されたインクチューブとインクを流通可能に連結された樹脂製の管である。カートリッジ装着部にインクカートリッジ10が装着されると、後述されるシール部材36の貫通孔74(図2参照)にインク導入管112が挿入される。これにより、インクカートリッジ10に貯留されたインクがインク導入管112を通じて外部へ流出され、記録装置の記録ヘッドへ供給される。
インクカートリッジ10は、インク供給装置に装着されると、図7に示されるように、インク供給装置に設けられたインク導入管112が、シール部材36の貫通孔74に挿通される。このインク導入管112は、さらにロッド34の蓋部72に当接して、コイルバネ35の付勢力に抗して、蓋部72をシール部材36から離れるように押し込む。これにより、インク導入管112の先端がバルブ収容室54へ進入する。インク導入管112の先端には、蓋部72に当接した状態でインクが流入可能な孔113が形成されている。
以下、インクが消費されたインクカートリッジ10のインク室100に、再びインクが充填されてインクカートリッジ10が再生される方法が説明される。このインクカートリッジの再生方法は、次の5つの工程に大別される。
(1)バルブ収容室54からバルブユニット30を取り外す第1工程。
(2)バルブユニット30が取り外されたインクカートリッジ10のインク室100及びバルブ収容室54を洗浄する第2工程。
(3)バルブ収容室54において、弁体31が機能しない第1位置に、バルブユニット30を位置せしめる第3工程
(4)第1位置に位置されたバルブユニット30を通じてインク室100へインクを流入させる第4工程。
(5)バルブ収容室54において、弁体31が機能可能な第2位置に、第1位置に位置されたバルブユニット30を移動させる第5工程。
本実施形態によれば、バルブ収容室54において、第1位置と第2位置とにバルブユニット30が挿抜されるので、バルブユニット30の弁体31により開閉される奥壁53の貫通孔28を通じてインク室100へインクを注入して、インクカートリッジ10を再生することができる。
なお、本実施形態では、インクカートリッジ10の再生方法として、前述された各工程が説明されたが、インクカートリッジ10に最初にインクを充填する方法として、つまりインクカートリッジ10の製造方法として、前述された各工程が行われてもよい。このインクカートリッジの製造方法は、次の3つの工程に大別される。
(3)バルブ収容室54において、弁体31が機能しない第1位置に、バルブユニット30を位置せしめる第3工程
(4)第1位置に位置されたバルブユニット30を通じてインク室100へインクを流入させる第4工程。
(5)バルブ収容室54において、弁体31が機能可能な第2位置に、第1位置に位置されたバルブユニット30を移動させる第5工程。
また、前述された実施形態においては、バルブ収容室54において、バルブユニット30は、弁支持部材32の凸部46とバルブ収容室54の内壁との摩擦抵抗により第1位置に保持されるが、バルブ収容室54の内壁に弁支持部材32の凸部46と嵌合する凹溝を形成して、その凹溝と凸部46との嵌合によってバルブユニット30が第1位置に保持されることとしてもよい。
28・・・貫通孔(流路)
30・・・バルブユニット
31・・・弁体(流量制御弁)
54・・・バルブ収容室
100・・・インク室
Claims (6)
- インク室とバルブ収容室との間にバルブ収容室からインク室へのインクの流れを制限する流量制御弁を有するバルブユニットが設けられたインクカートリッジの再生方法であって、
バルブ収容室からバルブユニットを取り外す第1工程と、
バルブユニットが取り外されたインクカートリッジのインク室及びバルブ収容室を洗浄する第2工程と、
バルブ収容室内で上記流量制御弁が機能しない第1位置に、バルブユニットを位置せしめる第3工程と、
上記第1位置に位置されたバルブユニットを通じてインク室へインクを流入させる第4工程と、
上記第1位置に位置するバルブユニットを上記流量制御弁が機能可能な第2位置に位置せしめる第5工程と、を含むインクカートリッジの再生方法。 - 上記第3工程において、上記第1工程においてバルブ収容室から取り外されたバルブユニットを使用する請求項1に記載のインクカートリッジの再生方法。
- 上記第3工程において、上記第1工程においてバルブ収容室から取り外されたバルブユニットを使用せず、新たなバルブユニットを上記第1位置に位置せしめる請求項1に記載のインクカートリッジの再生方法。
- 上記第3工程及び上記第5工程において、バルブユニットをバルブ収容室へ圧入して、バルブユニットを上記第1位置又は上記第2位置に位置せしめる請求項1から3のいずれかに記載のインクカートリッジの再生方法。
- インク室とバルブ収容室とが流路を介してインクが流通可能に連通されており、当該流路を通過するインクの流量を制限する流量制御弁を有するバルブユニットが設けられたインクカートリッジの製造方法であって、
バルブ収容室内で上記流量制御弁が機能しない第1位置に、バルブユニットを位置せしめる第3工程と、
上記第1位置に位置されたバルブユニットを通じてインク室へインクを流入させる第4工程と、
上記第1位置に位置するバルブユニットを上記流量制御弁が機能可能な第2位置に位置せしめる第5工程と、を含むインクカートリッジの製造方法。 - 記録装置に装着可能なインクカートリッジであって、
インクが貯留されるインク室と、
上記インク室と流路を介してインクが流通可能に連通されており、外部に開口されたバルブ収容室と、
上記記録装置に設けられたインク導入管の挿入によって開かれる第1の弁、及び上記流路においてバルブ収容室からインク室へのインクの流れを制限する第2の弁を有し、当該第2の弁によって上記バルブ収容室から上記インク室へのインクの流れを制限しつつ、外部へインクを流出可能とするバルブユニットと、を具備しており、
上記バルブ収容室は、上記第2の弁が機能しない第1位置に位置する上記バルブユニットに対して、上記外部から当該バルブユニットへ挿入された上記インク導入管によって上記第1の弁が開かれた状態で、当該バルブユニットが上記第2の弁が機能する第2位置へ移動しない摩擦抵抗を生じさせるインクカートリッジ。
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