JP4525080B2 - 液体収容体の液体充填方法 - Google Patents

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本発明は、液体収容体の液体充填方法に関する。
従来から、液体をターゲットに対して噴射させる液体噴射装置として、インクジェット式記録装置が広く用いられている。詳しくは、このインクジェット式記録装置は、キャリッジと、同キャリッジに搭載された液体噴射ヘッドとしての記録ヘッドと、液体としてのインクを貯留するインクカートリッジとを備えている。
このようなインクジェット式記録装置の中には、キャリッジへの負荷を低減させたり、装置を小型化・薄型化させたりするために、インクカートリッジをキャリッジに搭載させない機構(いわゆるオフキャリッジ型)を有するものがある。そして、このプリンタに採用されるインクカートリッジは、通常、インクを収容する袋状の液体収容体としてのインクパックと、同インクパックを収容するケースとを備えている。そして、インクパック内のインクは、インク供給チューブを介して記録ヘッドへと供給されるようになっている(例えば、特許文献1参照)。また、このインクパックは、液体収容部としての袋部と、その袋部に設けられた導出部とを備えている。導出部は、袋部内を外部に連通する連通孔を備えている。この連通孔には、一般的に、袋部内を密閉するための弁機構が内設されている。
この弁機構の一つとして、インクパック内に空気等が流入するのを防止する逆止弁がある。逆止弁は、インクパックから外部にインクが導出される際に開状態となる。また、逆止弁は、連通孔が開放されて外部から流体が流入しようとすると閉状態となり、袋部に空気等が混入するのを防止するようになっている。
特開2003−53984号公報
ところで、このインクパックは、導出部に逆止弁を備えているので、導出部を介して袋部にインクを充填することは困難であった。つまり、袋部内のインクを消耗した後のインクパックに、インクを充填して同インクパックを再使用することができなかった。
本発明の目的は、逆止弁を備えた液体収容体に液体を再充填することができる液体収容体の液体充填方法を提供することにある。
本発明の液体収容体の液体充填方法は、液体を収容する液体収容部を有し、前記液体収容部を外部に連通する液体流路の途中に、弁体及び弁座からなる逆止弁を備えた液体収容体の液体充填方法であって、前記弁体は、その比重が前記液体の比重以下に形成され、前記弁体の少なくとも一部が前記弁座から離間した状態を維持するような流速で、前記液体流路を介して前記液体収容部に液体を注入する。
これによれば、液体流路内に設けられる逆止弁の弁体の比重が、液体の比重以下である液体収容体に対し、前記弁体が弁座から離間した状態を維持するような流速で液体が液体収容部に注入される。このため、逆止弁を備えていても、液体収容体に液体を充填することができるので、使用済みの液体収容体を解体することなく、液体を再充填することができる。従って、液体収容体を繰り返し使用することができるので、液体収容部内の液体が
消耗された液体収容体を廃棄することなく有効利用することができる。
この液体収容体の液体充填方法において、前記液体収容体を、前記弁体が前記弁座よりも鉛直方向において上方に配置された姿勢で、前記液体流路に液体を注入し、前記弁体を、前記液体流路に充填された液体から受ける浮力により前記弁座から離間させる。
これによれば、液体収容体は、弁体が弁座よりも鉛直方向において上方に配置される姿勢で液体が液体流路に注入される。このため、弁体は、液体流路内の液体の浮力によって弁座と離間する。このため、液体収容体の姿勢を決定するだけで、弁体と弁座とを離間させることができるので、簡単に液体収容部に液体を注入することができる。
この液体収容体の液体充填方法において、前記液体流路内の前記弁体側の流路を負圧にして、前記弁体を前記弁座から離間させる工程を更に備えた。
これによれば、弁体の少なくとも一部が前記弁座から離間するように、弁体側の流路を負圧にする。このため、確実に弁座から弁体を離間させることができる。
この液体収容体の液体充填方法において、前記液体流路を介して前記液体収容部に液体を注入する際に、液体圧送手段を用いて前記液体流路内に流入する液体の流速を制御する。
これによれば、液体圧送手段を用いて液体流路内に流入する液体の流速を制御することができるので、効率的かつ高精度に液体の流速の制御を行うことができる。
この液体収容体の液体充填方法において、前記液体流路を介して前記液体収容部に液体を注入する際に、前記液体は、前記液体収容体に対して鉛直方向における上方から送出され、水頭差に基づく正圧により前記液体流路内に供給される。
これによれば、液体収容体には、液体収容体に対して鉛直方向における上方から液体が送り出されるので、水頭差によって液体収容体に液体を注入することができる。このため、ポンプ等を用いることなく液体を供給することができる。
この液体収容体の液体充填方法において、前記逆止弁の弁体は、平板部を備え、この平板部が前記弁座に当接することにより前記逆止弁を閉状態とし、前記平板部が前記弁座から離間することにより前記逆止弁を開状態とする。
これによれば、前記逆止弁の弁体は、平板部を備える。このため、平板部にて流体からの圧力を受けて比較的容易に移動できるので、逆止弁を制御しやすくすることができる。
この液体収容体の液体充填方法において、前記弁座は、前記弁座の前記平板部との当接部の面積が、前記平板部の面積よりも小さく形成されているとともに、周囲よりも突出して形成されており、前記弁体は、前記弁座とは独立して形成されている。
これによれば、弁座は、平板部との当接部の面積が、平板部の面積よりも小さく形成されている。このため、弁体に弁座が当接した際に、弁体の平板部には弁座に当接しない部分が生じる。また、弁座は、突出形成されている。さらに、弁体は、弁座とは独立している。この構成により、弁体の弁座に当接していない部分と弁座の周囲との間に設けられた空間に液体を流入しやすくすることができる。その結果、液体の流れにより、弁座と当接していない弁体の平板部が押し上げられ、弁体を弁座から比較的容易に浮き上がらせることができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を図1〜図8に従って説明する。図1は、本実施形態における液体噴射装置としてのインクジェット式記録装置(以下、単にプリンタとする)の概略を説明する平面図である。
図1に示すように、プリンタ1は、フレーム2を備えている。フレーム2には、プラテン3が架設されており、このプラテン3上には、図示しない紙送り機構により紙が給送される。そして、フレーム2には前記プラテン3と平行にガイド部材4が架設されている。このガイド部材4には、キャリッジ5がガイド部材4の軸線方向に移動可能に挿通支持されている。また、このキャリッジ5は、タイミングベルト6を介してキャリッジモータ7に駆動連結されている。このため、キャリッジ5は、キャリッジモータ7の駆動により、ガイド部材4に沿って往復移動するようになっている。
キャリッジ5のプラテン3に対向する面には、液体噴射ヘッドとしての記録ヘッド8が搭載されている。そして、キャリッジ5上には記録ヘッド8に液体としてのインクを供給する6個のバルブユニット9が搭載されている。各バルブユニット9は、その内部にインクを一時的に貯留するために、プリンタ1に使用されるインクの色(種類)に対応して6個具備されている。尚、記録ヘッド8の下面には図示しないノズル吐出口が設けられており、この吐出口から紙上にインク滴が吐出されるようになっている。
フレーム2の右端にはカートリッジホルダ10が設けられている。そして、このカートリッジホルダ10には、6個のインクカートリッジ11が着脱可能に備えられている。これらのインクカートリッジ11は、図2に示すように、内部が気密状態となっているケース12と、その内側に設けられた液体収容体としてのインクパック13とによって構成されている。各インクパック13には、各種インクがそれぞれ貯留されている。これらのインクパック13と前記各バルブユニット9とは、可撓性を有する供給チューブ14を介して接続されている。この供給チューブ14の先端には、インクパック13と接続するための中空針N1(図5参照)が設けられている。
また、図1に示すように、プリンタ1には、加圧ポンプ15が備えられている。この加圧ポンプ15は、6本の空気供給チューブ16を介して前記各インクカートリッジ11の各ケース12と接続されている。従って、加圧ポンプ15により圧送された空気は、各空気供給チューブ16を介して各インクカートリッジ11のケース12内に流入する。そして、ケース12内に流入した空気は、ケース12とインクパック13との間に形成された空間S(図2参照)に充填される。その結果、インクパック13は前記空間Sに充填された加圧空気によって押し潰される。この押圧により、各インクパック13に貯留されているインクは、インクパック13から押し出されて各供給チューブ14を介して各バルブユニット9にそれぞれ供給される。
次に、前記インクパック13について、図3〜図6に従って説明する。図3に示すように、本実施形態におけるインクパック13は、液体収容部としての袋部20と導出部21とを備えている。袋部20は、本実施形態では、2枚の長方形状のフィルム部材22,23から構成されている。各フィルム部材22,23は、例えば、ポリプロピレンフィルム等の熱可塑性樹脂層にアルミニウム等のガスバリア層を蒸着することにより形成されている。袋部20は、両フィルム部材22,23を、前記熱可塑性樹脂層を向かい合わせて、それらの1辺に導出部21を挟んだ状態で重ね合わせ、その4辺の縁を熱溶着することにより袋状に形成されている。導出部21は、フィルム部材22,23の前記熱可塑性樹脂層と熱溶着可能な樹脂から形成されている。この袋部20の内部空間には各種インクがそれぞれ充填される。
次に、導出部21について説明する。図4〜図6は、導出部21の長手方向における断
面図である。導出部21は、第1の管体25及び第2の管体26を備えている。第1の管体25は、第2の管体26の基端部に形成された嵌合凹部26bに嵌合され、インクパック13の袋部20内に配置されるように設けられる。
第1の管体25は、下面25aから、上面25bに向かって連続する、液体流路としての第1の連通孔27及び第2の連通孔28を備えている。第1の連通孔27の内径は、第2の連通孔28の内径よりも大きく形成されている。また、第1の管体25は、フランジ部29を備えており、このフランジ部29には、一対の係合孔30が貫通形成されている。
第2の管体26は、嵌合部31、溶着部32、及び円筒部33を一体に備えている。嵌合部31は、下面26aに嵌合凹部26bを備えている。下面26aには、第1の管体25のフランジ部29に形成された係合孔30に嵌着する係合突部34が形成されている。この係合突部34と、第1の管体25の係合孔30とを嵌着させながら、第1の管体25の筒状部分を嵌合部31の嵌合凹部26bに嵌合すると、第1の管体25が第2の管体26に固定される。
溶着部32は、その外周面が両フィルム部材22,23に挟まれて、フィルム部材22,23に対して固着される。また、溶着部32は、図3に示すように舟形を成している。円筒部33は、略円筒状に形成されている。これらの嵌合部31、溶着部32、及び円筒部33には、嵌合部31から円筒部33に向かって、液体流路としての第3の連通孔35、第4の連通孔36、及び第5の連通孔37が貫通形成されている。第3の連通孔35は、第1の管体25が第2の管体26に固定された際に、第1の管体25の第2の連通孔28と連通する。第4の連通孔36は、第3の連通孔35よりも大径であって、中心孔36aと、中心孔36aに形成された複数の連通溝36bとから構成されている。中心孔36aは、断面略円形状に形成されている。連通溝36bは、中心孔36aの内周面に凹設されている。ここでは、連通溝36bは、中心孔36aの内周面の4箇所に形成されている。第5の連通孔37は、円筒部33内に形成されている。
また、第2の管体26内には、第1の弁機構V1及び第2の弁機構V2が備えられる。逆止弁としての第1の弁機構V1は、弁体40と弁座41とから構成され、第1の管体25及び第2の管体26の接続箇所に設けられている。弁体40は、前記第2の連通孔28の開口を閉塞可能な大きさの略円盤状に形成されている(即ち、弁体40は平板部から構成されている)。また、弁体40は、例えば、ポリプロピレン等の合成樹脂等、インクの比重以下の比重の材料を用いて形成されている。弁座41は、弁体40と独立して形成されており、第1の管体25の上面25bにおいて、前記第2の連通孔28の開口部の周りに環状に突設されている。このため、弁座41は、周囲(上面25b)よりも突出している。また、弁座41の弁体40との当接面(当接部)の面積は、弁体40の面積よりも小さくなっている。つまり、弁体40が弁座41に当接したとき、図5中鎖線で示すように、弁体40には、弁座41に当接しない部分が生じ、弁体40と弁座41の周囲(上面25b)との間には空間が形成されている。弁体40は、導出部21内にインクが充填され、弁体40が弁座41に対して鉛直方向において上方に位置したときは、その比重がインクの比重以下であるため、浮上するようになっている。但し、弁体40が浮遊する際は、インクの流れは静止しているものとする。
また、弁体40は、第2の連通孔28内の流体の圧力と、第3の連通孔35内の流体の圧力差によって移動するようになっている。具体的には、第3の連通孔35から第2の連通孔28へと(図5中矢印方向と反対方向)流体が移動するとき等、第2の連通孔28内の流体の圧力が、第3の連通孔35内の流体の圧力よりも低く、その圧力差が所定値以上のときには、第3の連通孔35の流体により、弁体40が弁座41側に移動する。そして
、図5中鎖線に示すように弁体40が弁座41に当接し、第2の連通孔28及び第3の連通孔35間の流れを遮断する。
一方、第3の連通孔35から第2の連通孔28へと小さい流速でインクが流れる場合には、弁体40は浮上した状態を維持する場合がある。詳述すると、第2の連通孔28内の流体の圧力が、第3の連通孔35内の流体の圧力よりも低く、その圧力差が所定値未満のときであって、弁体40が弁座41よりも鉛直方向において上方に位置する際には、図6に示すように弁体40は弁座41と当接しない状態に維持される。このとき、弁体40は第3の連通孔35内のインクの流れによる圧力を受けるが、そのインクによる圧力が小さく、弁体40の比重がインクの比重以下であるため、浮上した状態となる。また、このとき、インクは、第1の管体25の上面25bに当たることにより、弁体40を押し上げるような流れを生じる。尚、ここで流体とは、インク又は空気を指す。
逆に、袋部20からインクが導出される場合等、第2の連通孔28内の流体の圧力が、第3の連通孔35の流体の圧力よりも大きいとき、インクは、図5中矢印方向に流れる。このとき、弁体40は、第2の連通孔28内の流体の圧力を受けて、図5中実線で示すように弁座41から離れる。その結果、第2の連通孔28と第3の連通孔35とは連通した状態となる。つまり、この第1の弁機構V1は、第2の連通孔28から第3の連通孔35への流体の流れを許容するとともに、その逆の流れを、第2の連通孔28内と第3の連通孔35内との圧力差が所定値以上のときに遮断する逆止弁として機能するようになっている。
第2の弁機構V2は、弁体42とシール部材43とを備えている。弁体42は、略円柱状に形成されており、第4の連通孔36の中心孔36a内に設けられている。弁体42の外径は、中心孔36aの内径とほぼ同じ大きさとなっており、弁体42は中心孔36aの内周面に案内されながら摺動可能となっている。
シール部材43は、エラストマ等の可撓性材質からなり、略円筒状に形成されている。さらに、シール部材43の中心を貫通する挿入孔43bは、内径が前記中空針N1(図5参照)に対してしまり嵌めとなる大きさの孔と、導出側に拡開した孔とからなる。そして、シール部材43の下面43aには、前記挿入孔43bの開口を囲むように弁座45が突設されている。この弁座45は、前記弁体42が着座する弁座として機能する。尚、前記中空針N1は、中空状に形成されており、孔H1を介してインクを内部に流入するようになっている。
さらに、第2の弁機構V2は、弁体42を付勢するコイルバネ46を備えている。コイルバネ46は、中心孔36a内に、弁体42をシール部材43側に付勢するように支持固定されている。外部から力が加えられていない場合には、図4に示すように、コイルバネ46は弁体42をシール部材43に圧接するように付勢する。そして、シール部材43の挿入孔43bを介して中空針N1が挿入されると、図5に示すように、中空針N1はコイルバネ46の付勢力に抗して弁体42を押し下げ、弁体42は、シール部材43から離間する方向に移動する。このとき、中空針N1の先端はシール部材43にシールされた状態で挿入されている。袋部20からインクが押し出されると、袋部20内のインクは、連通溝36bを介して弁体42の周囲を回り込み、中空針N1の孔H1から中空針N1内に流入する。
つまり、インクカートリッジ11がカートリッジホルダ10に装着されると、中空針N1がシール部材43に挿入され、中空針N1の孔H1と第3の連通孔35及び第4の連通孔36が連通する。そして、加圧ポンプ15が駆動して、加圧空気がインクパック13を押圧すると、第2の連通孔28内の圧力が第3の連通孔35の圧力よりも大きくなり、第
1の弁機構V1の弁体40が弁座41から離間して、袋部20内と中空針N1の孔H1とが連通された状態になる。尚、ユーザ等が第2の弁機構V2の弁体42を治具を用いて強制的に押し下げることにより、シール部材43を介して空気が流入しようとするとき、第3の連通孔35内の圧力が高くなって、弁体40が弁座41に圧接される。
次に、袋部20内のインクを消耗しきったときに、袋部20内にインクを再充填する工程について図7に従って説明する。使用済みのインクパック13にインクを再充填する際には、まず、インクパック13をインク注入装置50に装着する。インク注入装置50は、インクタンク51を備えている。インクタンク51は、内部にインクを貯留している。また、インクタンク51はチューブ52に接続され、内部に貯留したインクをチューブ52に供給可能となっている。チューブ52は、可撓性材質からなり、その先端には供給針N2が設けられている。供給針N2は、中空針N1と同じ構成に形成されており、孔H2(図5及び図6参照)から外部にインクを導出するようになっている。
チューブ52の途中には、液体圧送手段としてのローラポンプ53が設けられている。ローラポンプ53は、内部に図示しないローラを備えている。このローラが正方向に回転すると、ローラがチューブ52を順次押し潰すことでチューブ52内の流体を所定の方向(インクタンク51から供給針N2側へ向かう方向)に圧送する。また、このローラポンプ53は、前記ローラの回転速度を制御することで、チューブ52から導出される流体の流速を調節できるようになっている。また、チューブ52の途中であって、ローラポンプ53と供給針N2との間には、止弁54が設けられている。
インク注入装置50に使用済みのインクパック13(以下、単にインクパック13と言う。)を装着する際は、その導出部21に供給針N2を挿入する。これにより、図6に示すように、第2の弁機構V2は開弁する。このとき、インクパック13は、導出部21が上方を向くように装着されている。さらに、インクパック13は、その鉛直方向における位置が、インクタンク51内のインク液面よりも低い位置に配置されている。尚、このとき、袋部20内及び導出部21内にはインクがほとんど残っていない状態とする。この場合、第1の弁機構V1は、閉弁していることが多いが、場合によっては弁体40が傾いた姿勢となり開弁していることもある。
そして、止弁54を開状態とし、ローラポンプ53を正方向に回転駆動させる。すると、ローラポンプ53の吸引及びインクタンク51とインクパック13との水頭差により、インクタンク51から、チューブ52を介して供給針N2にインクが供給される。供給針N2にインクが供給されると、供給針N2の孔H2からインクが導出し、導出されたインクは導出部21内に流入する。このとき、インクは第3の連通孔35から第2の連通孔28に向かって流れ落ちるので、第3の連通孔35内と第2の連通孔28内の圧力差は、所定値以上となる。その結果、第1の弁機構V1の弁体40は、弁座41に着座し、第3の連通孔35から第2の連通孔28へのインクの流れは遮断される。そして、第3の連通孔35、第4の連通孔36内が充填される量だけインクを注入すると、止弁54を閉状態にするとともにローラポンプ53の正方向の回転を停止する。
このとき、第3の連通孔35及び第4の連通孔36内にインクが充填され、この流路内のインクは、静止状態となる。すると、弁体40が、インクの浮力を受けて、弁座41と離間した状態になる。所定時間が経過すると、止弁54を開状態として、ローラポンプ53を正方向に回転駆動させる。このとき、ローラポンプ53の回転速度を小さくして、供給針N2から導出されるインクの流量(流速)を少量(低速)にする。供給針N2からはインクが少量ずつ押し出され、第4の連通孔36内に少量ずつ供給される。詳述すると、ローラポンプ53の回転速度は、チューブ52からインクが供給されても、第3の連通孔35と第2の連通孔28内の圧力差が、前記所定値未満となるような速度に保持されてい
る。つまり、チューブ52から流出するインクは、弁体40が浮上した状態を維持するような流速に保持されている。
その結果、図8中矢印に示すように、供給針N2から流出するインクは、連通溝36bを介して第2の弁機構V2の弁体42の周囲を回り込み、第3の連通孔35内に流入する。そして、第3の連通孔35内に流入したインクは、弁体40と弁座41との間から、第2の連通孔28内に流入し、第1の連通孔27から袋部20内にインクが流れ落ちる。このとき、弁体40が弁座41に近接していても、弁体40と弁座41の周囲(上面25b)との間に形成された空間にインクが流入し、弁座41側から弁体40側に向かうインクの流れが生じる。このインクの流れにより、弁体40が、弁座41と離間する方向に押し上げられるので、弁体40を弁座41と比較的容易に離間させて浮き上がらせることができる。尚、このとき、インクパック13の導出部21を上方にすることにより、導出部21内に気泡が混入していた場合には、導出部21内の上方に気泡が集められ、袋部20内に気泡が流入することがない。
袋部20の容量だけインクを注入すると、ローラポンプ53の正方向の回転を停止するとともに止弁54を閉状態とする。そして、供給針N2をインクパック13の導出部21から抜出して、インクパック13の再充填工程を終了する。
第1の実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)第1の実施形態では、逆止弁として機能する第1の弁機構V1を導出部21に内設し、第1の弁機構V1の弁体40を、その比重がインクの比重以下となるように形成した。そして、このインクパック13に対し、インク注入装置50を用いて、インクを導出部21を介して充填した。具体的には、インクパック13をインク注入装置50に装着し、導出部21内にインクタンク51からインクを供給して、導出部21内にインクを充填させた。そして、弁体40を弁座41から離間させてから、インクを供給針N2から導出部21内に少量ずつ供給した。詳述すると、導出部21内の第3の連通孔35と第2の連通孔28内の圧力差が、所定値未満となるような流速、即ち弁体40の浮上を維持するような流速でインクを導出部21内に供給するようにした。このため、供給針N2から導出されたインクは、弁体40と弁座41との間から、第2の連通孔28内に流入し、袋部20内に導出される。従って、逆止弁を設けていても、インクパック13にインクを充填することができるので、使用済みのインクパックに対し、解体することなくインクを再充填することができる。つまり、インクパック13を繰り返し使用することができるので、使用済みのインクパック13を廃棄することなく有効利用することができる。
(2)第1の実施形態では、インクパック13を、その導出部21が上方を向くようにインク注入装置50に装着した。そして、導出部21内に供給針N2を介してインクを注入し、第3の連通孔35及び第4の連通孔36内にインクを充填させることにより、弁体40がインクの浮力を受けて弁座41から離間するようにした。このため、インクパック13の姿勢を、導出部21が上方を向くようにするだけで、弁体40と弁座41を離間させた状態にすることができるので、ポンプ等を用いずに簡単にインクの充填を開始することができる。
(3)第1の実施形態では、インクタンク51と供給針N2との間に、ローラポンプ53を設けた。そして、ローラポンプ53の回転速度を制御することにより、供給針N2から導出されるインクの流速を制御するようにした。このため、効率的かつ高精度に、インクタンク51から供給針N2に向かうインクの流速を制御することができる。
(4)第1の実施形態では、インクタンク51のインク液面よりも、インクパック13が鉛直方向において下方に配置された状態で、インク注入装置50に装着した。このため
、水頭差によってインクパック13にインクを注入することができる。
(5)第1の実施形態では、第1の弁機構V1の弁体40は、平板部を備えた形状、即ち円盤状に形成されるようにした。このため、弁体40を、インク又は空気から圧力を受けて、第3の連通孔35内を移動しやすい構造にすることができる。従って、逆止弁としての第1の弁機構V1を圧力によって制御しやすくすることができる。
(6)第1の実施形態では、弁体40と弁座41とを独立して形成した。また、弁座41を突出形成し、弁体40との当接面の面積を弁体40の当接面の面積よりも小さくなるようにした。このため、弁体40と弁座41とが当接した際に、弁体40の弁座41と当接していない当接面と、弁座41との間に空間が設けられる。従って、第3の連通孔35内と第2の連通孔28内との圧力差が所定値未満となるような速度で、第3の連通孔35から第2の連通孔28に向かってインクが流れる際に、前記空間にインクが流入し、弁座41側から弁体40側に向かうインクの流れが生じやすくなる。従って、この構成により、導出部21から袋部20にインクを供給する際にも、比較的容易に弁体40と弁座41とを離間させて、弁体40を浮き上がらせることができる。つまり、導出部21を介して比較的容易に袋部20内にインクを注入することができる。
(第2の実施形態)
以下、本発明を具体化した第2実施形態を図9に従って説明する。尚、第2の実施形態は、第1の実施形態のインク充填方法及びインク注入装置50を変更したのみの構成であるので、同様の部分についてはその説明を省略する。
インク注入装置60は、インクタンク51とローラポンプ53とを接続するチューブ61を備え、このチューブ61には分岐管62が接続されている。分岐管62の一端には、吸引ポンプ63が接続されている。そして、分岐管62と吸引ポンプ63との間には、第1の止弁64が設けられている。分岐管62の他端には、供給針N2が接続されている。また、分岐管62とチューブ61との間には、第2の止弁66が設けられている。
使用済みのインクパック13にインクを充填する際には、まず、導出部21に供給針N2を挿入してインクパック13を装着する。尚、このとき、インクパック13は、導出部21と袋部20とを水平方向に連なるように装着するが、インクパック13は導出部21を上方にして、インクパック13を鉛直方向に垂下した状態に装着してもよい。そして、第1の止弁64を閉状態にして、第2の止弁66を開状態とする。さらに、ローラポンプ53を正方向に回転させて、インクタンク51から供給針N2へとインクを導出する。
供給針N2から導出部21内にインクが導出されると、その流圧により、第3の連通孔35内の圧力は、第2の連通孔28内の圧力よりも大きくなる。このため、図5中鎖線に示すように、弁体40は弁座41に圧接される。ローラポンプ53を所定時間駆動することにより、導出部21内に所定量のインクを導出すると、第2の止弁66を閉状態にするとともに、ローラポンプ53の正方向の駆動を停止する。また、第1の止弁64を開状態にして、吸引ポンプ63を駆動する。
吸引ポンプ63を駆動すると、供給針N2を介して導出部21内のインクが吸引される。この吸引により、第3の連通孔35内の圧力が、第2の連通孔28内の圧力よりも小さくなり、弁体40が弁座41から離間する。吸引ポンプ63を所定時間駆動すると、第1の止弁64を閉状態とし、吸引ポンプ63の駆動を停止する。
第1の止弁64を閉状態とした後、直ちに、第2の止弁66を開状態とし、ローラポンプ53を正方向に回転駆動させる。このとき、ローラポンプ53の回転速度は、供給針N
2からインクが供給されても、第3の連通孔35と第2の連通孔28内の圧力差が、所定値未満となるような速度に保持されている。つまり、供給針N2から流出するインクは、弁体40が弁座41から離間した状態を保持するような流速に保持されている。
その結果、弁体40と弁座41との間から、第2の連通孔28内にインクが流入し、袋部20内に導出される。袋部20の容量だけインクを注入すると、第2の止弁66を閉状態とし、ローラポンプ53の正方向の回転を停止する。そして、供給針N2をインクパック13の導出部21から抜出して、インクパック13の再充填工程を終了する。
第2の実施形態によれば、第1の実施形態の(1)及び(3)〜(6)に記載の効果に加えて、以下のような効果を得ることができる。
(7)第2の実施形態では、インク注入装置60に、供給針N2に接続された吸引ポンプ63を設けた。そして、吸引ポンプ63により、インク注入装置60に装着されたインクパック13の導出部21内のインクを吸引することで、弁体40と弁座41とを離間させるようにした。そして、弁体40と弁座41とを離間させた状態を保持する流速で、袋部20内にインクを注入するようにした。つまり、インクを袋部20内に注入する際に、弁体40と弁座41とを吸引ポンプ63によって離間させるので、確実に第1の弁機構V1を開状態とすることができる。
尚、上記各実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記各実施形態では、弁体40を略円盤状にしたが、弁体は、平板部と平板部から突出する突部とからなる構成でもよい。
・第1の実施形態では、インク注入装置50により、導出部21内にインクを充填させた後に一旦インクの供給を停止させ、弁体40を浮上させた後、弁体40の浮上を維持するような流速でインクを注入するようにした。これを、インクの供給を一旦停止させなくても、弁体40が浮上するような流速が保持できる場合又は弁体40と弁座41とを離間することができる場合には、インクを連続的に注入するようにしてもよい。
・第1の実施形態では、ローラポンプ53を使用して、インクパック13にインクを充填するようにしたが、インクタンク51の鉛直方向における位置と、インクパック13の鉛直方向における位置との差(水頭差)によって、弁体40を浮上させながらインクパック13内にインクを注入できる場合には、ローラポンプ53を省略してもよい。この場合、インクは、インクパック13に対して鉛直方向における上方に配置されたインクタンクから送出され、水頭差に基づく正圧により、導出部21内に供給される。
・第1の実施形態では、インクタンク51のインク液面よりもインクパック13が低い位置に配置されることで、水頭差によってもインクが供給されるようにした。これを、ローラポンプ53のみでインクの流速を制御可能な場合には、インクタンク51をインクパック13の鉛直方向における位置と同じ位置、又はそれよりも低い位置に配置するようにしてもよい。
・第2の実施形態では、弁体40を弁座41から離間する吸引手段として、吸引ポンプ63を用いたが、これをシリンダとピストンからなる注入管から構成してもよい。
・第2の実施形態では、吸引ポンプ63によって導出部21内のインクを吸引する吸引工程の後、導出部21内にインクを連続的に注入する注入工程を行うようにした。これを、吸引工程と注入工程とを、何回か繰り返すようにしてもよい。つまり、少量ずつインクを導出部21内に供給しても、弁体40が弁座41に接近してしまうような場合には、吸引工程を行って、弁体40を弁座41から充分離間させてから、注入工程を再度行うようにしてもよい。
・上記実施形態では、各インクカートリッジ11を、各ケース12と、各ケース12に収容されるインクパック13とから構成した。このインクカートリッジを、一つのケース内に複数のインクパックが収容される構成としてもよい。また、インクパック13は、6個に限定されず、プリンタ1に使用されるインクの種類に応じて適宜変更してもよい。
・上記実施形態では、液体収容体をインクパックとして説明したが、液体収容体は、凹状のケースの開口部にフィルムを貼着した液体収容部と、ケースに前記凹部と外部とを連通する導出部とからなる構造でもよく、袋状のフィルム部材からなるインクパックに限定されることはない。要は、液体を収容可能な液体収容部と、液体収容部を外部に連通する導出部とを備えた液体収容体であればよい。
・上記実施形態では、インクパック13を、2枚のフィルムを張り合わせた構造としたが、これに限定されることはない。例えば、インクパック13の袋部20は、1枚のフィルムを袋状にした構成でもよい。また、前記袋部20は、3枚以上のフィルムを互いに張り合わせることにより袋状にした構成でもよい。
・上記実施形態では、弁座41を突出形成し、弁体40との当接面を弁体40の当接面の面積よりも小さくした。弁体40が、インク中で比較的浮上しやすい場合には、弁座41は、突出せず平滑な形状等、上記実施形態以外の形状でもよい。
・上記実施形態においては、液体噴射装置として、インクを吐出するプリンタ1について説明したが、その他の液体噴射装置であってもよい。例えば、ファックス、コピア等を含む印刷装置や、液晶ディスプレイ、ELディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材や色材などの液体を噴射する液体噴射装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとしての試料噴射装置であってもよい。また、流体(液体)もインクに限られず、他の流体(液体)に応用してもよい。また、液体収容体は、液体噴射装置以外の他の装置に搭載されるものとして使用してもよい。
第1の実施形態のプリンタの平面図。 同プリンタに備えられるインクカートリッジの断面図。 同インクカートリッジに備えられるインクパックの斜視図。 同インクパックの導出部の断面図。 同インクパックの導出部の断面図。 同インクパックの導出部の断面図。 同インクパックにインクを注入するインク注入装置の説明図。 同導出部内のインクの流れを説明する説明図。 第2実施形態のインク注入装置の説明図。
符号の説明
1…液体噴射装置としてのプリンタ、8…液体噴射ヘッドとしての記録ヘッド、13…液体収容体としてのインクパック、20…液体収容部としての袋部、27…液体流路としての第1の連通孔、28…液体流路としての第2の連通孔、35…液体流路としての第3の連通孔、36…液体流路としての第4の連通孔、37…液体流路としての第5の連通孔、40…平板部を構成する弁体、41…弁座、53…液体圧送手段としての加圧ポンプ、V1…逆止弁としての第1の弁機構。

Claims (5)

  1. 液体収容される液体収容部、前記液体収容部を外部に連通させる液体流路の途中に設けられた逆止弁であって、弁体弁座とを有し前記弁体はその比重が前記液体収容部に収容される液体の比重以下に形成された逆止弁を備えた液体収容体に液体を充填する液体充填方法であって、
    前記弁体が前記弁座よりも鉛直方向において上方に配置された姿勢で前記液体流路に液体を注入し、前記液体流路に充填された液体から受ける浮力により前記弁体を前記弁座から離間させ、
    前記弁体の少なくとも一部が前記弁座から離間した状態を維持するような流速で、前記液体流路を介して前記液体収容部に液体を注入する液体収容体の液体充填方法。
  2. 請求項に記載の液体収容体の液体充填方法において、
    前記液体流路を介して前記液体収容部に液体を注入する際に、液体圧送手段を用いて前記液体流路内に流入する液体の流速を制御することを特徴とする液体収容体の液体充填方法。
  3. 請求項1又は2に記載の液体収容体の液体充填方法において、
    前記液体流路を介して前記液体収容部に液体を注入する際に、前記液体は、前記液体収容体に対して鉛直方向における上方から送出され、水頭差に基づく正圧により前記液体流路内に供給されることを特徴とする液体収容体の液体充填方法。
  4. 請求項1〜のいずれか一つに記載の液体収容体の液体充填方法において、
    前記逆止弁の弁体は、平板部を備え、この平板部が前記弁座に当接することにより前記逆止弁を閉状態とし、前記平板部が前記弁座から離間することにより前記逆止弁を開状態とすることを特徴とする液体収容体の液体充填方法。
  5. 請求項に記載の液体収容体の液体充填方法において、
    前記弁座は、前記弁座の前記平板部との当接部の面積が、前記平板部の面積よりも小さく形成されているとともに、周囲よりも突出して形成されており、
    前記弁体は、前記弁座とは独立して形成されていることを特徴とする液体収容体の液体充填方法。
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