JP5181588B2 - 液体容器の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、液体容器に対する液体の充填方法および液体容器の製造方法に関する。
内部に液体を収容する液体容器として、たとえば、インクを収容するインクカートリッジが知られている。また、インクカートリッジに格納されているインク量を検出するために用いられるインク量センサを備えるインクカートリッジが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−130812号公報
しかしながら、従来、インク量センサを備えるインクカートリッジを製造する際には、インク量センサに対して、インク充填済みのインク収容体が接続されていた。したがって、インク量センサに対してインク収容体を接続する際に、インク漏れが発生するおそれがあった。
また、インク収容体に対するインク充填、インク量センサに対するインク充填の2回のインク充填を行わなければならないという問題があった。すなわち、先ず、インク収容体にインクを充填し、続いて、インク量センサに対してインク収容体を接続した後に、インク収容体からインク量センサ内部にインクを充填(導入)しなければならなかった。
なお、この問題は、インクカートリッジに限らず、液体収容体と液量センサを備える液体容器に共通の問題である。
本発明は、上記課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、液体容器に対する液体の充填処理時における液漏れの低減、充填処理の簡易化を目的とする。
上記課題の少なくとも一部を解決するために、本発明は以下の種々の態様を採る。
本発明の第1の態様は、液体収容体内の液体が液量検出器を介して液体供給口から外部に供給される構成を備える液体容器に対する液体容器の製造方法を提供する。本発明の第1の態様は、液体貯蔵体と前記液体供給口とを接続し、前記液体供給口および前記液量検出器を介して、前記液体容器に収容され、前記液量検出器と接続されている前記液体収容体に対して液体を充填し、前記液体貯蔵体と前記液体供給口との接続を解除することを備える。
本発明の第1の態様によれば、液体容器に収容され、液量検出器と接続されている液体収容体に対して液体を充填するので、液体容器に対する液体の充填処理時における液漏れの低減し、充填処理を簡易化することができる。
本発明の第1の態様において、前記液体収容体に対する液体の充填は加圧充填により行われても良い。この場合には、充填処理に要する時間を短縮することができる。
本発明の第1の態様において、前記液体貯蔵体は、所定の圧力で液体を供給可能な加圧供給器を備え、前記加圧充填は、前記加圧供給器を用いて実行されても良い。この場合には、所望する所定の圧力にて液体を充填することができる。
本発明の第1の態様において、前記液体貯蔵体は、前記液体容器よりも高い位置に配置され、前記加圧充填は、前記液体貯蔵体と前記液体容器との水頭差を用いて実行されても良い。この場合には、動力を用いることなく充填処理を実行することができる。
本発明の第1の態様において、前記液量検出器は、前記液体供給口と前記液体収容体とを連通する第1の流路と、付勢部材により所定の付勢力によって閉塞される第2の流路とを有し、前記加圧充填は、前記付勢力以下の圧力によって実行されても良い。あるいは、前記加圧充填は、前記付勢力より高い圧力によって実行されても良い。前者の場合には、第2の流路への気泡の進入を抑制することができると共に、液量検出器に残存する気泡量を低減することができる。後者の場合には、液体の充填処理時間を短縮することができる。
本発明の第1の態様はさらに、液体が充填された前記液体容器の前記液体供給口から、充填された液体の一部を排出させても良い。この場合には、液量検出器内における気泡の排出を更に促すことができる。
本発明の第1の態様において、前記液体収容体は、外部からの操作によって作用する逆止弁部を備え、前記液体容器の製造方法はさらに、液体が充填された後に前記液体収容体の前記逆止弁部を作用させても良い。この場合には、液体収容体が逆止弁部を有していても、円滑に液体を充填することができる。
本発明の第1の態様において、前記液体容器は、使用された液体容器であり、前記液体収容体に対する液体の充填は、再充填であっても良い。この場合には、使用済みの液体容器に対して、液体容器を分解することなく充填処理を実行することができる。
本発明の第2の態様は、液体容器の製造方法を提供する。本発明の第2の態様の液体容器の製造方法は、液量検出器を介して連通される液体収容体内と液体供給口とを備える液体容器を準備し、前記液体供給口および前記液量検出器を介して、前記液体容器に収容され、前記液量検出器と接続されている前記液体収容体に対して液体を充填することを備える。
本発明の第2の態様によれば、液体容器に収容され、液量検出器と接続されている液体収容体に対して液体を充填するので、液体容器の製造工程における、液体容器に対する液体の充填処理時における液漏れの低減し、充填処理を簡易化することができる。
本発明の第2の態様において、前記液体収容体は、外部からの操作によって作用する逆止弁部を備え、前記製造方法はさらに、液体が充填された後に前記液体収容体の前記逆止弁部を作用させても良い。この場合には、液体収容体が逆止弁部を有していても、円滑に液体を充填し、液体収容体を製造することができる。
以下、本発明に係る液体容器に対する液体充填方法および液体容器の製造方法について、図面を参照しつつ、実施例に基づいて説明する。
・第1の実施例
第1の実施例では、液体容器に対する液体充填方法について説明する。
図1は本実施例において用いられる液体容器を模式的に示す平面図である。図2は本実施例において用いられる液体容器を模式的に示す側面図である。図3は本実施例において用いられる液体容器を模式的に示す正面図である。図4は本実施例において用いられる液体収容部と液量検出器との接合部を示す説明図である。
本実施例では、液体容器として、インクジェット式プリンタに装着して用いられるインクカートリッジを例にとって説明する。本実施例に係るインクカートリッジ10は、筐体20、蓋体25、インク収容体30、インク量センサ40を備えている。なお、図1では、説明のために、蓋体25を備えていないインクカートリッジ10を用いて説明する。また、インク収容体30は液体収容体に、インク量センサ40は液量検出器に相当する。
筐体20は、外観が略直方体形状をなし、2つの独立したインク収容室20aおよびセンサ収容室20bを有している。各収容室20a、20bは、壁面部20cによって区画形成されており、頂面は開口している。筐体20は、例えば、熱可塑性樹脂を始めとする樹脂材、金属材、金属と樹脂のハイブリッド材によって形成される。
筐体20は、第1開口部21a、第2開口部21b、第3開口部21cおよび第4開口部21dを備えている。第1開口部21aおよび第4開口部21dは、インク収容室20aおよびセンサ収容室20bとを連通し、第2開口部21bおよび第3開口部21cは、センサ収容室20bと筐体外部とを連通する。
第1開口部21aは、インク収容体30とインク量センサ40とを接続するために用いられる。第2開口部21bは、インク供給口22を配置するために用いられる。第3開口部21cおよび第4開口部21dは、筐体外部からインク収容室20aに対して加圧空気を供給するための加圧管23を配置するために用いられる。
蓋体25は、筐体20の頂面形状に対応する形状を有する。図2および図3に示すように、筐体20の各開口部は封止材50によって密封されており、蓋体25は、封止材50に重ねて筐体20に装着される。封止材50は、少なくともインク収容室20aを密封するために、各収容室20a、20bの開口部を封止する。インクカートリッジ10が印刷装置に装着されると、インク収容室20aには、印刷装置から加圧管23を介して加圧空気が供給される。この加圧処理は、インク収容体30に対して外部から圧力を加えることで、印刷装置に対するインク供給を円滑化するために実行される。したがって、インク収容室20aは、密封されていることが求められる。封止材50としては、筐体20と同一の材料、例えば、ポリスチレンを裏打ち部材のポリエチレンテレフタレートから構成される複層フィルムが用いられる。封止材50は、筐体20と同一材料の面を筐体20の壁面側にした状態で接着される。
インク収容体30は、袋状の本体と、本体の一端に装着されているインク導出部31とを備えている。本体は、例えば、樹脂フィルム層にガスバリア層が積層形成された長方形状の複層フィルムから形成されている。インク導出部31は、樹脂フィルム層と熱用着可能な円筒形の樹脂部材により形成されている。インク収容体30は、重ね合わせた2枚の複層フィルムの一辺、本実施例では短辺の内の一辺、にインク導出部31を挟み、フィルムの縁部およびフィルムとインク導出部31とを熱溶着することによって形成される。樹脂フィルム層としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレンといった熱用着可能な熱可塑性樹脂が用いられ、ガスバリア層としてはアルミニウム、裏打ち部材としてポリアミド、ポリエチレンテレフタレートが用いられる。
インク量センサ40は、後述するセンサモジュール部と、第1の接続部40aと第2の接続部40bとを備えている。第1の接続部40aは、第1開口部21aを介して、インク収容体30のインク導出部31に装着される。具体的には、図4に示すように、第1の接続部40aの先端が、インク導出部31内部の受け部と当接するまで、第1の接続部40aを挿管する。第1の接続部40aの外周面とインク導出部31の内周面とは、シール部材によってシールされている。
第2の接続部40bには、第2開口部21bを介して、インク供給口22が装着される。なお、インク供給口22は、第2の接続部20bと一体に形成されても良い。この場合には、第2開口部21bから、インク供給口として機能する第2の接続部20bが突き出る。
インク量センサの構造:
図5は本実施例におけるインク量センサのセンサモジュールを模式的に示す平面図である。図6は図5の5−5線で切断したセンサモジュールの断面を模式的に示す説明図である。
インク量センサ40は、筐体40Cに、既述の通り、第1の接続部40aおよび第2の接続部40bを備えている。なお、図5は、説明のために、インク量センサ40の筐体40cの頂面を取り除いた状態を示している。
インク量センサ40は、センサモジュール41、第1連通路42aおよび第2連通路42bを備えている。第1連通路42aはセンサモジュール41と第1の接続部40aとを連通し、第2連通路42bはセンサモジュール41と第2の接続部40bとを連通する。
センサモジュール41は、センサ筐体411、受圧体412、ダイヤフラム413、付勢部材414、検出流路形成部材415、センサ43を備えている。センサ筐体411は、平面視が円環形状をなし、円環幅が異なる上側筐体部材411aと下側筐体部材411bとを備えている。本実施例では、下側筐体部材411bの円環幅は上側筐体部材411aの円環幅よりも大きい。センサ筐体411における第1連通路42aおよび第2連通路42bとの接続部には、図6に示すように、センサ筐体411の外部とセンサ筐体411の内部とを連通するための連通部411c、411dがそれぞれ形成されている。
検出流路形成部材415は、内部に2本の流路を有し、円環状の固定部材416によって下側筐体部材411bに固定されている。検出流路形成部材415の2本流路と、コの字状のセンサ43とによって、検出流路62が形成される。センサ43は、流体に直接触れる振動板とセンサ本体とから構成されていても良く、センサ本体のみから構成されていても良い。センサ本体としては、電圧の印加によって変形(電歪)し、外力に応じて電圧(逆起電力)を出力する受動素子である電歪素子が用いられる。電歪素子(圧電素子体)としては、例えば、ジルコン酸チタン酸鉛(PZT)、ジルコン酸チタン酸鉛ランタン(PZTL)、鉛を使用しない鉛レス圧電膜を用いることができる。センサ43によって生成された検出信号は、図示しない制御回路に送信される。
受圧体412は検出流路62を閉塞可能な大きさを有する下側部と付勢部材414と当接可能な大きさ上側部とを備えている。受圧体412は、ダイヤフラム413によって上側筐体部材411aに接続されている。
センサ筐体411には、インク流路61が形成されている。付勢部材414の付勢力によって受圧体412が検出流路形成部材415に接している場合には、インクはインク流路61を流動する。一方、受圧体412と検出流路形成部材415とが離間している場合には、インクはインク流路61および検出流路62の2つの流路を流動する。
付勢部材414によって受圧体412に加えられる付勢力は、例えば、使用時に加圧空気によってインク収容体30に加えられる加圧力よりも弱く設定されている。この結果、使用時には、受圧体412と検出流路形成部材415とが離間し、不使用時(取り外し時、非加圧時)には、受圧体412と検出流路形成部材415とが接して、検出流路62への気泡の混入等が抑制、防止される。
センサモジュール41を用いたインク量検出について簡単に説明する。センサ43は、振動系に対して励起振動を与える励振器、および振動系における振動周波数を検出する振動検出器の双方の役目を担う。具体的には、センサ43は、矩形波駆動信号の印加によって電歪された後、駆動信号の印加が停止されることによって励起振動を開始する。センサ43により振動系に与えられる励起振動数、すなわち、センサ43に対して印加する駆動信号の周波数を、センサモジュール41の振動系の固有振動数に合わせることによって、振動系には共振が生じる。センサ43は、発生した共振振動によって変形し、すなわち、振動を検出し、検出した振動に応じて変動する電圧値、すなわち、共振周波数信号、を検出結果信号として出力する。
センサモジュール41の振動系は、検出流路62が受圧体412によって塞がれているか否かによって異なる固有振動数を示す。インク収容体30には加圧力が作用しており、インク収容体30に所定量よりも多いインクが存在する場合には、高いインク圧によって受圧体412と検出流路形成部材415とが離間され、インク収容体30に所定量よりも少ないインクが存在する場合には、インク圧の低下によって受圧体412と検出流路形成部材415とが接する。したがって、検出流路62は、インク収容体30に所定量よりも多いインクが存在する場合にはインク流路61と連通し、インク収容体30に所定量以下のインクが存在する場合にはインク流路61から切り離される。すなわち、検出流路62が受圧体412によって塞がれている場合に形成される振動系と塞がれていない場合に形成される振動系とにおける、固有振動数の違いによりもたらされる逆起電力の差を利用することによって、インク収容体30に収容されているインク量が所定量以下であるか否かを判定することができる。なお、本実施例におけるインク量センサ40は、インク圧の変化に基づいてインク量の検出を行っているので、圧力センサであるということができる。
本実施例におけるインク量センサ40は、上述のようにインク収容体30におけるインク量が所定量以上であるか(所定量未満であるか)を判定するセンサであるが、この他にも、例えば、プリンタに供給されるインクの全量(流量)を検出することによって、消費量または残量を検出可能なセンサが用いられても良いことは言うまでもない。
本実施例に係るインクカートリッジ10に対するインクの充填方法について説明する。図7は本実施例におけるインク充填工程を示すフローチャートである。図8はインク充填工程の初期におけるインクカートリッジの状態を示す説明図である。図9はインク充填工程の中期におけるインクカートリッジの状態を示す説明図である。図10はインク充填工程の後期におけるインクカートリッジの状態を示す説明図である。
以下の工程において用いられるインク供給器は、インク貯蔵タンク200、第1制御弁201、第2制御弁202およびインク供給ポンプPPとを備えている。インク供給時には、第1制御弁201が連通状態(開)、第2制御弁202が非連通状態(閉)とされ、エア抜き処理時には、第1制御弁201が非連通状態(閉)、第2制御弁202が連通状態(開)とされる。なお、図8〜10において、開いている制御弁は白色で、閉じている制御弁は黒色で示す。
インクカートリッジ10におけるインク供給口22とインク供給器とが接続される(ステップS100:図8参照)。具体的には、インク収容体30およびインク量センサ40が組み込まれた状態のインクカートリッジ10のインク供給口22とインク供給ポンプPPの吐出口に接続されている供給管とが接続される。インクカートリッジ10は、新たに製造されるインクカートリッジであっても良く、あるいは、一度、使用され、再利用のためにインクが再充填されるインクカートリッジであっても良い。新規のインクカートリッジの場合には、インク収容体30およびインク量センサ40の内部流路には、インクは存在していない。一方、使用済みのインクカートリッジの場合には、インク収容体30およびインク量センサ40に対する洗浄が実行されていない場合には、インク収容体30およびインク量センサ40の内部流路にインクが存在している。
第1制御弁201を連通状態、第2制御弁202を非連通状態とし、インク供給ポンプPPを作動させて、インク量センサ40を介してインク収容体30に対するインクの充填を開始する(ステップS110:図9参照)。インク供給口22を介して供給されたインクは、インク量センサ40の内部流路、すなわち、少なくとも第1連通路42a、第2連通路42b、インク流路61を介して、インク収容体30へと流動する。
なお、外部からのインクの逆流入を防止または抑制するための逆止弁がインク収容体30に備えられている場合、例えば、インク導出部31に備えられている場合には、インクの充填にあたって工夫を要する。例えば、逆止弁の作動圧力未満の供給圧力によってインクの充填を行ったり、インク収容体30に対して、外部から逆止弁の機能をオフするための操作部を設けておき、インク充填時には逆止弁の機能をオフする。あるいは、インク収容体30のインク導出部31に対して、インク収容体30内部と連通する少なくとも2本の流路を形成し、2本の流路を切り替えるための切替弁を配置する。一方の流路には逆止弁を配置し、通常使用時には、逆止弁を備える流路を作動させ、インク充填時には逆止弁を備えない他方の流路を作動させても良い。
一方、逆止弁がインク収容体30に備えられていない場合には、インク供給ポンプPPを作動させるだけで、インクはインク収容体30の内部に充填される。
インク収容体30に対して所定量のインクが充填されると、インク供給ポンプPPを停止して、インク収容体30に対するインクの充填を停止する(ステップS120)。
インクの充填が終了すると、第1制御弁201を非連通状態、第2制御弁202を連通状態とし、インク供給ポンプPPを反転可動させて、エア抜き処理を実行する(ステップS130:図10参照)。本実施例においてエア抜き処理は、必須の処理ではなく、エア抜き処理を重ねて実行することによって、センサモジュール41、特に検出流路62における混入気泡の排除の確実性を向上さえることができる。具体的には、センサモジュール41における受圧体412が検出流路形成部材415から離間し、検出流路62へのインクの流入をもたらす圧力によって、吸引処理を実行する。この結果、検出流路62内の気泡がインクカートリッジ10の外部に排出される。また、同時にインク量センサ40およびインク収容体30内の気泡もインクカートリッジ10の外部に排出される。この結果、気泡混入に起因するインク量検出エラーの発生を抑制または防止することができる。
エア抜き処理が完了すると、インクカートリッジ10のインク供給口22とインク供給器との接続が解除される(ステップS104)。すなわち、インク供給口22から供給管が取り外される。
なお、インクカートリッジ10に対するインク充填時には、以下の2通りの態様が考えられる。図11はインク供給圧力が付勢力よりも低い場合におけるセンサモジュール内におけるインクの流れを模式的に示す説明図である。図12はインク供給圧力が付勢力よりも高い場合におけるセンサモジュール内におけるインクの流れを模式的に示す説明図である。
インク供給圧力が付勢力よりも低い場合には、図11に示すように、受圧体412と検出流路形成部材415とは接したままであり、検出流路62への流入口は露出せず、インクは専らインク流路61を通ってインク収容体30へと流動する。したがって、既述のエア抜き処理によって、検出流路62へのインクの導入が求められる一方で、検出流路62が受圧体412によって塞がれているので、検出流路62への気泡の混入は少なく、インク流路61内における残留気泡を低減することができる。
一方、インク供給圧力が付勢力よりも高い場合には、図12に示すように、受圧体412と検出流路形成部材415とは離間する。したがって、検出流路62への流入口が露出し、インクは検出流路62およびインク流路61を通ってインク収容体30へと流動する。この場合は、既述のエア抜き処理によって、検出流路62内部に導入されたインクに混合する気泡の排出が促される。また、インク充填処理に要する時間を短縮することができる。
なお、本実施例では、インク充填処理時にセンサモジュール41はインクで満たされるため、従来における、センサモジュールへのインク導入のためのエア抜き処理は不要であり、上記のエア抜き処理と従来のセンサモジュールへのインク充填のためのエア抜き処理とは区別されるべきである。
以上説明したように、第1の実施例に係るインク充填方法によれば、筐体20にインク収容体30およびインク量センサ40が装着された状態にてインクの充填が実行されるので、インク漏れを防止または抑制することができる。すなわち、インク収容体30とインク量センサ40とが接続された状態にてインクの充填処理が実行されるので、従来生じていた、インクが充填されたインク収容体にインク量センサを接続する際のインク漏れを防止または抑制することができる。この結果、インクカートリッジへのインク充填時における漏れインクの除去等の作業が不要となり、インク充填処理の効率化を図ることができる。
また、インク収容体30とインク量センサ40とが接続された状態にてインクの充填処理が実行されるので、充填処理時にインク量センサ40内部がインクで満たされる。したがって、従来、インク収容体に対するインク充填処理に加えて行われてきた、インク量センサに対するインク充填処理を実行しなくても良い。この結果、インク充填処理の簡易化を図ることができる。
さらに、使用済みのインクカートリッジ10に対してインクを充填する際には、上記の他に、使用済みのインクカートリッジ10を分解することなく、インク収容体30に対するインクの再充填を実行することができるという利点を享受することができる。
・第2の実施例:
以下、インクカートリッジの製造方法について説明する。図13は本実施例に係るインクカートリッジの製造工程を示すフローチャートである。本実施例では、組み立てられたインクカートリッジに対してインクの充填を実行するので、先ず、インクカートリッジの組立が実行される(ステップS200)。具体的には、筐体20にインク収容体30およびインク量センサ40を組み込み、封止材50を用いてインク収容室20aとセンサ収容室20bの開口部を塞ぐ。本実施例では、先ず、インク収容体30をインク収容室30aに配置し、続いて、インク量センサ40の第1の接続部40aをインク収容体30のインク導出部31に挿管しながらインク量センサ40をセンサ収容室20bに配置する。インク導出部31に対する第1の接続部40aの挿管は、第1の接続部40aを単純に挿入することによって実行されても良く、あるいは、第1の接続部40aを回転させながら挿入し、第1の接続部40aとインク導出部31または壁面部20cとを機械的に係止(ロック)するように実行されても良い。
センサ収容室20bに収容されたインク量センサ40の第2の接続部40bに対して、インク供給口22となる管状部材を装着する。また、筐体20の第3開口部21cおよび第4開口部21dに対して加圧管23(通常は、筐体20と一体形成されている)を装着する。続いて、封止材50を筐体20の開口部に配置し、熱溶着、超音波溶着等によって封止材50と筐体20(壁面部20cの端面)とを接着する。最後に、蓋体25を筐体20に装着してインクカートリッジ10が組立終わる。なお、蓋体25の装着は、インク充填処理が完了した後に実行されても良い。
インクカートリッジ10が完成すると、既述のインク充填処理(ステップS100〜S130)に対応するインク充填処理(ステップS210〜S250)が実行される。すなわち、簡単に説明すると、インクカートリッジ10のインク供給口22に対してインク供給器が接続され(ステップS210)、インク収容体30に対するインクの充填が開始される(ステップS220)。所定量のインクの充填が完了すると、インクの充填処理を停止し(ステップS230)、エア抜き処理を実行し(ステップS240)、インクカートリッジ10のインク供給口22とインク供給器との接続が解除されて(ステップS250)、インクカートリッジ10の製造処理が完了する。
なお、インクカートリッジ10の製造処理においては、逆止弁を備えるインク収容体30に対しても、以下の方法によって、高い供給圧力にてインクの充填を実行することができる。図14は逆止弁を備えるインク導出部の一例を示す説明図である。図15は逆止弁を備えるインク導出部において逆止弁が機能している状態を示す説明図である。
図14に示す例では、インク導出部31は、インク収容体30の袋部を形成するフィルム材311、逆止弁312、およびバイパス通路313を備えている。インク充填時には、バイパス通路313とインク収容体30内部とは連通されているので、インク導出部31に供給されたインクは、逆止弁312を通過することはできないが、バイパス通路313を介してインク収容体30の内部へと流動する。インク収容体30に対するインクの充填が完了した時点で、図15に示すように、フィルム材311によってバイパス通路313を封止すれば、インク収容体30に対する通路は逆止弁312を介する通路のみとなる。この結果、逆止弁312が機能した状態に切り替わる。なお、フィルム材311によるバイパス通路313の封止は、例えば、熱溶着によって実現される。
この態様を採る場合には、筐体20に対する封止材50の溶着は、インク収容体30に対するインクの充填が終了し、バイパス通路313の封止が完了した後に実行される。
以上説明したように、本実施例に係るインクカートリッジの製造方法によれば、筐体20にインク収容体30およびインク量センサ40が装着された状態にてインクの充填が実行されるので、インクカートリッジ製造時におけるインク漏れを防止または抑制することができる。この結果、インク漏れに起因するインクカートリッジの汚れを防止または抑制することができると共に、漏れインクの除去等の作業工程が不要となり、製造工程の効率化を図ることができる。
また、インク収容体30とインク量センサ40とが接続された状態にてインクの充填処理が実行されるので、充填処理時にインク量センサ40内部がインクで満たされる。したがって、従来、インク収容体に対するインク充填処理に加えて行われてきた、インク量センサに対するインク充填処理を実行しなくても良い。この結果、インクカートリッジ製造工程の簡易化を図ることができる。
・インクカートリッジの適用例:
本実施例におけるインクカートリッジ10の適用例として、インクカートリッジ10を印刷装置に搭載した例を用いて簡単に説明する。図16は、本実施例におけるインクカートリッジが装着されて用いられる印刷装置の概略構成図である。
印刷装置300は、主走査送り機構と、副走査送り機構と、印刷ヘッド駆動機構と、これら各機構を駆動制御すると共に液体としてのインク消費量を管理するための各種プログラム機能を実行するための制御回路310を備えている。
主走査送り機構は、キャリッジ301を駆動するキャリッジモータ302と、プラテン303の軸と並行に架設されキャリッジ301を摺動可能に保持する摺動軸304と、キャリッジモータ302との間に無端の駆動ベルト305を張設するプーリ306と、キャリッジ301の原点位置を検出する位置センサ(図示しない)とを備えている。主走査送り機構は、キャリッジモータ302によってキャリッジ301をプラテン303の軸方向(主走査方向)に往復動させる。
キャリッジ301は、印刷ヘッドIH1〜IH4を備えている。印刷ヘッドIH1〜IH4には、印刷ヘッドIH1〜IH4とは異なる位置に配置されている複数のインクカートリッジ10a〜10dからインクが供給される。すなわち、印刷装置300は、オフキャリッジタイプの印刷装置である。なお、インクカートリッジ10は、オフキャリッジタイプに代えて、印刷ヘッド上に備えられたホルダにインクカートリッジが装着されるオンキャリッジタイプの印刷装置にも装着可能であることは言うまでもない。
インクカートリッジ10a〜10dに対しては、コンプレッサ400から所定圧力の加圧空気が供給される。すなわち、加圧管23を介して、インク収容室30a内の圧力が所定圧力とすることで、インク収容体30に対して所定圧力を加え、インクの供給を安定させる。
副走査送り機構は、紙送りモータ307と、ギヤトレイン308を備えている。副走査送り機構は、紙送りモータ307の回転をギヤトレイン308を介してプラテン303に伝達することで、印刷用紙Pを副走査方向に搬送する。
ヘッド駆動機構は、キャリッジ301に搭載された印刷ヘッドIH1〜IH4を駆動し、インクの吐出量、タイミングを制御して、印刷媒体上に所望のドットパターンを形成する。インク駆動機構としては、例えば、電圧の印加により歪みを生じるピエゾ素子の変形を利用する駆動機構、電圧の印加により発熱するヒータを利用してインク内に発生する気泡を利用する駆動機構が用いられる。
制御回路310は、キャリッジモータ302、紙送りモータ307、操作パネル309と信号線を介して接続されている。制御回路310はまた、入出力端子を介してコンピュータまたはディジタルスチルカメラと接続され得る。制御回路310は、コンピュータ、操作パネル309からの指示に従い、あるいは、制御回路310に格納されている各種プログラムに従って、キャリッジモータ302、紙送りモータ307、印刷ヘッドIH1〜IH4を駆動する。
・その他の実施例:
(1)センサモジュール41を構成する受圧体412には、検出流路62とインク流路61とを連通する受圧体流路63を備えていても良い。図17はその他の実施例に係るセンサモジュール41の内部構成を模式的に示す説明図である。受圧体412に受圧体流路63を形成することによって、検出流路62へのインクの導入を容易化することができる。すなわち、インク充填処理時におけるインクの流動方向と平行な受圧体流路63を備えることによって、受圧体412と検出流路形成部材415とが十分に離間しない状態であっても、検出流路62に対して効果的にインクを導入することができる。また、受圧体流路63と連通部411cとの距離を調整することによって、更に、検出流路62に対するインクの導入効率を図ることができる。
(2)上記各実施例では、蓋体25が用いられているが、蓋体25を用いなくても良い。すなわち、蓋体25は、封止材50の損傷を防止する機能を果たすものの、封止材50によってインク収容室30aおよびセンサ収容室30bは封止されており、インク収容室30aに対する加圧処理は実行可能だからである。また、封止材50として可撓性を有する薄板部材を用いることによって、封止材50自体の強度を上げることによっても、蓋体25は必須の構成部材ではなくなる。
(3)上記各実施例では、インク導出部31に対してインク供給口22がオフセット配置されているが、インク導出部31とインク供給口22とは、略同一線上に配置されていても良い。インク量センサ40の内部流路構成に応じて適宜、最適な配置構成が取られれば良い。
(4)上記各実施例では、インク充填に際して、インク供給ポンプPPを用いたが、この他にも、インクカートリッジ10とインク貯蔵タンク200との高低差である水頭差を用いたインク充填処理が実行されても良い。この場合には、動力源を用いることなくインクの充填を実行することができる。
(5)上記各実施例では、インク充填に際して、インク供給ポンプPPを用いた加圧充填が実行されているが、真空ポンプ等の吸引ポンプを用いて真空引きによりインクを充填しても良い。この場合には、インクの充填を円滑に実行することができる。
(6)上記各実施例では、液体としてインクを例にとって説明しているが、この他にも、例えば、液薬、飲料水を収容する液体容器に対しても適用することができる。
(7)上記各実施例において、封止材50は、フィルム状材に限られず、可撓性を有する程度の薄板状材であっても良い。また、封止材50として、筐体20と異なる材質が用いられる場合には、少なくとも封止材50における壁面部20cとの接触面に対して筐体20と同一の材料が配置されていれば良い。
以上、実施例、変形例に基づき本発明について説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれる。
本実施例において用いられる液体容器を模式的に示す平面図である。 本実施例において用いられる液体容器を模式的に示す側面図である。 本実施例において用いられる液体容器を模式的に示す正面図である。 本実施例において用いられる液体収容部と液量検出器との接合部を示す説明図である。 本実施例におけるインク量センサのセンサモジュールを模式的に示す平面図である。 図5の5−5線で切断したセンサモジュールの断面を模式的に示す説明図である。 本実施例におけるインク充填工程を示すフローチャートである。 インク充填工程の初期におけるインクカートリッジの状態を示す説明図である。 インク充填工程の中期におけるインクカートリッジの状態を示す説明図である。 インク充填工程の後期におけるインクカートリッジの状態を示す説明図である。 インク供給圧力が付勢力よりも低い場合におけるセンサモジュール内におけるインクの流れを模式的に示す説明図である。 インク供給圧力が付勢力よりも高い場合におけるセンサモジュール内におけるインクの流れを模式的に示す説明図である。 第2の実施例に係るインクカートリッジの製造工程を示すフローチャートである。 逆止弁を備えるインク導出部の一例を示す説明図である。 逆止弁を備えるインク導出部において逆止弁が機能している状態のを示す説明図である。 本実施例におけるインクカートリッジが装着されて用いられる印刷装置の概略構成図である。 その他の実施例に係るセンサモジュールの内部構成を模式的に示す説明図である。
符号の説明
10…インクカートリッジ
10a〜10d…インクカートリッジ
20…筐体
20a…インク収容室
20b…センサ収容室
20b…第2の接続部
20c…壁面部
21a…第1開口部
21b…第2開口部
21c…第3開口部
21d…第4開口部
22…インク供給口
23…加圧管
25…蓋体
30…インク収容体
30a…インク収容室
30b…センサ収容室
31…インク導出部
40…インク量センサ
40a…第1の接続部
40b…第2の接続部
40c…筐体
41…センサモジュール
42a…第1連通路
42b…第2連通路
43…センサ
50…封止材
61…インク流路
62…検出流路
63…受圧体流路
200…インク貯蔵タンク
201…第1制御弁
202…第2制御弁
300…印刷装置
301…キャリッジ
302…キャリッジモータ
303…プラテン
304…摺動軸
305…駆動ベルト
306…プーリ
307…紙送りモータ
308…ギヤトレイン
309…操作パネル
310…制御回路
311…フィルム材
312…逆止弁
313…バイパス通路
400…コンプレッサ
411…センサ筐体
411a…上側筐体部材
411b…下側筐体部材
411c…連通部
412…受圧体
413…ダイヤフラム
414…付勢部材
415…検出流路形成部材
416…固定部材
IH1〜IH4…印刷ヘッド
P…印刷用紙
PP…インク供給ポンプ
PP…供給ポンプ

Claims (8)

  1. 液体収容体内の液体が液量検出器を介して液体供給口から外部に供給される構成を備える液体容器の製造方法であって、
    前記液量検出器は、前記液体供給口と前記液体収容体とを連通する第1の流路と、付勢部材により所定の付勢力によって閉塞される第2の流路とを有し、
    液体貯蔵体と前記液体供給口とを接続し、
    前記液体供給口および前記液量検出器を介して、前記液体容器に収容され、前記液量検出器と接続されている前記液体収容体に対して前記付勢力以下の圧力によって液体を加圧充填し、
    前記液体貯蔵体と前記液体供給口との接続を解除すること
    を特徴とする液体容器の製造方法。
  2. 請求項1に記載の液体容器の製造方法において、
    前記液体貯蔵体は、所定の圧力で液体を供給可能な加圧供給器を備え、
    前記加圧充填は、前記加圧供給器を用いて実行されることを特徴とする液体容器の製造方法。
  3. 請求項1に記載の液体容器の製造方法において、
    前記液体貯蔵体は、前記液体容器よりも高い位置に配置され、
    前記加圧充填は、前記液体貯蔵体と前記液体容器との水頭差を用いて実行されることを特徴とする液体容器の製造方法。
  4. 請求項1からのいずれかに記載の液体容器の製造方法はさらに、
    液体が充填された前記液体容器の前記液体供給口から、充填された液体の一部を排出させる工程を含むことを特徴とする液体容器の製造方法。
  5. 請求項1からのいずれかに記載の液体容器の製造方法において、
    前記液体収容体は、外部からの操作によって作用する逆止弁部を備え、
    前記液体充填方法はさらに、液体が充填された後に前記液体収容体の前記逆止弁部を作用させる工程を含むことを特徴とする液体容器の製造方法。
  6. 請求項1からのいずれかに記載の液体容器の製造方法において、
    前記液体容器は、使用された液体容器であり、
    前記液体収容体に対する液体の充填は、再充填であることを特徴とする液体容器の製造方法。
  7. 液体容器の製造方法であって、
    液量検出器を介して連通される液体収容体内と液体供給口とを備える液体容器を準備し、前記液量検出器は、前記液体供給口と前記液体収容体内とを連通する第1の流路と、付勢部材により所定の付勢力によって閉塞される第2の流路とを有し、
    前記液体供給口および前記液量検出器を介して、前記液体容器に収容され、前記液量検出器と接続されている前記液体収容体に対して前記付勢力以下の圧力によって液体を加圧充填すること、
    を特徴とする液体容器の製造方法。
  8. 請求項に記載の製造方法において、
    前記液体収容体は、外部からの操作によって作用する逆止弁部を備え、
    前記製造方法はさらに、液体が充填された後に前記液体収容体の前記逆止弁部を作用させることを特徴とする液体容器の製造方法。
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