JP2009066791A - 液体充填方法および液体容器の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】インクカートリッジ10におけるインク供給口22とインク供給器とが接続される。インク供給ポンプによって、インク量センサ40を介してインク収容体30に対するインクの充填を開始する。インク供給口22を介して供給されたインクは、インク量センサ40の内部流路、すなわち、少なくとも第1連通路42a、第2連通路42b、インク流路61を介して、インク収容体30へと流動する。インク収容体30に対して所定量のインクが充填されると、インク収容体30に対するインクの充填を停止し、エア抜き処理を実行する。エア抜き処理が完了すると、インクカートリッジ10のインク供給口22とインク供給器との接続が解除される。
【選択図】図1
Description
第1の実施例では、液体容器に対する液体充填方法について説明する。
図1は本実施例において用いられる液体容器を模式的に示す平面図である。図2は本実施例において用いられる液体容器を模式的に示す側面図である。図3は本実施例において用いられる液体容器を模式的に示す正面図である。図4は本実施例において用いられる液体収容部と液量検出器との接合部を示す説明図である。
図5は本実施例におけるインク量センサのセンサモジュールを模式的に示す平面図である。図6は図5の5−5線で切断したセンサモジュールの断面を模式的に示す説明図である。
以下、インクカートリッジの製造方法について説明する。図13は本実施例に係るインクカートリッジの製造工程を示すフローチャートである。本実施例では、組み立てられたインクカートリッジに対してインクの充填を実行するので、先ず、インクカートリッジの組立が実行される(ステップS200)。具体的には、筐体20にインク収容体30およびインク量センサ40を組み込み、封止材50を用いてインク収容室20aとセンサ収容室20bの開口部を塞ぐ。本実施例では、先ず、インク収容体30をインク収容室30aに配置し、続いて、インク量センサ40の第1の接続部40aをインク収容体30のインク導出部31に挿管しながらインク量センサ40をセンサ収容室20bに配置する。インク導出部31に対する第1の接続部40aの挿管は、第1の接続部40aを単純に挿入することによって実行されても良く、あるいは、第1の接続部40aを回転させながら挿入し、第1の接続部40aとインク導出部31または壁面部20cとを機械的に係止(ロック)するように実行されても良い。
本実施例におけるインクカートリッジ10の適用例として、インクカートリッジ10を印刷装置に搭載した例を用いて簡単に説明する。図16は、本実施例におけるインクカートリッジが装着されて用いられる印刷装置の概略構成図である。
(1)センサモジュール41を構成する受圧体412には、検出流路62とインク流路61とを連通する受圧体流路63を備えていても良い。図17はその他の実施例に係るセンサモジュール41の内部構成を模式的に示す説明図である。受圧体412に受圧体流路63を形成することによって、検出流路62へのインクの導入を容易化することができる。すなわち、インク充填処理時におけるインクの流動方向と平行な受圧体流路63を備えることによって、受圧体412と検出流路形成部材415とが十分に離間しない状態であっても、検出流路62に対して効果的にインクを導入することができる。また、受圧体流路63と連通部411cとの距離を調整することによって、更に、検出流路62に対するインクの導入効率を図ることができる。
10a〜10d…インクカートリッジ
20…筐体
20a…インク収容室
20b…センサ収容室
20b…第2の接続部
20c…壁面部
21a…第1開口部
21b…第2開口部
21c…第3開口部
21d…第4開口部
22…インク供給口
23…加圧管
25…蓋体
30…インク収容体
30a…インク収容室
30b…センサ収容室
31…インク導出部
40…インク量センサ
40a…第1の接続部
40b…第2の接続部
40c…筐体
41…センサモジュール
42a…第1連通路
42b…第2連通路
43…センサ
50…封止材
61…インク流路
62…検出流路
63…受圧体流路
200…インク貯蔵タンク
201…第1制御弁
202…第2制御弁
300…印刷装置
301…キャリッジ
302…キャリッジモータ
303…プラテン
304…摺動軸
305…駆動ベルト
306…プーリ
307…紙送りモータ
308…ギヤトレイン
309…操作パネル
310…制御回路
311…フィルム材
312…逆止弁
313…バイパス通路
400…コンプレッサ
411…センサ筐体
411a…上側筐体部材
411b…下側筐体部材
411c…連通部
412…受圧体
413…ダイヤフラム
414…付勢部材
415…検出流路形成部材
416…固定部材
IH1〜IH4…印刷ヘッド
P…印刷用紙
PP…インク供給ポンプ
PP…供給ポンプ
Claims (11)
- 液体収容体内の液体が液量検出器を介して液体供給口から外部に供給される構成を備える液体容器に対する液体充填方法であって、
液体貯蔵体と前記液体供給口とを接続し、
前記液体供給口および前記液量検出器を介して、前記液体容器に収容され、前記液量検出器と接続されている前記液体収容体に対して液体を充填し、
前記液体貯蔵体と前記液体供給口との接続を解除すること
を特徴とする液体充填方法。 - 請求項1に記載の液体充填方法において、
前記液体収容体に対する液体の充填は加圧充填であることを特徴とする液体充填方法。 - 請求項2に記載の液体充填方法において、
前記液体貯蔵体は、所定の圧力で液体を供給可能な加圧供給器を備え、
前記加圧充填は、前記加圧供給器を用いて実行されることを特徴とする液体充填方法。 - 請求項2に記載の液体充填方法において、
前記液体貯蔵体は、前記液体容器よりも高い位置に配置され、
前記加圧充填は、前記液体貯蔵体と前記液体容器との水頭差を用いて実行されることを特徴とする液体充填方法。 - 請求項2から4のいずれかに記載の液体充填方法において、
前記液量検出器は、前記液体供給口と前記液体収容体とを連通する第1の流路と、付勢部材により所定の付勢力によって閉塞される第2の流路とを有し、
前記加圧充填は、前記付勢力以下の圧力によって実行されることを特徴とする液体充填方法。 - 請求項2から4のいずれかに記載の液体充填方法において、
前記液量検出器は、前記液体供給口と前記液体収容体とを連通する第1の流路と、付勢部材により所定の付勢力によって閉塞される第2の流路とを有し、
前記加圧充填は、前記付勢力より高い圧力によって実行されることを特徴とする液体充填方法。 - 請求項1から6のいずれかに記載の液体充填方法はさらに、
液体が充填された前記液体容器の前記液体供給口から、充填された液体の一部を排出させる工程を含むことを特徴とする液体充填方法。 - 請求項1から7のいずれかに記載の液体充填方法において、
前記液体収容体は、外部からの操作によって作用する逆止弁部を備え、
前記液体充填方法はさらに、液体が充填された後に前記液体収容体の前記逆止弁部を作用させる工程を含むことを特徴とする液体充填方法。 - 請求項1から7のいずれかに記載の液体充填方法において、
前記液体容器は、使用された液体容器であり、
前記液体収容体に対する液体の充填は、再充填であることを特徴とする液体充填方法。 - 液体容器の製造方法であって、
液量検出器を介して連通される液体収容体内と液体供給口とを備える液体容器を準備し、
前記液体供給口および前記液量検出器を介して、前記液体容器に収容され、前記液量検出器と接続されている前記液体収容体に対して液体を充填すること、
を特徴とする液体容器の製造方法。 - 請求項10に記載の製造方法において、
前記液体収容体は、外部からの操作によって作用する逆止弁部を備え、
前記製造方法はさらに、液体が充填された後に前記液体収容体の前記逆止弁部を作用させることを特徴とする液体容器の製造方法。
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