JP5526894B2 - 光走査装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光走査装置に関し、より詳細には、光偏向器として共振ミラーを採用する光走査装置に関する。
従来、光走査装置においては光偏向器としてポリゴンミラーが多く用いられていたが、高速化・高解像度化の要請に伴い、近年、MEMS技術により形成される共振ミラーを光偏向器に適用することが検討されている。共振ミラーとは、ミラー振動子とこれを軸支するねじり梁を単結晶シリコン上に一体形成したものであり、ミラー振動子およびフレーム部のそれぞれに設けられた電極に対して正弦波駆動信号を印加することにより、両電極間に周期的に生じる静電力によるねじり梁の弾性変形とその復元力の作用によってミラー振動子を共振振動させるデバイスである。この点につき、特許第3543473号公報(特許文献1)は、光偏向器として共振ミラーを採用した光走査装置を開示する。
しかしながら、共振ミラーによって偏向されるビームは、全体の約40%に相当する期間しか走査速度がリニアリティーを持たず、有効走査期間が限られるため、光走査装置の走査効率は低くならざるを得なかった。この点につき、特開2008−70798号公報(特許文献2)は、タンデム方式のカラー複写機に搭載される光走査装置において、1つの光源から分岐した2つのビームを、それぞれ、所定の位相差をもって振動する2つの共振ミラーで偏向することによって、2つの光源で4色のステーションを効率良く走査する構成を開示する。
本発明は、上記従来技術における課題に鑑みてなされたものであり、本発明は、複数の独立した対象を効率良く走査することができる光走査装置を提供することを目的とする。
本発明者は、複数の独立した対象を効率良く走査することができる光走査装置につき鋭意検討した結果、光偏向手段として並設された2つの共振ミラーを採用するとともに、2つの共振ミラーの駆動波形の位相関係を一定に保持するための構成に想到し、本発明に至ったのである。
すなわち、本発明によれば、走査光源から出射する光を2つに分岐する光分岐手段と、分岐した一方の光を偏向するための第1の共振ミラーと分岐した他方の光を偏向するための第2の共振ミラーが並設された光偏向部と、前記第1の共振ミラーを正弦波駆動するための第1の駆動制御部と、前記第2の共振ミラーを正弦波駆動するための第2の駆動制御部と、前記第1の共振ミラーの第1の駆動波形と前記第2の共振ミラーの第2の駆動波形の位相関係を一定に保持するための位相関係制御部と含む光走査装置が提供される。本発明においては、前記位相関係制御部は、前記第1の駆動波形と前記第2の駆動波形の位相差を設定目標値に基づいてフィードバック制御することができ、前記第2の駆動制御部を制御するクロック信号の発振周波数を補正することができる。また、本発明においては、前記設定目標値は、1/4λとすることが好ましい。
また、本発明によれば、上記光走査装置を露光手段として搭載するタンデム式の画像形成装置であって、前記第1の共振ミラーによって偏向された光が第1の感光体を走査し、前記第2の共振ミラーによって偏向された光が第2の感光体を走査し、前記第1の感光体と前記第2の感光体が同時に走査されないように前記光偏向部を制御する画像形成装置が提供される。
本実施形態の光走査装置100を示す図。 先端同期センサおよび後端同期センサの検出信号のタイミング図。 共振ミラーの駆動制御手段のブロック図。 2つの共振ミラーの振動波形を示す図。 2つの共振ミラーの振動波形の位相差が1/4λよりも大きくなった場合の同期センサの検出信号のタイミング図。 一方の共振ミラーの振動波形の振幅が大きくなった場合のタイミング図。 本実施形態の光走査装置の制御ブロック図。
以下、本発明を、実施形態をもって説明するが、本発明は後述する実施形態に限定されるものではない。なお、以下に参照する各図においては、共通する要素について同じ符号を用い、適宜、その説明を省略するものとする。
図1は、タンデム方式の画像形成装置200に露光手段として搭載された本実施形態の光走査装置100を示す。画像形成装置200においては、異なる色(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー)毎に用意された4つの感光体ドラム201(B)、202(C)、203(M)、204(Y)が中間転写ベルト205の移動方向(矢印方向)に沿って等間隔で配列されている。本実施形態の光走査装置100は、4つの感光体ドラム201〜204の上方に配置され、4つの感光体ドラム201〜204を走査する。
本実施形態の光走査装置100は、二組の結像光学系を含み、各結像光学系が2つの感光体ドラムの走査を担当する。第1の結像光学系は、半導体レーザを備えた光源ユニット101と、光分岐手段104と、光偏向部としての共振ミラー基板102と、走査レンズ103と、トロイダルレンズ105、106と、折り返しミラー107〜112とを含んで構成され、2つの感光体ドラム201(B)、202(C)を走査する。
一方、第2の結像光学系は、半導体レーザを備えた光源ユニット151と、光偏向部としての共振ミラー基板152、光分岐手段154と、走査レンズ153と、トロイダルレンズ155、156と、折り返しミラー157〜162とを含んで構成され、2つの感光体ドラム203(M)、204(Y)を走査する。なお、本実施形態においては、光源ユニット101,151から各感光体面に至る全ての光路長が等しく、且つ、各感光体面に対する各ビームの入射範囲および入射角が等しくなるように、1つの感光体ドラムに対して3枚の折り返しミラーが配置されている。
共振ミラー基板102および152は、互いに背中合わせに接合され、主走査方向に対し30°傾いて光走査装置100の中央部に配置されており、上述した第1および第2の結像光学系は、光走査装置100の中央部に対して対称に配置されている。
まず、第1の結像光学系の走査態様につき、その光路を追って説明する。光源ユニット101からのビームL1は、光分岐手段104を経て鉛直方向に分岐して2つのビームになった後、共振ミラー基板102に入射する。なお、本実施形態においては、光分岐手段104をハーフミラー面と全反射面を有する接合プリズムとし、分岐した2つの光のうち、一方を直進させ、もう一方を平行にシフトして、平行ビームを射出するように構成することができる。図面左上に破線で囲んで示すように、共振ミラー基板102には、鉛直方向に共通の回転軸をもつ2つの共振ミラー122および124が並設されており、分岐した2つのビームは、それぞれ、共振ミラー122および124に入射する。共振ミラー122,124は、正弦波信号によって共振駆動するビーム偏向器であり、ミラー振動子とこれを軸支するねじり梁が単結晶シリコン上に一体形成されてなる。
共振ミラー124によって反射されたビームは、走査レンズ103に入射する。走査レンズ103は、非円弧面形状に形成されており、共振ミラー124から入射したビームを、共振ミラー122の正弦波振動に同期した単位走査角あたりの主走査方向の走査距離dH/dθがsin−1θ/θ0に比例する特性(f・arcsin特性)を持つように補正する(θ0=最大振れ角)。走査レンズ103を通過したビームは、折り返しミラー107で反射された後、トロイダルレンズ106によって集光される。集光されたビームは、折り返しミラー108、109で反射された後、感光体ドラム201(B)の表面に結像する。この結像スポットが共振ミラー124の正弦波振動に伴って感光体面上で主走査方向に等速に移動することによってブラック画像が形成される。
一方、共振ミラー122によって反射されたビームは、上述したのと同様に、走査レンズ103を通過し、折り返しミラー110で反射された後、トロイダルレンズ105によって集光され、折り返しミラー111、112を経て感光体ドラム202(C)の表面に結像する。この結像スポットが共振ミラー122の正弦波振動に伴って、感光体面上で主走査方向に等速に移動することによってシアン画像を形成する。
第2の結像光学系においても、同様に、光源ユニット151からのビームL2は、光分岐手段154を経て鉛直方向に分岐して2つのビームになった後、共振ミラー基板152が備える2つの共振ミラー(図示せず)に入射し、当該2つの共振ミラーの正弦波振動に伴って、2つの感光体ドラム203(M)、204(Y)が走査され、それぞれマゼンタ画像およびイエロー画像が形成される。第2の結像光学系の走査動作は、上述した第1の結像光学系のそれと実質的に等価であるので、これ以上の説明は省略する。以上、本実施形態の光走査装置100につき、その基本構成を説明してきたが、次に、光走査装置100の駆動制御方法について以下説明する。
図1に示されるように、本実施形態の光走査装置100は、1つの感光体ドラムにつき、2つの同期センサ(ビーム検出手段)を備える。すなわち、第1の結像光学系は、感光体ドラム201(B)について同期センサ132、134を備え、感光体ドラム202(C)について同期センサ136、138を備える。また、第2の結像光学系は、感光体ドラム203(M)について同期センサ146、148を備え、感光体ドラム204(Y)について同期センサ142、144を備える。なお、第1および第2の結像光学系は実質的に等価であるので、これ以降は、第1の結像光学系に基づいて、光走査装置100の駆動制御方法を説明する。
まず、共振ミラー124の駆動制御について説明する。共振ミラー124は正弦波で振動するため、時間tとともにsin波状に走査角θが変化する。したがって、共振ミラー124の振動振幅の折返し点近傍では、ビームの走査速度が加速度的に変化することになる。この点につき、上述した走査レンズ103による十分な補正効果が得られる共振ミラー124の有効振れ角θdは、全振れ角θの40%以下である。本実施形態においては、有効振れ角θdの期間におけるビームのみを画像形成に利用するために、同期センサ132および134の検出信号を使用してシアン画像データ書き込みのタイミングを制御している。なお、同期センサ132および134は、感光体ドラム201(B)の両端外側の適切な位置に設けられており、有効振れ角θdの期間の境界にあるビームを検出する。
図2は、同期センサ132および同期センサ134の検出信号のタイミング図を示す。なお、図2においては、共振ミラー124の振動波形をともに示す。図2に示されるように、走査ビームは、共振ミラー124の振動に同期して感光体ドラム201(B)上で往復走査を繰り返す。その往路においては、感光体ドラム201(B)の先端側にある同期センサ132(以下、先端同期センサ132として参照する)によってビームが検出された後(SP1)、感光体ドラム201(B)後端側にある同期センサ134(以下、後端同期センサ134として参照する)によって検出される(EP1)。続いて、復路では、後端同期センサ134によって再度ビームが検出された後(EP2)、先端同期センサ132によって再度ビームが検出される(SP2)。すなわち、本実施形態においては、「SP1 → EP1 → EP2 → SP2 」の検出サイクルが共振ミラー124の振動に同期して繰り返されることになる。したがって、本実施形態においては、同期センサ132および134からの検出信号に基づいて、「SP1」から「EP1」の間(往路走査)、ならびに、「EP2」から「SP2」の間(復路走査)に画像データの書き込みが実行されるようにタイミングが制御される。
一方、本実施形態においては、先端同期センサ132および後端同期センサ134からの検出信号を使用して共振ミラーの駆動制御を実行する。図3は、共振ミラー124の駆動制御手段のブロック図を示す。光源ユニット101から出射したビームは、光分岐手段104によって2つに分岐され、一方が共振ミラー124に反射され、他方が共振ミラー122に反射される。共振ミラー124に反射されたビームは、所定の光路を経て感光体ドラム201(B)を走査する。走査ビームは、感光体ドラム201(B)の両端外側に配置された先端同期センサ132および後端同期センサ134によって周期的に検出され、その検出信号は、位相検出回路302に入力される。位相検出回路302は、入力された検出信号から正弦波で駆動される共振ミラー124の位相を検出する。
位相比較器303は、位相検出回路302が検出した位相と基準位相クロック回路304のクロック信号の位相を比較して両者の位相差を検出し、コントロール部305は、検出された位相差に基づいて演算を実行する。共振ミラー駆動信号生成部306は、演算結果に基づいて共振ミラー124を駆動するための正弦波信号を生成し、駆動回路307は、生成された正弦波信号(駆動信号)によって共振ミラー124を駆動する。すなわち、本実施形態においては、先端同期センサ132および後端同期センサ134からの検出信号に基づいてフィードバック制御部308が共振ミラー124の振動周期をフィードバック制御している。以上、共振ミラー124の駆動制御について説明してきたが、感光体ドラム202(C)を走査するための共振ミラー122の駆動制御もこれと実質的に等価であるので、ここでは説明を省略する。
ここで、再び、図2のタイミング図を参照すると、本実施形態においては、共振ミラー124の振幅の約40%に相当する期間しか画像データ書き込みに利用できておらず、走査効率が悪くなっている。これは、共振ミラー122についても同様である。そこで、本実施形態においては、一方の感光体ドラムを走査することができない期間に隣接する他方の感光体ドラムを走査するようタイミング制御することによって、光走査装置全体の走査効率を向上させている。以下、この点について図4を参照して説明する。
図4は、共振ミラー124および共振ミラー122の振動波形を重ねて示す。なお、図4においては、感光体ドラム201(B)について設けられた先端同期センサ132および後端同期センサ134、ならびに、感光体ドラム202(C)について設けられた先端同期センサ136および後端同期センサ138の検出信号のタイミング図を併せて示す。
図4に示すように、本実施形態においては、共振ミラー124の振動波形と共振ミラー122の振動波形が1/4λの位相差を有するように共振ミラー124および共振ミラー122を駆動制御することが好ましい。このように制御することによって、感光体ドラム201(B)を走査することができない期間を感光体ドラム202(C)を走査する期間に充てることができるため(その逆も同様)、光走査装置全体の走査効率が向上する。また、共振ミラー124を経由するビームが感光体ドラム201(B)上を走査している期間は、共振ミラー122を経由するビームは、感光体ドラム202(C)を走査しないので(その逆も同様)、共振ミラー基板102から出射する2つのビームが感光体ドラム上で干渉する心配がない。なお、図4は、共振ミラー124の振動波形と共振ミラー122の振動波形の位相差は厳密に1/4λに限定するものではなく、走査効率ならびに干渉の問題に鑑みて、適切な位相関係を実現しうる位相差を設定すればよい。なお、以降の説明においては、理解の容易のため、1/4λの位相差を採用した場合について説明する。
図3を参照して既に説明したように、共振ミラー124および共振ミラー122の振動周期は、それぞれの基準位相クロック回路から発振される同じ周期のクロック信号に基づいてフィードバック制御されている。本実施形態においては、共振ミラー124および共振ミラー122について設けられた各基準位相クロック回路は、両者のクロック信号波形の位相差が1/4λとなるように初期化される。したがって、光走査装置の動作開始当初は、図4に破線で囲んで示すように、先端同期センサ132および136の検出パルス、ならびに、後端同期センサ134および138の検出パルスが周期的に一致する。
しかしながら、共振ミラー124および共振ミラー122の振動周期は、固有のフィードバック制御系によって別々に制御されているため、時間の経過に伴って、共振ミラー124の振動波形と共振ミラー122の振動波形の位相関係が変化する場合がある。図5は、共振ミラー124の振動波形と共振ミラー122の振動波形の位相差が1/4λよりも大きくなった場合の振動波形ならびに各同期センサの検出信号のタイミング図を示す。位相差が1/4λよりも大きくなった場合、図5に示されるように感光体ドラム202(C)を走査する期間と感光体ドラム201(B)を走査する期間が重なったり、あるいは、いずれの感光体ドラムも走査しない期間が生じたりする。このことは、位相差が1/4λよりも小さくなった場合も同様である。一方、図6は、共振ミラー122の振動波形の振幅が大きくなった場合のタイミング図を示す。この場合もいずれの感光体ドラムも走査しない期間が生じ、走査効率が低下する。
この点につき、本実施形態の光走査装置100においては、共振ミラー124の振動波形と共振ミラー122の振動波形の位相関係を一定に保持するための構成を備える。図7は、光走査装置100における共振ミラー122,124の制御ブロック図を示す。共振ミラー124の振動周期は、同期センサ132,134の検出信号に基づいて、位相検出回路302、基準位相クロック回路304、フィードバック制御部308、駆動回路307によってフィードバック制御されており、共振ミラー124の振動周期は、同様に、同期センサ136,138の検出信号に基づいて、位相検出回路402、基準位相クロック回路404、フィードバック制御部408、駆動回路407によってフィードバック制御されている。その詳細については図3を参照して既に説明した通りである。
ここで、本実施形態においては、上述した共振ミラーごとに用意されたフィードバック制御手段に加え、位相関係フィードバック制御部502を設けることによって、共振ミラー124,122の振動波形の位相関係を一定に保持する。位相関係フィードバック制御部502は、位相比較器504と、コントロール部506を含んで構成されている。位相比較器504は、位相検出回路302が検出した位相と位相検出回路402が検出した位相とを比較して両者の位相差を検出する。コントロール部506は、位相比較器504が検出する位相差が設定目標値(1/4λ)に近づくように、基準位相クロック回路404の発振周波数をフィードバック制御する。具体的には、位相差(1/4λ)を設定目標値としてフィードバック制御演算を実行し、演算結果として導出された補正された発振周波数を基準位相クロック回路404に通知する。基準位相クロック回路404は、コントロール部506から通知された発振周波数に基づいてクロック信号を発振し、当該クロック信号に同期制御されて共振ミラー122が振動する。その結果、共振ミラー124の振動波形と共振ミラー122の振動波形の位相関係のずれが補正される。
なお、本実施形態においては、第1の結像光学系および第2の結像光学系は、感光体ドラム202(C)と感光体ドラム204(Y)が同期して走査され、また、感光体ドラム201(B)と感光体ドラム203(M)が同期して走査されるように、共振ミラー基板102および共振ミラー基板152の動作タイミングが制御される。
上述した実施形態の各機能は、アセンブリ言語、C、Visual C、C++、Visual C++、Java(登録商標)、Java(登録商標)Beans、Java(登録商標)Applet、Java(登録商標)Script、Perl、Rubyなど、レガシープログラミング言語やオブジェクト指向プログラミング言語などで記述された装置実行可能なプログラムにより実現でき、装置可読な記録媒体に格納して頒布することができる。
以上、本発明について実施形態をもって説明してきたが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、光分岐手段の代替手段として、液晶素子やアクチュエータを使用して光路を切り替えることも考えられる。その他、当業者が推考しうる実施態様の範囲内において、本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
100…光走査装置
101,151…光源ユニット
102,152…共振ミラー基板
103,153…走査レンズ
104,154…光分岐手段
105,106,155,156…トロイダルレンズ
107〜112,157〜162…ミラー
122,124…共振ミラー
132,134,136,138,142,144,146,148…同期センサ
200…画像形成装置
201,202,203,204…感光体ドラム
205…中間転写ベルト
302,402…位相検出回路
303…位相比較器
304,404…基準位相クロック回路
305…コントロール部
306…共振ミラー駆動信号生成部
307,407…駆動回路
308,408…フィードバック制御部
502…位相関係フィードバック制御部
504…位相比較器
506…コントロール部
特許第3543473号公報 特開2008−70798号公報

Claims (3)

  1. タンデム式の画像形成装置に露光手段として搭載される光走査装置であって、
    走査光源から出射する光を2つに分岐する光分岐手段と、
    分岐した一方の光を偏向するための第1の共振ミラーと分岐した他方の光を偏向するための第2の共振ミラーが並設された光偏向部と、
    前記第1の共振ミラーによって偏向された光が第1の感光体を走査するように該第1の共振ミラーを正弦波駆動するための第1の駆動制御部と、
    前記第2の共振ミラーによって偏向された光が前記第1の感光体に隣接する第2の感光体を走査するように該第2の共振ミラーを正弦波駆動するための第2の駆動制御部と、
    各前記感光体の両端外側に配設される先端同期センサおよび後端同期センサと、
    前記第1の共振ミラーの第1の駆動波形と前記第2の共振ミラーの第2の駆動波形の位相関係を一定に保持するための位相関係制御部と、
    を含み、
    前記位相関係制御部は、
    前記第1の感光体を走査する光がその往路において前記先端同期センサに検出されるタイミングと前記第2の感光体を走査する光がその復路において前記先端同期センサに検出されるタイミングとが一致し、前記第1の感光体を走査する光がその復路において前記後端同期センサに検出されるタイミングと前記第2の感光体を走査する光がその往路において前記後端同期センサに検出されるタイミングとが一致するように、前記第2の駆動制御部を制御するクロック信号の発振周波数を補正する、
    光走査装置。
  2. 前記位相関係制御部は、
    前記クロック信号の発振周波数をフィードバック制御する、
    請求項1に記載の光走査装置。
  3. 請求項1または2に記載の光走査装置を露光手段として搭載するタンデム式の画像形成装置。
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