JP5454264B2 - 光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents

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この発明は、光ビームを偏向走査する光走査装置と、その光走査装置によって偏向走査される光ビームで感光体の表面に画像書き込みを行って画像を形成する複写機、ファクシミリ装置、プリンタ、印刷機、デジタル複合機(MFP)等の電子写真方式の画像形成に関する。
上記のような電子写真方式の画像形成装置では、像担持体である感光体の周囲に帯電、露光、現像、転写の各手段を設けた作像プロセス部を備え、回転する感光体の表面を均一に帯電し、その表面を露光部(書込部ともいう)から出射される画像データに応じて変調された光ビームの走査により露光して静電潜像を形成し、それをトナーで現像してトナー画像とし、記録媒体である転写紙に直接転写するか、中間転写ベルト上に転写した後、転写紙に転写する。そのトナー画像が転写された転写紙を定着器を通して定着して排出する。
その露光部における光走査装置として、これまで一般にレーザダイオード等の発光素子を有する光源ユニットから出射される光ビームを、回転するポリゴンミラーによって一方向に走査して感光体を露光する装置が多く使用されてきた。その場合、高い解像度と高速な画像形成を実現するには、ポリゴンミラーを高速で回転させる必要があるが、軸受の耐久性や発熱、騒音などの問題があるため、ポリゴンミラーによる高速走査には限界がある。そこで近年は、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)技術を利用したマイクロスキャナ(「マイクロミラー」とも称す)を揺動させて、光ビームを周期的に往復走査して感光体を露光するようにした光走査装置が開発されている。
そのような光書込装置において、主走査の画像領域の前後に光センサを配置し、その光センサで光を検出する時間幅によって温度上昇等による主走査倍率の変動を補正することが既に知られている。
例えば特許文献1には、正弦揺動するマイクロミラーによって光ビームを往復走査する光走査装置において、走査領域の先端側に配置した光センサが2回続けて光ビームを検出する時間幅と、走査領域の後端側に配置した光センサが2回続けてビームを検出する時間幅と、その両時間幅の和との関係によって、マイクロミラーの揺動変動の形態と変化量を判別し、その結果に応じて光ビームの点滅タイミング及び点滅開始タイミングの少なくとも一方を制御(調整)することによって、揺動振幅の変動による画像の倍率ずれを防ぐ技術が開示されている。
しかしながら、上記のような光走査装置における主走査倍率の補正方法では、主走査倍率のずれを検出する際に1ラインの光ビーム走査が必要となるため、そのラインの倍率補正が出来ないという問題があった。
この発明は上記の問題を解決するためになされたものであり、マイクロスキャナ等の光走査手段によって光ビームを周期的に往復走査して像担持体を露光する光走査装置において、主走査方向の倍率補正である主走査倍率補正をリアルタイムで行えるようにすることを目的とする。
この発明による光走査装置は上記の目的を達成するため、光源と、その光源の発光によって発生する光ビームを周期的に往復走査して像担持体を露光する光走査手段と、その光走査手段によって走査された光ビームを上記像担持体に向けて偏向させる折り返しミラーと、上記光走査手段による光ビームの走査領域中における画像を書き込むための画像領域外の所定位置でその光ビームを検知する光センサと、書込クロックを発生する書込クロック発生手段と、上記光走査手段による光ビームの走査領域中の上記画像領域において、上記書込クロックに同期して上記光源の発光を画像データに応じて制御する光源駆動制御手段と、上記光センサによって光ビームを連続して2回検知する時間間隔を予め定めた時間間隔と比較し、その大小関係と差の大きさに応じて上記書込クロックの周波数を変化させる書込クロック補正手段と、その大小関係と差の大きさに応じて上記折り返しミラーの傾きを調整する手段とを備えたものである。
あるいは、光源と、その光源の発光によって発生する光ビームを周期的に往復走査して像担持体を露光する光走査手段と、その光走査手段による前記光ビームの往復走査領域中における画像を書き込むための画像領域外の一方の折り返し点側の所定位置で前記光ビームを検知する第1の光センサと、他方の折り返し点側の所定位置で前記光ビームを検知する第2の光センサと書込クロックを発生する書込クロック発生手段と、上記光走査手段による上記光ビームの往走査中の上記画像領域と復走査中の上記画像領域においてそれぞれ、上記書込クロックに同期して上記光源の発光を画像データに応じて制御する光源駆動制御手段と、上記第1の光センサによって上記光ビームを連続して2回検知する時間間隔を予め定めた時間間隔と比較し、その大小関係と差の大きさに応じて上記書込クロックの周波数を変化させるとともに、上記第2の光センサによって上記光ビームを連続して2回検知する時間間隔を予め定めた時間間隔と比較し、その大小関係と差の大きさに応じても上記書込クロックの周波数を変化させる書込クロック補正手段とを備えた光走査装置でもよい。
さらに、最初に述べた光走査装置において、上記光源駆動制御手段が、上記光走査手段による光ビームの往走査中の画像領域と復走査中の画像領域においてそれぞれ、上記書込クロックに同期して上記光源の発光を画像データに応じて制御する場合には、上記光センサとして、上記光走査手段による光ビームの往復走査領域中における上記画像領域外の一方の折り返し点側の所定位置で光ビームを検知する第1の光センサと、他方の折り返し点側の所定位置で光ビームを検知する第2の光センサとを設ける。そして、上記書込クロック補正手段が、上記第1の光センサによって光ビームを連続して2回検知した時間間隔を予め定めた時間間隔と比較し、その大小関係と差の大きさに応じて上記書込クロックの周波数を変化させるとともに、上記第2の光センサによって光ビームを連続して2回検知した時間間隔を予め定めた時間間隔と比較し、その大小関係と差の大きさに応じても上記書込クロックの周波数を変化させ、上記折り返しミラーの傾きを調整する手段が、少なくとも上記第1の光センサによって上記光ビームを連続して2回検知する時間間隔を予め定めた時間間隔と比較し、その大小関係と差の大きさに応じて上記折り返しミラーの傾きを調整するようにするとよい。
上記光走査手段は正弦揺動するマイクロスキャナであるとよい。
この発明による画像形成装置は、画像書込装置として上記いずれかの光走査装置を搭載したものである。
この発明によれば、光走査手段によって光ビームを周期的に往復走査して像担持体を露光する光走査装置において、画像領域で画像書き込みを開始する前に、光ビームの往復走査の振幅変動の増減とそのずれ量を判断してそれに応じて書込クロックの周波数を変化させるので、リアルタイムで主走査倍率補正することができる。
この発明による光走査装置の各実施例に共通な光学系の構成を示す斜視図である。 図1に示した光走査装置を制御する制御系の構成例を示すブロック図である。 主走査倍率補正の第1実施例を説明するための画像書込制御部と光学系の構成を簡略化して示すブロック構成図である。 マイクロスキャナによって走査される光ビームの主走査方向の位置と経過時間との関係を示す波形図である。
マイクロスキャナの正弦揺動の振幅が大きくなった場合の図4と同様な波形図である。 先端同期検知信号の時間間隔が予め定めた値T1の場合の書込クロックの周波数と先端同期検知信号との関係を示すタイミング図である。 先端同期検知信号の時間間隔が予め定めた値T1より大きくなった場合に書込クロックの周波数を高くする例を説明するためのタイミング図である。
主走査倍率補正の第2実施例を説明するための画像書込制御部と光学系の構成を簡略化して示すブロック構成図である。 主走査倍率補正の第3実施例を説明するための画像書込制御部と光学系の構成を簡略化して示すブロック構成図である。 同じく第3実施例を説明するための図5と同様な波形図である。 この発明による画像形成装置の一実施例の要部の構成を示す図である。
以下、この発明を実施するための形態を図面に基づいて具体的に説明する。
〔光走査装置の光学系〕
まず、この発明による光走査装置の後述する各実施例に共通な光学系の構成を図1によって説明する。
この図1に示す光走査装置20は、2個の光源ユニット21,22からそれぞれ2本ずつ出射される4本の光ビームを、光走査手段である正弦揺動するマイクロスキャナ23によって周期的に往復走査して、4個の感光体ドラム6Y,6M,6C,6Kの表面をそれぞれ矢示方向に主走査露光する光走査装置である。感光体ドラム6Y,6M,6C,6Kはそれぞれイエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),及び黒(K)4色のトナー画像を形成するための像担持体であり、後述する画像形成装置であるカラープリンタの各色用の作像プロセス部に設けられている。
光源ユニット21は、レーザダイオード等の発光素子とコリメータレンズ等からなる2個の光源21y,21mを上下に並べて備えており、その各光源21y,21mから出射される2本の光ビームをシリンダレンズ24を通してマイクロスキャナ23に入射させる。
光源ユニット22も、レーザダイオード等の発光素子とコリメータレンズ等からなる2個の光源22c,22kを上下に並べて備えており、その各光源22c,22kから出射される2本の光ビームをミラー25で偏向させた後、シリンダレンズ24を通してマイクロスキャナ23に入射させる。
マイクロスキャナ23は、MEMS技術を利用した超小型の振動ミラーで、シリコンからなる支持基板23aにミラーとなる可動片23bが弾性支持されており、可動片23bの端面には可動電極が設けられ、支持基板23aの可動電極に対向する位置に固定電極が設けられている。その可動電極と固定電極との間に周期的に断続する電圧を印加することにより、その電極間に作用する静電吸引力と支持軸の捻り弾性とによって可動板23bが正弦揺動する。その構造及び動作については、例えば前述した特許文献1に詳述されているように公知であるから、詳細な説明は省略する。
このマイクロスキャナ23に入射する4本の光ビームは上下方向に少しずつ位置がずれており、光源ユニット21からの2本の光ビームと光源ユニット22からの2本の光ビームとは入射角も若干異なっている。
マイクロスキャナ23による反射光の走査範囲にはfθレンズ26と4本の折り返しミラー27,28,29,30が間隔を置いて平行に配置され、その下方に4本の透過窓31,32,33,34と3本の第2ミラー35,36,37とが、各感光体ドラム6Y,6M,6C,6Kに対応するように平行に配置されている。
マイクロスキャナ23による反射光は全てfθレンズ26を透過し、光源ユニット21の光源21yからの光ビームは、折り返しミラー27によって下方に折り返すように偏向されて感光体ドラム6Yに向けられ、透過窓31を通して出射して感光体ドラム6Yを露光する。光源21mからの光ビームは、折り返しミラー28によって斜め下方に折り返すように偏向され、透過窓32を通して出射し、第2ミラー35によってさらに下方へ偏向されて感光体ドラム6Mを露光する。
光源ユニット22の光源22cからの光ビームは、折り返しミラー29によって斜め下方に折り返すように偏向され、透過窓33を通して出射し、第2ミラー36によってさらに下方は偏向されて感光体ドラム6Cを露光する。光源22kからの光ビームは、折り返しミラー30によって斜め下方に折り返すように偏向され、透過窓34を通して出射して、第2ミラー37によってさらに下方へ偏向されて感光体ドラム6Kを露光する。
また、マイクロスキャナ23によって偏向走査されてfθレンズ26を通った光ビームを、その走査領域中における画像を書き込むための画像領域外の一方の折り返し点側の所定位置(書き込み開始端より手前側の位置)で受ける第1の光センサである先端同期センサ41と、他方の折り返し点側の所定位置(書き込み終了端より後側の位置)で受ける第2の光センサである後端同期センサ42が配置されている。
この先端同期センサ41と後端同期センサ42は、いずれもフォトダイオード又はフォトトランジスタ等の光センサであり、光ビームを検知したときにその光量に応じた電気信号を出力し、その各出力信号を整形して先端同期検知信号と後端同期検知信号を得るが、以下の説明では説明を簡略化するため、先端同期センサ41と後端同期センサ42が、それぞれ光ビームを検知したときに先端同期検知信号と後端同期検知信号を出力するものとして説明する。
マイクロスキャナ23によって偏向走査される4本の光ビームは上下方向に若干ずれているので、実際は主走査の開始端より手前側と終了端より後側の所定位置で、4本の光ビームをいずれも入射できるようにそれぞれシリンダミラーを配置し、その各シリンダレンズによって集光された光を先端同期センサ41及び後端同期センサ42が検知して、先端同期検知信号と後端同期検知信号を出力すが、図示の都合でシリンダミラーを省略して示している。
また、光源ユニット21からの光ビームと光源ユニット22からの光ビームとは、マイクロスキャナ23への入射角を変えており、その反射光が先端同期センサ41及び後端同期センサ42に受光されるタイミングがずれる。そのため、先端同期センサ41及び後端同期センサ42から出力する各同期検知信号が時系列的なパルス信号になるので、分離することができる。
〔制御系の構成〕
次に、この発明による光走査装置の後述する各実施例に共通な制御系の構成を図2によって説明する。図2は、図1に示した光走査装置を制御する制御系の構成例を示すブロック図である。この制御系は、この光走査装置を備えた画像形成装置全体を制御するコントローラを兼用することもできる。
この制御系は、CPU100、ROM101、RAM102およびI/Oポート103が、アドレスバス、データバス、およびコントロールバスからなるシステムバス104によって相互に接続されて、マイクロコンピュータを構成している。
そのI/Oポート103に画像書込制御部50が接続され、この画像書込制御部50に前述した光源ユニット21の光源21y,21mの各発光素子せあるレーザダイオードLDとその発光量を検出するモニタ用のフォトダイオードPDと、光源ユニット22の光源22c,22kの各発光素子であるレーザダイオードLDとその発光量を検出するモニタ用のフォトダイオードPDが接続されている。
さらに、その画像書込制御部50に、前述したマイクロスキャナ23及び先端同期センサ41と後端同期センサ42も接続する。但し、後述する主走査倍率補正の第1、第2実施例のように、マイクロスキャナ23の往復揺動の一方でのみ画像書き込みを行う片側走査の場合には、後端同期センサ42は不要である。
また、画像データ処理装置60でカラー処理されたYMCの画像データが、書込I/F61を介してYMCKの4色の画像データとなってI/Oポート103に入力される。
CPU100は、ROM101に書き込まれているプログラムを実行してI/Oポート103を介して画像書込制御部50を制御する中央演算処理装置である。ROM101は、CPU100が実行する各種の制御プログラムおよび各種の固定データが記憶されたリードオンリメモリである。RAM102は、CPU100がプログラムを実行する際の作業領域として使用されたり、画像データを一時的に記憶するため等に使用されるランダムアクセスメモリである。これらによって、この画像書込制御部50を制御して、各色の画像データに応じた各光源のレーザダイオードLDの発光制御、マイクロスキャナ23を揺動させる主走査制御、および後述するこの発明に係わる主走査倍率補正も行う。
〔主走査倍率補正の第1実施例〕
次に、上述した光走査装置において、この発明の特徴である主走査方向の倍率が一定になるように補正する主走査倍率補正の実施例を説明する。
図3はその第1実施例を説明するための画像書込制御部と光学系の構成を簡略化して示すブロック構成図である。
図3において、図1と対応する部分には同一の符号を付してある。但し、光源は図1における光源21y,21m,22c,22kの何れでもよいが、代表して光源21yとし、折り返しミラーは図1における折り返しミラー27〜30の何れでもよいが、代表して折り返しミラー27とし、それに対応する感光体ドラム(図1における感光体ドラム6Yに相当する)を感光体ドラム6として示した。実際には各色ごとに、光源と折り返しミラーと感光体ドラムの組み合わせが変わることになる。
マイクロスキャナ駆動回路51、書込クロック生成手段である書込CLK生成回路52、書込クロック補正手段であるCLK補正回路53、および光源駆動制御手段であるレーザ駆動回路54は、図2に示した画像書込制御部50に設けられている。なお、感光体ドラム6を副走査方向(矢示B方向)へ回転させる駆動モータとその駆動回路も別途設けられているが、図示は省略している。
この光走査装置において、マイクロスキャナ駆動回路51が所定周期で断続する電圧信号を光走査手段であるマイクロスキャナ23に印加してその可動片23b(図1)を正弦揺動させる。そして、レーザ駆動回路54が光源21のレーザダイオードを連続発光させたとすると、マイクロスキャナ23によって走査される光ビームの主走査方向(図3における矢示A方向)の位置と経過時間との関係は図4に示すように正弦波状に変化する。
そして、片側走査の場合、太線矢印で示す部分が主走査のデータ書き込み期間(画像領域)であり、その始端の手前側の所定位置で、先端同期センサ41がその光ビーム検知して先端同期検知信号DTP1を発生する。その先端同期検知信号DTP1は、図4に示す例ではパルス幅の狭い負のパルスであり、光ビームの先端側の折り返し位置付近では、時間間隔T1で続けて2個発生する。この時間間隔T1の間は光ビームが画像領域外を走査している。
一方、図3の書込CLK生成回路52で図6に示すような書込クロック(図ではクロックを「CLK」と記している)CLK1を生成し、CLK補正回路53でそれを補正しない場合は、その書込クロックCLK1をそのままレーザ駆動回路54へ送る。レーザ駆動回路54は、図2に示した画像データ処理装置60から書込みI/F61及びI/Oポート103を介して送られてくる画像データを、書込クロックCLK1に同期して取り込んで、その画像データに応じて光源21yの発光のON/OFFを制御して、感光体ドラム6への画像書き込みを行う。すなわち、書込クロックCLK1に同期して光源21の発光を画像データに応じて制御する。
例えば、図6に示すように、先端同期検知信号DTP1が所定の時間間隔T1で続けて2個発生した後、レーザ駆動回路54は所定のタイミングで上述した画像書込みを開始し、図6に斜線を施して示す画像領域(図4に太線矢印で示した「データ書込み」に相当)で、書込クロックCLK1に同期して画像書込みを行う。
ところで、環境条件(温度や湿度など)の変化等によってマイクロスキャナ23の揺動の振幅が変化すると、先端同期検知信号DTP1が得られるタイミングが変化し、画像領域中を光ビームが走査する時間も変化する。例えば、図5に示すようにマイクロスキャナ23の揺動の振幅が大きくなると光ビームの振幅も大きくなり、太線矢印で示す「データ書込」の時間(画像領域の時間)が短くなるとともに、光ビームの先端側の折り返し位置付近で先端同期検知信号DTP1が続けて2個発生する時間間隔がT2(T1<T2)のように長くなる。
そこで、先端同期検知信号DTP1が続けて2個発生する時間間隔が、予め定めた値であるT1と等しくない(T2≠T1)場合は、その大小関係と差の大きさに応じて基準となる書込クロックCLK1を周波数変調して補正し、画像領域中の倍率が変動しないようにする。これがこの実施例における主走査倍率の補正である。
例えば、図7に示すように、先端同期検知信号DTP1が続けて2個発生する時間間隔T2が、予め定めた値であるT1より大きくなった場合には、書込クロックCLK1の周波数を高くし、書込クロックCLK2に補正して画像書き込みを行う。逆に、時間間隔T2が予め定めた値であるT1より小さくなった場合には、書込クロックCLK1の周波数を低くして、その補正した書込クロックで画像書き込みを行う。
その書込クロックの補正は、図3に示したCLK補正回路53が、先端同期センサ41が発生する先端同期検知信号DTP1の時間間隔T2を計測して、予め定めた値T1と比較し、T2≠T1でない場合は、上述のようにその大小関係(T2がT1より大きいか小さいか)とその差の大きさに応じて基準となる書込クロックCLK1の周波数を変化させて補正する。そして、その補正後の書込クロックCLK2をレーザ駆動回路54に送る。
レーザ駆動回路54は、その補正された書込クロックCLK2に同期して画像データを取り込んで、その画像データに応じて光源21の発光のON/OFFを制御して、感光体ドラム6への画像書き込みを行う。それによって、主走査倍率が変化しないように補正できる。上記先端同期検知信号DTP1の時間間隔が予め定められた値T1と等しい場合は,基準となる書込クロックCLK1をそのまま使用して画像書き込みを行う。
この実施例によれば上述したように、光ビームが画像領域外を走査しているデータ書込み開始前の同期検知信号の間隔に基づいて書込クロックCLK1を補正するので、環境条件(温度や湿度など)の変化等によりマイクロスキャナ23の揺動振幅が変動した場合に、その主走査ラインのデータ書込みから主走査倍率の変動をリアルタイムで補正できる。
〔第2実施例〕
この発明による光走査装置における主走査倍率補正の第2実施例を図8によって説明する。図8は、その第2実施例を説明するための図3と同様なブロック構成図である。この図8において、図3と同じ部分には同一の符号を付してあり、それらの説明は省略する。
この第2実施例において前述した第1実施例と異なるのは、折り返しミラー27の傾きを調整する手段として、スキューモータドライバ55とスキューモータ56を追加し、折り返しミラー27をスキューモータ56の回転によって副走査方向の傾きを調整可能に設けた点である。「副走査方向の傾き」とは、副走査方向に直交すべき主走査方向が副走査方向へ僅かに傾く傾きのことである。
マイクロスキャナ23の揺動振幅が変動すると、主走査ラインの副走査方向の傾きも変化する。そこで、この実施例ではその傾きの変化を補正(スキュー補正)するために、図7によって説明した先端同期検知信号DTP1が続けて2個発生する時間間隔T2を、スキューモータドライバ55でも計測して、予め定めた値T1と比較し、T2≠T1でない場合はマイクロスキャナ23の揺動振幅が変動したと判断して、その大小関係と差の大きさに応じてスキューモータ56を補正に必要な方向に必要な量だけ回転させ、それによって折り返しミラー27を動かして副走査方向の傾きを補正(調整)する。
この実施例によれば、環境条件(温度や湿度など)の変化等によりマイクロスキャナ23の揺動振幅が変動した場合に、主走査倍率の変動をリアルタイムで補正できると共に、主走査ラインの副走査方向の傾きの変化も直ちに補正することができる。
〔第3実施例〕
この発明による光走査装置における主走査倍率補正の第3実施例を図9及び図10によって説明する。
図9は、主走査倍率補正の第3実施例を説明するための図3及び図8と同様なブロック構成図であり、図3及び図8と同じ部分には同一の符号を付し、それらの説明は省略する。
この第3実施例において前述した第2実施例と異なるのは、レーザ駆動回路54′が、光走査手段であるマイクロスキャナ23の往復揺動における往動時と復動時の両方で画像書込みを行う往復走査をし、主走査が矢示A方向と矢示B方向に交互に行われることであり、それに伴って、その両方向の主走査における画像領域で倍率変動を補正するようにした点である。
そのため、この光走査装置では前述した後端同期センサ42も使用し、その後端同期センサ42が光ビームを検知したときに発生する後端同期検知信号DTP2も、書込クロック補正手段であるCLK補正回路53′と光源駆動制御手段であるレーザ駆動回路54′に入力させている。
往復走査の場合には、図10に示すように、マイクロスキャナ23の正弦揺動による光ビームの往復移動における往動時と復動時のそれぞれ中間の太線矢印で示す所定領域(図6及び図7における画像領域に相当する)で「データ書込」を行う。そして、光ビームを一方の折り返し点の少し手前の所定位置(先端側の所定位置とする)で第1の光センサである先端同期センサ41が検知して先端同期検知信号DTP1を発生するとともに、それとは反対側の折り返し点の少し手前の所定位置(後端側の所定位置とする)で、その光ビームを第2の光センサである後端同期センサ42が検知して後端同期検知信号DTP2を発生する。
その後端同期検知信号DTP2もパルス幅の狭い負のパルスであり、折り返し点を挟んである時間間隔で続けて2個の後端同期検知信号DTP2が発生する。マイクロスキャナ23が規定の振幅で正弦揺動しているときには、その2個の後端同期検知信号DTP2の時間間隔が予め定めた値T3(通常はT3=T1)になる。しかし、マイクロスキャナ23の揺動振幅が変動すると光ビームの往復振幅も変動し、それによって2個の後端同期検知信号DTP2の時間間隔も変化して、例えば図10に示す時間間隔T4のようになる。
そこで、CLK補正回路53′は、往動走査時には先端同期検知信号DTP1の時間間隔T2を計測して予め定めた値T1と比較し、T2≠T1でない場合はその大小関係と差の大きさに応じて基準となる書込クロックCLK1の周波数を変化させて補正するととも、復動走査時には後端同期検知信号DTP2の時間間隔T4を計測して予め定めた値T3と比較し、T4≠T3でない場合はその大小関係と差の大きさに応じて基準となる書込クロックCLK1の周波数を変化させて補正する。そして、その補正後の書込クロックCLK2をレーザ駆動回路54′に送る。T2=T1又はT4=T3の場合は基準となる書込クロックCLK1をそのままレーザ駆動回路54′に送る。
レーザ駆動回路54′は、往動走査時には2個目の先端同期検知信号DTP1が入力されてから所定のタイミングで、復動走査時には2個目の後端同期検知信号DTP2が入力されてから所定のタイミングで、それぞれ書込クロックCLK1又はCLK2に同期して画像データを取り込んで、その画像データに応じて光源21の発光のON/OFFを制御して、感光体ドラム6への画像書き込みを行う。それによって、往動走査時と復動走査時のいずれにおいても画像領域で主走査倍率が変化しないようにリアルタイムで補正できる。
また、この第3実施例では、前述した第2実施例と同様に、往動走査時にのみ先端同期センサ41からの先端同期検知信号DTP1の時間間隔の変動に応じて折り返しミラー27の傾きを補正するスキュー補正を行う。しかし、第1実施例と同様にこのスキュー補正は省略してもよいし、往動走査時にも、後端同期センサ42からの後端同期検知信号DTP2の時間間隔の変動に応じて折り返しミラー27の傾きを補正してスキュー補正を行うようにしてもよい。
〔補足説明〕
上述した各実施例とも、マイクロスキャナで1本の光ビームを往復走査して1個の感光体に画像書込みを行う場合、例えば単色画像を形成する場合でも有効である。しかし、図1及び図2に示したように複数本(実施例では4本)の光ビームを往復走査してそれぞれ別の感光体に画像書込みを行う場合にも勿論有効である。その場合には、各光ビーム毎に上述した主走査倍率の補正を行い、さらに第2、第3実施例においては、各折り返しミラーの傾きを調整して副走査方向の傾きを補正するスキュー補正も行うことになる。
そのため、各光ビーム毎に上述したCLK補正回路とレーザ駆動回路、あるいはさらにスキューモータドライバ55とスキューモータを設ける。また、先端同期センサ41と後端同期センサ42は各光ビームに対して兼用したが、先端同期検知信号DTP1と後端同期検知信号DTP2を各光ビーム毎に分離して抽出し難い場合には、各光ビーム毎に先端同期センサのみ、あるいは後端同期センサも設けるようにしてもよい。
〔画像形成装置の実施例〕
次に、この発明による画像形成装置の実施例を図11によって説明する。
図11はこの発明による画像形成装置の一実施例の要部の構成を示す図である。
この画像形成装置は、搬送ベルトに沿って画像形成部が並んだタンデム型といわれるカラー印刷が可能なファクシミリ装置,プリンタ,複写機,デジタル複合機(MFP)等の画像形成装置である。
この画像形成装置は、図で右側から左側へ、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(K)の各色の画像を形成する第1〜第4の作像プロセス部が、転写紙(「用紙」「記録材」ともいう)を搬送する搬送ベルト2上に一列に配置されている。その第1〜第4の作像プロセス部の上方に画像書込装置(露光器)として、図1に示した光走査装置20を備えており、それから出射される4本の各光ビーム11Y,11M,11C,11Kによって、各作像プロセス部の、感光体ドラム6Y,6M,6C,6Kをそれぞれ主走査して露光する。
搬送ベルト2は、駆動ローラ3と従動ローラ4からなる搬送ローラによって架設されており、その駆動ローラ3の回転によって矢示A方向に回動される。
その搬送ベルト2の下部には、多数枚の転写紙1が収納された給紙トレイ5が設けられ、そこに収納された転写紙のうち最上位置にあった転写紙1が、画像形成時には、図中の矢示B方向に給紙され、静電吸着によって搬送ベルト2上に吸着される。
その転写紙1が第1の作像プロセス部に搬送されると、そこでイエローのトナー像が転写される。
第1の作像プロセス部は、感光体ドラム6Yと、その感光体ドラム6Yの周囲に配置された帯電器7Y,現像器9Y,感光体クリーナ10Yと、搬送ベルト2を挟んで対向配置された転写器12Yとから構成されている。第2〜第4の作像プロセス部も同様に構成されており、図11では、感光体ドラム6Y,6M,6C,6Kの周囲に配置された各部に、上述した第1の作像プロセス部の各部に符号と同じ数字に、それぞれY,M,C,Kを付した符号で示している。
第1の作像プロセス部では、感光体ドラム6Yの表面が帯電器7Yによって一様に帯電された後、光走査装置20から出射されるイエローの画像に対応したレーザ光11Yで露光され、イエロー部分の画像の静電潜像が形成される。
その感光体ドラム6Yの表面に形成された静電潜像は現像器9Yでイエローのトナーで現像され、イエローのトナー像となる。そのイエローの画像のトナー像は、感光体ドラム6Yと搬送ベルト2上の転写紙1と接する位置(転写位置)で転写器12Yによって転写され、転写紙1上に単色のイエロー画像を形成する。
トナー像がの転写が終わった感光体ドラム6Yは、ドラム表面に残った不要なトナーを感光体クリーナ10Yによってクリーニングされ、次の画像形成に備えることになる。
このように、第1の作像プロセス部で単色のイエローのトナー像が転写された転写紙1は、搬送ベルト2によってマゼンタ部分の画像を形成する第2の作像プロセス部に搬送される。ここでも、上述と同様にして感光体ドラム6M上に形成されたマゼンタ部分の画像のトナー像が、転写紙1上に重ねて転写される。
転写紙1は、さらにシアン部分の画像を形成する第3の作像プロセス部と、ブラック部分の画像を形成する第4作像プロセス部に順次搬送され、それぞれ上述と同様に形成されたシアン部分とブラック部分の各トナー像が順次重ねて転写され、フルカラーのトナー像が形成される。
その後、その転写紙1は搬送ベルト2から剥離され、定着器13を通過すると転写紙1上のフルカラーのトナー像が定着され、されに矢示C方向に搬送されて図示を省略した排紙トレイ上へ排紙される。
また、搬送ベルト2に対して、そのベルト面上に形成される位置合わせ用パターンとプロセスコントロール用パターンを検出するための検出センサユニット14が設けられている。そして、搬送ベルト2上に形成される位置合わせ用パターンとプロセスコントロール用パターンは、検出センサユニット14による検出が終了した後、クリーニングユニット15によって除去される。このクリーニングユニット15は、画像形成時に搬送ベルト2上の残存トナーの除去もする。
この画像形成装置は、画像書込装置(露光器)として、前述したこの発明による光走査装置20を搭載しており、主走査倍率補正の各実施例のいずれかを実施するので、環境条件(温度や湿度など)の変化等により前述したマイクロスキャナの揺動振幅が変動した場合でも、主走査倍率の変動をリアルタイムで補正できるため、歪みのない画像を形成することができる。またに、折り返しミラーの傾き補正も行うようにすれば、主走査ラインの副走査方向の傾きの変化も直ちに補正することができ、より一層歪みのない画像を形成することができる。
この画像形成装置は、各作像プロセス部の感光体ドラムから転写紙に直接各色のトナー像を転写する直接転写方式のカラー画像形成装置であるが、各作像プロセス部の感光体ドラムから各色のトナー像を中間転写べルト上に順次重ねて転写した後、そのフルカラーのトナー像を転写紙に一括転写する間接転写方式の画像形成装置にも、その画像書込装置(露光器)として、この発明による光走査装置を搭載することにより、この発明による画像形成装置とすることができる。あるいは、モノクロ等の単色の画像形成装置や、2色又は3色等の色数の電子写真方式の画像形成装置を構成することもできる。
この発明は、複写機,プリンタ,ファクシミリ装置,デジタル複合機(MFP)等の電子写真方式の単色からフルカラーまで各種の画像形成装置、特にレーザ光等の光ビームを走査して感光体を露光する光走査装置と、それを備えた画像形成装置に利用できる。
1:転写紙 2:搬送ベルト 3:駆動ローラ 4:従動ローラ
5:給紙トレイ 6Y〜6K:感光体ドラム 7Y〜7K:帯電器 8:露光器
9Y〜9K:現像器 10Y〜10K:感光体クリーナ 11Y〜11K:レーザ光
12Y〜12K:転写器 13:定着器 14:検出センサユニット
15:クリーニングユニット 20:光走査装置 21,22:光源ユニット
21y,21m,22c,22k:光源 23:マイクロスキャナ(光走査手段)
23a:支持基板 23b:可動片 24:シリンダレンズ 25:ミラー
26:fθレンズ 27,28,29,30:折り返しミラー
31,32,33,34:透過窓 35,36,37:第2ミラー
41:先端同期センサ(第1の光センサ) 42:後端同期センサ(第2の光センサ)
50:画像書込制御部 51:マイクロスキャナ駆動回路
52:書込CLK生成回路(書込クロック生成手段)
53,53′:CLK補正回路(書込クロック補正手段)
54,54′:レーザ駆動回路(光源駆動制御手段)
55:スキューモータドライバ 56:スキューモータ
60:画像データ処理装置 61:書込I/F
100:CPU 101:ROM 102:RAM
103:I/Oポート 104:システムバス
特開2009−104085号公報

Claims (5)

  1. 光源と、
    該光源の発光によって発生する光ビームを周期的に往復走査して像担持体を露光する光走査手段と、
    該光走査手段によって走査された光ビームを前記像担持体に向けて偏向させる折り返しミラーと、
    前記光走査手段による前記光ビームの走査領域中における画像を書き込むための画像領域外の所定位置で前記光ビームを検知する光センサと、
    書込クロックを発生する書込クロック発生手段と、
    前記光走査手段による前記光ビームの走査領域中の前記画像領域において、前記書込クロックに同期して前記光源の発光を画像データに応じて制御する光源駆動制御手段と、
    前記光センサによって前記光ビームを連続して2回検知する時間間隔を予め定めた時間間隔と比較し、その大小関係と差の大きさに応じて前記書込クロックの周波数を変化させる書込クロック補正手段と、該大小関係と差の大きさに応じて前記折り返しミラーの傾きを調整する手段と
    を備えたことを特徴とする光走査装置。
  2. 光源と、
    該光源の発光によって発生する光ビームを周期的に往復走査して像担持体を露光する光走査手段と、
    該光走査手段による前記光ビームの往復走査領域中における画像を書き込むための画像領域外の一方の折り返し点側の所定位置で前記光ビームを検知する第1の光センサと、他方の折り返し点側の所定位置で前記光ビームを検知する第2の光センサと
    書込クロックを発生する書込クロック発生手段と、
    前記光走査手段による前記光ビームの往走査中の前記画像領域と復走査中の前記画像領域においてそれぞれ、前記書込クロックに同期して前記光源の発光を画像データに応じて制御する光源駆動制御手段と、
    前記第1の光センサによって前記光ビームを連続して2回検知する時間間隔を予め定めた時間間隔と比較し、その大小関係と差の大きさに応じて前記書込クロックの周波数を変化させるとともに、前記第2の光センサによって前記光ビームを連続して2回検知する時間間隔を予め定めた時間間隔と比較し、その大小関係と差の大きさに応じても前記書込クロックの周波数を変化させる書込クロック補正手段と
    を備えたことを特徴とする光走査装置。
  3. 前記請求項1に記載の光走査装置において、
    前記光源駆動制御手段は、前記光走査手段による前記光ビームの往走査中の前記画像領域と復走査中の前記画像領域においてそれぞれ、前記書込クロックに同期して前記光源の発光を画像データに応じて制御し、
    前記光センサとして、前記光走査手段による前記光ビームの往復走査領域中における前記画像領域外の一方の折り返し点側の所定位置で前記光ビームを検知する第1の光センサと、他方の折り返し点側の所定位置で前記光ビームを検知する第2の光センサとを設け、
    前記書込クロック補正手段は、前記第1の光センサによって前記光ビームを連続して2回検知する時間間隔を予め定めた時間間隔と比較し、その大小関係と差の大きさに応じて前記書込クロックの周波数を変化させるとともに、前記第2の光センサによって前記光ビームを連続して2回検知する時間間隔を予め定めた時間間隔と比較し、その大小関係と差の大きさに応じても前記書込クロックの周波数を変化させ
    前記折り返しミラーの傾きを調整する手段は、少なくとも前記第1の光センサによって前記光ビームを連続して2回検知する時間間隔を予め定めた時間間隔と比較し、その大小関係と差の大きさに応じて前記折り返しミラーの傾きを調整することを特徴とする光走査装置。
  4. 前記光走査手段が正弦揺動するマイクロスキャナであることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の光走査装置。
  5. 画像書込装置として請求項1から4のいずれか一項に記載の光走査装置を搭載したことを特徴とする画像形成装置。
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