JP5524808B2 - 電動車両用制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、蓄電装置からの電力を電動機に供給して駆動力を得る電動車両用制御装置に関する。
電動車両に関する技術の1つとして、走行モータ(電動機)の制御技術がある(例えば、特許文献1)。特許文献1では、力行状態と回生状態との切替りに伴う走行モータの変位によって生じるトルクショックの発生を防止することを課題としている(要約参照)。この課題を解決するため、特許文献1では、指令トルクが駆動トルクから回生トルクに又は回生トルクから駆動トルクに切り替わるとき、指定トルクを所定時間ゼロにする(要約、図7〜図10参照)。
ところで、車両の走行モードとして、ノーマルモード、スポーツモード、エコノミーモード等を設けることが行われている(例えば、特許文献2)。
特開平10―304509号公報 特開2007―302055号公報
上記のように、特許文献1の制御では、力行状態から回生状態への切替り時又は回生状態から力行状態への切替り時(以下、両切替り時をまとめて「零クロス時」という。)に指令トルクを所定時間ゼロにする。換言すると、特許文献1では、零クロス時のトルクショックを抑制することを優先している。その結果、零クロス時において、ドライバによるアクセルペダルの操作と走行モータの駆動力との間に若干の応答遅れが発生するおそれがある。このような若干の応答遅れは、電動車両の出力応答性を優先する走行モード(例えば、スポーツモード)が選択されている場合、ドライバに違和感を与えるおそれがある。
この発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、零クロス時において、各走行モードに応じた電動機の制御が可能な電動車両用制御装置を提供することを目的とする。
この発明に係る電動車両用制御装置は、蓄電装置からの電力を電動機に供給して駆動力を得るものであって、アクセル開度に対する駆動力特性について、前記電動車両の出力応答性を優先する第1走行モードと、前記第1走行モードよりも電費を優先する第2走行モードとを含む複数の走行モードを設定し、前記アクセル開度と車速に基づき前記電動機の目標駆動力を決定し、前記アクセル開度が大きいほど前記目標駆動力を高くする目標駆動力決定部と、前記目標駆動力について、回生側の零近傍値である第1零クロス閾値と、力行側の零近傍値である第2零クロス閾値とを設定し、前記第1零クロス閾値と前記第2零クロス閾値との間の零クロス域の幅を、前記第1走行モードのときよりも前記第2走行モードのときに広くする零クロス域設定部と、前記電動機の駆動力の変化を、前記目標駆動力が前記零クロス域外であるときよりも、前記目標駆動力が前記零クロス域内にあるときに緩やかにして前記電動機を制御する零クロス制御部とを備えることを特徴とする。
前記零クロス制御部は、前記目標駆動力が前記零クロス域内であるときの前記電動機の駆動力の変化を、前記第1走行モードのときよりも前記第2走行モードのときに緩やかにして前記電動機を制御してもよい。
この発明によれば、目標駆動力が零クロス域内にあるときに電動機の駆動力の変化を緩やかにする制御(以下「零クロス制御」という。)に入るタイミング及び零クロス制御を終了するタイミングを走行モードに応じて変化させる。このため、電動車両の出力応答性を優先する第1走行モードではドライバの意思に合わせた加速感を提供可能であると共に、第1走行モードよりも電費を優先する第2走行モードでは、力行状態と回生状態とが切り替わる零クロス時における振動や衝撃を低減することが可能となる。
この発明の一実施形態に係る制御装置としての電子制御装置(ECU)を搭載した電動車両の概略構成図である。 走行モータのトルクと前記走行モータの変位との関係を示す3つの状態を示す図である。 零クロス時における目標駆動力の一例を示す図である。 前記ECUの目標駆動力算出機能を用いて前記目標駆動力を算出する第1フローチャートである。 前記ECUの目標駆動力算出機能を用いて前記目標駆動力を算出する第2フローチャートである。 前記ECUがフィルタ係数及び第1上限変化量を算出するフローチャートである。 走行モード毎に車速とフィルタ係数との関係を規定した特性図である。 走行モード毎に車速と第1上限変化量との関係を規定した特性図である。 前記ECUが零クロス域の特性を設定するフローチャートである。 走行モード毎に車速と第2上限変化量との関係を規定した特性図である。 走行モード毎に車速と下側閾値及び上側閾値との関係を規定した特性図である。 前記目標駆動力と電動車両の前後方向の加速度とマウントショックとの関係の一例を簡易的に示す説明図である。
1.全体的な構成の説明
[全体構成]
図1は、この発明の一実施形態に係る制御装置としての電子制御装置34(以下「ECU34」という。)を搭載した電動車両10の概略構成図である。電動車両10(以下「車両10」ともいう。)は、ECU34に加え、走行モータ12(以下「モータ12」という。)と、インバータ14と、バッテリ16と、アクセルペダル18と、開度センサ20と、車速センサ22と、加速度センサ24と、電流センサ26、28と、レゾルバ30と、モード切替スイッチ32とを有する。
[電力系]
モータ12は、3相交流ブラシレス式であり、インバータ14を介してバッテリ16から供給される電力に基づいて車両10の駆動力F[N](又はトルク[N・m])を生成する。また、モータ12は、回生を行うことで生成した電力(回生電力Preg)[W]をバッテリ16に出力することでバッテリ16を充電する。回生電力Pregは、図示しない補機に対して出力してもよい。
インバータ14は、3相フルブリッジ型の構成とされて、直流/交流変換を行い、直流を3相の交流に変換してモータ12に供給する一方、回生動作に伴う交流/直流変換後の直流をバッテリ16に供給する。
バッテリ16は、複数のバッテリセルを含む蓄電装置(エネルギストレージ)であり、例えばリチウムイオン2次電池又はキャパシタ等を利用することができる。本実施形態ではリチウムイオン2次電池を利用している。なお、インバータ14とバッテリ16との間に図示しないDC/DCコンバータを設け、バッテリ16の出力電圧又はモータ12の出力電圧を昇圧又は降圧してもよい。
[各種センサ]
開度センサ20は、アクセルペダル18の原位置からの踏込み量(アクセル開度θp)[°]を検出し、ECU34に出力する。車速センサ22は、車両10の実際の車速V[km/h]を検出し、ECU34に出力する。加速度センサ24は、車両10の加速度ΔaV[km/h]を検出し、ECU34に出力する。
電流センサ26は、モータ12におけるU相の電流(U相電流Iu)を検出し、ECU34に出力する。同様に、電流センサ28は、モータ12におけるW相の電流(W相電流Iw)を検出し、ECU34に出力する。なお、電流センサ26、28は、モータ12の3相のうちの2つの相を検出するものであれば、U相とW相の組合せ以外の電流を検出するものであってもよい。
レゾルバ30は、モータ12の図示しない出力軸又は外ロータの回転角度(モータ12の図示しないステータに対して固定された座標系での回転角度)である電気角θを検出し、ECU34に出力する。
[モード切替スイッチ32]
モード切替スイッチ32は、車両10の走行モードとしてのノーマルモード(以下「Nモード」という。)、スポーツモード(以下「Sモード」という。)及びエコノミーモード(以下「Eモード」という。)を切替え可能である。モード切替スイッチ32は、いずれの走行モードが選択されているかをECU34に通知する。
Sモードは、Nモード及びEモードと比較して、車両10の出力応答性を優先する走行モードであり、電費ではNモード及びEモードに劣る。出力応答性を優先するため、本実施形態では、モータ12の目標駆動力Ftar[N](又は目標トルク[N・m])の単位時間当たりの上限変化量を大きく設定する(詳細は後述する)。また、Sモードでは、Nモード及びEモードと比較してその他の設定を変更することもできる。例えば、特許文献2に記載のように、可変減衰力ダンパの減衰力、前後左右制動力配分によるヨーコントロールの介入量、電動パワーステアリングの操舵反力、前後左右トルク配分可能な四輪駆動機構の制御、トランスミッションの制御、及び燃料噴射/ドライブ・バイ・ワイヤ装置(FI/DBW)の制御の設定を変更することが可能である(段落[0016]の表1参照)。
Eモードは、Nモード及びSモードと比較して、電費を優先する走行モードであり、車両10の出力応答性ではNモード及びEモードに劣る。電費を優先するため、本実施形態では、目標駆動力Ftar(又は目標トルク)の単位時間当たりの上限変化量を小さく設定する(詳細は後述する)。また、Eモードでは、Nモード及びSモードと比較してその他の設定を変更することもできる。例えば、Sモードと同様、特許文献2に記載のような設定変更をすることが可能である(段落[0016]の表1参照)。
[ECU34]
ECU34は、各種センサ及びモード切替スイッチ32からの出力に基づいてインバータ14を制御することにより、モータ12の出力を制御する。ECU34は、入出力部40と、演算部42と、記憶部44とを有する。
図1に示すように、本実施形態における演算部42は、モータ12の目標駆動力Ftarを算出する目標駆動力算出機能50と、目標駆動力Ftar又はこれに基づく目標トルクに基づいてインバータ14を制御するインバータ制御機能52とを備える。本実施形態において、目標駆動力算出機能50は、走行モードM毎に零クロス域70(図3)を設定し、零クロス域70を用いて目標駆動力Ftarを算出する(詳細は後述する)。
記憶部44は、演算部42が実行するソフトウェアや各種データを記憶するものであり、不揮発性メモリと揮発性メモリを備える。
2.本実施形態の制御
(1)目標駆動力Ftarの算出
(a)基本的な考え方
(i)零クロス時におけるモータ12の変位
図2には、モータ12のトルクとモータ12の変位との関係を示す3つの状態(状態A、B、C)が示されている。図2において、モータ12は、ばね部材60a、60bに支持され、モータ12の両側(図2中、左右方向)にはモータマウントの一部としてのストッパ62a、62bが配置されている。また、図2では、図中左側が車両10の前側(進行方向)を示し、図中右側が車両10の後ろ側(進行方向とは反対の方向)を示す。さらに、図2では、力行時のトルクを駆動トルクと表記し、回生時のトルクを回生トルクと表記している。
図2において、状態Aは、モータ12が基準位置にある状態であり、状態Bは、モータ12が車両10の後ろ側に変位した状態であり、状態Cは、モータ12が車両10の前側に変位した状態である。
図2に示すように、駆動トルクが増加した場合(状態A→状態B)又は回生トルクが減少した場合(状態C→状態A)、モータ12は、相対的に車両10の後方に向かって変位する。また、駆動トルクが減少した場合(状態B→状態A)又は回生トルクが増加した場合(状態A→状態C)、モータ12は、相対的に車両10の前方に向かって変位する。
より具体的には、駆動トルクの増加が急であると、モータ12は、車両10の後方に勢いよく変位し、その結果、モータ12用のストッパ62bに当たり(状態A→状態B)、マウントショック(モータマウント側との衝突)が発生する。また、駆動トルクの減少が急であると、モータ12は、車両10の前方に勢いよく変位し、その結果、ばね部材60bが一気に伸びて(状態B→状態A)、マウント振動(モータマウント側の振動)が発生する。
さらに、回生トルクの増加が急であると、モータ12は、車両10の前方に勢いよく変位し、その結果、モータ12用のストッパ62aに当たり(状態A→状態C)、マウントショックが発生する。さらにまた、回生トルクの減少が急であると、モータ12は、車両10の後方に勢いよく変位し、その結果、ばね部材60aが一気に伸びて(状態C→状態A)、マウント振動が発生する。
(ii)零クロス時における駆動力Fの変化の制限
上記のようなマウントショックやマウント振動を防止するため、本実施形態では、零クロス時における駆動力Fの変化を制限する。このため、本実施形態では、目標駆動力Ftarの算出において零クロス域70(図3)を設定する。
図3には、零クロス時における目標駆動力Ftarの一例が示されている。図3の時点T1では、目標駆動力Ftarが負の値であり、車両10は回生状態である。また、時点T1から時点T2までは、目標駆動力Ftarは、零クロス域70外にある。このため、目標駆動力Ftarの傾きは比較的大きくなっている。
一方、時点T2から時点T4までは、目標駆動力Ftarが零クロス域70内にある。このため、目標駆動力Ftarの傾きは比較的小さく制限されている。従って、零クロス時において回生トルクの減少及び駆動トルクの増加は緩やかになり、上記のようなマウントショックやマウント振動は抑制される。時点T4より後において目標駆動力Ftarが零クロス域70外となると、駆動力Fの変化の制限を終了する。その結果、目標駆動力Ftarの傾きは元に戻る。
車両10が回生状態から力行状態に移行する場合とは反対に、車両10が力行状態から回生状態に移行した場合も同様である。すなわち、目標駆動力Ftarの変化を制限し、駆動トルクの減少及び回生トルクの増加を緩やかにすることで、マウントショックやマウント振動を抑制することが可能となる。
なお、上記のような処理は、特許文献1で挙げられているような零クロス時のバックラッシュが消滅する際のショック(特許文献1の段落[0002])を弱めるために用いることもできる。
(b)処理の詳細
図4及び図5には、ECU34の目標駆動力算出機能50を用いてモータ12の目標駆動力Ftarを算出するフローチャートが示されている。ステップS1において、ECU34は、暫定目標駆動力Ftar_temp[N]を算出する。暫定目標駆動力Ftar_tempは、最終的な目標駆動力Ftarを求めるための暫定値であり、アクセル開度θp及び車速Vに基づいて算出される。すなわち、アクセル開度θpが大きいほど及び車速Vが低いほど暫定目標駆動力Ftar_tempを高くする。
ステップS2において、ECU34は、第1暫定駆動力変化量ΔFtar_temp1[N]を算出する。第1暫定駆動力変化量ΔFtar_temp1は、ステップS1で算出した暫定目標駆動力Ftar_tempと前回の目標駆動力Ftarとの差である。理解の容易化のため、以下では、前回の演算周期で算出した目標駆動力Ftarを「目標駆動力Ftar(前回)」と、今回の演算周期で算出する目標駆動力Ftarを「目標駆動力Ftar(今回)」と表記する。また、複数の目標駆動力Ftarを総称する場合はそのまま「目標駆動力Ftar」と表記する。
ステップS3において、ECU34は、フィルタ係数G及び第1上限変化量ΔFmax1[N]を算出する。フィルタ係数Gは、目標駆動力Ftarの大きさを調整するための係数である。第1上限変化量ΔFmax1は、単位時間当たり(又は演算周期毎)に許容される目標駆動力Ftarの変化量であり、目標駆動力Ftarが零クロス域70外にあるときに用いる。
図6には、ECU34がフィルタ係数G及び第1上限変化量ΔFmax1を算出するフローチャートが示されている。ステップS21において、ECU34は、モード切替スイッチ32からの出力に基づいて現在の走行モード(以下「走行モードM」という。)を判定する。ステップS22において、ECU34は、車速センサ22から車速Vを取得する。
ステップS23において、ECU34は、走行モードMと車速Vとに応じてフィルタ係数Gを算出する。図7は、走行モードM毎に車速Vとフィルタ係数Gとの関係を規定した特性図(マップ)である。図7に示すように、フィルタ係数Gは、同じ車速Vであるとき、EモードよりもNモードの方が高く、NモードよりもSモードの方が高い。また、いずれの走行モードMにおいても、車速Vが低いほど、フィルタ係数Gは大きくなる。
ステップS24において、ECU34は、走行モードMと車速Vとに応じて第1上限変化量ΔFmax1を算出する。図8は、走行モードM毎に車速Vと第1上限変化量ΔFmax1との関係を規定した特性図(マップ)である。図8に示すように、第1上限変化量ΔFmax1は、同じ車速Vであるとき、EモードよりもNモードの方が高く、NモードよりもSモードの方が高い。また、いずれの走行モードMにおいても、車速Vが低いほど、第1上限変化量ΔFmax1は大きくなる。
図4に戻り、ステップS4において、ECU34は、零クロス域70の特性を設定する。図9には、ECU34が零クロス域70の特性を設定するフローチャートが示されている。ステップS31において、ECU34は、モード切替スイッチ32からの出力に基づいて現在の走行モードMを判定する(ステップS21の判定結果を流用する。)。ステップS32において、ECU34は、車速センサ22から車速Vを取得する(ステップS22で取得しておいた車速Vを読み出す。)。
ステップS33において、ECU34は、走行モードMと車速Vとに応じて第2上限変化量ΔFmax2を算出する。第2上限変化量ΔFmax2は、単位時間当たり(又は演算周期毎)に許容される目標駆動力Ftarの変化量であり、目標駆動力Ftarが零クロス域70内にあるときに用いる。
図10は、走行モードM毎に車速Vと第2上限変化量ΔFmax2との関係を規定した特性図(マップ)である。図10に示すように、第2上限変化量ΔFmax2は、同じ車速Vであるとき、EモードよりもNモードの方が高く、NモードよりもSモードの方が高い。また、車速Vが低いほど、第2上限変化量ΔFmax2は大きくなす。さらに、走行モードM及び車速Vが同じであるとき、第2上限変化量ΔFmax2は、第1上限変化量ΔFmax1よりも低くなる。例えば、図8のSモードの第1上限変化量ΔFmax1と比較して、図10のSモードの第2上限変化量ΔFmax2は、図中下側に移動している。同様に、図8のNモード及びEモードの第1上限変化量ΔFmax1と比較して、図10のNモード及びEモードの第2上限変化量ΔFmax2は、図中下側に移動している。
ステップS34において、ECU34は、走行モードMと車速Vとに応じて下側閾値TH1(第1零クロス閾値)及び上側閾値TH2(第2零クロス閾値)を設定する。下側閾値TH1及び上側閾値TH2は、零クロス域70を定義するための値である。すなわち、下側閾値TH1が零クロス域70の下限を示し、上側閾値TH2が零クロス域70の上限を示す(図3参照)。
図11は、走行モードM毎に車速Vと下側閾値TH1及び上側閾値TH2との関係を規定した特性図(マップ)である。図11に示すように、下側閾値TH1及び上側閾値TH2は、同じ車速Vであるとき、SモードよりもNモードの方が絶対値が大きく、NモードよりもEモードの方が絶対値が大きい。従って、SモードよりもNモードの方が零クロス域70の幅は広くなり、NモードよりもEモードの方が零クロス域70の幅は広くなる。
また、車速Vが低いほど、下側閾値TH1及び上側閾値TH2の絶対値は大きくなる。このため、いずれの走行モードMにおいても、車速Vが低いほど、零クロス域70の幅は広くなる。これにより、車速Vが低いときに加速が長く続いても、零クロス時における振動及び衝撃を和らげることが可能となる。
なお、図11の例では、走行モードM及び車速Vが同じであれば、下側閾値TH1及び上側閾値TH2の絶対値が等しくなるように設定してあるが、これに限らず、絶対値が異なるようにすることもできる。
図4に戻り、ステップS5において、ECU34は、第2暫定駆動力変化量ΔFtar_temp2を算出する。第2暫定駆動力変化量ΔFtar_temp2は、ステップS2で算出した第1暫定駆動力変化量ΔFtar_temp1とステップS3で算出したフィルタ係数Gの積である。換言すると、第2暫定駆動力変化量ΔFtar_temp2は、第1暫定駆動力変化量ΔFtar_temp1に走行モードM及び車速Vによる重み付けを行った値である。
図5のステップS6において、ECU34は、ステップS1で算出した暫定目標駆動力Ftar_tempが零クロス域70内にあるか否か、すなわち、下側閾値TH1より大きく上側閾値TH2よりも小さいか否か(TH2<Ftar_temp<TH1)を判定する。零クロス時を判定可能な値であれば、暫定目標駆動力Ftar_temp以外の値、例えば、目標駆動力Ftar(前回)を用いてもよい。
暫定目標駆動力Ftar_tempが零クロス域70外である場合(S6:NO)、ステップS7において、ECU34は、ステップS5で算出した第2暫定駆動力変化量ΔFtar_temp2の絶対値が第1上限変化量ΔFmax1以下であるか否かを判定する。第2暫定駆動力変化量ΔFtar_temp2の絶対値が第1上限変化量ΔFmax1以下である場合(S7:YES)、ステップS8において、ECU34は、目標駆動力Ftar(前回)と第2暫定駆動力変化量ΔFtar_temp2との和を目標駆動力Ftar(今回)として設定する。第2暫定駆動力変化量ΔFtar_temp2の絶対値が第1上限変化量ΔFmax1を上回る場合(S7:NO)、ステップS9に進む。
ステップS9において、ECU34は、第2暫定駆動力変化量ΔFtar_temp2が正の値であるか否か(ΔFtar_temp2>0)を判定する。第2暫定駆動力変化量ΔFtar_temp2が正の値である場合(S9:YES)、ステップS10において、ECU34は、目標駆動力Ftar(前回)と第1上限変化量ΔFmax1との和を目標駆動力Ftar(今回)として設定する。第2暫定駆動力変化量ΔFtar_temp2が負の値である場合(S9:NO)、ステップS11において、ECU34は、目標駆動力Ftar(前回)と第1上限変化量ΔFmax1との差を目標駆動力Ftar(今回)として設定する。
ステップS6に戻り、暫定目標駆動力Ftar_tempが零クロス域70内である場合(S6:YES)、ステップS12において、ECU34は、第2暫定駆動力変化量ΔFtar_temp2の絶対値が第2上限変化量ΔFmax2以下であるか否かを判定する。第2暫定駆動力変化量ΔFtar_temp2の絶対値が第2上限変化量ΔFmax2以下である場合(S12:YES)、ステップS13において、ECU34は、目標駆動力Ftar(前回)と第2暫定駆動力変化量ΔFtar_temp2との和を目標駆動力Ftar(今回)として設定する。第2暫定駆動力変化量ΔFtar_temp2の絶対値が第2上限変化量ΔFmax2の絶対値を上回る場合(S12:NO)、ステップS14に進む。
ステップS14において、ECU34は、第2暫定駆動力変化量ΔFtar_temp2が正の値であるか否か(ΔFtar_temp2>0)を判定する。第2暫定駆動力変化量ΔFtar_temp2が正の値である場合(S14:YES)、ステップS15において、ECU34は、目標駆動力Ftar(前回)と第2上限変化量ΔFmax2との和を目標駆動力Ftar(今回)として設定する。第2暫定駆動力変化量ΔFtar_temp2が負の値である場合(S14:NO)、ステップS16において、ECU34は、目標駆動力Ftar(前回)と第2上限変化量ΔFmax2との差を目標駆動力Ftar(今回)として設定する。
以上のような制御を行うことにより、暫定目標駆動力Ftar_tempが零クロス域70外である場合、目標駆動力Ftar(前回)と目標駆動力Ftar(今回)との差の絶対値は最大で第1上限変化量ΔFmax1となる。一方、暫定目標駆動力Ftar_tempが零クロス域70内である場合、目標駆動力Ftar(前回)と目標駆動力Ftar(今回)との差の絶対値は最大で第2上限変化量ΔFmax2となる。走行モードM及び車速Vが同じ場合、第2上限変化量ΔFmax2は、第1上限変化量ΔFmax1よりも小さく設定されるため(図8及び図10参照)、零クロス域70内における目標駆動力Ftarの変化は、零クロス域70外における目標駆動力Ftarの変化に比べて小さくなる。
また、車速Vが同じ場合、零クロス域70の幅は、SモードよりもNモードの方が広く、また、NモードよりもEモードの方が広くなる。このため、SモードよりもNモードの方が零クロス域70内に入り易くなり、また、NモードよりもEモードの方が零クロス域70内に入り易くなる。これらの効果は、後にまとめて述べる。
(2)インバータ14の制御
ECU34は、上記処理により求めた目標駆動力Ftar(今回)に基づく目標トルクと、電流センサ26からのU相電流Iuと、電流センサ28からのW相電流Iwと、レゾルバ30からの電気角θとに基づいてインバータ14を制御する。インバータ14の制御の具体的方法は、例えば、特開2009−240125号公報に記載のものを用いることができる。なお、目標トルクは、目標駆動力Ftar(今回)に車輪(図示せず)の半径を乗算することにより算出することが可能である。
3.目標駆動力Ftarと加速度g1とマウントショックとの関係
図12には、目標駆動力Ftarと車両10の前後方向の加速度g1[G]とマウントショックとの関係の一例を簡易的に示す説明図である。図12において、Sモードに対応する目標駆動力Ftar、加速度g1及びマウントショックはそれぞれ破線で示し、Nモードに対応する目標駆動力Ftar、加速度g1及びマウントショックは一点鎖線で示し、Eモードに対応する目標駆動力Ftar、加速度g1及びマウントショックは二点鎖線で示す。また、Sモードに対応する零クロス域70を零クロス域70sとし、Nモードに対応する零クロス域70を零クロス域70nとし、Eモードに対応する零クロス域70を零クロス域70eとする。さらに、時点t1の時点において車両10は回生状態にあると共に、時点t1においてアクセル開度θpが最大値までアクセルペダル18が踏み込まれるものとする。
走行モードMとしてSモードが選択されている場合、時点t1においてアクセル開度θpが最大値までアクセルペダル18が踏み込まれると、目標駆動力Ftarは、零クロス域70sに入る時点t2まで傾きX1が最大(すなわち、第1上限変化量ΔFmax1)となる。図12の傾きX1は、加速開始当初の第1上限変化量ΔFmax1である。また、ここでの第1上限変化量ΔFmax1は、走行モードM(すなわち、Sモード)と車速Vとによって設定されるものである(図6のS24)。加えて、フィルタ係数GはSモードに合わせて大きく設定される(図7)。このため、第2暫定駆動力変化量ΔFtar_temp2は大きくなり、目標駆動力Ftarも急速に増加する。
時点t2から時点t4の間、目標駆動力Ftarは零クロス域70内にあり、目標駆動力Ftarは、傾きが緩やか{すなわち、第2上限変化量ΔFmax2(<ΔFmax1)}になる。ここでの第2上限変化量ΔFmax2は、走行モードM(すなわち、Sモード)と車速Vとによって設定されるものである(図9のS34)。また、目標駆動力Ftarがゼロとなる時点t3又はその近傍では、マウントショックが発生する。時点t4以降は、目標駆動力Ftarは、再び零クロス域70外となり、その傾きは、第1上限変化量ΔFmax1以下となる。
走行モードMとしてNモードが選択されている場合、時点t1においてアクセル開度θpが最大値までアクセルペダル18が踏み込まれると、目標駆動力Ftarは、零クロス域70nに入る時点t5まで傾きが最大(すなわち、第1上限変化量ΔFmax1)となる。図12の傾きX2は、加速開始当初の第1上限変化量ΔFmax1である。また、ここでの第1上限変化量ΔFmax1は、走行モードM(すなわち、Nモード)と車速Vとによって設定されるものである(図6のS24)。加えて、フィルタ係数GはNモードに合わせて設定される(図7)。このため、Sモードの場合と比べて、第2暫定駆動力変化量ΔFtar_temp2は小さくなり、目標駆動力Ftarも緩やかに増加する。
時点t5から時点t8の間、目標駆動力Ftarは零クロス域70n内にあり、目標駆動力Ftarは、傾きが緩やか{すなわち、第2上限変化量ΔFmax2(<ΔFmax1)}になる。ここでの第2上限変化量ΔFmax2は、走行モードM(すなわち、Nモード)と車速Vとによって設定されるものである(図9のS34)。また、目標駆動力Ftarがゼロとなる時点t6又はその近傍では、マウントショックが発生する。但し、ここでのNモードの場合のマウントショックは、Sモードの場合よりも小さい。時点t8以降は、目標駆動力Ftarは、再び零クロス域70外となり、その傾きは、第1上限変化量ΔFmax1以下となる。
走行モードMとしてEモードが選択されている場合、時点t1においてアクセル開度θpが最大値までアクセルペダル18が踏み込まれると、目標駆動力Ftarは、零クロス域70eに入る時点t7まで傾きが最大(すなわち、第1上限変化量ΔFmax1)となる。図12の傾きX3は、加速開始当初の第1上限変化量ΔFmax1である。また、ここでの第1上限変化量ΔFmax1は、走行モードM(すなわち、Nモード)と車速Vとによって設定されるものである(図6のS24)。加えて、フィルタ係数GはEモードに合わせて小さく設定される(図7)。このため、Sモード及びNモードの場合と比べて、第2暫定駆動力変化量ΔFtar_temp2は小さくなり、目標駆動力Ftarも緩やかに増加する。
時点t7から時点t10の間、目標駆動力Ftarは零クロス域70e内にあり、目標駆動力Ftarは、傾きが緩やか{すなわち、第2上限変化量ΔFmax2(<ΔFmax1)}になる。ここでの第2上限変化量ΔFmax2は、走行モードM(すなわち、Nモード)と車速Vとによって設定されるものである(図9のS34)。また、目標駆動力Ftarがゼロとなる時点t6又はその近傍では、マウントショックが発生する。但し、ここでのEモードの場合のマウントショックは、Sモード及びNモードの場合よりも小さい。時点t10以降は、目標駆動力Ftarは、再び零クロス域70外となり、その傾きは、第1上限変化量ΔFmax1以下となる。
4.本実施形態の効果
以上説明したように、本実施形態によれば、目標駆動力Ftarが零クロス域70内にあるときにモータ12の駆動力Fの変化を緩やかにする零クロス制御に入るタイミング及び零クロス制御を終了するタイミングを走行モードMに応じて変化させる。このため、車両10の出力応答性を優先する走行モード(例えば、Nモードに対するSモード、又はEモードに対するNモード)ではドライバの意思に合わせた加速感を提供可能であると共に、電費を優先する走行モード(例えば、Nモードに対するEモード、又はSモードに対するNモード)では、零クロス時のマウント振動やマウントショックを低減することが可能となる。
本実施形態では、ECU34は、目標駆動力Ftarが零クロス域70内であるときの駆動力Fの変化を、SモードのときよりもNモードのときに又はNモードのときよりもEモードのときに緩やかにしてモータ12を制御する。これにより、Nモード又はEモードにおける零クロス時のマウント振動やマウントショックをさらに低減することが可能となる。加えて、走行モードMに応じて加速度g1の立ち上がりを個別に演出可能となる。
5.変形例
なお、この発明は、上記実施形態に限らず、この明細書の記載内容に基づき、種々の構成を採り得ることはもちろんである。例えば、以下の構成を採用することができる。
上記実施形態では、ECU34を車両10に適用した例を説明したが、これに限らず、別の移動体(例えば、船舶又は航空機)に適用することも可能である。
上記実施形態では、バッテリ16のみを車両10の駆動源としたが、これに限らない。例えば、バッテリ16に加えてエンジンを搭載する構成(ハイブリッド車両)や、バッテリ16に加えて燃料電池を搭載する構成(燃料電池車両)であってもよい。これらの場合も零クロス時に上記制御を用いることができる。
上記実施形態では、走行モードとしてNモード、Sモード及びEモードの3つを設けたが、NモードとSモードのみ又はNモードとEモードのみであってもよい。また、その他の走行モード(例えば、特許文献2に記載されるレースモード又はスノーモードの少なくとも一方)を組み合わせて又はSモード、Nモード及びEモードのいずれかに代えて用いることもできる。
上記実施形態では、零クロス域70外では第1上限変化量ΔFmax1を用い、零クロス域70内では第2上限変化量ΔFmax2を用いることにより、モータ12の駆動力Fの変化を、目標駆動力Ftarが零クロス域70外であるときよりも、目標駆動力Ftarが零クロス域70内にあるときに緩やかにした。換言すると、零クロス域70外と零クロス域70内とで目標駆動力Ftarの上限変化量を切り替えることにより、零クロス域70内における駆動力Fの変化を緩やかにした。
しかし、零クロス域70内における駆動力Fの変化を緩やかにする方法は、これに限らない。例えば、上限変化量を切り替える代わりに、上限変化量に乗算する係数を設定し、零クロス域70外における当該係数よりも零クロス域70内における当該係数を小さくすることもできる。
或いは、上限変化量を用いない構成において、零クロス域70内のみ上限変化量を設けることも可能である。或いは、上限変化量を用いない構成において、目標駆動力Ftar又は暫定目標駆動力Ftar_tempに乗算する係数を設定し、零クロス域70外における当該係数よりも零クロス域70内における当該係数を小さくすることもできる。
上記実施形態では、零クロス域70内にあるか否かの判定を暫定目標駆動力Ftar_tempを用いて行ったが(図5のS6)、これに限らず、駆動力Fの実測値又はこれに相当する値{例えば、目標駆動力Ftar(前回)}を用いて判定することもできる。
10…電動車両 12…走行モータ(電動機)
16…バッテリ(蓄電装置) 34…ECU(制御装置)
42…演算部(目標駆動力決定部、零クロス域設定部、零クロス制御部)
70、70e、70n、70s…零クロス域
F…駆動力 Ftar…目標駆動力
TH1…下側閾値(第1零クロス閾値) TH2…上側閾値(第2零クロス閾値)
V…車速 θp…アクセル開度

Claims (2)

  1. 蓄電装置からの電力を電動機に供給して駆動力を得る電動車両用制御装置であって、
    アクセル開度に対する駆動力特性について、前記電動車両の出力応答性を優先する第1走行モードと、前記第1走行モードよりも電費を優先する第2走行モードとを含む複数の走行モードを設定し、
    前記アクセル開度と車速に基づき前記電動機の目標駆動力を決定し、前記アクセル開度が大きいほど前記目標駆動力を高くする目標駆動力決定部と、
    前記目標駆動力について、回生側の零近傍値である第1零クロス閾値と、力行側の零近傍値である第2零クロス閾値とを設定し、前記第1零クロス閾値と前記第2零クロス閾値との間の零クロス域の幅を、前記第1走行モードのときよりも前記第2走行モードのときに広くする零クロス域設定部と、
    前記電動機の駆動力の変化を、前記目標駆動力が前記零クロス域外であるときよりも、前記目標駆動力が前記零クロス域内にあるときに緩やかにして前記電動機を制御する零クロス制御部と
    を備えることを特徴とする電動車両用制御装置。
  2. 請求項1記載の電動車両用制御装置において、
    前記零クロス制御部は、前記目標駆動力が前記零クロス域内であるときの前記電動機の駆動力の変化を、前記第1走行モードのときよりも前記第2走行モードのときに緩やかにして前記電動機を制御する
    ことを特徴とする電動車両用制御装置。
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