JP2009248648A - ハイブリッド車およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料残量が少なくなったときに運転者の意向に応じて燃料消費を抑制する。
【解決手段】エコスイッチ信号ESWがオフであるときには、制振制御を伴って通常時の動作ラインを用いてエンジンを運転しながら要求トルクTr*により走行するようエンジンと二つのモータを制御する(S120〜S200)。また、エコスイッチ信号ESWがオンで燃料残量Qfが閾値Qref以上のときには、制振制御を伴って燃費優先の動作ラインを用いてエンジンを運転しながら要求トルクTr*により走行するようエンジンと二つのモータとを制御する(S210,S130〜S200)。そして、エコスイッチ信号ESWがオンで燃料残量Qfが閾値Qref未満のときには、制振制御を伴わずに燃費優先の動作ラインを用いてエンジンを運転しながら要求トルクTr*により走行するようエンジンと二つのモータとを制御する(S210,S230,S140〜S200)
【選択図】図2

Description

本発明は、ハイブリッド車およびその制御方法に関する。
従来、この種のハイブリッド車としては、燃料残量が少なくなったときにはエンジンの運転ポイントを設定する動作ラインとして通常時の動作ラインより回転数が高い部分で低トルク側とされる燃料少量時用動作ラインを用いてエンジンの運転ポイントを設定するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この車両では、燃料少量時用動作ラインを用いることにより、排気を浄化する触媒の温度が高くなる頻度を低減すると共に触媒の温度が高くなったときに行なわれる燃料増量補正の頻度を低減し、これにより、燃料の消費を抑制している。
特開2006−329172号公報
ハイブリッド車では、燃費や乗り心地,応答性などを考慮してエンジンやモータを駆動して走行する通常走行モードと乗り心地や応答性をある程度犠牲にしても燃費を優先して走行する燃費優先走行モードとを切り替えるスイッチを備え、運転者の意向に沿って走行モードを設定して走行するものがある。また、エンジンのトルク脈動に伴う振動により運転者や乗員に不快感を与えないようにするために、駆動用のモータによりその振動を抑制するためのトルク出力を行なうものもある。上述の車両のように、燃料残量が少なくなったときに運転者の意向に反してエンジンの運転手法(動作ライン)を変更すれば、運転者に違和感を与えることになり、運転者の意向に沿って燃料消費を抑制するためにはエンジンの運転手法の変更だけではなく、他の燃料消費を抑制する手法も取り入れる必要がある。
本発明のハイブリッド車およびその制御方法は、燃料残量が少なくなったときに運転者の意向に応じて燃料消費を抑制することを主目的とする。
本発明のハイブリッド車およびその制御方法は、少なくとも上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明のハイブリッド車は、
内燃機関と、車軸に連結された駆動軸に接続されると共に該駆動軸とは独立に回転可能に前記内燃機関の出力軸に接続されて電力と動力の入出力を伴って前記駆動軸と前記出力軸とに動力を入出力する電力動力入出力手段と、前記駆動軸に動力を入出力する電動機と、前記電力動力入出力手段および前記電動機と電力のやりとりを行なう蓄電手段と、を備えるハイブリッド車であって、
燃費と騒音および振動とのある程度の両立を考慮して走行する通常走行モードと該通常走行モードより燃費を優先して走行する燃費優先走行モードとを切り替えて設定する走行モード切替設定手段と、
前記内燃機関への燃料を貯蔵する燃料タンク内の燃料が所定量未満に至ったのを検出する燃料残量検出手段と、
走行に要求される要求駆動力を設定する要求駆動力設定手段と、
前記走行モード切替設定手段により通常走行モードが設定されているときには前記内燃機関のトルク脈動に伴う前記駆動軸の振動を抑制する制振制御を伴って燃費と騒音および振動とが考慮された第1の制約を用いて前記内燃機関を運転しながら前記設定された要求駆動力により走行するよう前記内燃機関と前記電力動力入出力手段と前記電動機とを制御し、前記走行モード切替設定手段により燃費優先走行モードが設定されていると共に前記燃料残量検出手段により前記燃料タンク内の燃料が所定量未満に至ったのを検出していないときには前記制振制御を伴って前記第1の制約より燃費を優先した第2の制約を用いて前記内燃機関を運転しながら前記設定された要求駆動力により走行するよう前記内燃機関と前記電力動力入出力手段と前記電動機とを制御し、前記走行モード切替設定手段により燃費優先走行モードが設定されていると共に前記燃料残量検出手段により前記燃料タンク内の燃料が所定量未満に至ったのを検出したときには前記制振制御を伴わずに前記第2の制約を用いて前記内燃機関を運転しながら前記設定された要求駆動力により走行するよう前記内燃機関と前記電力動力入出力手段と前記電動機とを制御する制御手段と、
を備えることを要旨とする。
この本発明のハイブリッド車では、走行モード切替設定手段により通常走行モードが設定されているときには内燃機関のトルク脈動に伴う駆動軸の振動を抑制する制振制御を伴って燃費と騒音および振動とが考慮された第1の制約を用いて内燃機関を運転しながら走行に要求される要求駆動力により走行するよう内燃機関と電力動力入出力手段と電動機とを制御する。これにより、燃料残量に拘わらず、燃費と騒音および振動とがある程度考慮されたものとして走行することができる。走行モード切替設定手段により燃費優先走行モードが設定されていると共に燃料残量検出手段により燃料タンク内の燃料が所定量未満に至ったのを検出していないときには制振制御を伴って第1の制約より燃費を優先した第2の制約を用いて内燃機関を運転しながら要求駆動力により走行するよう内燃機関と電力動力入出力手段と電動機とを制御する。これにより、燃費を優先するものの内燃機関のトルク脈動に伴う駆動軸の振動を抑制しながら走行することができ、運転者や乗員に内燃機関のトルク脈動に伴って生じる振動による不快感を抑制することができる。そして、走行モード切替設定手段により燃費優先走行モードが設定されていると共に燃料残量検出手段により燃料タンク内の燃料が所定量未満に至ったのを検出したときには制振制御を伴わずに第2の制約を用いて内燃機関を運転しながら要求駆動力により走行するよう内燃機関と電力動力入出力手段と電動機とを制御する。これにより、更に燃料消費を抑制することができる。これらの結果、燃料残量が少なくなったときには、運転者の意向に応じて燃料消費を抑制することができる。
こうした本発明のハイブリッド車において、前記制振制御は、少なくとも前記駆動軸の回転変動に対して逆位相のトルクが出力されるよう前記電動機を制御する制御を含む制御であるものとすることもできる。この他、内燃機関の出力軸の回転位置に応じて変動するトルクを発電機から出力することにより振動を抑制することもできる。
また、本発明のハイブリッド車において、前記第1の制約は前記内燃機関を効率よく運転することができる制約から低回転高トルクの領域を回避した制約であり、前記第2の制約は前記内燃機関を効率よく運転することができる制約であるものとすることもできる。
さらに、本発明のハイブリッド車において、前記燃料残量検出手段により前記燃料タンク内の燃料が所定量未満に至ったのが検出されたときに該燃料が所定量未満に至ったことを乗員に報知する報知手段を備えるものとすることもできる。こうすれば、燃料残量が所定量未満に至ったのを運転者や乗員に知らせることができる。
あるいは、本発明のハイブリッド車において、前記電力動力入出力手段は、動力を入出力可能な発電機と、前記駆動軸と前記出力軸と前記発電機の回転軸との3軸に接続され該3軸のうちのいずれか2軸に入出力される動力に基づいて残余の軸に動力を入出力する3軸式動力入出力手段と、を備える手段であるものとすることもできる。
本発明のハイブリッド車の制御方法は、
内燃機関と、車軸に連結された駆動軸に接続されると共に該駆動軸とは独立に回転可能に前記内燃機関の出力軸に接続されて電力と動力の入出力を伴って前記駆動軸と前記出力軸とに動力を入出力する電力動力入出力手段と、前記駆動軸に動力を入出力する電動機と、前記電力動力入出力手段および前記電動機と電力のやりとりを行なう蓄電手段と、燃費と騒音および振動とのある程度の両立を考慮して走行する通常走行モードと該通常走行モードより燃費を優先して走行する燃費優先走行モードとを切り替えて設定する走行モード切換設定手段と、前記内燃機関への燃料を貯蔵する燃料タンク内の燃料が所定量未満に至ったのを検出する燃料残量検出手段と、を備えるハイブリッド車の制御方法であって、
前記走行モード切替設定手段により通常走行モードが設定されているときには前記内燃機関のトルク脈動に伴う前記駆動軸の振動を抑制する制振制御を伴って燃費と騒音および振動とが考慮された第1の制約を用いて前記内燃機関を運転しながら走行に要求される要求駆動力により走行するよう前記内燃機関と前記電力動力入出力手段と前記電動機とを制御し、前記走行モード切替設定手段により燃費優先走行モードが設定されていると共に前記燃料残量検出手段により前記燃料タンク内の燃料が所定量未満に至ったのを検出していないときには前記制振制御を伴って前記第1の制約より燃費を優先した第2の制約を用いて前記内燃機関を運転しながら前記要求駆動力により走行するよう前記内燃機関と前記電力動力入出力手段と前記電動機とを制御し、前記走行モード切替設定手段により燃費優先走行モードが設定されていると共に前記燃料残量検出手段により前記燃料タンク内の燃料が所定量未満に至ったのを検出したときには前記制振制御を伴わずに前記第2の制約を用いて前記内燃機関を運転しながら前記要求駆動力により走行するよう前記内燃機関と前記電力動力入出力手段と前記電動機とを制御する、
ことを特徴とする。
このハイブリッド車の制御方法では、走行モード切替設定手段により通常走行モードが設定されているときには内燃機関のトルク脈動に伴う駆動軸の振動を抑制する制振制御を伴って燃費と騒音および振動とが考慮された第1の制約を用いて内燃機関を運転しながら走行に要求される要求駆動力により走行するよう内燃機関と電力動力入出力手段と電動機とを制御する。これにより、燃料残量に拘わらず、燃費と騒音および振動とがある程度考慮されたものとして走行することができる。走行モード切替設定手段により燃費優先走行モードが設定されていると共に燃料残量検出手段により燃料タンク内の燃料が所定量未満に至ったのを検出していないときには制振制御を伴って第1の制約より燃費を優先した第2の制約を用いて内燃機関を運転しながら要求駆動力により走行するよう内燃機関と電力動力入出力手段と電動機とを制御する。これにより、燃費を優先するものの内燃機関のトルク脈動に伴う駆動軸の振動を抑制しながら走行することができ、運転者や乗員に内燃機関のトルク脈動に伴って生じる振動による不快感を抑制することができる。そして、走行モード切替設定手段により燃費優先走行モードが設定されていると共に燃料残量検出手段により燃料タンク内の燃料が所定量未満に至ったのを検出したときには制振制御を伴わずに第2の制約を用いて内燃機関を運転しながら要求駆動力により走行するよう内燃機関と電力動力入出力手段と電動機とを制御する。これにより、更に燃料消費を抑制することができる。これらの結果、燃料残量が少なくなったときには、運転者の意向に応じて燃料消費を抑制することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例であるハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。実施例のハイブリッド自動車20は、図示するように、エンジン22と、エンジン22の出力軸としてのクランクシャフト26にダンパ28を介して接続された3軸式の動力分配統合機構30と、動力分配統合機構30に接続された発電可能なモータMG1と、動力分配統合機構30に接続された駆動軸としてのリングギヤ軸32aに取り付けられた減速ギヤ35と、この減速ギヤ35に接続されたモータMG2と、車両全体をコントロールするハイブリッド用電子制御ユニット70とを備える。
エンジン22は、燃料タンク21からのガソリンまたは軽油などの炭化水素系の燃料により動力を出力する内燃機関であり、エンジン用電子制御ユニット(以下、エンジンECUという)24により燃料噴射制御や点火制御,吸入空気量調節制御などの運転制御を受けている。エンジンECU24には、エンジン22の運転状態を検出する各種センサからの信号、例えば、エンジン22のクランクシャフト26のクランク角を検出する図示しないクランクポジションセンサからのクランクポジションなどが入力されている。エンジンECU24は、ハイブリッド用電子制御ユニット70と通信しており、ハイブリッド用電子制御ユニット70からの制御信号によりエンジン22を運転制御すると共に必要に応じてエンジン22の運転状態に関するデータをハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。なお、上述のクランクポジションセンサは、クランクシャフト26と回転同期して回転するように取り付けられて10度毎に歯が形成されると共に基準位置検出用に2つ分の欠歯を形成したタイミングローターを有する電磁ピックアップセンサとして構成されたクランクポジションセンサを備えており、クランクシャフト26が10度回転する毎に整形波を生じさせる。エンジンECU24は、クランクポジションセンサからのクランクポジションに基づいてクランクシャフト26の回転数、即ちエンジン22の回転数Neを演算している。
動力分配統合機構30は、外歯歯車のサンギヤ31と、このサンギヤ31と同心円上に配置された内歯歯車のリングギヤ32と、サンギヤ31に噛合すると共にリングギヤ32に噛合する複数のピニオンギヤ33と、複数のピニオンギヤ33を自転かつ公転自在に保持するキャリア34とを備え、サンギヤ31とリングギヤ32とキャリア34とを回転要素として差動作用を行なう遊星歯車機構として構成されている。動力分配統合機構30は、キャリア34にはエンジン22のクランクシャフト26が、サンギヤ31にはモータMG1が、リングギヤ32にはリングギヤ軸32aを介して減速ギヤ35がそれぞれ連結されており、モータMG1が発電機として機能するときにはキャリア34から入力されるエンジン22からの動力をサンギヤ31側とリングギヤ32側にそのギヤ比に応じて分配し、モータMG1が電動機として機能するときにはキャリア34から入力されるエンジン22からの動力とサンギヤ31から入力されるモータMG1からの動力を統合してリングギヤ32側に出力する。リングギヤ32に出力された動力は、リングギヤ軸32aからギヤ機構60およびデファレンシャルギヤ62を介して、最終的には車両の駆動輪63a,63bに出力される。
モータMG1およびモータMG2は、いずれも発電機として駆動することができると共に電動機として駆動できる周知の同期発電電動機として構成されており、インバータ41,42を介してバッテリ50と電力のやりとりを行なう。インバータ41,42とバッテリ50とを接続する電力ライン54は、各インバータ41,42が共用する正極母線および負極母線として構成されており、モータMG1,MG2のいずれかで発電される電力を他のモータで消費することができるようになっている。したがって、バッテリ50は、モータMG1,MG2のいずれかから生じた電力や不足する電力により充放電されることになる。なお、モータMG1,MG2により電力収支のバランスをとるものとすれば、バッテリ50は充放電されない。モータMG1,MG2は、いずれもモータ用電子制御ユニット(以下、モータECUという)40により駆動制御されている。モータECU40には
、モータMG1,MG2を駆動制御するために必要な信号、例えばモータMG1,MG2の回転子の回転位置を検出する回転位置検出センサ43,44からの信号や図示しない電流センサにより検出されるモータMG1,MG2に印加される相電流などが入力されており、モータECU40からは、インバータ41,42へのスイッチング制御信号が出力されている。モータECU40は、ハイブリッド用電子制御ユニット70と通信しており、ハイブリッド用電子制御ユニット70からの制御信号によってモータMG1,MG2を駆動制御すると共に必要に応じてモータMG1,MG2の運転状態に関するデータをハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。なお、モータECU40は、回転位置検出センサ43,44により検出されるモータMG1,MG2の回転子の回転位置に基づいて図示しない回転数算出ルーチンによりモータMG1,MG2の回転数Nm1,Nm2も計算している。
バッテリ50は、バッテリ用電子制御ユニット(以下、バッテリECUという)52によって管理されている。バッテリECU52には、バッテリ50を管理するのに必要な信号、例えば、バッテリ50の端子間に設置された図示しない電圧センサからの端子間電圧,バッテリ50の出力端子に接続された電力ライン54に取り付けられた図示しない電流センサからの充放電電流,バッテリ50に取り付けられた温度センサ51からの電池温度Tbなどが入力されており、必要に応じてバッテリ50の状態に関するデータを通信によりハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。なお、バッテリECU52では、バッテリ50を管理するために電流センサにより検出された充放電電流の積算値に基づいて残容量(SOC)を演算したり、温度センサ51により検出されたバッテリ50の電池温度Tbとバッテリ50の残容量(SOC)とに基づいてバッテリ50を充放電してもよい許容最大充放電電力としての入出力制限Win,Woutも演算している。
ハイブリッド用電子制御ユニット70は、CPU72を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU72の他に処理プログラムを記憶するROM74と、データを一時的に記憶するRAM76と、図示しない入出力ポートおよび通信ポートとを備える。ハイブリッド用電子制御ユニット70には、イグニッションスイッチ80からのイグニッション信号,シフトレバー81の操作位置を検出するシフトポジションセンサ82からのシフトポジションSP,アクセルペダル83の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Acc,ブレーキペダル85の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ86からのブレーキペダルポジションBP,車速センサ88からの車速V,燃費優先を指示するエコスイッチ89からのエコスイッチ信号ESW,燃料タンク21に取り付けられて燃料タンク21における燃料の残量を検出する燃料残量センサ21aからの燃料残量Qfなどが入力ポートを介して入力されている。ハイブリッド用電子制御ユニット70は、前述したように、エンジンECU24やモータECU40,バッテリECU52と通信ポートを介して接続されており、エンジンECU24やモータECU40,バッテリECU52と各種制御信号やデータのやりとりを行なっている。さらに、ランプ90への点灯信号などが入出力ポートを介して出力されており、図示しない制御ルーチンにより、燃料残量センサ21aからの燃料残量Qfが閾値Qref未満に至ったときにはランプ90に対して点灯信号を出力し、運転者に燃料残量が少なくなっている旨を報知する。ここで、閾値Qrefは、燃料残量Qfが少なくなっているか否かを判断するための基準値として定められており、燃料タンク21の全容量の10%や5%、或いは、10リットルなどの値を用いることができる。
こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20は、運転者によるアクセルペダル83の踏み込み量に対応するアクセル開度Accと車速Vとに基づいて駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力すべき要求トルクを計算し、この要求トルクに対応する要求動力がリングギヤ軸32aに出力されるように、エンジン22とモータMG1とモータMG2とが運転制御される。エンジン22とモータMG1とモータMG2の運転制御としては、要求動力に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共にエンジン22から出力される動力のすべてが動力分配統合機構30とモータMG1とモータMG2とによってトルク変換されてリングギヤ軸32aに出力されるようモータMG1およびモータMG2を駆動制御するトルク変換運転モードや要求動力とバッテリ50の充放電に必要な電力との和に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共にバッテリ50の充放電を伴ってエンジン22から出力される動力の全部またはその一部が動力分配統合機構30とモータMG1とモータMG2とによるトルク変換を伴って要求動力がリングギヤ軸32aに出力されるようモータMG1およびモータMG2を駆動制御する充放電運転モード、エンジン22の運転を停止してモータMG2からの要求動力に見合う動力をリングギヤ軸32aに出力するよう運転制御するモータ運転モードなどがある。
次に、こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20の動作、特にエコスイッチ89のオンオフ状態と燃料タンク21の燃料残量Qfが少なくなったときの動作について説明する。図2は、ハイブリッド用電子制御ユニット70により実行される駆動制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、所定時間毎(例えば数msec毎)に繰り返し実行される。
駆動制御ルーチンが実行されると、ハイブリッド用電子制御ユニット70のCPU72は、まず、アクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Accや車速センサ88からの車速V,モータMG1,MG2の回転数Nm1,Nm2,燃料残量センサ21aからの燃料残量Qf,入出力制限Win,Woutやエコスイッチ信号ESWなど制御に必要なデータを入力する処理を実行する(ステップS100)。ここで、モータMG1,MG2の回転数Nm1,Nm2は、回転位置検出センサ43,44により検出されるモータMG1,MG2の回転子の回転位置に基づいて計算されたものをモータECU40から通信により入力するものとした。また、入出力制限Win,Woutは、バッテリECU52から通信により入力するものとした。
こうしてデータを入力すると、入力したエコスイッチ信号ESWを調べ(ステップS110)、エコスイッチ信号ESWがオフのときには、エンジン22の目標回転数Ne*と目標トルクTe*とからなる目標運転ポイントを設定するために用いる実行用動作ラインとして通常時の動作ラインを設定する(ステップS120)。通常時の動作ラインの一例を図3に示す。通常時の動作ラインは、実施例では、図3に示すように、振動や異音が生じる低回転高トルクの領域を除いてエンジン22を効率よく運転することができる運転ポイントを連続させたものとして設定されている。したがって、振動や異音が生じることを抑制しつつ、振動や異音を抑制できる範囲内で燃費の向上を図った運転ポイントにてエンジン22を運転するから、燃費と振動および異音とを考慮してエンジン22を運転をすることができる。こうして実行用動作ラインとして通常時の動作ラインを設定すると、制振制御フラグFvを値1に設定する(ステップS130)。ここで、制振制御フラグFvは、エンジン22の運転に起因してリングギヤ軸32aに生じるトルク脈動を抑制するための制振制御を実行するようモータECU40に対して指令するときに値1が設定されるものである。制振制御については後述する。
続いて、入力したアクセル開度Accと車速Vとに基づいて車両に要求されるトルクとして駆動輪63a,63bに連結された駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力すべき要求トルクTr*を設定すると共に設定した要求トルクTr*とバッテリECU52から通信により入力された充放電要求パワーPb*とに基づいてエンジン22に要求される要求パワーPe*を設定する(ステップS140)。要求トルクTr*は、実施例では、アクセル開度Accと車速Vと要求トルクTr*との関係を予め定めて要求トルク設定用マップとしてROM74に記憶しておき、アクセル開度Accと車速Vとが与えられると記憶したマップから対応する要求トルクTr*を導出して設定するものとした。図4に要求トルク設定用マップの一例を示す。要求パワーPe*は、設定した要求トルクTr*にリングギヤ軸32aの回転数Nrを乗じたものから充放電要求パワーPb*を減じると共にこれにロスLossを加えて計算することができる。なお、リングギヤ軸32aの回転数Nrは、車速Vに換算係数kを乗じることによって求めたり、モータMG2の回転数Nm2を減速ギヤ35のギヤ比Grで割ることによって求めることができる。
そして、設定した要求パワーPe*と設定した実行用動作ラインとに基づいてエンジン22の目標回転数Ne*と目標トルクTe*とを設定する(ステップS150)。目標回転数Ne*と目標トルクTe*は、図3に例示する通常時の動作ラインと要求パワーPe*(Ne*×Te*)が一定の曲線との交点として求めることができる。
次に、設定した目標回転数Ne*とリングギヤ軸32aの回転数Nr(Nm2/Gr)と動力分配統合機構30のギヤ比ρとを用いて次式(1)によりモータMG1の目標回転数Nm1*を計算すると共に計算した目標回転数Nm1*と現在の回転数Nm1とに基づいて式(2)によりモータMG1のトルク指令Tm1*を計算する(ステップS160)。ここで、式(1)は、動力分配統合機構30の回転要素に対する力学的な関係式である。動力分配統合機構30の回転要素における回転数とトルクとの力学的な関係を示す共線図を図5に示す。図中、左のS軸はモータMG1の回転数Nm1であるサンギヤ31の回転数を示し、C軸はエンジン22の回転数Neであるキャリア34の回転数を示し、R軸はモータMG2の回転数Nm2を減速ギヤ35のギヤ比Grで除したリングギヤ32の回転数Nrを示す。式(1)は、この共線図を用いれば容易に導くことができる。なお、R軸上の2つの太線矢印は、モータMG1から出力されたトルクTm1がリングギヤ軸32aに作用するトルクと、モータMG2から出力されるトルクTm2が減速ギヤ35を介してリングギヤ軸32aに作用するトルクとを示す。また、式(2)は、モータMG1を目標回転数Nm1*で回転させるためのフィードバック制御における関係式であり、式(2)中、右辺第2項の「k1」は比例項のゲインであり、右辺第3項の「k2」は積分項のゲインである。
Nm1*=Ne*・(1+ρ)/ρ-Nm2/(Gr・ρ) (1)
Tm1*=-ρ・Te*/(1+ρ)+k1(Nm1*-Nm1)+k2∫(Nm1*-Nm1)dt (2)
こうしてモータMG1の目標回転数Nm1*とトルク指令Tm1*とを計算すると、バッテリ50の入出力制限Win,Woutと計算したモータMG1のトルク指令Tm1*に現在のモータMG1の回転数Nm1を乗じて得られるモータMG1の消費電力(発電電力)との偏差をモータMG2の回転数Nm2で割ることによりモータMG2から出力してもよいトルクの上下限としてのトルク制限Tmin,Tmaxを次式(3)および式(4)により計算すると共に(ステップS170)、要求トルクTr*とトルク指令Tm1*と動力分配統合機構30のギヤ比ρとを用いてモータMG2から出力すべきトルクとしての仮モータトルクTm2tmpを式(5)により計算し(ステップS180)、計算したトルク制限Tmin,Tmaxで仮モータトルクTm2tmpを制限した値としてモータMG2のトルク指令Tm2*を設定する(ステップS190)。このようにモータMG2のトルク指令Tm2*を設定することにより、駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力する要求トルクTr*を、バッテリ50の入出力制限Win,Woutの範囲内で制限したトルクとして設定することができる。なお、式(5)は、前述した図5の共線図から容易に導き出すことができる。
Tmin=(Win-Tm1*・Nm1)/Nm2 (3)
Tmax=(Wout-Tm1*・Nm1)/Nm2 (4)
Tm2tmp=(Tr*+Tm1*/ρ)/Gr (5)
こうしてエンジン22の目標回転数Ne*や目標トルクTe*,モータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*を設定すると、エンジン22の目標回転数Ne*と目標トルクTe*についてはエンジンECU24に、モータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*,および制振制御フラグFvについてはモータECU40にそれぞれ送信して(ステップS200)、駆動制御ルーチンを終了する。目標回転数Ne*と目標トルクTe*とを受信したエンジンECU24は、エンジン22が目標回転数Ne*と目標トルクTe*とによって示される運転ポイントで運転されるようにエンジン22における燃料噴射制御や点火制御などの制御を行なう。トルク指令Tm1*,Tm2*,値1の制振制御フラグFvを受信したモータECU40は、モータMG1およびモータMG2による制振制御を伴ってモータMG1からトルク指令Tm1*が出力されると共にモータMG2からトルク指令Tm2*が出力されるようインバータ41,42のスイッチング素子をスイッチング制御する。ここで、モータMG1の制御は、エンジン22の各気筒の4つの行程(吸気,圧縮,膨張,排気)に基づいてクランクシャフト26に生じるトルク脈動を打ち消すためのトルクを実験などによりクランクシャフト26の回転位置との関係として求め、これを制振用トルク設定用マップとしてモータECU40に記憶させておき、図示しないクランクポジションセンサからの信号に基づいてマップから制振用トルクを導出し、これをトルク指令Tm1*に加えたものを実行用トルク指令として用いてインバータ41のスイッチング素子をスイッチング制御することによって行なわれる。また、モータMG2の制御は、駆動軸としてのリングギヤ軸32aに生じるトルク脈動をモータMG2の回転変動として回転位置検出センサ44からの回転位置に基づいて算出し、この回転変動にこれを打ち消す方向のゲインを乗じて制振用トルクを設定し、これをトルク指令Tm2*に加えたものを実行用トルク指令として用いてインバータ42のスイッチング素子をスイッチング制御することによって行なわれる。モータMG2から出力する制振用トルクは、モータMG2の回転変動を打ち消すものとなるから、回転変動に対して逆位相となる。モータMG2の回転変動とモータMG2から出力する制振用トルクとの関係の一例を図6に示す。
ステップS110でエコスイッチ信号ESWがオンと判定されたときには、燃費優先の動作ラインを実行用動作ラインとして設定する(ステップS210)。図7に燃費優先の動作ラインの一例を示す。燃費優先の動作ラインは、実施例では、振動や異音が生じる低回転高トルクの領域でもエンジン22を効率よく運転することができる運転ポイントを連続させたものとして設定されている。したがって、燃費優先の動作ラインは、低回転高トルクの領域以外は図3の通常時の動作ラインに一致する。このように、燃費優先の動作ラインは、振動や異音が生じるものの通常時の動作ラインよりエンジン22を効率よく運転することができるものとなる。こうした燃費優先の動作ラインを用いてエンジン22の目標回転数Ne*や目標トルクTe*を設定することにより、通常時の動作ラインを用いる場合に比して、燃費の向上を図ることができる。
こうして燃費優先の動作ラインを実行用動作ラインとして設定すると、燃料タンク21の燃料残量Qfが閾値Qref以上であるか否かを判定し(ステップS220)、燃料残量Qfが閾値Qref以上のときには、制振制御フラグFvを値1に設定したうえで(ステップS130)、燃費優先の動作ラインを用いて要求トルクTr*やエンジン要求パワーPe*を設定すると共にエンジン22の目標回転数Ne*,目標トルクTe*やモータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*を設定してエンジンECU24やモータECU40に送信する処理(ステップS170〜S230)を実行して、本ルーチンを終了する。こうした制御により、エコスイッチ89をオンとしたときに燃費を重視するがある程度の乗り心地をもって走行することができる。
一方、燃料タンク21の燃料残量Qfが閾値Qref未満のときには、制振制御フラグFvを値0に設定したうえで(ステップS230)、燃費優先の動作ラインとを用いて要求トルクTr*やエンジン要求パワーPe*を設定すると共にエンジン22の目標回転数Ne*,目標トルクTe*やモータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*を設定してエンジンECU24やモータECU40に送信する処理(ステップS140〜S200)を実行して、本ルーチンを終了する。すなわち、制振制御フラグFvが値0に設定されて、モータECU40による制振制御が実行されないから、運転者の意向に応じ、エンジン22のトルク脈動に伴って振動が生じるものの、制振制御に伴う電力消費を抑制して燃費の更なる向上を図ることができる。なお、燃料タンク21の燃料残量Qfが閾値Qref未満のときには、本ルーチンとは別の制御ルーチンによってランプ90が点灯し、燃料残量Qfが少なくなってきた旨が運転者に報知されることになる。
以上説明した実施例のハイブリッド自動車20によれば、エコスイッチ信号ESWがオフであるときには、エンジン22のトルク脈動に伴ってリングギヤ軸32aに生じる振動を抑制する制振制御を伴って燃費と騒音および振動とが考慮された通常時の動作ラインを用いてエンジン22を運転しながら走行に要求される要求トルクTr*により走行するようエンジン22とモータMG1,MG2とを制御する。これにより、燃料タンク21内の燃料残量Qfに拘わらず、燃費と騒音および振動とがある程度考慮されたものとして走行することができる。また、エコスイッチ信号ESWがオンであると共に燃料タンク21内の燃料残量Qfが閾値Qref未満に至ったのを検出していないときには、制振制御を伴って通常時の動作ラインより燃費を優先した燃費優先の動作ラインを用いてエンジン22を運転しながら要求トルクTr*により走行するようエンジン22とモータMG1,MG2とを制御する。これにより、燃費を優先してエンジン22を運転するもののエンジン22のトルク脈動に伴ってリングギヤ軸32aに生じる振動を抑制しながら走行することができ、運転者や乗員にエンジン22のトルク脈動に伴って生じる振動による不快感を抑制することができる。そして、エコスイッチ信号ESWがオンであると共に燃料タンク21内の燃料残量Qfが閾値Qref未満に至ったのを検出したときには、制振制御を伴わずに燃費優先の動作ラインを用いてエンジン22を運転しながら要求駆動力Tr*により走行するようエンジン22とモータMG1,MG2とを制御する。これにより、更に燃料消費を抑制することができる。これらの結果、燃料残量が少なくなったときには、運転者の意向に応じて燃料消費を抑制することができる。
実施例のハイブリッド自動車20では、モータMG1,MG2の両方について制振制御を伴って制御するものとしたが、モータMG1,MG2の一方について制振制御を伴って制御すると共に他方について制振制御を伴わずに制御するものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、燃料タンク21内の燃料残量Qfが閾値Qref未満に至ったときには、運転者への報知をランプ90の点灯により行うものとしたが、他の方法、例えば、スピーカからの警告音の発生などにより行うものとしてもよい。また、こうした運転者への報知を行わないものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、モータMG2の動力を減速ギヤ35により変速してリングギヤ軸32aに出力するものとしたが、図8の変形例のハイブリッド自動車120に例示するように、モータMG2の動力をリングギヤ軸32aが接続された車軸(駆動輪63a,63bが接続された車軸)とは異なる車軸(図8における車輪64a,64bに接続された車軸)に接続するものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、エンジン22の動力を動力分配統合機構30を介して駆動輪63a,63bに接続された駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力するものとしたが、図9の変形例のハイブリッド自動車220に例示するように、エンジン22のクランクシャフト26に接続されたインナーロータ232と駆動輪63a,63bに動力を出力する駆動軸に接続されたアウターロータ234とを有し、エンジン22の動力の一部を駆動軸に伝達すると共に残余の動力を電力に変換する対ロータ電動機230を備えるものとしてもよい。
また、こうしたハイブリッド自動車に適用するものに限定されるものではなく、自動車以外の列車などのハイブリッド車の形態やこうしたハイブリッド車の制御方法の形態としても構わない。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、エンジン22が「内燃機関」に相当し、モータMG1および動力分配統合機構30の組み合わせや対ロータ電動機230が「電力動力入出力手段」に相当し、モータMG2が「電動機」に相当し、バッテリ50が「蓄電手段」に相当し、エコスイッチ89が「走行モード切替設定手段」に相当し、燃料残量センサ21aが「燃料残量検出手段」に相当し、アクセル開度Accと車速Vとに基づいて駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力すべき要求トルクTr*を設定する図2の駆動制御ルーチンのS140の処理を実行するハイブリッド用電子制御ユニット70が「要求駆動力設定手段」に相当し、エコスイッチ信号ESWがオフであるときにはエンジン22のトルク脈動に伴ってリングギヤ軸32aに生じる振動を抑制する制振制御を伴って燃費と騒音および振動とが考慮された通常時の動作ラインを用いてエンジン22を運転しながら走行に要求される要求トルクTr*により走行するようエンジン22の目標回転数Ne*や目標トルクTe*,モータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*を設定してエンジンECU24やモータECU40に送信し、エコスイッチ信号ESWがオンであると共に燃料タンク21内の燃料が閾値Qrefに至ったのを検出していないときには制振制御を伴って通常時の動作ラインよりも燃費を優先した燃費優先の動作ラインを用いてエンジン22を運転しながら設定された要求駆動力Tr*により走行するようエンジン22の目標回転数Ne*や目標トルクTe*,モータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*を設定してエンジンECU24やモータECU40に送信し、エコスイッチ信号ESWがオンであると共に燃料タンク21内の燃料が閾値Qrefに至ったのを検出したときには制振制御を伴わずに燃費優先の動作ラインを用いてエンジン22を運転しながら設定された要求駆動力Tr*により走行するようエンジン22の目標回転数Ne*や目標トルクTe*,モータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*を設定してエンジンECU24やモータECU40に送信する図2の駆動制御ルーチンのステップS110〜S130,S140〜S200,S210〜S230の処理を実行するハイブリッド用電子制御ユニット70と、受信した目標回転数Ne*および目標トルクTe*に基づいてエンジン22を制御するエンジンECU24と、受信したトルク指令Tm1*,Tm2*に基づいてモータMG1,MG2を制御するモータECU40と、が「制御手段」に相当する。また、ランプ90と、燃料タンク21の燃料残量Qfが閾値Qref未満のときにランプ90に対して点灯信号を出力するハイブリッド用電子制御ユニット70と、が「報知手段」に相当する。さらに、モータMG1が「発電機」に相当し、動力分配統合機構30が「3軸式動力入出力手段」に相当する。
ここで、「内燃機関」としては、ガソリンまたは軽油などの炭化水素系の燃料により動力を出力する内燃機関に限定されるものではなく、水素を燃料として動力を出力する内燃機関など、如何なる内燃機関としてもよい。「電力動力入出力手段」としては、動力分配統合機構30とモータMG1とを組み合わせたものや対ロータ電動機230に限定されるされるものではなく、車軸に連結された駆動軸に接続されると共に駆動軸とは独立に回転可能に内燃機関の出力軸に接続され、電力と動力の入出力を伴って駆動軸と出力軸とに動力を入出力可能なものであれば如何なるものとしても構わない。「電動機」および「発電機」としては、同期発電電動機に限定されるものではなく、誘導電動機など、駆動軸に動力を入出力可能なものであれば如何なるタイプの電動機であっても構わない。「蓄電手段」としては、二次電池などのバッテリ50に限定されるものではなく、キャパシタなど発電手段や電動機と電力のやり取りが可能であれば、如何なるものとしても構わない。「走行モード切替設定手段」としては、エコスイッチ89に限定されるものではなく、走行モードの切換を指示するものであれば、如何なるスイッチであっても構わない。「燃料残量検出手段」としては、燃料残量センサ21aに限定されるものではなく、内燃機関に供給する燃料の残量を検出することができるものであれば、如何なる手法により検出するものであっても構わない。「要求駆動力設定手段」としては、アクセル開度Accと車速Vとに基づいて要求トルクTr*を設定するものに限定されるものではなく、アクセル開度Accだけに基づいて要求トルクTr*を設定するものなど、駆動軸に要求される要求駆動力を設定するものであれば、いかなるものとしても構わない。「制御手段」としては、ハイブリッド用電子制御ユニット70とエンジンECU24とモータECU40との組み合わせに限られるものではなく、単一の電子制御ユニットにより構成されるなどとしてもよい。また、「制御手段」としては、エコスイッチ信号ESWがオフであるときにはエンジン22のトルク脈動に伴ってリングギヤ軸32aに生じる振動を抑制する制振制御を伴って燃費と騒音および振動とが考慮された通常時の動作ラインを用いてエンジン22を運転しながら走行に要求される要求トルクTr*により走行するようエンジン22とモータMG1,MG2とを制御し、エコスイッチ信号ESWがオンであると共に燃料タンク21内の燃料残量Qfが閾値Qref未満に至ったのを検出していないときには制振制御を伴って通常時の動作ラインより燃費を優先した燃費優先の動作ラインを用いてエンジン22を運転しながら要求トルクTr*により走行するようエンジン22とモータMG1,MG2とを制御し、エコスイッチ信号ESWがオンであると共に燃料タンク21内の燃料残量Qfが閾値Qref未満に至ったのを検出したときには制振制御を伴わずに燃費優先の動作ラインを用いてエンジン22を運転しながら要求トルクTr*により走行するようエンジン22とモータMG1,MG2とを制御するものに限定されるものではなく、走行モード切替設定手段により通常走行モードが設定されているときには内燃機関のトルク脈動に伴う駆動軸の振動を抑制する制振制御を伴って燃費と騒音および振動とが考慮された第1の制約を用いて内燃機関を運転しながら設定された要求駆動力により走行するよう内燃機関と電力動力入出力手段と電動機とを制御し、走行モード切替設定手段により燃費優先走行モードが設定されていると共に燃料残量検出手段により燃料タンク内の燃料が所定量未満に至ったのを検出していないときには制振制御を伴って第1の制約より燃費を優先した第2の制約を用いて内燃機関を運転しながら設定された要求駆動力により走行するよう内燃機関と電力動力入出力手段と電動機とを制御し、走行モード切替設定手段により燃費優先走行モードが設定されていると共に燃料残量検出手段により燃料タンク内の燃料が所定量未満に至ったのを検出したときには制振制御を伴わずに第2の制約を用いて内燃機関を運転しながら設定された要求駆動力により走行するよう内燃機関と電力動力入出力手段と電動機とを制御するものであれば如何なるものとしても構わない。「報知手段」としては、ランプ90と、燃料タンク21の燃料残量Qfが閾値Qref未満のときにランプ90に対して点灯信号を出力するハイブリッド用電子制御ユニット70との組み合わせに限定されるものではなく、燃料残量検出手段により燃料タンク内の燃料が所定量未満に至ったのが検出されたときに燃料が所定量未満に至ったことを乗員に報知するものであれば如何なるものとしても構わない。「3軸式動力入出力手段」としては、上述の動力分配統合機構30に限定されるものではなく、ダブルピニオン式の遊星歯車機構を用いるものや複数の遊星歯車機構を組み合わせて4以上の軸に接続されるものやデファレンシャルギヤのように遊星歯車とは異なる作動作用を有するものなど、駆動軸と出力軸と発電機の回転軸との3軸に接続され3軸のうちのいずれか2軸に入出力される動力に基づいて残余の軸に動力を入出力するものであれば如何なるものとしても構わない。なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための最良の形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明の実施の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、ハイブリッド車の製造産業などに利用可能である。
本発明の一実施例であるハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。 実施例のハイブリッド用電子制御ユニット70により実行される駆動制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 通常時の動作ラインの一例と目標回転数Ne*および目標トルクTe*を設定する様子を示す説明図である。 要求トルク設定用マップの一例を示す説明図である。 動力分配統合機構30の回転要素の関係を力学的に説明するための共線図の一例を示す説明図である。 エンジン22の運転に伴ってリングギヤ軸32aに生じるトルク脈動と制振トルクTvとの関係の一例を示す説明図である。 燃費優先の動作ラインの一例と目標回転数Ne*および目標トルクTe*を設定する様子を示す説明図である。 変形例のハイブリッド自動車120の構成の概略を示す構成図である。 変形例のハイブリッド自動車220の構成の概略を示す構成図である。
符号の説明
20,120,220 ハイブリッド自動車、21 燃料タンク、21a 燃料残量センサ、22 エンジン、24 エンジン用電子制御ユニット(エンジンECU)、26 クランクシャフト、28 ダンパ、30 動力分配統合機構、31 サンギヤ、32 リングギヤ、32a リングギヤ軸、33 ピニオンギヤ、34 キャリア、35
減速ギヤ、40 モータ用電子制御ユニット(モータECU)、41,42 インバータ、43,44 回転位置検出センサ、50 バッテリ、51 温度センサ、52 バッテリ用電子制御ユニット(バッテリECU)、54 電力ライン、60 ギヤ機構、62
デファレンシャルギヤ、63a,63b 駆動輪、64a,64b 車輪、70 ハイブリッド用電子制御ユニット、72 CPU、74 ROM、76 RAM、80 イグニッションスイッチ、81 シフトレバー、82 シフトポジションセンサ、83 アクセルペダル、84 アクセルペダルポジションセンサ、85 ブレーキペダル、86 ブレーキペダルポジションセンサ、88 車速センサ、89 エコスイッチ、90 ランプ、230 対ロータ電動機、232 インナーロータ 、234 アウターロータ、 MG1,MG2 モータ。

Claims (6)

  1. 内燃機関と、車軸に連結された駆動軸に接続されると共に該駆動軸とは独立に回転可能に前記内燃機関の出力軸に接続されて電力と動力の入出力を伴って前記駆動軸と前記出力軸とに動力を入出力する電力動力入出力手段と、前記駆動軸に動力を入出力する電動機と、前記電力動力入出力手段および前記電動機と電力のやりとりを行なう蓄電手段と、を備えるハイブリッド車であって、
    燃費と騒音および振動とのある程度の両立を考慮して走行する通常走行モードと該通常走行モードより燃費を優先して走行する燃費優先走行モードとを切り替えて設定する走行モード切替設定手段と、
    前記内燃機関への燃料を貯蔵する燃料タンク内の燃料が所定量未満に至ったのを検出する燃料残量検出手段と、
    走行に要求される要求駆動力を設定する要求駆動力設定手段と、
    前記走行モード切替設定手段により通常走行モードが設定されているときには前記内燃機関のトルク脈動に伴う前記駆動軸の振動を抑制する制振制御を伴って燃費と騒音および振動とが考慮された第1の制約を用いて前記内燃機関を運転しながら前記設定された要求駆動力により走行するよう前記内燃機関と前記電力動力入出力手段と前記電動機とを制御し、前記走行モード切替設定手段により燃費優先走行モードが設定されていると共に前記燃料残量検出手段により前記燃料タンク内の燃料が所定量未満に至ったのを検出していないときには前記制振制御を伴って前記第1の制約より燃費を優先した第2の制約を用いて前記内燃機関を運転しながら前記設定された要求駆動力により走行するよう前記内燃機関と前記電力動力入出力手段と前記電動機とを制御し、前記走行モード切替設定手段により燃費優先走行モードが設定されていると共に前記燃料残量検出手段により前記燃料タンク内の燃料が所定量未満に至ったのを検出したときには前記制振制御を伴わずに前記第2の制約を用いて前記内燃機関を運転しながら前記設定された要求駆動力により走行するよう前記内燃機関と前記電力動力入出力手段と前記電動機とを制御する制御手段と、
    を備えるハイブリッド車。
  2. 前記制振制御は、少なくとも前記駆動軸の回転変動に対して逆位相のトルクが出力されるよう前記電動機を制御する制御を含む制御である請求項1記載のハイブリッド車。
  3. 請求項1または2記載のハイブリッド車であって、
    前記第1の制約は、前記内燃機関を効率よく運転することができる制約から低回転高トルクの領域を回避した制約であり、
    前記第2の制約は、前記内燃機関を効率よく運転することができる制約である、
    ハイブリッド車。
  4. 前記燃料残量検出手段により前記燃料タンク内の燃料が所定量未満に至ったのが検出されたときに該燃料が所定量未満に至ったことを乗員に報知する報知手段を備える請求項1ないし3のいずれか1つの請求項に記載のハイブリッド車。
  5. 前記電力動力入出力手段は、動力を入出力可能な発電機と、前記駆動軸と前記出力軸と前記発電機の回転軸との3軸に接続され該3軸のうちのいずれか2軸に入出力される動力に基づいて残余の軸に動力を入出力する3軸式動力入出力手段と、を備える手段である請求項1ないし4のいずれか1つの請求項に記載のハイブリッド車。
  6. 内燃機関と、車軸に連結された駆動軸に接続されると共に該駆動軸とは独立に回転可能に前記内燃機関の出力軸に接続されて電力と動力の入出力を伴って前記駆動軸と前記出力軸とに動力を入出力する電力動力入出力手段と、前記駆動軸に動力を入出力する電動機と、前記電力動力入出力手段および前記電動機と電力のやりとりを行なう蓄電手段と、燃費と騒音および振動とのある程度の両立を考慮して走行する通常走行モードと該通常走行モードより燃費を優先して走行する燃費優先走行モードとを切り替えて設定する走行モード切換設定手段と、前記内燃機関への燃料を貯蔵する燃料タンク内の燃料が所定量未満に至ったのを検出する燃料残量検出手段と、を備えるハイブリッド車の制御方法であって、
    前記走行モード切替設定手段により通常走行モードが設定されているときには前記内燃機関のトルク脈動に伴う前記駆動軸の振動を抑制する制振制御を伴って燃費と騒音および振動とが考慮された第1の制約を用いて前記内燃機関を運転しながら走行に要求される要求駆動力により走行するよう前記内燃機関と前記電力動力入出力手段と前記電動機とを制御し、前記走行モード切替設定手段により燃費優先走行モードが設定されていると共に前記燃料残量検出手段により前記燃料タンク内の燃料が所定量未満に至ったのを検出していないときには前記制振制御を伴って前記第1の制約より燃費を優先した第2の制約を用いて前記内燃機関を運転しながら前記要求駆動力により走行するよう前記内燃機関と前記電力動力入出力手段と前記電動機とを制御し、前記走行モード切替設定手段により燃費優先走行モードが設定されていると共に前記燃料残量検出手段により前記燃料タンク内の燃料が所定量未満に至ったのを検出したときには前記制振制御を伴わずに前記第2の制約を用いて前記内燃機関を運転しながら前記要求駆動力により走行するよう前記内燃機関と前記電力動力入出力手段と前記電動機とを制御する、
    ことを特徴とするハイブリッド車の制御方法。
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