JP5523389B2 - 磁気検出装置 - Google Patents

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    • G01R33/0017Means for compensating offset magnetic fields or the magnetic flux to be measured; Means for generating calibration magnetic fields

Description

この発明は、磁界の変化を検出する検出装置に関し、特に磁性体の回転を検出する磁気検出装置に関するものである。
従来の磁気検出装置として、磁気検出素子および磁界発生手段を有する磁気ヘッドと、磁気検出素子と電気的に接続される回路基板と、磁気ヘッドおよび回路基板を配設するインナーハウジングと、磁気ヘッドを覆うとともに検出面を有するキャップ部と、インナーハウジングおよびキャップ部を連結するためのアウターハウジングとを備えたものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、磁界の変化を検出する磁気抵抗素子、外来ノイズに対する保護回路を形成する電子部品、この電子部品と電気的に接続された第1のリードフレーム、電子部品、第1のリードフレームおよび磁気抵抗素子を樹脂で封止した第1のベースを含む第1のブロックと、被検出体に対向して配置され磁界を発生する磁石、第1のリードフレームと電気的に接続されているとともに磁気抵抗素子の出力信号を外部に出力するコネクタ端子を有する第2のリードフレーム、この第2のリードフレームを樹脂で封止した第2のベースを含む第2のブロックと、この第2のブロックおよび第1のブロックを覆った外装樹脂を備えた
磁気検出装置が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−309448号公報(段落[0015]〜[0022]、図1) 特開2004−144601号公報(段落[0007]〜[0013]、図1)
特許文献1開示の磁気検出装置では、コネクタ端子を構成するためのリードがインサート成形されているため、様々な仕様のコネクタに対応するには、インナーハウジングはそれぞれに応じて設ける必要がある。また、性能を決定する磁気検出素子とマグネットの位置関係は、それぞれの形状のインナーハウジングについて最適化される必要がある。さらに、インナーハウジング製造時にはリード端子を金型に挿入しなければならず、生産性には限界があるとの問題点があった。
また、特許文献2開示の磁気検出装置では、インサート成形する際、第2のブロックは二次成形金型内でピンにて一旦保持され、ピンを抜かれた後は、磁気抵抗素子や磁石の位置が変動するおそれがあり、検出精度を悪化させる可能性がある。また、成形中にピンを抜くことから、高機能な成形機が必要である。さらにインサート成形時には、インサートを金型に挿入しなければならないため、生産性には限界があるとの問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、磁気検出部を標準化することで、磁気検出部を変更することなく、種々の取付方法やコネクタに対応可能で、成形時に磁気検出部の位置精度の向上が図られ、かつ生産効率の向上を図ることができる磁気検出装置を提供することを目的とする。
この発明に係る磁気検出装置は、磁気検出素子を備えたベースとベースに固定した磁界発生手段とベースと磁界発生手段とをキャップに圧入して一体化し標準品として完成した磁気検出部と、磁気検出部を機器に取り付けるための取付部と磁気検出部の検出信号を取り出すためのコネクタ部からなる二次成形部とから構成され、キャップに、二次成形の際に使用する成形金型への位置決め部を複数組設け、磁界発生手段とベースをキャップに圧入して固定する際に、磁界発生手段の着磁方向への位置ずれを抑制するために、キャップに磁界発生手段の着磁方向に圧入用リブを設けたものである。
この発明に係る磁気検出装置は、磁気検出素子を備えたベースとベースに固定した磁界発生手段とベースと磁界発生手段とをキャップに圧入して一体化し標準品として完成した磁気検出部と、磁気検出部を機器に取り付けるための取付部と磁気検出部の検出信号を取り出すためのコネクタ部からなる二次成形部とから構成され、キャップに、二次成形の際に使用する成形金型への位置決め部を複数組設け、磁界発生手段とベースをキャップに圧入して固定する際に、磁界発生手段の着磁方向への位置ずれを抑制するために、キャップに磁界発生手段の着磁方向に圧入用リブを設けたものであるため、磁気検出部を変更することなく、種々の取付方法やコネクタに対応可能で、成形時に磁気検出部の位置精度の向上が図られ、かつ生産効率の向上を図ることができる。
この発明の実施の形態1の磁気検出装置に係る正断面図である。 この発明の実施の形態1の磁気検出装置に係るキャップの先端部の断面図である。 この発明の実施の形態1の磁気検出装置に係るキャップの正面図である。 この発明の実施の形態1の磁気検出装置に係るホルダの部品組付図である。 この発明の実施の形態1の磁気検出装置に係るホルダの部品組付図である。 この発明の実施の形態1の磁気検出装置に係るキャップの背面図である。 この発明の実施の形態1の磁気検出装置に係るベースの下面図である。 この発明の実施の形態1の磁気検出装置に係るベースの側面図である。 この発明の実施の形態1の磁気検出装置に係るガイドの上面図である。 この発明の実施の形態1の磁気検出装置に係るガイドの側面図である。 この発明の実施の形態2の磁気検出装置に係る正断面図である。 この発明の実施の形態3の磁気検出装置に係る正断面図である。 この発明の実施の形態3の磁気検出装置に係るキャップの先端部の断面図である。 この発明の実施の形態3の磁気検出装置に係るキャップの背面図である。 この発明の実施の形態3の磁気検出装置に係るベースの下面図である。
実施の形態1.
実施の形態1は、性能を決定する磁気検出素子と磁界発生手段とを備えキャップに圧入して標準部品化した磁気検出部と、用途に合わせて変更される取付部とコネクタ部からなる二次成形部とから構成される磁気検出装置に関するものである。
以下、本願発明の実施の形態1の構成、動作について、磁気検出装置の正断面図である図1、キャップの先端部の断面図である図2、キャップの正面図である図3、ホルダの部品組付図である図4、図5、キャップの背面図である図6、ベースの下面図である図7、ベースの側面図である図8、ガイドの上面図である図9、ガイドの側面図である図10に基づいて説明する。
まず、本願発明の実施の形態1に係る磁気検出装置1の構成について図1の正断面図に基づいて説明する。なお、正断面図とは、磁気検出装置1の軸方向中心軸を含む垂直面で切断した断面を示す図である。
図1において、磁気検出装置1は、大きく本体である磁気検出部2と二次成形部10から構成される。磁気検出部2は、磁界を発生する磁界発生手段3と、磁界の移動による磁界の変化を検出する磁気検出素子4を備える磁気検出装置1の性能を決定する基本部分である。
二次成形部10は、磁気検出装置1の磁気検出部2を機器に取り付けるための取付部と、検出信号を取り出すためのインサート11を含むコネクタ部から構成される。
以下、磁気検出部2と二次成形部10の構成と組立て、成形手順を説明する。
まず、磁気検出部2の構成と組立て、成形手順を説明する。
磁気検出装置1の磁気検出部2は、磁界発生手段3、磁気検出素子4、外来ノイズに対する保護回路を形成する電子部品をリードフレーム6に搭載したのち樹脂で封入したベース5、磁界発生手段3によって発生した磁界を調整する磁性体のガイド7、および磁界発生手段3とガイド7を保持するホルダ8、さらにこれらの全体を覆うキャップ9から構成される。
ホルダ8の部品組付図である図4、5とガイド7の上面図および側面図である図9、10を用いて、磁界発生手段3と磁性体のガイド7をホルダ8に組み付ける要領を説明する。
ホルダ8には、磁界発生手段3を圧入するための凹部16と、磁性体のガイド7を固定するための凹部17a、bと、ベース5を固定するための凹部18が設けられている。磁性体のガイド7には、ホルダ8の凹部17a、bと嵌合する凸部19がある。
ホルダ8に設けられた磁界発生手段3を圧入するための凹部16の側面には、リブが設けられており、圧入の際、リブが変形することで磁界発生手段3を保持する(図4参照)。さらに、ホルダ8の凹部17a、bに磁性体のガイド7を挿入して固定する(図5参照)。
次に、ベース5の下面図である図7とベース5の側面図である図8を用いて、ベース5とホルダ8を組み付ける要領を説明する。
図7はベース5の下面図であり、後述するキャップ9の凸部22a、bと嵌め合う凹部21a、bが設けられている。図8はベース5の側面図であり、図4のホルダ8の凹部18に嵌め合う凸部20が設けられている。
ホルダ8の下面の凹部18にベース5の凸部20を挿入して、ホルダ8をベース5に固定する。
この時点では、ベース5、磁界発生手段3、および磁性体のガイド7は、ホルダ8に圧入固定されているものの、磁界発生手段3は上下方向の位置は決定されておらず、下面は磁性体のガイド7に接し、上面は露出している。
次に、キャップ9の先端部の断面図である図2とキャップの背面図である図6を用いて、ベース5からなる組立体をキャップ9に圧入する要領を説明する。
図6のキャップ9には、位置決め用の凸部22a、bが設けられ、ベース5に設けられた凹部21a、bと嵌合することでキャップ9とベース5との位置決めがされる。
図2および図6において、14a、bはキャップ9内の圧入用のリブを示す。また、図2において、矢印15は磁界発生手段3の着磁方向を示す。
ベース5からなる組立体を、キャップ9に圧入する際、磁界発生手段3が磁性体のガイド7に押し付けられるように圧入され、部品の固定が行われる(図2参照)。このとき、図7のベース5の下面の凹部21a、bが図6のキャップ9の凸部22a、bと嵌合する。また磁気検出装置1として性能上重要な磁界発生手段3と磁性体のガイド7ならびに磁気検出素子4の位置関係が、キャップ9内の磁界発生手段の圧入方向に設けられた圧入用のリブ14a、bが変形することで確実に保持される。
また、図3はキャップ9の正面図であり、キャップ9は複数組ある金型位置決め部13(13a〜13d)を備えており、二次成形する際、この複数組ある金型位置決め部13を使って、異なる方向の二次成形部を成形することを可能としている。
以下、二次成形部10の構成と組立て、成形手順を説明する。
上記で説明した磁界発生手段3、ガイド7を圧入したホルダ8と、磁気検出素子4を備えたベース5をキャップ9に圧入した磁気検出部2のリードフレーム6に、コネクタ端子を構成するインサート11を溶接で接続する。
次に、磁気検出部2にインサート11を接続した組立体を、成形金型に入れて樹脂を注入して二次成形する。この二次成形により、コネクタ部および取付部を構成する二次成形部10が成形され、磁気検出装置1全体が構成される。
また、取付部のフランジには、磁気検出装置1をボルトによって固定するために使用するスリーブもインサート成形される。
なお、実施の形態1では、インサート11は二次成形金型の割面12(図1参照)と同じ方向に構成されている。
実施の形態1に係る磁気検出装置1では、磁性体のガイド7をホルダ8に固定する構成としたが、磁気検出装置1の使用目的によっては、ガイド7を設ける必要はない。
以上説明したように、実施の形態1に係る磁気検出装置1では、磁気検出装置としての性能を決定する磁界発生手段3および磁気検出素子4から構成される基本的な磁気検出部2が、キャップ9に圧入固定された段階で標準品として完成するため、磁気検出部2を変更することなく、種々の取付方法やコネクタに対応可能であり、成形時に検出部の位置精度の向上が図られ、かつ生産効率の向上を図ることができる効果がある。
また、実施の形態1に係る磁気検出装置1では、磁界発生手段3を位置決めするためにホルダ8を設けることで、組立が容易で、かつ確実に磁界発生手段3を位置決めすることができ、生産性の向上と検出精度向上が可能である。このホルダ8は、樹脂のみで構成されているのでインサート成形が不要であり、より簡素な成形金型や成形機を使用でき、より効率的な成形作業が可能となる。
また、実施の形態1に係る磁気検出装置1では、磁界を制御する磁性体のガイド7を有することで、被検出体に対する検出性能を向上させることができ、ガイド7を磁界発生手段3とともにホルダ8に固定し、さらに磁気検出素子4を備えたベース5とに組み付けることにより、位置精度向上によるさらなる検出精度向上と組立て作業容易化による生産性向上を図ることができる。
さらに、実施の形態1に係る磁気検出装置1では、磁界発生手段3とベース5をキャップ9に圧入固定する際、磁界発生手段3の着磁方向に向かって圧入用のリブを設けているため、磁気検出装置1として性能に影響する磁界発生手段3の着磁方向への位置ずれを抑制することができ、性能の向上と、性能バラツキの低減を図ることができる。
実施の形態2.
実施の形態2の磁気検出装置31は、インサート11を成形金型の割り面12に対し垂直方向に構成したものである。
図11は、実施の形態2に係る磁気検出装置31の正断面図である。図11において、図1と同一あるいは相当部分には、同一の符号を付している。
実施の形態2に係る磁気検出装置31は、実施の形態1に係る磁気検出装置1の磁気検出部2の構成と組立て、成形手順は同じである。
以下、二次成形部32の構成と組立て、成形手順を説明する。
磁界発生手段3、ガイド7を圧入したホルダ8と、磁気検出素子4を備えたベース5をキャップ9に圧入した磁気検出部2のリードフレーム6に、コネクタ端子を構成するインサート11を溶接で接続する。このとき、インサート11は、成形金型の割り面12に対し垂直方向に構成される。
次に、磁気検出部2にインサート11を接続した組立体を、成形金型に入れて樹脂を注入して二次成形する。実施の形態1で説明したように、二次成形する際、キャップ9に複数組ある金型位置決め部13を使って実施の形態1とは異なる方向の二次成形が可能である。
この二次成形により、コネクタ部および取付部から構成される二次成形部32が成形され、磁気検出装置31全体が構成される。
インサートはそのままコネクタ端子となることから、金型の割り面に依存しないでコネクタの方向に自由度がある磁気検出装置31が構成される(図11参照)。
以上説明したように、実施の形態2に係る磁気検出装置31では、磁気検出装置としての性能を決定する磁界発生手段3および磁気検出素子4から構成される基本的な磁気検出部2が、キャップに圧入固定された段階で標準品として完成するため、磁気検出部2を変更することなく、種々の取付方法やコネクタに対応可能であり、成形時に検出部の位置精度の向上が図られ、かつ生産効率の向上を図ることができる効果がある。
また、実施の形態2に係る磁気検出装置31では、キャップ9には金型への位置決め部13を複数組設けており、その金型位置決め部13を使って二次成形し磁気検出装置31全体を構成するため、種々の形状の二次成形部32に対応することが可能となる効果がある。
実施の形態3.
実施の形態3の磁気検出装置51は、ベースに磁界発生手段、磁気検出素子およびガイドを固定して、これをキャップに圧入して磁気検出部52を構成したものである。
以下、本願発明の実施の形態3の構成、動作について、磁気検出装置の正断面図である図12、キャップの先端部の断面図である図13、キャップの背面図である図14、ベースの下面図である図15に基づいて説明する。図12において、図1と同一あるいは相当部分には、同一の符号を付している。
まず、本願発明の実施の形態3に係る磁気検出装置51の構成について図12で説明する。
図12において、磁気検出装置51は、大きく本体である磁気検出部52と二次成形部54から構成される。磁気検出部52は、磁界を発生する磁界発生手段3と、磁界の移動による磁界の変化を検出する磁気検出素子4を備える磁気検出装置51の性能を決定する基本部分である。二次成形部54は、磁気検出装置51の磁気検出部52を機器に取り付けるための取付部と、検出信号を取り出すためのインサート11を含むコネクタ部から構成される。
磁気検出装置51の磁気検出部52は、磁界発生手段3、磁界発生手段3によって発生した磁界を調整する磁性体のガイド7、磁気検出素子4および外来ノイズに対する保護回路を形成する電子部品をリードフレーム6に搭載したのち樹脂で封入したベース53と、さらにこれらの全体を覆うキャップ9から構成される。
実施の形態1の磁気検出部2と異なる点は、磁界発生手段3をベース53に組み付けたこと、磁性体のガイド7をリードフレーム6に固定したこと、およびこれに伴いホルダを無くしたことである。
まず、磁気検出部52の構成と組立て、成形手順を説明する。
キャップ9の先端部の断面図である図13、キャップの背面図である図14、ベースの下面図である図15を用いて、磁界発生手段3と磁性体のガイド7をベース53に組み付ける要領を説明する。
ベース53は、磁界発生手段3を組み付ける凹部55を備えている(図13参照)。またベース53は、磁界の移動による磁界の変化を検出する磁気検出素子4および外来ノイズに対する保護回路を形成する電子部品が載せられたリードフレーム6を樹脂で封入している。磁界発生手段3によって発生した磁界を調整する磁性体のガイド7もベース53内のリードフレーム6に接着剤で固定されている。リードフレーム6には磁気検出素子4も接着剤で固定されており、磁気検出素子4とガイド7との位置ずれは最小に留めることが可能である。
ベース53の磁界発生手段固定用の凹部55に磁界発生手段3を組み付けた後、ベース53からなる組立体をキャップ9に圧入して固定する(図13参照)。キャップ9内には位置決めの凸部22a、bが設けられ(図14参照)、ベース53に設けられた凹部21a、b(図14参照)と嵌合することで位置決めをしている。
磁気検出装置51として性能上重要な磁界発生手段3と磁性体のガイド7ならびに磁気検出素子4の位置関係が、キャップ9内の磁界発生手段の圧入方向に設けられた圧入用のリブ14a、b(図14参照)が変形することで確実に保持される。
次に、二次成形部54の構成と組立て、成形手順を説明する
上記で説明した磁界発生手段3、ガイド7および磁気検出素子4を備えたベース53をキャップ9に圧入した磁気検出部52のリードフレーム6に、コネクタ端子を構成するインサート11を溶接で接続する。
次に、磁気検出部52にインサート11を接続した組立体を、成形金型に入れて樹脂を注入して二次成形する。この二次成形により、コネクタ部および取付部から構成される二次成形部54が成形され、磁気検出装置51全体が構成される。
取付部のフランジには、磁気検出装置51をボルトによって固定するために使用するスリーブもインサート成形される。
実施の形態3に係る磁気検出装置51では、磁性体のガイド7をベース53内のリードフレーム6上に固定する構成としたが、磁気検出装置51の使用目的によっては、ガイド7を設ける必要はない。
以上説明したように、実施の形態3に係る磁気検出装置51では、磁気検出装置としての性能を決定する磁界発生手段3および磁気検出素子4から構成される基本的な磁気検出部52が、キャップ9に圧入固定された段階で標準品として完成するため、磁気検出部52を変更することなく、種々の取付方法やコネクタに対応可能であり、成形時に検出部の位置精度の向上が図られ、かつ生産効率の向上を図ることができる効果がある。
また、実施の形態3に係る磁気検出装置51では、実施の形態1に係る磁気検出装置1に比較して、磁界発生手段3およびガイド7をベース53に直接固定する構成としたので、より高い位置精度でガイド7を固定することができ、検出精度の向上を図ることが可能となるとともに、ホルダを削除したので、磁気検出部52をより簡素化できる効果がある。
1,31,51 磁気検出装置、2,52 磁気検出部、3 磁界発生手段、
4 磁気検出素子、5,53 ベース、6 リードフレーム、7 ガイド、8 ホルダ、9 キャップ、10,32,54 二次成形部、11 インサート、
13a〜13d 金型位置決め部、14a,14b 圧入用のリブ、
15 磁界発生手段の着磁方向、16,55 磁界発生手段固定用の凹部、
17a,17b ガイド固定用の凹部、18 ベース固定用の凹部。

Claims (5)

  1. 磁気検出素子を備えたベースと、前記ベースに固定した磁界発生手段と、前記べースと前記磁界発生手段とをキャップに圧入して一体化し標準品として完成した磁気検出部と、前記磁気検出部を機器に取り付けるための取付部と前記磁気検出部の検出信号を取り出すためのコネクタ部からなる二次成形部とから構成され、
    前記キャップに、二次成形の際に使用する成形金型への位置決め部を複数組設け
    前記磁界発生手段と前記ベースを前記キャップに圧入して固定する際に、前記磁界発生手段の着磁方向への位置ずれを抑制するために、前記キャップに前記磁界発生手段の着磁方向に圧入用リブを設けた磁気検出装置。
  2. 磁気検出素子を備えたベースと、前記ベースに固定した磁界発生手段と、前記べースと前記磁界発生手段とをキャップに圧入して一体化し標準品として完成した磁気検出部と、前記磁気検出部を機器に取り付けるための取付部と前記磁気検出部の検出信号を取り出すためのコネクタ部からなる二次成形部とから構成され、
    前記キャップに、二次成形の際に使用する成形金型への位置決め部を複数組設け、
    前記磁界発生手段を固定するホルダを設け
    前記磁界発生手段と前記ベースを前記キャップに圧入して固定する際に、前記磁界発生手段の着磁方向への位置ずれを抑制するために、前記キャップに前記磁界発生手段の着磁方向に圧入用リブを設けた磁気検出装置。
  3. 磁気検出素子を備えたベースと、前記ベースに固定した磁界発生手段と、前記べースと前記磁界発生手段とをキャップに圧入して一体化し標準品として完成した磁気検出部と、前記磁気検出部を機器に取り付けるための取付部と前記磁気検出部の検出信号を取り出すためのコネクタ部からなる二次成形部とから構成され、
    前記キャップに、二次成形の際に使用する成形金型への位置決め部を複数組設け、
    前記磁界発生手段を固定するホルダを設け、
    磁界を制御する磁性体のガイドを有し、前記ガイドを前記ホルダに固定し
    前記磁界発生手段と前記ベースを前記キャップに圧入して固定する際に、前記磁界発生手段の着磁方向への位置ずれを抑制するために、前記キャップに前記磁界発生手段の着磁方向に圧入用リブを設けた磁気検出装置。
  4. 磁気検出素子を備えたベースと、前記ベースに固定した磁界発生手段と、前記べースと前記磁界発生手段とをキャップに圧入して一体化し標準品として完成した磁気検出部と、前記磁気検出部を機器に取り付けるための取付部と前記磁気検出部の検出信号を取り出すためのコネクタ部からなる二次成形部とから構成され、
    前記キャップに、二次成形の際に使用する成形金型への位置決め部を複数組設け、
    磁界を制御する磁性体のガイドを有し、前記ガイドを前記ベースに固定し
    前記磁界発生手段と前記ベースを前記キャップに圧入して固定する際に、前記磁界発生手段の着磁方向への位置ずれを抑制するために、前記キャップに前記磁界発生手段の着磁方向に圧入用リブを設けた磁気検出装置。
  5. 磁気検出素子を備えたベースと、前記ベースに固定した磁界発生手段と、前記べースと前記磁界発生手段とをキャップに圧入して一体化し標準品として完成した磁気検出部と、前記磁気検出部を機器に取り付けるための取付部と前記磁気検出部の検出信号を取り出すためのコネクタ部からなる二次成形部とから構成され、
    前記キャップに、二次成形の際に使用する成形金型への位置決め部を複数組設け、
    前記磁界発生手段を固定するホルダを設け、
    磁界を制御する磁性体のガイドを有し、前記ガイドを前記ベースに固定し、
    前記磁界発生手段と前記ベースを前記キャップに圧入して固定する際に、前記磁界発生手段の着磁方向への位置ずれを抑制するために、前記キャップに前記磁界発生手段の着磁方向に圧入用リブを設けた磁気検出装置。
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