JP5521310B2 - 製粉機付き精米設備 - Google Patents

製粉機付き精米設備 Download PDF

Info

Publication number
JP5521310B2
JP5521310B2 JP2008278375A JP2008278375A JP5521310B2 JP 5521310 B2 JP5521310 B2 JP 5521310B2 JP 2008278375 A JP2008278375 A JP 2008278375A JP 2008278375 A JP2008278375 A JP 2008278375A JP 5521310 B2 JP5521310 B2 JP 5521310B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rice
milling
milled
machine
fee
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008278375A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010104891A (ja
Inventor
吉博 加茂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP2008278375A priority Critical patent/JP5521310B2/ja
Publication of JP2010104891A publication Critical patent/JP2010104891A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5521310B2 publication Critical patent/JP5521310B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cereal-Derived Products (AREA)
  • Adjustment And Processing Of Grains (AREA)

Description

本発明は、玄米を精米処理して精白米にする技術に関する。
利用者が持参した玄米を所望の精白度を選択して精米処理する料金式の精米設備は周知で特許文献1以外にも多数の文献がある。
特開2006−81952
近年、米粉で製造するパン等、米粉の需要が広がっている。本発明は、精米設備に製粉の機能を兼ねるよう構成することで、幅広い需要を満たす精米設備にすることを課題とする。
本発明は、上記課題を解決するために以下のような技術的手段を講じた。
すなわち、請求項1記載の発明は、玄米を精米処理して精白米にする精米機(7)と、該精米機(7)の下手側に精米機(7)で精米処理した精白米を粉砕して米粉にする製粉機(8)と、精白度を設定する精白度選択スイッチ(20a〜20h)及び玄米を精米機(7)で精白米にする精米運転又は玄米を精米機(7)で精米処理した精白米を製粉機(8)で米粉にする精白米製粉運転を設定する設定手段を備える操作装置と、運転料金を投入する料金投入口とを設け、前記設定手段は、精米運転分の運転料金と精白米製粉運転分の運転料金をそれぞれ投入料金の範囲内で設定可能に構成し、精白度選択スイッチ(20a〜20h)で設定した精白度にすべく精米機(7)を運転し、精米機(7)で精米処理した精白米を精白米タンク(9)に排出するか、製粉機(8)に供給して製粉した米粉を米粉タンク(10)に排出するかを切り換える切換装置(11)を設け、精米運転分の運転料金と精白米製粉運転分の運転料金に対応するよう、運転中に切換装置(11)を切り換える制御部を設けることを特徴とする製粉機付き精米設備とする。
すなわち、請求項1の発明は、玄米を精白米にするか米粉にするかを選択することができ、広い用途の玄米の処理を行なう精米設備にすることができる
また、利用者が持参した玄米を設定した精白度で精白米にすることと、設定した精白度で精白米と米粉に仕上げることが可能になる。また、精白米と米粉に仕上げる場合に所望の量ずつの精白米と米粉とに仕上げることができる。また、精白米と米粉は別々のタンクに収容することができ、混じることを防止できる
上記技術思想に基づいて具体的に構成された実施の形態について以下に図面を参照しつつ説明する。
図1の精米設備の工程図に基づき本実施の形態の精米設備の各装置について説明する。
1は利用者が持参した玄米を投入する投入ホッパで、投入ホッパ1の底部には投入ホッパに投入された玄米を繰り出す第一繰出バルブ2を設けている。
3は第一繰出バルブ2で繰り出された玄米を揚穀する第一昇降機、4は第一昇降機3で揚穀された玄米から石抜きする石抜機、5は石抜機で石抜き処理された玄米を揚穀する第二昇降機である。
第二昇降機5の投口側には揚穀された玄米を一次貯留する玄米タンク6を設け、玄米タンク6の底部には玄米タンク6内の玄米を精米機7に繰り出す第二繰出バルブ6aを設けている。
精米機7は精白ロール7aと、圧力調節板7bと、圧力調節板駆動モータ7c、精白室7dを備えた周知の構成である。
8は精米機7で精米処理された精白米を製粉処理する製粉機で、詳述はしないが製粉室内に製粉ロール等を備え、精白米を粉砕して米粉にする公知の構成である。
9は精米装置で精米処理された精白米を収容する精白米タンクで、10は製粉機8で製粉処理された米粉を収容する米粉タンクである。そして、11は精米機7で精米処理された精白米を製粉機8に供給する精白米供給通路8a又は精白米タンク9に供給する精白米排出通路9aに切り換える切換装置である。
図2は本実施の形態の精米設備の平面図で、建屋Tを仕切り壁12で機械室13と操作室14に分けている。
機械室13は石抜機3や精米機7や製粉機8等の各装置を設けており、操作室14は投入ホッパ1の投入口や精白米タンク9や米粉タンク10や利用者が各種運転を操作する操作盤Sを設けている。
そして、操作室14の利用者の視点から操作室14の左右一側には投入ホッパ1、左右他側には精白米タンク9と米粉タンク10を設け、左右中央側にはタッチパネル式の操作画面Gやコイン投入口(図示せず)を備える操作盤Sを設けている。
なお、図示しないが本実施の形態の精米設備には各センサの情報や料金の投入を検出して各装置を運転制御する制御部を備えている。
次に玄米を精白米あるいは米粉にする運転について以下説明する。
玄米を持参した利用者はコイン投入口に料金を投入(S100)し、次いで、投入ホッパ1に玄米を投入する(S101)。
すると、操作画面Gに図4に示す精白度選択スイッチ20a〜20hと玄米製粉選択スイッチ21の選択画面が表示される。以下、(一)玄米を製粉する玄米製粉運転、(二)玄米を設定する精白度の精白米にする精米運転、(三)玄米を設定する精白度の精白米と設定する精白度の製粉とにする精白米製粉運転について説明する。
まず、玄米製粉運転について以下説明する。
図4の選択画面で玄米製粉選択スイッチ21を操作する(S102)と図7に示す製粉スタートスイッチ22が画面に表示され、製粉スタートスイッチ22を操作する(S103)と精米設備の各装置が起動する(S104)。
投入ホッパ1の玄米は第一繰出バルブ2で順次繰り出され、第一昇降機3で石抜機4に供給されて石抜き処理され、次いで第二昇降機5で玄米タンク6に供給される。そして、第二繰出バルブ6bで精米機7の精白室7dに順次供給される。
玄米製粉運転時では圧力調節板7bを精白作用がなされない位置に設定しており、玄米は精白作用を受けずに精白室7d内を単に通過して精米機7から排出される。そして、運転開始後に製粉機8側に切り換えられている切換装置11(S105)により、精米機7を通過した玄米は精白米供給通路8aから製粉機8に案内され、製粉機8の製粉ロール(図示せず)等で順次粉砕されて米粉になり、米粉タンク10に排出される。
そして、投入料金分の運転時間が経過する(S106)と各装置の運転は停止し、製粉運転は終了する。
次に、玄米を設定する精白度の精白米にする精米運転について説明する。
図4の選択画面で所望の精白度、例えば無洗米を選択する(S107)と、図5に示す精米スタートスイッチ23が表示され、精米スタートスイッチ23を操作する(S108)と各装置は起動し、精米運転を開始する(S109)。投入ホッパ1の玄米は前述の玄米製粉運転と同様の工程を経て精米機7の精白室7dに供給される。このとき、圧力調節板7bは圧力調節板駆動モータ7cにより設定された精白度にする位置、すなわち、この場合には無洗米になるような位置に設定されており、精白室d内で精白作用がなされて、精白米排出通路9aから精白米タンク9に収容される。
そして、投入料金分の運転時間が経過する(S110)と各装置の運転は停止し、精米運転は終了する。
次に、玄米を設定する精白度の製粉にする精白米製粉運転について説明する。
図4の操作画面Gの選択画面で所望の精白度、例えば無洗米20aを選択する(S107)と、図5に示す精米スタートスイッチ23と共に、製粉選択スイッチ24が表示され、製粉選択スイッチ24を操作する(S111)と図7に示す料金設定画面が表示される。
そこで、選択した精白度(この場合には無洗米)の精白米にする分の料金欄26aと、選択した精白度(この場合には無洗米)の米粉にする分の料金欄26bとを料金スイッチ25によりそれぞれ設定する(S112)。そして、精白米・製粉スタートスイッチ27を操作する(S113)と、各装置の運転を開始し、精白米製粉運転は開始される(s114)。
投入ホッパ1の玄米は前述の玄米製粉運転と同様の工程を経て精米機7の精白室に供給される。このとき、圧力調節板7bは圧力調節板駆動モータ7cにより設定された精白度にする位置、すなわち、この場合には無洗米になるような位置に設定されており、精白室7d内で精白作用がなされた精白米は精白室7dから排出される。そして、運転開始後に製粉機8側に切り換えられている切換装置11(S115)により、精米開始に排出された精白米から順次製粉機8に案内され、製粉機8の製粉ロール(図示せず)等で順次粉砕されて米粉になり、米粉タンクに10に排出される。
設定料金分8(本実施例では100円分)の製粉運転時間が経過すると(S116)、切換装置11は製粉機8側から精白米タンク9側に切り換わり(S117)、以降は精米機7で精米処理された精白米が精白米タンク9に排出される。そして、設定料金分(本実施例では300円)の精米運転時間が経過する(S118)と各装置は停止し、精白米製粉運転は終了する。
なお、全ての玄米を設定する精白度の製粉にする精白米製粉運転の場合は、図8に示すように投入料金の全てを製粉する運転に設定する。すなわち、精米処理する玄米の全てを設定した精白度の製粉にする場合を指し、この場合には、設定料金分の精白米製粉運転時間を経過すると各装置が停止し、精白米製粉運転は終了する。
以上の本実施の形態の精米設備の効果について以下説明する。
本実施の形態の精米設備によると、利用者は持参した玄米を玄米の状態で米粉にすることと、設定した精白度で精白米にすることと、設定した精白度で米粉にすることと、設定した精白度で精白米と米粉にすることが可能になり、幅広い用途の精米設備にすることができる。また、精白米と米粉に仕上げる場合に所望の量ずつの精白米と米粉とに仕上げることができる。また、精白米と米粉は別々のタンクに収容することができ、混じることを防止できる。また、精白米と米粉に仕上げる場合に米粉は精米機7から排出された最初の精白米から順次製粉機8に供給するため、精米運転と製粉運転と並行して行なうことができるため、運転時間が不要に長くなることを防止できると共に、精米時間と製粉時間の管理をし易くすることができる。
精米設備の工程図 精米設備の平面図 側面から見た機械室内を説明する図 操作画面図 操作画面図 操作画面図 操作画面図 操作画面図 フローチャート フローチャート 精米機を説明する図
7 精米機
8 製粉機
11 切換装置

Claims (1)

  1. 玄米を精米処理して精白米にする精米機(7)と、該精米機(7)の下手側に精米機(7)で精米処理した精白米を粉砕して米粉にする製粉機(8)と、精白度を設定する精白度選択スイッチ(20a〜20h)及び玄米を精米機(7)で精白米にする精米運転又は玄米を精米機(7)で精米処理した精白米を製粉機(8)で米粉にする精白米製粉運転を設定する設定手段を備える操作装置と、運転料金を投入する料金投入口とを設け、
    前記設定手段は、精米運転分の運転料金と精白米製粉運転分の運転料金をそれぞれ投入料金の範囲内で設定可能に構成し、
    精白度選択スイッチ(20a〜20h)で設定した精白度にすべく精米機(7)を運転し、精米機(7)で精米処理した精白米を精白米タンク(9)に排出するか、製粉機(8)に供給して製粉した米粉を米粉タンク(10)に排出するかを切り換える切換装置(11)を設け、
    精米運転分の運転料金と精白米製粉運転分の運転料金に対応するよう、運転中に切換装置(11)を切り換える制御部を設けることを特徴とする製粉機付き精米設備。
JP2008278375A 2008-10-29 2008-10-29 製粉機付き精米設備 Expired - Fee Related JP5521310B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008278375A JP5521310B2 (ja) 2008-10-29 2008-10-29 製粉機付き精米設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008278375A JP5521310B2 (ja) 2008-10-29 2008-10-29 製粉機付き精米設備

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010104891A JP2010104891A (ja) 2010-05-13
JP5521310B2 true JP5521310B2 (ja) 2014-06-11

Family

ID=42294870

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008278375A Expired - Fee Related JP5521310B2 (ja) 2008-10-29 2008-10-29 製粉機付き精米設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5521310B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012245437A (ja) * 2011-05-25 2012-12-13 Lake Louise Co Ltd 米穀製粉機及び米穀製粉システム
JP5953890B2 (ja) * 2012-04-03 2016-07-20 井関農機株式会社 料金式の穀物加工設備
JP6142471B2 (ja) * 2012-06-25 2017-06-07 井関農機株式会社 穀物調製設備
JP6226029B2 (ja) * 2016-05-31 2017-11-08 井関農機株式会社 料金式の穀物加工設備

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1057827A (ja) * 1996-08-19 1998-03-03 Shinya Suzuki 製粉方法及びその装置
JP3055500U (ja) * 1998-07-01 1999-01-12 丸子電子株式会社 高鮮度穀物精粒精粉製造システム装置
JP4030714B2 (ja) * 2000-08-31 2008-01-09 井関農機株式会社 精穀装置
JP3698077B2 (ja) * 2001-07-11 2005-09-21 井関農機株式会社 コイン精米機
JP3758573B2 (ja) * 2002-01-09 2006-03-22 井関農機株式会社 コイン精米機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010104891A (ja) 2010-05-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5521310B2 (ja) 製粉機付き精米設備
JP2007117943A (ja) コイン精米装置
JP2007144309A (ja) コイン精米装置
JP6135152B2 (ja) 自動精米設備
JP5125812B2 (ja) 料金式の精米設備
JP5298867B2 (ja) 料金式精米設備
JP2007098344A (ja) 自動精米装置
JP5776759B2 (ja) 精米設備
JP5668526B2 (ja) 精米設備
JP2007117858A (ja) 自動精米処理装置
JP5504817B2 (ja) 料金式精米設備
JP2010075790A (ja) 料金式精米設備
JP5299088B2 (ja) コイン精米機
JP5187030B2 (ja) 料金式精米設備
JP5458868B2 (ja) 自動精米設備
JP2006231257A (ja) 自動精米装置
JP2011104499A (ja) 料金式精米設備
JP2011167645A (ja) 料金式自動精米設備の運転制御装置
JP6794695B2 (ja) 精米設備
JP5776754B2 (ja) 精米設備
JP4470948B2 (ja) 精米施設
JP3952072B2 (ja) 精米施設
JP4697448B2 (ja) 籾摺精米設備
JP3688150B2 (ja) コイン精米設備における白度制御装置
JP6142471B2 (ja) 穀物調製設備

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111012

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120924

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130416

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140311

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140324

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5521310

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees