JP5521195B2 - 内視鏡用挿入補助具 - Google Patents

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Description

本発明は、内視鏡を体腔内に挿入するために用いられる補助具に関する。
近年においては、手術を行う際に、なるべく体表を切開しないで処置を行う治療法が望まれている。その中で、内視鏡手術は、体表に瘻孔を開けて内視鏡や処置具を患部に挿入する手技であり、従来の体表切開手術と比較して患者の負担が小さい。しかしながら、この内視鏡手術においても、体表に瘻孔を設ける必要があった。
一方、最近では、内視鏡を口や膣等の体腔から内部に挿入し、極力体表を切開せずに胃や膣の内壁を切開して患部に内視鏡を進入させ、患部の処置を行ういわゆるNOTES(Natural Orifice Translumenal Endoscopic Surgery)手技(経管腔的内視鏡手術)が行われるようになってきた。当該NOTES手技は、ほとんど体表を切開しないため、切開手術や従来の内視鏡手術と比較して患者への負担がさらに小さい。
当該NOTES手技に用いられる補助具については、下記特許文献1に、可撓性を有するトロカールスリーブと、トロカールスリーブ内に挿入される可撓性を有する栓塞子(以下「内筒」とする。)とを備えた器具が開示されている。
当該特許文献1には、胃壁に穴を開ける手段として、内筒の先端部に切刃を設け、当該切刃により組織(体腔表面)を穿通するようにしたものが開示されている。また、内筒は内視鏡を挿入可能で、内筒の先端部が透明となっており、内視鏡に設けられたカメラを通して、穴を開ける体腔表面の状況を観察しながら手技を行うことが開示されている。
特開2007−301364号公報(段落0040〜0041、図6A、図6B)
当該特許文献1に開示された器具においては、内筒の先端部に設けられた切刃により体腔表面に穴を開けるようにしているが、トロカールスリーブ及び内筒が共に可撓性を有する部材で形成されているため、術者の力が先端部に伝わりにくく、思うように胃壁に穴を開けることができないおそれがある。
また、切刃等により体腔表面を穿通する場合、体腔表面から血液等が流れ出るため、内視鏡の視界が不良となるおそれがあるが、内筒の先端部に穴が設けられていない場合には内視鏡に送水機能があっても当該送水機能を利用することができない(特許文献1、図2A〜図2C参照)。
特許文献1の図3及び図4には、内筒の先端部に穴が設けられた例が示されており、当該構成であれば内視鏡が送水機能を有する場合、前記穴から洗浄液を送出して処置部の洗浄を行うことができる。
しかしながら、内視鏡の中には、送水機能を有していないものもあり、その場合は処置部を洗浄することができない。また、送水機能を有している内視鏡であっても、洗浄液を吸引する機能を有していないものもあるため、処置部に血液等が混入した洗浄水が滞留して内視鏡の視界を妨げるおそれがある。
また、特許文献1に開示された器具の場合、手術中にトロカールスリーブや内視鏡を助手が押えておく必要がある。従って、手術中にはトロカールスリーブ等を押えるための助手が必要となるが、手術室は手狭なことが多いため、術者が手術しやすくするために、術者の可動領域を確保することが望まれている。
本発明は、内視鏡の挿入補助具の改良を目的とし、さらに詳しくは前記不都合を解消するために、体腔表面の切開部を介して内視鏡を体腔の外部に導く際に、術者の力が伝わりやすい内視鏡用挿入補助具を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、処置部の洗浄や洗浄液の吸引が容易な内視鏡用挿入補助具を提供することを目的とする。さらに、本発明の他の目的は、助手の補助によらずに所定の位置に保持することができる内視鏡用挿入補助具を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の内視鏡用挿入補助具は、体腔を通じて内視鏡を体内に挿入する際に用いられる補助具であって、先端に対物レンズを備えた内視鏡を挿通可能な内部通路を有する内筒と、前記内筒を内部に挿通可能なオーバーチューブとを備え、前記オーバーチューブは可撓性を有して側面視で円弧状に湾曲し、前記内筒は硬質部材により形成されると共に側面視で直線状に形成され、前記内筒の先端には、先端形状が先細り形状に形成され、少なくとも前記対物レンズの前方部分が透明に形成され、前記対物レンズによって前記体腔表面を目視可能に形成されたチップ部が設けられ、前記内筒を前記オーバーチューブに挿入した際に、前記チップ部が前記オーバーチューブの先端から突出すると共に前記内筒の後端部が前記オーバーチューブの後端部から突出し、前記オーバーチューブが前記内筒によって側面視で直線状に変形されることを特徴とする。
体腔を通じて内視鏡を体内に挿入するNOTES手技においては、体腔表面に患部に通じる切開部を形成する。
次に、前記切開部から前記オーバーチューブを患部近傍まで挿入する必要があるが、本発明の内視鏡用挿入補助具においては、前記内筒の先端部に設けられた先細り形状のチップ部により切開部を拡張することにより行う。
その際、本発明の内視鏡用挿入補助具によれば、前記内筒が硬質部材により形成されると共に側面視で直線状に形成されているので、前記内筒を前記オーバーチューブに挿入したときは、前記オーバーチューブが前記内筒によって側面視で直線状に変形される。このように、前記内筒が硬質部材により形成されて剛性が高いため、切開部を押し広げながらチップ部を挿入する際に、術者が力を加えやすいので円滑な手技を行うことができる。
ここで、従来の内視鏡とオーバーチューブとを用いた手技においては、まず内視鏡の周囲にオーバーチューブを装着し、内視鏡のみを体腔内に挿入し、その後オーバーチューブを内視鏡に沿って体腔内に向けて挿入するという手順となっていた。その際、先に挿入した内視鏡の外周面をオーバーチューブが摺動しながら体腔内に挿入されていくが、内視鏡は既に体腔内に挿入されているため、オーバーチューブの先端部を目視しながらオーバーチューブを挿入することはできない。従って、従来の手技においては、内視鏡とオーバーチューブとの間に体腔表面が巻き込まれてしまい、患者に負担を生じさせるおそれがあった。
本発明においては、前記内筒内に内視鏡が装着された状態で、内筒及びオーバーチューブを体腔内に挿入することができる。また、本発明においては、前記内筒の先端にあるチップ部が透明であり、内部に装着した内視鏡で前方を目視可能となっている。従って、本発明によれば、内視鏡でオーバーチューブの挿入状態を確認しながら手技を進めることができるため、体腔表面の巻き込みを防止し、円滑な手技を行うことができる。
次に、前記オーバーチューブの先端部を切開部に挿入した状態で前記内筒を抜き取り、内視鏡をオーバーチューブ内に挿入して内視鏡先端部をオーバーチューブと共に処置部である患部近傍に移動させる。その際、例えば手技が経膣手技用である場合には、前記オーバーチューブや内視鏡の先端部を、仙骨岬角や脚部近傍の動脈又は静脈を圧迫しないようにする必要がある。
本発明の内視鏡用挿入補助具によれば、前記オーバーチューブが可撓性を有して円弧状に形成されているため、内視鏡先端部やオーバーチューブ先端部を移動させる際に、円弧状の曲がりを利用して仙骨岬角或いは動脈又は静脈を避けることができる。また、前記オーバーチューブは可撓性を有しているため、仮に仙骨岬角等に接触した場合であっても、それらの部位に与える影響が少ない。
また、前記チップ部は、少なくとも内視鏡の対物レンズの前方の部分が透明に形成されているため、内視鏡に装着されるカメラの対物レンズを通じてチップ部の周囲の状況を目視できる。従って、本発明の内視鏡用挿入補助具によれば、前記内筒のチップ部により容易に体腔表面に設けられた切開部を探し出してチップ部の先端を当該切開部に挿入することが容易となる。
また、本発明の内視鏡用挿入補助具においては、前記チップ部は、多角錐の稜線を棒状の部材により形成してなり、前記内筒の内部通路と連通して開口する開口部を備えているものであってもよい。当該形状によれば、体腔表面に設けられた切開部を押し広げて進入する際に、棒状部材は板状の部材に比べて押し付けた際の単位面積あたりの押し付け力が強いため、手技を迅速に行うことができる。また、前記開口部を有しているために、切開部を直接内視鏡で確認することができる。
ところで、前記内筒のチップ部によって体腔表面の切開部を押し広げながら患部まで進入する際には、切開部からの出血や体液等によって内視鏡の視界が妨げられることがあるため、処置部に洗浄液等で洗浄したり、洗浄液等を吸引することが望まれている。従って、前記オーバーチューブにも洗浄液を処置部に供給したり、処置部から吸引して外部に排出するため等に使用される補助通路を設けることが望ましい。
そこで、本発明の内視鏡用挿入補助具においては、前記オーバーチューブに、その軸方向に沿って、体腔内に液体、気体、又は処置具を導入可能な補助通路が設けられていることが好ましい。
一方、前記オーバーチューブを体腔内に挿入する際には、前記オーバーチューブの曲率半径が大きい側の外周面、即ち外側に湾曲した面が体腔表面に接することが多く、体腔表面を押し付ける頻度も高い。逆に、曲率半径が小さい側の外周面、即ち内側に湾曲した面は体腔表面にはあまり接触せず、接触しても体腔表面を押し付けることはあまりない。
そこで、本発明の内視鏡用挿入補助具において、前記補助通路は、前記オーバーチューブの外周面のうち、側面視において曲率半径が小さい側の表面に設けられている補助チューブであることが好ましい。
当該構成によれば、前記オーバーチューブに容易に前記補助通路を設けることができると共に、患者の負担を極力小さくすることができる。
また、本発明の内視鏡用挿入補助具においては、患者の体腔表面に保持されて前記オーバーチューブを保持する保持手段をさらに備え、前記保持手段は、前記オーバーチューブが挿通される筒状部と、患者に装着されて前記筒状部を保持する装着部とを有し、前記筒状部の内周面に前記補助チューブの幅以上の幅を有すると共に前記オーバーチューブ表面からの前記補助チューブの高さ以上の深さを有する溝が設けられると共に、前記通路の内周面の前記溝以外の箇所に前記オーバーチューブを前記通路の内周面に押し付けて保持可能な膨張収縮自在のバルーンが設けられていることが好ましい。
当該構成によれば、前記保持手段の筒状部内に前記オーバーチューブを挿入した状態で前記バルーンを膨張させることにより、前記オーバーチューブが前記保持手段に保持される。このため、オーバーチューブ内に挿入された内視鏡の位置も安定する。従って、助手等によってオーバーチューブや内視鏡を保持することなく、術者は内視鏡等が安定した状態で手技を行うことができる。
また、前記内視鏡用挿入補助具が膣又は肛門を経由して手技が行われる補助具であるときは、前記装着部は、布製でパンツ状に形成され、前記筒状部は前記装着部が患者に装着された際に膣又は肛門の前方位置に配置されるように前記装着部に取り付けられているものとすることができる。
このように前記筒状部をパンツ状の装着部に取り付けたときは、前記筒状部の患者への装着も容易であり、装着時においても前記筒状部の位置が安定する。前記パンツ状の装着部は、布製であれば種々の素材を用いることができるが、ニット製、或いは不織布等、伸縮自在のものが好ましい。このような素材で前記装着部を形成したときは、多くの患者に合わせることができ、前記筒状部の固定の面からも好ましい。
NOTES手技においては、前記内筒により体腔表面の切開部を押し広げた後、前記内筒を前記オーバーチューブより取り外し、内視鏡をオーバーチューブ内に挿入する必要がある。その際、内視鏡とオーバーチューブとの径に差がある場合で、体腔内を大気圧を越える気圧に保持しなければならない手技の場合は、前記内筒を抜き取って内視鏡をオーバーチューブに挿入する際に、オーバーチューブから体腔内の空気が外部に漏れるのを防ぐ必要がある。
本発明の内視鏡用挿入補助具においては、前記オーバーチューブの後端部に着脱自在に装着される脱気防止弁ユニットをさらに備え、前記脱気防止弁ユニットは、内視鏡の進行方向に向けて先細り形状となっている一対の傾斜面を有し先端部の稜線に沿って設けられたスリットを有する弁体と、前記弁体の内部に設けられ前記スリットの両端側の弁体側壁の変形を抑止する抑止部材とを備えていることが好ましい。
当該構成によれば、前記弁体により前記オーバーチューブと内視鏡との間の気密が保たれる。また、先細り形状となっている一対の傾斜面を有する弁体は、内視鏡を抜き取る際に前記傾斜面が内視鏡表面との摩擦により後方にめくれて内視鏡を抜く際の抵抗になることが多いが、本発明においては、前記抑止部材により前記弁体のめくれが防止されるので、内視鏡をオーバーチューブから抜く際の抵抗が従来のものに比べて小さくなる。
さらに、前記脱気防止弁ユニットは、前記弁体の前方位置の内周面に開口し、内部と外部とを連通する通気用バルブを備えていることが好ましい。当該構成により、前記通気用バルブを介して体腔内に送気ができるため、内視鏡に送気チャンネルがない場合でも、体腔内の圧力を大気圧以上に保つことが容易となる。
本発明の内視鏡用挿入補助具の実施形態の一例を示す説明図。 本実施形態における内筒内に内視鏡を挿入した状態を示す説明的断面図。 本実施形態におけるオーバーチューブに内筒及び内視鏡を装着した際の先端部分の状態を示す説明的断面図。 本実施形態のホルダユニットの一例を示す説明図。 (a)は本実施形態の脱気防止ユニットを示す説明的断面図、(b)は脱気防止ユニット内に設けられたサポートリングを示す説明図。 本実施形態の他の例のチップ部を示す説明図。 本実施形態の他のオーバーチューブの先端部分を示す説明図。 本実施形態の他の例のホルダユニットを示す説明図。
次に、本発明の内視鏡用挿入補助具の実施形態の一例について、図1乃至図8を参照して説明する。
本実施形態の内視鏡用挿入補助具1は、主に膣を経由して手技を行う経膣NOTES手技に用いられるものであり、図1に示すように、体腔(膣)内に挿入されるオーバーチューブ20と、オーバーチューブ20内に挿入される内筒30と、後述するホルダ40(図4参照)及び脱気防止ユニット50(図5参照)とを備えている。
オーバーチューブ20は、本体21は可撓性を有する合成樹脂製のチューブで形成され、ある程度の剛性を持たせるために、内部にステンレス製の補強芯材22が一体に成形されている。本体21の先端部近傍は、補強芯材22がない状態であり、補強芯材22がある部分と比べて柔らかくなっている。
オーバーチューブ20の形状は、側面視でなだらかにカーブする円弧形状となっている。また、オーバーチューブ20の外径は、経膣NOTES手技に適した太さに形成している。本実施形態では、直径が約2cm〜6cmのものを適用箇所や患者によって適宜選択して用いている。
このオーバーチューブ20の曲率半径の小さい側の表面には、一対の補助チューブ23,24が固着されている。この補助チューブ23,24は、可撓性を有する合成樹脂製のチューブであり、先端部はオーバーチューブ20の先端形状に沿って斜めに傾斜しており、後端部にはコネクタ25,26が設けられている。このコネクタ25,26は、一方のコネクタ25がオスコネクタであり、他方のコネクタ26がメスコネクタとなっている。
この補助チューブ23,24は、図1〜図3に示すように、先端部がオーバーチューブ20の先端部から若干後方に位置するように固定されており、オーバーチューブ20の表面に沿って後方に延設され、オーバーチューブ20の後端部に設けられたコネクタ部27の先端位置近傍まで延設されている。また、コネクタ部27の先端位置近傍から周方向に分かれてオーバーチューブ20の反対側まで延び、オーバーチューブ20から離反してコネクタ25,26に接続されている。
また、コネクタ部27には、内筒30のコネクタ部33に設けられた係合突起34と係合する係合溝28が設けられている。また、コネクタ部27には、オーバーチューブ20の湾曲方向が手元で確認できるように、オーバーチューブ20の曲率半径の小さい側の表面に表示マーク29が設けられている。
内筒30は、筒状の本体31と、本体31の先端部に設けられたチップ部32と、本体31の後端部に設けられたコネクタ部33とを備えている。本体31及びチップ部32は、透明な合成樹脂で形成されており、本実施形態ではポリカーボネート樹脂が用いられている。このポリカーボネート樹脂は、比較的硬い樹脂であり、多少の撓みは可能であるが、実質的に剛体となっている。本体31の内部は、内視鏡60が挿通される内部通路31aとなっている(図3参照)。
また、チップ部32の形状は略円錐形状であり、先端部は小さくアールが設けられている。また、チップ部32の後端部は本体31の外径とほぼ同寸法となるように形成されている。
また、図3に示すように、内筒30の外径は、オーバーチューブ20の本体21の内径より若干小径に形成されており、内筒30がオーバーチューブ20の本体21の内部を容易に移動可能となっている。一方で、内筒30の表面とオーバーチューブ20の本体21の内周面との隙間を僅かなものとしており、内筒30とオーバーチューブ20とを患者の口及び食道を介して胃内に挿入する場合等に、咽喉や食道等の表面が挟みこまれないように形成されている。
内筒30のコネクタ部33には係合突起34が設けられており、オーバーチューブ20のコネクタ部27に装着し、係合突起34を係合溝28に係合させ、オーバーチューブ20と内筒30とを連結することができるように形成されている。
また、内筒30は、図3に示すように、内視鏡60が先端部近傍まで内部に挿入されるため、内部通路31aは一般に多く用いられている直径を有する内視鏡60が挿入可能な内径を有している。内筒30の外径は、オーバーチューブ20の内径に合わせて複数種類の太さのものがあり、適用箇所や患者によって適宜選択して用いる。
本実施形態の内視鏡用挿入補助具1は、上記構成の他に、図4に示すホルダユニット40と、図5に示す脱気防止ユニット50とを備えている。
図4を参照して、ホルダユニット40は、手術時にオーバーチューブ20や内視鏡60を所定位置に保持するものである。図4に示すように、ホルダユニット40は、患者の体腔の開口近傍に配置されるフランジ部41と、フランジ部41から一方側に突出する筒状部42と、フランジ部41に設けられたベルト固定部43と、ポリウレタン製の固定ベルト44(装着部)とを備えている。
筒状部42には、一対の補助チューブ23,24が収納される形状に形成された溝42aと、溝42aの反対側に位置するバルーン45が設けられている。バルーン45の内部は、接続チューブ46に連通しており、接続チューブ46の先端部にはコネクタ47が取り付けられている。
このコネクタ47には、注射針のついていないシリンジ(図示省略)を接続することができ、当該シリンジで空気を送り込み、バルーン45を膨らませることができる。また、コネクタ47の内部にはチェックバルブ(図示省略)が設けられており、シリンジを取り外した場合でも、バルーン45の内部の空気が外部に漏れないようになっている。また、バルーン45内の空気を抜く際には、コネクタ47にシリンジを差し込んでシリンジのプランジャを引くことにより行う。
図5(a)を参照して、脱気防止ユニット50は、本体51の内部に内視鏡60が挿通可能なように中央部に内視鏡の直径よりも小径の穴を有するゴム製の第1脱気防止弁52と、内視鏡の進行方向(図5(a)では左側)に向けて先細り形状に形成されたゴム製の第2脱気防止弁53(弁体)と、第2脱気防止弁53の内部に装着されるサポートリング54(抑止部材)と、これらの部材を本体51内に位置決め保持するスペーサ55とを備えている。
また、脱気防止ユニット50には、その内部と外部とを連通する通気用バルブ57を備えている。この通気用バルブ57は、内部に通路57aが形成され、脱気防止ユニット50において第2脱気防止弁53の前方(図5(a)において左側)に開口57bと、通路57aの連通と遮断とを切り替える切替え弁57cとを有している。
第1脱気防止弁52は、内視鏡60の進行方向に向けて先細りするリング状に形成され、その表面には内視鏡60が挿入される際の抵抗を減らすため、放射状の突起52aが設けられている。
第2脱気防止弁53は、側面視で山形に形成された弁であり、先端部に稜線53aを備えた一対の傾斜面53bを有し、稜線53aに沿って設けられたスリット53cを有している。この第2脱気防止弁53は、図5(a)において左側の気圧が高くなった際には、傾斜面53bに加わる圧力によりスリット53cが密着して閉じられるため、スリット53cからの脱気が防止される。
図5(b)を参照して、サポートリング54は、剛性のある合成樹脂により形成され、第2脱気防止弁53のスリット53cの両端側の側壁の形状に合わせて側面視で山形に形成されている。また、サポートリング54には、脱気防止ユニット50の本体51内に装着されるスペーサ55に保持されるように、係合突起54aが設けられている。
また、脱気防止ユニット50には、オーバーチューブ20のコネクタ部27に着脱自在に装着可能なコネクタ部56が設けられている。このコネクタ部56にも、オーバーチューブ20のコネクタ部27の係合溝28に係合可能な係合突起56aが設けられている。
次に、本実施形態の内視鏡用挿入補助具1の使用例について説明する。以下の説明では、患者の患部近傍の膣壁に、内視鏡60挿入用の切開部が形成された状態から、内筒30によって切開部を押し広げる際の使用方法について説明する。なお、手技に用いられる内視鏡60は、通常広く用いられている内視鏡であり、先端部に対物レンズ61を備えている。
切開部を内筒30によって押し広げる際には、内筒30内に内視鏡60を挿入し、図3に示すように、内視鏡60の先端部をチップ部32の後端部近傍位置まで挿入する。内視鏡60には対物レンズ61が設けられており、この対物レンズ61によってチップ部32の前方にあるものを視認可能となっている。
内筒30内に内視鏡60をセットした後、内筒30及び内視鏡60をオーバーチューブ20内に挿入し、オーバーチューブ20のコネクタ部27と内筒30のコネクタ部33とを接続させる。このときコネクタ部27の係合溝28にコネクタ部33の係合突起34を係合させる。本実施形態では、この状態で、図2に示すように、内筒30のチップ部32がオーバーチューブ20の先端部から突出するようになっている。
このとき、内筒30は剛性が高く、側面視で直線状に形成されているため、可撓性のあるオーバーチューブ20に挿入されると、図2に示すように、オーバーチューブ20が変形されて側面視で直線状となる。
一方、患者側にはホルダユニット40の固定を行う。ホルダユニット40の固定は、フランジ部41を患者側に向けて筒状部42が患者の外側に位置するようにし、固定ベルト44を患者の腰や太股に巻き付け、ホルダユニット40を固定する。このとき、バルーン45は収縮させておく。
次に、内視鏡用挿入補助具1と内視鏡60とをセットした状態で、これらをホルダユニット40の筒状部42を通して患者の体腔内に挿入する。体腔内においては、内視鏡60の対物レンズ61によって体腔内を視認しながら体腔内にオーバーチューブ20及び内筒30を挿入することができる。
そして、内筒30のチップ部32によって体腔表面に設けられた切開部を押し広げ、切開部を通過した際には、透明なチップ部32を介して対物レンズ61によってそれぞれの状態が視認可能となる。従って、術者は、内筒30の先端部が切開部を通過したことを容易に把握することができる。また、内筒30の外周面とオーバーチューブ20の内周面との隙間が僅かしかないため、切開部等を挟み込むことなく、円滑に手技を行うことができる。
このとき、内視鏡用挿入補助具1は、オーバーチューブ20、内筒30及び内視鏡60が側面視で直線状になっているため、切開部を押し広げる際に術者の力をチップ部32に確実に伝達することができる。従って、体腔表面に設けられた切開部を押し広げる手技を迅速に行うことができる。
上記手技の際、処置部から出血等があり、内視鏡60の視界が不良となったときは、補助チューブ23,24によって処置部の洗浄を行うことができる。具体的には、一方の補助チューブ23から生理食塩水等の洗浄液を注入して処置部を洗浄し、他方の補助チューブ24から洗浄後の洗浄液等を吸い出すことにより、処置部を洗浄することができる。本実施形態では、補助チューブ23,24の後端部に設けられたコネクタ25,26が、オスコネクタとメスコネクタに区別されているので、洗浄液の注入と吸引の区別も容易となる。
上記手技を行い、体腔表面にオーバーチューブ20を挿通可能な穴が形成された後、内筒30をオーバーチューブ20から抜き、オーバーチューブ20のコネクタ部27に脱気防止ユニット50を取り付ける。そして、脱気防止ユニット50を介して内視鏡60をオーバーチューブ20内に進入させる。そして、内視鏡60で体内の状況を観察しながらオーバーチューブ20の先端を患部近傍まで進入させる。
上記手技の際、体腔内を大気圧よりも高い気圧に保つことにより、手技が容易になる。本実施形態においては、脱気防止ユニット50に通気用バルブ57が設けられており、この通気用バルブ57に自動送気装置を接続することにより、自動的に体腔内が所定の気圧に保たれる。これにより、従来、内視鏡の送気チャンネルからマニュアル操作で行っていた送気を、オーバーチューブ20を介して自動的に行うことができ、術者の労力が大幅に低減した。
また、切開部を介してオーバーチューブ20の先端を患部近傍まで進入させる際に、患者の仙骨岬角や脚部近傍の動脈又は静脈を圧迫するおそれがあるときは、術者がオーバーチューブ20を軸を中心に回動させることにより、オーバーチューブ20及び内視鏡60の先端部の位置を変更させる。これにより、術者は患者の仙骨岬角等を避けてオーバーチューブ20の先端を患部近傍まで進入させることができる。
さらに、オーバーチューブ20が円弧状に湾曲しているため、術者がコネクタ部27を回転させることにより、オーバーチューブ20の先端の方向を任意の方向に操作することができる。これにより、内視鏡60を進入させることができる範囲が広がるので、広い範囲の臓器の治療を行うことができる。また、オーバーチューブ20の湾曲方向は、表示マーク29により術者が手元で確認できるため、手技が容易となる。
このように、オーバーチューブ20の先端部が患部近傍まで進入したら、ホルダユニット40のバルーン45を膨張させてホルダユニット40にオーバーチューブ20を保持させる。その際、一対の補助チューブ23,24を筒状部42の溝42aに位置させてからバルーン45の膨張を行う。これにより、補助チューブ23,24がバルーン45の膨張によっても圧迫されないので、補助チューブ23,24がつぶれて内部通路が不通となることがない。
本実施形態では、補助チューブ23,24が設けられているため、例えば電気メス等を用いる手技の場合に、電気メスの使用によって生じる煙等を患部近傍から外部に排出することも可能となる。
また、手技の途中で、オーバーチューブ20から内視鏡60を抜き取る必要が生じた場合であっても、本実施形態の脱気防止ユニット50は、第2脱気防止弁53の内部にサポートリング54が設けられているため、内視鏡60を引き抜く際に第2脱気防止弁53がめくれて内視鏡60の表面を押さえつけることがないので、内視鏡60の引き抜きも容易となる。
なお、上記実施形態では、オーバーチューブ20に設けられている補助チューブ23,24を2本としているが、1本のみとしてもよく、3本以上の複数本としてもよい。また、補助チューブ23,24は、洗浄液の注入及び吸引を行う他、鉗子等の処置具を挿入するようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、オーバーチューブ20の外周面に補助チューブ23,24を設けているが、図7(a)に示すように、オーバーチューブ20の壁面を貫通する補助通路23aとしてもよい。また、図7(b)に示すように、オーバーチューブ20の内面に補助チューブ23bを設けても良い。
また、オーバーチューブ20については、補強芯材22を有するものに限られず、材質によっては補強芯材22がないものとしてもよい。
また、内筒30の材質は、上記実施形態のようにポリカーボネートには限られず、アクリル樹脂或いは他の合成樹脂を用いてもよい。
また、ホルダユニット40の固定ベルト44は、上記実施形態のようにポリウレタン製のベルト以外に、シリコーンゴムや面ファスナー等、任意の素材を用いることができる。
また、本実施形態においては、ホルダユニット40のバルーン45、接続チューブ46及びコネクタ47の各構成を、従来より用いられているマウスピースに適用し、オーバーチューブ20及び内筒30を患者の口から胃内に挿入する手技に用いてもよい。
当該手技においては、オーバーチューブ20及び内筒30を患者の口から挿入する際に、内視鏡により状況を確認しながら処置を行うことができる。また、内筒30のチップ部32が略円錐形で先端部が球面状となっている。さらに、内筒30とオーバーチューブ20との隙間が狭くなっている。このため、咽喉や食道、或いは梨状窩を通過する際に、これらの箇所や粘膜等を傷めることなくオーバーチューブ20等を挿入することができる。
上記実施形態においては、内筒30のチップ部32の形状が略円錐形のものについて説明したが、図6(a)に示すように、チップ部32aのような構成としてもよい。このチップ部32aの表面には、螺旋状の突起35が設けられている。当該突起35により、チップ部32aを体腔表面に設けられた切開部を押し広げることが容易となる。
また、図6(b)に示すように、チップ部32bのような構成としてもよい。このチップ部32bは、棒状の部材36で四角錐形状に形成し、内筒の内部通路31aと連通する開口部37を設けてもよい。また、図示は省略するが、棒状の部材36で三角錐形状、或いは他の多角錐形状に形成してもよい。
当該構成とすることにより、チップ部32で体腔表面に設けられた切開部を押し広げて進入する際に、切開部を開口部37を介して直接内視鏡60の対物レンズ61で視認することができる。また、内視鏡60に処置具チャンネルが設けられているときは、開口部37を介して前方に処置具を延ばして処置することも可能となる。
また、上記実施形態においては、ホルダユニット40について、固定ベルト44により患者に固定するものについて説明したが、図8に示すようなホルダユニット40aのような構成としてもよい。このホルダユニット40aは、装着部としてパンツ状の装着部48を用いている。当該装着部48は、通常の衣服に用いられるニット素材のものを用いて形成されている。
図8において、ホルダユニット40aは、筒状部42が上記実施形態と同様の構成を備えており、フランジ部41aの形状が上記実施形態のフランジ部41と異なっている。具体的には、フランジ部41aは装着部48の形状に沿って湾曲しており、上記実施形態のようなベルト固定部43は設けられていない。ホルダユニット40aの他の構成は、上記実施形態のホルダユニット40と同様であるので、同一の構成には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
当該構成のホルダユニット40aは、装着部48がパンツ状であるため、患者に装着しやすく、フランジ部41a及び筒状部42の患者に対する位置決めを確実に行うことができる。
また、上記実施形態では、経膣NOTES手技を例にして説明したが、体腔表面に設けられた切開部を広げたり、体腔表面に切開部を設けたりする手技であって、全体として直線状に形成された器具により手技を行うものであれば、体腔として食道、直腸、尿道等の手技に用いてもよい。
1…内視鏡用挿入補助具、20…オーバーチューブ、30…内筒、31a…内部通路、32…チップ部、50…脱気防止ユニット、60…内視鏡、61…対物レンズ。

Claims (8)

  1. 体腔を通じて内視鏡を体内に挿入する際に用いられる補助具であって、
    先端に対物レンズを備えた内視鏡を挿通可能な内部通路を有する内筒と、前記内筒を内部に挿通可能なオーバーチューブとを備え、
    前記オーバーチューブは可撓性を有して側面視で円弧状に湾曲し、
    前記内筒は硬質部材により形成されると共に側面視で直線状に形成され、
    前記内筒の先端には、先端形状が先細り形状に形成され、少なくとも前記対物レンズの前方部分が透明に形成され、前記対物レンズによって前記体腔表面を目視可能に形成されたチップ部が設けられ、
    前記内筒を前記オーバーチューブに挿入した際に、前記チップ部が前記オーバーチューブの先端から突出すると共に前記内筒の後端部が前記オーバーチューブの後端部から突出し、前記オーバーチューブが前記内筒によって側面視で直線状に変形されることを特徴とする内視鏡用挿入補助具。
  2. 前記チップ部は、多角錐の稜線を棒状の部材により形成してなり、前記内筒の内部通路と連通して開口する開口部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用挿入補助具。
  3. 前記オーバーチューブは、その軸方向に沿って、体腔内に液体、気体、又は処置具を導入可能な補助通路が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の内視鏡用挿入補助具。
  4. 前記補助通路は、前記オーバーチューブの外周面のうち、側面視において曲率半径が小さい側の表面に設けられている補助チューブであることを特徴とする請求項3に記載の内視鏡用挿入補助具。
  5. 患者の体腔表面に保持されて前記オーバーチューブを保持する保持手段をさらに備え、
    前記保持手段は、前記オーバーチューブが挿通される筒状部と、患者に装着されて前記筒状部を保持する装着部とを有し、前記筒状部の内周面に前記補助チューブの幅以上の幅を有すると共に前記オーバーチューブ表面からの前記補助チューブの高さ以上の深さを有する溝が設けられると共に、前記通路の内周面の前記溝以外の箇所に前記オーバーチューブを前記通路の内周面に押し付けて保持可能な膨張収縮自在のバルーンが設けられていることを特徴とする請求項4に記載の内視鏡用挿入補助具。
  6. 前記内視鏡用挿入補助具は膣又は肛門を経由して手技が行われる補助具であり、
    前記装着部は、布製でパンツ状に形成され、前記筒状部は前記装着部が患者に装着された際に膣又は肛門の前方位置に配置されるように前記装着部に取り付けられていることを特徴とする請求項5に記載の内視鏡用挿入補助具。
  7. 前記オーバーチューブの後端部に着脱自在に装着される脱気防止弁ユニットをさらに備え、
    前記脱気防止弁ユニットは、内視鏡の進行方向に向けて先細り形状であり、先端部に稜線を備えた一対の傾斜面を有し、前記稜線に沿って設けられたスリットを有する弁体と、前記弁体の内部に設けられ前記スリットの両端側の弁体側壁の変形を抑止する抑止部材とを備えていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の内視鏡用挿入補助具。
  8. 前記脱気防止弁ユニットは、前記弁体の前方位置の内周面に開口し、内部と外部とを連通する通気用バルブを備えていることを特徴とする請求項7に記載の内視鏡用挿入補助具。
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