JP5052105B2 - 経鼻内視鏡用ガイドチューブ - Google Patents
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長手方向に略均一な断面形状を有してなり、当該断面形状が、内側に凸状を呈する複数のリブ部と、該リブ部よりも薄肉であって、かつ、周方向に隣り合って位置する2箇所の上記リブ部を連結するように構成した薄壁部とよりなることを特徴とする経鼻内視鏡用ガイドチューブにある(請求項1)。
長手方向に略均一の断面形状を有してなり、当該断面形状が、複数のリブ部と、該リブ部よりも薄肉であって、かつ、周方向に隣り合って位置する2箇所の上記リブ部を連結すると共に内側に折り畳み可能に構成した薄壁部とよりなり、
当該薄壁部を内側に折り畳んだ縮径状態の上記断面形状が、上記経鼻内視鏡の挿入に応じて内側に折り畳んだ上記薄壁部を展開することにより拡径し得るように構成してあることを特徴とする経鼻内視鏡用ガイドチューブにある(請求項3)。
また、上記経鼻内視鏡としては、光ファイバーを利用した軟性内視鏡や、CCDやCMOS等の撮像素子を利用した電子内視鏡等、様々な態様のものがある。
この場合には、上記経鼻内視鏡用ガイドチューブの外周面の曲率を低くすることにより、上記経鼻内視鏡用ガイドチューブの外周面と鼻腔粘膜等、受検者側との接触面積を拡大できる。そして、この接触面積を拡大できれば、上記経鼻内視鏡用ガイドチューブから受検者に作用するおそれがある力を分散して伝達させることができ、受検者が痛みを感じるおそれを抑制し得るようになる。
この場合には、上記経鼻内視鏡用ガイドチューブに対して上記経鼻内視鏡を挿通させるに当たり、上記第1の発明と同様、挿通抵抗を低減させることができる。
この場合には、上記経鼻内視鏡用ガイドチューブの外周面の曲率を低くでき、鼻腔粘膜等、受検者側に作用する力を分散させることができる。
一方、上記リブ部の配置間隔が60度を超えると、周方向における上記リブ部の配置間隔が広くなり、それ故、上記経鼻内視鏡の外径によっては、上記リブ部と接触することなく上記薄壁部のみと接触するおそれが生じてくる。そうすると、上記経鼻内視鏡から上記経鼻内視鏡用ガイドチューブに作用する力を分散して受検者側に伝達できるという作用効果が十分でなくなるおそれが生じる。
この場合には、受検者に上記把持片を噛ませておくことで、上記経鼻内視鏡用ガイドチューブの挿入位置を確実性高く保持できる。例えば、上記経鼻内視鏡の操作や、上記経鼻内視鏡に内挿した治療器具の操作等に応じた上記経鼻内視鏡用ガイドチューブが鼻孔内の横方向あるいは奥行き方向の変位により、鼻中隔軟骨や鼻腔粘膜等に過大な押圧力が作用するおそれを未然に防止することができる。さらに、例えば、上記経鼻内視鏡用ガイドチューブの挿入位置を保持すれば、上記経鼻内視鏡の挿入に応じて上記経鼻内視鏡用ガイドチューブが挿入方向に従動するおそれを未然に抑制できる。
本例は、経鼻内視鏡3の挿入を補助するための経鼻内視鏡用ガイドチューブ1に関する例である。この内容について、図1〜図8を用いて説明する。
本例の経鼻内視鏡用ガイドチューブ1は、図1〜図3に示すごとく、経鼻内視鏡3の挿入を補助するための管状のものである。
この経鼻内視鏡用ガイドチューブ1は、長手方向に略均一の断面形状を有してなる。そして、この断面形状が、複数のリブ部11と内側に折り畳み可能に構成した薄壁部12とよりなる。この薄壁部12は、リブ部11よりも薄肉であって、かつ、周方向に隣り合って位置する2箇所のリブ部11を連結するように構成した部分である。
図1に示すごとく薄壁部12を内側に折り畳んだ縮径状態の経鼻内視鏡用ガイドチューブ1は、経鼻内視鏡3の挿入に応じて内側に折り畳んだ薄壁部12を展開することにより図2に示すごとく拡径可能である。
以下に、この内容について詳しく説明する。
また、上記挿入位置保持ブロック13の材質としては、本例のポリプロピレンのほか、ポリエチレン、ポリウレタン、ポリスチレン、ABS樹脂等、様々な材質を採用することができる。
また、本例では、薄壁部12を内側に折り畳むことで縮径状態を形成しているが、これに代えて、図8に示すごとく、薄壁部12を外側に折り返すことで縮径状態を実現することも可能である。
11 リブ部
12 薄壁部
13 挿入位置保持ブロック
131 把持片
132 マウスパッド部
3 経鼻内視鏡
31 挿入部
313 先端部
5 受検者
50 鼻孔
51 鼻腔粘膜
61 成形型
62 絞り加工型
Claims (6)
- 経鼻内視鏡の挿入を補助するための管状の経鼻内視鏡用ガイドチューブであって、
長手方向に略均一な断面形状を有してなり、当該断面形状が、内側に凸状を呈する複数のリブ部と、該リブ部よりも薄肉であって、かつ、周方向に隣り合って位置する2箇所の上記リブ部を連結するように構成した薄壁部とよりなることを特徴とする経鼻内視鏡用ガイドチューブ。 - 請求項1において、上記断面形状は、略円形の外形状を呈するものであることを特徴とする経鼻内視鏡用ガイドチューブ。
- 経鼻内視鏡の挿入を補助するための管状の経鼻内視鏡用ガイドチューブであって、
長手方向に略均一の断面形状を有してなり、当該断面形状が、複数のリブ部と、該リブ部よりも薄肉であって、かつ、周方向に隣り合って位置する2箇所の上記リブ部を連結すると共に内側に折り畳み可能に構成した薄壁部とよりなり、
当該薄壁部を内側に折り畳んだ縮径状態の上記断面形状が、上記経鼻内視鏡の挿入に応じて内側に折り畳んだ上記薄壁部を展開することにより拡径し得るように構成してあることを特徴とする経鼻内視鏡用ガイドチューブ。 - 請求項3において、拡径状態において内側に凸状をなすように上記リブ部を形成してあることを特徴とする経鼻内視鏡用ガイドチューブ。
- 請求項4において、拡径状態において、略円形状の断面外形状を呈するように構成したことを特徴とする経鼻内視鏡用ガイドチューブ。
- 請求項1〜5のいずれか1項において、受検者が上下の歯で把持可能に構成した把持片を含む挿入位置保持ブロックを固定してなることを特徴とする経鼻内視鏡用ガイドチューブ。
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