JP5520594B2 - エアアウトレット - Google Patents

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Description

本発明は自動車に装着される空調風供給装置(以下、エアアウトレットという)のケース体のバルブシャッタの構造に関するものである。
一般に、空気吹出口の風向調整装置では、回転軸を中心にバルブをダクト内で回転させて、通気路の開閉を行う構造、例えば、硬質プラスチック(ABS、ポリプロピレン等)の通気路(ダクト、ケーシング)内に傾動させて閉じる構造が知られている。このバルブには、空気の漏れを防ぐため、バルブシャッタの全周囲にシール材を取り付けている。
従来技術としては、車輌のインパネに装着される角形の空調ケース体のバルブシャッタを空調ケース体側方のリンク機構により開閉するようにした車輌空調装置のバルブシャッタ装置において、バルブシャッタ両側に空調ケース体の対向側壁に設けた支持孔に嵌合する短軸を突設させ、バルブシャッタの短軸を含む全外周に連続溝を形成し、該連続溝に無端帯状の伸縮性を有するシール材を嵌合し、シール材の摺接部を外方に張り出させ、該シール材をボス部外側に迂回させ、操作部に連結されたリンク機構により所定角度回動される弾性ピンを外側より上記支持孔に挿し込み、前記短軸溝に嵌合固定した車輌用空調装置のバルブシャッタ装置(例えば、特許文献1参照)が存在している。
実開平3−25320号公報(実用新案登録請求の範囲の欄、考案の詳細な説明の欄、及び図1〜図10を参照)
前記従来技術である特許文献1は、バルブシャッタの軸部分で屈曲方向がリバースの関係になる。これは、エラストマー等の弾性変形が容易に可能な材質の弾性変形を利用して追従させているものであり、操作耐久上の課題がある。すなわち、低弾性の材料(例えば、フェルト等)では、伸びないので、ツッパリやシワの発生の懸念があり、また空気の閉止が十分でなく、閉状態でも吹抜け風が生じる場合があるという問題がある。
上記の課題を解決することができる本発明の第1発明は、請求項1に記載された通りのエアアウトレットであり、次のようなものである。
空調風供給装置から空調風の供給を受け入れる入口と、室内に向かって開口する出口とを有している筒状をなす通気部に、回転軸を中心に回転自在に支持され、閉状態で通気部の内周全周に亘り、閉止する外周部を有する回転バルブを備え、前記外周部は、開時に、回転軸に対して入口側に位置する第一の縁部と出口側に位置する第2の縁部を備え、その回転バルブは、第1の縁部に対応する位置に配置される第1のシール部と、第2の縁部に対応する位置に配置される第2のシール部とを有するシール体が、軸を跨ぐように一体に取り付けられ、シール体の軸を跨ぐ箇所に軸鞍乗部を形成し、軸鞍乗部は第1のシール部と第2のシール部との周縁部側に切り欠きを有し、該シール体の、通気部内面に面する周縁部に切り欠きが形成され、閉状態で通気部内面に沿って押圧される構成である。
上記の課題を解決することができる本発明の第2発明は、請求項2に記載された通りのエアアウトレットであり、次のようなものである。
請求項1に記載の発明に加えて、前記シール体は、フェルト材よりなる構成である。
本発明に係るエアアウトレットは、上記説明のような構成を有するので、以下に記載する効果を奏する。
(1)バルブシールの軸部に切り欠きを入れることで、ダクトの形状に追従し、ダクトとの隙間を無くすことができる。
(2)バルブシールの軸部に切り欠きを入れることで、バルブシール自体でラップ構造となるため、シール自体のシワ、隙間がなくなる。
(3)ダクトとの隙間がなくなることで、風漏れの発生を防止することができる。
本発明のエアアウトレットの全体を示す(a)はA−A線断面図、(b)は概略斜視図である。 本発明のエアアウトレットの特徴であるバルブシールの構造を示す説明図である。 本発明のエアアウトレットのバルブシールの他の実施例を示す要部拡大斜視図である。
空調風供給装置から空調風の供給を受け入れる入口と、室内に向かって開口する出口とを有している筒状をなす通気部に、回転軸を中心に回転自在に支持され、閉状態で通気部の内周全周に亘り、閉止する外周部を有する回転バルブを備え、前記外周部は、開時に、回転軸に対して入口側に位置する第一の縁部と出口側に位置する第2の縁部を備え、その回転バルブは、第1の縁部に対応する位置に配置される第1のシール部と、第2の縁部に対応する位置に配置される第2のシール部とを有するシール体が、軸を跨ぐように一体に取り付けられ、シール体の軸を跨ぐ箇所に軸鞍乗部を形成し、軸鞍乗部は第1のシール部と第2のシール部との周縁部側に切り欠きを有し、該シール体の、通気部内面に面する周縁部に切り欠きが形成され、閉状態で通気部内面に沿って押圧されるエアアウトレットである。
以下、本発明の一実施例を添付図面で詳細に説明する。
図1は、本発明のエアアウトレット1の全体を示す(a)は、図1(b)におけるA−A線断面図、(b)は概略斜視図である。
本実施例では、バルブシール2の材質はフェルトを採用し、プレス型の打抜きで成形している。本発明のエアアウトレット1の回転バルブ4は、バルブシール2と回転バルブ4の2部材で構成され、エアアウトレット1のダクト6及びバルブノブ7と連結されている。
すなちわ、このバルブノブ7を作動すると、回転バルブ4がダクト6内で回転作動(傾動)し、ダクト6内の開閉を行う。
ダクト6内の開閉を行う回転バルブ4は、バルブノブ7を操作することによって、ダクト6とバルブシール2が押圧されるように設定されており、ダクト6内の回転バルブ4より外方に空調風が流れないようにしている。
本実施例のバルブシール2は、回転バルブ4に設けられた溝5に差し込まれて固定されるものである。このバルブシール2には、回転バルブ4の軸部8付近の円弧凸端末に切り欠き3が設けられている(図2参照)ため、回転バルブ4の軸部8周縁のバルブシール2はフレキシブルな状態にある。
そのため、回転バルブ4が傾動してダクト6を押圧する際に、エアアウトレット1の空調風の供給を受ける入口に対応する第1バルブシール部9と室内に向かって開口する出口に対応する第2バルブシール部10が互いに離反する方向に屈曲して押圧されたとしても、バルブシール2は、回転バルブ4の周縁に追従し、ダクト6と回転バルブ4との隙間を完全に塞ぐことができる。
次に、図3は、本発明のエアアウトレットのバルブシール2の他の実施例を示す要部拡大斜視図であって、バルブシール2の鞍乗部11に回転バルブ4の軸部8に対応する孔部12を形成し、折り返すことによってダクト6と回転バルブ4との隙間を塞ぐとともに、回転バルブ4にバルブシール2を取り付ける際の取り付け案内、及びバルブシール2のズレを防止することができるものである。
なお、バルブシール2に設けた切り欠き3は、回転バルブ4に取り付けた際の、回転バルブ4の溝5から飛び出した部分のみに設ければよいものである。
また、切り欠き3は、回転バルブ4の軸部8の両端の一方(例えば、第1バルブシール9側に2箇所)設けてもよいし、互い違い(軸部8の一端は第1バルブシール9側、他端は第2バルブシール10側)に設けてもよい。
エアアウトレットを備えた全ての車両で利用することができる。
1・・・・エアアウトレット
2・・・・バルブシール
3・・・・切り欠き
4・・・・回転バルブ
5・・・・溝
6・・・・ダクト
7・・・・バルブノブ
8・・・・軸部
9・・・・第1バルブシール部
10・・・・第2バルブシール部
11・・・・鞍乗部
12・・・・孔部

Claims (2)

  1. 空調風供給装置から空調風の供給を受け入れる入口と、室内に向かって開口する出口とを有している筒状をなす通気部に、回転軸を中心に回転自在に支持され、閉状態で通気部の内周全周に亘り、閉止する外周部を有する回転バルブを備え、前記外周部は、開時に、回転軸に対して入口側に位置する第一の縁部と出口側に位置する第2の縁部を備え、その回転バルブは、第1の縁部に対応する位置に配置される第1のシール部と、第2の縁部に対応する位置に配置される第2のシール部とを有するシール体が、軸を跨ぐように一体に取り付けられ、シール体の軸を跨ぐ箇所に軸鞍乗部を形成し、軸鞍乗部は第1のシール部と第2のシール部との周縁部側に切り欠きを有し、該シール体の、通気部内面に面する周縁部に切り欠きが形成され、閉状態で通気部内面に沿って押圧されることを特徴とするエアアウトレット。
  2. 前記シール体は、フェルト材よりなることを特徴とする請求項1に記載のエアアウトレット。
JP2009295849A 2009-12-25 2009-12-25 エアアウトレット Active JP5520594B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2570855Y2 (ja) * 1993-11-04 1998-05-13 和光化成工業株式会社 レジスタのエアダンパ構造
JP3477502B2 (ja) * 1996-09-24 2003-12-10 日本プラスト株式会社 車両用ベンチレータのシャッターバルブ構造

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