JP5519805B2 - デジタル容積型ポンプを有する射出成形システム - Google Patents

デジタル容積型ポンプを有する射出成形システム Download PDF

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Description

本発明は、包括的には、射出成形システムに関する。より具体的には、本発明は、射出成形システムにおける油圧回路に関する。
既知の射出成形システムの幾つかの例として以下、全てHusky Injection Molding Systems社(カナダ国オンタリオ州ボルトン所在)が製造している、(i)HyPET(登録商標)成形システム、(ii)Quadloc(登録商標)成形システム、(iii)Hylectric(登録商標)成形システム、及び(iv)HyMet(登録商標)成形システムがある。これらの射出成形システムは当業者に既知である構成部材を含み、これらの既知の構成部材は、本明細書では説明せず、例として以下の参考文献:(i)Osswald/Turng /Gramann著「Injection Molding Handbook」(ISBN:3-446-21669-2;出版社:Hanser)、及び(ii)Rosato and Rosato著「Injection Molding Handbook」(ISBN: 0-412-99381-3;出版社:Chapman & Hill社)に記載されている。射出成形システムは通常、可動プラテン及び往復スクリューを動かす油圧アクチュエーターを含む。油圧動力は通常、1つ又は複数の電気モーターによって駆動されるポンプ(単数又は複数)によって供給される。
Fales他の特許文献1は、流体制御システムがポンプ、タンク及びアクチュエーターを含み得ることを教示している。弁アセンブリがアクチュエーター、タンク及びポンプ間の流体連通を制御するように構成され得る。変圧器を含め、エネルギー回収回路が、弁アセンブリと平行してアクチュエーターに流体結合され得る。
Inoue他の特許文献2は、油圧機器の数を低減でき、エネルギー損失量を低減できるシリンダー駆動システム及びそのエネルギー再生方法を提供することを教示している。このため、このシステムは、i)油圧シリンダーと、ii)該油圧シリンダーのボトム室へ油を供給する又は該ボトム室から油を排出する第1のポートと、油圧シリンダーのヘッド室から油を排出する又は該ヘッド室へ油を供給する第2のポートと、タンクから油を排出する又は該タンクへ油を供給する第3のポートとの3つの吸入/吐出ポートを有し、第1のポートの吸入量は第2のポート及び第3のポートのそれぞれの吐出量の和とし、又は第1のポートの吐出量は第2のポート及び第3のポートのそれぞれの吸入量の和とした油圧ポンプと、iii)油圧ポンプを駆動する駆動源とを備える。
米国特許第6,854,268号 米国特許第6,912,849号
第1の態様によれば、油圧アクチュエーター36、38を動かす油圧回路50、250、350、450を有する射出成形システム20、220、320、420であって、ポンプモーター52と、デジタル容積型ポンプ54、354A、354B、454A、454Bと、を備え、デジタル容積型ポンプは、ポンプモーター52によって作動可能なピストンアセンブリ102A、102B、102C、102Dを有し、ピストンアセンブリは、各ピストンアセンブリの作動とは独立して選択的レート(rate)で個々に開閉するように動作可能である一対の入口及び出口を含み、少なくとも1つの油圧アクチュエーター36、38は、ロッド側64、66及びシリンダー側58、74のそれぞれにおいて複数のピストンアセンブリの第1のサブセット102B、102D及び複数のピストンアセンブリの第2のサブセット102A、102Cのそれぞれに動作可能に連結されている、射出成形システムが提供される。
ここで、添付の図面を参照しながら実施形態を説明する。
射出成形システム及び、従って油圧回路の概略図である。 図1の射出成形システム及び油圧回路用のデジタル容積型ポンプの断面図である。 射出サイクル全体を通した、図1の射出成形システム及び油圧回路を動作させる方法のフローチャートである。 別の実施形態による射出成形システム及び油圧回路の概略図である。 射出サイクル全体を通した、図4の射出成形システム及び油圧回路を動作させる方法のフローチャートである。 別の実施形態による射出成形システム及び油圧回路の概略図である。 射出サイクル全体を通した、図6の射出成形システム及び油圧回路を動作させる方法のフローチャートである。 別の実施形態による射出成形システム及び油圧回路の概略図である。 射出サイクル全体を通した、図8の射出成形システム及び油圧回路を動作させる方法のフローチャートである。 図8の射出成形システム及び油圧回路用のデジタル容積型ポンプの断面図である。
ここで図1を参照すると、一実施形態が全体的に20で示されている。射出成形システム20は押出機ユニット22及び型締めユニット24を含み、これらのユニットはそれぞれ少なくとも1つの油圧アクチュエーター36、38を有し、協働して成形品を製造するように動作可能である。
押出機ユニット22は、バレル28に取り付けられているホッパー26を含む。往復スクリュー30がバレル28内に配置されている。ホッパー26は、押出機ユニット22に成形可能な材料のペレットを送達するように押出機ユニット22の供給スロートに連結されている。押出機ユニット22は、(i)ペレットを加工して射出可能な成形材料にするように、かつ(ii)射出可能な材料を型締めユニット24に射出するように構成されている。HMI(図示せず)が制御機器に連結されており、このHMIは、射出成形システム20の動作を監視及び制御する際に操作者を手助けするのに用いられる。この図示の実施形態では、往復スクリュー30は電気モーター(図示せず)によって回転し、油圧アクチュエーター(以下、「射出アクチュエーター38」と呼ぶ)によって並進移動する。示すように、射出アクチュエーター38は油圧ピストンを含む。代替的に、押出機ユニット22は並進移動しないスクリューを有する2段射出ユニットとすることができ、また、射出アクチュエーター38によって並進移動するシューティングポットプランジャーとすることができる。
型締めユニット24は、固定プラテン32及び可動プラテン34を含む。固定プラテン32は、金型31の固定金型半体31aを支持するように構成されている。可動プラテン34は、(i)金型31の可動金型半体31bを支持するように、かつ(ii)金型31の金型部分が互いから分離されるか又は合わせて型閉めされることができるよう、固定プラテン32に対して移動するように構成されている。別の油圧アクチュエーター(以下、「金型ストロークアクチュエーター36」と呼ぶ)を用いて固定プラテン32に対して可動プラテン34をストロークさせる。この図示の実施形態では、金型ストロークアクチュエーター36は油圧ピストンである。任意選択的に、型閉め時、金型ストロークアクチュエーター36は、金型半体31a及び31b間の接触を達成する直前に減速して衝撃を減らし、金型31の寿命を保持する。
金型ストロークアクチュエーター36及び射出アクチュエーター38の原動力は、油圧回路50によって供給される。油圧回路50はポンプモーター52を含む。ポンプモーター52の実装は特に限定されず、一方向構成及び双方向構成の双方のACモーター及びDCモーターの双方を含むことができる。本実施形態では、ポンプモーター52は成形サイクル(以下で更に詳細に記載される)全体を通して一定速度で動作する。ポンプモーター52は、少なくとも1つのデジタル容積型ポンプ(本明細書では「デジタル容積型ポンプ54」)を駆動するように動作可能に連結されている。示すように、デジタル容積型ポンプ54は3つのポート、すなわち第1のポート(以下「ポートA」)、第2のポート(以下「ポートB」)及び第3のポート(以下「ポートT」)を含む。当業者に既知のように、デジタル容積型ポンプは概して、選択的に制御される弁、典型的にはソレノイド弁を各シリンダーの出力側に有する、油圧ピストンポンプとして規定される。デジタル容積型ポンプ54は以下で更に詳細に説明する。
油圧回路50は、デジタル容積型ポンプ54のポートAを金型ストロークアクチュエーター36のシリンダー側58に連結する管路56を更に含む。デジタル容積型ポンプ54と金型ストロークアクチュエーター36との間の管路56沿いに、弁60がある。この図示の実施形態では、弁60は、デジタル容積型ポンプ54と金型ストロークアクチュエーター36との間の管路56の連通を開閉する開位置及び閉位置間で移動する、2ポート2位置弁である。
油圧回路50は、デジタル容積型ポンプ54のポートBを金型ストロークアクチュエーター36のロッド側64に、かつ射出アクチュエーター38のロッド側66又はシリンダー側74のいずれかの双方に連結する管路62を更に含む。デジタル容積型ポンプ54と金型ストロークアクチュエーター36との間の管路62の第1の枝路沿いに、弁68がある。この図示の実施形態では、弁68は、デジタル容積型ポンプ54と金型ストロークアクチュエーター36との間の管路62の連通を開閉する開位置及び閉位置間で移動する2ポート2位置弁である。
デジタル容積型ポンプ54と射出アクチュエーター38との間の管路62の第2の枝路沿いに、弁70がある。この図示の実施形態では、弁70は、デジタル容積型ポンプ54、射出アクチュエーター38のロッド側66及びシリンダー側74間の管路62の連通を開閉するように開位置、閉位置及び交差位置間で移動する4ポート3位置弁である。油圧回路50は、弁70が交差位置又は開位置にある場合に、それぞれロッド側66又はシリンダー側74のいずれかから油圧油を油圧タンク78に排出することができるように弁70から油圧タンク78につながっている管路76を更に含む。簡潔にするため、パイロット管路、ゲージ等が油圧回路50の図からは省かれている。
ここで図2を参照すると、デジタル容積型ポンプ54が、油圧回路50用に構成されているものとして更に詳細に記載されている。デジタル容積型ポンプ54は環状本体100を含む。環状本体100に沿って、複数のピストンアセンブリ102が半径方向に分散している。4つのピストンアセンブリ102、すなわち第1のピストンアセンブリ102A、第2のピストンアセンブリ102B、第3のピストンアセンブリ102C及び第4のピストンアセンブリ102Dが示されている。この図示の実施形態は半径方向に整列したピストンアセンブリ102を示しているが、軸方向に整列したピストンアセンブリの使用も考えられる。各ピストンアセンブリ102(102A、102B等)は、チャンバー104(104A、104B等)及びその内部に摺動可能に位置付けられているピストン106(106A、106B等)を含んでいるため、ピストン106の並進移動が各自のチャンバー104の容積を調整する(吸入動作及び吐出動作を行う)。各ピストンアセンブリ102は、チャンバー104から油圧油の取込及び放出用の一対の入口及び出口を更に含む。油圧タンク78と選択的に連通する第1の入口及び出口108(108A、108B等)が設けられている。それぞれのチャンバー104と油圧タンク78との間に選択的な連通を与えるようにソレノイド110(110A、110B等)が各自の第1の入口及び出口108を開閉する。各チャンバー104は、(油圧回路50の管路56につながっている)ポートA又は(油圧回路50の管路62につながっている)ポートBのいずれかと選択的に連通する第2の入口及び出口112(112A、112B等)を更に含む。ソレノイド114(114A、114B等)が各自の第2の入口及び出口112を開閉する。ピストン106が作動している間、ソレノイド110及び114を選択的に開閉することによって、油圧油をポンピングして第1の入口及び出口108又は第2の入口及び出口112のいずれかから出すことができる。さらに、ソレノイド110及び114を開閉する持続時間を選択的に変えることができるため、ポンプモーター52の一定のモーター速度を維持しつつも油圧油を選択的レートで各チャンバー104から受け取るか又は吐出することができる(すなわち、各ピストンアセンブリ102が異なる量の油圧油を排出することができる)。加えて、ソレノイド110及び114を開閉するタイミングを調整することによって、各チャンバー104内に収容されている油圧油を圧力により「予圧」することができる。
デジタル容積型ポンプ54は、ポートAにつながっているピストンアセンブリ102の第1のサブセット、及びポートBにつながっているピストンアセンブリの第2のサブセットを含む。第1のピストンアセンブリ102A側では、第2の入口及び出口112AがポートAにつながっており、第2のピストンアセンブリ102B側では、第2の入口及び出口112BがポートBにつながっている。第3のピストンアセンブリ102C側では、第2の入口及び出口112Cが分岐しており、ポートA及び弁116の双方につながっている。この図示の実施形態では、弁116は、開位置及び閉位置を有する2ポート2方向弁である。第4のピストンアセンブリ102D側では、第2の入口及び出口112Dもまた分岐しており、ポートB及び弁116の他方のポートの双方につながっている。したがって、弁116が開位置にある場合に、チャンバー104C及び104Dが互いに連通する。同様の接続(図示せず)を、ピストンアセンブリ102Aとピストンアセンブリ102Bとの間に作り出すことができる。
ピストン106のそれぞれの移動は、ポンプモーター52の出力シャフトに接続されている軌道カム118の回転によって行われるため、各ピストン106が順次に並進移動する。チャンバー104内の油圧油は潤滑を行う。
通常のポンピング動作時、チャンバー104からピストン106が後退する間、各ピストンアセンブリ102(102A、102B等)について、各自の第1の入口及び出口108が開かれており、各自の第2の入口及び出口112が閉じられており、それによってチャンバー104が油圧油で満たされる。チャンバー104へピストン106が挿入される間、各自の第2の入口及び出口112が開かれており、各自の第1の入口及び出口108が閉じられており、それによってチャンバー104から油圧油が第2の入口及び出口112へ放出される。アイドルモードにある(すなわち、油圧回路50に取り付けられている油圧アクチュエーターのいずれにもデジタル容積型ポンプ54が油圧動力を供給しないように弁60、68及び70がそれらの閉位置にある)間、ポンプモーター52は一定速度で動作し続け、それぞれの出口112は、ピストンアセンブリ102に放出及び取込む場合に選択的に開かれる。したがって、油圧油は、チャンバー104Cから放出されると、チャンバー104Dに経路付けられることで、機械的ポンピングエネルギーの一部を回収する。代替的に、油圧油を油圧タンク78に戻すことができる。この場合、チャンバー104へピストン106が挿入されている間、各自の第2の入口及び出口112は閉じたままであり、入口108は油圧油が油圧タンク78に戻るように開かれる。少なくとも1つのデジタル容積型ポンプ54、354A、354B、454A、454Bは、油圧油を油圧タンク78に戻さずに、油圧油を複数のピストンアセンブリ102A、102B、102C、102Dのうち一のサブセットから複数のピストンアセンブリの第2のサブセット102A、102Cに直接ポンピングすることによって、アイドルモードで動作するように動作可能であることを理解されたい。
ここで(図1及び図2の参照を続けながら)図3を参照すると、成形シーケンス時の油圧回路50における油圧油の流れを制御する方法がステップ200から始まって記載されている。方法全体を通して、ポンプモーター52は固定速度で動作する。ステップ200において、型閉めが開始する。型閉め作業を行うために(すなわち、金型半体31aと31bとを合わせるために)、弁60がその開位置にある。ポンピングサイクル時、可動プラテン34を固定プラテン32へ向けて移動させるように動かすために、ソレノイド114A及び114Cはそれらの吐出行程の間、デジタル容積型ポンプ54からの流れがポートAから出て金型ストロークアクチュエーター36のシリンダー側58に方向付けられるように開かれている。弁68もまたその開位置にある。各吸入行程の間、ソレノイド114B及び114Dは、管路62に沿って戻るとともにポートBを通してデジタル容積型ポンプ54内に受け取られる油圧油を受け取ることで機械的ポンピングエネルギーの一部を回収するように開かれている。性能を改善させるとともに所要の油圧油量を最小限に抑えるのに再生回路が望まれる場合、デジタル容積型ポンプ54が、ポートBを通して受け取られている油圧油を、(選択的に開位置に移動される)弁116を介してポートAを通して戻すように方向付けることができる。代替的に、ポートBを通して受け取られている油圧油を、濾過、冷却又は他の流体処理のために油圧タンク78に戻すことができる。型閉め作業時、弁70は射出アクチュエーター38が移動しないように閉位置にある。
型閉め作業が完了すると、方法は、射出を開始するステップ202に進む。射出の直前又は直後に、可動プラテン34を、回転クランプ、トグルクランプ等(図示せず)を用いて固定プラテン32に対して適所にロックする。まず、弁60及び68を双方とも閉位置に移動させる。デジタル容積型ポンプ54のポートBが射出アクチュエーター38のシリンダー側74と連通するとともに、射出アクチュエーター38のロッド側66が油圧タンク78と連通するように弁70をその交差位置に移動させる。射出アクチュエーター38が往復スクリュー30を並進移動させてプラスチック樹脂を金型31に射出する。金型31を樹脂で実質的に充填した後も、往復スクリュー30は引き続き圧力を印加することができる。射出アクチュエーター38がその時点の位置にロックされるように、弁70をその閉位置に移動させる。
溶融物射出が完了すると、方法は、回収が始まる(すなわち、往復スクリュー30が後退し、次の射出サイクルのために新たな樹脂を準備し始める)ステップ204に進む。回収時に往復スクリュー30を後退させるために、射出アクチュエーター38のシリンダー側74が油圧タンク78に排出するとともにデジタル容積型ポンプ54のポートBが油圧油を射出アクチュエーター38のロッド側66に供給するように、弁70がその開位置に移動する。往復スクリュー30が完全に後退すると、弁70がその閉位置に戻る。
方法は、成形品が十分に冷却された後で金型半体31a、31bを型開きするステップ206に進む。可動プラテン34を固定プラテン32から離すように動かすために、弁60及び68を双方ともそれらの開位置に移動させ、デジタル容積型ポンプ54からの流れを金型ストロークアクチュエーター36のロッド側64に方向付ける。デジタル容積型ポンプ54のポンピングサイクル時、ソレノイド114B及び114Dはそれらの吐出行程の間、デジタル容積型ポンプ54からの流れがデジタル容積型ポンプ54のポートBを通して金型ストロークアクチュエーター36のロッド側64に方向付けられるように開かれている。各吸入行程の間、ソレノイド114A及び114Cは管路56に沿って油圧油を受け取るように開かれている。したがって、金型ストロークアクチュエーター36のシリンダー側58からの油圧油をデジタル容積型ポンプ54に戻すように方向付けることで、機械的ポンピングエネルギーの一部を回収する。性能を改善させるとともに所要の油圧油量を最小限に抑えるのに再生回路が望まれる場合、上述のように、デジタル容積型ポンプ54が、ポートAを通して受け取られている油圧油を、弁(複数の場合もあり)116を選択的に開くことによって、ポートBを通して戻すように方向付けることができる。代替的に、ポートAを通して受け取られている油圧油を、濾過、冷却又は他の流体処理のために油圧タンク78に戻すことができる。型開き作業時、弁70は射出アクチュエーター38が移動しないように閉位置にある。
可動プラテン34が完全に後退すると、方法は、成形品が金型31から取り出されるのを待つアイドルモードでデジタル容積型ポンプ54が動作するステップ208に進む。成形品が取り出されると、射出成形システム20は別の射出サイクルの準備完了状態となり、方法はステップ200に戻る。
ステップ200〜208で全体的に記載されている方法は順次的であるように示されているが、当業者には、用途によってステップの一部重複が生じることが理解されるであろう。例えば、金型31への溶融物射出(ステップ200)を場合によっては金型半体31a、31bを完全に型閉めする(ステップ202)前に開始することができる。代替的に、回収段階(ステップ204)が型開き段階(ステップ206)と重複することができる。
ここで図4を参照すると、射出成形機の代替的な実施形態が全体的に220で示されている。射出成形システム220は、押出機ユニット22及び型締めユニット24を含め、射出成形システム20と同様の構成部材を含む。押出機ユニット22は依然として、射出アクチュエーター38によって並進移動する往復スクリュー30を含む。型締めユニット24は依然として、金型ストロークアクチュエーター36を含む。しかしながら、アクチュエーターを動かすのに用いる油圧回路(概して油圧回路250と呼ぶ)は、前述した油圧回路とは異なって構成されている。前述の実施形態の場合のように、油圧動力は、ポンプモーター52によって動作可能に駆動されるデジタル容積型ポンプ54によって供給される。
油圧回路250では、デジタル容積型ポンプ54のポートAは、管路256の枝路によって、金型ストロークアクチュエーター36のシリンダー側58及び射出アクチュエーター38のロッド側66の双方に接続されている。デジタル容積型ポンプ54のポートAと金型ストロークアクチュエーター36との間の管路256の枝路沿いに、弁260がある。この図示の実施形態では、弁260は、デジタル容積型ポンプ54と金型ストロークアクチュエーター36との間の管路256の連通を開閉するように開位置及び閉位置間で移動する2ポート2位置弁である。弁270が、デジタル容積型ポンプ54と射出アクチュエーター38との間の管路256沿いに配置されている。この図示の実施形態では、弁270は、デジタル容積型ポンプ54と射出アクチュエーター38との間の管路256の連通を開閉するように開位置及び閉位置間で移動する別の2ポート2位置弁である。
油圧回路250では、デジタル容積型ポンプ54のポートBは、管路262によって、金型ストロークアクチュエーター36のロッド側64及び射出アクチュエーター38のシリンダー側74の双方に接続されている。デジタル容積型ポンプ54と金型ストロークアクチュエーター36との間の管路262の枝路沿いに、弁268がある。この図示の実施形態では、弁268は、デジタル容積型ポンプ54と金型ストロークアクチュエーター36との間の管路262の連通を開閉するように開位置及び閉位置間で移動する2ポート2位置弁である。弁280が、デジタル容積型ポンプ54と射出アクチュエーター38との間の管路262の枝管沿いに配置されている。この図示の実施形態では、弁280は、デジタル容積型ポンプ54と射出アクチュエーター38との間の管路262の連通を開閉するように開位置及び閉位置間で移動する2ポート2位置弁を含む。
上記で概説したように、デジタル容積型ポンプ54のポートTは油圧タンク78に接続されている。
油圧回路250を動作させる方法は、以下を除き、図3を参照して上記で概説した方法と同様である。管路256がデジタル容積型ポンプ54のポートAを金型ストロークアクチュエーター36のシリンダー側58及び射出アクチュエーター38のロッド側66の双方に接続しているとともに、管路262がポートBを金型ストロークアクチュエーター36のロッド側64及び射出アクチュエーター38のシリンダー側74の双方に接続しているため、油圧油の再生の更なる可能性が提示される。
ここで(図4及び図2を再び参照しながら)図5を参照すると、成形シーケンス時の油圧回路250における油圧油の流れを制御する方法が、ステップ300から始めて記載されている。ステップ300では、型閉めを開始する。型閉め作業を行うために(すなわち、金型半体31aと31bとを合わせるために)、弁260はその開位置にある。ポンピングサイクル時、可動プラテン34を固定プラテン32へ向けて移動させるように動かすために、ソレノイド114A及び114Cはそれらの吐出行程の間、デジタル容積型ポンプ54のポートAからの流れが金型ストロークアクチュエーター36のシリンダー側58に方向付けられるように開かれている。弁268もまたその開位置にある。金型ストロークアクチュエーター36のロッド側64からの油圧油を、ポートBを通してデジタル容積型ポンプ54に戻すように方向付ける。各吸引行程の間、ソレノイド114B及び114Dは、管路262に沿って油圧油を受け取ることで機械的ポンピングエネルギーの一部を回収するように開かれている。性能を改善させるとともに所要の油圧油量を最小限に抑えるために再生回路が望まれる場合、上述のように、デジタル容積型ポンプ54が、ポートBを通して受け取られている油圧油をポートAを通して弁116を介して戻すように方向付けることができる。代替的に、ポートBを通して受け取られている油圧油を、濾過、冷却又は他の流体処理のためにポートTを介して油圧タンク78に戻すことができる。型閉め時、弁270及び280は、射出アクチュエーター38が移動しないように閉位置にある。
型閉め作業が完了すると、方法はステップ302に進む。可動プラテン34を、回転クランプ、トグルクランプ等(図示せず)を用いて固定プラテン32に対して適所にロックする。金型半体31a、31bへの溶融物射出は概して、両プラテンがロックされた直後(又はそのほんの少し前)に開始する。弁260及び268を双方ともそれらの閉位置に移動させる。デジタル容積型ポンプ54のポートBが射出アクチュエーター38のシリンダー側74と連通するとともに、射出アクチュエーター38のロッド側66がデジタル容積型ポンプ54のポートAと連通することで機械的ポンピングエネルギーの一部を回収するように、弁270及び280がそれらの開位置に移動する。性能を改善させるとともに所要の油圧油量を最小限に抑えるのに再生回路が望まれる場合、上述のように、デジタル容積型ポンプ54が、ポートAを通して受け取られている油圧油を、弁116を介してポートBを通して戻すように方向付けることができる。代替的に、ポートAを通して受け取られている油圧油を、濾過、冷却又は他の流体処理のためにポートTを介して油圧タンク78に戻すことができる。射出アクチュエーター38は往復スクリュー30を並進移動させて、プラスチック樹脂を金型半体31a、31bに射出する。金型半体31a、31bが樹脂で完全に充填された後も、往復スクリュー30は引き続き圧力を印加することができる。次いで、射出アクチュエーター38が適所にロックされるように、弁270及び280がそれらの閉位置に移動する。
溶融物射出が完了すると、方法は、回収が始まる(すなわち、往復スクリュー30が後退し、次の射出サイクルのために新たな樹脂を準備し始める)ステップ304に進む。回収時に往復スクリュー30を後退させるために、デジタル容積型ポンプ54のポートAが油圧油を射出アクチュエーター38のロッド側66に供給するとともに、射出アクチュエーター38のシリンダー側74がデジタル容積型ポンプ54のポートBに排出することで機械的ポンピングエネルギーの一部を回収するように、弁270及び280がそれらの開位置に移動する。ステップ304の場合のように、ポートA及びB間で油圧油の再生が可能である。往復スクリュー30が完全に後退すると、弁270がその閉位置に戻る。
金型半体31a、31b内で形成された成形品が十分に冷却されると、方法は、金型半体31a、31bを型開きするステップ306に進む。可動プラテン34を固定プラテン32から離すように動かすために、弁260及び268を双方ともそれらの開位置に移動させ、デジタル容積型ポンプ54からの流れを金型ストロークアクチュエーター36のロッド側64に方向付ける。ポンピングサイクル時、ソレノイド114B及び114Dはそれらの吐出行程の間、デジタル容積型ポンプ54からの流れが金型ストロークアクチュエーター36のロッド側64に方向付けられるように開かれている。各吸引行程の間、ソレノイド114A及び114Cは、管路256に沿って油圧油を受け取るように開かれている。したがって、金型ストロークアクチュエーター36のシリンダー側58からの油圧油をデジタル容積型ポンプ54に戻すように方向付けることで、機械的ポンピングエネルギーの一部を回収する。性能を改善させるとともに所要の油圧油量を最小限に抑えるのに再生回路が望まれる場合、上述のように、デジタル容積型ポンプ54が、ポートAを通して受け取られている油圧油を、ポートBを通して戻すように方向付けることができる。代替的に、ポートAを通して受け取られている油圧油を、濾過、冷却又は他の流体処理のためにポートTを介して油圧タンク78に戻すことができる。型開き時、射出アクチュエーター38が移動しないように弁270及び280はそれらの閉位置にある。
可動プラテン34が完全に後退すると、方法は、成形品を金型31から取り出すステップ308に進む。成形品が取り出されると、射出成形システム20は別の射出サイクルの準備完了状態にあり、方法はステップ300に戻る。
ステップ300〜308で全体的に記載されている方法は、順次的であるように示されているが、当業者には用途によってステップの一部重複が生じることが理解されるであろう。例えば、金型半体31a、31bへの溶融物射出(ステップ300)を場合によっては金型半体31a、31bを完全に型閉めする(ステップ302)前に開始することができる。代替的に、回収段階(ステップ304)が型開き段階(ステップ306)と重複することができる。
ここで図6を参照すると、射出成形機の代替的な実施形態が全体的に320で示されている。射出成形システム320は、押出機ユニット22及び型締めユニット24を含め、射出成形システム20と同様の構成部材を含む。押出機ユニット22は依然として、射出アクチュエーター38によって並進移動する往復スクリュー30を含む。型締めユニット24は依然として、金型ストロークアクチュエーター36を含む。しかしながら、アクチュエーターを動かすのに用いられる油圧回路(概して油圧回路350と呼ぶ)は、前述した油圧回路とは異なって構成されている。この図示の実施形態では、ポンプモーター52は複数のデジタル容積型ポンプを駆動するように動作可能に接続されており、示すように、第1のデジタル容積型ポンプ354A及び第2のデジタル容積型ポンプ354Bを駆動する。第1のデジタル容積型ポンプ354Aは金型ストロークアクチュエーター36を駆動するように動作可能に接続されており、第2のデジタル容積型ポンプ354Bは、射出アクチュエーター38を駆動するように動作可能に接続されている。
油圧回路350は、第1のデジタル容積型ポンプ354AのポートAを金型ストロークアクチュエーター36のシリンダー側58に連結する管路356Aを更に含む。油圧回路350は、第1のデジタル容積型ポンプ354AのポートBを金型ストロークアクチュエーター36のロッド側64に連結する管路362Aを更に含む。第1のデジタル容積型ポンプ354Aと金型ストロークアクチュエーター36との間の管路356A又は管路362A沿いのいずれにも、弁は位置付けられていない。代わりに、第1のデジタル容積型ポンプ354Aの複数の(デジタル容積型ポンプ54を参照しながら上述した)ピストンアセンブリが弁として働き、管路356A及び362Bに沿う流体連通を選択的に開閉する。
油圧回路350は、第2のデジタル容積型ポンプ354BのポートAを射出アクチュエーター38のロッド側66に連結する管路356Aも含む。油圧回路350は、第2のデジタル容積型ポンプ354BのポートBを射出アクチュエーター38のシリンダー側74に連結する管路362Bを更に含む。第2のデジタル容積型ポンプ354Bと射出アクチュエーター38との間の管路356B又は管路362B沿いのいずれにも、弁は位置付けられていない。代わりに、第2のデジタル容積型ポンプ354Bの複数の(上述した)ピストンアセンブリが弁として働き、管路356B及び362Bに沿う流体連通を選択的に開閉する。
油圧回路350を動作させる方法は、以下を除き、図3を参照して上記で概説されている方法と同様である。ここで(図2及び図4を再び参照しながら)図7を参照すると、成形シーケンス時の油圧回路350における油圧油の流れを制御する方法が、ステップ400から始まって記載されている。
ステップ400において、型閉めを開始する。型閉め作業を行うために(すなわち、金型半体31aと31bとを合わせるために)、第1のデジタル容積型ポンプ354Aを係合させる。ポンピングサイクル時、可動プラテン34を固定プラテン32に向けて移動させるように動かすために、ソレノイド114A及び114Cはそれらの吐出行程の間、第1のデジタル容積型ポンプ354AのポートAからの流れが金型ストロークアクチュエーター36のシリンダー側58に方向付けられるように開かれている。金型ストロークアクチュエーター36のロッド側64からの油圧油を、ポートBを通して第1のデジタル容積型ポンプ354Aに戻すように方向付ける。各吸引行程の間、ソレノイド114B及び114Dは、管路262Aに沿って油圧油を受け取ることで機械的ポンピングエネルギーの一部を回収するように開かれている。性能を改善させるとともに所要の油圧油量を最小限に抑えるのに再生回路が望まれる場合、上述のように、第1のデジタル容積型ポンプ354Aが、ポートBを通して受け取られている油圧油を、ポートAを通して弁116を介して戻すように方向付けることができる。代替的に、ポートBを通して受け取られている油圧油を、濾過、冷却又は他の流体処理のためにポートTを介して油圧タンク78に戻すことができる。型閉め時、第2のデジタル容積型ポンプ354Bは、射出アクチュエーター38が移動しないように休止状態にある。
型閉め作業が完了すると、方法はステップ402に進む。可動プラテン34を、回転クランプ、トグルクランプ等(図示せず)を用いて固定プラテン32に対して適所にロックする。金型半体31a、31bへの溶融物射出は概して、両プラテンがロックされた直後(又はそのほんの少し前)に開始する。第1のデジタル容積型ポンプ354Aを係合解除する。第2のデジタル容積型ポンプ354BのポートBから奔出する流体が射出アクチュエーター38のシリンダー側74によって受け取られるとともに、射出アクチュエーター38のロッド側66から奔出する流体が第2のデジタル容積型ポンプ354BのポートAを通して受け取られることで機械的ポンピングエネルギーの一部を回収するように、第2のデジタル容積型ポンプ354Bを係合させる。性能を改善させるとともに所要の油圧油量を最小限に抑えるのに再生回路が望まれる場合、上述のように、第2のデジタル容積型ポンプ354Bが、ポートAを通して受け取られている油圧油を、ポートBを通して弁116を介して戻すように方向付けることができる。代替的に、ポートAを通して受け取られている油圧油を、濾過、冷却又は他の流体処理のためにポートTを介して油圧タンク78に戻すことができる。射出アクチュエーター38は往復スクリュー30を並進移動させて、プラスチック樹脂を金型半体31a、31bに射出する。金型半体31a、31bが樹脂で完全に充填された後も、往復スクリュー30は引き続き圧力を印加することができる。第2のデジタル容積型ポンプ354Bを、射出アクチュエーター38が適所にロックされるように係合解除させる。
溶融物射出が完了すると、方法は、回収が始まる(すなわち、往復スクリュー30が後退し、次の射出サイクルのために新たな樹脂を準備し始める)ステップ304に進む。回収時に往復スクリュー30を後退させるために、第2のデジタル容積型ポンプ354BのポートAが油圧油を射出アクチュエーター38のロッド側66に供給するとともに、射出アクチュエーター38のシリンダー側74が第2のデジタル容積型ポンプ354BのポートBに排出することで機械的ポンピングエネルギーの一部を回収する。ステップ304の場合のように、ポートA及びB間で油圧油の再生が可能である。
金型半体31a、31b内で形成された成形品が十分に冷却されると、方法は、金型半体31a、31bを開くステップ406に進む。可動プラテン34を固定プラテン32から離すように動かすために、第1のデジタル容積型ポンプ354Aを、油圧油が金型ストロークアクチュエーター36のロッド側64に方向付けられるように係合させる。ポンピングサイクル時、ソレノイド114B及び114Dはそれらの吐出行程の間、第1のデジタル容積型ポンプ354Aからの流れが金型ストロークアクチュエーター36のロッド側64に方向付けられるように開かれている。各吸引行程の間、ソレノイド114A及び114Cは管路356Aに沿って油圧油を受け取るように開かれている。したがって、金型ストロークアクチュエーター36のシリンダー側58からの油圧油が第1のデジタル容積型ポンプ354Aに戻るように方向付けられる。性能を改善させるとともに所要の油圧油量を最小限に抑えるのに再生回路が望まれる場合、上述のように、第1のデジタル容積型ポンプ354Aが、ポートAを通して受け取られている油圧油を、ポートBを通して戻すように方向付けることができる。代替的に、ポートAを通して受け取られている油圧油を、濾過、冷却又は他の流体処理のためにポートTを介して油圧タンク78に戻すことができる。型開き時、射出アクチュエーター38が移動しないように第2のデジタル容積型ポンプ354Bは係合解除される。
可動プラテン34が完全に後退すると、方法は、成形品を金型31から取り出すステップ408に進む。成形品が取り出されると、射出成形システム20は別の射出サイクルの準備完了状態にあり、方法はステップ400に戻る。
ステップ400〜408で全体的に記載されている方法は、順次的であるように示されているが、当業者には、概して上述したように、用途によってステップの一部重複が生じることが理解されるであろう。
ここで図8を参照すると、射出成形機の代替的な実施形態が全体的に420で示されている。射出成形システム420は、押出機ユニット22及び型締めユニット24を含め、射出成形システム20と同様の構成部材を含む。押出機ユニット22は依然として、射出アクチュエーター38によって並進移動する往復スクリュー30を含む。型締めユニット24は依然として、金型ストロークアクチュエーター36を含む。しかしながら、アクチュエーターを動かすのに用いられる油圧回路(概して油圧回路450と呼ぶ)は、前述した油圧回路とは異なって構成されている。
この図示の実施形態では、ポンプモーター52は複数のデジタル容積型ポンプを駆動するように動作可能に接続されており、示すように、4つのデジタル容積型ポンプ、すなわちデジタル容積型ポンプ454A、454B、454C及び454Dを駆動する。図10に更に詳細に示されている、デジタル容積型ポンプ454A、454B、454C及び454Dのそれぞれは、上述した3ポートデジタル容積型ポンプ54ではなく、それぞれ2ポートすなわちポートA及びポートTを有する2ポートデジタル容積型ポンプである。したがって、デジタル容積型ポンプ454A、454B、454C及び454Dのそれぞれの各ピストンアセンブリ102は、同じ管路356A、356B、356C又は356Dそれぞれに沿ってポンピング作用を行う。この図示の実施形態では、デジタル容積型ポンプ454A〜454Dのそれぞれには、異なるピストンアセンブリ102を選択的にともに接続する、デジタル容積型ポンプ54の弁116はない。
デジタル容積型ポンプ454Aは、金型ストロークアクチュエーター36のシリンダー側58を駆動するように動作可能に接続されている。デジタル容積型ポンプ454Bは、金型ストロークアクチュエーター36のロッド側64を駆動するように動作可能に接続されている。デジタル容積型ポンプ454Cは、射出アクチュエーター38のロッド側66を駆動するように動作可能に接続されており、デジタル容積型ポンプ454Dは射出アクチュエーター38のシリンダー側74を駆動するように動作可能に接続されている。
油圧回路450は、デジタル容積型ポンプ454AのポートAを金型ストロークアクチュエーター36のシリンダー側58に連結する管路456Aを更に含む。油圧回路450は、デジタル容積型ポンプ454BのポートAを金型ストロークアクチュエーター36のロッド側64に連結する管路462Aを更に含む。デジタル容積型ポンプ454Aと金型ストロークアクチュエーター36との間の管路456A又は管路462A沿いのいずれにも、弁は位置付けられていない。代わりに、デジタル容積型ポンプ454A及び454Bの複数の(デジタル容積型ポンプ54を参照しながら上述した)ピストンアセンブリ102が弁として働き、管路456A及び462Bに沿う流体連通を選択的に開閉する。
油圧回路450は、デジタル容積型ポンプ454CのポートAを射出アクチュエーター38のロッド側66に連結する管路456Bも含む。油圧回路450は、デジタル容積型ポンプ454DのポートAを射出アクチュエーター38のシリンダー側74に連結する管路462Bを更に含む。デジタル容積型ポンプ454C及び454Dと射出アクチュエーター38との間の管路456B又は管路462B沿いのいずれにも、弁は位置付けられていない。代わりに、上述のように、デジタル容積型ポンプ454C及び454Dの複数のピストンアセンブリが弁として働き、管路456B及び462Bに沿う流体連通を選択的に開閉する。
油圧回路450を動作させる方法は、以下を除き、図3を参照して上記で概説されている方法と同様である。ここで(図8及び図10を再び参照しながら)図9を参照すると、成形シーケンス時の油圧回路450における油圧油の流れを制御する方法が、ステップ500から始まって記載されている。
ステップ500において、型閉めを開始する。型閉め作業を行うために(すなわち、金型半体31aと31bとを合わせるために)、デジタル容積型ポンプ454Aを係合させる。可動プラテン34を固定プラテン32に向けて移動させるように動かすために、デジタル容積型ポンプ454AのポートAからの流れが、金型ストロークアクチュエーター36のシリンダー側58に方向付けられる。金型ストロークアクチュエーター36のロッド側64からの油圧油をデジタル容積型ポンプ454BにそのポートAを通して戻すように方向付けることで、機械的ポンピングエネルギーの一部を回収する。デジタル容積型ポンプ454Bに受け取られている油圧油を、濾過、冷却又は他の流体処理のためにポートTを介して油圧タンク78に戻す。型閉め時、デジタル容積型ポンプ454C及び454Dは、射出アクチュエーター38が移動しないように休止状態にある。
型閉め作業が完了すると、方法はステップ502に進む。可動プラテン34を、回転クランプ、トグルクランプ等(図示せず)を用いて固定プラテン32に対して適所にロックする。金型半体31a、31bへの溶融物射出は概して、両プラテンがロックされた直後(又はそのほんの少し前)に開始する。デジタル容積型ポンプ454A及び454Bを係合解除する。デジタル容積型ポンプ454DのポートAから奔出する流体が射出アクチュエーター38のシリンダー側74によって受け取られるとともに、射出アクチュエーター38のロッド側66から奔出する流体がデジタル容積型ポンプ454CのポートAを通して受け取られることで機械的ポンピングエネルギーの一部を回収するように、デジタル容積型ポンプ454C及び454Dを係合させる。デジタル容積型ポンプ454CのポートAを通して受け取られている油圧油を、濾過、冷却又は他の流体処理のためにポートTを介して油圧タンク78に戻すことができる。射出アクチュエーター38は往復スクリュー30を並進移動させて、プラスチック樹脂を金型半体31a、31bに射出する。金型半体31a、31bが樹脂で完全に充填された後も、往復スクリュー30は引き続き圧力を印加することができる。デジタル容積型ポンプ454C及び454Dを、射出アクチュエーター38が適所にロックされるように係合解除させる。
溶融物射出が完了すると、方法は、回収が始まる(すなわち、往復スクリュー30が後退し、次の射出サイクルのために新たな樹脂を準備し始める)ステップ504に進む。回収時に往復スクリュー30を後退させるために、デジタル容積型ポンプ454CのポートAが油圧油を射出アクチュエーター38のロッド側66に供給するとともに、射出アクチュエーター38のシリンダー側74がデジタル容積型ポンプ454DのポートAに排出することで機械的ポンピングエネルギーの一部を回収する。
金型半体31a、31b内で形成された成形品が十分に冷却されると、方法は、金型半体31a、31bを開くステップ506に進む。可動プラテン34を固定プラテン32から離すように動かすために、デジタル容積型ポンプ454Bを、油圧油が金型ストロークアクチュエーター36のロッド側64に方向付けられるように係合させる。デジタル容積型ポンプ454Aからの流れが、金型ストロークアクチュエーター36のシリンダー側58に方向付けられる。したがって、金型ストロークアクチュエーター36のシリンダー側58からの油圧油をデジタル容積型ポンプ454Aに戻すように方向付けることで、機械的ポンピングエネルギーの一部を回収する。デジタル容積型ポンプ454AのポートAを通して受け取られている油圧油を、濾過、冷却又は他の流体処理のためにポートTを介して油圧タンク78に戻す。型開き時、射出アクチュエーター38が移動しないようにデジタル容積型ポンプ454C及び454Dは係合解除される。
可動プラテン34が完全に後退すると、方法は、成形品を金型31から取り出すステップ508に進む。成形品が取り出されると、射出成形システム20は別の射出サイクルの準備完了状態にあり、方法はステップ500に戻る。
ステップ500〜508で全体的に記載されている方法は、順次的であるように示されているが、当業者には、概して上述したように用途によってステップの一部重複が生じることが理解されるであろう。
本発明の態様を、好ましい実施形態であると現時点でみなされているものに関して説明してきたが、本発明は開示されている実施形態に限定されないことが理解されるべきである。逆に、本発明は、添付の特許請求の範囲の精神及び範囲に含まれる種々の変更形態及び等価の配置を包含することが意図される。添付の特許請求の範囲の範囲は、そのような全ての変更形態及び等価の構造及び機能を包含するように最も広範に解釈されるものとする。

Claims (19)

  1. 少なくとも1つの油圧アクチュエーター(36、38)を動かす油圧回路(50、250、350、450)を有する射出成形システム(20、220、320、420)であって、前記射出成形システム(20、220、320、420)は、
    ポンプモーター(52)と、
    少なくとも1つのデジタル容積型ポンプ(54、354A、354B、454A、454B)と、
    を備え、前記少なくとも1つのデジタル容積型ポンプ(54、354A、354B、454A、454B)は、
    前記ポンプモーター(52)によって作動可能な複数のピストンアセンブリ(102A、102B、102C、102D)を有し、前記複数のピストンアセンブリ(102A、102B、102C、102D)の各ピストンアセンブリは、
    前記複数のピストンアセンブリ(102A、102B、102C、102D)の前記各ピストンアセンブリの作動とは独立して選択的レートで個々に開閉するように動作可能である一対の入口及び出口(108A及び112A、108B及び112B、108C及び112C、108D及び112D)を含み、
    前記少なくとも1つの油圧アクチュエーター(36、38)は、ロッド側(64、66)及びシリンダー側(58、74)のそれぞれにおいて、前記複数のピストンアセンブリの第1のサブセット(102B、102D)及び前記複数のピストンアセンブリの第2のサブセット(102A、102C)に動作可能にそれぞれ連結されている、射出成形システム。
  2. 射出成形システム(20、220、320、420)であって、
    前記少なくとも1つのデジタル容積型ポンプ(54、354A、354B、454A、454B)は、前記複数のピストンアセンブリの前記第1のサブセット(102B、102D)及び前記複数のピストンアセンブリの前記第2のサブセット(102A、102C)のうちの一方から油圧油を放出することと、前記複数のピストンアセンブリの前記第1のサブセット(102B、102D)及び前記複数のピストンアセンブリの前記第2のサブセット(102A、102C)の他方を通して前記油圧油を取込むこととによって、前記少なくとも1つの油圧アクチュエーター(36、38)を作動させるように動作可能である、請求項1に記載の射出成形システム。
  3. 射出成形システム(20、220、320、420)であって、
    前記少なくとも1つのデジタル容積型ポンプ(54、354A、354B、454A、454B)は、前記複数のピストンアセンブリの前記第1のサブセット(102B、102D)及び前記複数のピストンアセンブリの前記第2のサブセット(102A、102C)のうちの一方から受け取った油圧油を、前記複数のピストンアセンブリの前記第1のサブセット(102B、102D)及び前記複数のピストンアセンブリの前記第2のサブセット(102A、102C)の他方を通して再生するように更に動作可能である、請求項1に記載の射出成形システム。
  4. 射出成形システム(20、220、320)であって、
    前記少なくとも1つのデジタル容積型ポンプ(54、354A、354B)は、
    前記複数のピストンアセンブリの前記第1のサブセット(102B、102D)を前記少なくとも1つの油圧アクチュエーター(36、38)の前記ロッド側(64、66)に動作可能に連結する第1のポート(B)と、
    前記複数のピストンアセンブリの前記第2のサブセット(102A、102C)を前記少なくとも1つの油圧アクチュエーター(36、38)の前記シリンダー側(58)に動作可能に連結する第2のポート(A)と、
    前記複数のピストンアセンブリ(102A、102B、102C、102D)を油圧タンク(78)に動作可能に連結する第3のポート(T)と、を含む、請求項1に記載の射出成形システム。
  5. 射出成形システム(420)であって、
    前記少なくとも1つのデジタル容積型ポンプ(454A、454B、454C、454D)は、4つのデジタル容積型ポンプ(454A、454B、454C及び454D)を含み、前記4つのデジタル容積型ポンプ(454A、454B、454C、454D)はそれぞれ、
    第1のポート(A)と、
    第2のポート(T)と、を含み、
    前記第1のポート(A)は、前記少なくとも1つの油圧アクチュエーター(36、38)の前記ロッド側(64、66)又は前記シリンダー側(58、74)のうちの一方を前記複数のピストンアセンブリ(102A、102B、102C、102D)に動作可能に連結し、
    前記第2のポート(T)は、前記複数のピストンアセンブリ(102A、102B、102C、102D)を油圧タンク(78)に動作可能に連結する、請求項1に記載の射出成形システム。
  6. 射出成形システム(320、420)であって、
    前記少なくとも1つのデジタル容積型ポンプ(354A、354B、454A、454B)は、
    第1のデジタル容積型ポンプ(354A、454A)と、
    第2のデジタル容積型ポンプ(354B、454B)と、を含み、
    前記複数のピストンアセンブリの前記第1のサブセット(102B、102D)は、前記第1のデジタル容積型ポンプ(354A、454A)に位置付けられ、
    前記複数のピストンアセンブリの前記第2のサブセット(102A、102C)は、前記第2のデジタル容積型ポンプ(354B、454B)に位置付けられる、請求項1に記載の射出成形システム。
  7. 射出成形システム(20、220、320、420)であって、
    前記少なくとも1つの油圧アクチュエーター(36、38)は、射出アクチュエーター(38)を含む、請求項1に記載の射出成形システム。
  8. 射出成形システム(20、220、320、420)であって、
    前記少なくとも1つの油圧アクチュエーター(36、38)は、金型ストロークアクチュエーター(36)を含む、請求項1に記載の射出成形システム。
  9. 射出成形システム(20、220、320、420)であって、
    前記少なくとも1つの油圧アクチュエーター(36、38)は、
    射出アクチュエーター(38)と、
    金型ストロークアクチュエーター(36)と、を含む、請求項1に記載の射出成形システム。
  10. 射出成形システム(20、220、320、420)であって、
    前記油圧回路(50、250、350、450)は、前記少なくとも1つのデジタル容積型ポンプ(54、354A、354B、454A、454B)を通して、前記金型ストロークアクチュエーター(36)及び前記射出アクチュエーター(38)のうちの一方からの流体を、前記金型ストロークアクチュエーター(36)及び前記射出アクチュエーター(38)のうちの他方を通して再生するように動作可能である、請求9に記載の射出成形システム。
  11. 射出成形システム(20、220、320)であって、
    前記少なくとも1つのデジタル容積型ポンプ(54、354A、354B)は、
    前記複数のピストンアセンブリの前記第1のサブセット(102B、102D)を前記少なくとも1つの油圧アクチュエーター(36、38)の前記ロッド側(64、66)に動作可能に連結する第1のポート(B)と、
    前記複数のピストンアセンブリの前記第2のサブセット(102A、102C)を前記少なくとも1つの油圧アクチュエーター(36、38)の前記シリンダー側(58)に動作可能に連結する第2のポート(A)と、
    前記複数のピストンアセンブリ(102A、102B、102C、102D)を油圧タンク(78)に動作可能に連結する第3のポート(T)と、を含み、
    前記少なくとも1つのデジタル容積型ポンプ(54、354A、354B)は、前記複数のピストンアセンブリの前記第1のサブセット(102B、102D)と前記複数のピストンアセンブリの前記第2のサブセット(102A、102C)との間に選択的な連通を与えるように動作可能である、請求項1に記載の射出成形システム。
  12. 射出成形システム(220)であって、
    前記少なくとも1つのデジタル容積型ポンプ(54)の第1のポート(B)と別の油圧アクチュエーターの前記シリンダー側(74)との間に位置付けられる2ポート2位置弁(280)と、
    前記少なくとも1つのデジタル容積型ポンプ(54)の第2のポート(A)と前記別の油圧アクチュエーターの前記ロッド側(66)との間に位置付けられる別の2ポート2位置弁(270)と、を更に含む、請求項1に記載の射出成形システム。
  13. 射出成形システム(20)であって、
    前記少なくとも1つのデジタル容積型ポンプ(54)の第1のポート(B)と別の油圧アクチュエーターの前記シリンダー側(74)及び前記ロッド側(66)のそれぞれとの間に位置付けられる3位置弁(70)を更に含む、請求項1に記載の射出成形システム。
  14. 射出成形システム(20、220、320、420)であって、
    前記少なくとも1つのデジタル容積型ポンプ(54、354A、354B、454A、454B)は、油圧油を油圧タンク(78)に戻さずに前記複数のピストンアセンブリ(102A、102B、102C、102D)のうちの一方のサブセットから前記複数のピストンアセンブリの前記第2のサブセット(102A、102C)に前記油圧油を直接ポンピングすることによって、アイドルモードで動作するように動作可能である、請求項1に記載の射出成形システム。
  15. 射出成形システム(20、220、320、420)であって、
    前記少なくとも1つのデジタル容積型ポンプ(54、354A、354B、454A、454B)は、前記複数のピストンアセンブリ(102A、102B、102C、102D)のそれぞれに収容された油圧油に、前記油圧油を放出する前に、圧力を予圧するように動作可能である、請求項1に記載の射出成形システム。
  16. 射出成形システム(20、220、320)であって、
    前記複数のピストンアセンブリの前記第1のサブセット(102B、102D)の前記各ピストンアセンブリ(102B、102D)は、油圧タンク(78)と選択的に連通する第1の入口及び出口(108A、108B、108C、108D)と、前記少なくとも1つのデジタル容積型ポンプ(54、354A、354B)の第1のポート(B)と選択的に連通する第2の入口及び出口(112B、112D)とを含み、
    前記複数のピストンアセンブリの前記第2のサブセット(102A、102C)の前記各ピストンアセンブリ(102A、102C)は、前記油圧タンク(78)と選択的に連通する第1の入口及び出口(108A、108B、108C、108D)と、前記少なくとも1つのデジタル容積型ポンプ(54、354A、354B)の第2のポート(A)と選択的に連通する第2の入口及び出口(112A、112C)とを含む、請求項1に記載の射出成形システム。
  17. 射出成形システム(20、220、320、420)であって、
    前記複数のピストンアセンブリの前記第1のサブセット(102B、102D)の前記第2の入口及び出口(112B、112D)はまた、前記複数のピストンアセンブリの前記第2のサブセット(102A、102C)の前記第2の入口及び出口(112A、112C)と選択的に連通する、請求項15に記載の射出成形システム。
  18. 射出成形システム(320、420)であって、
    前記少なくとも1つの油圧アクチュエーター(36、38)の別の油圧アクチュエーターに連結されている第2のデジタル容積型ポンプ(354B、454B)を更に含む、請求項1に記載の射出成形システム。
  19. 射出成形システム(320、420)であって、
    前記入口及び出口(112A、112B、112C及び112D)の対のうちのそれぞれ1つは、前記少なくとも1つのデジタル容積型ポンプ(54、354A、354B、454A、454B)と前記少なくとも1つの油圧アクチュエーター(36、38)との間の前記油圧油の連通を制御する弁のみを提供する、請求項1に記載の射出成形システム。
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