JPS6399921A - 射出成形機のシリンダ油圧回路 - Google Patents
射出成形機のシリンダ油圧回路Info
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- JPS6399921A JPS6399921A JP18620686A JP18620686A JPS6399921A JP S6399921 A JPS6399921 A JP S6399921A JP 18620686 A JP18620686 A JP 18620686A JP 18620686 A JP18620686 A JP 18620686A JP S6399921 A JPS6399921 A JP S6399921A
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- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は射出成形機の往復動型シリンダを駆動する油圧
回路の改良に関する。
回路の改良に関する。
(従来の技術)
プラスチックの射出成形は加熱熔融したプラスチック材
料を射出シリンダの圧力により金型の中へ射出して成形
するものであり、開閉(金型)、射出、保圧、計量の4
つの工程を1サイクルとして連続的に行なわれる。開閉
とは型締シリンダにより金型から固化したプラスチック
を取り出して、次の材料の受は入れ準備をする工程であ
り、射出工程では熔融した材料が射出シリンダの圧力に
よりこの金型の中へ射出される。保圧工程においては射
出されたプラスチックが加圧されながら冷却固化する。
料を射出シリンダの圧力により金型の中へ射出して成形
するものであり、開閉(金型)、射出、保圧、計量の4
つの工程を1サイクルとして連続的に行なわれる。開閉
とは型締シリンダにより金型から固化したプラスチック
を取り出して、次の材料の受は入れ準備をする工程であ
り、射出工程では熔融した材料が射出シリンダの圧力に
よりこの金型の中へ射出される。保圧工程においては射
出されたプラスチックが加圧されながら冷却固化する。
また、計量工程ではスクリューの回転により加熱筒にホ
ッパー内のプラスチック材料を導き入れる。この際、可
塑化したプラスチックの圧力により射出シリンダが後退
するが、後退速度を制限するため射出シリンダに背圧を
作用させる。
ッパー内のプラスチック材料を導き入れる。この際、可
塑化したプラスチックの圧力により射出シリンダが後退
するが、後退速度を制限するため射出シリンダに背圧を
作用させる。
また、射出及び保圧工程では油圧ポンプを駆動して射出
シリンダに連続して油圧を作用させる。
シリンダに連続して油圧を作用させる。
(発明が解決しようとする問題点)
ところで、射出工程では材料射出のため射出シリンダに
商圧油を大量に導入する必要があり、油圧ポンプを駆動
する電動機はこの負荷に耐える容量のものでなければな
らない、一方、保圧工程では金型内に充填されたプラス
チック材料の加圧状態を維持するため、電動機は加圧ト
ルクを連続的にかける必要があり、熱的耐久性の高いも
のが要求される。これらの対策として、アキュムレータ
と逆止弁を回路中に介装して加圧保持をアキュムレータ
の蓄圧力によって行うようにしたものがある。この場合
には計量工程でシリングの後退速度を制限するのに必要
な背圧を確保するために、アキュムレータとタンクとの
間に計量工程時にのみ開く圧力制御弁を設ける必要があ
る。しかし、この圧力制御弁はシリングの後退速度をコ
ントロールするものであり、構造が複雑で高価になると
いう問題があった。
商圧油を大量に導入する必要があり、油圧ポンプを駆動
する電動機はこの負荷に耐える容量のものでなければな
らない、一方、保圧工程では金型内に充填されたプラス
チック材料の加圧状態を維持するため、電動機は加圧ト
ルクを連続的にかける必要があり、熱的耐久性の高いも
のが要求される。これらの対策として、アキュムレータ
と逆止弁を回路中に介装して加圧保持をアキュムレータ
の蓄圧力によって行うようにしたものがある。この場合
には計量工程でシリングの後退速度を制限するのに必要
な背圧を確保するために、アキュムレータとタンクとの
間に計量工程時にのみ開く圧力制御弁を設ける必要があ
る。しかし、この圧力制御弁はシリングの後退速度をコ
ントロールするものであり、構造が複雑で高価になると
いう問題があった。
本発明は、上記問題点を解決し、往復動型シリンダを効
率良く駆動で於る油圧回路を提供することを目的とする
。
率良く駆動で於る油圧回路を提供することを目的とする
。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、金型内部にプラスチック材料を射出して成形
する射出成形機に用いられる往復動型シリンダの油圧回
路において、油圧ポンプの吐出回路を往復動型シリンダ
の一方の油室と接続し、この吐出回路にアキュムレータ
を介装するととも1こ、前記シリングの往動時に圧油の
逆流を阻止し、かつシリングの復動時に逆流を許容する
弁装置を介装している。
する射出成形機に用いられる往復動型シリンダの油圧回
路において、油圧ポンプの吐出回路を往復動型シリンダ
の一方の油室と接続し、この吐出回路にアキュムレータ
を介装するととも1こ、前記シリングの往動時に圧油の
逆流を阻止し、かつシリングの復動時に逆流を許容する
弁装置を介装している。
(作用)
シリングの往動工程では油圧ポンプがシリングに圧油を
供給すると同時にアキュムレータに蓄圧する。シリング
の保圧工程では弁装置によりアキュムレータに蓄えられ
た圧力が油圧ポンプ側へ逃げるのを阻止してシリングの
加圧状態を維持する。
供給すると同時にアキュムレータに蓄圧する。シリング
の保圧工程では弁装置によりアキュムレータに蓄えられ
た圧力が油圧ポンプ側へ逃げるのを阻止してシリングの
加圧状態を維持する。
シリングの復動工程では弁装置により油圧ポンプに圧油
が逆流し、逆流油により駆動されるポンプの抵抗によっ
て背圧を発生する。
が逆流し、逆流油により駆動されるポンプの抵抗によっ
て背圧を発生する。
(実施例)
第1図及び第2図に本発明のtlS1実施例を示す。
第1図において、1は射出シリング、2は油圧ポンプ、
3は油圧ポンプ2を駆動する電動機である。油圧ポンプ
2の吐出口P1は射出シリング1のプランジャIAを射
出側に駆動する油室P2に接続され、この回路上にツレ
/イドに駆動される常開の7−リーク弁4とアキュムレ
ータ5とを直列に介装する。また、プランジャIAをは
さんで油室P2と反対側に設けた油室P3を油圧ポンプ
2の吸込口P、に接続する。油圧ポンプ2の吐出口P、
と吸込口P、は逆転可能であり、また油圧ポンプ2はド
レーンボー)PSを介してアキュムレータ6に接続され
る。そして、このアキュムレータ6を逆止弁7を介して
吐出口P、とノーリーク弁4の間に接続し、また逆止弁
8を介して吸込口P、と油室P、との間に接続する。さ
らに−窓以上の圧力下において吸込口P、からアキ、ム
レ−タロ方向へ作動油を流通させるリリーフ弁9をこの
逆止弁8と並列して設ける1以上の構成はユニット化さ
れる。そして、油圧ポンプ2を駆動する1!勤磯3及び
ノーリーク弁4はユニット外のコントローラ10により
制御される。
3は油圧ポンプ2を駆動する電動機である。油圧ポンプ
2の吐出口P1は射出シリング1のプランジャIAを射
出側に駆動する油室P2に接続され、この回路上にツレ
/イドに駆動される常開の7−リーク弁4とアキュムレ
ータ5とを直列に介装する。また、プランジャIAをは
さんで油室P2と反対側に設けた油室P3を油圧ポンプ
2の吸込口P、に接続する。油圧ポンプ2の吐出口P、
と吸込口P、は逆転可能であり、また油圧ポンプ2はド
レーンボー)PSを介してアキュムレータ6に接続され
る。そして、このアキュムレータ6を逆止弁7を介して
吐出口P、とノーリーク弁4の間に接続し、また逆止弁
8を介して吸込口P、と油室P、との間に接続する。さ
らに−窓以上の圧力下において吸込口P、からアキ、ム
レ−タロ方向へ作動油を流通させるリリーフ弁9をこの
逆止弁8と並列して設ける1以上の構成はユニット化さ
れる。そして、油圧ポンプ2を駆動する1!勤磯3及び
ノーリーク弁4はユニット外のコントローラ10により
制御される。
なお、射出シリング1は図示されないスクリュー、加熱
筒、ホッパーを前方(図中右方向)に備え、ホッパーか
ら供給された材料を加熱筒で熔融した後に、加熱筒の先
端のノズルから金型内に射出する。
筒、ホッパーを前方(図中右方向)に備え、ホッパーか
ら供給された材料を加熱筒で熔融した後に、加熱筒の先
端のノズルから金型内に射出する。
次に第2図を参照しながら作用を説明する。
開閉工程においては油圧ポンプ2は駆動されず、/−リ
ーク弁4はOFF状態で開いている。射出工程に至ると
油圧ポンプ2が作動して射出シリング1の油室P2に高
圧の作動油が送り込まれ、同時にアキュムレータ5に蓄
圧する。油室P2に送り込まれた作動油はプランジャI
Aを射出側(図中右側)へ押し出し、これにより加熱筒
内の熔融しかプラスチック材料を金型の中に射出する。
ーク弁4はOFF状態で開いている。射出工程に至ると
油圧ポンプ2が作動して射出シリング1の油室P2に高
圧の作動油が送り込まれ、同時にアキュムレータ5に蓄
圧する。油室P2に送り込まれた作動油はプランジャI
Aを射出側(図中右側)へ押し出し、これにより加熱筒
内の熔融しかプラスチック材料を金型の中に射出する。
このプランジャIAの変位に伴って油室P、の作動油が
油圧ポンプ2の吸込口P4に流入する。射出後の保圧工
程においてはコントローラ10°を通じてノーリーク弁
4がONに切り換えられて閉じ、射出シリング1はアキ
ュムレータ5に蓄圧された圧力によりプランジャIAを
射出側へ抑圧保持する。この時、油室pJIへの圧油の
リークにより油圧が少しずつ低下するため、ある時点に
おいてコントローラ10を介して電動fi3が作動し、
油圧ポンプ2を駆動すると同時に7−リーク弁4を開い
てアキュムレータ5に再び蓄圧する。アキエムレータ5
が十分に蓄圧されたところでノーリーク弁4を閉じ、電
動機3の運転を止める。この蓄圧作業は保圧工程中のア
キエムレータ5の圧力低下に応じて随時性なわれるため
、プランツヤIAを押圧する油室P2の圧力は常に一定
以上に保たれ、電動機3の運転も短時間で良く継続運転
の必要はない。次に、計量工程に移ると7−リーク弁4
が開き、油室P2とアキュムレータ5の圧力により作動
油は油圧ポンプ2を回転させながら逆流していく。この
時、図示されないスクリューの回転によりプラスチック
材料を加熱箇に供給して可塑化する。可塑化したプラス
チック材料の圧力fによりシリング1が後退するが、こ
の背圧として油室P2内に前記油圧ポンプ2の抵抗によ
る圧力が立ち、シリング1はゆっくりと押し戻される。
油圧ポンプ2の吸込口P4に流入する。射出後の保圧工
程においてはコントローラ10°を通じてノーリーク弁
4がONに切り換えられて閉じ、射出シリング1はアキ
ュムレータ5に蓄圧された圧力によりプランジャIAを
射出側へ抑圧保持する。この時、油室pJIへの圧油の
リークにより油圧が少しずつ低下するため、ある時点に
おいてコントローラ10を介して電動fi3が作動し、
油圧ポンプ2を駆動すると同時に7−リーク弁4を開い
てアキュムレータ5に再び蓄圧する。アキエムレータ5
が十分に蓄圧されたところでノーリーク弁4を閉じ、電
動機3の運転を止める。この蓄圧作業は保圧工程中のア
キエムレータ5の圧力低下に応じて随時性なわれるため
、プランツヤIAを押圧する油室P2の圧力は常に一定
以上に保たれ、電動機3の運転も短時間で良く継続運転
の必要はない。次に、計量工程に移ると7−リーク弁4
が開き、油室P2とアキュムレータ5の圧力により作動
油は油圧ポンプ2を回転させながら逆流していく。この
時、図示されないスクリューの回転によりプラスチック
材料を加熱箇に供給して可塑化する。可塑化したプラス
チック材料の圧力fによりシリング1が後退するが、こ
の背圧として油室P2内に前記油圧ポンプ2の抵抗によ
る圧力が立ち、シリング1はゆっくりと押し戻される。
そのため、アキュムレータ5内の圧力が第2図のように
僅かに上昇し、油圧ポンプ2の吐出口P。
僅かに上昇し、油圧ポンプ2の吐出口P。
から吸込口P、へと作動油が逆流する。これにより、油
圧回路は最初の開閉工程の状態に戻り、次のサイクルが
繰り返される。
圧回路は最初の開閉工程の状態に戻り、次のサイクルが
繰り返される。
また、試運転等の目的でプラスチック材料を供給せずに
射出シリング1を駆動する場合には、計量工程において
外力「が作用しないため、油室P2の圧力を解放した後
に油室P、の・圧力でプランジャIAを後退させる必要
がある。この時、一定以上の圧力で開くリリーフ弁9は
アキュムレータ6に油室p、lの圧力が逃げるのを防止
してプランジャIAの後退を助ける一方、油室P、に高
圧が作用した時にはリリーフ弁9が閏いてプランツヤI
Aの急激な後退を防止すると共に、アキュムレータ6に
蓄圧する。なお、アキュムレータ6は閉回路であるこの
油圧回路において内部リークや温度変化等に伴う油量の
変化を補う働きをする。
射出シリング1を駆動する場合には、計量工程において
外力「が作用しないため、油室P2の圧力を解放した後
に油室P、の・圧力でプランジャIAを後退させる必要
がある。この時、一定以上の圧力で開くリリーフ弁9は
アキュムレータ6に油室p、lの圧力が逃げるのを防止
してプランジャIAの後退を助ける一方、油室P、に高
圧が作用した時にはリリーフ弁9が閏いてプランツヤI
Aの急激な後退を防止すると共に、アキュムレータ6に
蓄圧する。なお、アキュムレータ6は閉回路であるこの
油圧回路において内部リークや温度変化等に伴う油量の
変化を補う働きをする。
tlS3図及び第4図は本発明の第2実施例であり、f
JS1図の破線に囲まれた部分の構成を第3図のように
変え、アキュムレータ5の手前の7−リーク弁4の代わ
りにパイロット付逆止弁11を設けている。この逆止弁
11は通常は油圧ポンプ2から射出シリング1方向への
抽油のみを許容し、計量工程において逆方向の抽油を許
容するように構成されている。また、第5図及び第6図
に示す本発明の第3実施例はアキエムレータ5の上流に
逆止弁12を設け、これらと並列に7−リーク弁4を設
けている。これらのtIS2、第3実施例ではアキュム
レータ5を第2図と同様の作動に導くための弁操作が、
それぞれ第4図及び第6図のように単純化される。
JS1図の破線に囲まれた部分の構成を第3図のように
変え、アキュムレータ5の手前の7−リーク弁4の代わ
りにパイロット付逆止弁11を設けている。この逆止弁
11は通常は油圧ポンプ2から射出シリング1方向への
抽油のみを許容し、計量工程において逆方向の抽油を許
容するように構成されている。また、第5図及び第6図
に示す本発明の第3実施例はアキエムレータ5の上流に
逆止弁12を設け、これらと並列に7−リーク弁4を設
けている。これらのtIS2、第3実施例ではアキュム
レータ5を第2図と同様の作動に導くための弁操作が、
それぞれ第4図及び第6図のように単純化される。
tJIJ7図及び第8図は本発明の第4実施例である。
ここでは、アキュムレータ5の上流に逆止弁12を、下
流にノーリーク弁4を直列に設けるとともに、これらと
並列に別のノーリーク弁13を設けている。この実施例
では計量時に第8図に示すようにノーリーク弁4を閑じ
、ノーリーク弁13を開くことにより、アキエムレータ
5の圧力を解放せずに、次のサイクルに利用することが
できる。
流にノーリーク弁4を直列に設けるとともに、これらと
並列に別のノーリーク弁13を設けている。この実施例
では計量時に第8図に示すようにノーリーク弁4を閑じ
、ノーリーク弁13を開くことにより、アキエムレータ
5の圧力を解放せずに、次のサイクルに利用することが
できる。
第9図及1第10図は本発明の第5実施例で、射出成形
機の型締シリング1゛に適用した例である。ここではア
キエムレータ5に常開のノーリーク弁14を備えるとと
もに、吐出回路に介装する弁装置としてノーリーク弁4
と並列に逆止弁15を設ける。これらの7−リーク弁4
と14及び油圧ポンプ2を駆動する電動8!13はいず
れもコントローラ10に制御される。なお、16はシリ
ング圧力(油室P2の圧力)を検出してコントローラ1
0に入力する圧力センサ、17はプランジャIAのスト
ローク位置を検出してコントローラ10に入力するスト
ロークセンサである。この型締シリンダ1゛は型閉、型
締、型開、取出、の4工程を1サイクルとして作動する
。型閉工程は型締シリンダ1゛のプランジャIAを前方
へ駆動して金型を閉じる工程であり、コントローラ10
がノーリーク弁14を閉じ、油圧ポンプ2のからの圧油
が逆止弁15及びノーリーク弁4を通じてシリング1′
の油室P2に供給される。これにより、プランジ+IA
が前方に押し出され油室P2が拡大する。
機の型締シリング1゛に適用した例である。ここではア
キエムレータ5に常開のノーリーク弁14を備えるとと
もに、吐出回路に介装する弁装置としてノーリーク弁4
と並列に逆止弁15を設ける。これらの7−リーク弁4
と14及び油圧ポンプ2を駆動する電動8!13はいず
れもコントローラ10に制御される。なお、16はシリ
ング圧力(油室P2の圧力)を検出してコントローラ1
0に入力する圧力センサ、17はプランジャIAのスト
ローク位置を検出してコントローラ10に入力するスト
ロークセンサである。この型締シリンダ1゛は型閉、型
締、型開、取出、の4工程を1サイクルとして作動する
。型閉工程は型締シリンダ1゛のプランジャIAを前方
へ駆動して金型を閉じる工程であり、コントローラ10
がノーリーク弁14を閉じ、油圧ポンプ2のからの圧油
が逆止弁15及びノーリーク弁4を通じてシリング1′
の油室P2に供給される。これにより、プランジ+IA
が前方に押し出され油室P2が拡大する。
この時、アキュムレータ5はノーリーク弁14により吐
出口P1から油室P2に至る吐出回路から遮断されてい
るため、アキュムレータ5に蓄えられた高圧が圧力の下
回る吐出回路に逃げる恐れはない、型閉工程が完了して
油室P2の容積拡大が止まると供給される圧油により油
室P2の圧力が急上昇するが、これを圧力センサ16の
出力により検出し、同時にストロークセンサ17により
シリンダストロークを検出してこれに基づきコントロー
ラ10はノーリーク弁4を閉じ、同時にノーリーク弁1
4を開くとともに電動+913の運転を停止する。この
ようにして、型締工程では油室P2にアキュムレータ5
に蓄圧された圧力が作用し、作動油のリークなどによる
圧力低下時にのみコントローラ10が電動機3を運転し
て油圧ポンプ2を駆動し、油室P2及び7キエムレータ
5に圧油を供給する。なお、この圧油供給は逆止弁15
を介して行なわれるためノーリーク弁4の操作は不要で
閉じたままである0次の型開工程ではノーリーク弁14
を閉じ、ノーリーク弁4を開くとともに、電動機3を介
して油圧ポンプ2を逆松させる。これに伴い作動油は型
閉工程と逆方向に流れ、プランジャIAが後退する。プ
ランジャIAが所定の後退位置に至ると、コントロー−
yloにより電動機3が停止され、そのままの状態で取
出工程に移行して金型から固化したプラスチックが取り
出される。なお、型開工程から次の型締工程までの間は
/−リーク弁14がアキュムレータ5を吐出回路から遮
断してアキエムレータ5の高圧を次の型締工程まで維持
する。これは1サイクル毎にアキュムレータ5の圧力解
放と蓄圧を繰り返す前記の第1実施例に比べて油圧ポン
プ2の駆動期間が短縮されることを意味し、したがって
油圧ポンプ2や電動fi3を更に小型化することがでb
る。
出口P1から油室P2に至る吐出回路から遮断されてい
るため、アキュムレータ5に蓄えられた高圧が圧力の下
回る吐出回路に逃げる恐れはない、型閉工程が完了して
油室P2の容積拡大が止まると供給される圧油により油
室P2の圧力が急上昇するが、これを圧力センサ16の
出力により検出し、同時にストロークセンサ17により
シリンダストロークを検出してこれに基づきコントロー
ラ10はノーリーク弁4を閉じ、同時にノーリーク弁1
4を開くとともに電動+913の運転を停止する。この
ようにして、型締工程では油室P2にアキュムレータ5
に蓄圧された圧力が作用し、作動油のリークなどによる
圧力低下時にのみコントローラ10が電動機3を運転し
て油圧ポンプ2を駆動し、油室P2及び7キエムレータ
5に圧油を供給する。なお、この圧油供給は逆止弁15
を介して行なわれるためノーリーク弁4の操作は不要で
閉じたままである0次の型開工程ではノーリーク弁14
を閉じ、ノーリーク弁4を開くとともに、電動機3を介
して油圧ポンプ2を逆松させる。これに伴い作動油は型
閉工程と逆方向に流れ、プランジャIAが後退する。プ
ランジャIAが所定の後退位置に至ると、コントロー−
yloにより電動機3が停止され、そのままの状態で取
出工程に移行して金型から固化したプラスチックが取り
出される。なお、型開工程から次の型締工程までの間は
/−リーク弁14がアキュムレータ5を吐出回路から遮
断してアキエムレータ5の高圧を次の型締工程まで維持
する。これは1サイクル毎にアキュムレータ5の圧力解
放と蓄圧を繰り返す前記の第1実施例に比べて油圧ポン
プ2の駆動期間が短縮されることを意味し、したがって
油圧ポンプ2や電動fi3を更に小型化することがでb
る。
以上においてtJ&1〜第4実施例は射出シリンダを対
象としたもので、第5実施例は型締シリンダに適用した
ものである。
象としたもので、第5実施例は型締シリンダに適用した
ものである。
(発明の効果)
以上のように、本発明は油圧ポンプとシリンダとの間に
アえユムレータと回路を断続する弁装置を備えたため、
シリンダの往動工程でアキュムレータに蓄えられた油圧
を利用することができ、また復動工程で逆流する作動油
に対する油圧ポンプの回転抵抗でシリンダ速度を適切に
コントロールできる。したがって、運転コストを節約で
きるとともに、電動機の負荷時間が短いため、容量一杯
の負荷をかけてもオーバーロードの心配が少なく、その
分電動機を小型化することがでbる一方、圧力制御8!
構の省略による回路構成の簡素化が図れる。
アえユムレータと回路を断続する弁装置を備えたため、
シリンダの往動工程でアキュムレータに蓄えられた油圧
を利用することができ、また復動工程で逆流する作動油
に対する油圧ポンプの回転抵抗でシリンダ速度を適切に
コントロールできる。したがって、運転コストを節約で
きるとともに、電動機の負荷時間が短いため、容量一杯
の負荷をかけてもオーバーロードの心配が少なく、その
分電動機を小型化することがでbる一方、圧力制御8!
構の省略による回路構成の簡素化が図れる。
第1図は本発明の第1実施例を示す油圧回路図、PIS
2図は同回路の作動情況を示すタイミングチャート、第
3図は12実施例を示す要部の油圧回路図、第4図は同
じ(タイミングチャート、第5図は第3実施例を示す要
部の油圧回路図、第6図は同じくタイミングチャート、
第7図はPIS4実施例を示す油圧回路図、第8図は同
じくタイミンクチャート、第9図は第5実施例を示す油
圧回路図、第10図は同じくタイミングチャートである
。 1・・・射出シリング、2・・・油圧ポンプ、4,14
・・・ノーリーク弁、5.16・7キエムレータ、10
・・・コントローラ、15・・・逆止弁。 第2図 第9図 第10図
2図は同回路の作動情況を示すタイミングチャート、第
3図は12実施例を示す要部の油圧回路図、第4図は同
じ(タイミングチャート、第5図は第3実施例を示す要
部の油圧回路図、第6図は同じくタイミングチャート、
第7図はPIS4実施例を示す油圧回路図、第8図は同
じくタイミンクチャート、第9図は第5実施例を示す油
圧回路図、第10図は同じくタイミングチャートである
。 1・・・射出シリング、2・・・油圧ポンプ、4,14
・・・ノーリーク弁、5.16・7キエムレータ、10
・・・コントローラ、15・・・逆止弁。 第2図 第9図 第10図
Claims (1)
- 金型内部にプラスチック材料を射出して成形する射出成
形機に用いられる往復動型シリンダの油圧回路において
、油圧ポンプの吐出回路を往復動型シリンダの一方の油
室と接続し、この吐出回路にアキュムレータを介装する
とともに、前記シリンダの往動時に圧油の逆流を阻止し
、かつシリンダの復動時に逆流を許容する弁装置を介装
したことを特徴とする射出成形機のシリンダ油圧回路。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61-143914 | 1986-06-19 | ||
JP14391486 | 1986-06-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6399921A true JPS6399921A (ja) | 1988-05-02 |
JPH0747291B2 JPH0747291B2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=15350027
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18620686A Expired - Lifetime JPH0747291B2 (ja) | 1986-06-19 | 1986-08-08 | 射出成形機のシリンダ油圧回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0747291B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002206616A (ja) * | 2001-01-12 | 2002-07-26 | Mitsubishi Precision Co Ltd | アクチュエータ装置 |
CN114436164A (zh) * | 2021-11-24 | 2022-05-06 | 广西电网有限责任公司北海供电局 | 一种电动抢修塔顶升调平装置及方法 |
-
1986
- 1986-08-08 JP JP18620686A patent/JPH0747291B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002206616A (ja) * | 2001-01-12 | 2002-07-26 | Mitsubishi Precision Co Ltd | アクチュエータ装置 |
CN114436164A (zh) * | 2021-11-24 | 2022-05-06 | 广西电网有限责任公司北海供电局 | 一种电动抢修塔顶升调平装置及方法 |
CN114436164B (zh) * | 2021-11-24 | 2023-09-08 | 广西电网有限责任公司北海供电局 | 一种电动抢修塔顶升调平装置及方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0747291B2 (ja) | 1995-05-24 |
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