JP5516546B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5516546B2
JP5516546B2 JP2011233859A JP2011233859A JP5516546B2 JP 5516546 B2 JP5516546 B2 JP 5516546B2 JP 2011233859 A JP2011233859 A JP 2011233859A JP 2011233859 A JP2011233859 A JP 2011233859A JP 5516546 B2 JP5516546 B2 JP 5516546B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
forming apparatus
unit
fixing
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011233859A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013092614A (ja
Inventor
真一 川端
直人 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2011233859A priority Critical patent/JP5516546B2/ja
Priority to US13/609,337 priority patent/US20130101310A1/en
Publication of JP2013092614A publication Critical patent/JP2013092614A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5516546B2 publication Critical patent/JP5516546B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/20Humidity or temperature control also ozone evacuation; Internal apparatus environment control
    • G03G21/206Conducting air through the machine, e.g. for cooling, filtering, removing gases like ozone
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/01Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
    • G03G2215/0103Plural electrographic recording members
    • G03G2215/0119Linear arrangement adjacent plural transfer points
    • G03G2215/0122Linear arrangement adjacent plural transfer points primary transfer to an intermediate transfer belt
    • G03G2215/0135Linear arrangement adjacent plural transfer points primary transfer to an intermediate transfer belt the linear arrangement being vertical

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Atmospheric Sciences (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
  • Ecology (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
複写機、プリンター、ファクシミリなどの画像形成装置では、用紙に転写されたトナー像を用紙が定着部材を通過する際に加熱および加圧して画像を定着している。そして、画像が定着された用紙は、定着部材から分離され、画像形成装置の外部に排出される。
用紙に転写されたトナー像が加熱および加圧されるとき、トナーが溶融して用紙が定着部材に貼り付いてしまうことがある。とくに、用紙が薄い場合や、用紙に付着したトナー量が多い場合などは用紙を定着部材から分離することがより困難となる。用紙が定着部材に貼り付くことを防止するため、画像形成装置は、一般に定着部材から用紙を分離させるための用紙分離手段を有する。たとえば、下記特許文献1には、定着部材上の定着された用紙に向けて空気を吹き付けることにより用紙を定着部材から分離する画像形成装置が開示されている。
特開2009−271345号公報
しかしながら、上記特許文献1の画像形成装置では、用紙に向けて吹き付けられ、定着部材により加熱された空気は、定着部材に沿って流れ、画像形成装置の内部に拡散する。その結果、定着部材の周辺に配置された画像形成装置の各構成要素が熱により損傷を受ける虞がある。本発明は、上述した問題を解決するためになされたものである。したがって、本発明の目的は、定着部材により加熱された空気が画像形成装置の内部に拡散することを抑制する画像形成装置を提供することである。
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
(1)トナー像が転写された用紙を搬送しつつ当該用紙を加熱および加圧して画像を定着する定着部材と、前記定着部材のニップ部に向けて空気を吹き付ける送風手段と、を備える定着部を有する画像形成装置であって、前記空気が前記ニップ部に沿って流れる方向の下流に位置し、前記定着部と前記画像形成装置の本体部とを電気的に接続するドロワと、前記定着部と連通し、前記ドロワを収容するケース部材と、前記ケース部材の内側の空気を前記画像形成装置の外部へ導く排気ダクトと、を有し、前記ケース部材は、前記排気ダクトに対向する一面に前記ケース部材の内側の空気を前記排気ダクトへ導く開孔を備えることを特徴とする画像形成装置。
(2)前記ケース部材は、前記空気が前記ニップ部に沿って流れる方向と交差する他面にも開孔を備えることを特徴とする上記(1)に記載の画像形成装置。
(3)前記排気ダクトの内部の空気を吸引し、前記画像形成装置の外部へ排気する排気手段をさらに有することを特徴とする上記(1)または(2)に記載の画像形成装置。
本発明の画像形成装置によれば、ドロワを収容するケース部材が定着部と連通し、排気ダクトに対向する一面にケース部材の内側の空気を排気ダクトへ導く開孔を備えるので、定着部から流入した空気を効率良く画像形成装置の外部へ排気することができる。したがって、定着部材で加熱された空気が画像形成装置の内部に拡散することを抑制できる。その結果、定着部の周辺に配置された画像形成装置の各構成要素が熱により損傷を受けることを抑制できる。
本発明の第1の実施形態の画像形成装置を正面側から見た概略断面図である。 本発明の第1の実施形態の本体側接続部、定着部、および排気部を画像形成装置の背面側から見た斜視図である。 図2AのA−A線に沿って切断した断面図である。 本発明の第2の実施形態の本体側接続部、定着部、および排気部を画像形成装置の背面側から見た斜視図である。
(第1の実施形態)
以下、図1、図2A、および図2Bを参照して、本発明の第1の実施形態を説明する。図1は本発明の第1の実施形態の画像形成装置を正面側から見た概略断面図である。本実施形態の画像形成装置は、定着部と画像形成装置の本体部とを電気的に接続するドロワを収容するケース部材が、定着部からの空気を排気するための風路の一部としての役割を担うことを特徴とする。なお、本実施形態の画像形成装置は、複写機、プリンター、ファクシミリ、複合機などに適用することができる。以下では、本実施形態の画像形成装置として複写機を例示して説明する。
図1に示すとおり、本実施形態の画像形成装置100は、画像読取部10、画像形成部20、用紙搬送部30、定着部40、給紙部50、本体側接続部(図2Aおよびず図2Bを参照)、排気部70、および制御部80を有する。なお、以下では、本実施形態の画像形成装置100の主要な構成を中心に説明し、従来の画像形成装置と同様の構成については説明を省略する。
画像読取部10は、原稿の画像を読取り、記憶する。本実施形態では、画像読取部10は、光源11、光学系12、撮像素子13、および画像処理回路14を有する。
光源11から照射された光は、読取面15に載置された原稿Pに照射され、その反射光は光学系12のレンズおよび反射鏡を介して、読取り位置に移動した撮像素子13に結像する。撮像素子13は、原稿Pからの反射光の強度に応じて電気信号を生成する。生成された電気信号は、画像処理回路14において、アナログ信号からディジタル信号に変換されたのち、補正処理、フィルター処理、画像圧縮処理などが施され、画像データとして画像処理回路14のメモリーに記憶される。
画像形成部20は、電子写真プロセスで画像を形成する。本実施形態では、画像形成部20は、イエロー(Y)色の画像を形成する画像形成部20Y、マゼンタ(M)色の画像を形成する画像形成部20M、シアン(C)色の画像を形成する画像形成部20C、黒(K)色の画像を形成する画像形成部20Kを備えている。それぞれ共通する符号20の後には、形成する色をあらわす符号Y、M、C、Kが付されている。
画像形成部20Yは、回転体としての感光体ドラム1Yおよびその周囲に配置された帯電部2Y、光書込部3Y、現像装置4Yおよびドラムクリーナー5Yを有して構成される。感光体ドラム1Yは、ドラムモーターにより所定の速度で回転する。
同様に、画像形成部20Mは、感光体ドラム1Mの周囲に配置された帯電部2M、光書込部3M、現像装置4Mおよびドラムクリーナー5Mを有して構成される。また、画像形成部20Cは、感光体ドラム1Cの周囲に配置された帯電部2C、光書込部3C、現像装置4Cおよびドラムクリーナー5Cを有して構成される。また、画像形成部20Kは、感光体ドラム1Kの周囲に配置された帯電部2K、光書込部3K、現像装置4Kおよびドラムクリーナー5Kを有して構成される。
画像形成部20Y、20M、20C、20Kにおけるそれぞれの感光体ドラム1Y、1M、1C、1K、帯電部2Y、2M、2C、2K、光書込部3Y、3M、3C、3K、現像装置4Y、4M、4C、4Kおよびドラムクリーナー5Y、5M、5C、5Kは、それぞれ共通する内容の構成である。以下、特に区別が必要な場合を除き符号Y、M、C、Kを付さずに表記することがある。
画像形成部20は、画像処理回路14のメモリーに記憶されている画像データに基づいて、光書込部3にて画像情報信号を感光体ドラム1に書き込み、感光体ドラム1に画像情報信号に基づく潜像を形成する。そして潜像は現像装置4により現像され、感光体ドラム1上に可視画像であるトナー像が形成される。
画像形成部20Y、20M、20C、20Kのそれぞれ感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kに、それぞれ、イエロー(Y)色、マゼンタ(M)色、シアン(C)色、黒(K)色の画像が形成される。
中間転写ベルト21は、複数のローラーにより巻回され、走行可能に支持されている。画像形成部20Y、20M、20C、20Kより形成された各色のトナー画像は、走行する中間転写ベルト21上に一次転写部7Y、7M、7C、7Kにより逐次転写されてY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(黒)の各色層が重畳したカラー画像が形成される。
用紙搬送部30は、用紙Sを搬送する。用紙Sは、給紙部50の給紙トレイ51、52、または53に収容されている。用紙搬送部30は、送り出しローラー31、さばきローラー32、搬送ローラー33、ループローラー(中間ローラー)34、レジストローラー35、排紙ローラー36、および用紙反転部37を備える。
用紙Sは、送り出しローラー31によって給紙トレイ51、52、または53から搬送経路に送り出され、さばきローラー32によって1枚に分離される。1枚に分離された用紙Sは、搬送ローラー33によって搬送経路に沿ってループローラー34およびレジストローラー35を経て2次転写ローラー22に搬送される。
そして、用紙S上に中間転写ベルト21上のカラー画像が転写される。カラー画像が転写された用紙Sは、定着部40にて熱と圧力とを加えることにより用紙S上のトナー像が定着され、排紙ローラー36を経て画像形成装置100の外部に排出される。
また、画像形成装置100は、用紙反転部37を備えており、定着がなされた用紙Sを定着搬送ローラー46から用紙反転部37に導いて表裏を反転して排出することができる。それにより、用紙Sの両面に画像を形成することができる。
定着部40は、加熱ローラー41、加圧ローラー42、送風ファン43、ノズル44、および定着側接続部45を有する。
加熱ローラー41は、トナー像が転写された用紙Sを搬送しつつ加熱する。加熱ローラー41は、アルミニウム、鉄などで円筒状に形成された芯金にPFA(パーフルオロアルコキシ)、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)などのフッ素樹脂を含む離型層を塗布して形成される。また、加熱ローラー41は、たとえばハロゲンヒーターを加熱手段として内蔵する。本実施形態では、加熱ローラー41は矢印で示すように時計回りに回転する。
加圧ローラー42は、トナー像が転写された用紙Sを搬送しつつ加圧する。加圧ローラー42は、ステンレスなどで円筒状に形成された芯金にシリコンゴムの発砲体を含む弾性層と離型層とを塗布して形成される。加圧ローラー42は、図示されていない付勢部材によって付勢されて、加熱ローラー41を下方から加圧する。この際、加圧ローラー42が加熱ローラー41に圧接することによりニップ部Nが形成される。加圧ローラー42は加熱ローラー41とは反対に反時計回りに回転する。このように加熱ローラー41および加圧ローラー42は、定着部材として機能し、トナー像が転写された用紙Sを搬送しつつ用紙Sを加熱および加圧して画像を定着する。
送風ファン43は、ノズル44に向けて所定量の空気を送り出す。本実施形態では、送風ファン43は、送風手段として機能し、制御部80により所定速度で回転するように制御される。送風ファン43としては、たとえばシロッコファンを使用することができる。
このような構成の定着部40にトナー像が転写された用紙Sがニップ部Nに送り込まれる。ニップ部Nに送り込まれた用紙Sは、加熱ローラー41および加圧ローラー42により搬送されつつ画像が定着され、ニップ部Nの用紙出口から定着搬送ローラー46に向けて進出する。一方、ノズル44では、送風ファン43から送り出された空気は、ノズル44内部で速度を上げ、ニップ部Nの用紙出口の用紙Sに向けて噴射される。その結果、加熱ローラー41から用紙Sが分離される。
また、本実施形態では、定着部40は、画像形成装置100から取り外して交換することができる。定着部40を図1の紙面の手前側に移動させることにより、定着部40を画像形成装置100から取り外すことができ、定着部40を図1の紙面の奥側に移動させることにより、定着部40を画像形成装置100に取り付けることができる。画像形成装置100の本体部と定着部40とは、画像形成装置100の背面側に配置された本体側接続部および定着側接続部で電気的に接続される。ここで、画像形成装置100の本体部は、画像形成装置100の構成のうちの定着部40を除く構成を意味する。
以下、図2Aおよび図2Bを参照して、本体側接続部および定着側接続部について説明する。図2Aは本実施形態の本体側接続部、定着部、および排気部を画像形成装置の背面側から見た斜視図であり、図2Bは、図2AのA−A線に沿って切断した概略断面図である。なお、図2Aおよび図2Bには、本体側接続部と定着側接続部とが接続された状態が示されている。
図2Aに示すとおり、本実施形態の定着側接続部45は、定着部40の加熱ローラー41および加圧ローラー42の長手方向に沿った延長線上に配置され、本体側接続部60に接続されている。定着部40が画像形成装置100から取り外されるときは、定着側接続部45と本体側接続部60との間が離間され、画像形成装置100の本体部と定着部40との電気的な接続が遮断される。
定着側接続部45は、加熱ローラー41および加圧ローラー42を回転させるモーター、当該モーターを駆動する駆動回路、当該駆動回路や加熱ローラー41のヒーターに電源を供給する電源供給用配線、上記駆動回路や定着部40の他の構成を制御するための制御信号用配線などを有する。そして、これらの回路、配線などはケースに収容されている。
図2Bに示すとおり、本実施形態では、送風ファン43によってニップ部Nに吹き付けられた空気は、加熱ローラー41および加圧ローラー42の長手方向に沿って流れる(図2Bに示す矢印を参照)。この際、定着部40の内部の空気は、通常210〜220℃程度まで加熱される。図2Bの右手方向に流れる空気は、定着部40の内部に拡散する。一方、左手方向に流れる空気は、定着側接続部45へ流入する。定着側接続部45へ流入した空気の一部は、本体側接続部60へ流入し、残りは排気部70へ流入する。
本体側接続部60は、画像形成装置100の本体部から定着部40へ電源を供給するための電源回路および電源供給用配線、画像形成装置100の本体部と定着部40との間において電気信号を送受信する通信回路および通信用配線などを有する。
また、本体側接続部60は、定着部40と画像形成装置100の本体部とを電気的に接続するドロワ61を有する。より具体的には、ドロワ61は、本体側接続部60および定着側接続部45の電源供給用配線、通信用配線などの配線を互いに電気的に接続する電気的接点部(コネクタ)を備える。
本体側接続部60の電源回路、電源供給用配線、通信回路、通信用配線、ドロワ61などはケース部材62に収容されている。ケース部材62の内側は、定着部40および定着側接続部45の内側と連通している。なお、ケース部材62は、直方体状であり放熱性に優れる金属を含む材料で形成されることが好ましい。
図2Aに示すとおり、本実施形態では、ケース部材62の排気部70に対向する一面S1に少なくとも1つの開孔Hが形成されている。本体側接続部60へ流入した空気は、開孔Hを通じて流出して排気部70へ流入する。したがって、本体側接続部60の内部において空気が停滞しないので、ドロワ61が熱により損傷を受けることを抑制できる。本実施形態では、本体側接続部60の内部の空気が流通することにより、本体側接続部60の内部の温度を70℃まで下げることができる。
なお、ケース部材62に形成される開孔Hの数および位置はとくに限定されない。本体側接続部60の内部の空気を効率的に流出させる観点から、開孔Hの数はできるだけ多くすることが好ましい。また、開孔Hの径は、ケース部材62内に収容されているドロワ61などを保護する点と空気の流出の効率性とを勘案して決定される。
排気部70は、本体側接続部60および定着側接続部45の内部の空気を画像形成装置100の外部に排気する。排気部70は、排気ダクト71および排気ファン72を有する。排気ファン72は、排気手段として機能し、制御部80により所定速度で回転するように制御される。
排気ダクト71は、本体側接続部60および定着側接続部45の上方に本体側接続部60に対して所定の間隔だけ離隔して配置される。また、排気ダクト71の入口71aは、ケース部材62の開孔Hに対して向かい合う位置に配置されており、開孔Hを通じて流出した空気は、排気ダクト71の入口71aを通じて排気ダクト71に流入する。排気ダクト71に流入した空気は排気ファン72により吸引されて排気ダクトの出口71bに向けて流れる。一方、定着側接続部45から流出した空気も排気ダクト71の入口71aを通じて排気ダクト71に流入し、排気ファン72により吸引されて排気ダクト出口71bに向けて流れる。
制御部80は、画像読取部10、画像形成部20、用紙搬送部30、定着部40、給紙部50、および排気部70を制御する。制御部80は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、およびROM(Read Only Memory)を有する。CPUは、ROMに記憶されたソフトウェア・プログラムにしたがって、画像読取部10、画像形成部20、用紙搬送部30、定着部40、給紙部50、および排気部70を制御し、演算結果などをRAMに記憶する。
以上のとおり構成される本実施形態の画像形成装置100では、送風ファン43によりニップ部Nに吹き付けられた空気は、加熱ローラー41および加圧ローラー42の長手方向に沿って流れ、その一部は定着側接続部45および本体側接続部60に流入する。本体側接続部60の内部の空気は、排気ダクト71に流入し、排気ファン72に吸引されて開孔Hを通じて排気ダクトの出口71bに向けて流れる。また、定着側接続部45から流出した空気も排気ダクト71に流入し、排気ファン72により吸引されて排気ダクトの出口71bに向けて流れる。
以上のとおり、説明した本実施の形態は、以下の効果を奏する。
(a)本発明の画像形成装置100によれば、ドロワ61を収容するケース部材62が定着部40と連通し、排気ダクト71に対向する一面にケース部材62の内側の空気を排気ダクト71へ導く開孔Hを備える。したがって、定着部40から流入した空気を効率良く画像形成装置100の外部へ排気することができるので、加熱ローラー41で加熱された空気が画像形成装置100の内部を拡散することを抑制できる。その結果、定着部40の周辺に配置された画像形成装置100の各構成要素が熱により損傷を受けることを抑制できる。
(b)排気部70は、排気ファン72を有するので、排気ダクト71の内部の空気を効率的に画像形成装置100の外部へ排気することができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、本体側接続部のケース部材は、排気部に対向する一面に加えて他面にも開孔を有する。以下、図3を参照して、本発明の第2の実施形態の画像形成装置の本体側接続部について説明する。図3は、本実施形態の本体側接続部、定着部、および排気部を画像形成装置の背面側から見た斜視図である。なお、本実施形態の画像形成装置の構成は、本体側接続部のケース部材が、排気部に対向する一面に加えて他面にも開孔を有することを除いて第1の実施形態の画像形成装置の構成と同様であるので、本体側接続部以外の構成については説明を省略する。
図3に示すとおり、本実施形態の画像形成装置の本体側接続部60のケース部材62は、排気部70に対向する一面S1に加えて他面S2および/またはS3にも少なくとも1つの開孔Hを有する。また、ケース部材62の面S1の反対面および面S3の反対面にも開孔Hを形成することができる。
このように構成された本体側接続部60を有する画像形成装置では、排気ファン72が停止しているとき、送風ファン43によりニップ部Nに吹き付けられた空気は、加熱ローラー41および加圧ローラー42の長手方向に沿って流れ、その一部は本体側接続部60のケース部材62に形成された開孔Hを通じて直接的に定着部40の外部に排気される(図3の矢印を参照)。したがって、本体側接続部60の内部の空気が停滞することが抑制できる。
一方、排気ファン72が作動しているとき、本体側接続部60の内部の空気の大部分は排気ファン72により吸引されて排気ダクトの出口71bに向けて流れる。このため、排気ファン72が作動しているときは開孔Hを通じて直接的に定着部40の外部に排気される空気の量はごく僅かとなる。
以上のとおり、説明した本実施の形態は、第1の実施形態の効果に加えて以下の効果を奏する。
(c)本体側接続部60の内部の空気が開孔Hを通じて直接的に定着部40の外部に排気されるので、排気ファン72が停止しているときでも、本体側接続部60の内部の空気が停滞することが抑制できる。その結果、ドロワ61が熱により損傷を受けることを抑制できる。
以上のとおり、実施形態において、本発明の画像形成装置を説明した。しかしながら、本発明は、その技術思想の範囲内において当業者が適宜に追加、変形、および省略することができることはいうまでもない。
たとえば、第1および第2の実施形態では、加熱ローラーから用紙を分離するためにニップ部に吹き付けられた空気を画像形成装置の外部に排気する構成について説明した。しかしながら、本発明は、上記構成に限定されず、定着部の内部に送風手段を有する他の構成についても適用できる。
H 開孔、
N ニップ部、
P 原稿、
S 用紙、
10 画像読取部、
20 画像形成部、
30 用紙搬送部、
40 定着部、
41 加熱ローラー、
42 加圧ローラー、
43 送風ファン、
44 ノズル、
45 定着側接続部、
46 定着搬送ローラー、
50 給紙部、
60 本体側接続部、
61 ドロワ、
62 ケース部材、
70 排気部、
71 排気ダクト、
71a 排気ダクトの入口、
71b 排気ダクトの出口、
72 排気ファン、
80 制御部、
100 画像形成装置。

Claims (3)

  1. トナー像が転写された用紙を搬送しつつ当該用紙を加熱および加圧して画像を定着する定着部材と、前記定着部材のニップ部に向けて空気を吹き付ける送風手段と、を備える定着部を有する画像形成装置であって、
    前記空気が前記ニップ部に沿って流れる方向の下流に位置し、前記定着部と前記画像形成装置の本体部とを電気的に接続するドロワと、
    前記定着部と連通し、前記ドロワを収容するケース部材と、
    前記ケース部材の内側の空気を前記画像形成装置の外部へ導く排気ダクトと、を有し、
    前記ケース部材は、前記排気ダクトに対向する一面に前記ケース部材の内側の空気を前記排気ダクトへ導く開孔を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ケース部材は、前記空気が前記ニップ部に沿って流れる方向と交差する他面にも開孔を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記排気ダクトの内部の空気を吸引し、前記画像形成装置の外部へ排気する排気手段をさらに有することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
JP2011233859A 2011-10-25 2011-10-25 画像形成装置 Expired - Fee Related JP5516546B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011233859A JP5516546B2 (ja) 2011-10-25 2011-10-25 画像形成装置
US13/609,337 US20130101310A1 (en) 2011-10-25 2012-09-11 Image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011233859A JP5516546B2 (ja) 2011-10-25 2011-10-25 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013092614A JP2013092614A (ja) 2013-05-16
JP5516546B2 true JP5516546B2 (ja) 2014-06-11

Family

ID=48136074

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011233859A Expired - Fee Related JP5516546B2 (ja) 2011-10-25 2011-10-25 画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20130101310A1 (ja)
JP (1) JP5516546B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6108731B2 (ja) * 2012-09-06 2017-04-05 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP7302304B2 (ja) * 2019-06-04 2023-07-04 コニカミノルタ株式会社 定着装置および画像形成装置
JP2021056258A (ja) * 2019-09-26 2021-04-08 コニカミノルタ株式会社 定着装置および画像形成装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004151223A (ja) * 2002-10-29 2004-05-27 Canon Inc 画像形成装置
JP4714901B2 (ja) * 2006-01-31 2011-07-06 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 定着装置および画像形成装置
JP5006578B2 (ja) * 2006-05-30 2012-08-22 キヤノン株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013092614A (ja) 2013-05-16
US20130101310A1 (en) 2013-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009288275A (ja) 画像加熱装置
JP2008058378A (ja) 画像加熱装置
JP5539115B2 (ja) 画像加熱装置
JP2009020420A (ja) 画像加熱装置
US10935929B2 (en) Image forming apparatus
JP2012118487A (ja) 画像形成装置
JP5516546B2 (ja) 画像形成装置
JP2018036490A (ja) 画像形成装置
JP5674177B2 (ja) 定着装置
JP2012254841A (ja) 画像形成装置
JP2012088355A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2008158409A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2013257383A (ja) 画像形成装置
US20090202267A1 (en) Image forming apparatus
JP5445547B2 (ja) 画像形成装置
JP2015212759A (ja) 画像形成装置の制御方法、画像形成装置及び画像形成システム
JP5754300B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2021189329A (ja) シート搬送装置、及び画像形成装置
JP2011242428A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2008090199A (ja) 画像形成装置
JP2007057775A (ja) 画像形成装置
JP2009210892A (ja) 画像形成装置
JP5212279B2 (ja) 画像形成装置
JP5511013B2 (ja) 画像形成装置
JP2014006408A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20130416

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130619

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131009

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131015

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131211

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140304

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140317

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5516546

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees